JP3476132B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JP3476132B2
JP3476132B2 JP2000099638A JP2000099638A JP3476132B2 JP 3476132 B2 JP3476132 B2 JP 3476132B2 JP 2000099638 A JP2000099638 A JP 2000099638A JP 2000099638 A JP2000099638 A JP 2000099638A JP 3476132 B2 JP3476132 B2 JP 3476132B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/46Luggage carriers forming part of frame
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、鞍乗型等の自動
二輪車に関し、詳細には、車体フレームと、内燃機関
収納部等との相互の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘルメット等の物品を収納する収
納箱を備えた自動二輪車はよく知られており、例えば特
許第2952799号公報に開示されたスクータ型車両
(以下、前者という)では、リヤアッパーカバーの内部
にヘルメット等を収納するラッゲージボックス設けら
れ、その開口部がシートにより開閉される。そして、ラ
ッゲージボックスの左右の側方において、ボディーフレ
ームの一部である左右一対のリヤフレームが、後上方に
延びている。そのため、収納箱が位置する部分の車体の
左右方向の幅(左右幅)は、両リヤフレームがある分、
収納箱のみの場合よりも大きくなって、車体のスリム
化、すなわち車体の左右幅を小さくすることが困難であ
った。
【0003】これに対して、例えば特公平6−3305
8号公報に開示された自動二輪車(以下、後者という)
では、荷物を収納する容器は、車体カバーの中央部と左
右一対のフレーム部材との間に形成された収納空間にお
いて、該フレーム部材の立上り部の前上方に配置され、
また動力ユニットは該立上り部の後下方に配置される。
そして、該車体カバーの中央部に設けられた開閉自在な
蓋体により覆われるこの容器の開口は、該フレーム部材
の左右幅と略等しい開口幅を有しているので、車体がむ
やみに突出せず、乗車に何等影響なく開口が大きくでき
るものである。
【0004】そのため、後者では、前者と異なり、フレ
ーム部材(前者のリヤフレームに相当)が容器(前者の
ラッゲージボックスに相当)の側方を通っていないた
め、容器の側方で車体が左右方向に膨れること、すなわ
ち車体の左右幅が広くなることがなく、車体のスリム化
がなされているといえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者で
は、前記立上り部を挟んで、その前方に容器が、その後
方に動力ユニットが、それぞれ配置されているため、大
径の後輪を採用しようとすると車体の前後方向の長さ
(前後長)が長くなり、車体のコンパクト化の点では改
善の余地があった。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、自動二輪車において、車体の一層の
コンパクト化および車体の軽量化を図ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本願の
請求項1記載の発明は、ヘッドパイプから後斜め下方に
延びるメインフレームおよび前記メインフレームの後部
から後方に延びる左右一対のサブフレームを有する車体
フレームと、内燃機関および変速機から構成されてピボ
ットプレートの前方に配置された動力装置と、前記ピボ
ットプレートに枢支されて後輪を軸支するリヤフォーク
とを備えた自動二輪車において、前記左右の各サブフレ
ームは、前端が前記メインフレームの後部に接続された
前サブフレームと、前記前サブフレームの後端から上方
