JP3476157B2 - 胆汁酸のテトラゾール誘導体、その製法およびそれを含有する血中脂血低下剤 - Google Patents

胆汁酸のテトラゾール誘導体、その製法およびそれを含有する血中脂血低下剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式I G1−X−G2 I の胆汁酸誘導体、これらの化合物を製造する方法、これ
らの化合物を基にした医薬製剤および医薬としてのこれ
らの胆汁酸誘導体の使用に関するものである。
【0002】本発明の化合物は、小腸の特有の胆汁酸輸
送系に対して高い親和力を有しそして濃度−依存的およ
び競合的方法で、胆汁酸吸収を阻害する。
【0003】胆汁酸は、例えば膵リパーゼの補助因子と
しておよび脂肪および脂溶性ビタミンを可溶化する天然
の洗浄剤として、脂肪分解において重要な生理学的機能
を有している。コレステロール代謝の最終生成物とし
て、胆汁酸は肝臓において合成され、胆のうに貯蔵され
そしてこれから収縮により小腸に分泌され、ここにおい
て胆汁酸はその生理学的作用を示す。分泌された胆汁酸
の殆ど大部分は、腸肝循環を経て回収される。胆汁酸
は、小腸の腸間膜静脈および門静脈系によって肝臓に戻
る。能動および受動輸送プロセスの両方が腸における再
吸収において役割を果たす。胆汁酸の大部分は、特異的
なNa+−依存性輸送系により小腸の末端における終末
回腸において吸収されそして門静脈を経て腸間膜静脈血
液とともに肝臓に逆通過し、再び肝臓細胞により胆汁に
分泌される。胆汁酸は、遊離酸としておよびグリシン抱
合体およびタウリン抱合体の形態で腸肝循環中に存在す
る。
【0004】非−吸収性、不溶性、塩基性の架橋重合体
が長い間胆汁酸を結合するために使用されそしてこれら
の性質を基にして治療的に使用されている。EP−A−
0489 423に記載されている胆汁酸誘導体は、腸
の胆汁酸輸送系に対して高い親和力を有しそしてそれ故
に、腸肝循環の特異的阻害を可能にする。腸特に小腸に
おける胆汁酸吸収の阻害が望ましいと思われる病気は治
療的目的とみなされる。例えば回腸切除後の胆汁産生性
下痢または増加された血中コレステロールレベルがこの
方法で治療される。増加された血中コレステロールレベ
ルの場合においては、このレベルの減少は、腸肝循環に
おける介入により達成することができる。腸肝循環にお
ける胆汁酸プールの減少は相当して、肝臓におけるコレ
ステロールからの胆汁酸の新しい合成を強制する。肝臓
におけるコレステロールの必要性をみたすために、それ
に血液循環中のLDLコレステロールに依存し、相当し
て肝LDL受容体が使用される。この方法で達成される
LDL異化作用の促進は、血液中のアテローム発生のコ
レステロール含有を減少する作用を有している。
【0005】大部分の天然胆汁酸は、ステロイド構造の
D環上の側鎖に末端カルボキシル基(炭素原子24)を
有している。このカルボキシル基は、遊離形態またはア
ミノ酸との抱合形態にある。
【0006】テトラゾール−5−イル基は、カルボキシ
ル官能に対して同配体の基である、すなわち、それは、
カルボキシル官能それ自体に対して同様な立体的、電子
的および酸の性質を有している。ある活性化合物のカル
ボキシル基がテトラゾール−5−イル基により置換され
ている場合、酵素および蛋白質に対する親和力が保持ま
たは増加されそして良好な作用ポテンシャルが達成し得
られるということが医薬化学から知られている〔Drugs
of the Future 1992, 17(7), 575-593〕。
【0007】本発明の目的は、血液中のアテローム発生
のコレステロールを減少することができそして胆汁酸の
増加した分泌およびその結果としてのコレステロールレ
ベルの減少に関して腸肝循環に対して影響を与えること
のできる新規な医薬を発見せんとするものである。
【0008】この目的は、本発明によるテトラゾール−
胆汁酸誘導体によって達成される。
【0009】それ故に、本発明は式I G1−X−G2 I 〔式中、G1は、H、胆汁酸基またはヒドロキシル官能
および(または)カルボキシル基において変性された変
性胆汁酸基であり、G2は、側鎖にテトラゾリル基を有
している胆汁酸基またはヒドロキシル官能において誘導
された胆汁酸基であり、Xは、ブリッジ基または共有結
合でありそしてG1およびG2はXを経て結合してい
る〕のテトラゾール−胆汁酸誘導体に関するものであ
る。
【0010】本発明の化合物は、小腸の特有の胆汁酸輸
送系に対して高い親和力を有しそして濃度−依存的およ
び競合的方法で、胆汁酸吸収を阻害する。
【0011】さらに、本発明の化合物は、それ自体吸収
されずそしてそれ故に血液循環に関与しない。この作用
原理の適用によって、胆汁酸の腸肝循環は非常に特異的
および有効に妨害される。
【0012】本発明の化合物を使用することによって、
腸肝循環中の胆汁酸の量を減少させ、結果として血清中
のコレステロールレベルの減少を行うことができる。他
の医薬の吸収に対する影響または腸内菌相に対する不利
な作用と同様に、ビタミン欠乏症は全く考えられない。
さらに、重合体により起こることが知られている副作用
(便秘、脂肪便症)は観察されない、すなわち、脂肪分
解は不利に影響されない。小腸の特有の胆汁酸輸送系に
