JP2014058132A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査結果と紐付けした装置状態情報とから異常画像出力時の故障解析の時間を短縮でき、遠隔地でも故障解析、画質改善までの時間を短縮できる画像形成装置、及び画像形成装置を備える故障診断システムを提供する。
【解決手段】原稿の入力画像に応じて記録媒体に出力画像を生成して出力する画像形成装置であって、出力画像を入力画像と比較して異常画像か否か検査を行う印刷物検査手段と、印刷物検査手段の検査結果および装置状態情報を格納する記憶手段200と、を有し、記憶手段200は検査結果と装置状態情報が紐付けされて管理されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置から出力する出力画像と画像形成装置に入力された入力画像とを比較することで得られた検査結果と同検査結果取得時の装置状態情報を記憶する画像形成装置、及び、検査結果と装置状態情報を信号回線を介して得ることで、遠隔地でも故障診断を行える画像形成システムに関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、又は、これらの機能の2つ以上を搭載した複合機などの画像形成装置は、原稿画像をシート型媒体である転写紙(記録媒体)に転写する画像形成機能を搭載する。この画像形成装置は近年、小ロットへの対応性とバリアブル印刷(チラシやダイレクトメール等に可変データを印刷すること)の特長を活かし、これまでオフセット印刷機が主流であったプロダクション市場(商用印刷市場や企業内印刷市場)にも普及し始めている。
プロダクション印刷用の画像形成装置は、印刷方式はオフィス用の画像形成装置(その一例が特許文献1に記載される)と同じ電子写真方式であるが、大量の転写紙に印刷することが多く、また、印刷物(出力物)が商品となるため、その画像品質がより重要視されている。
また、画像形成装置から出力された印刷物の画像品質を保証する為に、印刷物中の異常画像や画質の劣化の有無を検査する作業が、プロダクション印刷の作業工程に含む割合が大きくなっている。
ところが先に述べたように、プロダクション印刷では大量の転写紙に印刷する為、手作業による印刷物の検査は大きな労力となっていた。
このため、画像形成装置の出力部分に出力印刷物を光学的に読み取り、原稿画像と比較する印刷物検査装置を接続し、自動で印刷物の検査を行うシステムが存在する。このような自動印刷物検査システムを保守するにあたり、サービスマンが直接サイトに出向くことなく、遠隔地に設置された装置の出力結果に基づいて故障診断をすることができる方法が既に知られ、その一例が特許文献2に開示される。
上述の特許文献1には、複写機から出力される構成部品の状態情報および異状時に出力される異状状態情報を記憶手段に収容し、これら情報に基づいて複写機の経時的な内容変化を分析して複写機に施すべき各種調整値を出力する診断手段を備える複写機診断装置が記載される。
一方、特許文献2には、サービスマンが現地に出向くことなく、遠隔地に設置された装置の出力結果に基づいて故障診断を行う目的で、入力画像と出力画像の比較判定結果、出力画像情報を入手する技術が開示されている。
ここで、特許文献1に示した技術では、サービスマン(点検員)が出向き、記憶手段に収容した経時的な内容変化を分析し、出力物を出力して品質評価をする必要があった。
これに対し、特許文献2に示した技術では、サービスマンが直接サイトに出向く必要がない。しかし、遠隔地に設置された装置の出力結果に基づく故障診断は、異常画像検出時の画像情報を入手する方法であり、異常画像出力時の装置の状態情報を得ることができず、故障解析、画質改善に要する時間を短縮できない。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、目的とするのは、検査結果と紐付けした装置状態情報とから異常画像出力時の故障解析に要する時間を短縮でき、画質改善を容易に行え、更に、遠隔地でも検査結果と装置状態情報を入手可能とすることで故障解析、画質改善までの時間を短縮でき、異常画像対策を容易に行える画像形成装置、及び画像形成装置を備える故障診断システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、原稿の入力画像に応じて記録媒体に出力画像を形成して出力する画像形成装置であって、前記記録媒体の出力画像を入力画像と比較して異常画像か否かの検査を行う印刷物検査手段と、前記印刷物検査手段の検査結果および装置状態情報を格納する記憶手段と、を有し、前記記憶手段は検査結果と装置状態情報が紐付けされて管理されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、印刷物検査手段が記憶手段に格納されている検査結果と紐付けした装置状態情報を呼び出して異常画像か否か検査し、異常画像出力時の故障解析を得ることで、画質改善に要する時間を短縮でき、異常画像対策を容易に行える画像形成装置、及び画像形成装置を備える故障診断システムを提供することにある。