に屈曲した屈曲部と、前記屈曲部の後端から後斜め上方
に延びる立上り部を有する後サブフレームとからなり、
前記左右の前サブフレームの前部には、前記メインフレ
ームの後端とも接続されるクロスパイプが溶接され、前
記クロスパイプは、前記内燃機関のクランクケースおよ
び該クランクケースと一体成形された変速機ケースより
も上方に位置し、前記左右の前サブフレームの後部に
は、該後部に跨って配置された支持ステーが溶接され、
前記左右の前サブフレームの上方に収納部およびシート
が順次設けられ、前記後部に前記ピボットプレートの上
端が、前記前部にハンガの上端が、それぞれ前記左右の
前サブフレームに沿って固着され、前記内燃機関のクラ
ンクケースおよび前記変速機ケースは、前記ピボットプ
レートおよび前記ハンガのみに支持され、かつ前記ハン
ガには前記メインフレームの後端とも接続される前記ク
ロスパイプの下方にて支持されることにより、前記左右
の前サブフレームのみに支持される自動二輪車である。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、動力装
は屈曲部および立上がり部よりも前方に位置する左右
の前サブフレームに固着されたピボットプレートの前方
に配置されるので、車体の前後長が長くなるのを抑制す
ることができる。また、内燃機関のクランクケースおよ
び変速機ケースは、左右の前サブフレームの後部および
前部にそれぞれ上端で固着されたピボットプレートおよ
びハンガのみで支持されるので、左右の前サブフレーム
の左右幅とピボットプレートの左右幅とを合わせること
ができる。そのうえ、クランクケースおよび変速機ケー
スよりも上方に位置してメインフレームの後端とも接続
されるクロスパイプが左右の前サブフレームの前部に溶
接され、左右の前サブフレームの後部に跨って配置され
た支持ステーがそれら後部に溶接されるので、各前サブ
フレームは、後部および前部の2箇所で、それぞれピボ
ットプレートおよびハンガを介して、しかもピボットプ
レートおよびハンガのみで、かつハンガにはメインフレ
ームの後端とも接続されるクロスパイプの下方にて、内
燃機関のクランクケースおよび変速機ケースを充分に支
持することができる。
【0009】その結果、次の効果が奏される。すなわ
、大径の後輪を採用した場合にも車体の前後長が長く
なるのを抑制することができるので、車体のコンパクト
化ができる。また、左右の前サブフレームの左右幅をピ
ボットプレートの左右幅に合わせて小さくすることが可
能になるので、車体のスリム化が可能になるうえ、内燃
機関のクランクケースおよび該クランクケースと一体成
形された変速機ケースを左右の前サブフレームのみで支
持できるので、メインフレームによる負担を軽減でき
て、メインフレームを軽量化できる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動二輪車において、前記ピボットプレートは左右一対の
側部を有し、前記左右の側部は、それぞれ前記左右の前
サブフレームの前記後部に前記収納部と平面視で重なる
位置で固着されると共に、前記左右の前サブフレームの
内側左右幅と略等しい間隔を持って下方に延びており、
前記後部の外側左右幅は、前記左右の前サブフレーム
の、平面視で前記収納部と重なる部分の外側左右幅の最
小左右幅となっており、前記前部の、前記クロスパイプ
が溶接される部分の外側左右幅は、前記最小左右幅と略
等しいものである。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、ピボッ
トプレートの左右の側部は、平面視で収納部と重なる位
置で、左右の前サブフレームの内側左右幅と略等しい間
隔を持って下方に延びていて、左右の前サブフレームの
後部の外側左右幅は、左右の前サブフレームの、平面視
で収納部と重なる部分の外側左右幅の最小左右幅となっ
いるので、左右の前サブフレームの左右幅がピボット
プレートの左右幅に合うように小さくなる。 その結果、請求項1記載の発明の効果に加えて、次の効
果が奏される。すなわち、収納部が設けられた部分での
