JP3480689B2 - テレビジョン受信装置 - Google Patents

テレビジョン受信装置

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JP3480689B2
JP3480689B2 JP35908598A JP35908598A JP3480689B2 JP 3480689 B2 JP3480689 B2 JP 3480689B2 JP 35908598 A JP35908598 A JP 35908598A JP 35908598 A JP35908598 A JP 35908598A JP 3480689 B2 JP3480689 B2 JP 3480689B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/426Internal components of the client ; Characteristics thereof
    • H04N21/42607Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream
    • H04N21/4263Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream involving specific tuning arrangements, e.g. two tuners
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    • H04N21/438Interfacing the downstream path of the transmission network originating from a server, e.g. retrieving encoded video stream packets from an IP network
    • H04N21/4383Accessing a communication channel

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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
装置に関し、特に、異なる二つのテレビ放送形態に対応
してテレビ放送信号を受信可能なテレビジョン受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレビジョン受信装置の
一例として、TV(テレビ電波)放送とCATV(ケー
ブルテレビ)放送のいずれかを選択的に受信可能なもの
が知られている。ここにおいて、それぞれに割り当てら
れたチャンネル周波数は異なるため、いずれのテレビ放
送を受信するかが予め判明していなければチャンネル周
波数も判明しないため、受信するテレビ放送に応じて利
用者が所定の切替スイッチを設定する必要があった。し
かしながら、上記のような切替スイッチの設定は利用者
にとって煩わしいことや、誤設定によって正常に受信で
きないこともあったため、いずれのテレビ放送を受信可
能であるかをテレビジョン受信装置が内部的に判別する
という種々の構成が開発されるに至った。
【0003】その一例として、特公平4−67370号
公報に開示されたものにおいては、CATV放送はTV
放送のチャンネルが割り当てられていない特定の周波数
帯にチャンネルが割り当てられていることに着目し、そ
の特定の周波数帯にてCATV放送のチャンネルを予め
サーチすることにより、CATV放送またはTV放送の
いずれを受信可能であるかを判断する。そして、その判
断結果に応じてチャンネルプリセットを実行し、そのチ
ャンネルプリセット内容に基づいて選局制御を行うよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ
ジョン受信装置においては、次のような課題があった。
CATV放送とTV放送のいずれを受信可能であるかを
予め判断し、その判断結果に従ってチャンネルプリセッ
トを実行しているため、仮に誤判断があったものとする
と、プリセット内容に基づく受信制御が正常に行われな
かった。例えば、本来、CATV放送を受信可能である
にもかかわらず、TV放送を受信可能であると誤判断し
た場合、TV放送を前提としてチャンネルプリセットを
実行するため、プリセット内容に基づく受信制御が正常
に行われないことになる。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、受信可能なテレビ放送形態の誤判断によってプ
リセット内容に基づく受信制御が不能となる確率を低減
することが可能なテレビジョン受信装置の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定のチャンネル番号に
対して互いに異なるチャンネル周波数が割り当てられた
二つのテレビ放送形態に対応して所望周波数の信号を受
信して出力する信号受信手段と、上記二つのテレビ放送
形態のそれぞれについて上記信号受信手段にて各チャン
ネル番号に割り当てられたチャンネル周波数に交互に同
調させつつその出力に基づいて局有りまたは局無しを判
断する局有無判断手段と、この局有無判断手段によって
局有りと判断されたチャンネル周波数に対応するテレビ
放送形態を上記二つのテレビ放送形態における受信可能
なテレビ放送形態と判断するテレビ放送形態判断手段
と、上記局有無判断手段にて局有りと判断されたチャン
ネル周波数に対するチャンネル番号とテレビ放送形態を
記憶しつつ、上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネ
ル番号に対して局有りと判断された場合には、上記局有
無判断手段によって従前により多くのチャンネル番号に
対して局有りと判断されたテレビ放送形態を受信可能な
テレビ放送形態と判断し、その判断結果にかかるテレビ
放送形態を記憶するチャンネルメモリ手段と、このチャ
ンネルメモリ手段にて記憶されたチャンネル番号とテレ
ビ放送形態に基づき上記信号受信手段にて局有りのチャ
ンネル周波数に同調させる同調制御手段とを備えた構成
としてある。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、信号受信手段は、所定のチャンネル番号
に対して互いに異なるチャンネル周波数が割り当てられ
た二つのテレビ放送形態に対応して所望周波数の信号を
受信可能であり、予めチャンネルプリセットを行うこと
を前提としている。このチャンネルプリセットにおいて
は、局有無判断手段が上記二つのテレビ放送形態のそれ
ぞれについて上記信号受信手段にて各チャンネル番号に
割り当てられたチャンネル周波数に交互に同調させつつ
その出力に基づいて局有りまたは局無しを判断する。そ
して、チャンネルメモリ手段は、局有りと判断されたチ
ャンネル周波数に対するチャンネル番号とテレビ放送形
態を記憶するが、このとき上記二つのテレビ放送形態で
同一チャンネル番号に対して局有りと判断された場合に
は上記局有無判断手段によって従前により多くのチャン
ネル番号に対して局有りと判断されたテレビ放送形態を
受信可能なテレビ放送形態と判断し、その判断結果にか
かるテレビ放送形態を記憶する。このテレビ放送形態判
断手段は、局有無判断手段の判断結果に基づいて上記二
つのテレビ放送形態にて受信可能なテレビ放送形態を判
断するようになっている。上述したようにしてチャンネ
ルメモリ手段が局有りのチャンネル番号とテレビ放送形
態を記憶した後、同調制御手段は、その記憶内容に基づ
いて上記信号受信手段にて局有りのチャンネル周波数に
同調させる。
【0008】すなわち、二つのテレビ放送形態において
局有りのチャンネル周波数を検出し、対応するチャンネ
ル番号とテレビ放送形態とを記憶するが、本来、一方の
テレビ放送形態のみを受信可能であるにもかかわらず、
