JP2022142331A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022142331A
JP2022142331A JP2021042472A JP2021042472A JP2022142331A JP 2022142331 A JP2022142331 A JP 2022142331A JP 2021042472 A JP2021042472 A JP 2021042472A JP 2021042472 A JP2021042472 A JP 2021042472A JP 2022142331 A JP2022142331 A JP 2022142331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
mode
forming apparatus
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021042472A
Other languages
English (en)
Inventor
浩史 大矢
Hiroshi Oya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2021042472A priority Critical patent/JP2022142331A/ja
Priority to US17/692,307 priority patent/US11906921B2/en
Publication of JP2022142331A publication Critical patent/JP2022142331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • G03G15/556Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job for toner consumption, e.g. pixel counting, toner coverage detection or toner density measurement
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6582Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching
    • G03G15/6585Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching by using non-standard toners, e.g. transparent toner, gloss adding devices
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5008Driving control for rotary photosensitive medium, e.g. speed control, stop position control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/02Counting the number of copies; Billing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5016User-machine interface; Display panels; Control console
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00919Special copy medium handling apparatus
    • G03G2215/00949Copy material feeding speed switched according to current mode of the apparatus, e.g. colour mode

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】高彩度印刷を実施したことによる画像形成装置への負荷を適切に把握することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】SFP100は、印刷動作モードとして、通常モードと高彩度モードを備える。高彩度モードでは、現像ローラ3からトナーを通常モード時より多く感光ドラム1へ供給して彩度を向上させる。SFP100は、通常モードでの画像形成数をカウントせず高彩度モードでの画像形成数をカウントする。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラム上に静電潜像を形成し、現像器で感光ドラムにトナーを付着させて静電潜像の現像を行い、感光ドラムからトナーを記録紙に転写して記録を行う。この画像形成装置において、感光ドラムに対する現像ローラの周速比を可変とし、感光ドラムへのトナー供給量を増やし、色変換係数を切り替えて適切な色調整を行い、出力画像の濃度を上げて画像の彩度を向上させる方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このように画像の彩度を向上させる方法を用いた印刷を高彩度印刷と呼ぶ。
特開2018-054862号公報
高彩度印刷は、画像の彩度を向上できる一方で、通常印刷よりも画像形成装置の各構成に負荷を与えやすい。負荷の例として、定着器への用紙巻き付きが発生しやすくなること、転写ユニットがトナー飛散により汚損しやすくなること、トナーカートリッジの寿命が短くなること、現像器と感光ドラムの寿命が短くなること等が挙げられる。こうした負荷は、各構成の交換タイミング等に影響するため、高彩度印刷を実施したことによる画像形成装置への負荷を適切に把握できる画像形成装置が望まれる。
本発明の目的は、高彩度印刷を実施したことによる画像形成装置への負荷を適切に把握することができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、トナー像が形成されたシートを加熱回転体で担持搬送してシートに画像を形成する画像形成装置であって、一の画像データに基づくトナー像を第1のトナー量で形成する第1のモードと、前記一の画像データに基づくトナー像を前記第1のトナー量よりも多い第2のトナー量で形成する第2のモードで動作可能な画像形成装置において、前記第1のモードでの画像形成数をカウントせず前記第2のモードでの画像形成数をカウントするカウント手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、高彩度印刷を実施したことによる画像形成装置への負荷を適切に把握することができる。
本発明の実施の形態に係るSFPの側面図である。 図1のSFPのハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。 図1のSFPの機能構成を示すブロック図である。 図2の表示部に表示される動作モード選択画面の一例を示す図である。 不揮発メモリに格納されている動作モード設定の一例を示す図である。 サービスエラーに関する情報として管理サーバに送信する情報の一例を示す図である。 カートリッジログの一例を示す図である。 カウンタ管理部が管理するカウンタテーブルの一例を示す図である。 図1のSFPによって実行される印刷制御処理の手順を示すフローチャートである。 図9におけるステップS906のカウントアップ処理の手順を示すフローチャートである。 図10のカウントアップ処理によるカウントアップの結果の一例を示す図である。 図2の表示部に表示される注意喚起画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
本発明は、モノカラー方式及びマルチカラー方式を問わず、複写機、複合機、レーザプリンタ(Single Function Peripheral)(以下、「SFP」とする。)、ファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置に対して適用可能である。なお、以下では、画像形成装置の一例として、プリント機能に特化したSFPに本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るSFP100の側面図である。なお、図1では理解を容易にするために内部の構成が透過して示される。SFP100は、電子写真画像形成プロセスを利用するレーザプリンタであり、複数色(CMYKの4色)の現像剤(トナー)を用いてマルチカラー画像を記録材上に形成する。SFP100は、当該SFP100に着脱可能な構成のプロセスステーション(プロセスカートリッジ)5Y、5M、5C、5Kを備える。4個のプロセスステーション5Y、5M、5C、5Kは、同一構造であるが、異なる色、即ち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー(現像剤)による画像を形成する点で相違する。なお、特定のプロセスステーションの説明を行う場合を除き、以下では、YMCKの符号を省略して説明する。各プロセスステーション5は、それぞれ、トナー容器23、感光体である感光ドラム1(像担持回転体)、帯電ローラ2、現像ローラ3(現像剤担持回転体)、クリーニングブレード4、及び回収トナー容器24を備える。各プロセスステーション5の下方には、それぞれ露光装置7が配置されている。露光装置7は画像信号に基づく露光を感光ドラム1に対して行う。