車体のスリム化が可能になり、ピボットプレートの大型
化も回避されるので、車体が軽量化される。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の自動二輪車において、前記支持ステーは略
水平な平板から形成され、前記収納部は、前記支持ステ
ーの上方に設けられ、前記ピボットプレートは、前記支
持ステーの下方で前記後部から下方に延びているもので
ある。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、左右の
前サブフレームの後部の間での上下方向の空間が、左右
の前サブフレームの後部に溶接された略水平な平板から
なる支持ステーにより仕切られ、支持ステーを挟んで、
その上方に収納部が、その下方にピボットプレートが、
それぞれ配置されるので、左右の前サブフレームの後部
左右幅とピボットプレートの左右幅とを合わせること
ができる。
【0014】その結果、請求項1または請求項2記載の
発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち
右方向の前サブフレームの左右幅をピボットプレート
の左右幅に合わせて小さく設定することが可能になるの
で、車体のスリム化が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施例を図1
ないし図6を参照して説明する。本願発明が適用される
鞍乗型自動二輪車Vの左側面図である図1およびその要
部平面図である図2を参照すると、その車体フレームF
は、前端部に位置するヘッドパイプ1と、ヘッドパイプ
1の下部から後斜め下方に延びる略同一外径の管状の単
一のメインフレーム2と、メインフレーム2の後部の左
右両側から二股状になって、それぞれ後方に延びる左右
一対の略同一外径の管状のサブフレーム3,4とを備え
る。なお、この明細書において、「前後左右」は、自動
二輪車Vの前後左右を意味するものとする。
【0016】各サブフレーム3,4は、前サブフレーム
3a,4aと下方屈曲部3b,4bと後サブフレーム3
c,4cとから構成され、そのうち前サブフレーム3
a,4aは、メインフレーム2の後部に溶接された前端
からメインフレーム2に沿って後斜め下方に延びる傾斜
部3a1,4a1と、傾斜部3a1,4a1の後端から
後方に略水平に延びる水平部3a2,4a2とからな
る。それゆえ、傾斜部3a1,4a1は前サブフレーム
3a,4aの前部に位置し、水平部3a2,4a2は前
サブフレーム3a,4aの後部に位置する。また、下方
屈曲部3b,4bは、水平部3a2,4a2の後端から
上方に屈曲しており、後サブフレーム3c,4cは、下
方屈曲部3b,4bの後端(上端でもある)から後斜め
上方に直線状に延びる立上り部3c1,4c1と、立上
り部3c1,4c1の後端(上端でもある)から水平に
なる方向で後方に屈曲する上方屈曲部3c2,4c2
と、上方屈曲部3c2,4c2の後端から、立上り部3
c1,4c1の傾斜よりも緩やかな傾斜で後斜め上方に
延びる拡幅部3c3,4c3とからなる。その結果、前
サブフレーム3a,4a、下方屈曲部3b,4bおよび
立上り部3c1,4c1の全体形状は、略L字形状とな
っている。
【0017】車体フレームFは、さらに、左右のサブフ
レーム3,4の間に位置して、それぞれの左右の端部が
両サブフレーム3,4に溶接された3本のクロスパイプ
を備える。それらのクロスパイプは、前方から順に、傾
斜部3a1,4a1においてメインフレーム2の後端
接続される位置に設けられた前クロスパイプ5と、立
上り部3c1,4c1の略中央に設けられた中央クロス
パイプ6と、拡幅部3c3,4c3の後端部に設けられ
た後クロスパイプ7からなる。
【0018】そして、車体フレームFは車体カバー8に
より覆われている。車体カバー8のうち、サブフレーム
3,4を覆うカバー部分は、左右のサブフレーム3,4
の上方において、上方に向かって開放した開口部8aを
形成しており、さらに、該カバー部分の内部には、ヘル
メット等の物品を収納する収納箱9が配置されている。
