JP3478634B2 - 画像形成システム,画像形成装置の保守支援装置および画像形成装置の保守支援方法 - Google Patents

画像形成システム,画像形成装置の保守支援装置および画像形成装置の保守支援方法

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JP3478634B2 JP07167795A JP7167795A JP3478634B2 JP 3478634 B2 JP3478634 B2 JP 3478634B2 JP 07167795 A JP07167795 A JP 07167795A JP 7167795 A JP7167795 A JP 7167795A JP 3478634 B2 JP3478634 B2 JP 3478634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ,複写機等の
画像形成装置の保守を支援するシステム,装置,方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機の保守サービスには、米国
特許明細書第4,583,834号に見られるように、
複写機に接続されたコンピュータで、複写機等の高度な
故障解析を行い、その結果をディスプレー(表示器)上
にてオペレータに報知するというものが考えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の保守サ
ービス形態には以下のような問題がある。例えば、プリ
ンタが一応正常に動作できる時点では、故障または寿命
予測が行われても、プリンタとして稼働させていたいの
で、故障,寿命予測のメッセージをユーザ側のディスプ
レーに表示したとしてもすぐに表示を解除しなければな
らなかった。このため、本当に故障が発生したり部品の
寿命が尽きたりするまで、故障の可能性,寿命が忘れら
れてしまうことが考えられる。
【0004】また、担当サービスマンが出動した時点
で、テストプリント等を出力して画質を観ながら故障や
寿命の程度を確認しようとしても、その時点の画質は故
障,寿命予測の時点のプリンタの状況を反映していると
は限らないので、故障,寿命の解析が不確かになってし
まう。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、サービスマンが出動した際でも、故障または
寿命予測が行われた時点の画像形成装置の状況を正確に
解析して故障を特定できる、画像形成システム,装置,
方法を提供するものである。
【0006】なお、寿命は故障の一形態と考えることも
できるので、この明細書では「故障」という用語を寿命
を含む意味で用いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、故障予測にしたがって、メッセージや
テストパターンを当画像形成装置によりプリントアウト
するものである。
【0008】詳しくは画像形成システムを(1)〜
(6)のとおりに構成するものである。
【0009】(1)画像形成装置と、この画像形成装置
と同じ構内に配置された、この画像形成装置のコントロ
ーラと、前記画像形成装置から遠隔の地に配置されたコ
ンピュータと、前記画像形成装置,コントローラ,コン
ピュータ間を結ぶ通信回線と、前記コントローラまたは
前記コンピュータに設けられ、前記画像形成装置からの
情報にもとづいて前記画像形成装置の故障予測を行う予
測手段と、前記コンピュータまたは前記コントローラに
設けられ、前記予測手段で予測した予測内容にしたがっ
た故障解析用の異なる所定画像を生成する画像生成手段
と、前記コンピュータまたは前記コントローラに設けら
れ、前記予測手段により故障が予測できたとき前記画像
形成装置に対して前記所定画像のハードコピーを出力す
ることを指示する出力指示手段とを備えた画像形成シス
テム。
【0010】(2)出力指示手段は、予測手段で予測し
た内容と、所定画像のハードコピーを出力することを指
示するものである前記(1)記載の画像形成システム。
【0011】(3)通信回線に接続されたマン・マシン
・インターフェイスを備え、このマン・マシン・インタ
ーフェイスに、予測手段による予測内容を表示する表示
手段を備えている前記(1)記載の画像形成システム。
【0012】(4)画像生成手段は、画像形成装置の性
能を判定する画像を生成するものである前記(1)記載
の画像形成システム。
【0013】(5)画像形成手段と、この画像形成手段
からの情報にもとづいて故障予測を行う予測手段と、こ