感光ドラム1は、回転過程で、帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電される。そして感光ドラム1上には、露光装置7による画像露光を受けることによりそれぞれ目的のカラー画像の第1~第4の色成分像(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック成分像)に対応した静電潜像が形成される。帯電ローラ2は、感光ドラム1の回転に伴って従動回転する。本実施の形態で用いられる露光装置7は、レーザダイオードを用いたポリゴンスキャナであり、画像情報に応じて変調されたレーザビームを感光ドラム1上に結像し、静電潜像を形成する。レーザ露光の書き出しは、主走査方向(シートの搬送方向に垂直な方向)では走査ライン毎にポリゴンスキャナ内の位置信号(BD信号)から、所定の時間だけ遅延させて行われる。また、シートへの画像形成時には、副走査方向(シートの搬送方向)において、プロセスステーション間で、所定の間隔を空けて書き出しが行われる。これにより、第1~第4のプロセスステーションY、M、C、Kにおいて、常に感光ドラム1上の同じ位置に露光を行い、色ずれを抑えることができる。感光ドラム1上に形成された静電潜像は、第1~第4のプロセスステーションY、M、C、Kの現像ローラ3により現像される。この現像ローラ3を介して感光ドラム1上の静電潜像にそれぞれの色のトナーを付着させてトナー像として現像する。各現像器内のトナーは、負帯電の非磁性一成分トナーであり、静電潜像の現像は、非磁性一成分接触現像方式によって行われる。現像ローラ3には不図示の現像バイアス電源により現像バイアスが印加され、これにより現像が行われる。現像ローラ3は、後述する図3の現像制御部305により、現像ローラ3の周面の移動方向が感光ドラム1の周面と同方向となるように制御される。また、現像ローラ3は、後述する図3の現像制御部305により、感光ドラム1との周速比が制御される。例えば、高彩度印刷では、現像ローラ3と感光ドラム1の周速比を上げる(回転速度の速度差を大きくする)ことで、感光ドラム1への単位面積当たりのトナー供給量を増やすことが可能となる。また、高彩度印刷では、現像バイアス及び帯電バイアスを上げることで、トナー載り量を増やすことが可能となる。
中間ベルトユニットは、中間転写ベルト8(転写体)、駆動ローラ9、二次転写対向ローラ10から構成される。また、中間転写ベルト8の内側には、各感光ドラム1に対向してそれぞれ一次転写ローラ6が配置されている。不図示のモータにより駆動ローラ9が回転することにより、中間転写ベルト8は回動され、それに従い、二次転写対向ローラ10も従動回転する。各感光ドラム1は矢印方向に回転し、中間転写ベルト8が矢印Aの方向に回転し、一次転写ローラ6に正極性の一次転写バイアスが印加される。これにより、感光ドラム1上のトナー像は、感光ドラム1Y上のトナー像から順次、中間転写ベルト8上(ベルト上)に一次転写される。その後、4色のトナー像が重なった状態で二次転写ローラ11まで搬送される。濃度センサ62は、中間転写ベルト8に一次転写された4色のトナー像のトナー濃度を検知する。
感光ドラム1のクリーニングブレード4は、感光ドラム1に圧接し、中間転写ベルト8に転写されずに感光ドラム1の表面に残った残留トナーや、その他の感光ドラム1上の残留物を除去する。一部の可視画像は、二次転写ローラ11の位置でシートPに転写されずに中間転写ベルト8上に残る。このベルト上に残った可視画像は不要であるため、クリーニング動作によって除去される。クリーニング動作では、不要になった可視画像を中間転写ベルト8によってクリーニングブレード21まで搬送し、クリーニングブレード21で掻き取り、回収トナー容器22で回収することで可視画像が除去される。
シートPは、給紙部60A、60B、60Cの給紙カセット13A、13B、13Cにそれぞれ格納されている。例えば、給紙カセット13Aに格納されたシートPは、ピックアップローラ14A、給紙搬送ローラ対15A、引き抜きローラ対12A、及びレジストローラ対16によって二次転写ローラ11まで搬送される。例えば、給紙部60Aは、SFP100と一体となった標準フィーダであり、給紙部60B、給紙部60Cは、必要に応じて着脱可能なオプションフィーダである。
二次転写ローラ11に正極性のバイアスが印加されると、二次転写ローラ11に搬送されたシートPに、中間転写ベルト8上の4色のトナー像が転写される(以下、「二次転写」という。)。
紙種判別センサ54は、給紙部60A、60B、60Cからの搬送路の合流部であるレジストローラ対16の下流部に設置されている。紙種判別センサ54によってシートPの種類を判別する場合には、レジストセンサ16SによってシートPの先端を検知したタイミングからシートPの先端が確実に紙種判別センサ54の位置に到達したタイミングで不図示の給紙モータを停止する。給紙モータが停止した後、紙種判別センサ54によってシートPの種類が判別される。
トナー像転写後のシートPは、定着器17(加熱回転体)に搬送される。定着器17は、フィルム加熱方式の定着器である。定着器17は、定着ヒータ30と定着ヒータ30の温度を測定する定着サーミスタ31を内蔵した定着ローラ18、及び定着ローラ18に圧接するための加圧ローラ19を備える。定着器17は、搬送されたシートPを加熱及び加圧することにより、シートPにトナー像を定着させる。トナー像が定着されたシートPは、カール矯正機構29のカール矯正ローラ対25で搬送され、画像形成物(プリント済みの用紙等)としてSFP100外へ排出される。
定着器17によって担持搬送されたシートPをSFP100外に排出せず、シートPの第2面に印刷を行う場合、定着器17を通過したシートPを反転ポイント91へ搬送する。両面フラッパ55は、シートの搬送方向を排出方向と反転部方向へと切り替える。両面プリントを行う場合には、第1面に画像形成済みのシートPの先端が両面フラッパ55に到着する前に、両面フラッパ55が反転部方向に切り替わる。シートPは反転ポイント91を通過後、反転ローラ対50によりSFP100外排出方向に搬送され、シートPの後端が反転ポイント91を通過し、反転ローラ対50の位置にシートが存在する間に、反転ローラ対50を一旦停止させる。そして、反転ローラ対50をそれまでと逆方向に回転させることにより、シートPを両面搬送路方向へと搬送させる。両面搬送路内では両面搬送第1ローラ対51、両面搬送第2ローラ対52、両面搬送第3ローラ対53によりシートPは搬送される。両面搬送路は合流ポイント90の箇所で、給紙搬送ローラ対15Aとレジストローラ対16の間の搬送路に合流している。表裏が反転されたシートPはレジストローラ対16によって二次転写ローラ11に搬送される。そして、シートPの第2面に中間転写ベルト8上の4色のトナー像が転写される。定着器17は、第2面に転写されたトナー像を定着させる。両面フラッパ55をSFP100外排出方向に切り替えることにより、両面に画像形成されたシートPがSFP100外へ排出される。
図2は、図1のSFP100のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図2において、SFP100は、コントローラ200を備える。コントローラ200は、CPU201、ROM202、RAM203、不揮発メモリ204、表示部205、操作部206、エンジンI/F207、及びネットワークI/F208を備える。コントローラ200の各デバイスは、システムバス210を介して相互に接続されている。プリンタエンジン111は、エンジンI/F207を介してシステムバス210に接続されている。
