JP3480694B2 - Fmラジオ受信機 - Google Patents

Fmラジオ受信機

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JP3480694B2
JP3480694B2 JP08159699A JP8159699A JP3480694B2 JP 3480694 B2 JP3480694 B2 JP 3480694B2 JP 08159699 A JP08159699 A JP 08159699A JP 8159699 A JP8159699 A JP 8159699A JP 3480694 B2 JP3480694 B2 JP 3480694B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希望信号周波数に
隣接した妨害信号があるとき、妨害信号を抑止する機能
を設けたFMラジオ受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のFMラジオ受信機の構成について
図10を用いて説明する。図10に示すように、従来の
FMラジオ受信機は、アンテナ1、RF増幅器(RF Amp)
2、混合器(Mix) 3、局部発振器(OSC) 4、中間周波フ
ィルタ(IF-filter) 5、中間周波増幅器(IF-Amp)8、F
M検波器(FM-Det)9を含んで構成される。
【0003】このように構成されたFMラジオ受信機の
動作を説明する。アンテナ1で受信した放送局信号はR
F増幅器2で増幅され、混合器3で局部発振器4からの
局部発振信号と混合されて中間周波信号に変換される。
この中間周波信号は中間周波フィルタ5で帯域制限さ
れ、中間周波増幅器8で増幅される。この中間周波信号
はFM検波器9でFM復調されて出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のFMラジオ
受信機では、中間周波フィルタ5の通過帯域内に希望信
号と、希望信号周波数に隣接した妨害信号とが存在する
ことがある。この場合に検波出力の歪率が悪化し、希望
信号よりも隣接妨害信号の方が強い場合には、妨害信号
による混信が生じる。
【0005】隣接妨害の対策としてバンドパスフィルタ
を設け、バンドパスフィルタの通過帯域幅を狭め、隣接
妨害信号をカットする方法がある。この方法で歪及び混
信を改善することができる。しかしながらバンドパスフ
ィルタの通過帯域幅を狭めると、隣接妨害信号の存在し
ない状態において検波出力の歪が悪化するといった問題
が発生する。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、隣接妨害信号が存在する場合
に検波出力の歪率が悪化するのを抑止し、妨害信号によ
る混信を防止することのできるFMラジオ受信機を実現
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、受信した高周波信号に局部発振信号を混合して中間
周波信号に変換する混合器と、前記混合器に局部発振信
号を与える局部発振器と、前記混合器から出力される中
間周波信号を、所定の周波数帯域幅で通過させる第1中
間周波フィルタと、前記混合器から出力される中間周波
信号を、前記第1中間周波フィルタの周波数帯域よりも
狭い周波数帯域幅で通過させる第2中間周波フィルタ
と、前記第1中間周波フィルタ及び第2中間周波フィル
タの出力信号を選択制御信号に基づいて選択する選択器
と、前記選択器の出力信号を検波する検波回路と、前記
第1中間周波フィルタの出力信号と前記第2中間周波フ
ィルタの出力信号とを掛算する掛算器と、前記掛算器の
出力を所定の周波数帯域で通過させるバンドパスフィル
タと、前記バンドパスフィルタの出力信号のレベルを検
出するレベル検出器と、前記レベル検出器の出力信号に
応じて前記選択器に前記選択制御信号を与える制御回路
と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載の構成によれば、希望信号と
隣接する部分に妨害信号が存在する場合、バンドパスフ
ィルタの出力レベルは高くなり、選択器は第2中間周波
フィルタの出力信号を選択する。このときの中間周波フ
ィルタの帯域は標準状態より狭くなる。希望信号のみが
存在する場合は、バンドパスフィルタの出力レベルは低
くなり、選択器は第1中間周波フィルタの出力信号を選
択する。
【0009】本願の請求項2の発明は、受信した高周波
