JP3480331B2 - 効果装置および自動演奏装置 - Google Patents
効果装置および自動演奏装置Info
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Description
与できる効果装置およびこの効果装置を備えた自動演奏
装置に関する。
きに再生するリバース再生は、たとえば、アナログオー
ディオテープを逆向きにトラッキングさせたり、アナロ
グレコードをターンテーブル上で逆向きに回転させるな
どの方式でえることができた。しかし、これらは一旦録
音処理をしたのちに、別処理として行われる再生処理に
よって実現されるもので、殆どリアルタイムに録音とリ
バース再生を行う効果装置として利用できるものではな
かった。
々に大きくしてディレイ音が徐々に大きくなるようにす
ることで疑似的にリバース感を演出したエフェクタも実
用化されているが、あくまで疑似的なものであり、リバ
ース再生したエンベロープを再現することはできなかっ
た。
という特殊な効果を付与することができる効果装置およ
びこの効果装置を備えた自動演奏装置を提供することを
目的とする。
される楽音信号を所定時間録音する録音手段と、前記所
定時間の録音の直後に、該録音した楽音信号を時間的配
列を逆転して複数回連続して再生出力するリバース再生
手段と、入力される楽音信号のレベルを監視し、信号レ
ベルが一定以上になったとき前記録音手段の録音をスタ
ートさせる手段であって、前記リバース再生手段の再生
中は録音スタートを禁止するトリガ手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
いて、前記リバース再生手段は、再生毎に所定のループ
ゲインで再生レベルを減衰または増幅してゆく手段であ
ることを特徴とする。
発明において、リバース再生手段が再生する楽音を、再
生毎に複数チャンネル間でパンするパン手段を備えたこ
とを特徴とする。
づいて楽音信号を発生する演奏手段と、演奏手段が発生
した楽音信号を所定時間録音する録音手段と、前記所定
時間の録音の直後に、該録音した楽音信号を時間的配列
を逆転して複数回連続して再生出力するリバース再生手
段と、入力される楽音信号のレベルを監視し、信号レベ
ルが一定以上になったとき前記録音手段の録音をスター
トさせる手段であって、前記リバース再生手段の再生中
は録音スタートを禁止するトリガ手段と、前記演奏手段
の演奏のテンポを変更するテンポコントロール手段と、
テンポコントロール手段による演奏のテンポの変更に応
じて前記録音手段の録音時間を設定する録音時間設定手
段と、を備えたことを特徴とする。
いて、前記リバース再生手段は、再生毎に所定のループ
ゲインで再生レベルを減衰または増幅してゆく手段であ
ることを特徴とする。
発明において、リバース再生手段が再生する楽音を、再
生毎に複数チャンネル間でパンするパン手段を備えたこ
とを特徴とする。
態であるカラオケ装置について説明する。図1は同カラ
オケ装置の機能ブロック図である。このカラオケ装置で
は、シーケンサ2が楽曲データ1を読み出し、発音部3
を駆動することによって複数の楽音を発生し、カラオケ
曲を演奏する。発音部3が発生した楽音はエフェクタ5
に入力され各楽音毎に種々の効果を付与されてサウンド
システム6に入力される。発音部3は複数チャンネルで
複数の音色の楽音を並行して発音することができる音源
を備えており、エフェクタ5は入力される楽音の音色毎
に別々の効果を付与することができる。音色と効果との
対応づけ(アサイン)は楽曲データ中に記述されてお
り、シーケンサ2がこのアサインデータを読み出したと
きエフェクタ5にこれを通知する。
増幅してスピーカから出力する。このように出力された
カラオケ曲の演奏に合わせて歌唱者が歌唱した歌唱音声
はマイク4からエフェクタ5に入力される。エフェクタ
5は、この音声信号に対してもエコーやリバーブなどの
効果を付与してサウンドシステム6に入力する。
マイクロプログラムを変更することで、エコー,リバー
ブなどのディレイ系の効果やディストーションやオーバ
ードライブなどのフィルタ系の効果など種々の効果を付
与することができる。さらに、ディレイ系の効果の1つ
としてリバースエコーという効果を付与することもでき
る。上述したようにエフェクタ5は入力される楽音の音
色毎に別々の効果を付与することができ、効果と音色の
アサインは楽曲データ中に記述されている。リバースエ
コー効果は主として打楽器などの減衰系の音色にアサイ
ンされる。