CPU201は、SFP100全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202に格納されたプログラムをRAM203に読み出して実行することによって、後述する各種処理を実行する。ROM202は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムやプリンタエンジンの制御を行うためのプログラム、及び文字データや文字コード情報等を格納する。RAM203は、揮発性のランダムアクセスメモリであり、CPU201のワークエリア、及び各種データの一時的な記憶領域として使用される。例えば、RAM203は、ダウンロードによって追加的に登録されたフォントデータや、外部装置から受信した画像ファイル等を格納するための記憶領域として使用される。不揮発メモリ204は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリといった不揮発性のメモリである。不揮発メモリ204には、各種データがスプールされ、また、後述する図7に示すカートリッジログや図8のカウンタテーブル800等が格納される。
表示部205は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、以降LCD)を備え、SFP100の設定状態、実行中の処理の状況、エラー状態等を表示する。操作部206は、ハードキー及び表示部205上に設けられたタッチパネル等の入力デバイスを含み、ユーザによって入力された指示を受け付ける。操作部206は、SFP100の設定の変更、設定のリセット等を行うために使用され、また、画像形成(印刷)を実行する際のSFP100の動作モードを設定するために使用される。
エンジンI/F207は、印刷を実行する際にCPU201から受けた指示に従ってプリンタエンジン111を制御するためのインタフェースとして機能する。エンジンI/F207を介して、CPU201とプリンタエンジン111との間でエンジン制御コマンド等が送受信される。また、CPU201は、エンジンI/F207及びプリンタエンジン111を介して、プロセスステーション5が持つ不図示のメモリの情報にアクセス可能である。プロセスステーション5が持つ不図示のメモリが持つ情報は、例えば、プロセスステーション5を使用して印刷を行ったページカウント情報やトナー残量算出に必要な情報である。ネットワークI/F208は、SFP100をネットワーク209に接続するためのインタフェースとして機能する。なお、ネットワーク209は、例えば、Local Area Network(以降LAN)であってもよいし、電話回線網(PSTN)であってもよい。ネットワーク209の先には不図示のPC等が接続され、例えば、当該PCからSFP100に対して画像データを送信して、SFP100は当該画像データの印刷を行う。なお、ここでは、ネットワーク209の接続先をPCとしたが、PCに限らず、サーバやタブレット等の情報処理端末であってもよい。また、ネットワーク209の先には不図示の管理サーバが接続され、SFP100で故障やプロセスステーション5の交換等の特定のイベントが発生した際に、その情報を管理サーバへ通知する構成であってもよい。
プリンタエンジン111は、CPU201による制御によって、システムバス210側から受信した画像データに基づいて、紙等の記録材に画像を形成(印刷)する。プリンタエンジン111は、記録材上に転写したトナー像を記録材に熱で定着させる定着器17を備える。定着器17は、記録材を加熱するための定着ヒータ30を備え、記録材に画像を定着させる際の定着ヒータ30の温度(定着温度)がCPU201によって制御される。
図3は、図1のSFP100の機能構成を示すブロック図である。SFP100は、印刷機能を実現するための構成要素として、画像入力部301、動作モード制御部302、画像処理部303、画像出力部304、現像制御部305、デバイス状態管理部306、カートリッジ状態管理部307、及びカウンタ管理部308を備える。これらの構成要素による処理は、CPU201がROM202に格納されたプログラムをRAM203に読み出して実行することによって実現される。
画像入力部301は、印刷対象となる画像データを取得すると、当該画像データをRAM203や不揮発メモリ204に格納する。動作モード制御部302は、ユーザが操作部206に入力した設定に基づいて動作モードを決定する。具体的には、動作モード制御部302は、印刷動作モードとして、通常モード及び高彩度モードの何れかを設定する。高彩度モードは、画像の彩度を向上させる動作モードであり、通常モード時より多いトナー量で画像を形成する。
図4は、図2の表示部205に表示される動作モード選択画面401の一例を示す図である。動作モード選択画面401は、OFFボタン402、ONボタン403、設定ボタン404、及びもどるボタン405を備える。図4では、一例として、ユーザがOFFボタン402を選択した状態が示されている。動作モード選択画面401において、ユーザがOFFボタン402及びONボタン403の何れか一方を選択し、更に設定ボタン404を押下すると、選択されたボタンに対応する印刷動作モードが動作モード制御部302に通知される。具体的に、選択されたボタンがOFFボタン402である場合、通常モードが印刷動作モードとして動作モード制御部302に通知される。一方、選択されたボタンがONボタン403である場合、高彩度モードが印刷動作モードとして動作モード制御部302に通知される。動作モード制御部302は、通知された印刷動作モードを不揮発メモリ204に保存する。このようにして、本実施の形態では、印刷動作モードが設定される。動作モード選択画面401において、ユーザがもどるボタン405を押下すると、印刷動作モードが設定されずに、表示部205の表示画面が動作モード選択画面401からメニュー画面(不図示)に戻る。
また、動作モード制御部302は、印刷動作モードが変更されると、不揮発メモリ204から変更後の印刷動作モードに対応する動作モード設定を取得する。図5は、不揮発メモリ204に格納されている動作モード設定の一例を示す図である。動作モード設定は、印刷速度、総載り量制限閾値、及びドラム回転速度ダウン制御を含む。不揮発メモリ204には、各印刷動作モードに対応する複数の動作モード設定が格納されている。例えば、印刷動作モードが高彩度モードに変更された場合、動作モード制御部302は、高彩度モードに対応する動作モード設定を不揮発メモリ204から取得する。動作モード制御部302は、取得した動作モード設定に含まれる印刷速度「15」、総載り量制限閾値「200」、及びドラム回転速度ダウン制御「ON」をRAM203に保持する。なお、動作モード設定の具体的な利用方法については後述する。以降、印刷動作モードが通常モードである場合の印刷を「通常印刷」と呼び、印刷動作モードが高彩度モードである場合の印刷を「高彩度印刷」と呼ぶ。
図3に戻り、画像処理部303は、色変換処理を行う色変換処理部310、階調補正処理を行う階調補正部311、及び中間調処理を行う中間調処理部312を備える。画像処理部303は、入力された画像データに対して、色変換処理、階調補正処理、中間調処理等の画像処理を施す。これにより、画像処理部303に入力された画像データが、画像出力部304で出力(記録材に印刷)可能な印刷データに変換される。すなわち、画像処理部303は、入力された画像データから印刷データを生成する。このとき、入力された画像データが高濃度のものであり、トナーの総載り量がRAM203に保持された総載り量制限閾値以上である場合、トナーの総載り量が総載り量制限閾値になるように調整される。これは、プリンタエンジン111が通常速度で正しく印字や定着が実施可能なトナーの総載り量には上限があるためである。本実施の形態では、印刷動作モードが「通常モード」である場合の総載り量制限閾値は、図5に示すように、例えば、「150」である。一方、高彩度印刷では、印刷速度を落とすことでトナーの総載り量を通常印刷時より多くしても正しく印字や定着が実施できるように制御される。このため、本実施の形態では、印刷動作モードが「高彩度モード」である場合の総載り量制限閾値は、図5に示すように、例えば、「200」としている。ここで、調整した結果である載り量情報は、印刷が完了するまで、印刷データの一部としてRAM203に保持される。
画像出力部304は、画像処理部303から印刷データを取得し、当該印刷データをビデオ信号として、エンジンI/F207を介してプリンタエンジン111へ送信する。これにより、CPU201は、画像処理部303によって生成された印刷データに基づいて記録材に画像を形成するようにプリンタエンジン111を制御する。プリンタエンジン111は、露光、現像、転写及び定着の各プロセスを実行することによって、記録材に画像を印刷する。また、画像出力部304は、RAM203に保持された動作モード設定に含まれる印刷速度を、エンジンI/F207を介してプリンタエンジン111へ通知する。これにより、プリンタエンジン111はユーザが指定した印刷動作モードに対応する印刷速度で印刷を行うように動作可能となる。なお、本実施の形態では、プリンタエンジン111に印刷速度が通知される構成について説明したが、この構成に限られない。例えば、画像出力部304は、印刷速度ではなく、ユーザが指定した印刷動作モードをプリンタエンジン111に通知し、プリンタエンジン111は、予め保持していた印刷速度情報の中からユーザが指定した印刷動作モードに対応する印刷速度を特定してもよい。
