JP3476893B2 - 歯車用樹脂組成物 - Google Patents
歯車用樹脂組成物Info
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Description
関するものである。
製歯車は、金属製歯車に比べて低価格に製造できる等の
理由から、音響機器、複写機などの事務機器、自動車部
品その他の機械部品類に汎用されている。
し易く、高温・高負荷(トルク)の条件に耐えられない
ので、複写機、レーザービームプリンター等における定
着装置のヒートローラ駆動用歯車など高熱を発するヒー
タ近傍や高温雰囲気で使用されることは不適当であっ
た。
が200℃を越える汎用のスーパーエンジニアリングプ
ラスチックとしては、ポリアミドイミド樹脂(以下、P
AIと略記する)、半熱可塑性ポリイミド樹脂(デュポ
ン社製:ベスペル等)、または熱可塑性ポリイミド樹
脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂(以下、PPSと
略記する)などが知られている。
Iは射出成形時の溶融粘度が高いので、小型の歯車のよ
うな部材を高精度で成形することが難しく、従ってPA
Iからなる歯車は、かみ合い精度規格(JGMA:かみ
合い誤差精度の等級、等級数が小さいほど高精度であ
る)が、6級程度の低精度のものしか得られなかった。
AIにガラス繊維や炭素繊維などの繊維状補強材を充填
すると、繊維の配向性が不安定となるため、かえって歯
車のかみ合い誤差はさらに8級程度にまで低下し、耐熱
性の歯車は得られなかった。
下、PEIと略記する)を併用して歯車を成形すると、
寸法精度の問題点は改善されるが、230℃以上の高温
で高負荷歯車として所要の機械的強度が得られない。
成形が困難であるから、製造効率が悪く、また分子構造
上の問題によって靭性および耐衝撃性が低いため、歯車
に所要の耐久性、射出成形性が得られない。
ド樹脂もエンジニアリングプラスチックとして知られて
いるが、このものは、歯車に所要の寸法精度が得られ
ず、前記したような噛み合い精度が低いという欠点があ
る。
るPPSは、そのガラス転移点(Tg)の低い(88
℃)樹脂であるが、これにガラス繊維や炭素繊維を充填
すると、Tgを越える温度条件でも強度や剛性の急低下
を防ぐことができる。
強度や剛性が穏やかに低下するので、180℃を越える
高温条件で使用するための歯車として不適当であり、駆
動中に異音を発生するという問題が生じていた。
の樹脂組成物からなる歯車であって高温・高負荷に充分
耐えるものはなく、具体的にはPAIとPEIを併用し
た樹脂組成物、または熱可塑性ポリイミド樹脂製歯車を
複写機やレーザービームプリンタ等の定着装置のヒート
ローラ近傍に配置すると、高温状態での負荷トルクで歯
先が変形し、かみ合い精度が低下して異音が発生すると
いう問題点が生じていた。
し、歯車用樹脂組成物を、180℃を越えるような高温
条件で回転負荷をかけて使用した際にも、歯先の変形が
可及的に小さいものとし、実際の駆動中に異音が発生し
ないという静音性に優れたものとすることを課題として
いる。
め、この発明においては、歯車を、下記の化3の式で示
される熱可塑性ポリイミド樹脂25〜60重量%、ポリ
エーテルサルフォン樹脂20〜45重量%および繊維状
強化材10〜50重量%を含有した樹脂組成物で構成し
たのである。
脂は、下記の化4の式で示される繰り返し単位からなる
樹脂を採用したのである。
維または炭素繊維を採用したのである。
いる前記化3の式で示される熱可塑性ポリイミド樹脂
(以下、PIと略記する)は、特に限定された製造方法
によって得られるものではないが、通常は、下記の化5
で示される 4,4´−ビス(3−アミノフェノキシ)
ビフェニルと、ピロメリット酸二無水物とを反応させる
ことによってポリアミド酸を生成させ、そのポリアミド
酸を脱水環化して得ることができる。
車の用途別に求められる物性に合わせて設計すればよ
く、最適の値を一概にいえないが、通常0.35〜0.
