JP3481183B2 - プラスチック偏光レンズ及びその製造方法 - Google Patents

プラスチック偏光レンズ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防眩用の偏光眼
鏡として使用されるプラスチック偏光レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】偏光眼鏡は、電気溶接作業、医療治療な
どの特殊作業やスキーなどの各種スポーツの運動中等に
防眩眼鏡として利用されるものであり、一般にポリビニ
ールアルコールなどの薄いフィルムにヨウ素あるいは2
色性染料を含めて一軸延伸し一軸方向に分子配向された
偏光膜をガラス又はプラスチックで挟んで形成される偏
光レンズが用いられる。
【0003】上記偏光レンズを製造する方法として、大
別して(1) 射出成形法と、(2) プレス成形法と、(3) キ
ャスト法の3つの方法に基づくものが知られている。
(1) の一例として、凹面と凸面とから成るモールドによ
って形成される空隙内に球面状に予備成形された偏光素
子を置き、その片方にプラスチックを流入供給して複合
プラスチック偏光用レンズを形成する射出成形法に基づ
く方法が特公昭53−29711号公報により公知であ
る。
【0004】又、(2) の例として、偏光性の薄層の両面
に熱可塑性積層を配置した平板状の積層体をプレスの凹
押板と凸押板に挟んでプレス成形方法に基づく方法が特
公昭50−3656号公報に開示されている。(3) のキ
ャスト法は、モールド部材を嵌合させるためのガスケッ
ト内に偏光素子をセットし、その両側にモールド部材を
嵌合させてモノマーを注入、重合させる方法である。
【0005】上記いずれかの方法に基づいて製造される
偏光レンズは、製造段階では完成品としての偏光眼鏡の
各種形状を十分カバーできるように少し大きめの円形状
に形成され、その外周部に一軸方向に延伸したときの方
向を示すマークや線又は左右に小さな切欠きが設けられ
ている。このような偏光レンズを例えばスポーツ用とし
て用いる場合、レンズカーブ8カーブとして前方からの
風を逃がすため顔に沿ってやや後方へ傾けて着用できる
ようメガネフレームが形成される。
【0006】このように傾きのあるメガネフレームに均
等な厚みの偏光レンズを用いると、このレンズに入射さ
れる対象物が実際の位置から少し内側へずれて見えるた
め目測を誤るなどの不都合が生じることがあり、このた
め上記実像のずれを実際の位置に合うように修正するよ
うに偏光レンズの厚みを左右方向にいずれかずつ異なら
せ、鼻に近い側が厚く外側へ行くにつれて薄くなるよう
に形成したものが使用される。
【0007】このようなレンズをメガネフレームに嵌合
させるための加工をする場合、左右の厚みが異なるため
左右の方向を誤るとずれがさらに大きくなるため、加工
の際はその都度左右の厚みをノギスのような測定手段で
計測しながら加工を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した左右
で厚みの異なる偏光レンズを加工する場合、厚みが異な
るとしてもその差はごくわずかであるため、目で見ただ
けでは厚い側と薄い側とを正確に判別することは困難で
あり、その都度測定手段で測定しなければならず、この
測定は極めて煩わしい作業である。従って、このような
煩わしい作業をしなくてもよい偏光レンズとすることが
望まれている。
【0009】また、キャスト法に基づいて上記偏光レン
ズを製造する場合、一般にガスケットと呼ばれる軟質プ
ラスチック材で形成された枠部材内に偏光素子を挟持
し、その両側にモールド部材をセットして偏光素子の両
側にモノマーを注入、重合させるが、このような枠部材
を用いて偏光レンズを製造する工程で、上記煩わしい作
業をなくすことができるようにしたガスケット(枠部
材)が望まれている。
【0010】この発明は、上記の問題に留意して、製造
の段階で異なる厚みがいずれの端であるかを一目で分か
るようにしたプラスチック偏光レンズを提供することを
課題とする。
【0011】又、上記のプラスチック偏光レンズを製造
する際にいずれの端が異なる厚みであるかを分かるよう
にして製造するためのガスケットを提供することを課題
とする。
【0012】さらに、上記のプラスチック偏光レンズを
製造する際にいずれの端が異なる厚みであるかを分かる
ようにして製造するための製造方法を提供することを課
題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記第1の
課題を解決する手段として、薄いプラスチックフィルム
に染料を含めて一軸延伸し、一軸方向に分子配向された