現像制御部305は、RAM203に保持された動作モード設定に含まれるドラム回転速度ダウン制御の値に基づいて、現像ローラ3と感光ドラム1の回転速度を決定する。また、現像制御部305は、設定された印刷動作モードに基づいてレーザビームの出力を調整する。このようにすることで、例えば、高彩度印刷では、現像ローラ3から通常印刷時より多いトナー量を感光ドラム1へ供給して彩度を向上させることが可能となる。また、高彩度印刷では、例えば、現像ローラ3の回転速度を変えずに、感光ドラム1の回転速度を通常印刷時の回転速度より遅くする。具体的に、感光ドラム1の回転速度を通常印刷時の1/3の回転速度とする。これは、トナーを熱により融解し加圧して用紙に定着する定着器17に用紙を通す速度が、トナーを確実に用紙に定着できる速度で決定され、この定着速度に伴って感光ドラム1の回転速度が決定されるためである。上述したように、感光ドラム1と現像ローラ3の周速比を上げることにより、トナーを通常よりも多く感光ドラム1に移す。しかし、一般的に印刷速度が最大になるように感光ドラム1の回転速度と現像ローラ3の回転速度がそれぞれ最大になるように設定される。そこで、本実施の形態では、ドラム回転速度ダウン制御が「ON」である場合、現像ローラ3の回転速度はそのままにして感光ドラム1の回転速度を遅くすることで、周速比の調整が行われる。
ここで、本実施の形態では、ドラム回転速度ダウン制御に基づいて、感光ドラム1の回転速度を制御しているが、ユーザが指定した印刷動作モードに基づいて感光ドラム1の回転速度を制御してもよい。ただし、現像ローラ3と感光ドラム1の周速比を変更可能であるか否かは、メカ構成に依存するため、現像ローラ3と感光ドラム1の周速比を変更できないプリンタエンジンも存在する。つまり、ユーザが指定した印刷動作モードが「高彩度モード」であるが、ドラム回転速度ダウン制御が「OFF」というプリンタエンジンも存在しうる。そのため、本実施の形態におけるドラム回転速度ダウン制御のように、印刷動作モードに対応する情報であって印刷動作モードと異なる情報に基づいて感光ドラム1の回転速度を制御する構成とするのが好ましい。
デバイス状態管理部306は、エンジンI/F207を介してプリンタエンジン111からSFP100の状態に関する情報の通知を受け、デバイス状態を管理する。例えば、SFP100が複数ページの連続印刷を行っている場合、デバイス状態管理部306は、どのページまで印刷が完了したかといった印刷の進行状況を管理する。そして、デバイス状態管理部306は、記録材の給紙開始時や排紙完了時等の所定のタイミングでカウンタ管理部308に給紙開始や排紙完了が行われたことを通知する。また、例えば、印刷中に用紙がなくなるといった、解消するためにユーザ操作が必要なエラーの発生をプリンタエンジン111から通知された場合、デバイス状態管理部306は、デバイス状態を「用紙なし」等に設定する。CPU201は、このデバイス状態の変化を検知し、表示部205に「用紙なしのため紙を補充するように促すエラー」を表示するように制御する。また、デバイス状態管理部306は、例えば、定着器17の故障といった印刷を行う際に致命的な異常の発生をプリンタエンジン111から通知された場合、デバイス状態管理部306は、デバイス状態を「サービスエラー」状態に設定すると共に、故障した部位に応じたエラーコードを設定する。エラーコードはどのような形式でもよいが、故障した部位等が一意に特定できるようにしておくのが望ましい。CPU201は、このデバイス状態の変化を検知し、表示部205に「サービスエラーであること」と「エラーコード」を表示するように制御する。さらに、デバイス状態管理部306は、サービスエラーの発生時に、ネットワークI/F208を介して、サービスエラーに関する情報を不図示の管理サーバに送信する。
図6は、サービスエラーに関する情報として管理サーバに送信する情報の一例を示す図である。デバイス状態管理部306は、サービスエラーに関する情報として、サービスエラーの発生日時、サービスエラーを示すエラーコード、印刷カウンタを管理サーバへ送信する。印刷カウンタは、SFP100が印刷した総ページ数であり、カウンタ管理部308が管理する後述する図8のカウンタID802が「7001」のカウンタである。例えば、定着器17や、転写ユニット、特に、二次転写ローラ11に関するサービスエラーの場合、デバイス状態管理部306は、上述した情報と共に、定着/転写ユニット用高彩度印刷カウンタを管理サーバへ送信する。定着/転写ユニット用高彩度印刷カウンタは、カウンタ管理部308が管理する後述するカウンタID802が「7002」のカウンタである。
例えば、「100-0000」は定着器17の故障を示すエラーコードであり、「200-0000」は転写ユニットの故障を示すエラーコードである。これらのエラーの発生時には、デバイス状態管理部306は、サービスエラーの発生日時、サービスエラーを示すエラーコード、印刷カウンタ、及び定着/転写ユニット用高彩度印刷カウンタを管理サーバへ送信する。一方、「300-0000」は給紙ローラの故障を示すエラーコードである。このエラーの発生時には、デバイス状態管理部306は、サービスエラーの発生日時、サービスエラーを示すエラーコード、及び印刷カウンタを管理サーバへ送信する。このようにサービスエラーに関する情報を管理サーバへ送信することにより、故障発生時に高彩度印刷をどの程度行ったかを管理サーバへ通知することができ、サービスマンや開発者等が故障と高彩度印刷に関連性があるかを分析することができる。
カートリッジ状態管理部307は、エンジンI/F207を介してプリンタエンジン111からプロセスステーション5の状態に関する情報の通知を受け、カートリッジ状態を管理する。例えば、カートリッジ状態管理部307は、プロセスステーション5で何枚印刷したかを示すページカウンタやカートリッジの残量情報等をプリンタエンジン111から受け取り管理する。ここで、プロセスステーション5の残量検知は、例えば、不図示のトナー残量センサにより、W%、X%、Y%、Z%(0%)のトナー残量を検知可能とする。プロセスステーション5のトナー残量は、不図示のトナー残量センサによる残量検知情報と、プリンタエンジン111が印刷毎に出力データを加算するビデオカウントの情報とに基づいて算出される。具体的には、W%、X%、Y%、Z%の状態を残量検知センサにて検知し、その間はビデオカウントで補うことでトナー残量の推移が判断される。
また、例えば、プロセスステーション5のトナー残量が0%になった等といったユーザに通知すべき状態をプリンタエンジン111から通知された場合、カートリッジ状態管理部307は、プロセスステーション5の状態を示すカートリッジ状態を「カートリッジ寿命」等に設定する。CPU201は、このカートリッジ状態の変化を検知し、表示部205に「カートリッジが寿命のため、交換を促すエラー」を表示するように制御する。
また、カートリッジ状態管理部307は、装着されたプロセスステーション5の履歴情報をプロセスステーション5の利用状況を示す情報と共に不揮発メモリ204に保存する。なお、以下では、プロセスステーション5の履歴情報をカートリッジログと呼ぶ。図7は、カートリッジログの一例を示す図である。不揮発メモリ204には、各プロセスステーション5に対応する複数のカートリッジログが保存されている。カートリッジログは、シリアルNo701、装着時カートリッジ残量702、最終使用時カートリッジ残量703、印刷カウンタ704、現像器用高彩度印刷カウンタ705、及びトナー用高彩度印刷カウンタ706を含む。なお、カートリッジログは、これらの情報以外にも、例えば、装着日時の情報等を含んでいてもよい。
シリアルNo701は、各プロセスステーション5に割り振られたユニークなIDである。装着時カートリッジ残量702は、プロセスステーション5が初めて装着された時のカートリッジ残量である。ここで、本実施の形態では、プロセスステーション5が、トナー/現像器と、感光ドラム1とが分かれている構成のカートリッジとして記載している。カートリッジ残量は、トナーの残量と現像器の消耗度の両方を考慮して算出された残量である。なお、例えば、プロセスステーション5が感光ドラム1も含む構成である場合、このプロセスステーション5のカートリッジ残量は、感光ドラム1の消耗度も考慮して算出された残量となる。
