JP3477424B2 - 遮光リフレクター及び遮光リフレクターを有する画像投影装置 - Google Patents

遮光リフレクター及び遮光リフレクターを有する画像投影装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンからの出
力信号やビデオ等の映像をスクリーンに拡大投影する液
晶プロジェクター等の投影装置に関し、詳しくは光源か
らの光漏れ防止および光源部の冷却効率向上および冷却
ファンによる風きり音の静音化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示素子に代表されるラ
イトバルブに形成される光学的映像信号を投射手段によ
り照射し、その光学像を投射手段によりスクリーン上に
投射する画像投影装置がある。
【0003】このような画像投影装置は、ビデオ信号な
どの映像表示のみならず、パソコンの画像出力などの表
示を行ない、プレゼンテーションとして活用する用途が
拡大している。
【0004】これら画像投影装置を用いたプレゼンテー
ションは、視聴者の前方に画像投影装置を置いて行われ
るが、光源からの光漏れはスクリーン上の画質(コント
ラスト)を低下させたり、光が直接視聴者の目に射し込
み不快感を与える。
【0005】また光源が発熱する熱は光源の寿命ばかり
でなく、画像投影装置内各部の部品に対しても弊害をも
たらす。
【0006】光源はその発光部と光源から発光された光
を目的とする照射面に照射するためのリフレクターから
構成されるが、不用光となる可視光以外の赤外光は、リ
フレクターで反射させずにリフレクターを透過するよう
なコールドミラータイプのリフレクターが一般的に用い
られている。
【0007】しかしながらコールドミラータイプのリフ
レクターでは発光管から出る光束が高い為、赤外光のみ
ならず可視光の一部もリフレクターから外側へ透過して
しまう。
【0008】そのため従来は特開平1−84290号公
報に開示されるように、光源のランプハウスまたは筐体
等に目隠しとなるルーバーを一体に構成し、光漏れに対
する遮光を行なうとともにその隙間より冷却風が通過で
きるようにしていた。
【0009】前記光源部の冷却は光源の出力が大きいこ
とから、光源近傍に冷却ファンを構成するようになって
いるが、前記した光漏れのために冷却風の風路はおのず
と狭くならざるを得ない。
【0010】このため冷却ファンの駆動により前記ルー
バー部に渦流が発生し、ルーバーによる風きり音による
騒音の原因となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、プレゼンテーシ
ョンでは会場を明るくしたままで行なえるように、光源
の出力を上げる傾向にある。
【0012】従って前記したような光漏れにますます影
響を及ぼすばかりでなく光源部の過熱および風きり音も
問題となる。
【0013】従来技術に開示したルーバーによる方法で
は光漏れと冷却効率は相反する関係にある。
【0014】光漏れを遮光するためにはルーバーの開口
面積を小さくする必要があるが、冷却風の通過面積は減
少し光源部の冷却効率が低下し騒音も大きくなる。
【0015】したがってルーバーを用いるような構造で
は限界がある。
【0016】このような従来技術の問題点に鑑み本発明
の課題は、光源の発光に伴う光源からの光漏れ防止と光
源部の冷却効率向上ならびに風きり音の低減を図ること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はこうした課題を
解決するための手段を提供するもので、内面にコールド
ミラーを用いたリフレクターにおいて、リフレクターの
外面に遮光手段を具備している。
【0018】 前記遮光手段は、可視光成分を吸収し、
赤外光成分を透過する黒色赤外光透過塗料を塗布するこ
とにより得られる。
【0019】上記構成により、光源の発光に伴う光源か
らの光のうち可視光成分はリフレクター外面の黒色赤外
光透過塗料で吸収される。
【0020】熱源のほとんどを占める赤外光はリフレク
ターを透過するため、リフレクターや光源の温度を上げ
ること無くリフレクターの外側に漏れる光を遮光するこ
とが出来る。
【0021】さらにランプハウスのルーバーを削除する
ことが出来る。
【0022】したがって、光源の発光に伴う光源からの
光漏れ防止と光源部の冷却効率向上ならびにルーバーに
よる風きり音の低減を図ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明による遮光リフレクターの
実施形態の一例を図1に基づいて以下に説明する。
【0024】図1は、本発明による遮光リフレクターを
有する光源部の構成の一例であり、リフレクター10、
黒色赤外光透過塗料11、光源(発光管)12から構成
されている。
【0025】なお、リフレクター10の反射面はコール
ドミラーで形成されている。
【0026】発光管からでた光1はリフレクターの反射
面で反射される光成分2と、透過する光成分3に別れ
る。
【0027】一般的なコールドミラーでは発光管から出
