JPS6348532A - オ−バ−ヘツドプロジエクタ用液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、オーバーヘッドプロジェクタ用液晶表示装置
に関し、更に詳しくは、オーバーヘッドプロジェクタに
よってスクリーンに投影し拡大表示する原画面をパソコ
ン等により形成するための液晶表示装置に関するもので
ちる。

〈従来の技術〉 第２図に液晶表示装置を有するオーバーヘッドプロジェ
クタの外観斜視図を示す。

第２図において、オーバーヘッドプロジェクタ２０は、
そのステージ上に液晶表示装置５１を有し、オーバーへ
ラドプロジェクタ２０内に設けられた光源から出た光を
液晶表示装置５１に照射し、透過した光を光学系２１に
よってスクリーン（図示省略）に投影し、液晶表示装置
５１における表示画面を拡大表示する装置でちる。

第３図（ａ）、（ｂ）に従来のオーバーヘッドプロジェ
クタ用液晶表示装置５１を示す。なお、第３図（ｂ）は
同図（ａ）のＡ−Ａ断面図である。

この液晶表示装置５１ば、透過型液晶表示セル５２の上
面と下面に保護フィルタ５３と５４を設けた液晶表示パ
ネル５５をキャビネット５６で水平に保持し、下側から
光りを照射し、液晶表示パネル５５を透過した光を光学
系（図示省略）によシスクリーン（図示省略）に投影し
、液晶表示セル５２に形成された画面を拡大表示するよ
うになっている。なお、５７１は、液晶表示セル５２の
ドライブ回路である。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来の液晶表示装置５１の場合、光りが液晶表示セ
ル５２に照射されることばよる液晶表示セル５２の温度
上昇の問題がある。

すなわち、光りが強すぎると、液晶表示セル５２の温度
上昇が大きくなるが、そうすると表示のコントラストや
色にムラを生じるという問題点があるＯ そのため、光りを余９強くできないが、そうすると、ス
クリーンに投影する画面が暗いという問題点がある。

本発明の目的とするところは、液晶表示セルの温度上昇
を防止し、光を強くしてもコントラストや色にムラを生
じないようにした万一パーヘッドプロジェクタ用液晶表
示装置を提供することにあるＯ 〈問題点を解決するための手段〉 本発明のオーバーへソドブロジェクタ用液晶表示装置は
、透過型液晶表示セルを上下から保護パネルで挾んでな
るオーバーへソドプロジェクタ用液晶表示装置において
、透過型液晶表示セルと各保護パネルの間に空隙を設け
て透過型液晶表示セルの上下に空気流通路を形成すると
共に、上下の空気流通路にそれぞれ空気を流通させるフ
ァンを設けて上下の空気流通路で空気を逆方向に流通さ
せることを構成上の特徴とするものである。

〈作　用〉 本発明のオーバーヘッドプロジェクタ用液晶表示装置で
は、液晶表示セルと各保護パネルの間にそれぞれ空隙が
設けられ、上下の空隙にファン瞥′ζよって空気が逆方
向に流通される。

そこで、液晶表示セルの両表面が直接的に空気に接触し
冷却されるから、冷却効率が高い。

しかも、各空気流通路で逆方向に空気を流通しているの
で液晶表示セルが均一に冷却される。

また、液晶表示セルと保護パネルによって形成した空気
流通路に空気を流通させるから、空気の流通効率が向上
し、ファンは小型で済む。

また、保護パネルを利用して空気流通路を形成するから
、余分な部品を必要としない。

したがって、全体としてコンパクトな構成で効率よく液
晶表示セルの温度上昇を防止できる。

このため、光を強くすることができ、コントラストや色
にムラを生じずに投影画面を明るくすることができる。

〈実施例〉 以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。第１図（ａ）は本発明の一実施例のオーバーヘ
ッドプロジェクタ用液晶表示装置の模式的平面図、第１
図ら）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面図である。なお、図に
示す実施例により本発明が限定されるものではない。

第１図（ａ）１缶）は上記液晶表示装置１の構成を示す
模式的平面図及び断面図である。

透過型液晶表示セル２及びその上下面を保護する保膵フ
ィルタ３，４が、キャビネット６で水平に保持されてい
る。

キャビネット６の内部には、液晶表示セル２の駆動回路
７が内蔵されている。

液晶表示セル２の上面および下面を保護する保護フィル
タ３．４は、液晶表示セル２の上下面から所定空隙を開
けてキャビネット６で保持されており、その空隙が空気
流通路８ａ、８ｂを形成し上面及び下面の一端縁部には
、それぞれ空気吸い込み口１０ａ、１０ｂが設けられ、
その空気吸い込み口１０ａ、１０ｂはファン室１１ａ、
ｌｌｂを介して前記空気流通路８ａ、８ｂに連通してい
る〇 一方、前記各空気吸い込み口１０ａ、１０ｂと反対側の
部分には、それぞれ空気吹き出し口１２ａ。

