JP6766753B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、色調整のキャリブレーション機能を備えた画像形成装置に関するものである。
プリンターや複合機等の画像形成装置では、画質保持のため、カラー出力の色合いや色ずれ調整のキャリブレーションが行われる。キャリブレーションは、例えば電源投入直後や印刷枚数が所定枚数に達する等、予め設定されたタイミングで自動的に行われることが多い。キャリブレーションの結果、自装置による色合わせ処理では解決できない問題、例えば、現像器や転写ベルト等に異常があった場合、画像形成装置は印刷を一時的に中断する。その後、画像形成装置のメンテナンスを行うサービスマンが装置内を調査し、不具合に関連するユニットを交換する等の対応を行う。
特許文献1には、予め設定された画像データと比較することで異常の有無を判断する装置について記載されている。特許文献2には、異常有無を故障判別手段が判断する装置について記載されている。特許文献3には、自己診断による異常検知を行うシステムについて記載されている。特許文献4には、装置の診断をネットワーク上の別の情報処理装置を用いて行う方法について記載されている。特許文献5には、異常と判断した画像を読み取り、ネットワークを介してサーバーへ送信する装置について記載されている。
特開平03−154128号公報 特開平04−130340号公報 特開平11−202699号公報 特開2005−341005号公報 特開2015−167302号公報
一般的に、画像形成装置がキャリブレーションエラーによって印刷停止となった場合、表示部にエラーコードが表示され、サービスマンはそのエラーコードから異常箇所を判別し、不具合箇所に対する対応を行っていた。しかし、そのエラーコードからは異常箇所を早期に特定することは困難であり、異常箇所を絞り込むまでに時間が掛かっていた。
また、キャリブレーションエラーによって、画像形成装置の再起動となり、再起動直後に再度キャリブレーションが実行されると、再びキャリブレーションエラーとなって、画像形成装置の機能が停止してしまい、サービスマンが異常箇所を特定する作業の妨げとなっていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、キャリブレーションエラーになったときに、サービスマンによる異常箇所の特定を助け、早期に問題が解決できるようにすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、色調整を目的としたキャリブレーション機能を備えた画像形成装置において、マゼンタ用の画像形成ユニット、シアン用の画像形成ユニット、イエロー用の画像形成ユニット及びブラック用の画像形成ユニットと中間転写ベルトとを有し、画像を形成する画像形成部と、表示部と、制御部と、前記画像形成装置に電源が供給されたタイミングで、濃度の異なるパッチ画像を前記画像形成部に形成させることで色調整のキャリブレーションを実行するキャリブレーション実行部と、前記パッチ画像を用いて前記画像形成部の異常を判断する異常判断部と、前記画像形成装置を再起動させ、前記異常判断部が判断した異常の内容の解析に適した異常解析画像を前記画像形成部に印刷させる異常診断モードへ移行する異常診断モード制御部と、前記異常判断部が判断した異常の内容に応じて、前記異常診断モードへ移行するか否かの指示入力を受け付ける異常診断モード受付部とを備え、前記異常判断部が、前記パッチ画像の画質に異常があると判断し、当該異常が前記画像形成部を構成するユニットの点検又は交換が必要な内容であると判断した場合、前記制御部は、異常の内容を示すエラーコードと、前記異常診断モードへ移行する指示入力を受け付ける異常診断モードボタンを前記表示部に表示させ、前記異常判断部が、前記パッチ画像の画質に異常があると判断し、当該異常が前記画像形成部への色合わせ処理で解決する内容であると判断した場合、前記制御部は、前記画像形成部に対する色合わせ処理を実行し、前記画像形成装置を通常動作モードとし、前記異常診断モード受付部が前記表示部に表示された前記異常診断モードボタンへの操作を受け付けると、前記異常診断モード制御部は前記画像形成装置を前記異常診断モードへ移行させ、前記画像形成装置を再起動させ、前記キャリブレーション実行部は前記異常診断モードの間、前記キャリブレーションを行わず、前記異常診断モード制御部は、再起動後、前記異常解析画像を前記画像形成部に形成させ、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させ、前記制御部は、前記異常診断モードを再スタートさせるボタンと、通常動作をスタートさせる通常動作スタートボタンとを前記表示部に表示させ、前記異常診断モード制御部は、前記制御部が前記異常診断モードを再スタートさせるボタンへの操作を受け付けると、