対する高い親和力のために、低い1日当りの投与量で十
分であり、その結果、医師および患者によるこのような
医薬の許容は、非常に高い。
【0013】式Iの好ましい化合物は、G1およびG2
のステロイド構造間の結合が、それぞれの場合において
ステロイド構造の同じ環を経ていないそしてXが共有結
合またはブリッジ基であり、G1が、H、胆汁酸基また
はヒドロキシル官能および(または)カルボキシル基に
おいて変性された胆汁酸基であり、そしてG2が側鎖に
テトラゾリル基を有している胆汁酸基またはヒドロキシ
ル官能において誘導された胆汁酸基である化合物であ
る。
【0014】式Iの特に好ましい化合物は、G1および
G2の結合がG1の環DおよびG2の環Aを経ており、
そしてG1がHまたは式II
【化11】 〔式中、R(1)は、H、分枝鎖状または非分枝鎖状の1
0個までの炭素原子を有するアルキル基またはアルケニ
ル基、3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、
置換されていないかまたは1〜3個のF、Cl、Br、
(C1〜C4)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキ
シにより置換されているベンジル基、置換されていない
かまたは1〜3個のF、Cl、Br、(C1〜C4)−ア
ルキルまたは(C1〜C4)−アルコキシにより置換され
ているジフェニルメチル基、置換されていないかまたは
1〜3個のF、Cl、Br、(C1〜C4)−アルキルま
たは(C1〜C4)−アルコキシにより置換されているト
リフェニルメチル基、C1〜C4−アルコキシメチルまた
はテトラヒドロピラニル基、または基
【0015】
【化12】 (式中、Lは、H、分枝鎖状または非分枝鎖状の10個
までの炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基、
3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、置換さ
れていないかまたは1〜3個のF、Cl、Br、(C1
〜C4)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキシに
より置換されているフェニル基または置換されていない
かまたは1〜3個のF、Cl、Br、(C1〜C4)−ア
ルキルまたは(C1〜C4)−アルコキシにより置換され
ているベンジル基である)であり、R(2)〜R(5)は、
個々にそしてそれぞれの場合において相互に独立して
H、−OL、−SLまたは−NHL、テトラヒドロピラ
ニルオキシまたはC1〜C4−アルコキシメトキシ(Lは
上述した意義を有す)でありそしてR(2)およびR(3)
またはR(4)およびR(5)が一緒になっている場合は、
それぞれがカルボニル基の酸素である〕の基であり、
【0016】Xが単一結合または式III
【化13】 〔式中、Aは、分枝鎖状または非分枝鎖状のアルキレン
鎖でありそして場合によっては該鎖は−O−、−S−ま
たはフェニレンにより中断されていてもよくそしてフェ
ニレン環に対する結合は、オルト−、メタ−またはパラ
−位でありそして該鎖は全体で2〜12個、好ましくは
2〜6個の連鎖pからなり、Bは、分枝鎖状または非分
枝鎖状のアルキレン鎖でありそして場合によっては該鎖
は−O−、−S−またはフェニレンにより中断されてい
てもよくそしてフェニレン環に対する結合は、オルト
−、メタ−またはパラ−位にありそして該鎖は全体で2
〜12個、好ましくは2〜6個の連鎖nからなり、L
(1)、L(2)およびL(3)は、同一または異なりそして
Lの意義を有し、qは0〜5であり、rは0または1で
あり、sは0または1でありそしてtは0または1であ
る〕のブリッジ基であり、
【0017】G2が式IV
【化14】
【0018】〔式中、Zは
【化15】 (式中、mは0〜4であり、nは0または1でありそし
てoは0〜4である)であり、
【0019】Vは
【化16】 であり、Wは、HまたはVが−CH2−または−CH2
2である場合はまたOHであり、R(6)〜R(9)は、
R(2)〜R(5)において記載した意義を有す〕の基であ
る化合物である。
【0020】式Iの特に好ましい化合物は、G1がHま
たは式II
【化17】 〔式中、R(1)は、H、ホルミル、アセチル、ベンゾイ
ル、メトキシメチルまたはテトラヒドロピラニルであ
り、R(2)〜R(5)は、個々にそして相互に独立して
H、OH、O−ホルミル、O−アセチル、O−ベンゾイ
ル、メトキシメトキシまたはテトラヒドロプラニルオキ
シでありそしてR(2)およびR(3)またはR(4)および
R(5)が一緒になっている場合はそれぞれカルボニル基
の酸素である〕の基であり、
【0021】Xが共有結合またはブリッジ基
【化18】 の一つであり、
【0022】G2が式IV
【化19】 〔式中Vは−O−、−NH−であり、WはHであり、
【0023】Zは
【化20】 (式中、mは1〜3であり、nは0または1でありそし
てoは0、1または2である)であり、そしてR(6)〜
R(9)は、R(2)〜R(5)において示した意義を有す〕
の基である化合物である。
【0024】さらに、本発明は、(a) X=単一結合
