JP3478243B2 - アイロン収納ケース - Google Patents
アイロン収納ケースInfo
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- JP3478243B2 JP3478243B2 JP2000149381A JP2000149381A JP3478243B2 JP 3478243 B2 JP3478243 B2 JP 3478243B2 JP 2000149381 A JP2000149381 A JP 2000149381A JP 2000149381 A JP2000149381 A JP 2000149381A JP 3478243 B2 JP3478243 B2 JP 3478243B2
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Description
本体を収納保管するアイロン収納ケースに関するもので
ある。
アイロン本体を上方から覆うために収納ケースの下方を
開口し、その開口部の近傍に載置台と着脱自在に結合す
るためのロック装置が設けられており、例えば、特開平
7―124397号公報に記載されているようなものが
考えられていた。以下、その構成について説明する。
ず)を載置する載置台1と、この載置台1に載置された
アイロン本体を覆う収納ケース2を有し、この収納ケー
ス2の下方開口部近傍にロック装置3を設けて、収納ケ
ース2と載置台1とを着脱自在に結合している。操作釦
4は、収納ケース2の下端に外方へ開くように設けら
れ、爪部5を設けたロック体6を有し、ロックバネ7に
より、開方向(解錠方向)と反対の方向へ付勢されてい
る。ロック部8は載置台1に設けられ、ロック体6が着
脱自在に係合するようにしている。
では、ロック装置3を構成する部品点数が多く、構成が
複雑であるとともに、操作釦4を収納ケース2の側面に
内側から取付けるものであるため、組立時の作業性が悪
いという問題があった。このような問題を解決する方法
として、収納ケースが樹脂製で弾性を有している点に着
目し、操作部を収納ケースと一体成型して構成を簡素化
することが考えられる。
納ケースを取り外すときに操作部を載置台から離れる方
向へ外側に開くと、操作部を設けた長手方向の側面も操
作部とともに外方へ変形する。これにより長手方向の側
面に隣接した二つの面は内方へ変形し、収納ケースの内
面が載置台に押し付けられる。その結果、収納ケースを
載置台のロック部から外した状態で上方へ持ち上げよう
としても、収納ケースが載置台に押し付けられて載置台
から容易に取り外すことができなくなるのである。
その変形量に相当する空間を形成しておくことができな
いことによるもので、その理由は、保管中の運搬時等に
おいて、収納ケースを載置台に装着しているときは、そ
の空間によってガタツキが生じるのを防止するためであ
る。
って、収納ケースの隣接する面が内側へ変形して載置台
に圧接され、両者の接触による結合を強めるように作用
するもので、ロックが確実に解除されるように操作部を
外方へ大きく変形させるほど、逆に収納ケースが外しに
くくなって、使い勝手が悪くなるのである。
ク装置の構成を簡略にするとともに、収納ケースが容易
に取り外すことができるようにすることを目的としてい
る。
するために、ロック装置の操作部を収納ケースの長手方
向の対向する側面の両側に一体に形成し、前記操作部を
設けた収納ケースの長手方向の側面に隣接する二つの面
と対向する載置台の側部を外方へ膨らませ、その頂部に
支持部を配設し、前記支持部は上方に向かって前記収納
ケースの内面から離れる方向へ傾斜させるとともに、前
記収納ケースの弾性に抗して外方へ開くように前記ロッ
ク装置の操作部を操作したとき、前記支持部は、前記収
納ケースと前記載置台との間に隙間を形成し、前記収納
ケースを上方へ持ち上げるときの抵抗を減少させ、か
つ、前記収納ケースの側面が押し付けられる圧力を、そ
の傾斜に沿って前記収納ケースの取り外し方向へ作用さ
せるように構成したものである。
形成した簡略な構成で、収納ケースを載置台から容易に
外すことができる。
は、アイロン本体を載置する載置台と、前記アイロン本
体を包囲し、かつ、前記載置台で下方開口が閉じられる
弾性を有した収納ケースと、前記載置台と収納ケースを
着脱自在に結合するロック装置とを具備し、前記ロック
装置の操作部を前記収納ケースの長手方向の対向する側
面の両側に一体に形成し、前記操作部を設けた収納ケー
スの長手方向の側面に隣接する二つの面と対向する載置
台の側部を外方へ膨らませ、その頂部に支持部を配設
し、前記支持部は上方に向かって前記収納ケースの内面
から離れる方向へ傾斜させるとともに、前記収納ケース
の弾性に抗して外方へ開くように前記ロック装置の操作
部を操作したとき、前記支持部は、前記収納ケースと前
記載置台との間に隙間を形成し、前記収納ケースを上方
へ持ち上げるときの抵抗を減少させ、かつ、前記収納ケ
ースの側面が押し付けられる圧力を、その傾斜に沿って
前記収納ケースの取り外し方向へ作用させるように構成
したものであり、操作部を収納ケースと一体に形成して
構成を簡略にすることができるとともに、小さい形状の
支持部によって滑りをよくして収納ケースを載置台から
容易に取り外すことができる。
スの内面から離れる方向へ傾斜させたものであり、操作
部を外方へ開く動作に連動して、傾斜させた支持部によ
って載置台に対する押圧力を、収納ケースの取り外し方