前記画像形成装置を再度再起動させ、前記異常解析画像を前記画像形成部に形成させ、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させ、前記制御部が前記通常動作スタートボタンへの操作を受け付けると、前記異常診断モードを終了し、前記画像形成装置を再起動させ、前記異常診断モード制御部は、(i)前記異常判断部が判断した異常の内容が濃度異常であった場合、通常キャリブレーションで形成されるパッチ画像の濃度の幅よりも細かいピッチの画像を前記異常解析画像として前記画像形成部に形成させると共に、当該異常解析画像の説明として、通常のパッチ画像よりも細かいピッチの画像であることを前記表示部に表示させるか又は当該異常解析画像と共に用紙に印刷させ、(ii)前記異常判断部が前記中間転写ベルトの異常を判断した場合、全色使用した画像を前記異常解析画像として当該中間転写ベルトの画像形成が可能な全範囲に対して形成させると共に、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させるか又は当該異常解析画像と共に用紙に印刷させ、(iii)前記異常判断部が前記4つの画像形成ユニットのうちの特定の画像形成ユニットの異常を判断した場合、当該特定の画像形成ユニットによる色だけを使用した画像を前記異常解析画像として前記画像形成部に形成させると共に、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させるか又は当該異常解析画像と共に用紙に印刷させる、ものである。
本発明によれば、異常診断モード制御部が画像形成装置を異常診断モードへ移行すると、画像形成部に対して異常の解析に適した画像を印刷させる。従ってサービスマンはこの画像を見ることで、異常箇所の特定を速やかに行うことができ、早期に問題を解決することができる。更に、異常診断モード中はキャリブレーションを実行しないことにより、画像形成装置の異常箇所の修理が終わっていない段階での再起動によるキャリブレーションによって、再度キャリブレーションエラーとなり、画像形成装置の機能が停止する事態を防ぐことができる。
画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 画像形成装置のキャリブレーション及び異常判断モード時の処理の流れについて説明したフローチャートである。 表示部に表示される画面例を示した図である。 異常診断モードにおける再起動後に表示部が表示する画面例である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。尚、本実施の形態では電子写真方式の画像形成装置を例に挙げて説明するが、インクジェット方式等の色調整が必要な画像形成装置であれば適用可能である。図1は、本実施の形態における画像形成装置1の構造を示す正面断面図である。
画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6及び画像読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、ユーザーから画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、ユーザーへの操作案内等を表示する表示部473を備えている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を画像読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。画像読取部5により生成された画像データはSSDやHDD等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ又はSSDやHDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される用紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、そのトナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた用紙Pに転写させる。この後、定着部13が、用紙P上のトナー像を、熱圧着により用紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの用紙Pは、排出トレイ151に排出される。
給紙部14は、複数の給紙カセットを備える。そして後述する制御部が、ユーザーによる指示で指定されたサイズの用紙が収容された給紙カセットのピックアップローラー145を回転駆動させて、各給紙カセットに収容されている用紙Pをニップ部Nに向けて搬送させる。