最終使用時カートリッジ残量703は、プロセスステーション5の最後の使用時に更新されたカートリッジ残量である。印刷カウンタ704は、プロセスステーション5用いて印刷を行った印刷枚数であり、通常印刷及び高彩度印刷の両方でカウントアップされる。印刷カウンタ704のカウントアップ処理は、カウンタ管理部308によって行われる。カウンタ管理部308がカウントアップした値をカートリッジ状態管理部307に通知し、カートリッジ状態管理部307が印刷カウンタ704を更新する。現像器用高彩度印刷カウンタ705は、現像ローラ3の寿命に影響がある動作が行われた場合にカウンタ管理部308によってカウントアップされる。詳細は後述する。トナー用高彩度印刷カウンタ706は、トナーの寿命に影響がある動作が行われた場合にカウンタ管理部308によってカウントアップされる。詳細は後述する。このようなカートリッジログに基づいて、プロセスステーション5の寿命に関して高彩度印刷との関連性について分析が行われる。例えば、シリアルNo701が「2345678901」のカートリッジ(以降カートリッジAと呼ぶ)は、そのカートリッジ残量が100%から0%になるまで2000枚の印刷を行ったことがわかる。一方、シリアルNo701が「5678901234」のカートリッジ(以降カートリッジBと呼ぶ)は、そのカートリッジ残量が100%から0%になるまで1500枚しか印刷できていない。この情報のみでは、カートリッジBがカートリッジAより寿命が短くなった原因が特定できない。ここで、現像器用高彩度印刷カウンタ705及びトナー用高彩度印刷カウンタ706を参照すると、カートリッジBでは、カートリッジAより多く高彩度印刷が行われたことがわかる。その結果、現像器の消耗度及びトナーの使用量が通常より多く、寿命が短くなったことが特定できる。このように、カートリッジ毎に高彩度印刷を行ったことを示すカウンタを設けることで、プロセスステーション5の寿命が短くなった原因を分析することができる。このカートリッジログについては、レポートとしてユーザやサービスマンが印刷することも可能である。また、感光ドラム1に関してもドラムカートリッジとしてカートリッジログを記録するようにしてもよい。その場合、ドラムカートリッジのログには、現像器用高彩度印刷カウンタ705及びトナー用高彩度印刷カウンタ706は不要である。代わりに、後述する図8のカウンタテーブル800におけるドラム用高彩度カウンタに相当するカウンタを含むようにする。また、カートリッジ残量が感光ドラム1単体の残量である点が異なる。
また、カートリッジ状態管理部307は、プロセスステーション5に関する特定のイベントの発生時にネットワークI/F208を介してアラーム情報を管理サーバに送信する。特定のイベントの例としては、カートリッジ残量が、操作部206で設定された閾値まで低下した場合やカートリッジ残量が0%になった場合、或いはプロセスステーション5が交換された場合等が挙げられる。アラーム情報は、例えば、発生日時、アラームコード、及びカートリッジログを含む。アラームコードは、どのような形式でもよいが、発生したイベントが一意に特定できるようにしておくのが望ましい。本実施の形態では、アラーム情報として、現像器用高彩度印刷カウンタ705及びトナー用高彩度印刷カウンタ706を合わせて送信する。これにより、特にプロセスステーション5の寿命であることを示すイベントの発生時に、高彩度印刷をどの程度行ったかを管理サーバへ通知することができる。その結果、サービスマンや開発者等といったSFP100の傍にいない人であっても、カートリッジの寿命が高彩度印刷と関連性があるかについて分析することができる。なお、感光ドラム1用のカートリッジログを残す場合、トナー/現像器のカートリッジのアラームか感光ドラム1のアラームかを区別できるようにアラームコードを定義するのが好ましい。
カウンタ管理部308は、SFP100が印刷を行った時の各種カウンタを管理している。図8は、カウンタ管理部308が管理するカウンタテーブル800の一例を示す図である。なお、カウンタテーブル800は一例であり、図8に示す以外の情報をカウンタテーブル800が含んでいてもよい。
カウンタテーブル800は、カウンタ名801、カウンタID802、カウンタ属性803、及びカウントアップ条件804を含む。カウンタ名801は、カウンタの名称である。カウンタID802は、各カウンタに割り振られたIDである。カウンタ属性803は、カウンタの属性を表し、どのユニットに関連するカウンタであるかを示す。例えば、トータルカウンタは、カウンタ属性803が「本体」であるので、SFP100全体に関連するカウンタである。このため、トータルカウンタは、SFP100を使い始めた時に0となり、そこから使い終わるまで印刷する毎にカウントアップされ続ける。基本的に、トータルカウンタは、クリアされたりリセットされたりすることはないカウンタである。カウンタ属性803が「ドラムカートリッジ」のカウンタは、感光ドラム1を含むドラムカートリッジに関連するカウンタである。これらのカウンタは、新品のドラムカートリッジを装着した際に0となり、例えば、ドラムカートリッジ印刷カウンタの場合、そこからドラムカートリッジを使い終わるまで印刷する毎にカウントアップされ続ける。カウンタ属性803が「ドラムカートリッジ」のカウンタは、ドラムカートリッジの個体について回るのが特徴である。カウンタ属性803が「トナーカートリッジ」のカウンタは、プロセスステーション5等のトナーカートリッジに関連するカウンタであり、トナーカートリッジの個体について回るのが特徴である。カウントアップ条件804は、カウントアップを行うタイミングやイベントであり、カウンタによって異なる。
図9は、図1のSFP100によって実行される印刷制御処理の手順を示すフローチャートである。図9の処理は、CPU201が、ROM202に格納されたプログラムをRAM203に読み出して実行することによって実現される。
図9において、CPU201は、画像入力部301が画像データの入力を受け付けるまで待機する。ここで、入力される画像データは、例えば、ビットマップ画像である。画像入力部301が画像データの入力を受け付けると(ステップS901でYES)、CPU201は、この画像データをRAM203又は不揮発メモリ204に保持する。次いで、CPU201は、動作モード制御部302により印刷動作モードを判別する(ステップS902)。具体的に、CPU201は、印刷動作モードが通常モード及び高彩度モードの何れであるかを判別する。ステップS902では、例えば、動作モード選択画面401の設定に基づいて印刷動作モードが通常モード及び高彩度モードの何れであるかを判別する。なお、ステップS902では、動作モード選択画面401の設定以外の設定、例えば、RAM203又は不揮発メモリ204に保持された画像データに含まれる印刷設定に基づいて、印刷動作モードが通常モード及び高彩度モードの何れであるかが判別されてもよい。
次いで、CPU201は画像処理部303により、保持された画像データに対して、色変換処理、階調補正処理、中間調処理等の画像処理を施す(ステップS903)。これにより、印刷データが生成される。次いで、CPU201は、印刷データに基づいて印刷処理を行う(ステップS904)。具体的に、CPU201は画像出力部304により、この印刷データをビデオ信号としてプリンタエンジン111へ送信する。プリンタエンジン111は、露光、現像、転写及び定着の各プロセスを実行することによって、記録材に画像を印刷する。また、CPU201は、印刷データの送信時に、画像出力部304から現像制御部305へ動作モード情報を送信する。動作モード情報を受信した現像制御部305は、印刷動作モードに応じた現像処理を行う。具体的に、高彩度印刷において、現像制御部305は、レーザビームの出力を上げ、また、現像ローラ3の回転速度を通常印刷時と同等とし、感光ドラム1の回転速度を通常印刷時の回転速度より遅く制御する。次いで、CPU201はデバイス状態管理部306により、プリンタエンジン111から1ページの給紙開始の通知又は1ページの排紙完了の通知を受信したか否かを判別する(ステップS905)。
ステップS905の判別の結果、1ページの給紙開始の通知及び1ページの排紙完了の通知の何れも受信しない場合、印刷制御処理はステップS907に進む。ステップS905の判別の結果、1ページの給紙開始の通知又は1ページの排紙完了の通知を受信した場合、CPU201は、受信した通知に対応するイベントの発生、具体的に、給紙開始又は排紙完了が行われたことをカウンタ管理部308に通知する。次いで、CPU201はカウンタ管理部308により、後述する図10のカウントアップ処理を実行する(ステップS906)。次いで、CPU201は、プリンタエンジン111からSFP100の用紙切れ、部品故障、トナー寿命等の印刷の継続に支障があるエラーの発生を示すエラー通知を受信したか否かを判別する(ステップS907)。