信号に局部発振信号を混合して中間周波信号に変換する
混合器と、前記混合器に局部発振信号を与える局部発振
器と、前記混合器から出力される中間周波信号を、所定
の周波数帯域幅で通過させる第1中間周波フィルタと、
前記混合器から出力される中間周波信号を、前記第1中
間周波フィルタの周波数帯域よりも狭い周波数帯域幅で
通過させる第2中間周波フィルタと、前記第1中間周波
フィルタ及び第2中間周波フィルタの出力信号を選択制
御信号に基づいて選択する選択器と、前記選択器の出力
レベルを検出するIFレベル検出器と、前記第1中間周
波フィルタの出力信号と前記第2中間周波フィルタの出
力信号とを掛算する掛算器と、前記掛算器の出力を所定
の周波数帯域で通過させるバンドパスフィルタと、前記
バンドパスフィルタの出力信号のレベルを検出するレベ
ル検出器と、前記レベル検出器の出力信号に応じて前記
選択器に前記選択制御信号を与える制御回路と、前記I
Fレベル検出器の出力信号に応じて前記選択器を強制的
に固定させる固定手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0010】請求項2記載の構成によれば、請求項1記
載の作用に加えて、希望信号及び隣接妨害信号が共に存
在せず、雑音成分が支配的な場合に、中間周波増幅器の
出力レベルは低くなる。このとき選択器は第2中間周波
フィルタの出力信号を選択して増幅して出力する。
【0011】本願の請求項3の発明は、受信した高周波
信号に局部発振信号を混合して中間周波信号に変換する
混合器と、前記混合器に局部発振信号を与える局部発振
器と、前記混合器から出力される中間周波信号を、所定
の周波数帯域幅で通過させる第1中間周波フィルタと、
前記混合器から出力される中間周波信号を、前記第1中
間周波フィルタの周波数帯域よりも狭い周波数帯域幅で
通過させる第2中間周波フィルタと、前記第1中間周波
フィルタ及び第2中間周波フィルタの出力信号を選択制
御信号に基づいて選択する選択器と、前記選択器の出力
をFM検波するFM検波器と、前記第1中間周波フィル
タの出力信号と前記第2中間周波フィルタの出力信号と
を掛算する掛算器と、前記掛算器の出力を所定の周波数
帯域で通過させるバンドパスフィルタと、前記バンドパ
スフィルタの出力信号のレベルを検出するレベル検出器
と、前記レベル検出器の出力信号に応じて前記選択器に
前記選択制御信号を与える制御回路と、前記FM検波器
の出力信号の直流成分を検出する直流検出器と、前記直
流検出器の出力信号に応じて減衰器制御信号を出力する
減衰器制御回路と、前記減衰器制御信号に応じて前記F
M検波器の検波出力を減衰させて出力する減衰器と、を
具備することを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の構成によれば、請求項1記
載の作用に加えて、隣接妨害信号のみが存在し、希望周
波数の信号が存在しない場合、掛算器の出力は0とな
る。このとき、バンドパスフィルタの出力レベルは低く
なり、選択器は第1中間周波フィルタの出力信号を選択
することになる。しかし減衰器制御回路は減衰器に対し
て入力信号をミュートする減衰器制御信号を出力するた
め、第1中間周波フィルタから出力された隣接妨害信号
は、減衰器で減衰されて出力されなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1におけるFMラジオ受信機について、図1〜図4
を用いて説明する。図1は本実施の形態おけるFMラジ
オ受信機の全体構成を示すブロック図であり、従来例と
同一部分は同一符号を用いる。このFMラジオ受信機
は、アンテナ1、RF増幅器2、混合器3、局部発振器
4、第1中間周波フィルタ(IF-filter 1) 5、第2中間
周波フィルタ(IF-filter 2) 6、選択器7、中間周波増
幅器8、FM検波器9、掛算器10、バンドパスフィル
タ(BPF) 11、レベル検出器(Level Det) 12、制御回
路(SW Control)13を含んで構成される。
【0014】混合器3はアンテナ1とRF増幅器2とを
介して受信した高周波信号に対して局部発振信号を混合
して中間周波信号に変換する回路である。局部発振器4
は混合器3に局部発振信号を与える回路である。第1中
間周波フィルタ5は混合器3から出力された中間周波信
号を所定の周波数帯域幅で通過させるフィルタである。
第2中間周波フィルタ6は混合器3から出力された中間
周波信号を第1中間周波フィルタ5の周波数帯域よりも
狭い周波数帯域幅で通過させるフィルタである。選択器