図2は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御部31、操作部47、画像読取部5、画像形成部12、給紙部14及びネットワークI/F(インターフェース)9等を備える。以下、図1において説明した構成要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
ネットワークI/F部9は、ネットワークを介して外部装置とデータの送受信を行うためのインターフェース回路である。そして、画像形成装置1の情報はネットワークI/F部9及びネットワークを介して画像形成装置1を管理するサービス会社の端末に送信される。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部31は、キャリブレーション実行部311、異常判断部312及び異常診断モード制御部313を備える。
キャリブレーション実行部311は、予め定められたタイミングで、色調整を目的としたパッチ画像を画像形成部12に印刷させる。具体的には、画像形成装置1の電源投入直後、一定期間ごと、一定枚数の印刷がなされるごと等に、キャリブレーション実行部311は画像形成部12に濃度の異なるパッチ画像を形成させる。パッチ画像は例えば中間転写ベルト125上に形成される。
異常判断部312は、パッチ画像の濃度を測定して、画像形成部12が形成した画像に色ずれや色合わせ等の異常がないか判断する。具体的には、中間転写ベルト125上に形成されたパッチ画像の濃度を測定可能な位置に濃度測定器(不図示)が設けられ、この濃度測定器がパッチ画像の濃度を測定し、測定結果を異常判断部312へ出力する。
異常判断部312は、例えば、パッチ画像の濃度が予め設定された濃度の範囲であれば異常なし、範囲外であれば異常ありとして、必要な色合わせ処理を画像形成部12に対して行う。
異常診断モード制御部313は、画像形成装置1の動作モードを、異常判断部312が判断した異常の解析に適した画像を画像形成部12に印刷させる異常診断モードへ移行させる。異常診断モード制御部313は、異常判断部312の判断した異常の内容が、画像形成部12を構成するユニット(画像形成ユニット12M、12C、12Y及び12Bk、中間転写ベルト125、帯電装置(不図示)等)の点検又は交換が必要な内容である場合、画像形成装置1の再起動後に、異常内容の解析に適した画像(以下「異常解析画像」という)を画像形成部12に形成させる異常診断モードへ画像形成装置1を移行させる。
画像形成装置1に発生する画質異常は、異常判断部312が画像形成部12に対して色合わせ処理のフィードバックをすることだけでは解決しない場合もある。例えば、画像形成部12を構成するユニットの点検、交換等が必要な場合である。
従来、このような異常が発生した場合、画像形成装置は異常の内容を示すエラーコードを表示部に表示して、機能停止の状態となる。そして、サービスマンが表示されたエラーコードから異常箇所を推測し、異常箇所やその周辺のユニットを順番に点検していくことで、異常箇所を割り出していた。
このとき、問題が解決していない段階で画像形成装置を再起動すると、再起動のタイミングでキャリブレーションが自動的に実行され、その結果キャリブレーションエラーとなり、結局、画像形成装置は機能停止の状態となってしまう。つまり、異常内容を絞り込むためのテスト画像の印刷もできず、サービスマンはただ異常箇所に関連するユニットの点検作業をするしか異常箇所を解明する方法はなかった。
そこで、本実施形態では、画像形成装置1が異常診断モードに移行した場合、キャリブレーション実行部311は画像形成装置1が再起動するタイミングであってもキャリブレーションを行わず、異常診断モード制御部313が異常解析画像を画像形成部12に用紙に印刷させる。
異常解析画像とは、異常内容の特定に役立つ画像である。例えば、異常判断部312が判断した異常の内容が濃度異常であった場合、異常診断モード制御部313は、通常キャリブレーションで形成されるパッチ画像の濃度の幅よりも細かいピッチの画像を画像形成部12に形成させる。また、異常判断部312が中間転写ベルト125の異常を判断した場合、異常診断モード制御部313は、全色使用した画像を中間転写ベルト125の画像形成が可能な全範囲に対して形成させる。
また、異常判断部312が例えばシアン画像を形成する画像形成ユニット12Cの異常を判断した場合、異常診断モード制御部313は、シアンだけを使用した画像を画像形成部12に形成させる。
このような異常解析画像に関する画像データは、異常診断モード制御部313とアクセス可能なメモリー(不図示)に予め記憶されており、異常診断モード制御部313は異常判断部312が判断した異常内容に応じてメモリーから画像データを読み出し、この画像データに基づいた画像を画像形成部12に印刷させる。
このように、本実施形態では、異常診断モード時に異常解析画像が印刷されることで、サービスマンはこの異常解析画像から詳しい異常箇所を特定しやすくなり、問題を早期に解決することができる。