偏光膜を球形状に予備成形した偏光素子を挟んでその凸
凹両面にプラスチック基層を積層し一体化して形成した
偏光レンズから成り、この偏光レンズは偏光素子の延伸
方向の両端で厚さが異なり、かつ異なる厚さの端を示す
マークをいずれかの端に設けたプラスチック偏光レンズ
としたのである。
【0014】上記構成としたこの発明のプラスチック偏
光レンズは、メガネフレームの外側の両端が少し後方へ
傾けて使用される偏光眼鏡に使用することを前提として
いる。このような偏光レンズは厚さを幅方向に均一にす
ると対象物の位置が屈折により少しずれるため、これを
修正するように左右の偏光レンズのそれぞれで幅方向に
厚さの異なるものが使用される。厚さは鼻に近い側を厚
く、外側に行く程薄くなるように設定される。そして、
上記偏光レンズは、素子の延伸方向の両端のいずれかに
厚さが異なることを示すマークが設けられている。上記
マークは厚さが厚い方の端又は薄い方の端のいずれでも
よく、そのいずれかが厚いか薄いかの区別ができればよ
い。このようなマークが設けられているためメガネフレ
ームへ入れる加工の際に直ちに厚さの異なる端を認識し
て加工が行われる。ノギスなどの測定手段による厚さの
測定は不要となる。
【0015】第2の発明は、上記第2の課題を解決する
手段として、注入されるモノマーから成形される偏光レ
ンズを所定寸法に成形するリング状のガスケットから成
り、ガスケットには偏光素子を保持するための断面視で
突状断面部と、所定の位置で内周側へモノマーを供給す
るための注入部と、上記ガスケットの突状断面部の所定
位置に、成形される偏光レンズの異なる厚さ側のいずれ
か一方を示すマークとなる舌片とを一体に設けたプラス
チック偏光レンズ製造用ガスケットとしたのである。
【0016】かかる構成の偏光レンズ製造用ガスケット
は、上記第1の発明の偏光レンズを製造するのに用いら
れる。このガスケットは、その突状断面部に舌片が設け
られており、これが偏光レンズの製造時に偏光レンズ内
に一体に融着される。このため、ガスケット内にモノマ
ーを注入、重合させ、偏光レンズをガスケットから取り
出すと舌片がマークとして偏光レンズに残り、このマー
クが偏光レンズの厚さが他端と異なることを示すことと
なる。
【0017】第3の発明は、上記第3の課題を解決する
手段として、注入されるモノマーから成形される偏光レ
ンズを所定寸法に成形するリング状のガスケットの内周
面に沿って所定の曲面状に予備成形された偏光素子を保
持し、ガスケットの内周に一対のモールド部材を挿入、
嵌合し、モールド部材間の空隙にモノマーを注入し重合
させて偏光素子と一体化させ、その際ガスケットの内周
面に設けた舌片を偏光レンズが成形された際の異なる厚
み側端部のいずれかを示すマークとして偏光レンズに一
体成形して偏光レンズを製造するプラスチック偏光レン
ズの製造方法としたのである。
【0018】かかる偏光レンズの製造方法では、第1の
発明の偏光レンズが製造される。製造の際ガスケットの
内周面の舌片を偏光レンズに一体にして製造するから、
ガスケットから偏光レンズを取り出す際に舌片は切り離
され、偏光レンズにマークとして残る。
【0019】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1は実施形態の偏光レンズの
(a)外観斜視図、(b)断面図、(c)平面図を示
す。図示のように、偏光レンズLは、プラスチックフィ
ルムに偏光処理をした偏光素子(膜)1を挟んで透明な
プラスチック樹脂を用いたプラスチック基層2、3を一
体に積層したものである。その製造方法については後で
説明する。図示の例では、偏光レンズLの直径が大略7
4mm、偏光素子1の厚さ30〜40μm、プラスチッ
ク基層2、3のそれぞれの厚さ約1mm程度である。
【0020】偏光素子1は、光学的異方性を有する透明
フィルムであり、ヨウ素又は2色性染料を含めて3〜5
倍に一軸方向に延伸して分子配向されたポリビニールア
ルコールのフィルム、又はこれと同等の特性を有するも
のが用いられる。この偏光素子1は、偏光レンズの製造
の際に、予め曲面状に予備成形され、その曲面状の偏光
素子1に沿ってプラスチック基層2、3が成形される。
プラスチック基層2、3は、偏光素子1の両面で偏光素
子1を保護するためのものであり、例えばジエチレング
リコールビスアリルカーボネートなどが用いられる。一
般に偏光素子1と接着剤を用いて積層される。
【0021】図1の(c)に示すように、成形された偏
光レンズLは、偏光素子1の延伸方向の両端に小さな切
欠き4、4(又は凹部)が設けられている。この切欠き
4、4は、偏光レンズLを後でメガネフレームの左右に
セットする際の目印である。又、図の右端に示すよう