である場合は、原則的に既知である方法により適当な反
応性形態のG1およびG2を相互に反応させ、または
(b) X=ブリッジ基である場合においては、原則的
に既知である方法により(α) 反応性形態のG1−X
をG2と反応させるか、または(β) 反応性形態のG
2−XをG1と反応させることからなる式Iの化合物の
製法に関するものである。
【0025】(a) X=単一結合 胆汁酸G1は、遊離形態または保護された形態で使用さ
れる。同様に遊離形態または保護された形態にあるG2
と結合させた後、必要である場合は保護基を除去する。
アルコール基に対する適当な保護基は、有利にはホルミ
ル、アセチルまたはテトラヒドロピラニルである。テト
ラゾリル官能は、結合操作前にG2中に既に存在するか
またはG1との結合の後にG2のカルボキシル基を経て
導入される。例えば、有利には、テトラヒドロフラン、
塩化メチレンまたは酢酸エチル、そしてまたジメチルホ
ルムアミド(DMF)またはジメトキシエタン(DM
E)のような適当な溶剤中において室温で、トリアルキ
ルアミンまたはピリジン、そしてまたNaOHのような
塩基を添加して、胆汁酸を、3位または7−位において
活性化形態のカルボン酸、例えば酸クロライドまたは混
合酸無水物と反応させる。種々な異性体は、例えばクロ
マトグラフィーにより分離することができる。
【0026】反応は、適当な保護基を使用して選択的に
実施することができる。相当するアミノ−胆汁酸は、同
様にして、相当するアミドに変換することができる。ま
た、反応は、保護されたまたは遊離の胆汁酸を使用して
実施することができる。本発明の他の化合物は、同様
に、既知標準方法により結合させることができる。
【0027】(b) X=ブリッジ基 (a)に記載した方法は、また、G1−XとG2または
G1とX−G2との結合を実施するために使用すること
ができる。
【0028】また、胆汁酸部分は、便宜的に、保護され
たまたは保護されない形態で使用される。好ましい製造
方法は、反応性形態のG1を反応性形態のX−G2と反
応させることからなる。必要である場合は、結合操作後
に、保護基を除去しそしてテトラゾール誘導体に変換す
る。
【0029】テトラゾリル−胆汁酸単位またはテトラゾ
リル−胆汁酸の製造は次の式に記載する通りである。
【0030】
【化21】
【0031】C−22−テトラゾリル−コラン酸誘導体
Xは、はじめにC−24−コラン酸Vの側鎖を1個の炭
素原子により短縮してニトリルVIを得ることによって得
られる(J. Lip. Res. 29, 1387, 1988)。保護基を、
おだやかな条件下で加水分解により分裂しそして型VII
の化合物を得る。それから、これらのニトリルVIIは、
上昇した温度で例えばトルエンのような適当な溶剤中で
直接トリアルキル−錫アジドと反応させてテトラゾール
誘導体Xを得ることができる。しかしながら、例えばT
HPまたはMOM保護基で遊離OH基を保護して化合物
VIIIを得、それからテトラゾール形成を行うことが有利
である。保護されたテトラゾール誘導体IXを得る方法
は、上述した条件下で実施される。再び保護基を分裂し
て型Xの化合物を得る。
【0032】
【化22】
【0033】C−23−テトラゾリルコラン酸XVを製造
するために、例えばXIの沃素化合物をアルカリ金属のシ
アン化物による求核性置換によってニトリルXIIに変換
する。保護基を除去した後、ニトリルXIIIを直接反応さ
せてテトラゾール化合物XVIを得るかまたは保護された
誘導体XIVおよびXVを経た可能なルートを利用すること
もできる。
【0034】
【化23】
【0035】
【化24】
【0036】C−24−テトラゾール誘導体は、型XVII
の化合物に、ヒドロキシル基および酸官能上の保護基を
与えることによって得られる。型XVIIIの得られたエス
テル官能を還元して第1ヒドロキシル基(XIX)にす
る。このヒドロキシル基をメタン−またはトルエンスル
ホニル基(XX)により活性化しそしてアルカリ金属シア
ン化物による置換にうけしめる。この反応は、型XXIの
化合物を与える。ニトリルの反応によって、テトラゾリ
ル化合物(XXII)を得そして次に保護基の除去を上述し
た方法により実施する。導入された3−位または結合基
X中の遊離ヒドロキシル官能から、化合物を経て、既に
記載された方法(EP−A−0 489 423)と同様
にして、式XXIVおよびXXVの化合物を経てアミノ官能を
製造することができそして型XXVIの化合物が得られる。
【0037】
【化25】
【0038】テトラゾール誘導体は、活性化後遊離カル
ボキシル基を5−アミノテトラゾールと反応させること
によって、天然胆汁酸または変性胆汁酸から製造するこ
とができる。普通のペプチドカップリング試薬を使用す
る場合は、この反応の収率は低い。それ故に、胆汁酸誘
導体XXVIIの遊離ヒドロキシル官能を例えばホルミルま
たはアセチル保護基で保護することが有利である。例え
ば、THF中で五塩化燐または塩化チオニルを使用して
保護された化合物XXVIIIから酸クロライドを製造する。
この酸クロライドと乾燥5−アミノテトラゾールとの反
応によって型XXIXの化合物を得、この化合物から保護基
の簡単な分裂によって、最終生成物XXXを得ることがで
きる。
