JP2838238B2 - 投影型映像表示装置 - Google Patents
投影型映像表示装置Info
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Description
像を表示する投影型映像表示装置、詳しくは液晶パネル
の冷却効率に優れた投影型映像表示装置に関する。
及び図4を参照しつつ説明する。この種の投影型映像表
示装置には、赤色、緑色、青色(以下、R、G、Bとす
る)の3つの液晶パネル31R、31G、31Bを用いたもの
がある。かかる投影型映像表示装置は、光源光Lを発す
る光源10と、光源光LをR、G、Bの各成分LR、L
G、LBに分解する反射系20と、R、G、Bの各成分L
R、LG、LBのうち1成分のみが入射される3つの液
晶パネル31R、31G、31Bを透過した各成分LR、L
G、LBを重畳して図外のスクリーンに拡大投影する拡
大投影用レンズ系40と、液晶パネル31R、31G、31Bを
冷却する冷却ファン50 (図4にのみ示している) と、こ
れらを収納するキャビネット60とを有している。
R、LGのみを透過させる第1のダイクロイックミラー
211 と、成分LGのみを透過させる第2のダイクロイッ
クミラー212 と、成分LBのみを透過させる第3のダイ
クロイックミラー213 と、成分LR、LBのみを透過さ
せる第4のダイクロイックミラー214 と、入射されたさ
すべての成分を反射させる第1〜第3の全反射ミラー20
1 〜203 とを有している。なお、図3に示す230 は、U
V−IRフィルターである。
パネル31Gには、第1のダイクロイックミラー211 と第
2のダイクロイックミラー212 とを透過した成分LGが
入射される。また、成分LRに対応した画像が表示され
る液晶パネル31Rには、第1のダイクロイックミラー21
1を透過し、第2のダイクロイックミラー212 によって
選択的に反射された成分LRが入射される。さらに、成
分LBに対応した画像が表示される液晶パネル31Bに
は、第1のダイクロイックミラー211 で選択的に反射さ
れ、かつ第2の全反射ミラー202 で反射された成分LB
が入射される。
晶パネル31Rを透過した成分LRは、第3のダイクロイ
ックミラー213 に入射される。また、液晶パネル31Rを
透過した成分LGは第3の全反射ミラー203 を介して第
4のダイクロイックミラー214 に入射される。この第4
のダイクロイックミラー214 には、前記第3のダイクロ
イックミラー213 に入射された成分LR、LBも入射さ
れているので、第4のダイクロイックミラー214 におい
て各成分LR、LG、LBが重畳され、拡大投影レンズ
系40を介してスクリーンに投影される。
が使用されるため、キャビネット60の内部は高温にな
る。特に各液晶パネル31R、31G、31Bに入射された各
成分LR、LG、LBによる発熱は、液晶パネル31R、
31G、31Bの性能を低下させるので、液晶パネル31R、
31G、31Bの冷却が必要になる。
る。液晶パネル31Rの前側 (光源10側) には、コンデン
サーレンズ32Rと、入射側偏光板33Rとが設けられてい
る。一方、液晶パネル31Rの後側には、射出側偏光板34
Rが設けられている。液晶パネル31Rと、入射側偏光板
33Rと、コンデンサーレンズ32Rとの間には、冷却ファ
ン50からの冷却風Wが流通するように所定の隙間が開け
られている。これに対して、射出側偏光板34Rは、液晶
パネル31Rに密着して設けられている。
た投影型映像表示装置には以下のような問題点がある。
すなわち、図4に示すように、液晶パネル31Rの前側に
は、コンデンサーレンズ32Rと、入射側偏光板33Rと、
液晶パネル31Rとによって冷却風Wが通過する通路が形
成されてので、液晶パネル31Rの前側及び入射側偏光板
33Rは十分に冷却される。これに対して、液晶パネル31
Rの後側は、射出側偏光板34Rが密着し、しかも開放さ
れているので、冷却風Wの風速が大幅に低下するので液
晶パネル31Rの後側及び射出側偏光板34Rの冷却効率
は、前側のそれと比較して劣る。
で、液晶パネル、偏光板等の冷却効率を向上させた投影
型映像表示装置を提供することを目的としている。
表示装置は、スクリーンに投影すべき画像が表示される
液晶パネルと、この液晶パネルの前側に所定の間隔を有
して設けられた入射側偏光板と、液晶パネルの後側に密
着して設けらた出射側偏光板と、液晶パネルの前側また
は後側に所定の間隔を有して設けられたコンデンサーレ
ンズと、前記液晶パネルに光源光を投射する光源と、前
記液晶パネルと入射側偏光板と出射側偏光板とを冷却す
る冷却ファンと、この冷却ファンからの冷却風を液晶パ
ネル側に導く導風板とを備えており、前記導風板は液晶
パネルと所定の間隔を有して光路上に設置され、かつ透
明で表面に反射防止膜がコーティングされている。
示装置の液晶パネル近傍の説明図、図2は他の実施例に
係る投影型映像表示装置の液晶パネル近傍の説明図であ
る。
示しないスクリーンに投影すべき画像が表示される3つ
の液晶パネル31R、31G、31Bと、この液晶パネル31
R、31G、31Bに光源光Lを投射する光源10と、前記液
晶パネル31R、31G、31Bを冷却する冷却ファン50と、
この冷却ファン50からの冷却風Wを液晶パネル31R、31
G、31Bに導く導風板51とを備えており、前記導風板51
は液晶パネル31R、31G、31Bと所定の間隔を有して光
路上に設置され、かつ透明である。
における光源10、反射系20及び拡大投影レンズ系40等は
従来のものとまったく同様であるので、その説明は省略
する。また、以下の説明では、液晶パネル31Rを例とし
て挙げるが、他の液晶パネル31G、31Bについてもまっ
たく同様である。