尚、本実施形態においては、異常診断モードに入ると異常解析画像が自動的に印刷されるのではなく、異常解析画像の印刷を実行するボタンを表示部473が表示し、サービスマンがこのボタンを押下することで、異常診断画像が印刷されることとしてもよい。
また、従来からサービスマンがキャリブレーションを非動作にする設定は可能であったが、設定操作が煩雑であった。そこで、本実施形態では、異常診断モード中のキャリブレーションを自動的に非動作とすることで、サービスマンはキャリブレーションの停止操作にかかる操作が必要なく、異常の診断に専念できるようにしている。
図3は、画像形成装置1のキャリブレーション及び異常判断モード時の処理の流れについて説明したフローチャートである。キャリブレーション実行部311がキャリブレーションを実行し(ステップS11)、異常判断部312が形成されたパッチ画像に基づいて異常の有無を判断する。
異常判断部312が画質に異常があると判断し(ステップS12;YES)、異常が画像形成部12への色合わせ処理で解決する内容であると判断した場合(ステップS13;NO)、制御部31は画像形成部12に対する色合わせ処理を実行し(ステップS21)、画像形成装置1は通常動作に戻る。
一方、異常判断部312が、画質に異常があると判断し(ステップS12;YES)、異常が画像形成部12を構成するユニットの点検や交換が必要な内容であると判断した場合(ステップS13;YES)、制御部31は異常の内容を示すエラーコードと、異常診断モードへ移行するか否かの指示入力を受け付けるボタンを表示部473に表示させる(ステップS14)。なお、異常判断部312が画質に異常がないと判断した場合は(ステップS12;NO)、処理は終了する。
図4は、ステップS14にて表示部473が表示する画面の一例である画面80を示した図である。表示部473はエラーコードと共に、異常診断モードボタン801を表示する。
そして、サービスマンが画像形成装置1の元に訪れ、異常診断モードボタン801を押下すると(ステップS15;YES)、異常診断モード制御部313は異常診断モードに移行し、画像形成装置1を再起動する(ステップS16)。キャリブレーション実行部311はこの再起動によるキャリブレーションは行わない。サービスマンが異常診断モードボタン801を押下せず一定時間が経過すると(ステップS15;NO)、処理は終了する。
図5に示す画面81は、異常診断モードにおける再起動後に表示部473が表示する画面例である。再起動後、異常診断モード制御部313は、画像形成部12に対して異常解析画像を印刷させる(ステップS17)。更に、異常診断モード制御部313は、印刷される異常解析画像の説明を表示部473に表示させてもよい(ステップS17)。
例えば、異常判断部312が判断した異常の内容が濃度異常であった場合、異常診断モード制御部313は、例えば、通常キャリブレーションで形成されるパッチ画像の濃度の幅よりも細かいピッチの画像を異常解析画像として画像形成部12に印刷させ、異常診断モード制御部313は更に、この異常解析画像の説明として、通常のパッチ画像よりも細かいピッチの画像であることを表示部473に表示させる。表示部473が異常解析画像の説明を表示することで、経験の浅いサービスマンであっても異常解析画像が示す意味を理解することができ、異常箇所の特定をスムーズに行うことができる。尚、異常解析画像の説明は、異常解析画像と共に印刷されるようにしてもよい。
そして、サービスマンは、ステップS14で表示されたエラーコードと印刷された異常解析画像に基づいて、異常箇所を推測し、異常箇所及び関連するユニットの点検、交換等の必要な作業を行う。その後、サービスマンが再度異常診断モードボタン802を押下すると(ステップS18;YES)、制御部31はステップS16へ処理を移行する。
サービスマンは異常箇所の点検作業を終えると、画面81にある通常動作スタートボタン803を押下する。制御部31は、サービスマンが異常診断モードボタン802を押下せず(ステップS18;NO)、通常動作スタートボタン803を押下したことを受け付けると(ステップS19;YES)、異常診断モードを終了し、画像形成装置1を再起動する(ステップS20)。この後、処理は、ステップS11に戻る。また、サービスマンが通常動作スタートボタン803を押下しない場合(ステップS19;NO)、処理はステップS18に戻る。
なお、このとき、制御部31は、再起動せずに通常動作に戻るようにしてもよい。
以上、説明したように、キャリブレーションエラーによって画像形成装置1が停止状態になったとき、異常診断モード制御部313が画像形成装置1を異常診断モードに移行させて、異常の内容の解析に適した異常解析画像を画像形成部12に印刷させることで、サービスマンによる異常箇所の特定を助け、問題の早期解決を実現することができる。
