JP3477421B2 - 窓を有する外壁の構造 - Google Patents

窓を有する外壁の構造

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JP3477421B2 JP2000099223A JP2000099223A JP3477421B2 JP 3477421 B2 JP3477421 B2 JP 3477421B2 JP 2000099223 A JP2000099223 A JP 2000099223A JP 2000099223 A JP2000099223 A JP 2000099223A JP 3477421 B2 JP3477421 B2 JP 3477421B2
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泰浩 奥野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、窓を有する外壁の
構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から外壁に窓を形成するには図4の
ように、外面部に外装材1を取付けた外壁2に窓用開口
部3を形成し、窓用開口部3にサッシ窓枠4を配設し、
サッシ窓枠4の屋外側に設けた屋外側サッシ縁材40を
外壁2の外面に当接して固着し、屋外側サッシ縁材40
により、窓用開口部3の屋外側の周囲を覆っていた。 【0003】上記のような構成の場合、窓用開口部3の
周囲部においてはアルミニウム製の屋外側サッシ縁材4
0が見え、また、外装材1は外面のみが見えることにな
り、屋外から窓を含めて外装材1を見た場合、外装材1
が肉厚の薄いものとして外観され、商品価値が低下する
という問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、屋外から窓を含めて外装材を
見た場合、外装材が実際の厚みよりも厚いものとして外
観されて商品価値が向上する窓を有する外壁の構造を提
供することを課題とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る窓を有する外壁の構造は、外面部に外装
材1を取付けた外壁2に窓用開口部3を形成し、窓用開
口部3にサッシ窓枠4を配設し、サッシ窓枠4の外面部
を外壁2の外面部を構成する外装材1よりも屋内側に引
き込んだ位置とし、外装材1と同じ肉厚の外面片部5の
一端部から屋内側に側片部6を突出して断面L字状をし
た外装材1と同じ外面仕上げの窓縁用外装材7を形成
し、窓用開口部3の周囲のうち上、左右の3辺に窓縁用
外装材7を配置して外面片部5を外壁2の外面部に位置
させて外装材1に隣接させると共に側片部6により少な
くとも窓用開口部3の内周面部のサッシ窓枠4の外面部
よりも屋外側の部位を覆い、サッシ窓枠4の下縁部に屋
外側に向けて下外枠8を突出し、この下外枠8の先端部
を外装材1の外面よりも屋外側に突出させて成ることを
特徴とするものである。このような構成とすることで、
屋外から窓を含めて外壁2の外面を見た場合、窓用開口
部3部分においては外装材1と同じ外観の窓縁用外装材
7が見え、窓縁用外装材7は断面L状をしていて側片部
6が見えるため外面片部5が実際の肉厚よりも厚いもの
として外観され、このため、外面片部5に隣接する外装
材1も外面仕上げが同じであるため実際の肉厚よりも厚
いものとして外観されることになる。またサッシ窓枠4
の外面に流れた雨水を下外枠8に沿って流し、外装材1
よりも屋外側に突出した下外枠8の先端から下方に流下
させることができるものである。 【0006】 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。 【0008】添付図面に示す実施形態においては外壁2
を外壁パネルにより構成した例を示している。縦枠、横
枠を枠組みして構成した外壁下地枠体9の外面部に板状
をした外装材1を取着すると共に外壁下地枠体9の内面
部に内装材10を取着して外壁2となる外壁パネルを構
成している。この外壁パネルには窓が形成してある。す
なわち、外壁下地枠体9には窓用開口部3が形成してあ
