JP3478340B1 - 車両用計器及びその駆動方法 - Google Patents

車両用計器及びその駆動方法

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JP3478340B1
JP3478340B1 JP2002340353A JP2002340353A JP3478340B1 JP 3478340 B1 JP3478340 B1 JP 3478340B1 JP 2002340353 A JP2002340353 A JP 2002340353A JP 2002340353 A JP2002340353 A JP 2002340353A JP 3478340 B1 JP3478340 B1 JP 3478340B1
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Abstract

【要約】 【課題】 多連式メータとしての終了動作において斬新
さを与えることで、商品性,デザイン性を向上させるこ
とが可能な車両用計器及びその駆動方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 制御手段8は、車両のキースイッチ9の
オフなる入力を受けて、各指示計器3,4,5における
各指針3d,4d,5dの各文字板(表示板)3e,4
e,5e上のそれぞれの指示位置から各指針3d,4
d,5dを各文字板3e,4e,5eの最大目盛り方向
へ回動させて各指針3d,4d,5dを前記最高目盛り
位置に到達させ、その後に各文字板3e,4e,5eの
最小目盛り位置に戻す処理を実行するとともに、前記各
最高目盛り位置から前記各最小目盛り方向への向けて各
指針3d,4d,5dを回動させる始動時期を略同期さ
せる、もしくは前記各最小目盛り位置への各指針3d,
4d,5dの到達時期を略同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動本体に指針が
装着され、前記指針を表示板上で回動させることで計測
量を表示する指針表示式指示計器をケース内に少なくと
も2つ以上配設し、車両情報を表示する車両用計器及び
その駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用計器としては、速度計や回転計
(TAメータ)及び燃料計がケース体に収納されたコン
ビネーションメータとは別に、例えば、表示板である文
字板上に形成された目盛りや数字等の表示指標を指針に
よって指示してなるアナログ式の計器本体を、ケース内
に複数収納し、前記コンビネーションメータとは別の車
両状態を監視するものがある。このような車両用計器
は、サーキットレース場等を走行する競技車両等や、ス
ーパーチャージャあるいはターボ付き車両等に搭載され
ることが多く、エンジンの過給圧を監視する連成計(吸
気圧計)、排気ガスの排気温度を監視する排気温度計、
エンジンオイルの温度を監視する油温計、エンジンオイ
ルの圧力を監視する油圧計等の補助用計器が存在する。
【0003】このような車両用計器は、前記コンビネー
ションメータとの差別化を図るために、斬新なデザイン
が望まれている。そこで、車両用計器では、車両のイグ
ニッション(IGN)スイッチ(キースイッチ)のオン
入力(オン状態)に応じて計器本体に装着される指針を
文字板の目盛りに沿い零点位置から最高目盛り位置まで
回動させた後に前記零点位置に戻す初期動作を行わせた
り、また指針と文字板とにそれぞれ専用の照明光源を備
え、IGNスイッチをオン状態に応じて前記照明光源の
点灯タイミングを異ならせることで車両用計器の商品
性,デザイン性を向上させるものである。このような車
両用計器としては、例えば特許文献1及び特許文献2に
開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開平6−201410号公報
【特許文献2】特開平9−42996号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用計器では、IGNスイッチをオフなる入力に応じ
て全ての計器本体の動作がその場の状態で直ちに中断さ
れ、多連式メータとしての終了動作としては見栄えが単
純であり斬新さに欠けるといった問題点を有している。
【0006】そこで、本発明は前述の問題点に着目し、
多連式の車両用計器としての終了動作において斬新さを
与えることで、商品性,デザイン性を向上させることが
