JP3478896B2 - 加速度センサ及びその製造方法 - Google Patents

加速度センサ及びその製造方法

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JP3478896B2 JP03551295A JP3551295A JP3478896B2 JP 3478896 B2 JP3478896 B2 JP 3478896B2 JP 03551295 A JP03551295 A JP 03551295A JP 3551295 A JP3551295 A JP 3551295A JP 3478896 B2 JP3478896 B2 JP 3478896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコン基板の表面に
積層された薄膜をエッチングすることによって製造され
る加速度センサ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車におけるABS(アンチロックブ
レーキシステム)、エアバッグシステム、サスペンショ
ンシステム等に利用される加速度センサの種類は、従来
より多岐にわたっている。そして、加速度センサの種類
の一つとしては、例えば櫛歯状の固定電極と可動電極と
を備える静電容量式の加速度センサが知られている。
【0003】この種の加速度センサの場合、固定電極及
び可動電極は、シリコン基板上に積層された薄膜を部分
的にエッチングすることによって形成される。両電極の
うち可動電極側の櫛部は変位可能になっており、逆に固
定電極側の櫛部は変位不能になっている。可動電極側の
櫛部は、隣接する固定電極側の櫛部間に配置されてい
る。この加速度センサに加速度が加わると、可動電極側
の櫛部が変位し、それに伴って両電極間の静電容量値が
変化する。そして、この静電容量値の変化に基づいてそ
のときの加速度が検出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の加速度センサの場合、通常は両電極が多結晶シリコ
ンによって形成されていることから、充分な感度が得ら
れないという欠点があった。
【0005】ここで、高感度化を図るためには、例えば
通常のバイポーラウェハプロセス等により加速度センサ
を製造し、両電極を単結晶シリコン製にすればよいとも
考えられる。しかし、同プロセスでは両電極間の絶縁を
図るための有効な方法がなく、実際上はこのような加速
度センサを製造することができなかった。
【0006】また、両電極が多結晶シリコン製である加
速度センサを製造するプロセス自体も、犠牲層エッチン
グ等が必要であること等の理由から、かなり煩雑なもの
であった。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その第1の目的は、高感度な加速度センサを提
供することにある。また、その第2の目的は、上記の優
れた加速度センサを容易にかつ確実に製造することがで
きる加速度センサの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、p型単結晶シリコン
基板上に形成された櫛歯状の固定電極及び可動電極間に
おける静電容量の変化に基づいて加速度を検出する加速
度センサであって、前記固定電極及び前記可動電極は、
ともにn型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層から
なり、少なくとも前記固定電極の下部及び前記可動電極
における非櫛部の下部には、多孔質化した酸化シリコン
からなる絶縁層が形成されている加速度センサをその要
旨とする。請求項2に記載の発明では、請求項1におい
て、前記固定電極及び前記可動電極の表面に窒化シリコ
ン層を備えるものとした。請求項3に記載の発明では、
請求項1または2において、前記可動電極側の櫛部の幅
は、前記固定電極側の櫛部の幅よりも小さいものとし
た。
【0009】請求項4に記載の発明は、p型単結晶シリ
コン基板とn型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層