ノイズ等の影響によって同一チャンネル番号にて双方の
テレビ放送形態を局有りと判断してしまうことがある。
そこで、このような場合にのみ実際に受信可能と判断さ
れるテレビ放送形態を記憶するようにし、それ以外のチ
ャンネル番号についてはその判断結果を反映させない。
従って、仮に受信可能なテレビ放送形態を誤判断したと
しても、その誤判断による影響は双方のテレビ放送形態
で局有りと判断されたチャンネル番号に止まり、プリセ
ット内容に基づく受信制御に対する影響も少なく済むこ
とになる。
【0009】上述したように、局有無判断手段、テレビ
放送形態判断手段およびチャンネルメモリ手段とが相互
に連動することにより、局有りのチャンネル周波数が検
出されて対応するチャンネル番号とテレビ放送形態が記
憶される。むろん、その連動形態としても種々の構成を
適用可能であって特に限定されるものではない。その一
例として、上記局有無判断手段は、上記二つのテレビ放
送形態で同一チャンネル番号に割り当てられたチャンネ
ル周波数に交互に同調させつつ局有りまたは局無しを判
断し、上記チャンネルメモリ手段は、上記局有無判断手
段が上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネル番号に
ついて局有りと判断した場合には、上記テレビ放送形態
判断手段にて上記局有無判断手段による従前の判断結果
に基づき受信可能なテレビ放送形態を判断させ、その判
断結果にかかるテレビ放送形態とチャンネル番号を記憶
する構成としてある。
【0010】かかる構成においては、局有無判断手段は
上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネル番号に割り
当てられたチャンネル周波数に交互に同調させつつ局有
りまたは局無しを判断し、チャンネルメモリ手段は局有
りと判断されたチャンネル番号とテレビ放送形態を記憶
するが、同一チャンネル番号において局有りと判断され
た場合には、局有無判断手段によって従前の判断結果に
基づいて受信可能なテレビ放送形態を判断させ、その判
断結果にかかるテレビ放送形態とチャンネル番号を記憶
する。具体的には、同一チャンネル番号において局有り
と判断された場合に、それまでにいずれのテレビ放送形
態のチャンネルをより多く局有りと判断したかによって
受信可能なテレビ放送形態を判断させるようにすればよ
い。
【0011】また、別の連動形態の一例として、請求項
2にかかる発明は、所定のチャンネル番号に対して互い
に異なるチャンネル周波数が割り当てられた二つのテレ
ビ放送形態に対応して所望周波数の信号を受信して出力
する信号受信手段と、上記二つのテレビ放送形態のそれ
ぞれについて上記信号受信手段にて各チャンネル番号に
割り当てられたチャンネル周波数に順次同調させつつそ
の出力に基づいて局有りまたは局無しを判断する局有無
判断手段と、この局有無判断手段によって局有りと判断
されたチャンネル周波数に対応するテレビ放送形態を上
記二つのテレビ放送形態における受信可能なテレビ放送
形態と判断するテレビ放送形態判断手段と、上記局有無
判断手段にて局有りと判断された全チャンネル周波数の
それぞれに対するチャンネル番号とテレビ放送形態を記
憶しつつ、上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネル
番号に対して局有りと判断されたチャンネル番号につい
ては、上記二つのテレビ放送形態のそれぞれで上記局有
無判断手段が局有りと判断した全チャンネル数を相互に
比較するとともに局有りと判断された全チャンネル数が
多い方のテレビ放送形態を受信可能なテレビ放送形態と
判断し、その判断結果にかかるテレビ放送形態を記憶す
るチャンネルメモリ手段と、このチャンネルメモリ手段
にて記憶されたチャンネル番号とテレビ放送形態に基づ
き上記信号受信手段にて局有りのチャンネル周波数に同
調させる同調制御手段とを具備する構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、局有無判断手段にて上記二つのテレビ放
送形態に割り当てられた全チャンネル周波数の局有りま
たは局無しを判断させ、チャンネルメモリ手段は、局有
りと判断されたチャンネル番号とテレビ放送形態を記憶
する。その後、チャンネルメモリ手段は、二つのテレビ
放送形態で同一チャンネル番号について記憶している場
合には、そのチャンネル番号について上記二つのテレビ
放送形態のそれぞれで上記局有無判断手段が局有りと判
断した全チャンネル数を相互に比較するとともに局有り
と判断された全チャンネル数が多い方のテレビ放送形態
を受信可能なテレビ放送形態と判断し、その判断結果に
かかるテレビ放送形態を記憶する。すなわち、二つのテ
レビ放送形態のそれぞれについて局有りと判断されたチ
ャンネル数の大小関係に基づいて受信可能なテレビ放送
形態を判断する。例えば、それぞれのテレビ放送形態で
局有りと判断されたチャンネル数をカウントして相互に
比較し、そのチャンネル数の多い方を受信可能なテレビ
放送形態と判断する場合が該当する。
【0013】また、別の一例として、請求項3にかかる
発明は、所定のチャンネル番号に対して互いに異なるチ
ャンネル周波数が割り当てられた二つのテレビ放送形態
に対応して所望周波数の信号を受信して出力する信号受
信手段と、上記二つのテレビ放送形態のそれぞれについ
て上記信号受信手段にて各チャンネル番号に割り当てら
れたチャンネル周波数に順次同調させつつその出力に基
づいて局有りまたは局無しを判断する局有無判断手段
と、この局有無判断手段によって局有りと判断されたチ
ャンネル周波数に対応するテレビ放送形態を上記二つの
テレビ放送形態における受信可能なテレビ放送形態と判
断するテレビ放送形態判断手段と、上記局有無判断手段
にて局有りと判断された全チャンネル周波数のそれぞれ
に対するチャンネル番号とテレビ放送形態を記憶しつ
つ、上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネル番号に
対して局有りと判断されたチャンネル番号については、
一方のテレビ放送形態について上記局有無判断手段が局
有りと判断した全チャンネル数と所定の定数とを比較す
るとともに当該一方のテレビ放送形態が局有りと判断さ
れた全チャンネル数が所定の定数より多い場合に当該一
方のテレビ放送形態を受信可能なテレビ放送形態と判断
し、上記一方のテレビ放送形態が局有りと判断された全
チャンネル数が所定の定数より少ない場合に他方のテレ
ビ放送形態を受信可能なテレビ放送形態と判断し、その
判断結果にかかるテレビ放送形態を記憶するチャンネル
メモリ手段と、このチャンネルメモリ手段にて記憶され
たチャンネル番号とテレビ放送形態に基づき上記信号受
信手段にて局有りのチャンネル周波数に同調させる同調
制御手段とを具備する構成としてある。
【0014】すなわち、一方のテレビ放送形態について
局有りと判断された全チャンネル数と所定の定数との大
小関係に基づいて受信可能なテレビ放送形態を判断す
る。例えば、一方のテレビ放送形態において局有りと判
断した全チャンネル数と所定の定数を比較し、前者の方
が大きければそのテレビ放送形態を受信可能と判断し、
後者の方が大きければ他方のテレビ放送形態を受信可能
と判断する場合などが該当する。なお、ここにおける定
数とは、比較対照となるテレビ放送形態において、最低
限予想される局有りチャンネル数などを設定すればよ
い。
【0015】さらに、別の一例として、請求項4にかか
る発明は、所定のチャンネル番号に対して互いに異なる
チャンネル周波数が割り当てられた二つのテレビ放送形
態が存在し、当該二つのテレビ放送形態の一方には他方
に割り当てられていない特定の周波数帯域にチャンネル
周波数が割り当てられており、それぞれのテレビ放送形
態に対応して所望周波数の信号を受信して出力する信号
受信手段と、上記二つのテレビ放送形態のそれぞれにつ
いて上記信号受信手段にて各チャンネル番号に割り当て