可能な車両用計器及びその駆動方法を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、請求項1に記載したように、駆動本体に指
針が装着され、前記指針を表示板上で回動させることで
計測量を表示する指針表示式の指示計器をケース内に少
なくとも2つ以上配設し、車両情報を表示する車両用計
器であって、前記車両のキースイッチのオフなる入力を
受けて、前記各指示計器における前記各指針の前記各表
示板上のそれぞれの指示位置から前記各指針を前記各表
示板の最大目盛り方向へ回動させて前記各指針を前記最
高目盛り位置あるいは前記各指針の最大振れ角位置に到
達させ、その後に前記各表示板の最小目盛り位置あるい
は前記各指針の初期動作位置に戻す処理を実行するとと
もに、前記各最高目盛り位置あるいは前記各最大振れ角
位置から前記各最小目盛り方向へ向けて前記各指針を回
動させる始動時期を略同期させる、もしくは前記各最小
目盛り位置あるいは前記各初期動作位置への前記各指針
の到達時期を略同期させる制御手段を備えてなるもので
ある。
【0008】また、請求項2に記載したように、駆動本
体に指針が装着され、前記指針を表示板上で回動させる
ことで計測量を表示する指針表示式の指示計器をケース
内に少なくとも2つ以上配設し、車両情報を表示する車
両用計器であって、前記車両のキースイッチのオフなる
入力を受けて、前記各指示計器における前記各指針の前
記各表示板上のそれぞれの指示位置から前記各指針を前
記各表示板の最大目盛り方向へ動作させ、前記各最高目
盛り位置あるいは前記各指針の最大振れ角位置に到達さ
せた後に、予め定められた順序に従って前記各指針を前
記各表示板の最小目盛り方向に向けて順次回動させると
ともに、前記各最小目盛り位置あるいは前記各指針の初
期動作位置に略同時に前記各指針を到達させる制御手段
を備えてなるものである。
【0009】また、請求項3に記載したように、請求項
1もしくは請求項2に記載の車両用計器において、前記
各計器本体の前記各表示板の背後に、少なくとも前記各
表示板を照明するための照明手段を備え、前記制御手段
は、前記各指針を前記各最小目盛り位置あるいは前記各
初期動作位置に到達させてから所定時間経過後に前記各
照明手段を全て消灯してなるものである。
【0010】また、請求項4に記載したように、駆動本
体に指針が装着され、前記指針を表示板上で回動させる
ことで計測量を表示する指針表示式の指示計器をケース
内に少なくとも2つ以上配設し、車両情報を表示する車
両用計器の駆動方法であって、前記車両のキースイッチ
のオフ入力に応じて、前記各指示計器における前記各指
針の前記各表示板上のそれぞれの指示位置から前記各指
針を前記各表示板の最大目盛り方向へ動作させてから前
記各指針を前記各最高目盛り位置あるいは前記各指針の
最大振れ角位置に到達させ、前記各表示板の最小目盛り
位置あるいは前記各指針の初期動作位置に戻すととも
に、前記各最高目盛り位置あるいは前記各最大振れ角位
置から前記各表示板の最小目盛り方向へ向けて前記各指
針を動作させる始動時期を略同期させる、もしくは前記
各最小目盛り位置あるいは前記各初期動作位置への前記
各指針の到達時期を略同期させるものである。
【0011】また、請求項5に記載したように、駆動本
体に指針が装着され、前記指針を表示板上で回動させる
ことで計測量を表示する指針表示式の指示計器をケース
内に少なくとも2つ以上配設し、車両情報を表示する車
両用計器の駆動方法であって、前記車両のキースイッチ
のオフなる入力を受けて、前記各指示計器における前記
各指針の前記各表示板上のそれぞれの指示位置から前記
各指針を前記各表示板の最大目盛り方向へ動作させ、前
記各最高目盛り位置あるいは前記各指針の最大振れ角位
置に到達させた後に、予め定められた順序に従って前記
各指針を前記各表示板の最小目盛り方向に向けて順次回
動させるとともに、前記各最小目盛り位置あるいは前記
各指針の初期動作位置に略同時に前記各指針を到達させ
て、前記各指示計器の動作を終了させるものである。
【0012】また、請求項6に記載したように、請求項
3もしくは請求項4に記載の車両用計器の駆動方法にお
いて、前記各計器本体の前記各表示板の背後に、少なく
とも前記各表示板を照明するための照明手段を備え、前
記各指針を前記各最小目盛り位置あるいは前記各初期動
作位置に到達させてから所定時間経過後に前記各計器本
体に備えられる前記照明手段を全て消灯して前記各計器