ある。リバースエコーは、入力された楽音の波形を一定
時間録音し、この録音された楽音波形の時間的順序を逆
転して1〜複数回再生するという効果である。この効果
を減衰系の楽音(特に打楽器)に用いることにより、発
音部3が発音した楽音に続けて、小さい音から大きくな
りインパクト音で終わる「シューウワッ」というような
効果音が繰り返し発生し、自然界にはない特殊な効果を
得ることができる。録音時間(ゲートタイム)、繰り返
し回数(ループ回数)、ループ毎の減衰率(ループゲイ
ン)はパラメータによって任意に設定することができ
る。また、この図ではゲートタイムと楽音の音長(発音
から消音までの時間)がほぼ一致しているが、必ずしも
一致する必要はなく、ゲートタイムのほうが長くても短
くてもよい。
ためのエフェクタ5の機能構成を示す図である。エフェ
クタ5をDSPで構成した場合この図の構成はマイクロ
プログラムで実現される。入力端子11から入力された
ステレオの楽音信号は、入力ミキサ12および出力ミキ
サ13に入力される。入力ミキサは、ステレオの入力信
号を1:1でアナログ信号にミキシングして効果付与系
統10に入力する。この信号はハイパスフィルタ20お
よびローパスフィルタ21で楽音帯域のみが切り出され
る。そして、この信号のレベルをエンベロープ監視部2
2が監視し、レベルが一定値(トリガレベル)を超えた
とき、楽音の発音タイミングであるとして録音部23に
録音開始を指示する。録音部23はLPF21から入力
される楽音の波形データをアドレス順にメモリ24に書
き込んでゆく。メモリ24はランダムアクセス可能であ
り、記録された楽音波形データをどのような順序で読み
出すことも可能である。リバースエコー効果の場合、録
音時と逆の順序で楽音波形データを読み出してゆく。メ
モリ24は数百ミリ秒〜数秒の長さで楽音波形データを
記録する容量を有するが、ゲートタイム監視部24aが
ゲートタイムを録音時間をカウントしており、ゲートタ
イムに達したとき、録音部23およびリバース再生部2
5に対してゲートタイムを通知する。録音部23は、こ
のゲートタイムの通知に対応して録音を終了する。ま
た、リバース再生部25はゲートタイムの通知に対応し
て起動し、まず、リバース再生中に新たな録音が行われ
ないように録音部23をマスクする。そして、メモリ2
4に記憶されている楽音波形データを録音時と逆のアド
レス順で読み出すことによりリバース再生を行う。この
リバース再生は繰り返し行われる。リバース再生の回数
(ループ回数)および再生毎の減衰率(ループゲイン)
は外部からパラメータとして設定されている。
再生信号はオートパン部26に入力される。オートパン
部26は、このモノラルの信号をステレオ信号に分岐す
る機能部であるが、分岐の比率を1回のリバース再生の
間に0:100から100:0に滑らかに移行し音像の
定位をL→RまたはR→Lに移動させる機能を有してい
る。オートパンは、L←→R(1回のリバース再生毎に
L→R,R→Lを交互に行う)、L→R(毎回のリバー
ス再生時にL→Rにパンする)、R→L(毎回のリバー
ス再生時にR→Lにパンする)およびOFF(パンを行
わない)の4種類のモードを設定可能であり、そのいず
れかを選択するパラメータが外部設定される。
変換されたリバースエコー信号は出力ミキサ13に入力
される。出力ミキサでは、入力端子11から直接入力さ
れた信号(ドライ信号)および効果付与系統10で処理
されたリバースエコー信号(ウェット信号)を所定の比
率でミキシングして出力端子14から出力する。両信号
の両チャンネルのゲインは、ドライ/ウェット比率パラ
メータ、出力パンパラメータ、ボリュームパラメータに
よって決定される。ドライ/ウェット比率パラメータ
は、ドライ信号とウェット信号のミキシング比率を決定
する。出力パンパラメータは、両信号のスタティックな
定位を決定する。ボリュームパラメータは、両信号をミ
キシングしたのちの音量を決定する。ドライ/ウェット
比率、出力パン、ボリュームの各パラメータは外部から
与えられる。
タにおいては、 ゲートタイム:録音時間 トリガレベル:録音開始を決定する入力レベル ループ回数:リバース再生の回数 ループゲイン:リバース再生毎の減衰率 LPFカットオフ周波数 HPFカットオフ周波数 オートパンモード:オートパン部のオートパン動作指示 ドライ/ウエット比率:ドライ信号とウェット信号のミ
キシング比率 出力パン:出力信号のスタティックな定位 ボリューム:出力信号の音量 の各パラメータが外部から供給され、これに応じた設定