【0039】本発明の化合物は、有用な薬理学的性質を
有しておりそしてそれ故に特に血中脂質低下剤(hypoli
pidemic agent)として適している。本発明は、また、
式(I)の化合物を基にした医薬および特にコレステロー
ルレベルを低下させるための医薬としての該化合物の使
用に関するものである。
【0040】本発明の化合物は、ウサギの回腸の刷子縁
膜小胞(brush border membrane vesicles)における〔
3H〕−タウロコレート取り込み(uptake)の阻害の測
定によって、生物学的に試験した。阻害試験は、次の通
り行った。
【0041】1.ウサギの回腸からの刷子縁膜小胞の製
造 刷子縁膜小胞は、いわゆるMg2+沈澱法により小腸の腸
細胞から製造した。雄のニュージランドウサギ(体重2
〜2.5kg)を、テトラカインHCl、100T61R
2.5mgおよびメベンゾニウムアイオダイド25mgの水
溶液0.5mlの静脈内注射により犠牲にした。小腸を氷
冷生理的食塩水溶液ですすいだ。小腸の末端部分7/1
0(活性なNa+−依存性胆汁酸輸送系を含有する口−
直腸方向、すなわち終末回腸において測定した)を、刷
子縁膜小胞の製造に対して使用した。腸は、窒素下−8
0℃でプラスチック袋中で凍結した。膜小胞の製造に際
しては、凍結した腸を水浴中で30℃で解凍した。粘膜
をばらばらにしそして氷冷12mMトリス/HCl緩衝液
(pH7.1)/300mMマンニトール、5mM EGTA/
10mg/リットルのフェニルメチルスルホニルフルオラ
イド/1mg/リットルの大豆からのトリプシン阻害剤
(32U/mg)/0.5mg/リットルの牛の肺からのト
リプシン阻害剤(193U/mg)/5mg/リットルのバ
シトラシンの60mlに懸濁した。氷冷蒸溜水で300ml
にうすめた後、氷で冷却しながら、混合物をUltraturra
x(18-rod, IKA Werk Staufen, FRG)を使用して最高動
力の75%で3分均質化した。1M MgCl2溶液3ml
の添加(最終濃度10mM)後、混合物を0℃で正確に1
分放置した。Mg2+の添加によって、刷子縁膜以外の細
胞膜が凝集しそして沈澱する。3000×g(1分当り
5000回転、SS−34ローター)で15分遠心分離
した後、沈澱を捨てそして刷子縁膜を含有する上澄液
を、267000×g(1分当り15000回転、SS
−34ローター)で30分遠心分離した。上澄液を捨て
そして沈澱を、Potter Elvejhem ホモゲナイザ(Braun,
Melsungen, 1分当り900回転、10−ストローク)
を使用して12mMトリス/HCl緩衝液(pH7.1)/
60mMマンニトール、5mM EGTAの60ml中で再均
質化した。1M MgCl2溶液0.1mlの添加および0
℃で15分のインキュベーション時間後に、混合物を再
び3000×gで15分遠心分離した。それから、上澄
液を、再び46000×g(1分当り15000回転、
SS−34ローター)で30分遠心分離した。沈澱を1
0mMトリス/ヘペス緩衝液(pH7.4)/300mMマン
ニトールの30mlにとりそして1分当り1000回転の
Potter Elvejhem ホモゲナイザー中で20−ストローク
により均質に再懸濁した。48000×g(1分当り2
0000回転、SS−34ローター)で30分遠心分離
した後、沈澱をトリス/ヘペス緩衝液(pH7.4)/2
80mMマンニトールの0.5〜2mlにとり(最終濃度2
0mg/ml)そして27ゲージ針(27gaugeneedle)を
有するツベルクリン注射器の助けにより再懸濁した。小
胞は、製造後直ぐに輸送研究に使用するかまたは液体窒
素中で4mgずつ−196℃で貯蔵した。
【0042】2.回腸の刷子縁膜小胞におけるNa+
依存性〔3H〕−タウロコレート取り込みの阻害 上述した刷子縁膜小胞への基質の取り込みは、いわゆる
膜濾過技術により測定した。小胞懸濁液10μl(蛋白
質100μg)を、相当リガンドを有する培養培地(9
0μl)を含有するポリスチレン培養管(11×70m
m)の壁上に滴としてピペットで導入した。培養培地
は、0.75μl=0.75μCiの〔3H(G)〕−タウロコ
レート(比活性度:2.1Ci/ミリモル)/0.5μlの
10mMタウロコレート/8.75μlのナトリウム輸送緩
衝液(10mMトリス/ヘペス(pH7.4)/100mMマ
ンニトール/100mM NaCl)(Na−T−B)ま
たは8.75μlのカリウム輸送緩衝液(10mMトリス/
ヘペス(pH7.4)/100mMマンニトール/100mM
KCl)(K−T−B)および実験によってNa−T緩
衝液またはK−T緩衝液に溶解した80μlの問題の阻
害剤溶液を含有している。この培養培地は、ポリビニリ
デンフルオライド膜フィルター(SYHV LO4N
S、0.45μm、4mmφ、Millipore, Eschborn, FR
G)を通して濾過した。輸送測定は、小胞を培養培地と
混合することにより開始した。培養バッチ中のタウロコ
レートの濃度は、50μMであった。所望の培養時間
(通常1分)の後に、輸送を、氷冷中止溶液(10mMト
リス/ヘペス(pH7.4)/150mM KCl)1mlの添
加により中止した。得られた混合物を、25〜35ミリ
