JP3479014B2 - ゴムクローラ - Google Patents

ゴムクローラ

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JP3479014B2
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    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
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    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの歯車のまわ
りに方向付けられた循環ゴムベルトを備えたゴムクロー
ラに関する。そのベルトの周方向には、平行な金属コア
要素が、チェーンに埋め込まれており、バンドと交差す
る方向に伸びていて、上記歯車の間に設けられた支持ロ
ールを案内するために設けられている。
【0002】
【従来の技術】EP-A-300.488より、スプロケ
ット歯車と中間ホイールのまわりを駆動されるゴムクロ
ーラが知られている。ゴムクローラの内側には、スプロ
ケット歯車と中間ホイールとの間でベルトの内周面全面
に分布して、ゴムベルトを支持するための支持ローラが
設けられている。ベルトの縦方向には、金属コア要素
が、互いに一定間隔で部分的にゴム内に埋め込まれてい
る。各金属チェーンは、ベルトの横方向に伸びる二つの
翼を持つ基部を含む。基部には、支持ロールの踏面(run
ning surface)を形成しているガイドが設けられてい
る。連続するチェーンのガイド間には、ベルトのゴムの
ゴム層がある。ゴムクローラの中央には、ゴムベルトの
駆動中にスプロケット歯車の歯を受けるために、連続す
るチェーンの間にスプロケットホールが設けられてい
る。
【0003】底部でのゴムクローラの移動中、連続する
金属チェーンのガイドと中間ゴムの上を回転する。支持
ロールの踏面が不連続なため、支持ロールの移動は、支
持ロールの望ましくない上下運動をたいてい含む。この
支持ロールの上下運動は、ゴムクローラの望ましくない
振動と望ましくない騒音公害を伴う。
【0004】EP-A-300.488に開示されている
チェーンは、中央部に、ゴムベルトの内側方向に伸びて
いる二つの突起部を含む。上記振動とベルトの損傷(ゴ
ムベルト表面の欠陥部を通して、金属チェーンとのゴム
の接触面の間に水や砂等が堆積することによる)を減ら
すために、ゴムベルトの内側に対向している金属チェー
ンの基部に、拡張部が設けられている。この拡張部は、
各突起部と金属チェーンの端部との間に位置しており、
ベルトの縦方向に伸びて、支持ロールの踏面を構成す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、EP-
A-300.488より周知のゴムクローラには、支持ロ
ールが金属チェーン上を回転することにより引き起こさ
れる振動がやはり大きすぎるという不都合がある。装置
が障害物を横断して移動し、ゴムベルトが曲がる際にそ
の横軸のまわりに回転する時に、金属チェーンは比較的
大きな力をさらに被る。これは、金属チェーンがゴムベ
ルトからはずれてしまうという問題を含む。このこと
は、望ましくない。
【0006】本発明の目的は、支持ロールの金属チェー
ン上の移動に伴う上記振動をいっそう減少させることの
できるゴムクローラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、各金属コア要素が支持ロールを案内するためのガ
イドと、このガイドを受けるためのキャリアとを備えて
いること、そして、上記金属コア要素が上記ガイドをゴ
ムベルト内に機械的に定着させるための手段を備えてい
ことにより達成される。このガイドとキャリアは、別
個の部分として形成されており、互いに連結されてい
る。
【0008】互いに分離された少なくとも二つの別個の
部分、すなわち、支持ロールのためのガイドを含む第一
部分とガイドのためのキャリアを含む第二部分とにおけ
る金属チェーンの分離のため、支持ロールによってガイ
ドに及ぼされる力は、成分に分解される。この力の分解
は、連結部を通してガイドからキャリアへ伝達される正
味の力を減らす可能性を提供する。結果として、キャリ
アのゴムベルトとの接触面に作用する力も減らすことが
でき、それによって、金属チェーンがゴムからはずれに
くくなる。金属チェーンをガイドとこのガイドのための
キャリアに分割することは、このように、周囲にあるゴ
ムベルトとの金属チェーンの接触面に作用する力であっ
て、金属チェーンのゴムベルト内での結合を分解し金属