られたチャンネル周波数に順次同調させつつその出力に
基づいて局有りまたは局無しを判断する局有無判断手段
と、この局有無判断手段によって局有りと判断されたチ
ャンネル周波数に対応するテレビ放送形態を上記二つの
テレビ放送形態における受信可能なテレビ放送形態と判
断するテレビ放送形態判断手段と、上記局有無判断手段
にて局有りと判断された全チャンネル周波数のそれぞれ
に対するチャンネル番号とテレビ放送形態を記憶しつ
つ、上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネル番号に
対して局有りと判断されたチャンネル番号については、
上記特定の周波数帯域において上記局有無判断手段が局
有りと判断したチャンネル数と所定の定数とを比較する
とともに当該局有りと判断したチャンネル数が所定の定
数より多い場合に当該一方のテレビ放送形態を受信可能
なテレビ放送形態と判断し、上記一方のテレビ放送形態
が局有りと判断されたチャンネル数が所定の定数より少
ない場合に他方のテレビ放送形態を受信可能なテレビ放
送形態と判断し、その判断結果にかかるテレビ放送形態
を記憶するチャンネルメモリ手段と、このチャンネルメ
モリ手段にて記憶されたチャンネル番号とテレビ放送形
態に基づき上記信号受信手段にて局有りのチャンネル周
波数に同調させる同調制御手段とを具備する構成として
ある。すなわち、二つのテレビ放送形態の一方には他方
に割り当てられていない周波数帯域にチャンネル周波数
が割り当てられていることに着目し、その周波数帯域に
おいて局有りと判断されたチャンネル数に基づいて受信
可能なテレビ放送形態を判断する。
【0016】今日においては、種々のテレビ放送形態が
採用されており、上記二つのテレビ放送形態の組み合わ
せとしても各種の形態を適用可能であって特に限定され
ないが、より具体的なテレビ放送形態の一例として、請
求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項4に記載のテ
レビジョン受信装置において、上記二つのテレビ放送形
態は、一方が地上波放送であり、他方がケーブルテレビ
放送で構成されている。すなわち、テレビ放送信号の入
力源として、地上波放送用のU/Vアンテナ、またはケ
ーブルテレビ放送用の同軸ケーブルのいずれか一方が接
続される。
【0017】また、本発明に適用して好適なチャンネル
メモリ手段の構成の一例として、請求項6にかかる発明
は、上記請求項2〜請求項5のいずれかに記載のテレビ
ジョン受信装置において、上記チャンネルメモリ手段
は、各チャンネル番号に対して上記二つのテレビ放送形
態のいずれか一方または双方のテレビ放送形態が局有り
または局無しであることを記憶するためのメモリポジシ
ョンを備え、各メモリポジションに対して上記局有無判
断手段の判断結果に基づいて局有りまたは局無しである
ことを記憶した後、双方のテレビ放送形態で局有りであ
ることが記憶されたメモリポジションを検知し、上記テ
レビ放送形態判断手段にて受信可能と判断されたテレビ
放送形態に基づいて同メモリポジションの記憶内容を変
更する構成としてある。
【0018】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、チャンネルメモリ手段は、各チャンネル
番号に対して上記二つのテレビ放送形態のいずれか一方
または双方のテレビ放送形態が局有りまたは局無しであ
ることを記憶するためのメモリポジションを備えてお
り、まず局有無判断手段の判断結果に基づいて各メモリ
ポジションに対して局有りまたは局無しであることを記
憶する。その後、双方のテレビ放送形態で局有りである
ことが記憶されたメモリポジションを検知し、上記テレ
ビ放送形態判断手段にて受信可能と判断されたテレビ放
送形態に基づいて同メモリポジションの記憶内容を変更
する。ここにおいて、さらに具体的な構成例としては、
各チャンネル番号に対して2ビット分の記憶領域を設け
ておけばよい。すると、2ビットのデータで「00」、
「01」、「10」、「11」の4つのビットパターン
を表現可能となるため、例えば、予めそれぞれのビット
パターンに対して「局無し」、「双方のテレビ放送形態
で局有り」、「一方のテレビ放送形態が局有り」、「他
方のテレビ放送形態が局無し」といった意味を割り当て
ておき、かかるビットパターンによって各メモリポジシ
ョンの記憶内容を表現すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜4にかか
る本発明によれば、二つのテレビ放送形態に割り当てら
れた各チャンネル周波数について局有りまたは局無しを
判断し、局有りと判断したチャンネル周波数に対するチ
ャンネル番号とテレビ放送形態を記憶するにあたり、同
一チャンネル番号に対して双方のテレビ放送形態で局有
りと判断した場合のみ、受信可能と判断したテレビ放送
形態を記憶するようにしたため、仮に受信可能なテレビ
放送形態に誤判断があったとしても、受信制御が不能と
なる確率を低減することが可能なテレビジョン受信装置
を提供することができる。
【0020】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
具体的なテレビ放送形態の適用例を提供することができ
る。さらに、請求項6にかかる発明によれば、請求項2
〜4に適用して好適なチャンネルメモリ手段の具体的な
構成例を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】<第一の実施形態> 以下、図面にもとづいて本発明の第一の実施形態を説明
する。図1は、本発明の第一の実施形態にかかるテレビ
ジョン受信装置を適用したテレビジョンを概略ブロック
図により示している。同図において、チューナ10は、
テレビ放送信号の入力源としてU/VアンテナまたはC
ATV(NORMAL)同軸ケーブルのいずれか一方を
接続可能であり、両者のテレビ放送帯域に対応して所望
周波数の信号を受信するとともに、受信した信号から所
要の信号だけを選択して高周波増幅し、中間周波信号に
変換して出力する。本実施形態におけるチューナ10
は、いわゆるPLL方式の選局機構を採用しており、所
定の周波数データの入力に基づいて局部発振周波数を直
接的に制御することにより、受信周波数を制御可能とな
っている。
【0022】チューナ10から出力された中間周波信号
は、VIF回路20にて映像中間周波増幅されてビデオ
IC30に出力される。また、音声中間周波信号は、映
像中間周波増幅の過程において第二音声中間周波信号と
して取り出され、オーディオIC40にてFM検波され
た後に適宜増幅されてスピーカ41に供給される。一
方、ビデオIC30においては、入力された映像中間周
波増幅信号を映像検波した後、その検波出力に基づいて
水平および垂直同期信号を分離し、それぞれ所定の水平
および垂直出力段に供給する。また、上記検波出力に基
づいて所定の色復調処理を施して元の色信号を生成し、
この色信号に基づいてCRT31をドライブするように
構成されている。なお、VIF回路20は、実際の映像
搬送波の周波数と基準周波数とのずれに応じたAFT電
圧を発生するようになっており、このAFT電圧と上記
ビデオIC30にて分離された同期信号はマイコン50
に供給されるようにしてある。
【0023】マイコン50は、周波数データをチューナ
10に対して供給可能であり、このマイコン50によっ
てチューナ10の受信周波数が制御されている。より具
体的には、リモコン60を用いて所望のチャンネルを受
信させるべく操作すると、対応する赤外線リモコン信号
が送出される。そして、マイコン50が図示しない赤外
線リモコン信号受光部を介して同赤外線リモコン信号を
受信し、対応するチャンネルを受信させるように周波数
データをチューナ10に送出する。むろん、TV放送と
CATV放送とでは、図2に示すようにチャンネルプラ
ンが異なるため、受信しようとするテレビ放送形態に応