本発明の画像形成装置を備えた画像形成システム構成を示す図である。 図1の画像形成装置である複写機の概略正面図である。 図2の画像形成装置に搭載されたプリンタ部の拡大構成説明図である。 図1の画像形成装置で生成される出力物の異常状態説明図で、(a)はトナーチリを、(b)はトナー濃度異常を、(c)は画像位置ずれの説明図である。 図1の画像形成装置で用いるコントローラ(制御装置)のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の画像形成システムAの機能ブロック図の一例を示した。 図1の画像形成装置で用いる印刷画像検査ルーチンのフローチャートである。 本発明の他の実施形態である画像形成システム構成を示す図である。 図8の画像形成システムで用いる印刷画像検査ルーチンのフローチャートのステップS7’のみの部分説明図である。
本発明は、印刷物検査装置が異常画像を検出した際の処理に際して、以下の特徴を有する。
要するに、入力画像g1と出力画像g2の比較を行い、その比較結果にて異常と判断されたときに、異常画像とその異常画像が出力されたときの装置状態情報を同時に記憶するので、得られる情報が異常画像情報のほかに、異常画像出力の原因となる情報、故障分析に有効な情報を得ることで、故障分析、画質改善に要する時間を短縮することができることが特徴になっている。
上記記載の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。
図1は本発明の第1実施形態の画像形成装置と、同画像形成装置を有する画像形成システムAの構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成システムAは、画像形成装置100のコントローラ(制御部)150と、コントローラ(制御部)150のネットワーク接続部155を介し接続された通信回線を成すネットワーク1と、同ネットワーク1に接続されたインターネット2と、インターネット2に接続された印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)3や外部のサーバー200とを備えて構成されている。
図2には、画像形成装置100はその全体を制御するコントローラ150と、用紙に画像を印刷するためのプリンタ部(印刷エンジン)101と、オペレータとのユーザインタフェースとなる操作部102と、プリンタ部(印刷エンジン)101からの出力物を検査する画像検査装置103とを有する。画像形成装置100のコントローラ150は一般的なコンピュータとしての機能を備える。
図3に示すように、画像形成部であるプリンタ部101はレーザ光源を感光体に照射し、その帯電部にトナーを付着させ、それを紙に転写した後、熱で定着させる印刷方式で、Y(イエロー)、M(マゼンダ)C(シアン)K(ブラック)の4色からなるフルカラー画像形成装置である。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの四色を使用したカラー印刷が可能である。
より具体的には、画像形成部であるプリンタ部101は、上記4色分の画像形成ユニット1a、1b、1c、1dを転写ベルト10の走行方向Bに沿って、配置されている。
画像形成ユニット1a、1b、1c、1dは、それぞれ像担持体としての感光体2a〜2d、ドラム帯電器3a〜3d、露光装置4a〜4d、現像器5a〜5d、転写器6a〜6d、清掃装置7a〜7dをそれぞれ備えている。この画像形成ユニット1a、1b、1c、1dはそれぞれY、M、C、K色のトナー像を形成する。これらのトナー像をそれぞれ転写ベルト10上に重ね合わせ、4色のフルカラー画像が形成される。
転写ベルト10上に形成されたトナー像は、用紙転写器9に到達すると同時に用紙転写器9に印加された高電圧の作用により、2次転写ベルトに対向された部分に搬送されてきた記録媒体8に転写される。転写ベルト10上の未転写トナーはベルト清掃装置12で回収される。記録媒体8に転写されたトナー像は、定着装置11を通過する際に融解圧着される。
ここで、図4(a)〜(c)は、記録媒体8に転写されたトナー像(出力画像g2)を説明する図の一例である。これらの欠陥印刷物は、印刷物検査装置14が画像形成部であるプリンタ部101(印刷エンジン)から受け取る原稿画像(入力画像g1)データとプリンタ部101の出力画像(出力画像g2)データを比較することで、異常画像か否か(出力状態の良否)を検査する。