チェーンをゴムベルトからはずす原因となる力を減らす
ことができる。
【0009】また、ゴムクローラの駆動を分析すると、
駆動中、スプロケット歯車と中間ホイールがスプロケッ
トホールと係合しており、それにより、比較的高いけん
引力が、スプロケットホールの端部に及ぼされることが
わかった。上記けん引力は、金属コア要素に伝達され、
そこからゴムクローラの縦方向に張られたスチールコー
ドへと伝達される。既知のゴムクローラにおいては、金
属コア要素の表面には、金属のゴムへの結合を確立する
ための化学的な処理が施されており、金属コア要素から
ゴムへのけん引力の良好な伝達を可能にしている。しか
しながら、このようにして得られた結合は不十分であ
る。すなわち、金属がゴムからゆるめられ、例えば石や
岩の破片などの大きな障害物が支持ロールとゴムチェー
ンとの間にはさみ込まれるような時に金属チェーンがチ
ェーンからはずれてしまうことが示されている。本発明
によれば、化学的な結合に加え、金属コア要素の機械的
定着の提供により、金属コア要素の向上された定着が達
成され、金属コア要素がゴムクローラからはずれるのを
避けることができるようになる。
【0010】本発明の金属コア要素のガイドは、一つま
たは二つの別個の部分として作られることができる。
【0011】ガイドとキャリアの間に、ダンピング層が
設けられているのが好ましく、それにより、特にガイド
上の支持ロールの移動により引き起こされる振動を少な
くとも部分的に吸収し減少させる。上記振動がダンピン
グ層により少なくとも部分的に中和されるので、ガイド
からキャリアへと伝達されなければならない力は、対応
して減らされる。そのようにして、コア要素がゴムベル
トからはずれる可能性は、さらに減らされる。ダンピン
グ層は、金属コア要素上の支持ロールの移動により引き
起こされる騒音公害を減らすことを保証すると共に、外
側から生じる振動がゴムクローラの内側へと簡単に伝達
されるのを防ぐ。
【0012】障害物を横断する移動を容易にし、そのた
めゴムクローラが障害物に適応できるようにするため
に、また、連続するガイド上を移動中に生じる支持ロー
ルの振動が不都合に増大するのを防ぐために、ガイドは
キャリア内に傾き可能に取付けられるのが好ましい。こ
れは、ガイドをキャリアに関係なく設置し、支持ロール
の踏面の連続性が悪影響を受ける程度をより小さくする
ことを可能にする。すなわち、傾き可能な取付けによ
り、金属コア要素のガイドが、障害物を克服する時に、
次に続くコア要素のガイドの方向にいくらか傾けるの
で、連続するガイド上を移動する支持ロールにより克服
されなければならない高低差が減少され、それに付随し
た振動が対応して減少される。
【0013】
【0014】
【0015】本発明の好適な実施形態において、キャリ
アは、キャリアの高さの方向に伸びる第一と第二の穴を
ゴムベルトの横方向に含んでおり、ガイドは、第一と第
二の突起部を含む。ガイドとキャリアの定着を同時に提
供するために、第一と第二の突起部は、第一と第二の穴
をそれぞれ通りぬけて伸びるよう設けられている。
【0016】第一と第二の突起部は、ベルトの縦方向に
伸びるスチールコードを受けるために、ベルトの縦方向
に伸びる穴を含むのが好ましい。スチールコードは、連
続するガイド内の穴を通して伸びるよう設けられてい
る。既知のゴムチェーンにおいてはたいてい、ゴムクロ
ーラの移動中に生じるけん引力を吸収するための強化材
料として、一つ以上の平行に伸びるスチールコードがゴ
ムクローラの周方向に設けられている。この好適な実施
形態において、スチールコードは、二重の機能を果たし
ており、金属コア要素をゴムクローラに定着させるため
の手段としての機能も果たしている。
【0017】スチールコードと機械的定着部との間の摩
擦による摩耗をスチールコードが被りすぎるのを避ける
ために、スチールコードを保護するための手段を設ける
ことができる。これは例えば、上述された穴の内側に保
護ゴム層を設けたり、スチールコードを保護ゴム内に埋
め込んだり、二列のスチールコードを設けたりすること
により、実現させることができ、スチールコードは、穴
のほぼ全体を通りぬけて伸びるか、あるいは、ベルトの
縦方向に伸びる金属板を穴に設けるよう伸びる。また、
スチールコードと機械的定着部との間に生じる摩擦を減
少させるために当業者に周知の他の手段も、使用されう
る。
【0018】キャリアとガイドは、さらに好ましくは、
協働する相補の表面を設けられており、それによって、
ガイドとキャリアを互いに関して改善された位置に置く
ことができる。
【0019】キャリアとガイドは、同じまたは異なる材
料から作ることができる。主に支持機能を持つガイドか