で楽音信号に対してリバースエコー効果を付与する。
容量の範囲で任意に設定することができるが、効果を付
与する音色や自動演奏(カラオケ演奏)のテンポに応じ
て設定すればよい。たとえば残響の短い楽音の場合ゲー
トタイムを短くし、残響の長い楽音の場合にはゲートタ
イムを長くする。また、自動演奏の1拍や半拍の長さに
ゲートタイムを合わせるなどの設定をしてもよい。
の音色(MIDIチャンネル)毎に異なる異なる効果を
付与することができるため、特定の音色(たとえば打楽
器)のみにこのリバースエコー効果をアサインしておけ
ば、他の楽音によって録音がトリガされたり、録音中に
他の楽音が混ざり込んでノイズになったりすることがな
い。
とこれをループ回数だけリバース再生するまでは録音が
マスクされるため、最初の音にリバースエコーが掛か
り、続く音はそのリバースエコーの上で演奏されるよう
な効果を得ることができる。
列に設け、それぞれ別の楽音に対してリバースエコー効
果を付与するようにすれば複数のリバースエコー効果を
オーバーラップして付与することができる。このように
構成する場合には、入力ミキサ12から入力される楽音
をアウトプットセレクタで複数の効果付与系統のうち1
つに振り分け、このアウトプットセレクタを各効果付与
系統のエンベロープ監視部22が出力するトリガ信号で
切り換えるようにする。
構成を示すブロック図である。同図において、装置全体
と動作を制御するCPU30には、バスを介してROM
31、RAM32、ハードディスク記憶装置(HDD)
34、通信制御部35、リモコン受信部36、表示パネ
ル37、パネルスイッチ38、音源装置39、音声デー
タ処理部40、エフェクタ41,51、ミキサ42、文
字表示部43、CD−ROMチェンジャ44および表示
制御部45が接続されている。
6が接続されており、表示制御部45にはモニタ48が
接続されている。またエフェクタ51にはプリアンプ5
0を介してボーカル用のマイク47が接続されている。
エフェクタ41が楽音に対して前記リバースエコー効果
を含む各種の効果を付与する。
記憶されている。起動プログラムはこの装置の電源オン
時に読み出され、ハードディスク記憶装置34に記憶さ
れているシステムプログラムをRAM32に読み出して
この装置を立ち上げる。システムプログラムは、この装
置の基本動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプロ
グラムである。カラオケ実行プログラム群は、システム
プログラムによって自動的に立ち上げられ、図6のフロ
ーチャートに示すような動作を実行する。ローダは、シ
ステムプログラムによって自動的に立ち上げられ、電話
回線を介した配信センタからの呼び出しに応答し、カラ
オケ演奏用の楽曲データなどをダウンロードするための
プログラムである。この応答やダウンロードは、通信制
御部35を介して行われる。RAM32には、上記プロ
グラム読出エリア、現在演奏中の楽曲データが読み出さ
れる楽曲データ読出エリアなどが設定される。
データをダウンロードしてHDD34に書き込む。通信
制御部35はDMA回路を内蔵しており、ダウンロード
された楽曲データをCPU30を介さずに直接HDD3
4に書き込むことができる。
られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リ
モコン53はテンキーやモード切換キーなどの各種キー
スイッチを備えており、利用者がこれらのスイッチを操
作すると、その操作に応じたコードの赤外線信号を送信
する。利用者は上記各種キースイッチのオンシーケンス
によって、カラオケ装置本体に曲番号を入力することが
できる。
表示するためのLED表示器などを含んでいる。また、
パネルスイッチ38はテンキーのほか上記リモコン53
と同種のキースイッチを含んでおり、このパネルスイッ
チを操作して曲番号を入力することもできる。さらに、
パネルスイッチ38は、テンポコントロールスイッチ3
8aを備えている。テンポコントロールスイッチ38a
は△ボタンおよび▽ボタンからなり、△ボタンがオンさ
れる毎にテンポを10パーセントずつ速くし、▽ボタン
がオンされる毎にテンポを10パーセントずつ遅くす
る。
まれるテンポ設定データで設定され、このテンポコント
ロールスイッチで変更可能である。カラオケ演奏のテン
ポが変更されると、これに対応して前記リバースエコー
効果のゲートタイムが変更される。
る種々の設定データでセットアップされ、CPU30か
ら入力される楽曲データ(ノートイベントデータなど)