本体の動作を終了させるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1及び図2を用いて車両用計
器1の全体構成を説明する。車両用計器1は、ケース体
2と、第1,第2,第3の計器本体3,4,5と、車両
情報入力手段6と、IGN検出手段7と、制御手段8と
から主に構成されている。
【0014】ケース体2は、例えば樹脂製材料から構成
され、電気構成部品を含む第1,第2,第3の計器本体
3,4,5を収納するケースであって、車両のカーオー
ディオ等が配設される所定個所に収まる1DINサイズ
からなる。尚、ケース体2の前面側は、図示しない透光
性カバー体によって覆われる。
【0015】第1,第2,第3の計器本体3,4,5
は、例えば、交差コイル式計器やステッピングモータ式
計器等からなる第1,第2,第3の駆動本体3a,4
a,5aと、各駆動本体3a,4a,5aを駆動させる
ための駆動回路3b,4b,5bと、各計器本体3,
4,5の照明用光源として設けられる、例えば複数の発
光素子(LED)群からそれぞれ形成される第1,第
2,第3の照明手段3c,4c,5cとを備えている。
また各計器本体3,4,5における各駆動本体3a,4
a,5aには、各駆動本体3a,4a,5aから立設す
る回転軸(図示しない)の先端に各指針3d,4d,5
dが装着され、各指針3d,4d,5dの背後に配設さ
れる各文字板3e,4e,5eに形成される目盛りや数
字等の表示指標3f,4f,5fと各指針3d,4d,
5dとの対比判読で計測量の変化を知ることができる周
知のアナログ式駆動本体であり、本実施形態では、ケー
ス体2の右端から連成計、油温計、水温計が横方向に順
次列状に配設されている。尚、各指針3d,4d,5d
及び各文字板3e,4e,5eは、各照明手段3c,4
c,5cによって照明されるものであり、各照明手段3
c,4c,5cから発せられる照明光によって、各指針
3d,4d,5dの指示部が光輝し、また表示指標3
f,4f,5fは透過照明される。
【0016】車両情報入力手段6は、車両情報を入手す
るための各種センサからなるもので、本実施形態では、
車両エンジンの過給圧(ブースト圧)を検出する半導体
式圧力検出素子を備えた圧力センサからなる圧力検出手
段6aと、エンジンオイルの温度を検出するサーミスタ
からなる第1の温度検出手段6bと、エンジンの冷却水
の温度を検出するサーミスタからなる第2の温度検出手
段6cとからなる。
【0017】IGN検出手段7は、車両のIGNスイッ
チ9のオン状態からオフ状態への移行を検出するもの
で、IGNスイッチ9のオフ状態を検出すると、制御手
段8へ検出信号を出力する。尚、IGNスイッチ9は、
一端が車両のバッテリー電源10へ、他端がIGN検出
手段7へ接続されている。
【0018】制御手段8は、CPU,ROM,RAM及
び入出力インターフェイス等を備えたマイクロコンピュ
ータから構成される。制御手段8は、車両情報入力手段
7の各検出手段6a,6b,6cから各状態信号を入力
し、前記各状態信号に基づいて各計測量を所定の演算処
理によって求め、前記各計測量に応じた駆動信号を各駆
動回路3b,4b,5bを介して各駆動本体3a,4
a,5aへ出力して、各駆動本体3a,4a,5aに装
着された各指針3d,4d,5dを動作させるものであ
る。また、制御手段8は、IGN検出手段7からのIG
Nスイッチ9のオフなる検出信号を入力した際の各計器
本体3,4,5を動作させるための後で詳述する終了動
作機能を有している。
【0019】以上の各部によって車両用計器1が構成さ
れている。次に、図3及び図4を用いて本発明の実施形
態における制御手段8の第1の終了動作機能について説
明する。尚、図3は、第1,第2,第3の計器本体3,
4,5の各指針3d,4d,5dの回動を示す図であ
る。また、各計器本体3,4,5は、全ての指示角度が
0°から270°であり、各最小目盛り位置が時計目盛
り位置の6時の位置となり、また各最高目盛り位置が時
計目盛り位置の3時の位置となるように各文字板3e,
4e,5eの表示指標3f,4f,5fが形成されるも
のが用いられる。
【0020】制御手段8は、IGN検出手段7を介して
IGNスイッチ9のオフ(キーススイッチのオフ入力)
を検出すると、第1,第2,第3の計器本体3,4,5
におけるそれぞれの指示位置から各文字板3e,4e,
5eの最高目盛り位置に向けて各指針3d,4d,5d
を回動させる(図4(a)参照)。尚、この場合の各計
器本体3,4,5の各照明手段3c,4c,5cは点灯
している。