向へ滑らせるように作用させることができ、収納ケース
を容易に取り外すことができる。
載の発明において、支持部は、上方に向かって延びる細
長いリブ状に形成したものであり、両者の接触面積を少
なくして収納ケースを取り外すときの接触抵抗を効果的
に減少させることができ、滑りをよくして収納ケースの
取り外しと、収納ケースを装着するときの載置台への嵌
合を容易にすることができる。
たは2記載の発明において、載置台は、アイロン本体を
載置する上部材と、前記上部材の下方に取着するととも
に、外周部に収納ケースの下端と対向する受部を設けた
下部材を有し、前記下部材の受部の近傍に支持部を設け
たものであり、載置台に嵌合した収納ケースの開口部の
近傍で収納ケースの内面に当接することができ、支持部
の突出高さを小さくして載置台との結合時のガタツキを
防止することができる。
3に記載の発明において、操作部は、収納ケースの側面
より外方へ突出するように膨出形成したものであり、収
納ケースを取り外すときの操作部の把持を容易にして、
操作性をよくすることができる。
しながら説明する。
置する載置台で、熱可塑性樹脂により形成している。1
2はアイロン本体11の全体を上方から覆う弾性を有し
た熱可塑性樹脂製の収納ケースで、その下方開口部が載
置台10の外周部と嵌合し、天面には運搬用のハンドル
13を回動自在に設けている。収納ケース12の下方開
口部近傍には、収納ケース12と載置台10とを着脱自
在に結合するロック装置14を設けている。
方向の対向する側面12aの両側に、収納ケース12と
一体に形成した操作部15と、上方へ突出した爪部16
を有したロック体17を収納ケース12と一体にその内
面に沿って近接して設けている。操作部15は、収納ケ
ース12の側面12aより外方へ突出するように膨出形
成し、操作部15の上面には収納ケース12の側面12
aとの間に所定の空間を有して上方への突出部18を形
成している。
向して載置台10の側面にロック部19が設けてあり、
このロック部19は、ロック体17と上下方向に所定の
遊びをおいて係合する当接部20と、ロック体17の爪
部16が嵌合する係合溝21を有している。操作部15
の下部15aは、収納ケース12の下部12cから所定
量上方に位置するように設けている。
る上部材22と、この上部材22を下方から覆うように
取着するとともに、外周部に収納ケース12の下端と対
向する受部23を設けた下部材24を有している。25
は収納ケース12が嵌合する載置台10の周側部に設け
た支持部で、収納ケース12と載置台10の間に隙間A
が形成されるように収納ケース12に向かって突出さ
せ、収納ケース12を支持するようにしている。
ース12の側面12aに隣接する側面12bと対向する
載置台10の側部10aに設けてあり、側部10aを外
方へ膨らませてその頂部に設けることが好ましい。そし
て、この支持部25の具体的な形状は、上方に向かって
延びる細長いリブ状に形成するとともに、上方に向かっ
て収納ケース12の側面12bから離れる方向へ傾斜す
るように形成している。
ず、収納ケース12を取り外す場合は、アイロン収納ケ
ースが設置部に置かれた状態にして、図5に示すよう
に、操作部15を把持して樹脂製の収納ケース12の弾
性に抗して外方(矢印イ方向)へ開くように操作部15
を操作すると、ロック部19の下端は爪部16の上端よ
り上方に位置しているため、ロック体17とロック部1
9との係合が解除されており、操作部15を開いた状態
で収納ケース12を上方へ持ち上げることができる。
面12aは、操作部15とともに矢印イ方向へ変形して
おり、この長手方向の側面12aに隣接した側面12b
は矢印ロ方向へ変形し、載置台10の側部10aに設け
た支持部25に収納ケース12の側面12bが当接す
る。
0との間に隙間Aが形成され、載置台10の側部10a
との接触部分を少なくすることによって、収納ケース1
2を上方へ持ち上げるときの抵抗を減少させて滑りをよ
くすることができるもので、収納ケース12の取り外し
が容易に行える。
ば、円弧状に外方へ膨らませてその頂部に支持部25を
設けると、側部10aからの突出部分を少なくして載置
台10との間に隙間Aを形成することができる。そし
て、この支持部25を上方に向かって延びる細長いリブ
状に形成すると、収納ケース12との接触面積が少なく
でき、収納ケース12を取外すときの滑りをよくして接
触による摩擦抵抗を効果的に減少することができ、収納
ケース12の取り外しを容易にするとともに、収納ケー
ス12を装着するときに載置台10への嵌合を容易にす
ることができる。
ケース12の側面12bから離れる方向へ傾斜するよう
に形成すると、収納ケース12の側面12bが支持部2
5に押し付けられる圧力を、支持部25の傾斜に沿って
収納ケース12の取り外し方向へ作用させることがで
き、収納ケース12を取り外す際の操作を容易にするこ
とができる。
4を設け、この下部材24の外周部に収納ケース12の
下端と対向する受部23を形成するとともに、支持部2
5を受部24の近傍に設けることにより、載置台10に
収納ケース12を装着し結合したときに収納ケース12
を支持部25で支持し、結合時のガタツキをなくすこと
ができる。
ときは、載置台10上に載置されたアイロン本体11を
上方から覆うように収納ケース12をかぶせて下方へ下
げていくと、ロック体17がロック部19に当接し、さ
らに下げると樹脂製の収納ケース12は自身の弾性によ