る光束が高い為、赤外光のみならず可視光の一部もリフ
レクターから外側へ透過してしまう。
【0028】透過した光成分3は、リフレクターの外側
に付けられた黒色赤外光透過塗料層4に入るが、この時
可視光成分3aは赤外光透過塗料層に吸収されてしま
い、赤外光成分3bのみが赤外光透過塗料層11を透過
する。
【0029】この時の黒色赤外光透過塗料層11は、た
とえば(株)日坂研究所製の黒色セラミックコーティン
グ材CRC−1500を10〜20μm塗布し120〜
300℃で10〜40分加熱し硬化させるなどして得る
ことが出来る。
【0030】上記構成によれば、リフレクターそのもの
で遮光することが可能となるため、ランプハウスに遮光
のためのルーバーを構成する必要がなくなった。
【0031】したがって、ルーバー部による冷却効率の
低下を防止することが出来ると共に、渦流の発生要因と
なるルーバーが無いことから風きり音による騒音も低下
する。
【0032】遮光リフレクターを有する画像投影装置
を、図2に基づいて以下に説明する。光源12から出た
光は、コールドミラー10の表面で反射される。コール
ドミラー10を透過した可視光は、遮光手段11により
遮光されるため、通常、開口部4の部分に設けられる遮
光用のルーバーは不要となる。
【0033】そのため、排気ファン5による、セット及
びランプの冷却効率の低下を防ぐことができ、これによ
りファンへの印加電圧を低下させることができる。従っ
て、ルーバーによる風切り音が発生しないため騒音を低
減できる。
【0034】次に、図2のその他の部分について以下説
明を行う。コールドミラー10で反射した光は、フライ
アイレンズ7,8、全反射ミラー9、コンデンサーレン
ズ30を介した後、ダイクロイックミラー31で赤色成
分のみが透過する。
【0035】透過した赤色成分は、全反射ミラー32、
コンデンサーレンズ13Rを介して、画像情報を持つ赤
用液晶パネル14Rに入射し変調される。その後、プリ
ズム20で反射して投射レンズ21に入射する。
【0036】一方、ダイクロイックミラー31で反射し
た光成分は、ダイクロイックミラー15で緑色成分のみ
反射される。この緑色成分はコンデンサーレンズ13G
を介して、画像情報を持つ緑用液晶パネル14Gに入射
し変調される。その後、プリズム20を透過して投射レ
ンズ21に入射する。
【0037】また、ダイクロイックミラー15を透過し
た青色成分は、リレーレンズ16、全反射ミラー17、
リレーレンズ18、全反射ミラー19、コンデンサーレ
ンズ13Bを介して、青用液晶パネル14Bに入射す
る。
【0038】青用液晶パネル14Bにより変調された光
は、プリズムレンズ20で反射し、投射レンズ21に入
射する。
【0039】投射レンズ21に入射した各色の画像情報
を持つ光束は、互いに重ね合わされてカラー画像とな
り、スクリーン上に投影される。
【0040】
【発明の効果】上記にて説明された本発明により以下の
効果がもたらされる。
【0041】光源の発光に伴う光源からの光のうち可視
光成分はリフレクター外面の黒色赤外光透過塗料で吸収
される。
【0042】熱源のほとんどを占める赤外光はリフレク
ターを透過するため、リフレクターや光源の温度を上げ
ること無くリフレクターの外側に漏れる光を遮光するこ
とが出来る。
【0043】さらにランプハウスのルーバーを削除する
ことが出来る。
【0044】したがって、光源の発光に伴う光源からの
光漏れ防止と光源部の冷却効率向上ならびにルーバーに
よる風きり音の低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遮光リフレクターの一実施形態例
の側断面図である。
【図2】本発明による遮光リフレクターを有する画像投
影装置の一実施形態例の断面図である。
【符号の説明】
1 発光管から出る光 2 リフレクター反射面で反射する光成分 3 リフレクター反射面を透過する光成分 3a リフレクター反射面を透過する可視光成分 3b リフレクター反射面を透過する赤外光成分 10 可視光を反射する手段 11 可視光の一部と赤外光を透過する手段 12 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09F 9/00 360 G09F 9/00 360Z H04N 5/74 H04N 5/74 A // F21W 111:00 F21W 111:00 F21Y 101:00 F21Y 101:00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面にコールドミラーを用いたリフレク
    タ−において、リフレクタ−の外面に遮光手段を具備
    、この遮光手段は、可視光成分を吸収し、赤外光成分
    を透過する黒色赤外光透過塗料であることを特徴とする
    遮光リフレクタ−。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遮光リフレクタ−を有す
    る画像投影装置。
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