7は第1中間周波フィルタ5又は第2中間周波フィルタ
6の内、制御回路13の選択制御信号に基づいていずれ
か一方の出力信号を選択する回路である。中間周波増幅
器8及びFM検波器9は検波回路を構成し、選択器7の
出力信号をFM検波するものである。掛算器10は第1
中間周波フィルタ5及び第2中間周波フィルタ6の出力
信号を掛算する回路である。バンドパスフィルタ11は
掛算器10の出力を所定の周波数帯域で通過させるフィ
ルタである。レベル検出器12はバンドパスフィルタ1
1の出力信号のレベルを検出する回路である。制御回路
13はレベル検出器の検出レベルに応じて選択器7に選
択制御信号を与える回路である。
【0015】図2は本実施の形態におけるレベル検出器
12と制御回路13と選択器7とを、IC化に適した構
成にした回路図である。左下の破線部に示すレベル検出
器12は、直流カット用のコンデンサ120と、入力バ
イアス電圧源121と、バイアス用の抵抗122と、ピ
ーク検波用のNPNトランジスタ123と、ピーク検波
用のコンデンサ124と、電流源125とで構成され
る。コンデンサ120の出力端は、抵抗122を介して
入力バイアス電圧源121に接続されると共に、NPN
トランジスタ123のベースに接続される。NPNトラ
ンジスタ123のエミッタとアース間に、コンデンサ1
24と電流源125とが接続される。
【0016】図2の右下の破線部に示す制御回路13
は、コンパレータ用のNPNトランジスタ130,13
1と、比較電圧源132と、電流源134とで構成され
る。NPNトランジスタ130,131の各エミッタと
アース間に電流源134が接続される。NPNトランジ
スタ130のベースにはレベル検出器12の出力信号が
入力され、NPNトランジスタ131のベースには比較
電圧源132が接続される構成となっている。比較電圧
源132の電圧値は無入力時のNPNトランジスタ13
0のベース電圧よりも高い値に設定される。
【0017】図2の上側破線部に示す選択器7は、直流
カット用のコンデンサ700,701と、差動増幅器を
構成するNPNトランジスタ702,703,704,
705と、入力バイアス電圧源709と、バイアス用の
抵抗706,707と、負荷用の抵抗708とで構成さ
れる。第1中間周波フィルタ5の出力信号はコンデンサ
700で直流成分がカットされ、NPNトランジスタ7
02,703で差動増幅され、第2中間周波フィルタ6
の出力信号はコンデンサ701で直流成分がカットさ
れ、NPNトランジスタ704,705で差動増幅され
る構成となっている。NPNトランジスタ702,70
3は入力バイアス電圧源709によりバイアス電圧が与
えられ、NPNトランジスタ704,705は入力バイ
アス電圧源709によりバイアス電圧が与えられる。N
PNトランジスタ702,703の各エミッタは共にN
PNトランジスタ131のコレクタに接続される。同様
にNPNトランジスタ704,705の各エミッタは共
にNPNトランジスタ130のコレクタに接続される。
NPNトランジスタ130のオン時には、抵抗708を
負荷抵抗としてNPNトランジスタ704,705が動
作する。またNPNトランジスタ131のオン時には、
同じ抵抗708を負荷抵抗としてNPNトランジスタ7
02,703が動作する。
【0018】図3の曲線(a)は第1中間周波フィルタ
5の通過帯域特性を示し、図3の曲線(b)は第2中間
周波フィルタ6の通過帯域特性を示す。図示のように第
1中間周波フィルタ5は中心周波数を10.70MHz
とし、帯域幅が150kHzのバンドパスフィルタであ
る。第2中間周波フィルタ6は中心周波数を10.70
MHzとし、帯域幅が50kHzのバンドパスフィルタ
である。このように第2中間周波フィルタ6は、第1中
間周波フィルタ5よりも狭い通過帯域特性に設定されて
いる。
【0019】図4はバンドパスフィルタ11の通過帯域
特性を示し、その通過帯域は希望信号周波数f0と検出
すべき隣接妨害信号周波数f1との差の周波数成分|f
0−f1|に設定されている。
【0020】このように構成されたFMラジオ受信機に
おいて、希望信号と隣接する周波数に妨害信号が存在す
る場合の動作について説明する(動作例1)。混合器3
の出力に希望信号Asin(ω0)と隣接妨害信号Bs
in(ω1)とが存在するものとする。ここで、 ω0=2πf0t ω1=2πf1t f0=10.70MHz f1=10.65MHz とし、A及びBは定数とする。第1中間周波フィルタ5
では、希望信号及び隣接妨害信号が通過帯域内にあり、