該開口部8aは、前端部が収納箱9の上部前端部に設け
られた枢支部9aに枢支されたシート10により開閉自
在に覆われるので、収納箱9の上方に向かって開放した
開口部9bも、車体カバー8の開口部8aと共に、シー
ト10により開閉自在に覆われる。なお、シート10
は、シート10の後端の下面に設けられたフープ10a
に係合するフック(図示されず)を有する周知のシート
ロック機構により、施錠または解錠される。このよう
に、収納箱9は、物品を収納すべくシート10の下方に
設けられた収納部である。
【0019】また、ヘッドパイプ1に回動自在に支持さ
れたステアリング軸11には、その上端部にトップブリ
ッジ12が、下端部にボトムブリッジ13がそれぞれ固
着される。そして、トップブリッジ12およびボトムブ
リッジ13に結合された一対のフロントフォーク14,
14の上端部には操向ハンドル15が結合され、その下
端部には前輪16が軸支される。
【0020】さらに、両前サブフレーム3a,4aに固
着されたピボットプレート17が、該前サブフレーム3
a,4aから下方に延びて設けられ、ピボットプレート
17に動力装置Pおよび後輪18を軸支する左右一対の
リヤフォーク21,22が支持される。すなわち、エン
ジンとしての内燃機関19のクランクケース19aと一
体成形された変速機ケース20の後端部がピボットプレ
ート17の第1枢支部17aにて枢支され、動力装置P
を構成する内燃機関19および変速機ケース20内の変
速機(図示されず)が、第1枢支部17aから前方に延
びて配置される。さらに、左右のリヤフォーク21,2
2の各前端部がピボットプレート17の第2枢支部17
bにて枢支され、両リヤフォーク21,22の後端部
は、後輪18を軸支すると共に、左右の上方屈曲部3c
2,4c2に溶接されたブラケットに枢支された左右一
対のリヤサスペンション23,24を介してそれぞれ支
持されている。したがって、後輪18は第2枢支部17
bを中心にして上下方向に揺動自在である。
【0021】内燃機関19は、クランクケース19a
に、ピストン(図示されず)が摺動自在に嵌合するシリ
ンダ19b、シリンダヘッド19cおよびシリンダヘッ
ドカバー(図示されず)が順次重ねられて結合された火
花点火式の4サイクル単気筒内燃機関であり、メインフ
レーム2に固定されたエアクリーナ25を経て取り入れ
られた空気は、気化器26を通って燃料と混合され、形
成された混合気が吸気管27を通ってシリンダヘッド1
9cに設けられた吸気ポートおよび吸気弁を経て燃焼室
に供給される。燃焼後の排気ガスは、シリンダヘッド1
9cに設けられた排気弁および排気ポートを経て、排気
管28を通ってマフラ29から大気中に排出される。
【0022】内燃機関19の動力は、変速機の出力軸3
0と一体に回転する駆動スプロケット31と後輪18の
車軸と一体回転する従動スプロケット32とに掛け渡さ
れたドライブチェーン33からなる2次減速機構を介し
て後輪18に伝達される。なお、この2次減速機構も動
力装置Pの一部を構成するものである。
【0023】図3ないし図5も併せて参照して、メイン
フレーム2、左右のサブフレーム3,4、収納箱9、ピ
ボットプレート17および燃料タンク37の相互に配置
を中心に、さらに説明する。
【0024】収納箱9は、両前サブフレーム3a,4a
の上方で、かつ両立上り部3c1,4c1の前方に配置
され、以下に述べる態様で、左右のサブフレーム3,4
に固定される。すなわち、収納箱9の略平板状の底壁9
cが、左右の前サブフレーム3a,4aの水平部3a
2,4a2の上部に跨って配置された支持ステー34
に、左右一対のゴムブッシュB1,B1を介してボルト
により締結される。この支持ステー34は、その左右の
端部が水平部3a2,4a2に溶接された略水平な平板
から形成されている。それゆえ、左右の前サブフレーム
3a,4aの上方には、収納部9およびシート10が順
次設けられている。また、図3,図4に示されるよう
に、左右の前サブフレーム3a,4a水平部3a2,
4a2の間の上下方向の空間が支持ステー34により仕