更に、異常診断モード中はキャリブレーションを行わないことにより、問題が未解決の状態での再起動後のキャリブレーションによって再度キャリブレーションエラーが発生し、画像形成装置1の機能が停止する事態を防ぐことができる。
また、異常診断モード制御部313が異常解析画像の説明を表示部473に表示させることで、経験の浅いサービスマンでも異常解析画像の意味を理解し、異常解析画像を見て異常箇所の特定に役立てることができる。
1 画像形成装置
12 画像形成部
14 給紙部
31 制御部
311 キャリブレーション実行部
312 異常判断部
313 異常診断モード制御部
47 操作部
473 表示部
5 画像読取部
6 原稿給送部
9 ネットワークI/F部

Claims (1)

  1. 色調整を目的としたキャリブレーション機能を備えた画像形成装置において、
    マゼンタ用の画像形成ユニット、シアン用の画像形成ユニット、イエロー用の画像形成ユニット及びブラック用の画像形成ユニットと中間転写ベルトとを有し、画像を形成する画像形成部と、
    表示部と、
    制御部と、
    前記画像形成装置に電源が供給されたタイミングで、濃度の異なるパッチ画像を前記画像形成部に形成させることで色調整のキャリブレーションを実行するキャリブレーション実行部と、
    前記パッチ画像を用いて前記画像形成部の異常を判断する異常判断部と、
    前記画像形成装置を再起動させ、前記異常判断部が判断した異常の内容の解析に適した異常解析画像を前記画像形成部に印刷させる異常診断モードへ移行する異常診断モード制御部と、
    前記異常判断部が判断した異常の内容に応じて、前記異常診断モードへ移行するか否かの指示入力を受け付ける異常診断モード受付部とを備え、
    前記異常判断部が、前記パッチ画像の画質に異常があると判断し、当該異常が前記画像形成部を構成するユニットの点検又は交換が必要な内容であると判断した場合、前記制御部は、異常の内容を示すエラーコードと、前記異常診断モードへ移行する指示入力を受け付ける異常診断モードボタンを前記表示部に表示させ、
    前記異常判断部が、前記パッチ画像の画質に異常があると判断し、当該異常が前記画像形成部への色合わせ処理で解決する内容であると判断した場合、前記制御部は、前記画像形成部に対する色合わせ処理を実行し、前記画像形成装置を通常動作モードとし、
    前記異常診断モード受付部が前記表示部に表示された前記異常診断モードボタンへの操作を受け付けると、前記異常診断モード制御部は前記画像形成装置を前記異常診断モードへ移行させ、前記画像形成装置を再起動させ、前記キャリブレーション実行部は前記異常診断モードの間、前記キャリブレーションを行わず、
    前記異常診断モード制御部は、再起動後、前記異常解析画像を前記画像形成部に形成させ、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させ、
    前記制御部は、前記異常診断モードを再スタートさせるボタンと、通常動作をスタートさせる通常動作スタートボタンとを前記表示部に表示させ、
    前記異常診断モード制御部は、前記制御部が前記異常診断モードを再スタートさせるボタンへの操作を受け付けると、前記画像形成装置を再度再起動させ、前記異常解析画像を前記画像形成部に形成させ、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させ、前記制御部が前記通常動作スタートボタンへの操作を受け付けると、前記異常診断モードを終了し、前記画像形成装置を再起動させ、
    前記異常診断モード制御部は、(i)前記異常判断部が判断した異常の内容が濃度異常であった場合、通常キャリブレーションで形成されるパッチ画像の濃度の幅よりも細かいピッチの画像を前記異常解析画像として前記画像形成部に形成させると共に、当該異常解析画像の説明として、通常のパッチ画像よりも細かいピッチの画像であることを前記表示部に表示させるか又は当該異常解析画像と共に用紙に印刷させ、(ii)前記異常判断部が前記中間転写ベルトの異常を判断した場合、全色使用した画像を前記異常解析画像として当該中間転写ベルトの画像形成が可能な全範囲に対して形成させると共に、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させるか又は当該異常解析画像と共に用紙に印刷させ、(iii)前記異常判断部が前記4つの画像形成ユニットのうちの特定の画像形成ユニットの異常を判断した場合、当該特定の画像形成ユニットによる色だけを使用した画像を前記異常解析画像として前記画像形成部に形成させると共に、当該異常解析画像の説明を前記表示部に表示させるか又は当該異常解析画像と共に用紙に印刷させる、画像形成装置。
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