80dl/g程度が好ましく、0.45〜0.55dl
/g程度より好ましい。
0重量%である。なぜなら、25重量%未満の少量では
組成物の耐熱性が劣り、180℃を越える高温では歯車
としての機械的強度が得られないからであり、60重量
%を越える多量では、成形性が悪くなって歯車として所
要の寸法精度が得られないからである。
フォン樹脂(以下、PESと略記する)とは、アリーレ
ン結合(芳香族結合)、エーテル結合およびスルホン結
合の三者を必須の結合単位とし、これらの組み合わせに
よって構成される線状重合体であり、代表例として以下
の化6の式に示す構造式からなるものが挙げられる。
るものは、ジクロロジフェニルスルホンを主原料とし
て、重縮合反応により得られ、硬くて粘り強く、高いガ
ラス転移点(225℃)を持つ晶性材料であり、温度上
昇による物性の低下が少なく、体クリープ性も180℃
の高温度領域まで優れ、熱変形温度は210℃を示す。
PESは、前記した化5(1)〜(8)に示されたもの
のうち、一種以上の混合物であってもよいのは勿論であ
る。
合割合は、20〜45重量%である。なぜなら、20重
量%未満の少量では、併用するPIの成形性を改善する
ことができず、寸法精度のよくない歯車となり、45重
量%を越える多量では、組成物の耐熱性が劣り、180
℃を越える高温では歯車としての機械的強度が得られな
いからである。
質、有機質いずれの材質からなるものであってもよく、
繊維の形態は射出成形に支障がないようにするため、短
繊維、ウィスカなどが好ましい。
は、ガラス繊維、炭素繊維、グラファイト繊維、ステン
レスなどの金属繊維、ケイ酸カルシウム繊維、チタン酸
カリウム繊維、ホウ酸アルミニウム繊維、炭化ケイ素繊
維、窒化ケイ素繊維、硫酸マグネシウム繊維、酸化亜鉛
ウィスカ、マグネシア繊維、硫酸カルシウム繊維、ホウ
酸マグネシウム繊維、ホウ化チタン繊維、アルミナ繊
維、チラノ繊維、ジルコニア繊維、ゾノライト繊維など
を挙げることができる。
ラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポ
リアミド繊維、四フッ化エチレン繊維、ポリビニルアル
コール繊維、フェノール繊維、ポリフエニレンサルファ
イド繊維、ポリイミド繊維などを挙げることができる。
面にPIまたはPESとの親和性を持たせる目的で、例
えばアミノシラン、エポキシシラン、メルカプトシラン
などのシランカップリング剤やクロム系カップリング剤
を含むサイジング剤で処理して用いてもよい。
10〜50重量%である。なぜなら、10重量%未満の
少量では、組成物に歯車として所要の機械的強度が得ら
れず、50重量%を越える多量では、組成物の溶融粘度
が大きくなって溶融成形が困難になるからである。
明の効果を損なわない範囲内において、離型性その他の
成形性や摺動性などを付与する目的で、γ線照射したよ
うなテトラフルオロエチレン樹脂(以下、PTFEと略
記する)、黒鉛、二硫化モリブデン、二硫化タングステ
ン、フッ化黒鉛、窒化ホウ素、窒化ケイ素、一酸化鉛な
どを添加してもよい。これらは、歯車の寸法精度を損な
わない程度に、粒径20μm未満の粒子状物として添加
することが好ましく、その添加量はPI100部に対し
て1〜5重量部程度が好ましい。
合する手段は、特に限定されず、原料を個別に溶融混合
機に供給してもよく、また、予めヘンシェルミキサー、
ボールミル、リボンブレンダーなどの混合機を用いて2
種以上のものを同時に混合してもよい。混合温度は、2
50〜440℃、好ましくは300〜420℃である。
均一溶融ブレンド物からなる歯車を生産性の高い通常の
射出成形方法で良好に成形できる。また、圧縮成形、焼
結成形、押出し成形を行なうこともできる。
ESを配合することにより、PIの耐熱性を損なうこと
なく歯車に所要の成形性および寸法精度を改良し、さら
に所定量の繊維状強化材を配合して機械的強度を補うこ
とにより、180℃を越えるような高温条件で回転負荷
をかけて使用した際にも、歯先の変形が可及的に小さい
ものとなる。
して下記に示した。なお、括弧内に原材料の略号を示
し、以下に示す配合割合は全て重量%である。
(1)〜(8)中の(1)に該当するもの[PES] BASF社製:PES E2010P (3)ポリアミドイミド樹脂[PAI] アモコ社製:トーロン 4000T (4)ポリエーテルイミド樹脂[PEI] GE社製:ウルテム1000 (5)ガラス繊維[GF] 日本電気硝子社製:チョップドストランド ECS03
T747 (6)炭素繊維[CF] 東邦レーヨン社製:HM 35−C6S (7)二硫化モリブデン(MoS2) ダウコーニング社製:モリコートZ 〔実施例1〜3、比較例1〜4〕表1に示した原材料と
配合割合を採用し、繊維状強化材を除く原材料を乾式混
合した後、この混合物と繊維状強化材を二軸溶融押出し
機に別々に供給して370〜400℃で押し出して造粒
し、得られたペレットを射出成形機に供給して、シリン
ダー温度370〜400℃、射出圧力1000kg/c
m2 、金型温度150〜200℃の条件で平歯車(歯元
円径31mm、歯先円径35.2mm、内径23mm、
肉厚7mm、モジュール0.8、ピッチ円直径33.6
mm)を得た。
歯車破壊試験、(2)異音の発生およびトルク測定試験
を行ない、結果を表1中に併記した。