切られ、支持ステー34の上方に収納箱が設けられ、
その支持ステー34の下方にピボットプレート17の後
述する両垂下部17c1,17d1が左右の前サブフレ
ーム3a,4aから下方に延びる。
【0025】そして、図1および図3に図示されるよう
に、収納箱9の後壁9dは、両立上り部3c1,4c1
の前方で、該立上り部3c1,4c1に略沿って延びる
左壁部9d1および右壁部9d2を有し、該左壁部9d
1および右壁部9d2の各上部に形成された左右の取付
け段部9d11,9d21が、上方屈曲部3c2,4c
2の上部にそれぞれ溶接された左右一対の取付けステー
35,36に、後述する燃料タンク37と共に、一対の
ゴムブッシュB2,B2を介してボルトにより締結され
る。
【0026】また、図4および図5に図示されるよう
に、収納箱9は、平面視で、左右の前サブフレーム3
a,4aの傾斜部3a1,4a1の後部、水平部3a
2,4a2および左右の下方屈曲部3b,4bの前部と
重なっており、しかも両前サブフレーム3a,4aにお
いて、収納箱9と重なる部分は、収納箱9の最大の左右
方向の幅、すなわち最大左右幅W1よりも小さな外側左
右幅W2を有する。特に、水平部3a2,4a2の外側
左右幅W2は、収納箱9の底壁9cの左右幅W4よりも
やや小さくされている。
【0027】図1、図3および図4を参照すると、収納
箱9の後壁9dは、さらに、左壁部9d1および右壁部
9d2の間に位置すると共に、左右の立上り部3c1,
4c1および左右の上方屈曲部3c2,4c2の間に位
置する中央壁部9d3を有する。該中央壁部9d3の上
部は、中央クロスパイプ6の上方でかつ上方屈曲部3c
2,4c2の間において、後方に突出した突出部を形成
しており、この突出部によりバッテリ収容室38が形成
される。
【0028】すなわち、バッテリ収容室38の底壁38
aは、中央壁部9d3の段部9d31から構成され、底
壁38aの前端には、バッテリ収容室38の左右の側壁
38b,38c間で延びると共に底壁38aから上方に
延びてバッテリ収容室38の前方への開口を下方から部
分的に覆う前壁38dが形成される。なお、底壁38a
の真下には後輪18の前端部が位置しており(図2参
照)、底壁38aの前端と後輪18の最前端とが、前後
方向で略同じ位置にある。
【0029】そして、バッテリ収容室38において前壁
38dの上方の前方および上方に開放した開口部を覆う
蓋39は、前後方向の断面が略L字形状の板状の部材か
らなり、該蓋39の前面部の下端部が、底壁38aの前
端部において前壁38dよりも僅か前方の位置に形成さ
れた枢支部38a1に枢支される。蓋39の上部の後端
部には、バッテリ収容室38の後壁38eに形成された
スリット38e1に差し込まれて係合し、また弾性変形
させることでスリット38e1との係合が解除される係
止爪39aが設けられ、係止爪39aとスリット38e
1との係合により、蓋39の開放が阻止される。この状
態で、バッテリ40は、前壁38dと後壁38eとによ
りその前後の移動が阻止され、左右の側壁38b,38
cによりその左右の移動が阻止され、底壁38aと蓋3
9とによりその上下の移動が阻止される。
【0030】このように、収納箱9の内部にバッテリ収
容室38を形成したため、バッテリ40の盗難防止効果
が大きいと共に、バッテリ40の交換の際は、蓋39を
開けて、バッテリ収容室38の前方および上方を開放す
ることで、バッテリ40の取外しおよび取付けが容易に
なる。
【0031】一方、板材からなるピボットプレート17
は、左右の前サブフレーム3a,4aに渡って配置され
ると共に、その左右一対の側部17c,17dが、水平
部3a2,4a2の内側左右幅W3と略等しい間隔を持
って下方に向かって延びて、各側部17c,17dの上
端部が水平部3a2,4a2および傾斜部3a1,4a
1にそれぞれ溶接により固着されている。このピボット
プレート17の後部17eは、各側部17c,17dの
後端部において両水平部3a2,4a2の間に位置して
いる。そして、この後部17eは、各側部17c,17
dを形成する板材が略直角に屈曲されて形成された後部