との間に埋め込まれたp型シリコン層を多孔質化した
後、その多孔質シリコン層を酸化シリコン層に変化さ
せ、さらにその酸化シリコン層の一部を、前記可動電極
と前記固定電極とのギャップとなるべき領域からエッチ
ングすることによって、前記ギャップを形成するととも
に前記可動電極側の櫛部の下面に空隙を形成する請求項
1に記載の加速度センサを製造する方法をその要旨とす
る。
【0010】 請求項5に記載の発明は、不純物添加に
よって、p型単結晶シリコン基板の表面側に第1のp型
シリコン層を形成する工程と、前記第1のp型シリコン
層が形成された前記p型単結晶シリコン基板の上面にn
型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層を形成するこ
とによって、同エピタキシャル成長層内に前記第1のp
型シリコン層を埋め込む工程と、前記エピタキシャル成
長層の上面であって後に固定電極及び可動電極となるべ
き領域にマスクを形成する工程と、不純物添加によっ
て、前記エピタキシャル成長層の上面であって前記マス
クを形成した以外の領域に第2のp型シリコン層を形成
する工程と、陽極化成処理を行うことによって、前記各
p型シリコン層を多孔質シリコン層に変化させる工程
と、熱処理によって前記多孔質シリコン層を酸化シリコ
ン層に変化させる工程と、前記可動電極と前記固定電極
とのギャップとなるべき領域に開口部を持つエッチング
レジストを形成する工程と、前記酸化シリコン層の一部
をエッチングすることによって、前記ギャップを形成す
るとともに前記可動電極側の櫛部の下面に空隙を形成す
る工程とからなる加速度センサの製造方法をその要旨と
する。
【0011】請求項6に記載の発明は、p型単結晶シリ
コン基板とn型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層
との間に埋め込まれたp型シリコン層を多孔質化した
後、その多孔質シリコン層の一部を酸化シリコン層に変
化させ、さらに前記酸化シリコン層を、前記可動電極と
前記固定電極とのギャップとなるべき領域からアルカリ
エッチングすることによって、上記のギャップ及び空隙
を形成する加速度センサの製造方法をその要旨とする。
【0012】 請求項7に記載の発明は、不純物添加に
よって、p型単結晶シリコン基板の表面側に第1のp型
シリコン層を形成する工程と、前記第1のp型シリコン
層が形成された前記p型単結晶シリコン基板の上面にn
型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層を形成するこ
とによって、同エピタキシャル成長層内に前記第1のp
型シリコン層を埋め込む工程と、前記エピタキシャル成
長層の上面であって後に固定電極及び可動電極となるべ
き領域にマスクを形成する工程と、不純物添加によっ
て、前記エピタキシャル成長層の上面であって前記マス
クを形成した以外の領域に第2のp型シリコン層を形成
する工程と、陽極化成処理を行うことによって、前記各
p型シリコン層を多孔質シリコン層に変化させる工程
と、前記可動電極と前記固定電極とのギャップとなるべ
き領域を覆う保護層を形成する工程と、熱処理によって
前記多孔質シリコン層の一部を酸化シリコン層に変化さ
せる工程と、前記ギャップとなるべき領域に開口部を持
つエッチングレジストを形成する工程と、前記多孔質シ
リコン層をアルカリエッチングすることによって、上記
のギャップ及び空隙を形成する工程とからなる加速度セ
ンサの製造方法をその要旨とする。
【0013】
【作用】請求項1〜3に記載の発明によると、両電極が
単結晶シリコンであるため、多孔質シリコンである場合
に比較して、両電極の電気伝導度が高くなる。従って、
同じ加速度が付加したときに出力される電流も大きくな
る。
【0014】請求項4,5に記載の発明によると、エピ
タキシャル成長層の下側等に形成された酸化シリコン層
に対し、酸化シリコン層を溶解するエッチャントによる
エッチングが行われる。このとき、エッチャントは、可
動電極と固定電極とのギャップとなるべき領域の上部か
ら徐々にその下部へと進行し、酸化シリコン層の一部を
選択的に溶解する。その結果、ギャップ及び空隙が形成
される。