１２ｂが設けられ、その空気吹き出し口１２ａ。

１２ｂは前記空気流通路８ａ、８ｂに連通している。前
記各空気吸い込み口１０ａ、１０ｂ及び空気吹き出し口
１２ａ、１２ｂは、液晶表示セル２の上面と下面で互い
に反対側に設けられている。

ファン室１１ａ、ｌｌｂには、軸流ファン９　ａ　＋９
ｂが配設され、第１図の矢印の：うに液晶表示セル２の
上面と下面で互いに逆方向に空気を流通させている。

すなわち、軸流ファン９ａ、９ｂが回転すると、各空気
吸い込み口１０ａ、１０ｂから外部の空気が吸い込まれ
、空気流通路８　ａ　＋　８　ｂを通って、空気吹き出
し口１２ａ、１２ｂから外部へ排出きれる。

このとき、空気流通路８　ａ　＋　　８　ｂを流通する
空気が、液晶表示セル２の上面および下面に接し、直接
的に冷却する。しかも、液晶表示セル２の上面と下面で
空気が逆方向に流通しているので、前記液晶表示セル２
を均一に冷却する。そこで、光りが当たることにより生
じる液晶表示セル２の温度上昇が抑制されることとなる
。

換言すれば、液晶表示セル２の温度上昇を生じないので
、コントラストのムラや色のムラの発生が防止される。

また、光りを強くすることができるので、投影画像の明
るさを増すことができる。

また、キャビネット６は、上面の空気吸い込み口１０ａ
と空気吹き出し口１２ａは上を向き、下面の空気吸い込
み口１０ｂと空気吹き出し口１２ｂは下を向く構造であ
るので、上面（あるいは下面）の空気吹き出し口１２ａ
から出た暖かい空気が下面（あるいは上面）の空気吸い
込み口１０ｂに入らず、冷却効果が向上する。

なお、液晶表示セル１は長方形であるが、その長辺にク
ロスする方向に空気を流通させるのが、温度冷却の効率
に鑑み好ましいが、短辺にクロスする方向に空気を流通
させてもよいことは言うまでもない。

また、ファン９ａ、９ｂは長方形の長辺にわたる幅広い
空気の層流を生じさせるのが好ましいが、かかるファン
としては軸流ファンが好適である。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、透過型液晶表示セルを上
下から保護パネルで挾んでなるオーバーへラドプロジェ
クタ用液高表示装置において、透過型液晶表示セルと各
保護パネルの間にそれぞれ空隙を設けて空気流通路を形
成すると共に、前記上下の空気流通路にそれぞれ空気を
流通させるファンを設けて該ファンによって上下の空気
流通路で互いに逆方向に空気を流通してなることを特像
とするオーバーヘッドプロジェクタ用液晶表示装置が提
供され、これによシ次のような効果が得られる。

■　透過型液晶表示セルの表面を直接的に、かつ均一に
空冷できるから、冷却効率が高い。

■　液晶表示セルの表面の必要部分にのみ空気流通路を
形成し空気を流通させるから、送風効率が高く、小型の
ファンを用いることができる。

■　透過型液晶表示セルの採掘パネルを利用して空気流
通路を形成す乙ので、余分な部品が要らず、構成が簡単
である。

■　空冷により液晶表示パネル２の温度上昇を防止でき
るから、コントラストや色のムラの発生を防止できる。

換言すれば、光を強くできるから、投影画面を明るくす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例のオーバーヘッドプロ
ジェクタ用液晶表示装置の模式的平面図、第１図（ｂ）
は同図（ａ）のＡ−Ａ断面図、第２図は液晶表示装置を
有するオーバーヘッドプロジェクタの外観斜視図、第３
図（ａ）、　（ｂ）は従来のオーバーへラドプロジェク
タ用液高表示装置の一例の第１図相当図である。 １・・・オーバーヘッドプロジェクタ用液晶表示装置、
　　２・・・透過型液晶表示上ノペ　３・・・上側保護
フィルタ、　　４・・・下側保護フィルタ、８ａ、８ｂ
・・・空気流通路、　　９ａ、９ｂ・・・軸流ファン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、透過型液晶表示セルを上下から保護パネルで挾んで
   なるオーバーヘッドプロジェクタ用液晶表示装置におい
   て、 透過型液晶表示セルと各保護パネルの間にそれぞれ空隙
   を設けて空気流通路を形成すると共に、前記上下の空気
   流通路にそれぞれ空気を流通させるファンを設け、該フ
   ァンによって上下の空気流通路で互いに逆方向に空気を
   流通してなることを特徴とするオーバーヘッドプロジェ
   クタ用液晶表示装置。