ステップS907の判別の結果、エラー通知を受信しない場合、印刷制御処理はステップS909に進む。ステップS907の判別の結果、エラー通知を受信した場合、CPU201は、受信したエラー通知に関する情報を管理サーバへ送信する(ステップS908)。例えば、部品の故障のような重大なエラーの発生を示すエラー通知をステップS907にて受信した場合、CPU201は、ネットワークI/F208を介してエラーに関する情報を管理サーバへ送信する。このとき、エラーに関連するカウンタ情報も合わせて管理サーバへ送信する。また、トナー残量が少なくなり次のカートリッジの配送が必要なことを示すエラー通知やトナーがなくなったことを示すエラー通知をステップS907にて受信した場合、CPU201は、ネットワークI/F208を介してトナーに関するアラーム情報を管理サーバへ送信する。このとき、トナーに関するアラーム情報に関連するカウンタ情報も合わせて管理サーバへ送信する。このようにすることで、適切なタイミングで部品の異常を通知することができ、交換部品の配送等に活用することができる。次いで、CPU201は、全ての印刷を完了したか否かを判別する(ステップS909)。ステップS909では、CPU201は、エンジンI/F207を介してプリンタエンジン111から、印刷データに基づく全ての印刷を完了した旨を示す印刷完了通知を受信したか否かに基づいて、全ての印刷を完了したか否かを判別する。
ステップS909判別の結果、印刷データに基づく何れかの印刷を完了しない場合、印刷制御処理はステップS905に戻る。ステップS909判別の結果、印刷データに基づく全ての印刷を完了した場合、印刷制御処理は終了する。
図10は、図9におけるステップS906のカウントアップ処理の手順を示すフローチャートである。図10のカウントアップ処理は、1ページの印刷を行う際に実行される。
図10において、CPU201は、不揮発メモリ204からカウンタテーブル800を取得済みであるか否かを判別する(ステップS1001)。ステップS1001の判別の結果、カウンタテーブル800を取得済みである場合、カウントアップ処理はステップS1003へ進む。ステップS1001の判別の結果、カウンタテーブル800を取得済みでない場合、CPU201はカウンタ管理部308により、不揮発メモリ204からカウンタテーブル800を取得する(ステップS1002)。なお、本実施の形態では、印刷開始時にカウンタテーブル800を取得しているが、SFP100の電源起動時等にカウンタテーブル800を取得するようにしてもよい。
次いで、CPU201は、デバイス状態管理部306が給紙の開始を検知するまで待機する。デバイス状態管理部306が給紙の開始を検知すると(ステップS1003でYES)、CPU201は、給紙の開始をカウンタ管理部308へ通知する。ここで、本実施の形態では、給紙の開始時にカウントアップ処理を行う例を記載しているが、印刷の完了時やその他のタイミングにカウントアップ処理を行ってもよい。また、カウントアップ処理を行うタイミングを、対象としている部品の動作タイミングに合わせて給紙の開始時や印刷の完了時等に切り替えてもよい。本実施の形態では、給紙を開始すると、仮に途中で紙詰まり等により動作を停止したとしても各部品が消耗している可能性があるため、給紙の開始時にカウントアップ処理を行うようにしている。
次いで、CPU201はカウンタ管理部308により、カウンタID802が「7001」、「7101」、「7201」のカウンタのカウントアップを行う(ステップS1004)。カウンタID802が「7001」、「7101」、「7201」のカウンタは、「通常印刷給紙開始時、又は高彩度印刷給紙開始時」といったカウントアップ条件に該当するカウンタである。例えば、カウンタID802が「7001」のカウンタのカウントアップが行われた場合、カウントアップ後の「7001」のカウンタがカウンタ管理部308からカートリッジ状態管理部307へ通知される。カートリッジ状態管理部307は、通知されたカウンタに基づいて印刷カウンタ704を更新する。
次いで、CPU201は、実行している印刷が高彩度印刷であるか否かを判別する(ステップS1005)。ステップS1005の判別の結果、実行している印刷が高彩度印刷でない場合、つまり、実行している印刷が通常印刷である場合、他にカウントアップが必要なカウンタはないため、カウントアップ処理は終了する。
ステップS1005の判別の結果、実行している印刷が高彩度印刷である場合、CPU201は、設定されている印刷動作モードに対応する動作モード設定を取得する(ステップS1006)。次いで、CPU201は、取得した動作モード設定に含まれるドラム回転速度ダウン制御の値が「ON」及び「OFF」の何れであるかを判別する(ステップS1007)。
ステップS1007の判別の結果、取得した動作モード設定に含まれるドラム回転速度ダウン制御の値が「OFF」である場合、カウントアップ処理は、ステップS1009へ進む。ステップS1007の判別の結果、取得した動作モード設定に含まれるドラム回転速度ダウン制御の値が「ON」である場合、CPU201はカウンタ管理部308により、カウンタID802が「7102」、「7202」のカウンタのカウントアップを行う(ステップS1008)。カウンタID802が「7102」、「7202」のカウンタは、「高彩度印刷給紙開始時且つドラム回転速度ダウン制御を行った場合」というカウントアップ条件に該当するカウンタである。例えば、カウンタID802が「7202」のカウンタのカウントアップが行われた場合、カウントアップ後の「7202」のカウンタがカウンタ管理部308からカートリッジ状態管理部307へ通知される。カートリッジ状態管理部307は、通知されたカウンタに基づいて現像器用高彩度印刷カウンタ705を更新する。
次いで、CPU201はカウンタ管理部308により、印刷データに含まれている載り量情報を取得する(ステップS1009)。この載り量情報は、後述する載り量制限後の載り量1103である。ドラム回転速度ダウン制御の値が「ON」である場合、感光ドラム1の回転速度を落とすことで実際に感光ドラム1に載る載り量(後述する最終的な載り量1104に相当。)は増加する。本実施の形態では、ドラム回転速度ダウン制御を行った場合、トナーの載り量が載り量制限後の載り量1103の2倍になるものとして載り量を計算する。次いで、CPU201はカウンタ管理部308により、最終的な載り量が通常印刷時の総載り量制限閾値を超えているか否かを判別する(ステップS1010)。
ステップS1010の判別の結果、最終的な載り量が通常印刷時の総載り量制限閾値を超えていない場合、カウントアップ処理は終了する。ステップS1010の判別の結果、最終的な載り量が通常印刷時の総載り量制限閾値を超えている場合、CPU201はカウンタ管理部308により、カウンタID802が「7002」、「7203」のカウンタのカウントアップを行う。カウンタID802が「7002」、「7203」のカウンタは、「高彩度印刷給紙開始時且つ総載り量が150%を超えた場合」というカウントアップ条件に該当するカウンタである。ここで、通常印刷時の総載り量制限閾値との比較を行うのは、高彩度印刷を行うことによって、通常印刷時では載らない量のトナーが載った場合にカウンタのカウントアップを行うように制御したいためである。定着ユニットにおける用紙の巻き付きや転写ユニットにおけるトナー飛散による汚損のリスクはトナー載り量が多い程上がるため、本実施の形態では、載り量が多い場合に、「7002」のカウンタのカウントアップを行う。また、トナー載り量が多い程トナーカートリッジの寿命が短くなるため、本実施の形態では、載り量が多い場合に、「7203」のカウンタのカウントアップを行う。その後、カウントアップ処理は終了する。
上述した実施の形態によれば、通常モードでの画像形成数がカウントされず高彩度モードでの画像形成数がカウントされる。これにより、高彩度印刷を実施したことによるSFP100への負荷を適切に把握することができる。
また、上述した実施の形態では、画像形成に用いられるトナーを所定量格納するプロセスステーション5が着脱可能である。これにより、プロセスステーション5が着脱可能なSFP100において、高彩度印刷を実施したことによる画像形成装置への負荷を適切に把握することができる。
また、通常モードでの画像形成数と高彩度モードでの画像形成数の両方がカウントされる。これにより、高彩度印刷だけでなく、通常印刷を含む印刷動作によるSFP100への負荷を適切に把握することができる。
図11は、図10のカウントアップ処理によるカウントアップの結果の一例を示す図である。図11において、印刷データ1101は、印刷データの例である。動作モード1102は、設定された印刷動作モードである。載り量制限後の載り量1103は、総載り量制限閾値によるフィルタをかけた後の総載り量である。通常モード時には150%を超えた場合、高彩度モード時には200%を超えた場合に、それ以下の値になるように制限されている。例えば、YMCK50%の画像の場合、総載り量は200%であるが、総載り量制限閾値によるフィルタをかけた結果、通常モードでは一色当たり37%に制限されている(小数点以下は切り捨て)。