じて対応する周波数データを送出する必要がある。そこ
で、本実施形態においては、図2に示すようなTV放送
とCATV放送のチャンネルプランを所定の記憶媒体に
記憶するとともに、受信しようとするテレビ放送形態に
応じてマイコン50が対応するチャンネルプランを選択
して選局制御に利用する構成としてある。
【0024】ところで、TV放送であるかCATV放送
であるかにかかわらず、各チャンネル周波数に現実にテ
レビ放送信号が存在するとは限らないため、本実施形態
においては、予めテレビ放送信号の存在する局有りチャ
ンネルを記憶しておき、その記憶内容に基づいて選局さ
せるいわゆるチャンネルプリセット機能が備えられてい
る。なお、本実施形態においては、EEPROM70の
記憶領域には、図3に示すような各チャンネル番号(C
HNL IND)に対応したメモリポジションが備えら
れており、マイコン50のチャンネルプリセット処理に
よって局有りチャンネルのメモリポジションに局有りで
あることが記憶される。
【0025】ここにおいて、図2に示すように「1」〜
「13」の各チャンネル番号に対しては、TV放送とC
ATV放送で同一のチャンネル周波数が割り当てられて
いるため、双方で共通の1ビット分のメモリポジション
を割り当て、チャンネルプリセット処理によって局有り
の場合にはメモリポジションに「1」がセットされ、局
無しの場合には「0」がセットされる。また、「70」
〜「125」の各チャンネル番号は、CATV放送のみ
にチャンネル周波数が割り当てられているため、CAT
V放送専用の1ビット分のメモリポジションを割り当
て、同様にして局有りまたは局無しに応じて「1」また
は「0」がセットされる。
【0026】一方、「14」〜「69」の各チャンネル
番号に対しては、TV放送とCATV放送の双方でチャ
ンネル周波数が割り当てられつつも、各チャンネル番号
に対するチャンネル周波数が異なるため、有無ビットと
モードビットの2ビットからなるメモリポジションを割
り当て、そのビットパターンによっていずれのテレビ放
送が局有りであるか、あるいは局無しであるかを表現す
るようにしてある。この有無ビットとモードビットの意
味としては、前者にセットされる値が「1」または
「0」かによってそれぞれ局有りまたは局無しを意味
し、後者にセットされる値が「1」または「0」かによ
ってそれぞれCATV放送またはTV放送を意味する。
従って、CATV放送のチャンネルが局有りであれば、
チャンネルプリセット処理によってそれぞれのビットに
「1」「1」がセットされ、TV放送のチャンネルが局
有りであればそれぞれのビットに「1」「0」がセット
されることになる。
【0027】マイコン50は、上記のようにセットされ
るメモリポジションの記憶内容を参照してチューナ10
の選局制御に利用する。例えば、リモコン60などから
チャンネルアップまたはチャンネルダウンが指示された
場合に、現在のチャンネル番号のメモリポジションを起
点としてそれぞれ昇方向または降方向に局有りのメモリ
ポジションを検索し、検出したメモリポジションに対す
るテレビ放送のチャンネル周波数にチューナ10を同調
させる。むろん、検出したメモリポジションがCATV
放送であるか、TV放送であるかに応じて参照するチャ
ンネルプランを適宜切り替えることになる。
【0028】上述したチャンネルプリセットを行うにあ
たっては、リモコン60の図示しない操作ボタンを押し
下げるなどしてチャンネルプリセットを指示する。する
と、同様にしてリモコン60から赤外線リモコン信号が
送出され、マイコン50が検知して図4などに示すフロ
ーチャートに従ってチャンネルプリセット処理を実行す
る。同図において、まずステップS105では、チュー
ナ10にてチャンネル番号「1」〜「13」のチャンネ
ル周波数に順次同調させ、各チャンネル周波数において
ビデオIC30からの同期信号の有無やVIF回路20
からのAFT電圧に基づき局有りまたは局無しを判断す
る。
【0029】すなわち、チューナ10が同調したチャン
ネル周波数にテレビ放送信号が存在すれば、ビデオIC
30は同期信号を分離可能となってマイコン50に供給
するとともに、上記のAFT電圧をマイコン50に供給
する。ここで、マイコン50は第一に同期信号の有無を
判断し、さらに同期信号有りと判断した場合には、次い
でAFT電圧を利用して正規同調点への引き込みが可能
か否かを判断する。そして、正規同調点への引き込みが
可能な場合に局有りと判断し、対応するメモリポジショ
ンに「1」をセットする。また、正規同調点への引き込
みが不能な場合には局無しと判断し、この場合には同メ
モリポジションの値を「0」にする。なお、図示してい
ないが、ステップS105の前段にて全メモリポジショ
ンの値はゼロクリアしてあるものとする。
【0030】次なるステップS110では、所定のチャ
ンネル変数(n)に「14」をセットする。その後、ス
テップS115ではチャンネル変数(n)にセットされ
たチャンネル番号に対するCATV放送のチャンネル周
波数に同調させ、同様にして局有りまたは局無しを判断
する。ここで、局有りと判断した場合にはステップS1
20で上記チャンネル番号に対するメモリポジションの
有無ビットおよびモードビットのそれぞれに「1」をセ
ットした後、ステップS125で所定のカウンタ(C)
をカウントアップする。むろん、このカウンタ(C)
は、初期状態において「0」がセットされているものと
する。
【0031】ステップS115にて局無しと判断した場
合、あるいはステップS125でカウンタ(C)をカウ
ントアップした後、ステップS130では上記チャンネ
ル番号に対するTV放送のチャンネル周波数に同調さ
せ、同様にして局有りまたは局無しを判断する。ここ
で、局有りと判断した場合には、ステップS135でカ
ウンタ(C)をカウントダウンし、次のステップS14
0で上記チャンネル番号に対するメモリポジションを参
照して有無ビットに「1」がセットされているか否かを
検知する。そして、有無ビットに「1」がセットされて
いることを検知した場合には、ステップS145でカウ
ンタ(C)が「0」よりも小さいか否かを判断し、
「0」よりも小さいと判断した場合には上記チャンネル
番号に対するメモリポジションの有無ビットを「1」、
モードビットを「0」とする。
【0032】むろん、ステップS150を経由するとい
うことはステップS140で有無ビットが「1」である
と判断された場合であり、さらに有無ビットが「1」で
あるということはステップS120を経由したためであ
る。従って、ステップS150の処理を実行する直前に
おいて、有無ビットおよびモードビットには、ともに
「1」がセットされていることになり、ステップS15
0ではモードビットのみを「0」にセットし直せばよい
ことになる。ステップS145でカウンタ(C)が
「0」以上と判断した場合、あるいはステップS150
でメモリポジションの内容を書き換えた後、ステップS
155ではチャンネル変数(n)が「69」か否かを判
断する。ここで、「69」ではないと判断した場合には
ステップS160でチャンネル変数(n)の値を「1」
だけ加算し、ステップS115に戻って同様の処理を実
行する。すると、ステップS155でチャンネル変数
(n)が「69」であると判断されるまで同様の処理が
順繰りに実行され、これによってチャンネル番号「1
4」〜「69」のメモリポジションが適宜書き換えられ
ることになる。その後、ステップS165では、チュー
ナ10にてチャンネル番号「70」〜「125」のCA
TV放送のチャンネル周波数に順次同調させ、同様に局
有りのチャンネル周波数について対応するチャンネル番
号のメモリポジションに「1」をセットしてチャンネル
プリセットを完了する。
【0033】このような処理手順のチャンネルプリセッ
ト処理を実行する意義は次の通りである。ステップS1
40において有無ビットに「1」がセットされているこ
とを検知した場合、CATV放送とTV放送の双方の同