り、外壁下地枠体9の外面側、内面側にそれぞれ外装材
1、内装材10を取着するに当たって外壁下地枠体9の
外面側、内面側の窓用開口部3を除く部分に取付けてあ
る。外装材1はセメントを主原料とする窯業系のもので
ある。 【0009】窓用開口部3にはサッシ窓枠4が配設して
取付けてある。添付図面に示す実施形態においては、ア
ルミニウム製のサッシ窓枠4を組み込んだ木製の開口枠
体11を窓用開口部3に配置し、開口枠体11を外壁下
地枠体9に固着具15により固着することで窓用開口部
3にはサッシ窓枠4が配設して取付けてある。ここで、
図1に示すように、サッシ窓枠4の外面部は外壁2の外
面部を構成する外装材1よりも屋内側に寸法Lだけ引き
込んだ位置となるように取付けてある。 【0010】サッシ窓枠4を組み込んだ開口枠体11は
左右の縦枠12、上枠13、下枠14を矩形状に枠組み
して形成してある。縦枠12は縦枠材12aの外側面に
補助縦枠材12bを取着すると共に補助縦枠材12bの
外側面に下地材12cを取着して構成してあり、上枠1
3は上横枠材13aの上面に補助上横枠材13bを取着
して構成してあり、下枠14は下横枠材14aの上面に
補助下横枠材14bを取着して構成してある。補助縦枠
材12b、補助上横枠材13b、補助下横枠材14bは
いずれも各々の屋外側の片側半分が縦枠材12a、上横
枠材13a、下横枠材14aよりも屋外側に突出してい
る。 【0011】サッシ窓枠4は開口枠体11の縦枠材12
a、上横枠材13a、下横枠材14a部分に固着具15
により固着してある。この場合、縦枠材12a、上横枠
材13a、下横枠材14aの各屋外側の面に第2の水密
材18を取着し、この第2の水密材18の片側半部を介
してサッシ窓枠4を押し当てて固着してあって、サッシ
窓枠4の開口枠体11への取付け部分における水密性を
確保してある。 【0012】サッシ窓枠4を取付けた開口枠体11には
さらに窓縁用外装材7が取付けてある。 【0013】窓縁用外装材7は外面片部5の一端部から
屋内側に側片部6を突出して断面L字状をしており、外
面片部5は外装材1と同じ肉厚をしており、さらに上記
窓縁用外装材7は外装材1と同じ材料を用いて成形して
あって同じ外面仕上げをしてある。図3に示す実施形態
では外面片部5と側片部6とを別々に成形し、端部を4
5°に切断して45°に切断した切断端部を突き合わせ
て接着一体化することで断面L字状の窓縁用外装材7を
形成した例を示しているが、断面L字状の窓縁用外装材
7を一体成形により形成してもよいものである。 【0014】窓縁用外装材7は窓用開口部3の周囲のう
ち上、左右の3辺に窓縁用外装材7を配設されるが、各
窓縁用外装材7の外面片部5は外壁2の外面部に位置し
て目地部16を介して外装材1に略面一状に隣接するも
のであり、側片部6は、補助縦枠材12bの縦枠材12
aより屋外側に突出した部分または補助上横枠材13b
の上横枠材13aより屋外側に突出した部分の内側面に
重ねられる(これにより窓用開口部3の内周面部のサッ
シ窓枠4の外面部よりも屋外側の部位が側片部6により
覆われることになる)。 【0015】また,各窓縁用外装材7の側片部6の屋内
側の端部は、サッシ窓枠4の外側面部と補助縦枠材12
bとの間またはサッシ窓枠4の上側面部と補助上横枠材
13bとの間に嵌め込まれる。ここで、各側片部6の屋
内側の端面が第2の水密材18の他方の片側半部に押し
当てて側片部6の端部と開口枠体11との間の水密性を
確保するようにしてもよい。 【0016】サッシ窓枠4の外側面部と側片部6の端部
との間には水密材19が充填してあり、サッシ窓枠4と
窓縁用外装材7との間の水密性を確保している。 【0017】サッシ窓枠4の下縁部には屋外側に向けて
アルミニウム製の下外枠8が突出するように取付けてあ
り、この下外枠8の先端部には下方に向けて水切り片2
0が垂設してあり、この下外枠8の先端部に設けた水切
り片20は外装材1の外面よりも屋外側に突出させてあ
って、サッシ窓枠4の外面に流れた雨水を下外枠8に沿
って流し、外装材1よりも屋外側に突出した下外枠8の
先端から下方に流下させることができるようにしてあ
る。 【0018】しかして、図1、図2に示すように、屋外
から窓を含めて外壁2の外面を見た場合、窓用開口部3