【0015】請求項6,7に記載の発明によると、あら
かじめエピタキシャル成長層の下側等に、多孔質シリコ
ン層と酸化シリコン層とが形成される。ここで、多孔質
体シリコン層を溶解せずに酸化シリコン層を溶解するエ
ッチャントによって、アルカリエッチングが行われる。
このとき、エッチャントは、可動電極と固定電極とのギ
ャップとなるべき領域の上部から徐々にその下部へと進
行し、多孔質体シリコン層のみを選択的に溶解する。そ
の結果、ギャップ及び空隙が形成される。
【0016】
【実施例】
〔実施例1〕以下、本発明を静電容量式の半導体加速度
センサ1に具体化した一実施例を図1〜図10に基づき
詳細に説明する。
【0017】図1(a)〜図1(c)には、本実施例の
加速度センサ1の構成が概略的に示されている。面方位
(110)のp型単結晶シリコン基板(以下、単にシリ
コン基板と呼ぶ。)2の表面側に設けられた薄膜Mに
は、一対の櫛歯状の固定電極3と可動電極4とが形成さ
れている。固定電極3及び可動電極4は、ともに厚さ1
0μm〜15μm程度のn型単結晶シリコンのエピタキ
シャル成長層5からなる。
【0018】固定電極3は、矩形状の非櫛部3bと、そ
の非櫛部3bから側方に等ピッチで突出する複数本の櫛
部3aとに分けられる。同様に可動電極4も、矩形状の
非櫛部4bと、その非櫛部4bから側方に等ピッチで突
出する複数本の櫛部4aとに分けられる。可動電極4側
の櫛部4aは、隣接する固定電極3側の櫛部3aのあい
だに配置されている。各櫛部3aと各櫛部4aとの間
(より詳細には各櫛部3a,4aの側面間)には、一定
のギャップG1 が確保されている。なお、図1(a)で
は、図面作成の便宜上、櫛部3a,4aの数は実際上よ
りも少なく描かれている。
【0019】図1(b),図1(c)に示されるよう
に、固定電極3側の非櫛部3b及び櫛部3aに下部に
は、多孔質化した酸化シリコンからなる厚さ2μm〜5
μm程度の絶縁層6が形成されている。可動電極4側の
非櫛部4bの下部には、同じく前記絶縁層6が形成され
ている。一方、可動電極4側の櫛部4aの下部には、絶
縁層6の代わりに空隙7が形成されている。従って、可
動電極4側の櫛部4aは変位可能になっており、逆に固
定電極3側の櫛部3aは変位不能になっている。上記の
絶縁層6は、シリコン基板2と固定電極3とを電気的に
絶縁するとともに、シリコン基板2と可動電極4とを電
気的に絶縁している。また、両電極3,4間には一定の
ギャップG1 が確保されていることから、両電極3,4
どうしも電気的に絶縁された状態にある。そして、両電
極3,4における非櫛部3b,4bの上面には、アルミ
ニウムのスパッタリング等によって、外部接続端子とし
てのボンディングパッド(図示略)が形成されている。
【0020】可動電極4側の櫛部4aの幅w1 は、固定
電極3側の櫛部3aの幅w2 よりも小さいことが好まし
い。このような大小関係が満たされていないと、ふっ酸
によるエッチング工程において、所望の箇所のみを溶解
することが難しくなるおそれがある。換言すると、可動
電極4側の櫛部4aの下部を溶解し、固定電極3側の櫛
部3aの下部を溶解しないようにエッチングを制御する
ことが困難になるおそれがある。この実施例では、この
点を考慮して幅w1 が10μm〜15μmに設定され、
幅w2 を20μm〜30μmに設定されている。また、
櫛部3aのピッチ及び櫛部4aのピッチは、ともに5μ
m〜10μmに設定されている。
【0021】この加速度センサ1に所定方向(例えば、
図1(a) の矢印A1 の方向)から加速度が加わると、そ
の加速度の大きさに比例した量だけ、同じ方向へ可動電
極4側の櫛部4aが変位する。すると、櫛部3aと櫛部
4aとのギャップG1 の幅が変化し、それに伴って両電
極3,4間の静電容量値が変化する。そして、この静電
容量値の変化に基づいてそのときの加速度が検出され
る。
【0022】次に、この加速度センサ1を製造する手順
を図3〜図10に基づいて詳しく説明する。基本的に、
この加速度センサ1は、通常のバイポーラウェハプロセ
スを経て製造することができる。まず、直方体状をした
面方位(110)のp型単結晶シリコン基板2を用意す
る。このシリコン基板2に対してイオン注入等によって