バールの真空下で硝酸セルローズの膜フィルター(ME
25、0.45μm、直径25mm、Schleicher & Schuel
l, Dassel, FRG)上で吸引濾過した。このフィルター
を、氷冷中止5mlですすいだ。
【0043】放射線標識したタウロコレートの取り込み
を測定するために、膜フィルターをシンチレーターQuic
kscint 361(Zinsser Analytic GmbH, Frankfurt, FRG)
4mlで溶解しそして放射能を、Tri-Carb 2500測定装置
(Canberra Packard GmbH, Frankfurt, FRG)において
液体シンチレーション測定により測定した。標準試料の
助けによる装置の校正および存在する化学発光の補正の
後に、測定した値を、dpm(1分当りの分解)として得
た。
【0044】比較対照値を、それぞれの場合においてN
a−T−BおよびK−T−Bにおいて測定した。Na−
T−BおよびK−T−Bにおける取り込み間の相違は、
Na +−依存性輸送含量を与える。Na+−依存性輸送含
量が比較対照を基にして50%まで阻害される阻害剤の
濃度を、IC50Na+と称した。
【0045】薬理学的データは、本発明による化合物と
終末小腸における腸の胆汁酸輸送系との相互作用を調査
した試験系からなる。結果は、表1に要約する通りであ
る。
【0046】さらに、本発明は、医薬の製造に対する本
発明の化合物の使用に関するものである。
【0047】このために、式Iの化合物を、薬理学的に
許容し得る有機溶剤、例えばエタノールまたはグリセロ
ールのような一価または多価アルコール、トリアセチ
ン、油、例えばヒマワリ油またはタラ肝油、例えばジエ
チレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル、
またはポリエーテル、例えばポリエチレングリコールに
溶解または懸濁する。または式Iの化合物を、他の薬理
学的に許容し得る重合体担体、例えばポリビニルピロリ
ドンまたは他の医薬的に許容し得る添加剤、例えば澱
粉、シクロデキストリンまたはポリサッカライドの存在
下で処方することができる。さらに、本発明の化合物
は、他の医薬と組み合わせて投与することができる。
【0048】式Iの化合物は、種々な投与形態で、好ま
しくは錠剤、カプセルまたは液剤の形態で経口的に投与
することができる。1日当りの投与量は、患者の体重お
よび体質によって、3〜5000mgの範囲、好ましくは
10〜1000mgの投与量範囲に変化される。
【0049】実施例1
【化26】 室温で1M NaOMe/MeOH溶液100ml中で2
時間、トリホルミル化合物(J. Lip. Res. 29, 1387, 1
988)5.0g(10.9ミリモル)から保護基を除去し
た。処理に当っては、水を加えそしてメタノールを除去
する。混合物をCH2Cl2で3回抽出し、MgSO4
で乾燥しそして濃縮する。保護されないニトリル3.9
g(96%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C33H37NO3(375)383(M+L
i+
【0050】実施例2
【化27】 トリヒドロキシ化合物(実施例1)3.8g(10.1ミ
リモル)を、CH2Cl2 40mlに溶解し、ジヒドロピ
ラン20mlおよびピリジニウム4−トルエンスルホネー
ト300mgを0℃で加えそしてそれから反応混合物を室
温で2日間撹拌する。それを濃縮しそして残留物をシリ
カゲル(2:1のシクロヘキサン/酢酸エチル)上でク
ロマトグラフィー処理する。生成物5.7g(90%)
が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C33H53NO5 8543)550(M+L
i+
【0051】実施例3
【化28】 ニトリル(実施例2)2.0g(3.19ミリモル)およ
びトリブチル−錫アジド2.1g(6.34ミリモル)
を、トルエン中で還流下で6日間加熱する。3日後に、
さらにトリブチル−錫アジド2.1gを加える。反応混
合物を濃縮する。残留物のクロマトグラフィー処理(シ
リカゲル、95:5の酢酸エチル/MeOH)後、テト
ラゾール誘導体1.7g(79%)を得る。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C38H62N4O6(670)677(M+Li
+
【0052】実施例4
【化29】 THP−保護された化合物(実施例3)1.6g(2.3
9ミリモル)、ピリジニウムp−トルエンスルホネート
200mgおよび酢酸1.6mlを、メタノール30ml中で
還流下で12時間加熱する。冷後、混合物を濃縮しそし
て残留物をシリカゲル(9:1のCH2Cl2/MeO
H)上でクロマトグラフィー処理する。収量:720mg
(87%) MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C23H38N4O3(418)425(M+Li
+
【0053】実施例5
【化30】 沃素化合物(Tetrahedron, 45(17), 5423, 1989)21
g(36.6ミリモル)およびシアン化ナトリウム3.6
gを、50℃でDMSO 300ml中で1.5時間撹拌す