第1中間周波フィルタ5は両信号を共に通過させ、その
出力は次のようになる。 Asin(ω0+φ1)+Bsin(ω1+φ2)
【0021】第2中間周波フィルタ6では、希望信号の
みが通過帯域内に存在し、隣接妨害信号は通過帯域外に
あるので、第2中間周波フィルタ6の出力は次のように
なる。なおφ1、φ2、φ3はいずれも定数である。 Asin(ω0+φ3)
【0022】掛算器10は第1中間周波フィルタ5の出
力と第2中間周波フィルタ6の出力とを掛算する。その
掛算結果は次のようになる。 0.5AAcos(φ1−φ3) −0.5AAcos(2ω0+φ1+φ3) −0.5ABcos(ω0+ω1+φ2+φ3) +0.5ABcos(ω0−ω1+φ3−φ2)
【0023】バンドパスフィルタ11は掛算器10の出
力から通過帯域内にある上記式の第4項の成分のみを通
過させる。この出力は0.5ABcos(ω0−ω1+
φ4)となり、希望信号と妨害信号の差周波数成分のみ
が出力されることになる。なおφ4は定数である。レベ
ル検出器12ではバンドパスフィルタ11の出力の直流
分をカットし、交流成分のレベルを検出する。この検出
電圧は隣接妨害信号のレベルBに応じて大きくなり、制
御回路13では比較電圧源132の電圧値よりも検波電
圧が高くなると、電流源134の電流はNPNトランジ
スタ130に流れるようになり、NPNトランジスタ1
31には電流が流れなくなる。
【0024】選択器7では、NPNトランジスタ70
4,705で構成される差動増幅器に電流源134の電
流が流れるために、NPNトランジスタ704,705
は動作状態になる。またNPNトランジスタ702,7
03で構成される差動増幅器には電流が流れなくなるた
め、NPNトランジスタ702,703は動作停止状態
となる。よって選択器7は第2中間周波フィルタ6の出
力信号を選択し、増幅して出力する。
【0025】次に希望信号のみが存在する場合の動作に
ついて説明する(動作例2)。図1の混合器3の出力に
希望信号Asin(ω0)のみが存在すると仮定する。
第1中間周波フィルタ5、第2中間周波フィルタ6は夫
々希望信号を通過させ、第1中間周波フィルタ5の出力
はAsin(ω0+φ1)、第2中間周波フィルタ6の
出力はAsin(ω0+φ3)となる。掛算器10は第
1中間周波フィルタ5と第2中間周波フィルタ6の出力
を掛算し、その掛算結果は次のようになる。 0.5AAcos(φ1−φ3) −0.5AAcos(2ω0+φ1+φ3)
【0026】掛算器10の出力には、バンドパスフィル
タ11の通過帯域内にある成分が存在しないため、バン
ドパスフィルタ11は出力信号のレベルは低くなる。よ
ってレベル検出器12の出力信号が制御回路13の比較
電圧源132の電圧値よりも低くなる。このため電流源
134の電流はNPNトランジスタ131に流れるよう
になり、NPNトランジスタ130には電流は流れなく
なる。
【0027】選択器7ではNPNトランジスタ702,
703で構成される差動増幅器に電流源134の電流が
流れるため、NPNトランジスタ702,703は動作
状態となる。一方、NPNトランジスタ704,705
で構成される差動増幅器には電流が流れなくなるたる
め、NPNトランジスタ704,705は動作停止状態
となる。よって、選択器7は第1中間周波フィルタ5の
出力信号を選択して増幅して出力する。この場合の中間
周波フィルタの帯域は標準状態となる。
【0028】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2におけるFMラジオ受信機について図5〜図6を用い
て説明する。図5は本実施の形態におけるFMラジオ受
信機の全体構成を示すブロック図であり、従来例及び実
施の形態1と同一部分は同一符号を用いる。図5におい
てFMラジオ受信機は、アンテナ1、RF増幅器2、混
合器3、局部発振器4、第1中間周波フィルタ5、第2
中間周波フィルタ6、選択器7、中間周波増幅器8、F
M検波器9、掛算器10、バンドパスフィルタ(BPF) 1
1、レベル検出器12に加えて、制御回路14(SW Cont
rol)、IFレベル検出器(IF-Level Det)15を含んで構
成される。
【0029】IFレベル検出器15は中間周波増幅器8
の出力レベルを検出する検出器であり、現在の受信周波
数帯に放送電波があるか否かを検出する。図6は本実施
の形態における制御回路14とIFレベル検出器15の
構成例を示す回路図である。左側破線部で示す制御回路
14は、図2に示す制御回路13の構成要素に加えて、