ほう素を打ち込み、さらにそのほう素を熱拡散させる。
その結果、図2に示されるように、シリコン基板2の上
面全体に第1のp型シリコン層10が形成される。
【0023】次に、図3に示されるように、形成された
第1のp型シリコン層10の上面に、気相成長によって
n型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層5を積層す
る。その結果、エピタキシャル成長層5内にp型シリコ
ン層10が埋め込まれた状態となる。なお、本実施例の
場合、埋め込まれた状態でのp型シリコン層10の厚さ
は2μm〜5μm程度になる。
【0024】次に、フォトリソグラフィによって、エピ
タキシャル成長層5の上面にマスク12を形成する。こ
のマスク12は、後に固定電極3及び可動電極4となる
べき領域に対応して設けられる。そして、ほう素の打ち
込み・熱拡散を行うことによって、後に固定電極3及び
可動電極4となるべき領域以外の領域に、図4に示され
るように、第2のp型シリコン層11を形成する。図5
に示されるように、このp型シリコン層11は、埋め込
まれている第1のp型シリコン層10の深さまで到達す
る。このようなp型シリコン埋め込み工程の後、不純物
添加等の従来公知の手法により、エピタキシャル成長層
5の上面にトランジスタ等の素子(図示略)を形成して
もよい。
【0025】次いで、シリコン基板2をふっ酸水溶液中
に浸漬し、この状態でシリコン基板2を陽極として電流
を流す。前記のような陽極化成によってp型シリコン層
10,11の部分のみを選択的に多孔質化することによ
り、図6に示されるように、当該部分を多孔質シリコン
層13に変化させる。本実施例では、そのときの好適な
条件として、ふっ酸水溶液の温度を20℃〜30℃に、
処理時間を10分〜20分に、通電量を20mA/cm
2 〜50mA/cm2 に設定している。かかる範囲を逸
脱すると、処理効率が悪化するおそれがある。そして、
上記の陽極化成の後、不要となったマスク12を剥離す
る。
【0026】次に、シリコン基板2を高温の酸化雰囲気
中に晒すことによって、図7,図8に示されるように、
多孔質シリコン層13を全体的に酸化シリコン層15に
変化させる。ここで、多孔質化されたシリコン部分は、
多孔質化されていない他の部分に比較して酸化レートが
大きい。よって、多孔質シリコン層13のみが選択的に
改質される反面、他の部分は特に改質されない。また、
このような熱酸化処理を行うと、シリコン基板2の外表
面に薄い酸化膜14が形成される。本実施例では、その
ときの好適な条件として、処理温度を1000℃〜10
50℃に、処理時間を30分〜40分に設定している。
このような酸化工程の後、スパッタリング等の物理的成
膜方法を実施し、酸化膜14の上面に図示しないボンデ
ィングパッドや配線パターンを形成する。
【0027】次に、フォトリソグラフィを行うことによ
って、ギャップG1 となるべき領域に開口部16aを持
つエッチングレジスト16を形成したうえで、ふっ酸に
よるエッチングを行う。このとき、前記配線パターン等
はこのエッチングレジスト16によって保護される。な
お、本実施例では、処理温度を20℃〜30℃に、処理
時間を1分〜2分に設定している。また、前記エッチン
グレジスト16は、エッチャントであるふっ酸に耐えう
るものである必要がある。
【0028】この処理を行った場合、ふっ酸はギャップ
G1 となるべき領域の上部から下部へと徐々に進行し、
その部分の酸化シリコン層15を溶解する。その結果、
溶解された部分にギャップG1 が形成され、固定電極3
と可動電極4とが分離される。これは、多孔質化された
酸化シリコン層15は、多孔質化されていない部分に比
較して、ふっ酸に溶解しやすくなっていることに起因す
る。
【0029】また、ふっ酸はさらに可動電極4の櫛部4
aとなる領域の下面にも進行し、その部分の酸化シリコ
ン層15を溶解する。その結果、可動電極4側の櫛部4
aの下面に空隙7が形成される。なお、固定電極3側の
櫛部3aとなるべき領域の下部にもふっ酸は進行するも
のの、その進行度は可動電極4側の櫛部4aのときほど
大きくない。従って、同櫛部3aの下部には殆ど空隙7