【0021】次に、制御手段8は、各計器本体3,4,
5の各文字板3e,4e,5eにおける最高目盛り位置
への各指針3d,4d,5dの到達、即ち図3におい
て、第3の計器本体5の指針5dの最高目盛り位置への
到達を待つとともに(図4(b))、第3の計器本体5
の指針5dの到達から所定時間t1経過後に、各計器本
体3,4,5における各文字板3e,4e,5eの最高
目盛り位置から最小目盛り方向へ向けての各指針3d,
4d,5dの動き出しの始動時期を略同期させて各指針
3d,4d,5dを回動させ(図4(c))、かつ各文
字板3e,4e,5eの前記最小目盛り位置への到達時
期を略同期させるように各指針3d,4d,5dを回動
させる(図4(d))。尚、制御手段8における各計器
本体3,4,5の各駆動本体3a,3b,3cへの回動
信号は、各計器本体3,4,5の各指針3d,4d,5
dが最高目盛り位置から最小目盛り位置までの回動ステ
ップ角の分解能を同等なものとすることにより、最小目
盛り位置への各指針3d,4d,5dの到達時期を略同
期させることができる。また、ここで言う略同期とは、
前記始動時期及び前記到達時期が見かけ上同一であるこ
とである。
【0022】また、制御手段8は、各計器本体3,4,
5の各指針3d,4d,5dの最小目盛り位置への到達
から所定時間t2の経過後に各照明手段3c,4c,5
cを消灯し、各計器本体3,4,5の終了動作機能を終
了する。
【0023】前述の第1の終了動作機能は、各指針3
d,4d,5dが最大目盛り位置に到達後に、各指針3
d,4d,5dの最小目盛り方向への動き出しのタイミ
ングを同期させるとともに、各指針3d,4d,5dの
停止位置である最小目盛り位置への到達時期を各指針3
d,4d,5dにおいて同期させるものである。
【0024】次に、図5を用いて、制御手段8の第2の
終了動作機能について説明するが、前述の第1の終了動
作機能と同一もしくは相当個所には同一符号を付してそ
の詳細な説明は省く。
【0025】以下に説明する第2の終了動作機能が前述
の第1の終了動作機能と比べ異なる点は、各指針3d,
4d,5dの最大目盛り位置に到達後の各指針3d,4
d,5dの動作の点である。
【0026】即ち、制御手段8は、IGN検出手段7を
介してIGNスイッチ9のオフを検出すると、第1,第
2,第3の計器本体3,4,5における各文字板3e,
4e,5eのそれぞれの指示位置から各文字板3e,4
e,5eの最高目盛り位置に向けて各指針3d,4d,
5dを回動させ、各指針3d,4d,5dをそれぞれ各
文字板3e,4e,5eの最高目盛り位置に到達させ、
3つの計器本体3,4,5の内、最後に前記最高目盛り
位置に指針が到達した計器本体、即ち図5において、第
3の計器本体5の指針5dが最高目盛り位置へ到達して
から所定時間t3経過後に、第3の計器本体5の指針5
dを文字板5eの最小目盛り方向への回動を開始させ、
その後各所定時間t4,t5経過後に第2の計器本体4
及び第1の計器本体3の各指針4d,3dを順次回動さ
せる。
【0027】そして制御手段8は、第3の計器本体5か
ら第1の計器本体3の各指針5,4,3を順次回動させ
るとともに、各文字板3e,4e,5eの前記最小目盛
り位置への到達時期を略同期させるように各指針3d,
4d,5dを回動させる。尚、各照明手段3c,4c,
5cにおける制御方法は前述の第1の終了動作機能と同
様である。
【0028】かかる車両用計器及びその駆動方法は、車
両のキースイッチ9のオフ入力に応じて、各指示計器
3,4,5における各指針3d,4d,5dの各文字板
3e,4e,5e上のそれぞれの指示位置から各指針3
d,4d,5dを各文字板3e,4e,5eの最大目盛
り方向へ回動させてから各指針3d,4d,5dを前記
最高目盛り位置に到達させ、各文字板3e,4e,5e
の最小目盛り位置に戻すとともに、前記各最高目盛り位
置から各文字板3e,4e,5eの最小目盛り方向へ向
けて各指針3d,4d,5dを動作させる始動時期を略
同期させる、もしくは前記各最小目盛り位置への各指針
3d,4d,5dの到達時期を略同期させるものであ
り、また、車両のキースイッチ9のオフなる入力を受け
て、各指示計器3,4,5における各指針3d,4d,
5dの各文字板3e,4e,5e上のそれぞれの指示位
置から各指針3d,4d,5dを各文字板3e,4e,
5eの最高目盛り位置に到達させ、その後予め定められ
た順序に従って各指針3d,4d,5dを各文字板3
e,4e,5eの最小目盛り位置に向けて順次回動させ