の予測手段で予測した予測内容にしたがった故障解析用
の異なる所定画像を生成する画像生成手段と、前記予測
手段で故障が予測できたとき前記画像形成手段に対し前
記予測手段で予測した内容と前記画像生成手段で生成し
た所定画像とのハードコピーを出力することを指示する
指示手段とを備えた画像形成装置の保守支援装置。
【0014】(6)画像形成手段からの情報にもとづい
て自動的に故障の予測を行う第1のステップと、この第
1のステップで故障の予測ができたとき、その予測内容
とこの予測内容にしたがった故障解析用の異なる所定画
像とのハードコピーを選択的に前記画像形成手段から出
力させる第2のステップとを有する画像形成装置の保守
支援方法。
【0015】
【作用】前記(1)〜(4)の構成では、システム内の
画像形成装置からの情報にもとづいてシステム内のコン
ピュータまたはコントローラにより故障予測を行い、故
障が予測できたとき、画像形成装置から故障解析用の所
定画像のハードコピーが出力される。
【0016】前記(5),(6)の構成では、画像形成
手段からの情報にもとづいて故障予測を行い、故障予測
ができたとき、その内容と故障解析用の所定画像のハー
ドコピーが画像形成手段から出力される。
【0017】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0018】(実施例1)図1は、実施例1の“画像形
成システム”を示す図である。図において、101はプ
リンタ、102はプリンタ用ホストとなるコントローラ
で、プリンタ101や後述するコンピュータ105−1
とプリンタ情報などについて通信する。103−1はマ
ン・マシン・インタフェース(以下、MMIと略す)
で、プリンタ101への指示を行い、またプリンタ10
1他、画像形成システム中の構成の状況を表示する。
【0019】104はゲートウェイで、101〜103
−1他をリンクするLAN(localarea network)とサ
ービス・センタとの接点を構成する。105−1はサー
ビス・センタ内コンピュータである。
【0020】図2は、コンピュータ105−1とコント
ローラ102とプリンタ101との間で行われている、
通信の様子を示している。コントローラ102とプリン
タ101との間では常に継続的に通信が行われている。
これにより、コントローラ102は常にプリンタ101
の情報を知ることになる。コンピュータ105−1とコ
ントローラ102との間では定期的に、例えば1時間毎
に通信が行われている。以降、コンピュータ105−1
とコントローラ102との間での通信について説明す
る。
【0021】201のハンドシェイク時には、プリンタ
101には異常の前兆と考えられるものは発生していな
い。しかし、202において前兆となるものについてコ
ントローラ102から報知されると、コンピュータ10
5−1において故障予測判断の処理が行われる(故障予
測判断の処理については、後で図4を参照しながら詳述
する)。だがこのときはまだ故障は予測されていない
(203)。ハンドシェイク204では再び前兆となる
ものについて報知されている。このときもまた故障予測
判断の処理が行われる。そして判断の結果、故障が予測
されている(205)。
【0022】故障が予測された場合は、定期的にではな
くただちにコントローラ102との通信を行い、故障が
予測されていることを報知する(206)。コントロー
ラ102ではこれを受けて、MMI103−1におい
て、ユーザに対して、故障が予測されていることを表示
する(207)。
【0023】さらに、コントローラ102は、故障予測
の内容と、その故障の解析に役立つテストパターンのプ
リントアウトの指示をプリンタ101に送信し(20
8)、プリンタ101は図6に示すような予測された故
障の内容と所定のテストパターンを含む画像を生成し、
これをプリントアウトする(209)。
【0024】プリンタ・エンジン状態の情報は、図3に
示すステータス体系でプリンタコントローラ102ある
いはサービスネットワークを統括するコンピュータ10
5−1に知らしめる。エンジン状態の情報には、エンジ
ンのエラーや故障状態、現在までのプリント枚数やプリ
ンタ・エンジンの駆動時間などがある。
【0025】図3にエンジン状態を示すステータス体系
を示す。図3に示すように、故障発生時は基本ステータ
ス上の故障発生bit、故障ユニット詳細ステータス、
各ユニット故障詳細ステータスで情報報知する。
【0026】また、現状までのプリント枚数や、装置の
駆動時間はそれぞれプリント枚数や時間などのデータの