部分においては外装材1と同じ外面仕上げの窓縁用外装
材7が見え、窓縁用外装材7、外面材1が同じ外観仕上
げのための部材として外観されることになる。そして、
窓縁用外装材7は断面L状をしていて側片部6が見える
ため外面片部5が実際の肉厚よりも厚いものとして外観
され(図1において寸法Lの肉厚のものとして外観さ
れ)、このため、外面片部7に隣接する外装材1も外面
仕上げが同じであるため実際の肉厚よりも厚いものとし
て外観されることになる。 【0019】 【0020】 【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、外壁に形成した窓用開口部にサッシ窓枠
を配設し、サッシ窓枠の外面部を外壁の外面部を構成す
る外装材よりも屋内側に引き込んだ位置とし、外装材と
同じ肉厚の外面片部の一端部から屋内側に側片部を突出
して断面L字状をした外装材と同じ外面仕上げの窓縁用
外装材を形成し、窓用開口部の周囲のうち上、左右の3
辺に窓縁用外装材を配置して外面片部を外壁の外面部に
位置させて外装材に隣接させると共に側片部により少な
くとも窓用開口部の内周面部のサッシ窓枠の外面部より
も屋外側の部位を覆ってあるので、屋外から窓を含めて
外壁の外面を見た場合、窓用開口部部分においては外装
材と同じ外面仕上げの窓縁用外装材が見え、窓縁用外装
材は断面L状をしていて側片部が見えるため外面片部が
実際の肉厚よりも厚いものとして外観され、このため、
外面片部に隣接する外装材も外面仕上げが同じであるた
め実際の肉厚よりも厚いものとして外観され、外観が豪
華となって商品価値が高くなるものであり、またサッシ
窓枠の下縁部に屋外側に向けて下外枠を突出し、この下
外枠の先端部を外装材の外面よりも屋外側に突出させて
あるので、サッシ窓枠の外面に流れた雨水を下外枠に沿
って流し、外装材よりも屋外側に突出した下外枠の先端
から下方に流下させることができて、サッシ窓枠の外面
に流れた雨水が外装材に流れないようにできて外装材に
シミなどが付かないようにできるものである。 【0021】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の横断面図である。 【図2】同上の縦断面図である。 【図3】同上に用いる窓縁用外装材の断面図である。 【図4】従来例の概略説明図である。 【符号の説明】 1 外装材 2 外壁 3 窓用開口部 4 サッシ窓枠 5 外面片部 6 側片部 7 窓縁用外装材 8 下外枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 泰人 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 笹野 眞司 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (56)参考文献 実公 平6−16006(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/62 E04F 13/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外面部に外装材を取付けた外壁に窓用開
    口部を形成し、窓用開口部にサッシ窓枠を配設し、サッ
    シ窓枠の外面部を外壁の外面部を構成する外装材よりも
    屋内側に引き込んだ位置とし、外装材と同じ肉厚の外面
    片部の一端部から屋内側に側片部を突出して断面L字状
    をした外装材と同じ外面仕上げの窓縁用外装材を形成
    し、窓用開口部の周囲のうち上、左右の3辺に窓縁用外
    装材を配置して外面片部を外壁の外面部に位置させて外
    装材に隣接させると共に側片部により少なくとも窓用開
    口部の内周面部のサッシ窓枠の外面部よりも屋外側の部
    位を覆い、サッシ窓枠の下縁部に屋外側に向けて下外枠
    を突出し、この下外枠の先端部を外装材の外面よりも屋
    外側に突出させて成ることを特徴とする窓を有する外壁
    の構造。
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