図4(a)は主にトナーの濃度が濃い部分の周囲に粒状のトナー濃度が濃い部分が発生する現象の一例を示す。これは、主に第2次転写器9の電流値が低すぎる場合に発生する。逆に、第2次転写器9の電流値が高すぎる場合、転写紙(記録媒体)8上でトナーが付着するはずの場所にトナーが付着しない現象が現れる。以降、粒状のトナー濃度が濃い部分が発生する現象をトナーチリ、記録媒体8上でトナーが付着するはずの場所にトナーが付着しない現象を白点という。
図4(b)はトナーの濃度が原稿画像(入力画像g1)よりも薄い現象の一例を示す。これは、現像機5a〜5d内のトナー濃度やトナー帯電量、感光体ドラム2a〜2dの帯電量、転写器6a〜6dや第2次転写器9の電流値等が複合的に寄与する。以降、同現象をトナー濃度異常という。
図4(c)は記録媒体(転写紙)8上における画像形成の位置がずれる現象の一例を示す。これは、記録媒体8の大きさや厚さや表面の滑らかさによって転写紙の搬送速度や搬送タイミングがずれた場合に発生する。以降、転写紙搬送方向と垂直な方向のずれを主走査方向レジストずれ、平行な方向のずれを副走査方向レジストずれという。
図5には、画像形成装置100のコントローラ(制御装置)150のハードウェア構成を示す。
このコントローラ150は、CPU151、ROM152、RAM153、NVRAM154、ネットワークI/F155、画像検査装置I/F156、エンジンI/F157、操作部I/F158,HDD159、記憶媒体装着部160を有する。
ROM152は、起動用のプログラムや初期設定値などが記憶されている。RAM153は、コントローラ150が作成するページメモリやソフトウエアが動作するために必要なワークメモリとして利用される。NVRAM154は、画像形成装置100に設定された印刷条件などを保存しておく不揮発性メモリである。
ネットワークI/F155は、ネットワーク2上に接続されたサーバー1や印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)3とデータを送受信する。このように、インターネット2上には刷管理コンピュータ3や、サーバー1が接続され、遠隔地での印刷画像データの監視を容易化している。
画像検査装置103は画像検査装置I/F155を介して印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)3側から受け取った印刷データを内蔵する出力物光学読み取り部141(図6参照)の機能により、光学的に原稿を走査することでA3サイズまでのカラー文書を、例えば、300dpiから1200dpiの解像度で出力画像データ(電子データ)にすることができる。画像検査装置103はコントローラ150や、スキャナー装置(図2に一例として2点鎖線で示す)30から送信された原稿画像(入力画像g1)データと、プリンタ部(印刷エンジン)101からの出力画像データとを受信し、比較し、記録媒体8に転写されたトナー像(出力画像g2)が、図4(a)〜(c)に示したような、トナーチリ、白点現象、トナー濃度異常、位置ずれ現象を発生しているか否か検査する。
印刷物検査手段である画像検査装置103はその検査結果を求め、記録手段のRAM153や、ネットワーク上に接続されたサーバー200や印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)3に記憶処理するよう送信する。
このように、印刷物検査手段(画像検査装置103)は記録媒体(画像形成装置の出力物)より出力画像(画像)データをスキャナ機能部で取り込み、入力画像g1と比較して異常画像か否かの検査を容易に行うことができる。
プリンタ部(印刷エンジン)101のエンジンI/F157は印刷指示等を行いプリンタ部101に制御信号を送信する。
記憶媒体装着部160は可搬型の記憶媒体(例えば、USBメモリー)で、これを脱着し、入出力を制御するI/Fであり、画像検査装置103の検査結果と装置状態情報を記憶処理できる。
操作部102は、オペレータが画像形成装置100を操作する為に用いる入力部と表示部を備える。操作部102はテンキー、スタートキー、ファンクションキーなどがある。表示部はカラー液晶パネルで、タッチパネルになっており、コピー時の紙サイズや倍率、両面印刷など細かい指定を操作キーや操作案内の表示ができる。操作部I/F158はプリンタ部101に制御信号を入出力制御する。
次に、図6には、上述の画像形成装置100を有する画像形成システムAの機能ブロック図の一例を示した。
図6において、画像形成装置100は、操作部102、本体制御部110、記憶手段132、通信手段131、外部記憶媒体装着部(記憶媒体装着部160、外部サーバー200、印刷管理コンピュータ3)133、画像検査装置制御部(画像検査装置103に収容)134、搬送制御部111、現像制御部112、転写制御部113、及び、定着制御部114を有する。
記憶手段132は例えば図5のHDD159であり、通信手段131は図5のネットワークI/F155である。