ら主に運搬機能を持つキャリアを分離することにより、
これらの各部分は、その機能に最適な材料で作られるこ
とができる。キャリアは、靱性の高い材料から作られる
のが好ましく、ガイドに及ぼされる力を吸収し、最適な
方法でその力を分散させ、ゴムベルトに伝達することが
できる。ガイドは、ガイド表面の摩耗を阻止するため
に、高耐摩耗性を持つ材料から作られるのが好ましい。
【0020】本発明はまた、上述のゴムクローラの一部
分としての金属コア要素にも関する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1(A)に示されたゴムクローラ
10は、駆動歯車18のまわりに取付けられた循環ゴム
ベルト15を備えている。駆動歯車18間のベルト15
の内側20には、ゴムベルト15を支持するための支持
ロール19が設けられている。ベルト15の周方向に
は、複数の金属チェーン1が、互いに略平行で互いに略
等間隔に埋め込まれている。金属がゴムベルト15のゴ
ムとの化学結合を生じるように、金属チェーン1には化
学的前処理が施されている。
【0022】図1(B)に示されているように、各金属チ
ェーン1は、ベルト15と直交する方向に伸びている二
つの翼22を持つ基部12を含む。ゴムベルト15の中
央には、二つの連続するチェーン1の間にスプロケット
ホールが設けられており、ゴムクローラ10の駆動中、
そこに駆動歯車が係合する。金属チェーン1は、ゴムク
ローラ10の内側へ向かって伸びている突起部8と9を
備えている。
【0023】ゴムクローラ10の駆動中、支持ロール1
9は、ベルト10の内表面20上を動かされる。それに
より、支持ロール19は、ガイド8と9と21とこれら
ガイドの間のゴム23の上を交互に回転する(図2(A)
から図6(A))。
【0024】図2(A)から図6(A)に示された金属チェ
ーン1は、支持ロールを案内するためのガイドとキャリ
アを備える。キャリア2とガイド3は、別個の部分とし
て作られており、互いに連結されている。
【0025】キャリア2とガイド3は、当業者に周知の
手段によって互いに連結されうるが、ゴムベルト15上
の支持ロール19の移動により引き起こされる振動を吸
収するために、ダンピング層4によって連結されるのが
好ましい。ダンピング層4があるため、障害物を越える
ときのゴムベルト10の変位により引き起こされる振動
もまた吸収され、振動がクローラーの外側から内側へと
簡単に伝達されるのを防ぐことができる。ダンピング層
4は、当業者に周知の多数の材料から作ることができ
る。例えば、ダンピング層4は、弾性プラスチック材
料、例えば軟性ゴム等の材料から作ることができる。ダ
ンピング層は、例えばゴムベルト15のゴムや、異なる
材料からも作ることができる。
【0026】図2の(A)から(C)に示された本発明の金
属チェーンの実施形態において、ガイドは二つの部分3
で作られている。キャリア2には、第一と第二の穴16
と17が設けられており、該穴は、ガイド3を受けるた
めにキャリア2の厚み全体にわたって伸びている。ガイ
ド3は、ダンピング層4を介してキャリア2に連結され
ている。ガイド3が、支持ロール1との頻繁な接触によ
る摩耗を被るため、なるべくなら耐摩耗性の材料から作
られるのが良く、高耐摩耗性の金属が好ましい。
【0027】キャリア2上には、第3と第4の突起部8
と9が設けられている。ゴムクローラ10の駆動中、ス
プロケット歯車18と中間ホイール18は、金属チェー
ン1間でスプロケットホール11と係合する。それによ
り、比較的高いけん引力が、スプロケットホール11の
端部と第3と第4の突起部8と9に及ぼされる。それゆ
え、キャリアと第3と第4の突起部8と9の材料には、
十分な強さと靭性を示すものが選ばれるべきであり、こ
れらキャリアと突起部とが上記けん引力の吸収ができる
ようにすべきである。
【0028】ガイド3には、ガイド3をゴムベルト15
内に機械的に定着させるための手段6と7と13と14
が設けられるのが好ましい。それに加えてガイド3は、
第一と第二の突起部6と7を含む。第一と第二の突起部
6と7は、キャリア2の厚み全体にわたって伸びている
のが好ましい。ゴムベルト15内へのガイドの定着は、
当業者に周知の方法にしたがって行うことができる。ガ
イド3の定着手段は、第一と第二の突起部6と7に設け
られた第一と第二の穴13と14を備えるのが好まし
い。ゴムベルト15の周方向には、大部分にスチールコ
ードが設けられており、ゴムベルト10に引張強さを提
供している。スチールコード5は、連続する金属チェー
ン1の穴13と14を通して案内される。ガイド3の突
起部6と7がキャリア2の穴16と17を通して伸びる
ため、キャリアとガイド3のゴムベルト15への同時定