に、切欠き4の上下に2つのマーク5が設けられてい
る。このマーク5は、製造段階で入れられるものであ
り、レンズ外周から1〜4mmの範囲に設けられるが、
詳細は後で説明する。
【0022】上記偏光レンズLは、メガネフレームの両
外側端を顔に沿って少し後方に傾けた形式のものに使用
することを前提とし、このため図1の(b)図、(c)
図に示すように、左右の端での厚さが異なっている。図
示の例では、鼻に近い側の厚さδ2 =2.3mm、外側
の厚さδ1 =1.8mmである。このように左右で厚さ
が異なる理由は、メガネフレームが少し後方へ傾いてい
るため、同じ厚さのレンズとすると目に見える像の位置
が屈折により顔の中心側にずれるからであり、これを補
正するため左右で厚さが異なるように凹凸曲面を形成し
ている。前述したマーク5、5は、偏光レンズの異なる
厚さがどちら側であるかを目で見れば直ちに区別できる
マークとして設けられている。
【0023】上記構成の偏光レンズLは、図2に示すモ
ールド枠の役目をするガスケット10と、その内周円内
に嵌合して1対のモールド部材11、12とを用いて製
造される。ガスケット10は、断面視矩形状のプラスチ
ック弾性材を用いてリング状に形成され、その外周の2
箇所にモノマーを注入するための注入パイプ13が互に
対向して設けられている。ガスケット10の内周には偏
光素子1を保持するために凸断面部14が全周に形成さ
れており、その頂部に沿って設けられる小さな溝に偏光
素子1が保持され、その状態でモノマーを注入するため
の注入パイプ13に接続した注入孔15が設けられてい
る。
【0024】ガスケット10の内周には注入パイプ13
と直交する位置に2つの突部4’、4’が互いに対向し
て設けられ、又凸断面部14から内周側に突出して2つ
の舌片5’、5’が設けられている。突部4’、4’は
凸断面部14の幅内に形成され、舌片5’、5’は薄い
花ビラ状とし偏光レンズLの製造後ガスケット10から
容易に引き裂くことができるように設けられている。
【0025】ガスケット10の内周に嵌合されるモール
ド部材11、12は、金属材料でもよいが、この例では
ガラス製のものが用いられ、モールド間に形成される空
隙16は、図2の(a)図の左右において偏光レンズL
の厚さが異なるものとなるようにガスケットの厚み(凸
断面部14の厚み)で調整される。なお、図示省略して
いるが、製造時には注入パイプ13にモノマーを送り込
む接続パイプが接続され、モノマーの供給装置からモノ
マーが供給される。
【0026】上記ガスケット10とモールド部材11、
12を用いて偏光レンズLが次のようにして製作され
る。ガスケット10の内周に予め偏光素子1をセットし
ておく。前述したように、この偏光素子1は予め曲面状
に予備成形されている。ガスケット10にモールド部材
11、12を挿入、嵌合すると両者間に所定の空隙16
が形成される。モールド部材11、12は、図示しない
クリップにより挾持し、空隙16内へ注入されるモノマ
ーで空隙16が変化しないように保持する。
【0027】この状態で注入パイプ13に供給装置の接
続パイプが接続され、モノマーを送り込むと、注入孔1
5から偏光素子1で2つに分離された空隙のそれぞれに
モノマーが充填される。このモノマーとしては、前述し
たように例えばジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネートなどが用いられる。このモノマーは液状で送り込
まれるため、それぞれの空隙内で遊動状態で移動し空隙
内に充填されて重合され、偏光素子を挟んだ透明なプラ
スチック基層2、3を形成し、これにより偏光レンズL
の原形が製作される。この偏光レンズLの原形は、ガス
ケット10から取り外されて偏光レンズLとされる。
【0028】この場合、前述した舌片5’、5’はプラ
スチック基層2、3のいずれか内に融着され、プラスチ
ック基層2、3と一体化されて形成される。このため、
偏光レンズLをガスケット10から取り出す際に、舌片
5’、5’はガスケット10から切り離されて偏光レン
ズLに残る。形成された偏光レンズLは図2の(a)図
の右側の舌片5’、5’をマーク5、5とする端側の厚
さが左側端より厚く形成されることは前述した通りであ
る。一方、突部4’、4’は舌片5’、5’の位置決め
用として設けられており、ガスケット10の凸断面部1
4の幅内に形成されるため、偏光レンズLに融着される
ことがなく、従って偏光レンズLは取出した際にこれに
対応する位置に切欠き4、4が設けられたものとなる。
【0029】なお、マーク5、5はガスケット10に設
けた舌片5’、5’を偏光レンズLに融着させて形成す
るとしたが、ガスケット10の舌片を利用するのではな