外部記憶媒体装着部133は外部記録媒体アクセス手段を成し、記憶媒体装着部160を実体としており、脱着可能な外部記憶媒体135の装着部である。外部記憶媒体135は、例えば、USBメモリ、SDカードなどのフラッシュメモリである。この場合、検査結果と装置状態情報を外部記録媒体に保存して持ち歩け、異常画像対策を容易に行える。 画像検査装置制御部134は、画像検査装置I/F156を実体として、画像検査装置103を制御する。
本体制御部110はスキャナー装置30から送信された原稿画像情報に応じて、(入力画像g1)データを作成する原稿画像データ作成/送信部54を備える。
この原稿画像データ作成/送信部54から受け取った原稿画像データ122は画像検査装置103へ送信され、画像検査装置103で読み取った画像データ123は本体制御部110に送信されている。
加えて、画像形成装置100の制御部としてソフトウェア全体を制御する本体制御部110、搬送制御部111、現像制御部112、転写制御部113、及び、定着制御部114が配備される。これらは、コントローラ(制御装置)150のCPU151がプログラム161(図5参照)を実行することで提供する機能、及び、モータやヒータを制御するASIC等のハードウェアが協働して実現される。
コントローラ(制御装置)150内の本体制御部110は、画像形成装置100全体を制御する。コントローラ150内には搬送制御部111が配備され、この搬送制御部111は転写紙搬送路の制御を司り、転写紙(記録媒体)8の位置や搬送速度を制御する。現像制御部112は、画像形成ユニット1a〜1dの制御を司り、感光体ドラム2a〜2dの回転速度、感光体ドラム2a〜2dの帯電電圧、感光体ドラム2a〜2dへのトナー付着量等を制御する。転写制御部113は、転写ベルト10と転写器6a〜6dと第2次転写器9の制御を司り、転写ベルト10の回転速度、転写器6a〜6dや第2次転写器9のバイアス電圧等を制御する。定着制御部114は定着器11の制御を司り、定着器11の温度や加熱ロータと加圧ローラの圧着度などを制御する。
画像検査装置103には入力画像g1を受信する原稿画像データ受信部140、出力画像g2を取り込む出力物光学読み取り部141、画質比較/判定部142、読み取り画像データ送信部143を有する。
ここでは、出力物120を光学的に読み取った入力画像データ123と原稿画像データ122を比較することで、転写紙(記録媒体)8に転写されたトナー像(出力画像g2)が、図4(a)〜(c)に示したような、トナーチリ、白点現象、トナー濃度異常、位置ずれ現象を発生しているか否か、即ち、画質の良し悪しを判定し、検査する。
その検査結果が通常印刷であった場合、検査済み出力物121を後処理装置104(図示せず)に排出する。一方、判定結果が欠陥印刷であった場合、または装置にエラーが発生した場合は、本体制御部110にてそのときの装置状態情報124を読み取り、その検査結果(画像データと異常判定値)と装置状態情報(画像形成装置の状態情報)とを紐付けし、外部記録媒体(記憶媒体装着部160のUSBメモリ、SDカードなどのフラッシュメモリ)135、またはサーバー200に格納する。
原稿画像データ受信部140は画像検査装置制御部134から原稿画像データ122を受信し、出力物120が画像検査装置103に排出されるまで一時保存する。出力物光学読み取り部141はスキャナエンジンと同等の機能を有しており、画像検査装置103に排出された出力物120の表裏画像を光学的に読みとり、出力画像データを生成する。画質比較/判定部142は出力物光学読み取り部141で生成された出力画像データと原稿画像(入力画像)データ122を比較する。
なお、検査済出力物121は画質比較/判定が済んだ出力物(記録媒体)8であり、もし判定結果が欠陥印刷であると、画像検査装置103は記録媒体の出力画像g2の画像品質が規定の品質を満たさないとして、出力物(記録媒体)8を欠陥印刷物としてラべリングした上で後処理装置104へ排出する。
なお、ここでのラベル付けは、たとえば、他の印刷物と若干位置をずらして排出させる。あるいは、付箋を付着させるものである。
このように、印刷物(出力物)の質の良し悪しを判断するので、画像品質を満たさない記録媒体(出力物)8を欠陥印刷物として容易に分離し、排出することができる。
これまで説明したように、画像形成装置100は通信手段131によりネットワーク1及びインターネット2を介してサーバー200や、印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)と通信可能に接続されている。
なお、サーバー200としては、画像形成装置100を遠隔監視する遠隔監視用サーバーと兼用することができる。
次に、表1には、エラー発生時および異常画像検知時の装置状態情報135の一例を説明している。装置状態情報135は画像形成装置100とサーバー200のいずれにも記憶されうるがフォーマットは同じである。
Figure 2014058132