と共に、これを鉄系焼結金属製の負荷歯車2にかみ合わ
せ、負荷歯車2は、その端面にネジ止め固定してアーム
3を取り付け、その先端に取り付けたワイヤ4を介して
ロードセル5で引張り、破壊された時の負荷荷重(kg
f・cm)を調べた。なお、試験装置は高温槽A内に収
容し、150℃または230℃における高温雰囲気で測
定した。 (2)異音の発生およびトルク測定試験 図2に示すように、試験用歯車1をヒータ6を付設した
キー付きの回転軸7に嵌めて、この回転軸7をモータ8
で50回転/分で回転させた。試験用歯車1には鉄系焼
結金属製の歯車9をかみ合わせると共に、歯車9はパウ
ダーブレーキ10で回転抵抗を負荷した歯車11にかみ
合わせ、負荷トルク3kg・mとして回転軸のトルク
(kgf・m)をトルクメータ13で測定した。なお、
回転軸の温度は、熱電対12で測定して230℃に維持
した。
を試験者の聴覚にて評価し、この結果を大きな異音があ
る(大)、異音がある(中)、全く異音がしない(無)
の三段階に評価した。
PI、PES以外の耐熱樹脂を用いた比較例1、4で
は、成形精度に劣っており大きな異音が発生し、PES
に代えてPEIを用いた比較例2、PIに代えてPEI
を配合した比較例3においても異音が発生し、耐熱破壊
強度、回転トルクを充分に改良できなかった。これに対
して全ての条件を満足する実施例1〜3では、150
℃、230℃における破壊強度に優れており、異音の発
生も全くなく、回転トルクは2.1〜2.5であってス
ムーズな回転状態であった。
量のPESを配合し、さらに所定量の繊維状強化材を配
合した歯車用樹脂組成物としたので、PIの耐熱性と共
に歯車に所要の成形性および寸法精度を備えたものとな
り、180℃を越えるような高温条件で回転負荷をかけ
て使用した際にも、歯先の変形が可及的に小さく、実際
の駆動中に異音が発生しないという静音性に優れたもの
となる利点がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の化1の式で示される熱可塑性ポリ
イミド樹脂25〜60重量%、ポリエーテルサルフォン
樹脂20〜45重量%および短繊維またはウィスカから
なる繊維状強化材10〜50重量%を含有した均一混合
物からなる歯車の射出成形用樹脂組成物。 【化1】 - 【請求項2】 前記ポリエーテルサルフォン樹脂が下記
の化2の式で示される繰り返し単位からなる樹脂である
請求項1に記載の歯車の射出成形用樹脂組成物。 【化2】 - 【請求項3】 前記繊維状強化材がガラス繊維または炭
素繊維である請求項1または2に記載の歯車の射出成形
用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2970494A JP3476893B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 歯車用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2970494A JP3476893B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 歯車用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07238226A JPH07238226A (ja) | 1995-09-12 |
JP3476893B2 true JP3476893B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=12283503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2970494A Expired - Lifetime JP3476893B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 歯車用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3476893B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3642873B2 (ja) * | 1996-03-26 | 2005-04-27 | 日本ジーイープラスチックス株式会社 | 帯電防止樹脂組成物 |
JP2002306880A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-22 | Juki Corp | ミシンの回転伝動装置 |
EP3010976B1 (en) * | 2013-06-21 | 2023-01-04 | Solvay Specialty Polymers USA, L.L.C. | Reinforced compositions |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP2970494A patent/JP3476893B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07238226A (ja) | 1995-09-12 |
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