が形成されず、当該箇所にある大部分の酸化シリコン層
15は溶解せずに残る。これは、幅w2 が幅w1 よりも
大きく設定されていることや、エッチングレジスト16
の開口部16aが可動電極4側にずれた状態で形成され
ていることに起因する。図1の加速度センサ1は、以上
のようにして作製される。
【0030】さて、本実施例の加速度センサ1による
と、固定電極3及び可動電極4がともにn型単結晶シリ
コンのエピタキシャル成長層5からなるという特徴があ
る。このため、両電極を多孔質シリコンで構成した従来
のものと比較して、電気伝導度が高くなっている。従っ
て、同じ加速度が付加したときに出力される電流の値も
大きい。ゆえに、加速度に対する反応性が確実に向上
し、加速度センサ1の高感度化が図られる。さらに、両
電極3,4の櫛部3a,4aが単結晶シリコンに形成さ
れていることから、多結晶シリコンに形成される場合に
比べて、それらの外表面に微小な凹凸ができにくい。つ
まり、両電極3,4の外表面が平滑であると、加速度印
加時における静電容量値の変化のリニアリティが向上す
ることを意味する。このことは加速度検出精度の向上に
つながり、さらには加速度センサ1の高感度化にとって
プラスに作用する。
【0031】また、本実施例の製造方法によると、基本
的にはバイポーラウェハプロセスであるにもかかわら
ず、両電極3,4間の絶縁を確保することができる。従
って、上記の優れた加速度センサ1を容易にかつ確実に
製造することができる。さらに、この製造方法では、所
定領域にあらかじめp型シリコン層10,11を形成し
た後に同層を陽極化成する、というプロセスが採用され
ている。従って、シリコン基板2を直接的に陽極化成す
る従来の方法と比べて、陽極化成部の深さ等にばらつき
が生じにくい。従って、ギャップG1 や空隙7の形成精
度が向上する。勿論、従来の製造方法のような犠牲層エ
ッチング等も不要になることから、工程簡略化及び作業
容易化を達成することができる。 〔実施例2〕次に、実施例2の加速度センサ21及びそ
の製造方法を図11〜図14に基づいて詳細に説明す
る。
【0032】図11(a)〜図11(c)に示されるよ
うに、この加速度センサ21の基本構成は、実施例1の
加速度センサ1の基本構成に等しくなっている。従っ
て、ここでは共通部分についての詳細な説明を省略する
代わりに、当該部分に同じ番号を付すことにする。な
お、各部の寸法についても等しくなっている。
【0033】図11(a)に示されるように、この加速
度センサ21の表面に設けられた薄膜Mの最外層は、厚
さ0.5μm〜1μm程度の窒化シリコン層23となっ
ている。この窒化シリコン層23には、矩形状の開口部
23aが形成されている。この開口部23aの部分から
は、固定電極3及び可動電極4の櫛部3a,4aが露出
している。また、図11(b),図11(c)に示され
るように、実施例1の場合とは異なり、窒化シリコン層
23とシリコン基板2との間にも絶縁層6が存在してい
る。
【0034】本実施例の加速度センサ21は、次のよう
な手順を経て作製される。まず、実施例1の手順に従っ
てほう素の打ち込み・熱拡散を行い、シリコン基板2の
表面側に第1のp型シリコン層10を形成する(図2参
照)。次に、実施例1の手順に従ってシリコン基板2の
上面にn型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層5を
形成し、その内部に第1のp型シリコン層10を埋め込
む(図3参照)。次に、上記の不純物添加を行うことに
よって、後に固定電極3及び可動電極4となるべき領域
以外の領域に第2のp型シリコン層11を形成する(図
4,図5参照)。ここで、必要に応じてトランジスタ等
の素子(図示略)を形成する。次に、実施例1の手順に
準じて陽極化成処理を行うことにより、p型シリコン層
10,11を全体的に多孔質シリコン層13に変化させ
る(図6参照)。
【0035】次に、図示しないマスクを設けたうえでC
VDを行うことにより、エピタキシャル成長層5の表面
にSiNやSi3 4 等を堆積させる。その結果、図1
2に示されるように、可動電極4と固定電極3とのギャ
ップG1 となるべき領域を覆う保護膜として、厚さ0.