一チャンネル番号において局有りと判断したことにな
る。むろん、実際に受信可能なテレビ放送としては、C
ATV放送またはTV放送のいずれか一方であるため、
いずれか一方を局有りとして誤検出したことになる。そ
こで、ステップS145にてカウンタ(C)の値を参照
する。このカウンタ(C)は、CATV放送の局有りチ
ャンネルを検出するごとにカウントアップされ、TV放
送の局有りチャンネルを検出するごとにカウントダウン
されるため、CATV放送を受信可能であれば自ずと正
の値となる傾向にあるし、TV放送を受信可能であれば
負の値となる傾向にある。
【0034】従って、同一チャンネル番号においてCA
TV放送とTV放送を局有りと判断した場合に、それま
での検出結果に応じたカウンタ(C)に基づいていずれ
のテレビ放送を受信可能であるかを判断する。そして、
このカウンタ(C)に基づいてTV放送を受信可能であ
ると判断される場合には、ステップS120でセットし
たCATV放送用のビットパターン(有無ビット=1、
モードビット=1)をTV放送用のビットパターン(有
無ビット=1、モードビット=0)に書き換える。
【0035】また、このような書き換えを行うのは、C
ATV放送とTV放送で同一チャンネル番号について局
有りと判断した場合のみである。従って、本来、CAT
V放送またはTV放送のいずれか一方のテレビ放送を受
信可能であるにもかかわらず、誤検出によりCATV放
送で局有りのメモリポジションと、TV放送で局有りの
メモリポジションとが混在することも起こり得る。しか
しながら、仮に受信可能なテレビ放送を誤判断したとし
ても、同一チャンネル番号について双方のテレビ放送で
局有りと判断されなかったメモリポジションまで書き換
えられることはなく、メモリポジションの記憶内容に基
づく受信制御が正常に行われる可能性は高いと言える。
さらに、局無しであるにもかかわらず、誤判断によって
局有りであることが記憶されたメモリポジションについ
ては、実際の選局時に発見されるので、適宜、マニュア
ル操作によって局無しに設定し直すようにすればよい。
【0036】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。リモコン60の図示しない操作
ボタンを押し下げるなどしてチャンネルプリセットを指
示すると、リモコン60から所定の赤外線リモコン信号
が送出され、マイコン50が検知して図4のフローチャ
ートに従ってチャンネルプリセット処理を実行する。こ
のチャンネルプリセット処理においては、まずチューナ
10にてチャンネル番号「1」〜「13」のチャンネル
周波数に順次同調させ、各チャンネル周波数においてビ
デオIC30からの同期信号の有無やVIF回路20か
らのAFT電圧に基づき局有りまたは局無しを判断し、
局有りであれば対応するメモリポジションに「1」をセ
ットする(ステップS105)。なお、実際のチャンネ
ルプリセットを開始する前に全メモリポジションをゼロ
クリアしてあり、局無しであればメモリポジションには
「0」がセットされたままである。
【0037】その後、所定のチャンネル変数(n)に
「14」をセットし(ステップS110)、チューナ1
0にて同チャンネル変数(n)にセットされたチャンネ
ル番号に対するCATV放送のチャンネル周波数に同調
させ、同様にして局有りまたは局無しを判断する(ステ
ップS115)。ここで、局有りと判断した場合には上
記チャンネル番号に対するメモリポジションの有無ビッ
トおよびモードビットのそれぞれに「1」をセットした
後(ステップS120)、所定のカウンタ(C)をカウ
ントアップする(ステップS125)。
【0038】次に、マイコン50は、チューナ10にて
上記チャンネル変数(n)にセットされたチャンネル番
号に対するTV放送のチャンネル周波数に同調させ、同
様にして局有りまたは局無しを判断する(ステップS1
30)。ここで、局有りと判断した場合にはカウンタ
(C)をカウントダウンし(ステップS135)、上記
メモリポジションの有無ビットが「1」か否かを判断す
る(ステップS140)。ここにおいて有無ビットが
「1」であると判断した場合には、カウンタ(C)を参
照して「0」よりも小さいか否かを判断する(ステップ
S145)。また、有無ビットが「1」ではないと判断
した場合、あるいはカウンタ(C)が「0」よりも小さ
いと判断した場合には上記チャンネル番号に対するメモ
リポジションの有無ビットおよびモードビットをそれぞ
れ「1」「0」とする(ステップS150)。
【0039】一方、カウンタ(C)が「0」以上と判断
した場合、上述したようにしてメモリポジションの内容
を書き換えた後、チャンネル変数(n)が「69」か否
かを判断する(ステップS155)。ここで、「69」
ではないと判断した場合にはチャンネル変数(n)の値
を「1」だけ加算し(ステップS160)、次のチャン
ネル番号について同様の処理を実行する。すると、チャ
ンネル番号「14」〜「69」の各チャンネル番号で同
様の処理が順繰りに実行されることになり、CATV放
送で局有りと判断したチャンネル番号のメモリポジショ
ンには有無ビットおよびモードビットのそれぞれに
「1」「1」がセットされ、TV放送の局有りについて
はそれぞれ「1」「0」がセットされる。なお、同一の
チャンネル番号でCATV放送とTV放送の双方にて局
有りと判断することもあり得るが、この場合、それまで
により多くの局有りチャンネルを検出したテレビ放送側
にあわせて有無ビットおよびモードビットがセットされ
る。その後、チューナ10にてチャンネル番号「70」
〜「125」のCATV放送のチャンネル周波数に順次
同調させ、同様に局有りのチャンネル周波数について対
応するメモリポジションに「1」をセットし(ステップ
S165)、チャンネルプリセット処理を完了する。
【0040】以上のようにしてチャンネルプリセットが
完了した後、リモコン60などからチャンネルアップま
たはチャンネルダウンを指示すると、マイコン50は現
在のチャンネル番号のメモリポジションを起点としてそ
れぞれ昇方向または降方向に局有りのメモリポジション
を検索し、検出したメモリポジションに対するテレビ放
送のチャンネル周波数にチューナ10を同調させる。む
ろん、検出したメモリポジションがCATV放送である
か、TV放送であるかに応じて参照するチャンネルプラ
ンを適宜切り替えることになる。また、このような選局
時に本来局無しであるにもかかわらず、局有りであるこ
とが記憶されているチャンネル番号が発見された場合に
は、適宜、マニュアル操作によって局無しに設定し直
す。すると、それ以降、そのチャンネル番号は選局時に
スキップされるようになる。
【0041】<第二の実施形態> 以下、図面にもとづいて本発明の第二の実施形態を説明
する。この第二の実施形態においては、上述した第一の
実施形態とハードウェア構成は同様であり、チャンネル
プリセット処理の処理内容において相違する。そこで、
以下、チャンネルプリセット処理の処理手順について説
明する。チャンネルプリセットを行うにあたっては、リ
モコン60の図示しない操作ボタンを押し下げるなどし
てチャンネルプリセットを指示する。すると、同様にし
てリモコン60から赤外線リモコン信号が送出され、マ
イコン50が検知して図5などに示すフローチャートに
従ってチャンネルプリセット処理を実行する。
【0042】同図において、まずステップS205で
は、チューナ10にてチャンネル番号「1」〜「13」
のチャンネル周波数に順次同調させ、各チャンネル周波
数において同様に局有りまたは局無しを判断し、局有り
と判断した場合には対応するメモリポジションに「1」
をセットする。なお、この場合もステップS205の前
段にて全メモリポジションの値はゼロクリアしてあるも
のとする。次なるステップS210では、所定のチャン
ネル変数(n)に「14」をセットし、ステップS21
5ではチャンネル変数(n)にセットされたチャンネル
番号に対するCATV放送のチャンネル周波数に同調さ