強制プルアップ用のNPNトランジスタ140が固定手
段として設けられている。NPNトランジスタ140の
エミッタはNPNトランジスタ130のベースに接続さ
れ、コレクタは電源に接続され、ベースはIFレベル検
出器15の出力端に接続される。NPNトランジスタ1
40がオン時には、NPNトランジスタ130のベース
は比較電圧源132よりも高い電圧にプルアップされ
る。
【0030】図6の右側破線部で示すIFレベル検出器
15は、直流カット用のコンデンサ150と、入力バイ
アス電圧源151と、バイアス用の抵抗152と、ピー
ク検波用のPNPトランジスタ153と、ピーク検波用
のコンデンサ154と、電流源155とで構成される。
PNPトランジスタ153のエミッタはコンデンサ15
4を介して電源に接続されると共に、電流源155に接
続される。コレクタはアースに接続され、ベースは抵抗
152を介して入力バイアス電圧源151に接続される
と共に、コンデンサ150を介して中間周波増幅器8の
出力端に接続される。
【0031】入力バイアス電圧源151の電圧値は以下
のように設定される。即ちNPNトランジスタ140が
動作状態となるエミッタ−ベース間電圧をVBE ON とす
ると、IFレベル検出器15の入力レベルが低い場合
は、NPNトランジスタ140のベース電圧が比較電圧
源132の電圧+VBE ON よりも高くなるように入力バ
イアス電圧源151の電圧値を設定する。
【0032】図5のFMラジオ受信機において、掛算器
10に入力される希望信号及び隣接妨害信号が共に存在
せず、雑音成分が支配的な場合について説明する(動作
例3)。希望信号及び隣接妨害信号が存在しない場合、
即ち選局中の帯域に放送電波がない場合、中間周波増幅
器8の出力は微弱な雑音成分のみとなり、その出力レベ
ルは小さくなる。この場合、IFレベル検出器15のP
NPトランジスタ153のエミッタ電圧は中間周波増幅
器8の出力レベルに応じて変化し、微弱な入力に対し微
少に低下する。しかしながら、雑音成分によりNPNト
ランジスタ140のベース電圧が低下しても、NPNト
ランジスタ140のベース電圧は比較電圧源132の電
圧+VBEonよりも高くなるよう、入力バイアス電圧
源151の電圧値が設定されているため、NPNトラン
ジスタ130,131で構成されるコンパレータは、レ
ベル検出器12の出力レベルに関わらず常にNPNトラ
ンジスタ131のベース電圧よりもNPNトランジスタ
130のベース電圧の方が高くなる。従って電流源13
4の電流は全てNPNトランジスタ130の方に流れ
る。
【0033】図2の上側破線部で示す選択器7におい
て,NPNトランジスタ704,705で構成される差
動増幅器に電流源134の電流が流れるため、NPNト
ランジスタ704,705は動作状態となる。一方、N
PNトランジスタ702,703で構成される差動増幅
器には電流が流れなくなるため、NPNトランジスタ7
02,703は動作停止状態となる。よって、図5の選
択器7は第2中間周波フィルタ6の出力信号を選択して
増幅して出力する。この場合の中間周波フィルタの帯域
幅は標準より狭くなる。従って選局時に発生するような
耳障りなホワイトノイズは、大幅に低減される。
【0034】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3におけるFMラジオ受信機について図7及び図8を
用いて説明する。図7は本実施の形態におけるFMラジ
オ受信機の全体構成を示すブロック図であり、従来例及
び実施の形態2と同一部分は同一符号を用いる。図7に
おいてFMラジオ受信機は、アンテナ1、RF増幅器
2、混合器3、局部発振器4、第1中間周波フィルタ
5、第2中間周波フィルタ6、選択器7、中間周波増幅
器8、FM検波器9、掛算器10、バンドパスフィルタ
(BPF) 11、レベル検出器12、制御回路13に加え
て、直流検出器(DC-Det) 16、減衰器制御回路(mute
Control)17、減衰器18(mute)を含んで構成される。
【0035】直流検出器16はFM検波器9の出力信号
の直流成分を検出する回路である。減衰器制御回路17
は直流検出器16の出力に応じて減衰器制御信号を減衰
器18に対して出力する回路である。減衰器18は減衰
器制御信号に応じてFM検波器9の検波出力を減衰(ミ
ュート)させて出力する回路である。
【0036】図8は本実施の形態における直流検出器1
6と、減衰器制御回路17と、減衰器18の構成例を示
す回路図である。左側破線部で示す直流検出器16は、