ステータスであらわす。このステータスは1バイトある
いは、2バイトで構成する。このステータスはそれぞれ
の最上位ビットがパリティビットであるので規定寿命枚
数や、規定寿命時間に対し1バイトでは128、2バイ
トでは16384の分解能であらわす。
【0027】以下、実際の故障予測判断の処理について
説明する。
【0028】図4は、故障予測判断の処理における、プ
リンタ101とコンピュータ105−1の内部構造を示
すブロック図である。401は、プリンタのプリント枚
数、あるいは通電時間を計測する計測部であり、プリン
ト枚数を計測するときはカウンタを用いて、通電時間を
計測するときはタイマを用いて計測する構成になってい
る。
【0029】前記計測部401によって計測されたプリ
ンタ情報は、EEPROM等で構成されている記憶部4
02に入力される。記憶部402は、電源が遮断された
状態でも記憶/保持できるような構成であり、この部分
はコンピュータ105−1内に含まれていても構わな
い。
【0030】コンピュータ105−1には、各交換部品
(ファンモータ,定着器等)の交換時期を、数値で設定
している設定部403が含まれ、例えばファンモータの
場合、10000時間、あるいは10万枚で設定されて
いる。この設定部403内の情報を、判断部404がプ
リンタ内の記憶部402内の情報と比較判断する。
【0031】この判断結果において、記憶部402内の
情報が、設定部403の情報よりも大きな値の場合、判
断部404は交換部品が交換時期に達したと判断する。
この判断結果を記憶部405に入力する。
【0032】以上説明した構成により、交換部品の交換
時期を事前に知ることができ、故障発見からサービスマ
ンが来るまでの無駄な時間を解消できる。
【0033】また、本実施例においてはファンモータ,
定着器などの交換時期に関する情報を報知しているが、
他にこの種の情報としては、給紙情報などであってもよ
い。つまりピックアップ開始時の所定のタイミングか
ら、用紙がある所定の位置にてセンサなどによって検出
されるまでの時間をプリンタ・エンジンのCPU(図示
せず)内で検知した結果から判断した駆動系部材の摩耗
状況、もしくは所定時間経過して正常に用紙がピックア
ップされていないとエンジンCPUが判断した際に再び
給紙を行うことをリトライと呼ぶが、このリトライが行
われた回数から給紙系の異常の存在をエンジンCPUが
診断した結果であってもよい。プリンタ101がレーザ
プリンタであれば、レーザ駆動電流をプリンタ101か
らの情報としてもよい。
【0034】コントローラ102から送信されるプリン
タ情報と、コンピュータ105−1から送信させる故障
予測内容との組み合わせは、他にも考えられる。ポリゴ
ン・ミラーによる水平スキャン,ローラ対による熱定着
方式の電子写真プリンタについて言えば、以下の例があ
る。
【0035】(1)モータ類の立ち上がり時間と、モー
タ故障。
【0036】(2)定着器スタンバイ所要時間と、定着
器故障。
【0037】(3)高圧関係の制御値(例:転写バイア
ス)と、高圧ユニット故障。
【0038】(4)BD(beam detecto
r)エラー(水平同期信号が所定期間でキャッチできな
いこと)の頻度と、スキャナ・モータ・ドライブ回路の
不具合。
【0039】図5は、MMI103−1の詳細図であ
る。同図において、501はMMI103−1内にあっ
て操作内容などを視覚的に表示する表示装置、502は
操作パネル内にあって表示切替えの操作をする操作ボタ
ンである。一連のプリント動作中に複数の故障の発生に
よりプリント動作を停止した場合、その主原因が表示装
置501に表示され、その他にも故障が有ることが合わ
せて表示装置501に表示される。
【0040】プリンタユーザが操作ボタン502を操作
することにより、表示装置501は他のエラー内容をユ
ーザに報知するものである。
【0041】このように、本実施例によれば、プリンタ
101からの情報にもとづいて、コンピュータ105−
1において故障予測が行われ、予測内容がMMI103
−1に表示され、またコントローラ102からの指示に
よりプリンタ101から予測された故障内容と、その故
障の解析に役立つテストパターンを含む画像がプリント
アウトされる。したがって、サービスマンが出動した際
に、故障,寿命にかかる正確な解析を行うことができ
る。
【0042】図6は、このテストパターンの1例であ
る。給紙のリトライが頻繁に発生していることが検出さ
れたので、「給紙ローラ交換時期が近づきました。」と
いうメッセージを載せてある。