せ、同様にして局有りまたは局無しを判断する。ここ
で、局有りと判断した場合にはステップS220で上記
チャンネル番号に対するメモリポジションの有無ビット
およびモードビットのそれぞれに「1」をセットした
後、ステップS225で所定のカウンタ(C1)をカウ
ントアップする。むろん、このカウンタ(C1)は、初
期状態において「0」がセットされているものとする。
【0043】ステップS215にて局無しと判断した場
合、あるいはステップS225でカウンタ(C1)をカ
ウントアップした後、ステップS230では上記チャン
ネル番号に対するTV放送のチャンネル周波数に同調さ
せて局有りまたは局無しを判断する。ここで、局有りと
判断した場合には、ステップS235で上記メモリポジ
ションの有無ビットに「1」がセットされているか否か
を判断し、セットされていると判断した場合には、ステ
ップS240で同メモリポジションの有無ビットおよび
モードビットをそれぞれ「0」「1」とする。他方、有
無ビットに「1」がセットされていないと判断した場合
には、ステップS245で上記メモリポジションの有無
ビットおよびモードビットをそれぞれ「1」「0」とす
る。すなわち、同一のチャンネル番号においてCATV
放送とTV放送の双方で局有りと判断した場合には有無
ビットおよびモードビットを「0」「1」とし、TV放
送のみを局有りと判断した場合には有無ビットおよびモ
ードビットをそれぞれ「1」「0」とする。
【0044】その後、ステップS250で所定のカウン
タ(C2)をカウントアップする。むろん、このカウン
タ(C2)についても同様に、初期状態において「0」
がセットされているものとする。そして、次なるステッ
プS255ではチャンネル変数(n)が「69」か否か
を判断し、「69」であると判断した場合にはステップ
S260でチャンネル変数(n)の値を「1」だけ加算
し、ステップS215に戻って同様の処理を実行する。
すると、ステップS255でチャンネル変数(n)が
「69」であると判断されるまで同様の処理が順繰りに
実行され、これによってチャンネル番号「14」〜「6
9」のメモリポジションが適宜書き換えられることにな
る。その後、ステップS265では、チューナ10にて
チャンネル番号「70」〜「125」のCATV放送の
チャンネル周波数に順次同調させ、同様に局有りのチャ
ンネル周波数について対応するチャンネル番号のメモリ
ポジションに「1」をセットし、ステップS270でメ
モリコンバート処理を実行する。
【0045】図6は、このメモリコンバート処理の処理
手順の一例をフローチャートにより示している。同図に
おいて、まずステップS310では、CATV放送とT
V放送のいずれのテレビ放送を受信可能であるか否かを
判断する。むろん、その具体的な判断手法としては、各
種の形態を適用可能であって特に限定されることはな
い。例えば、図7のフローチャートに示すように、ステ
ップS410にてCATV放送用のカウンタ(C1)と
TV放送用のカウンタ(C2)の差分をとり、その差分
が「0」よりも大きければステップS420にてCAT
V放送と判断し、それ以外であればステップS430に
てTV放送と判断するようにしてもよい。すなわち、局
有りと判断したチャンネル数が多いテレビ放送を受信可
能であると判断する。
【0046】また、図8のフローチャートに示すよう
に、ステップS510にてCATV放送用のカウンタ
(C1)と所定の定数(X)を比較し、前者が後者より
も大きい場合にはステップS520にてCATV放送と
判断し、それ以外の場合はステップ530でTV放送と
判断してもよい。同様にして、図9のフローチャートに
示すように、ステップS610にてTV放送用のカウン
タ(C2)と所定の定数(Y)を比較し、前者が後者よ
りも大きい場合にはステップS620にてTV放送と判
断し、それ以外の場合はステップ630でCATV放送
と判断してもよい。。すなわち、これらの手法において
は、CATV放送あるいはTV放送のそれぞれで最小限
予想される局有りチャンネル数をXおよびYとし、実際
に局有りと判断したチャンネル数と比較することによっ
て受信可能なテレビ放送を判断する。これらの図7〜図
9に示す手法においては、実際に局有りと判断した全チ
ャンネル数に基づいていずれのテレビ放送を受信可能で
あるかを判断しており、信頼性の高い判断を行うことが
できる。
【0047】さらに、図10のフローチャートに示すよ
うに、ステップS710にてCATV放送のチャンネル
番号「14」〜「35」にて局有りと判断したチャンネ
ル数と所定の定数(Z)を比較し、前者が後者よりも大
きい場合にはステップS720にてCATV放送と判断
し、それ以外の場合にはステップS730にてTV放送
と判断するようにしてもよい。すなわち、図2に示すよ
うに、CATV放送のチャンネル番号「14」〜「3
5」に割り当てられたチャンネル周波数は、TV放送で
チャンネル周波数が割り当てられていない周波数帯域に
割り当てられていることに着目する。そして、上記範囲
のチャンネル番号において、局有りと判断したCATV
放送のチャンネル数を検知し、定数(Z)と比較するこ
とにより受信可能なテレビ放送を判断する。
【0048】このようにしてステップS310にて受信
可能なテレビ放送を判断したら、次のステップS320
でチャンネル番号「14」〜「69」にて有無ビットお
よびモードビットのそれぞれが「0」「1」のメモリポ
ジションを検索する。すなわち、有無ビットおよびモー
ドビットがそれぞれ「0」「1」となるのは、CATV
放送およびTV放送の双方で局有りと判断した場合のみ
であり、このような記憶内容のメモリポジションを検索
する。そして、該当するメモリポジションが存在する場
合にはステップS330を経由し、ステップS340に
て受信可能と判断したテレビ放送に応じてメモリポジシ
ョンの内容を書き換える。具体的には、ステップS31
0にてCATV放送を受信可能であると判断した場合に
は有無ビットおよびモードビットをそれぞれ「1」
「1」とし、TV放送を受信可能であると判断した場合
には有無ビットおよびモードビットを「1」「0」とす
る。以降、同様にして有無ビットおよびモードビットが
それぞれ「0」「1」のメモリポジションを順次検出し
つつ書き換えてチャンネルプリセットを完了する。
【0049】かかる第二の実施形態においては、CAT
V放送とTV放送の全チャンネルで局有りチャンネルを
検出して対応するメモリポジションに記憶した後、CA
TV放送とTV放送で同一チャンネル番号にて局有りと
記憶されたメモリポジションの内容を書き換えるように
している。一方、上述した第一の実施形態においては、
CATV放送とTV放送で同一チャンネル番号のチャン
ネル周波数に交互に同調させつつ局有りか否かを判断
し、同一チャンネル番号において双方のテレビ放送で局
有りと判断した場合、逐次受信可能な放送形態を判断
し、その判断結果に応じたテレビ放送側を局有りとして
記憶している。いずれの手法を採用するとしても、同一
チャンネル番号において双方のテレビ放送で局有りと判
断した場合のみ、受信可能と判断したテレビ放送側を局
有りとしていることになる。従って、仮に受信可能なテ
レビ放送を誤判断したとしても、同一チャンネル番号で
双方のテレビ放送で局有りと判断されなかったメモリポ
ジションが書き換えられることはなく、メモリポジショ
ンの記憶内容に基づく受信制御が正常に行われる可能性
は高いと言える。
【0050】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。リモコン60の図示しない操作
ボタンを押し下げるなどしてチャンネルプリセットを指
示すると、リモコン60から所定の赤外線リモコン信号
が送出され、マイコン50が検知して図5のフローチャ
ートに従ってチャンネルプリセット処理を実行する。こ
のチャンネルプリセット処理においては、まずチューナ
10にてチャンネル番号「1」〜「13」のチャンネル