ここで、異常画像検知時((a)〜(c)の場合)は異常画像データとそのときの装置状態情報を取り込む。一方、画像形成装置100側でのエラーの発生時((d)〜(e)の場合)には、エラー発生前の読み取り画像データとそのときの装置状態情報を取り込む。装置状態情報は機内温度(℃)、定着器温度(℃)、プロセス温度(℃)、紙種データ、その他に設定されたパラメータ等を有する。
このように、印刷動作前のエラー発生時にはエラー発生前に得られていた出力画像(読み取り画像)データとそのときの装置状態情報(機内温度、定着器温度、プロセス温度、紙種データ、その他に設定されたパラメータ等を有する。)を取り込み記憶手段132に格納するので、エラー発生時の異常画像対策を容易に行える。
次に、画像形成装置100の本体制御部110が行う印刷画像検査ルーチンの動作手順の一例を図7のフローチャートに沿って説明する。
画像形成装置100では不図示のメインスイッチオンで、図7の印刷画像検査ルーチンのステップS1に進み、印刷開始前にエラーチェックを行う。ここで、画像形成装置100側にエラーが有れば画像形成の動作に移行しないで、後述のステップS6に進む。
エラーがない場合、ステップS2、S3で画像形成処理、出力画像検査処理を順次行う。
ステップS4、S5に達すると、読み取った画像データを本体制御部110に送信し、その後、出力画像g2に異常があるか否か判断する。異常がなければ今回の制御を終了するが、異常が認められた場合や、印刷開始前のエラーチェックにてエラーを検出した場合、ステップS6に進み、装置状態情報を入手する。
その後、読み取った画像データ(検査結果)と装置状態情報を紐付けし、記憶手段(記憶媒体装着部160の記憶媒体)に格納し(ステップS7)、外部記録媒体とサーバー200とに通信に送信する(S8)。
サーバー200は読み取った画像データと紐付けされた装置状態情報を受信し、格納する。
なお、画像形成装置100側のエラーを検出した場合、ステップS6に直接達する。このため、印刷動作前のエラー発生時にはエラー発生前に得られていた出力画像(読み取り画像)データとそのときの装置状態情報(機内温度、定着器温度、プロセス温度、紙種データ、その他に設定されたパラメータ等を有する)を取り込みサーバー200等の記憶手段に格納することができ、エラー発生時の異常画像対策を容易に行える。
印刷画像検査ルーチンのステップS8、S9の終了後、本体制御部110はこの後、操作部102側の表示部を通じてユーザに欠陥印刷物のリカバリを行うかどうかの問合せを行うことと成る。
このため、ユーザが欠陥印刷物のリカバリの問合せ表示に応じて、記録媒体(出力物)8のリカバリを容易に得られる。
以上のフローにより、エラー発生時はエラー発生直前の画像データを読み取り、本体制御部110に送信し、エラー発生時の装置状態情報を入手する。その後、読み取り画像データと紐付けし、記憶手段160に格納、外部記録媒体、サーバー200に送信することができる。また、エラー非発生時は出力画像検査にて読み取った画像データは異常画像を検出するまで更新を継続する。異常画像を検出した場合にはその時の装置状態情報を入手し、異常画像データ(検査結果)と紐付けし、記憶手段160に格納、外部記録媒体、サーバー200に送信することができる。
また、サーバー200に取り込んだ出力画像検査にて読み取った画像データと紐付けされた装置状態情報はインターネットを経由して遠隔地の印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)3を用いて内容確認ができる。この際、CE(カスタマエンジニア)が現地に派遣される前にエラー発生時および異常画像出力時の装置状態を認識でき、故障解析、画像改善までの時間短縮が可能となる。
このように、本発明の画像形成装置100は印刷物検査装置14(画像検査装置103)により、画像形成部であるプリンタ部13からの出力物をスキャナー装置30で光学的に読み取った画像データ(出力画像データ)と、プリンタ部13から受け取った原稿画像データ(入力画像データ)と、を比較することで画像品質の良し悪しを判断し、即ち、検査し、画像が規定の画像品質を満たした場合は出力物をそのまま後処理装置104へ排出する。これに対し、画像が規定の画像品質を満たさない場合は出力物を欠陥印刷物としてラべリング(特定物表示処理)した上で後処理装置104へ排出する。その上で、操作部102側の表示部を通じてユーザに欠陥印刷物のリカバリを行うかどうかの問合せを行うことができユーザが欠陥印刷物のリカバリの問合せ表示に応じて、記録媒体(出力物)のリカバリを容易に得られる。
このように、画像形成装置100を備えた画像形成システムAでは、外部情報処理装置(サーバー)200に収納する検査結果と装置状態情報のデータ入手が信号回線を介して遠隔地で可能となることで、異常画像出力の原因となる情報を遠隔地であっても故障分析でき、画質改善に要する時間を短縮することができる。