5μm〜1μm程度の窒化シリコン層22が形成され
る。
【0036】次に、シリコン基板2を高温の酸化雰囲気
中に晒すことによって、図13に示されるように、多孔
質シリコン層13の一部を酸化シリコン層15に変化さ
せる。ここで、多孔質化されたシリコン部分は、多孔質
化されていない他の部分に比較して酸化レートが大き
い。よって、多孔質シリコン層13のみが選択的に改質
される反面、そうでない部分は特に改質されない。
【0037】この場合、多孔質シリコン層13の酸化
は、窒化シリコン層22によって覆われていない部分、
即ち両電極3,4となるべき領域の外周部側から進行す
る。そして、この酸化は、外周部から次第に中心部(即
ち、ギャップG1 となるべき部分の下部)へと進行す
る。ただし、本実施例では当該部分に到る前に酸化をス
トップさせている。従って、ギャップG1 となるべき部
分及びその下部、並びに可動電極4の櫛部4aとなるべ
き部分の下部には、多孔質シリコン層13が酸化されず
に残る。なお、本実施例では、そのときの好適な条件と
して、処理温度を1000℃〜1050℃に、処理時間
を30分〜40分に設定している。
【0038】次に、窒化シリコン層22を剥離した後、
スパッタリング等の物理的薄膜形成工程を実施する。こ
の工程によって、エピタキシャル成長層5上面の酸化膜
に、必要に応じて図示しないアルミニウムのボンディン
グパッドや配線パターンを形成する。この後、図示しな
いマスクを設けたうえでCVDを行うことにより、エピ
タキシャル成長層5の表面にSiNやSi3 4 等を堆
積させる。その結果、エッチングレジストとしての窒化
シリコン層23が形成される。この窒化シリコン層23
は、図14に示されるように、ギャップG1 となるべき
領域に矩形状の開口部23aを持つ。なお、前記配線パ
ターン等は、この窒化シリコン層23によって保護され
ている。
【0039】次に、TMAH(テトラメチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド)をエッチャントとして用いて、
多孔質シリコン層13のアルカリエッチングを行う。こ
の処理を行った場合、TMAHはギャップG1 となるべ
き領域の上部から下部へと徐々に進行し、その部分の多
孔質シリコン層13を溶解する。その結果、溶解された
部分にギャップG1 が形成され、固定電極3と可動電極
4とが分離される。これは、酸化していない多孔質シリ
コンは、酸化した多孔質シリコンに比較して、TMAH
等のアルカリ性エッチャントに溶解しやすいことに起因
する。
【0040】また、TMAHはさらに可動電極4の櫛部
4aとなる領域の下面にも進行し、その部分の多孔質シ
リコン層13を溶解する。その結果、可動電極4側の櫛
部4aの下面に空隙7が形成される。そして、エッチン
グの進行は、多孔質シリコン層13と酸化シリコン15
との界面でストップする。なお、本実施例では、TMA
Hによるエッチングを行う際の処理温度を80℃〜90
℃に、処理時間を60分〜120分に設定している。
【0041】以上のような構成を有する実施例2の加速
度センサ21でも、実施例1と同様の作用効果を奏する
ことは明らかである。即ち、従来の加速度センサに比べ
て高感度化なものとすることができる。また、上述した
製造方法によれば、高感度な加速度センサ21を容易に
かつ確実に製造することができる。特にこの実施例の製
造方法であると、実施例1の場合とは異なり、熱酸化工
程を経てもセンサ加工部(即ち、後にギャップG1 や空
隙7となる部分)が酸化することがない。従って、当該
部分をふっ酸ではなくアルカリによってエッチングする
ことができる。しかも、この方法によると、多孔質シリ
コン層13と酸化シリコン15との界面でエッチングが
ストップするという利点がある。以上のことから、実施
例1のときに比べてエッチングの制御性が向上する。換
言すると、エッチングの際の温度や時間の設定の許容幅
が比較的広くなり、エッチングが実施しやすくなる。な
お、このプロセスを採った場合には、可動電極4側の櫛
部4aの幅w1 を、固定電極3側の櫛部3aの幅w2 よ
りも小さくすることが不要になる。よって、櫛部3a,
4aの寸法や形状の設計自由度が大きくなる。
【0042】さらに、本実施例の場合、エッチングレジ
ストとしての役割を終えた窒化シリコン層23は、後に
配線パターン等を保護するパッシベーション膜として機
能する。従って、アルカリエッチング後に特にパッシベ
ーション工程を設ける必要がなく、この意味において工
程簡略化を図ることができる。
【0043】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ることはなく、例えば次のように変更することが可能で
ある。 (1)エッチングレジストとして使用した窒化シリコン
層23は、実施例2の加速度センサ21のようにパッシ
ベーション膜として残してもよく、最終的に剥離しても