ローパスフィルタ用の抵抗161と、ローパスフィルタ
用のコンデンサ162とで構成される。コンデンサ16
2の充電電圧によって直流検出値が得られ、その出力は
減衰器制御回路17に与えられる。
【0037】図8の中央破線部で示す減衰器制御回路1
7は、ウインドウコンパレータの機能を有し、定電圧V
r1を出力する定電圧源170と、定電圧Vr2を出力
する定電圧源171と、コンパレータ172、コンパレ
ータ173と、AND回路174と、反転器175とで
構成される。定電圧Vr1、Vr2は、希望信号が入力
された場合の直流検出器16の出力電圧Vr0に対し、
Vr1>Vr0>Vr2となるように設定されている。
コンパレータ172の非反転入力端に定電圧源170が
接続され、コンパレータ173の反転入力端に定電圧源
171が接続される。そしてコンパレータ172の反転
入力端とコンパレータ173の非反転入力端は共通接続
されて、夫々の出力はAND回路174に入力される。
AND回路174の出力信号は、減衰器18のNPNト
ランジスタ185のベースに入力されと共に、反転器1
75にも入力される。反転器175の出力信号は、減衰
器18のNPNトランジスタ186のベースに与えられ
る。
【0038】図8の右側破線部で示す減衰器18は、減
衰器制御回路17の減衰器制御信号に基づいてFM検波
器9の出力信号を減衰するもので、直流カット用のコン
デンサ180と、入力バイアス電圧源181と、バイア
ス用の抵抗182と、電圧−電流変換用のNPNトラン
ジスタ183と、電圧−電流変換用の抵抗184と、差
動回路用のNPNトランジスタ185,186と、負荷
用の抵抗187とで構成される。NPNトランジスタ1
83のベースはコンデンサ180を介してFM検波器9
の出力端に接続されると共に、抵抗182を介して入力
バイアス電圧源181に接続される。またエミッタは抵
抗184を介してアースに接続され、コレクタはNPN
トランジスタ185,186の各エミッタに接続され
る。NPNトランジスタ185のコレクタは抵抗187
を介して電源に接続される。
【0039】図9は図7のFM検波器9の入力信号周波
数に対するFM検波器9の出力及び直流検出器16の出
力を示す特性図である。細い実線で示すS字状の曲線
(9a)はFM検波器9の出力特性である。また太い実
線で示す線分(9b)は直流検出器16の出力特性であ
る。
【0040】本実施の形態のFMラジオ受信機におい
て、隣接妨害信号のみが存在し、希望周波数の信号が存
在しない場合の動作について説明する(動作例4)。こ
こでは、混合器3の出力には隣接妨害信号Bsin(ω
1)のみが存在するものとする。例えば希望信号周波数
を10.7MHzとし、隣接妨害信号の周波数としてω
1=2πf1t、f1=10.65MHzを仮定し、B
を定数とする。この場合、隣接妨害信号は第1中間周波
フィルタ5の通過帯域内にあり、その出力はBsin
(ω1+φ2)となる。第2中間周波フィルタ6では隣
接妨害信号が通過帯域外にあるため、その出力レベルは
低い。
【0041】以上の場合、掛算器10は第1中間周波フ
ィルタ5と第2中間周波フィルタ6の両出力を掛算する
が、第2中間周波フィルタ6の出力を実質的に0とする
と、掛算器10の出力は0となる。従ってバンドパスフ
ィルタ11の出力も0となる。よって図2において、レ
ベル検出器12の出力は比較電圧源132の電圧値より
も低くなる。このため電流源134の電流はNPNトラ
ンジスタ131の方に流れるようになり、NPNトラン
ジスタ130には電流は流れなくなる。
【0042】選択器7ではNPNトランジスタ702,
703で構成される差動増幅器に電流源134の電流が
流れるため、NPNトランジスタ702,703は動作
状態となる。そしてNPNトランジスタ704,705
で構成される差動増幅器には電流が流れなくなるため、
NPNトランジスタ704,705は動作停止状態とな
る。よって、選択器7は第1中間周波フィルタ5の出力
信号を選択して増幅し出力する。
【0043】次に中間周波増幅器8で増幅された隣接妨
害信号がFM検波器9に入力されると、直流検出器16
の出力電圧は図9のVu2となり、Vr2よりも低くな
る。このため図8のコンパレータ173の出力はLとな
り、AND回路174の出力はLとなり、反転器175
の出力はHとなる。NPNトランジスタ185,186
で構成される差動回路において、NPNトランジスタ1
86のベース電圧の方がNPNトランジスタ185のベ
ース電圧よりも高くなる。