る。反応混合物を、氷−水上に注加しそして酢酸エチル
で抽出する。有機相を乾燥(MgSO4)しそして濃縮
する。クロマトグラフィー処理(シクロヘキサン/酢酸
エチル)によって、ニトリル15g(87%)を得る。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C27H39NO6(473)480(M+L
i+
【0054】実施例6
【化31】 実施例1に記載した方法によって、ホルミルにより保護
された化合物(実施例5)から保護基を除去する。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C24H39NO3(389)396(M+L
i+) 実施例7、8および9の化合物を、実施例2、3および
4に記載した方法によって製造した。
【0055】実施例7
【化32】 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C39H63NO6(641)648(M+L
i+
【0056】実施例8
【化33】 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C39H64N4O6(684.5)691.6(M
+Li+
【0057】実施例9
【化34】 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C24H40N4O3(432)439(M+Li
+) 実施例9の化合物は、また、実施例6の化合物およびト
リブチル−錫アジドから直接得ることもできる(実施例
3参照)。粗製生成物は、粗製のために2回クロマトグ
ラフィー処理(1.9:1の酢酸エチル/MeOH;
2.9:1:0.1のCH2Cl2/MeOH/酢酸)す
る。収率は、83%である。
【0058】実施例10
【化35】
【0059】トリヒドロキシ化合物(EP−A−0 4
89 423)100g(215ミリモル)を、実施例
2によってテトラヒドロピラニル基で保護する。得られ
た粗製生成物は、さらに精製することなしに反応させ
る。エーテル250ml中の溶液として、それを、0℃の
エーテル500ml中のLiAlH4 15gの懸濁液に徐
々に滴加する。0〜5℃で2時間後に、水を注意深く加
えそしてそれから混合物をエーテルで数回抽出する。有
機相を乾燥(MgSO4)しそして濃縮する。生成物1
00g(67%)が得られる。
【0060】実施例11
【化36】
【0061】アルコール(実施例10)20g(29.
0ミリモル)を、ピリジン150mlに溶解する。メタン
スルホニルクロライド2.45ml(31.0ミリモル)
を、0℃で徐々に滴加しそしてそれから混合物を室温で
2時間撹拌する。処理に際しては、混合物を氷水上に注
加しそして酢酸エチルで抽出する。有機相を乾燥(Mg
SO4)しそして濃縮する。粗製生成物を、DMSO 2
00mlに溶解し、NaCN 3.0gを加えそして混合物
を50℃で1時間撹拌する。それを氷水上に注加しそし
て酢酸エチルで抽出する。有機相を乾燥した後、残留物
を濃縮しそしてクロマトグラフィー処理(7:3のシク
ロヘキサン/酢酸エチル)する。ニトリル15g(77
%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C42H69NO7(699)706(M+L
i+
【0062】実施例12
【化37】 実施例12の化合物は、実施例11に記載した方法によ
り得られた。実施例13〜16の化合物は、実施例3お
よび4に記載した方法により製造される。
【0063】
【表1】
【0064】実施例17
【化38】 実施例16からのアルコール15g(30.6ミリモ
ル)を、CH2Cl2 200mlに溶解し、ピリジン10
0mlを加えてそして混合物を−20〜−10℃でメタン
スルホニルクロライド5mlと2.5時間反応させる。ま
だ冷たい反応溶液を氷水上に注加しそして酢酸エチルで
抽出しそして有機相を乾燥(MgSO4)しそして濃縮
する。粗製生成物を短シリカゲルカラム(93:7のC
HCl3/MeOH)上で精製する。生成物16g(9
2%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C28H48N4O6S(568)575(M+L
i+
【0065】実施例18
【化39】 メシル化合物(実施例17)2.3g(84.05ミリモ
ル)およびナトリウムアジド290mgを、DMF 30m
l中で100℃で2時間撹拌する。冷後、反応混合物を
濃縮しそして残留物をシリカゲル(85/15のCH2
Cl2/MeOH)上でクロマトグラフィー処理する。
収量は1.0g(49%)である。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C27H45N7O3(515)522(M+Li
+
【0066】実施例19
【化40】 アジド化合物1.0g(1.94ミリモル)をメタノール
30ml/水1.5mlに溶解しそしてPd黒50mgの存在下
でH2で水素添加する。触媒を濾去しそして濾液を濃縮
する。残留物をシリカゲル(8:2:1のCH2Cl2
MeOH/NEt3)上でクロマトグラフィー処理しそ