るとともに、前記各最小目盛り位置に略同時に各指針3
d,4d,5dを到達させて、各指示計器3,4,5の
動作を終了するものである。
【0029】従って、複数の計器本体3,4,5をケー
ス体2内に収納してなる多連式の車両用計器において、
IGNスイッチ9のオフ時に各計器本体3,4,5の各
指針3d,4d,5dをそれぞれ最高目盛り位置に回動
させ、その後各指針3d,4d,5dの動きを同期させ
ることで多連式の車両用計器としてのグループ性を表現
することが可能となることから、多連式の車両用計器の
終了動作において、従来には無い斬新さを与えることが
でき、商品性,デザイン性を向上させることが可能とな
る。
【0030】また、各計器本体3,4,5の各文字板3
e,4e,5eの背後に、各照明手段3c,4c,5c
を備え、制御手段8は、各指針3d,4d,5dを前記
各最小目盛り位置に到達させてから所定時間経過後に各
照明手段3c,4c,5cの全てを同時に消灯させ、各
計器本体3,4,5の動作を終了させることから、更に
斬新さを表現することが可能であり、商品性,デザイン
性を向上させることができる。
【0031】尚、前述した実施形態の各初期動作機能で
は、ケース体2に3つの計器本体3,4,5を備える構
成であったが、本発明にあっては、少なくとも2つ以上
の計器本体を備えるものであれば良い。また、前述した
各実施形態では、補助用計器を用いて説明したが、本発
明を通常のコンビネーションメータに適用しても良い。
【0032】また、前述した各終了動作機能では、各指
針3d,4d,5dの到達位置を各文字板3e,4e,
5eの最高目盛り位置及び最小目盛り位置としたが、本
発明にあっては、各計器本体3,4,5の各指針3d,
4d,5dの最大振れ角位置及び初期動作位置であって
も良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は、駆動本体に指針が装着され、
前記指針を表示板上で回動させることで計測量を表示す
る指針表示式の指示計器をケース内に少なくとも2つ以
上配設し、車両情報を表示する車両用計器及びその駆動
方法に関し、多連式の車両用計器における終了動作にお
いて斬新さを与えることができ、商品性,デザイン性を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の車両用計器の全体構成を示
す正面図。
【図2】同上実施の形態の車両用計器の回路構成を示す
ブロック図。
【図3】本発明の実施形態の第1の初期動作機能を示す
図。
【図4】同上実施形態の第1の終了動作機能を示す図。
【図5】本発明の実施形態の第2の終了動作機能を示す
図。
【符号の説明】
1 車両用計器 2 ケース体 3,4,5 第1,第2,第3の計器本体 3a,4a,5a 第1,第2,第3の駆動本体 3c,4c,5c 第1,第2,第3の照明手段 3d,4d,5c 指針 3e,4e,5e 文字板(表示板) 3f,4f,5f 表示指標 7 IGN検出手段 8 制御手段 9 IGNスイッチ(キースイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2002−293163(JP,A) 特開 平6−201410(JP,A) 特開 昭63−269738(JP,A) 特開2000−214195(JP,A) 特開2002−173202(JP,A) 特開2001−208572(JP,A) 特開 平9−311058(JP,A) 特開 平10−115533(JP,A) 国際公開96/22195(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 11/00 - 13/28 B60K 35/00 G01D 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動本体に指針が装着され、前記指針を
    表示板上で回動させることで計測量を表示する指針表示
    式の指示計器をケース内に少なくとも2つ以上配設し、
    車両情報を表示する車両用計器であって、 前記車両のキースイッチのオフなる入力を受けて、前記
    各指示計器における前記各指針の前記各表示板上のそれ
    ぞれの指示位置から前記各指針を前記各表示板の最大目
    盛り方向へ回動させて前記各指針を前記最高目盛り位置
    あるいは前記各指針の最大振れ角位置に到達させ、その
    後に前記各表示板の最小目盛り位置あるいは前記各指針