着が確実にされる。上記定着により、金属とゴムとの化
学結合が破れたときに、金属チェーン1すなわちキャリ
ア2とガイド3が、ゴムクローラ10の内側に向かって
変位して、ゴムクローラ10からはずれるのを防ぐこと
ができる。
【0029】ガイド3は、拡張部25を含むことができ
る。金属チェーン1内のガイド3は、支持ロール19の
踏面の連続性を向上させるために、ジグザグ状に設ける
方が好ましい。
【0030】キャリア2とガイド3は、同じ材料または
異なる材料から作られる。キャリア2とガイド3は互い
に分離されているため、各部分はその機能に最も適応す
る材料で作ることができる。
【0031】突起部8と9は、様々な形状を持つことが
できる。突起部8と9は、図2に示すような形状を持つ
ことができる。その場合、支持ロール19のための踏面
は、図7と10に示すようにガイド3によって主に形成
されることになる。突起部8と9はまた、図3に示すよ
うに頂部を平らにすることもできる。その場合、支持ロ
ール19のための踏面は、図9に示すように突起部8と
9によって主に形成されるか、図8に示すように突起部
8と9およびガイド3の頂部に設けられた第5の突起部
21によって主に形成される。
【0032】突起部8と9は、拡張部25を含むことが
できる。突起部8と9は、好ましくはジグザグ状に互い
違いの位置に取付けられており、それによって、支持ロ
ール19の踏面の連続性を向上させ、連続するガイド上
での支持ロール19の回転により引き起こされる振動を
減らす(図3(B)から図6(B)参照)。
【0033】ガイド3は、障害物を乗り越えるのを容易
にするために、キャリア2内に傾き可能に取付けられる
のが好ましい。傾き可能な取付けは、障害物を乗り越え
るとき第一チェーンのガイド3が次のチェーンに向かっ
て傾けられ、それにより、連続するチェーン1上を支持
ロール19が移動する間に支持ロール19によって克服
されるべき高度差を減少し、その高度差の克服により引
き起こされる振動をも減らすことを可能にする。
【0034】図2(C)に示されるゴムクローラにおい
て、金属チェーン1はゴム23内に部分的に埋め込まれ
ている。キャリア2はゴム23内に部分的に埋め込まれ
ている。第3と第4の突起部8と9は埋め込まれていな
い。ガイド3はゴム23内に部分的に埋め込まれてい
る。
【0035】当業者は、完全にまたは部分的に金属チェ
ーン1つまりガイド3とキャリア2をゴム23内に完全
に埋め込むかあるいは部分的に埋め込むかをアプリケー
ションに応じて選ぶだろう。
【0036】図3(A)に示される金属チェーンにおい
て、キャリア2とガイド3は、一つの部分として作られ
ている。支持ロール19の踏面は、連続する突起部8と
9の上面により形成される(図9)か、ガイド3と突起部
8と9の上面により形成されるのが好ましい。
【0037】図3(A)、3(C)、4(A)、4(C)に示さ
れるように、キャリア2とガイド3は、協働する相補の
プロファイル表面26を備えており、それによって、キ
ャリア2とガイド3の互いに関してのより良い位置付け
が可能になっている。これらのプロファイル表面の形状
は、当業者に周知のとおり、種々変更することができ
る。上記プロファイル表面の考えうる実施例を図11に
示す。
【0038】図4(A)から4(C)に示される実施形態に
おいて、ガイド3は第5の突起部21を含み、支持ロー
ル19の踏面は、キャリア2に関して持ち上げられる。
図6に示される同じ高さで取付けられたガイド3は、ガ
イド3−キャリア2結合の相互剛性に関して多数の利点
を有する。アプリケーションに応じて、図4に示される
持ち上げられたガイドか、特に図6に示される同じ高さ
に取付けられたガイドのどちらかが、選ばれる。図5
(A)と5(B)に示される実施形態において、ガイドは二
つの部分から形成され、穴16と17はキャリア2内に
同じ高さで設けられ、それによって、ガイド3は、キャ
リア2の中に沈み込んで、キャリア2の翼22と一緒に
なって略連続した踏面を形成することができる。
【0039】スチールコードが穴16と17で摩耗しす
ぎるのを防ぐために、スチールコード5には保護部を設
けることができる。保護部は、例えば、ゴム層や、スチ
ールコードの周囲に長く設けられた保護板や、穴16と
17のほとんど全幅にわたって伸びるよう設けられた複
列スチールコードを備えることができる(図5と6参
照)。
【0040】金属チェーン1のゴムクローラ10内への
機械的定着の提供が唯一の目的である場合には、金属チ
ェーン1は、一つの部分として作ることができ、図6に
示されるように金属チェーン1をゴムクローラ10内へ
定着させる手段を設けることができる。この定着の提供