してアミン550mg(58%)を得る。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C27H47N5O3(489)496(M+Li
+
【0067】実施例20
【化41】 保護されていない化合物(EP−A−0 489 42
3)3.0g(3.76ミリモル)を、ギ酸30mlに溶解
し、過塩素酸0.2mlを加えそして混合物を50℃で2
時間撹拌する。それから無水酢酸30mlを、室温で滴加
しそして混合物をさらに30分撹拌する。それを氷水上
に注加しそして酢酸エチルで抽出する。有機相を乾燥し
そして濃縮しそしてそれから残留物をクロマトグラフィ
ー処理する。ホルミルで保護された化合物1.93g
(55%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA) C53H79NO13(938)939(M+H+
【0068】実施例21
【化42】 実施例20の化合物0.5g(0.53ミリモル)を乾燥
THF 30mlに溶解し、PCl5 130mg(0.62ミ
リモル)を加えそして混合物を室温で30分撹拌する。
DMF 10ml中の無水の5−アミノテトラゾール20
0mg(2.35ミリモル)の溶液を、反応溶液に加え
る。室温でさらに3時間後に、混合物を濃縮しそして残
留物をクロマトグラフィー処理(9:1のCHCl3
MeOH)する。テトラゾール化合物400mg(75
%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C54H80N6O12(1005)1012(M
+Li+
【0069】実施例22
【化43】 ホルミル基を分裂するために、実施例21の化合物37
0mg(0.37ミリモル)をEtOH 20mlに溶解し、
1N NaOH溶液2mlを加えそして混合物を室温で6
時間撹拌する。それから、それを濃縮し、水を加えそし
て1N HClを加えてpH2にする。沈澱を吸引濾去し
そしてメタノールに溶解し、溶液を濾過しそして濾液を
再び濃縮する。生成物170mg(53%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C49H80N6O7(865)872(M+Li
+) 実施例21および22に記載した方法によって、実施例
23および24の化合物をトリホルミルコール酸から製
造する。
【0070】
【表2】
【0071】実施例25
【化44】 アミノ化合物(実施例19)150mg(0.31ミリモ
ル)、コール酸130mg(0.32ミリモル)、ヒドロ
キシベンゾトリアゾール80mg(0.64ミリモル)お
よびジシクロヘキシルカルボジイミド65mg(0.32
ミリモル)を、THF 20ml中で室温で24時間撹拌
する。反応混合物を濃縮しそして残留物をシリカゲル
(8:2:1のCH2Cl2/MeOH/NEt3)上で
クロマトグラフィー処理する。生成物250mg(88
%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C51H85N5O7(880)887(M+Li
+) 実施例25に記載した方法によって実施例26および2
7の化合物が得られる。
【0072】
【表3】
【0073】実施例28
【化45】 コール酸2.0g(4.9ミリモル)およびトリエチルア
ミン5ml(36ミリモル)をTHF 150mlに溶解し
そしてクロロギ酸エチル1.5ml(16ミリモル)を0
℃で加える。15分後に、アミノアセトニトリル塩酸塩
1.5g(16ミリモル)を加える。混合物を室温で5
時間撹拌する。形成した沈澱を濾去しそして溶液を濃縮
する。粗製生成物のクロマトグラフィー処理(17:3
のクロロホルム/メタノール)後、生成物1.8g(8
5%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA/LiCl) C26H42N2O4(446)453(M+Li
+
【0074】実施例29
【化46】 ニトリル1.5g(3.36ミリモル)およびトリブチル
錫アジド3.5g(10.5ミリモル)を、トルエン10
0ml中で還流下で24時間加熱する。反応が終了したと
きに、混合物を真空濃縮しそして残留物を、シリカゲル
(7:3のCHCl3/MeOH)上でクロマトグラフ
ィー処理する。生成物830mg(56%)が得られる。 MS(FAB, 3-NBA) C26H43N5O4(489)490(M+H+) 実施例28および29に記載した方法によって、実施例
30および31の化合物を製造した。
【0075】
【表4】 表1は、ウサギからの回腸の刷子縁膜小胞における〔3
H〕−タウロコレート取り込みの阻害に対する測定値を
示す。参照物質タウロケノデオキシコレート(TCD
C)および特定の試験物質のIC50およびIC50Na値の
割算の商を記載した。