設けられており、この冷却ファン50からの冷却風Wは、
液晶パネル31Rに当たるようになっている。また、液晶
パネル31Rの前側には、入射側偏光板33Rとコンデンサ
ーレンズ32Rとが所定の間隔を有して設置されている点
は、従来のものと同様である。
の間隔を有して液晶パネル31Rと平行に導風板51設けら
れている。この導風板51は、光路上に設けられることに
なるので、光源光Lに影響を及ぼすことがない透明なガ
ラス等で形成されている。しかも、当該導風板51表裏両
面には、反射ロスを減少させるために反射防止膜がコー
ティングされている。
は、冷却風Wが通過する通路が形成されていることにな
る。このため、冷却風Wは、必ずコンデンサーレンズ32
Rと入射側偏光板33Rとの間、入射側偏光板33Rと液晶
パネル31Rの前側との間だけでなく、液晶パネル31Rの
後側 (射出側偏光板34Rが密着している) と導風板51と
の間を通過するので、従来のものより射出側偏光板34R
及び液晶パネル31Rの冷却効率が向上する。
ンズ32Rが液晶パネル31Rの後側に設けられるテレセン
トリック系光学系の場合には、導風板51は入射側偏光板
33Rの前側に所定の間隔を空けて設置される。
ネル31R、31G、31Bを使用する影型映像表示装置とし
たが、液晶パネルを1枚だけ使用するものであってもよ
いことは勿論である。
クリーンに投影すべき画像が表示される液晶パネルと、
この液晶パネルの前側に所定の間隔を有して設けられた
入射側偏光板と、液晶パネルの後側に密着して設けらた
出射側偏光板と、液晶パネルの前側または後側に所定の
間隔を有して設けられたコンデンサーレンズと、前記液
晶パネルに光源光を投射する光源と、前記液晶パネルと
入射側偏光板と出射側偏光板とを冷却する冷却ファン
と、この冷却ファンからの冷却風を液晶パネル側に導く
導風板とを備えており、前記導風板は液晶パネルと所定
の間隔を有して光路上に設置されており、かつ透明で表
面に反射防止膜がコーティングされているので、従来の
ものより液晶パネル自体の冷却効率に優れている。
液晶パネル近傍の説明図である。
ネル近傍の説明図である。
である。
説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 スクリーンに投影すべき画像が表示され
る液晶パネルと、この液晶パネルの前側に所定の間隔を
有して設けられた入射側偏光板と、液晶パネルの後側に
密着して設けらた出射側偏光板と、液晶パネルの前側ま
たは後側に所定の間隔を有して設けられたコンデンサー
レンズと、前記液晶パネルに光源光を投射する光源と、
前記液晶パネルと入射側偏光板と出射側偏光板とを冷却
する冷却ファンと、この冷却ファンからの冷却風を液晶
パネル側に導く導風板とを具備しており、前記導風板は
液晶パネルと所定の間隔を有して光路上に設置されてお
り、かつ透明で表面に反射防止膜がコーティングされて
いることを特徴とする投影型映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103818A JP2838238B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 投影型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103818A JP2838238B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 投影型映像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04309940A JPH04309940A (ja) | 1992-11-02 |
JP2838238B2 true JP2838238B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=14363993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3103818A Expired - Fee Related JP2838238B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 投影型映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838238B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005070088A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Canon Inc | 投射型表示装置、および、投射型表示装置用の光学系 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346416A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-27 | Sharp Corp | オ−バ−ヘッドプロジェクタ用液晶表示装置 |
JPS6348532A (ja) * | 1986-08-18 | 1988-03-01 | Sharp Corp | オ−バ−ヘツドプロジエクタ用液晶表示装置 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3103818A patent/JP2838238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04309940A (ja) | 1992-11-02 |
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