【0044】一方、FM検波回路9の出力信号はカップ
リング用のコンデンサ180を介して入力され、NPN
トランジスタ183と抵抗184で構成されるgm回路
で電圧−電流変換される。電流変換された信号はNPN
トランジスタ185には流れず、NPNトランジスタ1
86に流れる。このため減衰器18は入力信号をミュー
ト状態にする。この場合隣接妨害信号が第1中間周波フ
ィルタ5を通過しても、減衰器18の出力側には隣接妨
害信号が出力されないことになる。
【0045】また例えば隣接妨害信号の周波数が10.
75MHzの場合には、直流検出器16の出力電圧は図
9のVu1となり、Vr1よりも高くなる。このためコ
ンパレータ172の出力はLとなり、AND回路174
の出力はLとなる。この結果、減衰器18は入力信号を
ミュート状態にする。
【0046】また、図7のFMラジオ受信機において、
希望信号のみが存在する場合を考える(動作例5)。直
流検出器16の出力電圧は図9のVoとなり、Vr1>
Vo>Vr2であるため、コンパレータ172、173
の出力はいずれもHとなる。そしてAND回路174の
出力はHとなり、反転器175の出力はLとなる。NP
Nトランジスタ185,186で構成される差動回路に
おいて、NPNトランジスタ185のベース電圧の方
が、NPNトランジスタ186のベース電圧よりも高く
なる。FM検波回路9の出力信号はカップリング用のコ
ンデンサ180を通過して入力され、NPNトランジス
タ183と抵抗184で構成されるgm回路で電圧−電
流変換される。電流変換された信号はNPNトランジス
タ186には流れず、NPNトランジスタ185に流れ
る。そして負荷用の抵抗187で電圧信号に変換されて
希望局の復調信号が出力される。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3記載の発明
によれば、隣接妨害信号が存在する場合には狭い帯域の
第2中間周波フィルタによって隣接妨害信号が遮断され
るため、検波出力の歪率悪化及び妨害信号による混信を
防止することができる。また希望信号のみが存在する場
合には、広い帯域の第1中間周波フィルタが選択される
ため。狭い帯域幅の中間周波フィルタを使用する場合に
起こる歪みの悪化を防止することができる。
【0048】特に請求項2記載の発明によれば、希望波
信号及び隣接妨害波信号が存在しない無入力時におい
て、ノイズ等により選択器が誤動作するのを防止するこ
とができる。
【0049】特に請求項3記載の発明によれば、隣接妨
害信号のみが存在する場合には、検波出力が減衰されて
出力されるため、隣接妨害信号による混信を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるFMラジオ
受信機の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1のFMラジオ受信機に用いられる
レベル検出器と選択器の回路図である。
【図3】各実施の形態のFMラジオ受信機に用いられる
第1中間周波フィルタと第2中間周波フィルタの周波数
特性図である。
【図4】各実施の形態のFMラジオ受信機に用いられる
バンドパスフィルタの周波数特性図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるFMラジオ
受信機の全体構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態2のFMラジオ受信機に用いられる
IFレベル検出器と制御回路の回路図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるFMラジオ
受信機の全体構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態3のFMラジオ受信機に用いられる
直流検出器と制御回路の回路図である。
【図9】FM検波器の入力出力の特性図である。
【図10】従来のFMラジオ受信機の全体構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RF増幅器 3 混合器 4 局部発信器 5 第1中間周波フィルタ 6 第2中間周波フィルタ 7 選択器 8 中間周波増幅器 9 FM検波器 10 掛算器 11 バンドパスフィルタ 12 レベル検出器 13,14 制御回路 15 IFレベル検出器 16 直流検出器 17 減衰器制御回路 18 減衰器 120,124,150,154,162,180,7