【0043】(実施例2)本実施例の全体構成は図7に
示すように実施例1と同様であるが、本実施例では故障
予測はコントローラ102で行っている。図8は本実施
例におけるコンピュータ105−2とコントローラ10
2とプリンタ101の間における通信例を示す図であ
る。
【0044】図7,図8により本実施例の構成,動作を
説明する。
【0045】コントローラ102に、プリンタ状態判断
手段を備え、コントローラ102が定期的に、プリンタ
状態を判断し(801)、その結果をコンピュータ10
5−2に報知する(802)。定期的にとは、例えば1
時間毎またはプリント枚数100枚毎である。
【0046】本実施例はテストパターンとして複雑な自
然画像を含むものをプリントするので、メモリ容量の小
さいコントローラ102に画像データを備えさせること
はできない。よって、この画像データはコンピュータ1
05−2が備えている(図7の701)。またプリント
アウトを指示する手段もコンピュータ105−2に備え
られており、(図7の702)、指示はコンピュータ1
05−2に任されている。故障が予測されると(80
3)、コンピュータ105−2はコントローラ102に
テストパターンとプリントアウトの指示を送信し(80
4,805)、プリンタ101にプリントアウトさせる
(806,807)。
【0047】本実施例で使用される自然画像は、人物の
顔である。顔の画像は、肌の部分により濃淡の出力具
合,髪の部分で解像度やコントラストを直感的にチェッ
クすることができるのでいろいろな種類の故障解析に応
用できる。
【0048】図9は、本実施例におけるMMI103−
2の構成を示す。
【0049】同図において、実施例1と同じ素子には同
じ符号を付して有る。903はMMI103−2内にあ
って所定の表示モードを視覚的に表示する表示ランプで
ある。一連のプリント動作中に複数の故障の発生により
プリント動作を停止した場合、その主原因のみが表示装
置501に表示され、その他にも故障を有することを、
表示ランプ903を点灯させることで報知する。
【0050】プリンタユーザが所定の操作ボタン502
を操作することにより、表示装置501は他のエラー内
容をユーザに報知するものである。
【0051】なお、表示ランプ903は点滅させて報知
させてもよい。
【0052】以上の説明から明らかなように、本実施例
においても実施例1と同様に、サービスマンが出動した
際に、プリントアウトされている故障予測内容およびテ
ストパターンにより故障,寿命にかかる正確な解析を行
うことができる。
【0053】(実施例3)本実施例における全体構成も
図10に示すように実施例1と同様である。
【0054】本実施例は例えば、コンピュータ105−
3の異常またはコンピュータ105−3からゲートウェ
イ104までの回線の分断による異常の際に有効な手法
を提供するものである。
【0055】図11は本実施例におけるコンピュータ,
コントローラ,プリンタ間の通信例を示す図である。
【0056】本実施例では、ネットワークの異常中(ハ
ンドシェイク1101から1107までの間)、コント
ローラ102が故障判断を行い、ネットワーク回復に備
えてその判断結果を記憶する(1102)。また、この
ときその判断結果をMMI103−3で表示する(11
03)。そして回線の回復後、コントローラ102はコ
ンピュータ105−3に故障が予測されていることを報
知し(1107)、コンピュータ105−3はサービス
・センタ内のMMI(図示せず)上でそれを表示する。
【0057】コントローラ102は図12のフローチャ
ートに示されるプログラムを備えており、故障が予測さ
れるとこのプログラムが起動される(図11の110
4)。予測された故障,寿命の内容に応じて(S120
1)、その状況をチェックしやすいようなテストパター
ンを選択して生成し(S1202,S1203)、プリ
ンタ101にプリントアウトさせる(図11の110
5,1106)。
【0058】図13に示された縦縞模様はスキャナ・モ
ータ・ドライブ回路の故障が予測されている場合のテス
トパターンである。図面上、上が搬送方向先端である。
(a)は正常時(b)は異常時の出力例である。縦縞模
様をテストパターンとして採用する理由は、スキャナの
回転がライン幅に現われるからである。(b)は、プリ
ント用紙先端付近でスキャナの回転が遅い場合の例であ
る。
【0059】図14に示された横縞模様は搬送系のロー
ラ類の摩耗や膨張の度合いをチェックする場合のテスト
パターンである。図面上、上が搬送方向先端である。
(a)は正常時(b)は異常時の出力例である。横縞模