    の初期動作位置に戻す処理を実行するとともに、前記各
    最高目盛り位置あるいは前記各最大振れ角位置から前記
    各最小目盛り方向へ向けて前記各指針を回動させる始動
    時期を略同期させる、もしくは前記各最小目盛り位置あ
    るいは前記各初期動作位置への前記各指針の到達時期を
    略同期させる制御手段を備えてなることを特徴とする車
    両用計器。
  2. 【請求項2】 駆動本体に指針が装着され、前記指針を
    表示板上で回動させることで計測量を表示する指針表示
    式の指示計器をケース内に少なくとも2つ以上配設し、
    車両情報を表示する車両用計器であって、 前記車両のキースイッチのオフなる入力を受けて、前記
    各指示計器における前記各指針の前記各表示板上のそれ
    ぞれの指示位置から前記各指針を前記各表示板の最大目
    盛り方向へ動作させ、前記各最高目盛り位置あるいは前
    記各指針の最大振れ角位置に到達させた後に、予め定め
    られた順序に従って前記各指針を前記各表示板の最小目
    盛り方向に向けて順次回動させるとともに、前記各最小
    目盛り位置あるいは前記各指針の初期動作位置に略同時
    に前記各指針を到達させる制御手段を備えてなることを
    特徴とする車両用計器。
  3. 【請求項3】 前記各計器本体の前記各表示板の背後
    に、少なくとも前記各表示板を照明するための照明手段
    を備え、前記制御手段は、前記各指針を前記各最小目盛
    り位置あるいは前記各初期動作位置に到達させてから所
    定時間経過後に前記各照明手段を全て消灯してなること
    を特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の車両用
    計器。
  4. 【請求項4】 駆動本体に指針が装着され、前記指針を
    表示板上で回動させることで計測量を表示する指針表示
    式の指示計器をケース内に少なくとも2つ以上配設し、
    車両情報を表示する車両用計器の駆動方法であって、 前記車両のキースイッチのオフ入力に応じて、前記各指
    示計器における前記各指針の前記各表示板上のそれぞれ
    の指示位置から前記各指針を前記各表示板の最大目盛り
    方向へ動作させてから前記各指針を前記各最高目盛り位
    置あるいは前記各指針の最大振れ角位置に到達させ、前
    記各表示板の最小目盛り位置あるいは前記各指針の初期
    動作位置に戻すとともに、前記各最高目盛り位置あるい
    は前記各最大振れ角位置から前記各表示板の最小目盛り
    方向へ向けて前記各指針を動作させる始動時期を略同期
    させる、もしくは前記各最小目盛り位置あるいは前記各
    初期動作位置への前記各指針の到達時期を略同期させる
    ことを特徴とする車両用計器の駆動方法。
  5. 【請求項5】 駆動本体に指針が装着され、前記指針を
    表示板上で回動させることで計測量を表示する指針表示
    式の指示計器をケース内に少なくとも2つ以上配設し、
    車両情報を表示する車両用計器の駆動方法であって、 前記車両のキースイッチのオフなる入力を受けて、前記
    各指示計器における前記各指針の前記各表示板上のそれ
    ぞれの指示位置から前記各指針を前記各表示板の最大目
    盛り方向へ動作させ、前記各最高目盛り位置あるいは前
    記各指針の最大振れ角位置に到達させた後に、予め定め
    られた順序に従って前記各指針を前記各表示板の最小目
    盛り方向に向けて順次回動させるとともに、前記各最小
    目盛り位置あるいは前記各指針の初期動作位置に略同時
    に前記各指針を到達させて、前記各指示計器の動作を終
    了させることを特徴とする車両用計器の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記各計器本体の前記各表示板の背後
    に、少なくとも前記各表示板を照明するための照明手段
    を備え、前記各指針を前記各最小目盛り位置あるいは前
    記各初期動作位置に到達させてから所定時間経過後に前
    記各計器本体に備えられる前記照明手段を全て消灯して
    前記各計器本体の動作を終了させることを特徴とする請
    求項4もしくは請求項5に記載の車両用計器の駆動方
    法。
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