最終的なトナー載り量1104は、印刷時の載り量の全色合算したものである。高彩度モード時では、感光ドラム1の回転速度を落とすことでトナーの載り量が載り量制限後の載り量1103の2倍になるものとして記載している。結果として、「7002」、「7203」の各カウンタのカウントアップ結果1105と、「7102」、「7202」の各カウンタのカウントアップ結果1106は、図11に示すようになる。「7002」、「7203」の各カウンタは、高彩度印刷時において必ずカウントアップされ、トナーの総載り量がカウントアップ条件に含まれる。一方、「7102」、「7202」の各カウンタは、例えば、YMCK5%のような低載り量の印刷データの場合にはカウントアップされない。以上のようにすることで、高彩度印刷に起因する各部品の劣化度合いを正確に分析することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、高彩度印刷を実行する際のリスクをユーザに通知しても良い。具体的に、図4の動作モード選択画面401において、ユーザが設定を「OFF」から「ON」に変更した場合に、図12の注意喚起画面1201を表示部205に表示する。
図12は、図2の表示部205に表示される注意喚起画面1201の一例を示す図である。注意喚起画面1201は、メッセージ表示領域1202、「はい」ボタン1203、及び「いいえ」ボタン1204を含む。メッセージ表示領域1202には、高彩度モードの利用にあたっての注意喚起メッセージが表示される。なお、本実施の形態では、定着器17や転写ユニット等、通常、ユーザがあまり意識しない部品について言及せずトナーCRGというユーザに消耗品としてなじみのある部品について言及するに留めたメッセージとした。しかし、寿命に影響のある部品について全て言及するようなメッセージをメッセージ表示領域1202に表示してもよい。「はい」ボタン1203が選択されると、高彩度モードが選択されたことが動作モード制御部302に通知され、動作モード制御部302は印刷動作モードとして「高彩度モード」を不揮発メモリ204に保存する。「いいえ」ボタン1204が選択されると、表示部205の表示画面が1つ注意喚起画面1201から動作モード選択画面401に戻る。
このような注意喚起画面1201を表示部205に表示することで、高彩度印刷をこれから使おうとしているユーザに対して高彩度印刷を実行する際のリスクを通知することができる。
また、上述した実施の形態では、各部品の高彩度印刷カウンタを活用して消耗品の自動配送タイミングや部品の寿命を通知するタイミングを予測しても良い。ここで、上述したように、高彩度印刷時には、感光ドラム1の回転速度を落とすことでトナーの載り量が載り量制限後の載り量1103の2倍になる。このことを考慮して、高彩度印刷を行った場合には通常印刷時の2倍のトナーを消費するものとして、トナーCRGの自動配送タイミングを予測する。予測処理は、カートリッジ状態管理部307によって行われる。
例えば、通常印刷時に約1000枚まで印刷可能なトナーCRGにおいて、その残量が20%になった際に自動配送を行うように設定されていることとする。しかし、或るユーザが高彩度印刷を多用する傾向があると判断した場合には、SFP100は、トナー残量が20%の2倍の40%になった時に自動配送を行うためのアラームを管理サーバへ送信するように制御する。ここで、高彩度印刷を多用しているか否かの判断は、例えば、印刷カウンタ704及びトナー用高彩度印刷カウンタ706に基づいて行われる。図7の例では、トナー用高彩度印刷カウンタ706の値が印刷カウンタ704の値の半分以上である場合、SFP100は、高彩度印刷を多用していると判断する。或いは、トナー用高彩度印刷カウンタ706の値が200(通常印刷で1000枚まで印刷可能なトナーCRGの20%に相当)を超えた場合、SFP100は、高彩度印刷を多用していると判断する。
また、上述した実施の形態では、ステップS1011において、ステップS1009にて取得したトナーの載り量情報の累積値を合わせて記録しても良い。このようにすることで、通常印刷時よりどの位多くのトナーが実際に使用されたのかを分析することができ、もって、その分析結果を使って自動配送の適切なタイミングを予測することができる。ここで、例えば、ドラム回転速度ダウン制御の値が「ON」である場合、ステップS1009にて取得したトナーの載り量情報の2倍の値(最終的なトナー載り量1104に相当する値)を累積値として記録する。例えば、累積値が50000(%)であり、トナー用高彩度印刷カウンタ706の値が250であった場合、平均して200%の載り量で高彩度印刷を行ったことがわかる。通常印刷を行った場合、最大で150%の載り量であるため、通常印刷の約1.3倍のトナーを消費していると言える。そこで、250枚の高彩度印刷で325枚分の通常印刷を行ったと換算できるので、75枚分(通常印刷で1000枚まで印刷可能なトナーCRGの7.5%に相当)自動配送を早める。つまり、27.5%になったときに自動配送を行うためのアラームを送信する。トナーの載り量情報の累積値はカートリッジログの一情報として記録し、アラーム発行時に管理サーバに通知するのがよい。このようにすることで、適切なタイミングで部品の異常の通知や部品の配送等に活用することができる。
上述した実施の形態では、プロセスステーションが、トナー/現像器と、感光ドラムとで分かれた構成について説明したが、この構成に限られない。例えば、プロセスステーションは、トナー、現像器、感光ドラムが一体となった構成であってもよい。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1Y、1M、1C、1K 感光ドラム
3Y、3M、3C、3K 現像ローラ
5Y、5M、5C、5K プロセスステーション
8 中間転写ベルト
100 SFP
201 CPU
704 印刷カウンタ
705 現像器用高彩度印刷カウンタ
706 トナー用高彩度印刷カウンタ

Claims (13)

  1. トナー像が形成されたシートを加熱回転体で担持搬送してシートに画像を形成する画像形成装置であって、一の画像データに基づくトナー像を第1のトナー量で形成する第1のモードと、前記一の画像データに基づくトナー像を前記第1のトナー量よりも多い第2のトナー量で形成する第2のモードで動作可能な画像形成装置において、
    前記第1のモードでの画像形成数をカウントせず前記第2のモードでの画像形成数をカウントするカウント手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 形成されたトナー像をシートに転写する転写体を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成に用いられるトナーを所定量格納するカートリッジが着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のモードでの画像形成数と前記第2のモードでの画像形成数の両方をカウントする他のカウント手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 現像剤担持回転体の周面と、前記現像剤担持回転体から供給されたトナーで現像されたトナー像を担持する像担持回転体の周面とが対向して配置される画像形成装置であって、前記対向する2つの周面の移動方向が同方向で且つ速度差が第1の速度差となるように前記現像剤担持回転体と前記像担持回転体の回転を制御する第1のモードと、前記対向する2つの周面の移動方向が同方向で且つ速度差が前記第1の速度差よりも大きい第2の速度差となるように前記現像剤担持回転体と前記像担持回転体の回転を制御する第2のモードとで動作可能な画像形成装置において、
    前記第1のモードでの画像形成数をカウントせず前記第2のモードでの画像形成数をカウントするカウント手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記第1のモードでの画像形成数と前記第2のモードでの画像形成数の両方をカウントする他のカウント手段を更に有することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. トナー像が形成されたシートを加熱回転体で担持搬送してシートに画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、一の画像データに基づくトナー像を第1のトナー量で形成する第1のモードと、前記一の画像データに基づくトナー像を前記第1のトナー量よりも多い第2のトナー量で形成する第2のモードで動作可能な画像形成装置の制御方法において、