周波数に順次同調させ、各チャンネル周波数においてビ
デオIC30からの同期信号の有無やVIF回路20か
らのAFT電圧に基づき局有りまたは局無しを判断し、
局有りであれば対応するメモリポジションに「1」をセ
ットする(ステップS205)。なお、実際のチャンネ
ルプリセットを開始する前に全メモリポジションをゼロ
クリアしてあり、局無しであればメモリポジションには
「0」がセットされたままである。
【0051】その後、所定のチャンネル変数(n)に
「14」をセットし(ステップS210)、チューナ1
0にて同チャンネル変数(n)にセットされたチャンネ
ル番号に対するCATV放送のチャンネル周波数に同調
させ、同様にして局有りまたは局無しを判断する(ステ
ップS215)。ここで、局有りと判断した場合には上
記チャンネル番号に対するメモリポジションの有無ビッ
トおよびモードビットのそれぞれに「1」をセットした
後(ステップS220)、所定のカウンタ(C1)をカ
ウントアップする(ステップS225)。
【0052】次に、マイコン50は、チューナ10にて
上記チャンネル変数(n)にセットされたチャンネル番
号に対するTV放送のチャンネル周波数に同調させ、同
様にして局有りまたは局無しを判断する(ステップS2
30)。ここにおいて、局有りと判断した場合、さらに
上記メモリポジションの有無ビットが「1」か否かを判
断する(ステップS235)。そして、有無ビットが
「1」であると判断した場合には、上記メモリポジショ
ンの有無ビットおよびモードビットをそれぞれ「0」
「1」とし(ステップS240)、それ以外の場合には
有無ビットおよびモードビットをそれぞれ「1」「0」
としてから(ステップS245)、所定のカウンタ(C
2)をカウントアップする(ステップS250)。
【0053】その後、チャンネル変数(n)が「69」
か否かを判断し(ステップS255)、「69」ではな
いと判断した場合にはチャンネル変数(n)の値を
「1」だけ加算し(ステップS260)、次のチャンネ
ル番号について同様の処理を実行する。すると、チャン
ネル番号「14」〜「69」の各チャンネル番号で同様
の処理が順繰りに実行されることになる。その結果、C
ATV放送で局有りと判断したチャンネル番号のメモリ
ポジションには有無ビットおよびモードビットのそれぞ
れに「1」「1」がセットされ、TV放送の局有りにつ
いてはそれぞれ「1」「0」がセットされる。また、双
方のテレビ放送で局有りと判断したチャンネル番号のメ
モリポジションについては、有無ビットおよびモードビ
ットのそれぞれに「0」「1」がセットされる。
【0054】そして、チューナ10にてチャンネル番号
「70」〜「125」のCATV放送のチャンネル周波
数に順次同調させ、同様に局有りのチャンネル周波数に
ついて対応するメモリポジションに「1」をセットした
後(ステップS265)、メモリコンバート処理を実行
する(ステップS270)。このメモリコンバート処理
においては、まず、実際に受信可能なテレビ放送を判断
する(ステップS310)。具体的な判断手法の一例と
しては、CATV放送用のカウンタ(C1)とTV放送
用のカウンタ(C2)の差分をとり、その差分が「0」
以上であればCATV放送と判断し、それ以外であれば
TV放送と判断するなどの手法を採用すればよい(ステ
ップS410〜S430)。その後、チャンネル番号
「14」〜「69」にて有無ビットおよびモードビット
のそれぞれが「0」「1」のメモリポジションを検索す
る(ステップS330)。そして、該当するメモリポジ
ションが存在する場合には受信可能と判断したテレビ放
送に応じてメモリポジションの内容を書き換える(ステ
ップS340)。具体的には、CATV放送を受信可能
であると判断した場合には有無ビットおよびモードビッ
トをそれぞれ「1」「1」とし、TV放送を受信可能で
あると判断した場合には有無ビットおよびモードビット
を「1」「0」とする。以降、同様にして有無ビットお
よびモードビットがそれぞれ「0」「1」のメモリポジ
ションを順次検出しつつ書き換えてチャンネルプリセッ
トを完了する。
【0055】以上のようにしてチャンネルプリセットが
完了した後、リモコン60などからチャンネルアップま
たはチャンネルダウンを指示すると、マイコン50は現
在のチャンネル番号のメモリポジションを起点としてそ
れぞれ昇方向または降方向に局有りのメモリポジション
を検索し、検出したメモリポジションに対するテレビ放
送のチャンネル周波数にチューナ10を同調させる。む
ろん、検出したメモリポジションがCATV放送である
か、TV放送であるかに応じて参照するチャンネルプラ
ンを適宜切り替えることになる。また、このような選局
時に本来局無しであるにもかかわらず、局有りであるこ
とが記憶されているチャンネル番号が発見された場合に
は、適宜、マニュアル操作によって局無しに設定し直
す。すると、それ以降、そのチャンネル番号は選局時に
スキップされるようになる。
【0056】このように、チューナ10がテレビ電波放
送とCATV放送のいずれか一方のテレビ放送形態の信
号を受信可能である場合に、マイコン50はチューナ1
0にて双方のテレビ放送に割り当てられた各チャンネル
周波数に順次同調させつつ局有りか否かを判断し、局有
りと判断した場合に対応するチャンネル番号とテレビ放
送をプリセットするにあたり、同一チャンネル番号にて
双方のテレビ放送形態で局有りと判断した場合のみ、受
信可能と判断されるテレビ放送をプリセットするように
したため、受信可能なテレビ放送形態の誤判断によって
プリセット内容に基づく受信制御が不能となる確率を低
減することが可能なテレビジョン受信装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるテレビジョン受信
装置を適用したテレビジョンの構成を示す概略ブロック
図である。
【図2】TV放送とCATV放送のチャンネルプランを
表形式で示した図である。
【図3】メモリポジションを説明するための図である。
【図4】本発明の第一の実施形態にかかるチャンネルプ
リセットの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第二の実施形態にかかるチャンネルプ
リセットの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】メモリコンバート処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】テレビ放送判断処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】別の例にかかるテレビ放送判断処理の処理手順
を示すフローチャートである。
【図9】別の例にかかるテレビ放送判断処理の処理手順
を示すフローチャートである。
【図10】別の例にかかるテレビ放送判断処理の処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…チューナ 20…VIF回路 30…ビデオIC 40…オーディオIC 50…マイコン 60…リモコン 70…EEPROM

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のチャンネル番号に対して互いに異
    なるチャンネル周波数が割り当てられた二つのテレビ放
    送形態に対応して所望周波数の信号を受信して出力する
    信号受信手段と、 上記二つのテレビ放送形態のそれぞれについて上記信号
    受信手段にて各チャンネル番号に割り当てられたチャン
    ネル周波数に交互に同調させつつその出力に基づいて局
    有りまたは局無しを判断する局有無判断手段と、 この局有無判断手段によって局有りと判断されたチャン
    ネル周波数に対応するテレビ放送形態を上記二つのテレ
    ビ放送形態における受信可能なテレビ放送形態判断す