く他の方法によりマーク5、5を設けてもよい。例えば
予備成形される偏光素子1に予備成形段階で設けてもよ
いし、又ガスケット10にモールド部材11、12を嵌
合する際にモールド部材11、12のいずれかの端面に
マーク5、5の部片を接着剤で接着しておき、偏光レン
ズLを成形する際の熱で接着剤の接着性を劣化させて偏
光レンズLに転移させるなどマーク5、5が何らかの方
法、手段により偏光レンズLに設けられるようにすれば
よい。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、第1の発
明のプラスチック偏光レンズは、分子配向された偏光膜
を偏光素子としてその両面をプラスチック基層で積層一
体化したものから成り、配向方向の両端で異なる厚さに
形成され、かつその異なる厚さの端をマークで表示した
ものとしたから、かかる製造された偏光レンズをメガネ
フレームに入れるための加工の際に偏光レンズのどちら
かの端が厚さが厚いか又は薄いかの厚さの違いがそのマ
ークを見るだけで判別でき、厚さ測定をすることなく区
別できるため、メガネ加工の作業効率が向上するという
利点が得られる。
【0031】第2の発明のプラスチック偏光レンズ製造
用ガスケットを用いて第3の発明のプラスチック偏光レ
ンズ製造方法により偏光レンズを製造すれば第1の発明
の偏光レンズを得ることができ、極めて有利な第1の発
明の偏光レンズを簡易な方法で製造できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の偏光レンズLの(a)外観斜視図、
(b)矢視B−Bからの断面図、(c)平面図
【図2】偏光レンズ製作用のガスケット、モールド部材
の(a)平面図、(b)矢視B−Bからの断面図
【図3】同上の(a)部分拡大断面図、(b)部分拡大
平面図
【符号の説明】
1 偏光素子 2、3 プラスチック 4 切欠き 4’ 突部 5 マーク 5’舌片 10 ガスケット 11、12 モールド部材 13 注入パイプ 14 凸状断面部 15 注入孔 16 空隙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−110110(JP,A) 特開 平2−153313(JP,A) 特開 平2−134612(JP,A) 特開 昭53−121640(JP,A) 実開 昭64−22408(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 3/00 - 3/14 G02C 1/00 - 13/00 B29C 39/10 - 39/36 B29L 11:00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄いプラスチックフィルムに染料を含め
    て一軸延伸し、一軸方向に分子配向された偏光膜を球形
    状に予備成形した偏光素子を挟んでその凸凹両面にプラ
    スチック基層を積層し一体化して形成した偏光レンズか
    ら成り、この偏光レンズは偏光素子の延伸方向の両端で
    厚さが異なり、かつ異なる厚さの端を示すマークをいず
    れかの端に設け、このマークはガスケット成形する
    にガスケットに形成された舌片を融着、一体化してレン
    ズ内に設けたプラスチック偏光レンズ。
  2. 【請求項2】 モノマーを注入して成形される偏光レン
    ズを所定寸法に成形するリング状のガスケットから成
    り、このガスケットには偏光素子を保持するための断面
    視で突状断面部と、所定の位置で内部−モノマーを供給
    するための注入部と、上記ガスケットの突状断面部に
    成形される偏光レンズの異なる厚さ側のいずれか一方
    を示すマークとなり、偏光素子の延伸方向を示す突部
    により位置決めされる舌片とを一体に設けたプラスチッ
    ク偏光レンズ製造用ガスケット。
  3. 【請求項3】 モノマーを注入して成形される偏光レン
    ズを所定寸法に成形するリング状のガスケットの内周面
    に沿って所定の曲面状に予備成形された偏光素子を保持
    し、ガスケットの内周に一対のモールド部材を挿入、嵌
    合し、モールド部材間の空隙にモノマーを注入し偏光素
    子と一体化させ、その際偏光レンズが成形された際の異
    なる厚み側端部のいずれか一方の端を示すマークとし
    、かつ偏光素子の延伸方向を示す突部により位置決め
    してガスケットの内周面に設けた舌片を偏光レンズに一
    体成形して偏光レンズを製造するプラスチック偏光レン
    ズの製造方法。
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