よい。また、実施例1の加速度センサ1において、この
ような窒化シリコン層23をパッシベーション膜として
形成してもよい。
【0044】(2)実施例2において形成される保護膜
22やエッチングレジスト23として、必ずしも窒化シ
リコンを使用しなくてもよい。例えば、保護膜22とし
ては酸化シリコン膜等が使用可能である。また、エッチ
ングレジスト23としては有機フォトレジスト等が使用
可能である。
【0045】(3) p型単結晶シリコン基板2として
面方位(110) 以外の基板、例えば(111) 基板や(100) 基
板等を使用してもよい。 (4) TMAH以外のアルカリ系エッチャントとし
て、例えばKOH、ヒドラジン、EPW(エチレンジア
ミン−ピロカテコール−水)等を使用してもよい。
【0046】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施例及び別例によって把握
される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項5において、前記可動電極の櫛部となる
べき領域の幅が、前記可動電極の櫛部となるべき領域の
幅に比べて小さくなるように、不純物添加による第2の
p型シリコン層の形成を行うこと。この方法であると、
後に行われる酸化シリコンのエッチングがより容易にな
る。
【0047】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「陽極化成: 電解液中で基板を陽極として電流を流す
ことにより、その基板に多孔質層を形成する一括改質加
工をいう。」
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、従来のものに比較して高感度な加速
度センサを提供することできる。
【0049】請求項4〜7に記載の発明によれば、上記
の優れた加速度センサを容易にかつ確実に製造すること
ができる。特に請求項4,5に記載の発明によれば、製
造プロセスをよりいっそう簡略化することができる。ま
た、請求項6,7に記載の発明によれば、エッチングの
制御性をよりいっそう向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例1の加速度センサを示す概略平
面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)
のB−B断面図。
【図2】同加速度センサの製造手順を示す概略断面図。
【図3】同加速度センサの製造手順を示す概略断面図。
【図4】同加速度センサの製造手順を示す概略平面図。
【図5】図4のC−C断面図。
【図6】同加速度センサの製造手順を示す概略断面図。
【図7】同加速度センサの製造手順を示す概略平面図。
【図8】図7のD−D断面図。
【図9】同加速度センサの製造手順を示す概略平面図。
【図10】図9のE−E断面図。
【図11】(a)は実施例2の加速度センサを示す概略
平面図、(b)は(a)のF−F断面図、(c)は
(a)のG−G断面図。
【図12】同加速度センサの製造手順を示す概略断面
図。
【図13】同加速度センサの製造手順を示す概略断面
図。
【図14】同加速度センサの製造手順を示す概略断面
図。
【符号の説明】
1,21…加速度センサ、2…p型単結晶シリコン基
板、3…固定電極、4…可動電極、3a,4a…櫛部、
5…エピタキシャル成長層、6…絶縁層、7…空隙、1
0…第1のp型シリコン層、11…第2のp型シリコン
層、13…多孔質シリコン層、15…酸化シリコン層、
16…エッチングレジスト、16a…開口部、22…保
護膜としての窒化シリコン層、23…エッチングレジス
トとしての窒化シリコン層、23a…開口部、G1 …ギ
ャップ、w1 ,w2 …幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 29/84 G01P 15/125

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】p型単結晶シリコン基板(2)上に形成さ
    れた櫛歯状の固定電極(3)及び可動電極(4)間にお
    ける静電容量の変化に基づいて加速度を検出する加速度
    センサ(1,21)であって、 前記固定電極(3)及び前記可動電極(4)は、ともに
    n型単結晶シリコンのエピタキシャル成長層(5)から
    なり、少なくとも前記固定電極(3)の下部及び前記可
    動電極(4)における非櫛部(4b)の下部には、多孔
    質化した酸化シリコンからなる絶縁層(6)が形成され
    ている加速度センサ。
  2. 【請求項2】前記固定電極(3)及び前記可動電極
    (4)の表面に窒化シリコン層(23)を備える請求項
    1に記載の加速度センサ。
  3. 【請求項3】前記可動電極(4)側の櫛部(4a)の幅
    (w1 )は、前記固定電極(3)側の櫛部(3a)の幅