第1実施形態では、通信回線がインターネット2及び同インターネット2に接続されたネットワーク1からなり、インターネット2に印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ3や、外部サーバー1を接続していた。これに代えて、図8に示すように、第2実施形態では、通信回線がネットワーク1のみとし、ネットワーク1にサーバー200’を接続し、画像形成システムAの簡素化を図っている。この場合、画像形成装置100の構成は第1実施形態と同一構成であり、重複説明を略す。この場合、図7の印刷画像検査ルーチンのステップS1〜s6を同様に行う。次いで、図9に示すように、ステップS7’で、装置状態情報を入手し、読み取った画像データ(検査結果)と装置状態情報を紐付けし、ネットワーク1内のサーバー200’に格納し、この回の制御を終了する。この場合も、本体制御部110はこの後、操作部102側の表示部を通じてユーザに欠陥印刷物のリカバリを行うかどうかの問合せを行うことと成る。
第2実施形態の場合、インターネットを使用せず、画像形成システムAの簡素化を図れる。
1 ネットワーク
2 インターネット
3 印刷管理コンピュータ(ホストコンピュータ)
100 画像形成装置
110 本体制御部
103 画像検査装置(印刷物検査手段)
132 記憶手段
133 印刷管理コンピュータ
135 外部記憶媒体
150 コントローラ(制御部)
155 ネットワーク接続部
200 サーバー(記憶手段)
A 画像形成システム
特開平7−28363号公報 特開平4−297115号公報

Claims (8)

  1. 原稿の入力画像に応じて記録媒体に出力画像を形成して出力する画像形成装置であって、
    前記記録媒体の出力画像を入力画像と比較して異常画像か否かの検査を行う印刷物検査手段と、
    前記印刷物検査手段の検査結果および装置状態情報を格納する記憶手段と、を有し、
    前記記憶手段は検査結果と装置状態情報が紐付けされて管理されている、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記印刷物検査手段の検査結果と装置状態情報を外部記録媒体へ記録する外部記録媒体アクセス手段、を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記印刷物検査手段は前記出力画像を形成した記録媒体をスキャナで光学的に読み取った出力画像データと、画像形成装置からの入力画像データとを比較することで、画像品質の良し悪しを判断する、ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3項記載の画像形成装置において、
    前記印刷物検査手段は前記記録媒体の画像品質が規定の画像品質を満たさないと、記録媒体を欠陥印刷物としてラべリングした上で後処理装置へ排出する、ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4項記載の画像形成装置において、
    前記記録媒体の出力画像が欠陥印刷物として後処理装置へ排出した際に、前記画像形成装置は操作表示部を通じてユーザに欠陥印刷物のリカバリを行うか否かの問合せ表示をする、ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜5いずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置の印刷動作前のエラーチェックを行い、エラーを検出するとエラー発生前の出力画像とそのときの装置状態情報を取り込み記憶手段に格納する制御装置を備える、ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6いずれか1項記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置の検査結果と装置状態情報を所定の通信回線を介して取得して収納する外部情報処理装置と、
    を備えた画像形成システム。
  8. 請求項7項記載の画像形成システムにおいて、
    前記印刷物検査手段の検査結果と装置状態情報を所定の通信回線を介して前記外部情報処理装置に送受信する手段を備える、ことを特徴とする画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018085618A (ja) * 2016-11-24 2018-05-31 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム
JP2019014128A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成制御プログラム

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