様をテストパターンとして採用する理由は、搬送速度が
ライン幅に現われるからである。(b)は、搬送経路上
にレジストローラ,転写ローラ,定着ローラがこの順番
で並んでいる構成において、用紙後端がレジストローラ
を通過した後、搬送速度が定着ローラの膨張に影響され
て速くなってしまった場合の例である。
【0060】図16に示されたハーフ・トーン画像は高
圧系の故障が予測されている場合のテストパターンであ
る。図面上、上が搬送方向先端である。(a)は正常時
(b)は異常時の出力例である。ハーフ・トーン画像を
テストパターンとして採用する理由は、例えば転写バイ
アスの用紙への印加の程度が、画像の濃淡として現われ
やすいからである。(b)は、搬送経路上にレジストロ
ーラ,転写ローラ,定着ローラがこの順番で並んでいる
構成において、用紙後端がレジストローラを通過した
後、転写ローラを実装し忘れたため用紙が感光ドラムに
当接できなくなってしまったので、実装し忘れが転写不
十分の画像として現われた場合の例である。なお、転写
ローラの実装し忘れは、転写ローラの抵抗を測定するこ
とにより適切な転写バイアスを制御する系において、転
写ローラの抵抗値の異常により、その可能性が予想され
る。
【0061】図15は、本実施例におけるMMI103
−3の構成を示す。
【0062】同図において、実施例1と同じ素子には同
じ符号を付してある。一連のプリント動作中に複数の故
障の発生によりプリント動作を停止した場合、その故障
内容が不図示のプリンタ制御部内の記憶装置内に(b)
に示すごとく記憶され、所定の早さで周期的に自動的に
表示装置501に表示されるものである。
【0063】なお、プリンタを停止させた主原因を示す
内容を点滅させるなどの強調表示を行ってもよい。
【0064】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、コンピュータからゲートウェイまでの回線に
異常があっても、実施例1と同様に、故障,寿命にかか
る正確な解析を行うことができる。特に故障予測内容に
応じたテストパターンがプリントアウトされるので、よ
り正確な解析が可能となる。
【0065】(実施例4)実施例1の応用であり、通信
の内容が図17のようになっている。実施例1と同じ部
分については同じ符号を付けた。1701においてコン
ピュータ105−4(図示せず)側で出力画像の種類
(図6,図13,図14,図16等)を選択し、それを
コントローラ102に通知し(1702)、コントロー
ラ102の指示208に従い、プリンタ101は画像を
生成し(1703)、プリントアウトする(209)。
【0066】(変形)これまでの実施例の他にもネット
ワークの形態はさまざまである。それは、ネットワーク
内のコントローラやコンピュータ類等の各ノードの能力
や構成により、多様性が生まれる。例えば、プリンタの
状態を判断することに関する手段をどのように各ノード
に備えるかを決めることにより、実施例1,2の複数の
形態で実施できる。また、通信の対局が何であるかにも
より、複数の形態で実施できる。例えば、実施例1〜3
とは違って、プリンタ101が直接コンピュータ105
と情報交換を行う形態でも実施することができる(図示
せず)。
【0067】更に、コンピュータとプリンタを近接して
配置し、コンピュータにおいて、プリンタからの情報に
もとづいて故障予測を行い、故障が予測できたとき、所
要のテストパターンを生成し、プリンタから予測内容と
テストパターンのハードコピーを出力するように指示す
る形で実施することもできる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
故障が予測できたとき、画像形成装置または画像形成手
段から故障解析用の所定画像のハードコピーが出力され
ているので、サービスマンが出動した際に、前記ハード
コピーにより画像形成装置または画像形成手段の状況を
正確に解析して故障を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 実施例1におけるコンピュータ,コントロー
ラ,プリンタ間の通信例を示す図
【図3】 実施例1におけるプリンタ情報のステータス
体系を示す図
【図4】 実施例1における故障予測に関する構成を示
す図
【図5】 実施例1におけるMMIの構成を示す図
【図6】 実施例1で用いるテストパターンを示す図
【図7】 実施例2のブロック図
【図8】 実施例2におけるコンピュータ,コントロー
ラ,プリンタ間の通信例を示す図