り外側へ広がるように変位し、ロック体17がロック部
19を超えたところで載置台10側へ戻り、爪部16が
係合溝21の下方に位置する。
台10が結合されたアイロン収納ケースを運搬するとき
は、収納ケース12の上方に設けられたハンドル13を
持ち上げると、ロック体17が上方向へ移動し、ロック
体17が載置台10に設けたロック部19の当接部20
と係合して載置台10が持ち上げられるとともに、爪部
16が係合溝21に嵌合して、ロック体17の解錠方向
への変位が規制される。したがって、運搬時は操作部1
5および収納ケース12の側面12aに外力が作用し、
不測の事態による矢印イ方向への変形によって解錠誤動
作を防止することができ、安全性の高いアイロン収納ケ
ースが得られる。
向へ移動し、ロック体17がロック部19の当接部20
と係合する長さがあれば、運搬時に収納ケース12を支
持してガタツキを防止することができるとともに、支持
部25は、載置台10の側部10aの少なくとも一方、
またはその両方に設けることができる。
けていると、指の滑り等がなく確実かつ容易に操作する
ことができる。また、操作部15の下部15aは、収納
ケース12の下部12cから所定量上方に位置するよう
に設けているため、操作部15を指で容易に把持するこ
とができる。
載の発明によれば、ロック装置の構成を簡略にすること
ができるとともに、収納ケースを載置台から容易に取り
外すことができ、使い勝手をよくすることができる。
を断面で示した側面図
図
図
図
断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 アイロン本体を載置する載置台と、前記
アイロン本体を包囲し、かつ、前記載置台で下方開口が
閉じられる弾性を有した収納ケースと、前記載置台と収
納ケースを着脱自在に結合するロック装置とを具備し、
前記ロック装置の操作部を前記収納ケースの長手方向の
対向する側面の両側に一体に形成し、前記操作部を設け
た収納ケースの長手方向の側面に隣接する二つの面と対
向する載置台の側部を外方へ膨らませ、その頂部に支持
部を配設し、前記支持部は上方に向かって前記収納ケー
スの内面から離れる方向へ傾斜させるとともに、前記収
納ケースの弾性に抗して外方へ開くように前記ロック装
置の操作部を操作したとき、前記支持部は、前記収納ケ
ースと前記載置台との間に隙間を形成し、前記収納ケー
スを上方へ持ち上げるときの抵抗を減少させ、かつ、前
記収納ケースの側面が押し付けられる圧力を、その傾斜
に沿って前記収納ケースの取り外し方向へ作用させるよ
うに構成したアイロン収納ケース。 - 【請求項2】 支持部は、上方に向かって延びる細長い
リブ状に形成した請求項1記載のアイロン収納ケース。 - 【請求項3】 載置台は、アイロン本体を載置する上部
材と、前記上部材の下方に取着するとともに、外周部に
収納ケースの下端と対向する受部を設けた下部材を有
し、前記下部材の受部の近傍に支持部を設けた請求項1
または2記載のアイロン収納ケース。 - 【請求項4】 操作部は、収納ケースの側面より外方へ
突出するように膨出形成した請求項1〜3のいずれか1
項に記載のアイロン収納ケース。
Priority Applications (1)
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JP2000149381A JP3478243B2 (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | アイロン収納ケース |
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Publications (2)
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JP2001327800A JP2001327800A (ja) | 2001-11-27 |
JP3478243B2 true JP3478243B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=18655250
Family Applications (1)
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JP2000149381A Expired - Fee Related JP3478243B2 (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | アイロン収納ケース |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
SG181841A1 (en) * | 2009-12-24 | 2012-07-30 | Panasonic Corp | Clothes iron storage case |
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2000
- 2000-05-22 JP JP2000149381A patent/JP3478243B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001327800A (ja) | 2001-11-27 |
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