00,701 コンデンサ 123,130,131,140,183,185,1
86,702,703,704,705 NPNトラン
ジスタ 122,152,161,182,184,706,7
07,708 抵抗 121,151,181,709 入力バイアス電圧源 125,134,155 電流源 132 比較電圧源 153 PNPトランジスタ 170,171 定電圧源 172,173 コンパレータ 174 AND回路 175 反転器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した高周波信号に局部発振信号を混
    合して中間周波信号に変換する混合器と、 前記混合器に局部発振信号を与える局部発振器と、 前記混合器から出力される中間周波信号を、所定の周波
    数帯域幅で通過させる第1中間周波フィルタと、 前記混合器から出力される中間周波信号を、前記第1中
    間周波フィルタの周波数帯域よりも狭い周波数帯域幅で
    通過させる第2中間周波フィルタと、 前記第1中間周波フィルタ及び第2中間周波フィルタの
    出力信号を選択制御信号に基づいて選択する選択器と、 前記選択器の出力信号を検波する検波回路と、 前記第1中間周波フィルタの出力信号と前記第2中間周
    波フィルタの出力信号とを掛算する掛算器と、 前記掛算器の出力を所定の周波数帯域で通過させるバン
    ドパスフィルタと、 前記バンドパスフィルタの出力信号のレベルを検出する
    レベル検出器と、 前記レベル検出器の出力信号に応じて前記選択器に前記
    選択制御信号を与える制御回路と、を具備することを特
    徴とするFMラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 受信した高周波信号に局部発振信号を混
    合して中間周波信号に変換する混合器と、 前記混合器に局部発振信号を与える局部発振器と、 前記混合器から出力される中間周波信号を、所定の周波
    数帯域幅で通過させる第1中間周波フィルタと、 前記混合器から出力される中間周波信号を、前記第1中
    間周波フィルタの周波数帯域よりも狭い周波数帯域幅で
    通過させる第2中間周波フィルタと、 前記第1中間周波フィルタ及び第2中間周波フィルタの
    出力信号を選択制御信号に基づいて選択する選択器と、 前記選択器の出力レベルを検出するIFレベル検出器
    と、 前記第1中間周波フィルタの出力信号と前記第2中間周
    波フィルタの出力信号とを掛算する掛算器と、 前記掛算器の出力を所定の周波数帯域で通過させるバン
    ドパスフィルタと、 前記バンドパスフィルタの出力信号のレベルを検出する
    レベル検出器と、 前記レベル検出器の出力信号に応じて前記選択器に前記
    選択制御信号を与える制御回路と、 前記IFレベル検出器の出力信号に応じて前記選択器を
    強制的に固定させる固定手段と、を具備することを特徴
    とするFMラジオ受信機。
  3. 【請求項3】 受信した高周波信号に局部発振信号を混
    合して中間周波信号に変換する混合器と、 前記混合器に局部発振信号を与える局部発振器と、 前記混合器から出力される中間周波信号を、所定の周波
    数帯域幅で通過させる第1中間周波フィルタと、 前記混合器から出力される中間周波信号を、前記第1中
    間周波フィルタの周波数帯域よりも狭い周波数帯域幅で
    通過させる第2中間周波フィルタと、 前記第1中間周波フィルタ及び第2中間周波フィルタの
    出力信号を選択制御信号に基づいて選択する選択器と、 前記選択器の出力をFM検波するFM検波器と、 前記第1中間周波フィルタの出力信号と前記第2中間周
    波フィルタの出力信号とを掛算する掛算器と、 前記掛算器の出力を所定の周波数帯域で通過させるバン
    ドパスフィルタと、 前記バンドパスフィルタの出力信号のレベルを検出する
    レベル検出器と、 前記レベル検出器の出力信号に応じて前記選択器に前記
    選択制御信号を与える制御回路と、 前記FM検波器の出力信号の直流成分を検出する直流検
    出器と、 前記直流検出器の出力信号に応じて減衰器制御信号を出
    力する減衰器制御回路と、 前記減衰器制御信号に応じて前記FM検波器の検波出力
    を減衰させて出力する減衰器と、を具備することを特徴
    とするFMラジオ受信機。
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