    るテレビ放送形態判断手段と、 上記局有無判断手段にて局有りと判断されたチャンネル
    周波数に対するチャンネル番号とテレビ放送形態を記憶
    しつつ、上記二つのテレビ放送形態で同一チャンネル番
    号に対して局有りと判断された場合には、上記局有無判
    断手段によって従前により多くのチャンネル番号に対し
    て局有りと判断されたテレビ放送形態を受信可能なテレ
    ビ放送形態と判断し、その判断結果にかかるテレビ放送
    形態を記憶するチャンネルメモリ手段と、 このチャンネルメモリ手段にて記憶されたチャンネル番
    号とテレビ放送形態に基づき上記信号受信手段にて局有
    りのチャンネル周波数に同調させる同調制御手段とを具
    備することを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】 所定のチャンネル番号に対して互いに異
    なるチャンネル周波数が割り当てられた二つのテレビ放
    送形態に対応して所望周波数の信号を受信して出力する
    信号受信手段と、 上記二つのテレビ放送形態のそれぞれについて上記信号
    受信手段にて各チャンネル番号に割り当てられたチャン
    ネル周波数に順次同調させつつその出力に基づいて局有
    りまたは局無しを判断する局有無判断手段と、 この局有無判断手段によって局有りと判断されたチャン
    ネル周波数に対応するテレビ放送形態を上記二つのテレ
    ビ放送形態における受信可能なテレビ放送形態 と判断す
    るテレビ放送形態判断手段と、 上記局有無判断手段にて局有りと判断された全チャンネ
    ル周波数のそれぞれに対するチャンネル番号とテレビ放
    送形態を記憶しつつ、上記二つのテレビ放送形態で同一
    チャンネル番号に対して局有りと判断されたチャンネル
    番号については、上記二つのテレビ放送形態のそれぞれ
    で上記局有無判断手段が局有りと判断した全チャンネル
    数を相互に比較するとともに局有りと判断された全チャ
    ンネル数が多い方のテレビ放送形態を受信可能なテレビ
    放送形態と判断し、その判断結果にかかるテレビ放送形
    態を記憶するチャンネルメモリ手段と、 このチャンネルメモリ手段にて記憶されたチャンネル番
    号とテレビ放送形態に基づき上記信号受信手段にて局有
    りのチャンネル周波数に同調させる同調制御手段とを具
    備する ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  3. 【請求項3】 所定のチャンネル番号に対して互いに異
    なるチャンネル周波数が割り当てられた二つのテレビ放
    送形態に対応して所望周波数の信号を受信して出力する
    信号受信手段と、 上記二つのテレビ放送形態のそれぞれについて上記信号
    受信手段にて各チャンネル番号に割り当てられたチャン
    ネル周波数に順次同調させつつその出力に基づいて局有
    りまたは局無しを判断する局有無判断手段と、 この局有無判断手段によって局有りと判断されたチャン
    ネル周波数に対応するテレビ放送形態を上記二つのテレ
    ビ放送形態における受信可能なテレビ放送形態と判断す
    るテレビ放送形態判断手段と、 上記局有無判断手段にて局有りと判断された全チャンネ
    ル周波数のそれぞれに対するチャンネル番号とテレビ放
    送形態を記憶しつつ、上記二つのテレビ放送形態で同一
    チャンネル番号に対して局有りと判断されたチャンネル
    番号については、一方のテレビ放送形態について上記局
    有無判断手段が局有りと判断した全チャンネル数と所定
    の定数とを比較するとともに当該一方のテレビ放送形態
    が局有りと判断された全チャンネル数が所定の定数より
    多い場合に当該一方のテレビ放送形態を受信可能なテレ
    ビ放送形態と判断し、上記一方のテレビ放送形態が局有
    りと判断された全チャンネル数が所定の定数より少ない
    場合に他方のテレビ放送形態を受信可能なテレビ放送形
    態と判断し、その判断結果にかかるテレビ放送形態 を記
    憶するチャンネルメモリ手段と、 このチャンネルメモリ手段にて記憶されたチャンネル番
    号とテレビ放送形態に基づき上記信号受信手段にて局有
    りのチャンネル周波数に同調させる同調制御手段とを具
    備する ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  4. 【請求項4】 所定のチャンネル番号に対して互いに異
    なるチャンネル周波数が割り当てられた二つのテレビ放
    送形態が存在し、当該二つのテレビ放送形態の一方には
    他方に割り当てられていない特定の周波数帯域にチャン
    ネル周波数が割り当てられており、それぞれのテレビ放
    送形態に対応して所望周波数の信号を受信して出力する
    信号受信手段と、 上記二つのテレビ放送形態のそれぞれについて上記信号
    受信手段にて各チャンネル番号に割り当てられたチャン
    ネル周波数に順次同調させつつその出力に基づいて局有
    りまたは局無しを判断する局有無判断手段と、 この局有無判断手段によって局有りと判断されたチャン
    ネル周波数に対応するテレビ放送形態を上記二つのテレ
    ビ放送形態における受信可能なテレビ放送形態と判断す
    るテレビ放送形態判断手段と、 上記局有無判断手段にて局有りと判断された全チャンネ
    ル周波数のそれぞれに対するチャンネル番号とテレビ放
    送形態を記憶しつつ、上記二つのテレビ放送形態で同一
    チャンネル番号に対して局有りと判断されたチャンネル
    番号については、上記特定の周波数帯域において上記局
    有無判断手段が局有りと判断したチャンネル数と所定の
    定数とを比較するとともに当該局有りと判断したチャン
    ネル数が所定の定数より多い場合に当該一方のテレビ放
    送形態を受信可能なテレビ放送形態と判断し、上記一方
    のテレビ放送形態が局有りと判断されたチャンネル数が
    所定の定数より少ない場合に他方のテレビ放送形態を受
    信可能なテレビ放送形態と判断し、その判断結果にかか
    るテレビ放送形態を記憶するチャンネルメモリ手段と、 このチャンネルメモリ手段にて記憶されたチャンネル番
    号とテレビ放送形態に基づき上記信号受信手段にて局有
    りのチャンネル周波数に同調させる同調制御手段とを具
    備する ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のテレビジョン受 信装置において、上記二つのテレビ
    放送形態は、一方が地上波放送であり、他方がケーブル
    テレビ放送であることを特徴とするテレビジョン受信装
    置。
  6. 【請求項6】 上記請求項2〜請求項5のいずれかに記
    載のテレビジョン受信装置において、上記チャンネルメ
    モリ手段は、各チャンネル番号に対して上記二つのテレ
    ビ放送形態のいずれか一方または双方のテレビ放送形態
    が局有りまたは局無しであることを記憶するためのメモ
    リポジションを備え、各メモリポジションに対して上記
    局有無判断手段の判断結果に基づいて局有りまたは局無
    しであることを記憶した後、双方のテレビ放送形態で局
    有りであることが記憶されたメモリポジションを検知
    し、上記判断結果にかかるテレビ放送形態を記憶するに
    当たり当該判断結果にかかるテレビ放送形態が局有りと
    なるように上記メモリポジションの記憶内容を変更する
    ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
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