【図9】 実施例2におけるMMIの構成を示す図
【図10】 実施例3のブロック図
【図11】 実施例3におけるコンピュータ,コントロ
ーラ,プリンタ間の通信例を示す図
【図12】 実施例3におけるテストパターン選択処理
のフローチャート
【図13】 実施例3で用いる縦縞模様のテストパター
ンを示す図
【図14】 実施例3で用いるハーフトーンのテストパ
ターンを示す図
【図15】 実施例3におけるMMIの構成,動作を示
す図
【図16】 実施例4で用いるテストパターンを示す図
【図17】 実施例4におけるコンピュータ,コントロ
ーラ,プリンタ間の通信例を示す図
【符号の説明】
101 プリンタ 102 コントローラ 103−1 MMI 105−1 コンピュータ 404 判断部 701 画像データ生成手段 702 プリントアウト指示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−226769(JP,A) 特開 平5−289187(JP,A) 特開 平4−76561(JP,A) 特開 平8−23408(JP,A) 特開 平5−165943(JP,A) 特開 平5−92645(JP,A) 特開 平4−197676(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 B41J 29/46 G03G 21/00 H04N 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置と、この画像形成装置と同
    じ構内に配置された、この画像形成装置のコントローラ
    と、前記画像形成装置から遠隔の地に配置されたコンピ
    ュータと、前記画像形成装置,コントローラ,コンピュ
    ータ間を結ぶ通信回線と、前記コントローラまたは前記
    コンピュータに設けられ、前記画像形成装置からの情報
    にもとづいて前記画像形成装置の故障予測を行う予測手
    段と、前記コンピュータまたは前記コントローラに設け
    られ、前記予測手段で予測した予測内容にしたがった故
    障解析用の異なる所定画像を生成する画像生成手段と、
    前記コンピュータまたは前記コントローラに設けられ、
    前記予測手段により故障が予測できたとき前記画像形成
    装置に対して前記所定画像のハードコピーを出力するこ
    とを指示する出力指示手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成システム。
  2. 【請求項2】 出力指示手段は、予測手段で予測した内
    容と、所定画像のハードコピーを出力することを指示す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    システム。
  3. 【請求項3】 通信回線に接続されたマン・マシン・イ
    ンターフェイスを備え、このマン・マシン・インターフ
    ェイスに、予測手段による予測内容を表示する表示手段
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    システム。
  4. 【請求項4】 画像生成手段は、画像形成装置の性能を
    判定する画像を生成するものであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 画像形成手段と、この画像形成手段から
    の情報にもとづいて故障予測を行う予測手段と、この予
    測手段で予測した予測内容にしたがった故障解析用の異
    なる所定画像を生成する画像生成手段と、前記予測手段
    で故障が予測できたとき前記画像形成手段に対し前記予
    測手段で予測した内容と前記画像生成手段で生成した所
    定画像とのハードコピーを出力することを指示する指示
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置の保守支
    援装置。
  6. 【請求項6】 画像形成手段からの情報にもとづいて自
    動的に故障の予測を行う第1のステップと、この第1の
    ステップで故障の予測ができたとき、その予測内容とこ
    の予測内容にしたがった故障解析用の異なる所定画像と
    のハードコピーを選択的に前記画像形成手段から出力さ
    せる第2のステップとを有することを特徴とする画像形
    成装置の保守支援方法。
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