に基づいて楽音信号を形成する。音声データ処理部40
は、楽曲データに含まれる音声データに基づいてバック
コーラスなどの音声信号を形成する。音声データは、音
源装置39で電子的に発生しにくい信号波形(バックコ
ーラスなど)を生の音声信号からADPCMデータ化し
たものであり、音声データ処理部40はこのADPCM
データのデコーダである。
ち音源装置39から入力された楽音信号および音声デー
タ処理部40が伸長したバックコーラスの音声信号に対
して前記リバースエコー効果を含む種々の効果を付与す
る。効果を付与されたカラオケ演奏音はミキサ42に出
力される。一方、エフェクタ51は、マイク47から入
力された歌唱音声信号に対してエコーなどの効果を付与
したのちミキサ42に出力する。エフェクタ41,51
が付与する効果の種類や大きさは、楽曲データに含まれ
る効果制御データによってカラオケ曲の進行に応じて制
御される。
力されたカラオケ演奏音および歌唱音声信号を適当な比
率でミキシングしたのちアンプスピーカ46に出力す
る。アンプスピーカ46はこのアナログ信号を増幅して
スピーカから放出する。
オケ曲の曲名や歌詞の文字パターンが表示座標データと
ともに入力される。文字表示部43は、これをVRAM
上に展開して映像信号として出力する。また、CD−R
OMチェンジャ44は、カラオケ演奏時にCD−ROM
にMPEGフォーマットで記録されている映像を再生す
る。CPU30は演奏するカラオケ曲のジャンルデータ
などに基づいてどのような背景映像を再生するかを決定
し、その背景映像のチャプタナンバをCD−ROMチェ
ンジャ44に送信する。CD−ROMチェンジャ44
は、このCPU30が指定するチャプタの映像を複数枚
(5枚程度)のCD−ROMのなかから選択して再生す
る。上記文字表示部43から出力される文字パターンの
映像信号およびCD−ROMチェンジャ44が再生した
背景映像の映像信号は、表示制御部45に入力される。
表示制御部45は背景映像の上に文字パターンをスーパ
ーインポーズで合成してモニタ48に表示する。
る楽曲データの構成を説明する。楽曲データは、音源装
置39を制御する楽音トラックのほか、歌詞などの文字
表示を制御する文字表示トラック、音声データ処理部4
0に入力する音声データを制御する音声トラック、エフ
ェクタ41,51を制御する効果制御トラック、音声デ
ータ部およびヘッダで構成されている。
トデータの読出間隔を示すデュレーションデータ(Δ
t)を時系列に配列して構成されている。カラオケ曲の
演奏を実行するとき、CPU30は、トラックのデータ
を先頭から順に読み出してゆく、デュレーションデータ
が読み出されたときクロック信号でこのデュレーション
をカウントする。イベントデータが読み出だされたと
き、そのデータを該当の処理部に出力する。なお、各イ
ベントデータの読み出し間隔は、クロック信号のカウン
ト数を示すデュレーションデータで指示されているた
め、クロックの周期を変更して演奏テンポを変更して
も、各イベントデータ間の相対的な時間的間隔は同じに
保たれる。なお、楽音トラック以外のトラックのデータ
は汎用のMIDIデータではないが、インプリンメンテ
ーションの統一をとり作業工程を容易にするため、全て
MIDI形式で記述されている。
ベントデータ)は音源装置39に出力される。このデー
タを受け取った音源装置39は、楽音を発音または消音
する。なお、テンポ指示データは楽音トラックに含まれ
ている。テンポ指示データが読み出されたとき、楽曲デ
ータを読み出すシーケンスプログラムのクロックテンポ
を変更するとともに、効果用のDSP41,51にこの
テンポを指示する。
表示データ)は、曲名や歌詞の文字データ、その表示座
標、および、色替えや消去を制御するワイプシーケンス
データからなっている。音声トラックのイベントデータ
(音声指定データ)は、バックコーラスなどの音声デー
タをどの周波数にピッチシフトしてどの音量で発音する
かを指定する情報を含んでいる。
(効果制御データ)は、複数チャンネルの楽音信号や歌
唱音声信号に対してそれぞれどのような効果をどの程度
付与するかをチャンネル毎に指示するパラメータを含ん
でおり、これらが読み出されたとき、そのパラメータが
エフェクタ41,51に入力される。
ベントデータの種類毎に別々にトラックを設定したマル
チトラック形式になっているが、全てのイベントデータ
を1トラックに時間的順序で配列したシングルトラック
の形式にしてもよい。また、テンポ指示データは、マル