    前記第1のモードでの画像形成数をカウントせず前記第2のモードでの画像形成数をカウントするカウント工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 前記画像形成装置は、形成されたトナー像をシートに転写する転写体を有することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 前記画像形成装置には、前記画像形成に用いられるトナーを所定量格納するカートリッジが着脱可能であることを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記第1のモードでの画像形成数と前記第2のモードでの画像形成数の両方をカウントする他のカウント工程を更に有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 現像剤担持回転体の周面と、前記現像剤担持回転体から供給されたトナーで現像されたトナー像を担持する像担持回転体の周面とが対向して配置される画像形成装置の制御方法であって、前記対向する2つの周面の移動方向が同方向で且つ速度差が第1の速度差となるように前記現像剤担持回転体と前記像担持回転体の回転を制御する第1のモードと、前記対向する2つの周面の移動方向が同方向で且つ速度差が前記第1の速度差よりも大きい第2の速度差となるように前記現像剤担持回転体と前記像担持回転体の回転を制御する第2のモードとで動作可能な画像形成装置の制御方法において、
    前記第1のモードでの画像形成数をカウントせず前記第2のモードでの画像形成数をカウントするカウント工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 前記第1のモードでの画像形成数と前記第2のモードでの画像形成数の両方をカウントする他のカウント工程を更に有することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の画像形成装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2021042472A 2021-03-16 2021-03-16 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Pending JP2022142331A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021042472A JP2022142331A (ja) 2021-03-16 2021-03-16 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
US17/692,307 US11906921B2 (en) 2021-03-16 2022-03-11 Image forming apparatus capable of forming toner image with desired amount of toner, control method for the image forming apparatus, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021042472A JP2022142331A (ja) 2021-03-16 2021-03-16 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022142331A true JP2022142331A (ja) 2022-09-30

Family

ID=83284667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021042472A Pending JP2022142331A (ja) 2021-03-16 2021-03-16 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11906921B2 (ja)
JP (1) JP2022142331A (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169431A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成装置に用いる交換部品及びicチップ
JP4458086B2 (ja) * 2006-12-04 2010-04-28 ブラザー工業株式会社 印刷装置
US20090244586A1 (en) * 2008-03-31 2009-10-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and charging method
JP5043762B2 (ja) * 2008-04-24 2012-10-10 キヤノン株式会社 印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラム
JP5299248B2 (ja) * 2009-12-04 2013-09-25 株式会社リコー 画像形成装置及びその課金管理方法
JP2011118285A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、その課金管理方法及びプログラム
JP2015108720A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御方法、及びプログラム
JP6537480B2 (ja) 2016-09-29 2019-07-03 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP2019093578A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20220299925A1 (en) 2022-09-22
US11906921B2 (en) 2024-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12025938B2 (en) Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and image forming apparatus
JP2006343621A (ja) 画像形成装置
US8064784B2 (en) Image forming apparatus and output setting method of consumed status of consumable items of the image forming apparatus
KR20190089739A (ko) 화상 형성장치 및 제어방법
US20240077822A1 (en) Information processing apparatus and image forming apparatus
JP2022028351A (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法
JP2007003837A (ja) 画像形成装置および方法
US20180059605A1 (en) Image forming apparatus, control method for image forming apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
JP5810775B2 (ja) 画像形成装置
JP2022142331A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
US11143982B2 (en) Image forming apparatus
JP4882387B2 (ja) 画像形成装置およびその画像形成方法
JP4893267B2 (ja) カラー画像形成装置
JP5007489B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4848818B2 (ja) 画像形成装置
JP2020015580A (ja) 部品管理サーバ、部品管理システム、及びプログラム
JP2012137520A (ja) 画像形成装置
US11822843B2 (en) Image forming apparatus, information processing system, method of controlling image forming apparatus, and storage medium
US20230096743A1 (en) Image forming apparatus
JP2018073168A (ja) 画像形成システム
JP6563834B2 (ja) 画像形成装置及びエラー報知方法
JP2024059191A (ja) 画像形成装置、情報処理装置
JP2024025500A (ja) 画像形成システム、画像形成装置、サーバ装置、クライアント装置およびプログラム
JP2024047741A (ja) 画像形成装置、情報処理装置
JP2022062417A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240820