【0076】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴエルナー・クラーマー ドイツ連邦共和国デー−55130マインツ. ヘンリー−モイザント−シユトラーセ19 (72)発明者 ギユンター・ヴエス ドイツ連邦共和国デー−63526エアレン ゼー.ランゲンゼルボルダーヴエーク35 (56)参考文献 特開 昭52−3051(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07J 43/00 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I G1−X−G2 I {式中、 G1−XがH−Xまたは式II 【化1】 〔式中、R(1)は、 H、分枝鎖状または非分枝鎖状の10個までの炭素原子
    を有するアルキル基またはアルケニル基、3〜8個の炭
    素原子を有するシクロアルキル基、置換されていないか
    または1〜3個のF、Cl、Br、(C1〜C4)−アル
    キルまたは(C1〜C4)−アルコキシにより置換されて
    いるベンジル基、置換されていないかまたは1〜3個の
    F、Cl、Br、(C1〜C4)−アルキルまたは(C1
    〜C4)−アルコキシにより置換されているジフェニル
    メチル基、置換されていないかまたは1〜3個のF、C
    l、Br、(C1〜C4)−アルキルまたは(C1〜C4
    −アルコキシにより置換されているトリフェニルメチル
    基、(C1〜C4)−アルコキシメチルまたはテトラヒド
    ロピラニル基、または基 【化2】 (式中、Lは、H、分枝鎖状または非分枝鎖状の10個
    までの炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基、
    3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、置換さ
    れていないかまたは1〜3個のF、Cl、Br、(C1
    〜C4)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキシに
    より置換されているフェニル基または置換されていない
    かまたは1〜3個のF、Cl、Br、(C1〜C4)−ア
    ルキルまたは(C1〜C4)−アルコキシにより置換され
    ているベンジル基である)であり、 R(2)〜R(5)は、個々にそしてそれぞれの場合におい
    て相互に独立してH、−OL、−SLまたは−NHL、
    テトラヒドロピラニルオキシまたはC1〜C4−アルコキ
    シメトキシ(Lは上述した意義を有す)でありそしてR
    (2)およびR(3)またはR(4)およびR(5)が一緒にな
    っている場合は、それぞれがカルボニル基の酸素であ
    る〕の基であり、Xが単一結合または式III 【化3】 〔式中、 Aは、分枝鎖状または非分枝鎖状の炭素数が2〜12の
    アルキレン鎖でありそして場合によっては該鎖は−O
    −、−S−またはフェニレンにより中断されていてもよ
    くそしてフェニレン環に対する結合は、オルト−、メタ
    −またはパラ−位であり、 Bは、分枝鎖状または非分枝鎖状の炭素数が2〜12の
    アルキレン鎖でありそして場合によっては該鎖は−O
    −、−S−またはフェニレンにより中断されていてもよ
    くそしてフェニレン環に対する結合はオルト−、メタ−
    またはパラ−位にあり、 L(1)、L(2)およびL(3)は、同一または異なりそし
    てLの意義を有し、 qは0〜5であり、rは0または1であり、sは0また
    は1でありそしてtは0または1である〕のブリッジ基
    であり、 G2が式IV 【化4】 〔式中、Zは 【化5】 (式中、mは0〜4であり、nは0または1でありそし
    てoは0〜4である)であり、 Vは 【化6】 であり、 Wは、HまたはVが−CH2−または−CH2CH2−で
    ある場合はまたOHであり、 R(6)〜R(9)は、R(2)〜R(5)において記載した意
    義を有す〕の基であり、 G1−XのXがG2のVと結合している}のテトラゾー
    ル−胆汁酸誘導体。
  2. 【請求項2】 G1−XがH−Xまたは式II 【化7】 〔式中、R(1)は、H、ホルミル、アセチル、ベンゾイ
    ル、メトキシメチルまたはテトラヒドロピラニルであ
    り、 R(2)〜R(5)は、個々にそして相互に独立してH、O
    H、O−ホルミル、O−アセチル、O−ベンゾイル、メ
    トキシメトキシまたはテトラヒドロピラニルオキシであ
    りそしてR(2)およびR(3)またはR(4)およびR(5)
    が一緒になっている場合はそれぞれカルボニル基の酸素
    である〕の基であり、 Xが共有結合またはブリッジ基 【化8】 の一つであり、 G2が式IV 【化9】 〔式中 Vは−O−、−NH−であり、 WはHであり、 Zは 【化10】 (式中、mは1〜3であり、nは0または1でありそし
    てoは0、1または2である)であり、そして R(6)〜R(9)は、R(2)〜R(5)において示した意義
    を有す〕の基である請求項1記載の式Iの化合物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテトラゾール−胆汁酸誘
    導体を含有する血中脂血低下剤。
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