チトラック形式の場合、楽音トラック以外のどのトラッ
クに記述してもよい。
チャートである。このフローチャートはカラオケ曲演奏
中のテンポ監視動作を示している。この動作らカラオケ
曲の演奏中に定期的に実行される動作である。s1で新
たなテンポ指示があるか否かを判断する。このテンポ指
示は楽曲データからテンポ指示データが読み出された場
合、パネルスイッチ38のテンポコントロールスイッチ
38aが操作された場合を含む。新たなテンポ指示がな
い場合にはそのままリターンする。
テンポを自動演奏のクロック機能(サブルーチン)に指
示するとともに(s2)、このテンポにおける1拍の長
さをミリセカンドに換算する(s3)。そして、換算さ
れた値をDSP41または51に通知する(s4)。D
SP41が、楽音に対して図3に示すようなリバースエ
コー効果を付与している場合、1拍の長さをゲートタイ
ムとして設定し、演奏のテンポにあったリバースエコー
効果を付与する。
1拍でなくてもよい。たとえば、2拍は1/2拍でもよ
い。また音色に応じてこれを変更してもよい。たとえ
ば、ドラム音であれば1/2拍、ピアノ音であれば1拍
などである。いずれの場合でもテンポの変更に応じてゲ
ートタイム(ミリ秒)は変更されるようにする。
直後に逆向きに再生することにより、いままでにない特
殊な効果を得ることができる。また、このリバース再生
の回数やゲインを種々に設定することによってこの効果
のバリエーションをより広くすることができる。
演奏のテンポに追従して録音時間を変更するようにした
ことにより、演奏のテンポがどのように変更されても、
そのテンポにあったリバース再生効果を得ることができ
る。
ブロック図
る図
機能構成を示す図
の構成を示す図
イク、5…エフェクタ、6…サウンドシステム、10…
効果付与系統、11…入力端子、12…入力ミキサ、1
3…出力ミキサ、14…出力端子、20…ハイパスフィ
ルタ、21…ローパスフィルタ、22…エンベロープ監
視部、23…録音部、24…メモリ、24a…ゲートタ
イム監視部、25…リバース再生部、26…オートパン
部 30…CPU、38a…テンポコントロールスイッチ、
41…DSP
Claims (6)
- 【請求項1】 入力される楽音信号を所定時間録音する
録音手段と、 前記所定時間の録音の直後に、該録音した楽音信号を時
間的配列を逆転して複数回連続して再生出力するリバー
ス再生手段と、入力される楽音信号のレベルを監視し、信号レベルが一
定以上になったとき前記録音手段の録音をスタートさせ
る手段であって、前記リバース再生手段の再生中は録音
スタートを禁止するトリガ手段と、 を備えたことを特徴とする効果装置。 - 【請求項2】 前記リバース再生手段は、再生毎に所定
のループゲインで再生レベルを減衰または増幅してゆく
手段である請求項1に記載の効果装置。 - 【請求項3】 リバース再生手段が再生する楽音を、再
生毎に複数チャンネル間でパンするパン手段を備えた請
求項1または請求項2に記載の効果装置。 - 【請求項4】 自動演奏データに基づいて楽音信号を発
生する演奏手段と、演奏手段が発生した楽音信号を所定時間録音する録音手
段と、 前記所定時間の録音の直後に、該録音した楽音信号を時
間的配列を逆転して複数回連続して再生出力するリバー
ス再生手段と、 入力される楽音信号のレベルを監視し、信号レベルが一
定以上になったとき前記録音手段の録音をスタートさせ
る手段であって、前記リバース再生手段の再生中は録音
スタートを禁止するトリガ手段と、 前記 演奏手段の演奏のテンポを変更するテンポコントロ
ール手段と、 テンポコントロール手段による演奏のテンポの変更に応
じて前記録音手段の録音時間を設定する録音時間設定手
段と、 を備えたことを特徴とする自動演奏装置。 - 【請求項5】 前記リバース再生手段は、再生毎に所定
のループゲインで再生レベルを減衰または増幅してゆく
手段である請求項4に記載の自動演奏装置。 - 【請求項6】 リバース再生手段が再生する楽音を、再
生毎に複数チャンネル間でパンするパン手段を備えた請
求項4または請求項5に記載の自動演奏装置。
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JP24941898A JP3480331B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 効果装置および自動演奏装置 |
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