    (w2 )よりも小さい請求項1または2に記載の加速度
    センサ。
  4. 【請求項4】p型単結晶シリコン基板(2)とn型単結
    晶シリコンのエピタキシャル成長層(5)との間に埋め
    込まれたp型シリコン層(10)を多孔質化した後、そ
    の多孔質シリコン層(13)を酸化シリコン層(15)
    に変化させ、さらにその酸化シリコン層(15)の一部
    を、前記可動電極(4)と前記固定電極(3)とのギャ
    ップ(G1 )となるべき領域からエッチングすることに
    よって、前記ギャップ(G1 )を形成するとともに前記
    可動電極(4)側の櫛部(4a)の下面に空隙(7)を
    形成する請求項1に記載の加速度センサを製造する方
    法。
  5. 【請求項5】 不純物添加によって、p型単結晶シリコ
    ン基板(2)の表面側に第1のp型シリコン層(10)
    を形成する工程と、 前記第1のp型シリコン層(10)が形成された前記
    型単結晶シリコン基板(2)の上面にn型単結晶シリコ
    ンのエピタキシャル成長層(5)を形成することによっ
    て、同エピタキシャル成長層(5)内に前記第1のp型
    シリコン層(10)を埋め込む工程と、前記エピタキシャル成長層(5)の上面であって後に固
    定電極(3)及び可動電極(4 )となるべき領域にマス
    ク(12)を形成する工程と、 不純物添加によって、前記エピタキシャル成長層(5)
    の上面であって前記マスク(12)を形成した以外の領
    域に第2のp型シリコン層(11)を形成する工程と、 陽極化成処理を行うことによって、前記各p型シリコン
    層(10,11)を多孔質シリコン層(13)に変化さ
    せる工程と、 熱処理によって前記多孔質シリコン層(13)を酸化シ
    リコン層(15)に変化させる工程と、 前記可動電極(4)と前記固定電極(3)とのギャップ
    (G1)となるべき領域に開口部(16a)を持つエッ
    チングレジスト(16)を形成する工程と、 前記酸化シリコン層(15)の一部をエッチングするこ
    とによって、前記ギャップ(G1)を形成するとともに
    前記可動電極(4)側の櫛部(4a)の下面に空隙
    (7)を形成する工程とからなる請求項1に記載の加速
    度センサを製造する方法。
  6. 【請求項6】p型単結晶シリコン基板(2)とn型単結
    晶シリコンのエピタキシャル成長層(5)との間に埋め
    込まれたp型シリコン層(10)を多孔質化した後、そ
    の多孔質シリコン層(13)の一部を酸化シリコン層
    (15)に変化させ、さらに前記酸化シリコン層(1
    5)を、前記可動電極(4)と前記固定電極(3)との
    ギャップ(G1 )となるべき領域からアルカリエッチン
    グすることによって、前記ギャップ(G1 )を形成する
    とともに前記可動電極(4)側の櫛部(4a)の下面に
    空隙(7)を形成する請求項1に記載の加速度センサを
    製造する方法。
  7. 【請求項7】 不純物添加によって、p型単結晶シリコ
    ン基板(2)の表面側に第1のp型シリコン層(10)
    を形成する工程と、 前記第1のp型シリコン層(10)が形成された前記
    型単結晶シリコン基板(2)の上面にn型単結晶シリコ
    ンのエピタキシャル成長層(5)を形成することによっ
    て、同エピタキシャル成長層(5)内に前記第1のp型
    シリコン層(10)を埋め込む工程と、前記エピタキシャル成長層(5)の上面であって後に固
    定電極(3)及び可動電極(4 )となるべき領域にマス
    ク(12)を形成する工程と、 不純物添加によって、前記エピタキシャル成長層(5)
    の上面であって前記マスク(12)を形成した以外の領
    域に第2のp型シリコン層(11)を形成する工程と、 陽極化成処理を行うことによって、前記各p型シリコン
    層(10,11)を多孔質シリコン層(13)に変化さ
    せる工程と、 前記可動電極(4)と前記固定電極(3)とのギャップ
    (G1)となるべき領域を覆う保護膜(22)を形成す
    る工程と、 熱処理によって前記多孔質シリコン層(13)の一部を
    酸化シリコン層(15)に変化させる工程と、 前記ギャップ(G1)となるべき領域に開口部(23
    a)を持つエッチングレジスト(23)を形成する工程
    と、 前記多孔質シリコン層(13)をアルカリエッチングす
    ることによって、前記ギャップ(G1)を形成するとと
    もに前記可動電極(4)側の櫛部(4a)の下面に空隙
    (7)を形成する工程とからなる請求項1に記載の加速
    度センサを製造する方法。
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