に適切な手段は、上述されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は、装置に取付けられたゴムクローラの
図であり、(B)は、ゴムクローラの図である。
【図2】 本発明の金属コア要素の一実施形態を示して
おり、(A)は断面図を、(B)は上面図を、(C)は該金属
コア要素が埋め込まれたゴムベルトの断面図を示す。
【図3】 本発明の金属コア要素の一実施形態を示して
おり、(A)は断面図を、(B)は上面図を、(C)は該金属
コア要素が埋め込まれたゴムベルトの断面図を示す。
【図4】 本発明の金属コア要素の一実施形態を示して
おり、(A)は断面図を、(B)は上面図を、(C)は該金属
コア要素が埋め込まれたゴムベルトの断面図を示す。
【図5】 本発明の金属コア要素の一実施形態を示して
おり、(A)は断面図を、(B)は上面図を示す。
【図6】 本発明の金属コア要素の一実施形態を示して
おり、(A)は断面図を、(B)は上面図を示す。
【図7】 支持ロールの踏面を持つゴムクローラの断面
図を示す。
【図8】 支持ロールの踏面を持つゴムクローラの断面
図を示す。
【図9】 支持ロールの踏面を持つゴムクローラの断面
図を示す。
【図10】 支持ロールの踏面を持つゴムクローラの断
面図を示す。
【図11】
【符号の説明】
1 金属チェーン 2 キャリア 3 ガイド 4 ダンピング層 5 スチールコード 6,7,8,9 突起部 10 ゴムクローラ 11 スプロケットホール 12 基部 13,14 穴 15 ゴムベルト 16,17 穴 18 駆動歯車(スプロケット歯車、中間ホイール) 19 支持ロール 21 突起部 22 翼 23 ゴム 25 拡張部 26 相補のプロフィール表面

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの歯車のまわりに方向付けられた循
    環ゴムベルトを備え、複数の平行な金属コア要素が、上
    記ゴムベルトの周方向に埋め込まれると共に、上記ゴム
    ベルトと交差する方向に伸びており、これらの金属コア
    要素は、上記歯車の間に設けられた支持ロールを案内す
    るために設けられており、各金属コア要素は、上記支持
    ロールを案内するためのガイドと、上記ガイドを受ける
    ためのキャリアとを備えており、このガイドとキャリア
    は、別個の部分として形成され、互いに連結されてい
    ムクローラにおいて、 上記金属コア要素は上記ガイドを上記ゴムベルト内に機
    械的に定着させるための手段を備える ことを特徴とする
    ゴムクローラ。
  2. 【請求項2】 上記ガイドと上記キャリアの間にダンピ
    ング層が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のゴムクローラ。
  3. 【請求項3】 上記ガイドが上記キャリア内に傾き可能
    に取付けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載のゴムクローラ。
  4. 【請求項4】 キャリアは第一と第二の穴を備え、ガイ
    ドは第一と第二の突起部を備え、第一と第二の突起部は
    それぞれ上記第一と第二の穴で受けられるよう設けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つ
    記載のゴムクローラ。
  5. 【請求項5】 上記第一と第二の突起部はベルトの縦方
    向に伸びる穴を備え、ゴムベルトは縦方向に少なくとも
    1つのスチールコードを備え、該スチールコードは連続
    するガイド内の上記穴を通して伸びるよう設けられてい
    ることを特徴とする請求項記載のゴムクローラ。
  6. 【請求項6】 上記ベルトはスチールコードを保護する
    ための手段を含んでいることを特徴とする請求項記載
    のゴムクローラ。
  7. 【請求項7】 上記キャリアとガイドは協働する相補
    の表面を備えていることを特徴とする請求項1乃至
    いずれか1つに記載のゴムクローラ。
  8. 【請求項8】 ガイドが二つの別個の部分から作られ
    ていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つ
    に記載のゴムクローラ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至のいずれか1つに記載
    のゴムクローラの一部としての金属コア要素。
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