片が、溶接により結合されて形成されたものである。
【0032】左右方向からの側面視で略L字形状をした
各側部17c,17dは、垂下部17c1,17d1と
水平部17c2,17d2とからなる。垂下部17c
1,17d1は、収納箱9の底壁9cの真下で、すなわ
ち平面視で底壁9cと重なる位置で、水平部17c2,
17d2よりも下方に長く延びており、水平部17c
2,17d2は、後述する第1固着部3a21,4a2
1から前サブフレーム3a,4aに沿って傾斜部3a
1,4a1の前端部まで延びている。そして、この水平
部17c2,17d2の後部は、垂下部17c1,17
d1と同様に、収納箱9の底壁9cの真下で、すなわち
平面視で底壁9cと重なる位置で下方に延びる。なお、
前サブフレーム3a,4aにおいてピボットプレート1
7が固着される部分は、垂下部17c1,17d1の上
端が固着される水平部3a2,4a2の前後方向の略中
央部の第1固着部3a21,4a21、そして傾斜部3
a1,4a1において水平部17c2,17d2の後述
する後ハンガ48の前部の上端が固着される第2固着部
3a11,4a11、および後ハンガ48の後部の上端
が固着される第3固着部3a12,4a12である。
【0033】両垂下部17c1,17d1には、その上
下方向の略中央位置に固着されて、左右方向に延びて左
右のリヤフォーク21,22の前端を枢支する枢軸41
を有する第2枢支部17bが設けられ、両垂下部17c
1,17d1の下端部に、メインスタンド42を揺動自
在に支持する枢軸43およびブレーキペダル44(図2
参照)のストッパ軸45がそれぞれ固着され、さらに第
2枢支部17bと枢軸41およびストッパ軸45との間
に位置して、垂下部17c1,17d1の前端部に枢軸
46が挿通される第1枢支部17aが設けられる。それ
ゆえ、第2枢支部17bは、収納箱9の底壁9cの真下
に位置して、平面視で収納箱9の底壁9cと重なる位置
に設けられ、しかも立上り部3c1,4c1よりも前方
に位置している。そのため、水平部3a2,4a2を挟
んで、その真上に収納箱9が配置され、その真下に両垂
下部17c1,17d1および第2枢支部17bが配置
されることで、大径の後輪18を採用した場合にも、車
体の前後方向の長さ、すなわち前後長が長くなるのを抑
制することができる。
【0034】また、ピボットプレート17の水平部17
c2,17d2の前端部は、左右方向に延びて内燃機関
19のクランクケース19aの上部を枢支する枢軸47
が挿通される後ハンガ48を形成している。さらに、ク
ランクケース19aから前斜め上方に延びるシリンダ1
9bの上部が、メインフレーム2に溶接された前ハンガ
49に挿通される枢軸50に枢支されている。そして、
内燃機関19のクランクケース19aおよび変速機ケー
ス20は、後ハンガ48および垂下部17c1,17d
1のみにより、左右の前サブフレーム3a,4aのみ
支持される。ここで、図1,図4に示されるように、
クロスパイプ5は、クランクケース19aおよびクラン
クケース19aと一体成形された変速機ケース20より
も上方に位置し、クランクケース19aおよび変速機ケ
ース20は、メインフレーム2の後端とも接続される前
クロスパイプ5の下方にて後ハンガ48に支持される。
【0035】ところで、図5に図示されるように、平面
視で収納箱9と重なる両水平部3a2,4a2の外側左
右幅W2は、略平行に前後方向に延びており、しかも前
述のように、収納箱9の底壁9cの左右幅W4よりもや
や小さくされていて、収納箱9と重なる部分での最小左
右幅となっている。それゆえ、ピボットプレート17
は、最小左右幅を有する両水平部3a2,4a2に固着
されているため、ピボットプレート17を両前サブフレ
ーム3a,4aに直接固着することで、両前サブフレー
ム3a,4aの左右幅をピボットプレート17の左右幅
に合わせることができると共に、比較的狭い左右幅のピ
ボットプレート17とすることができ、車体の軽量化を
可能としつつ、必要な剛性の確保ができる。また、図
4,図6を併せて参照すると、傾斜部3a1,4a1
の、前クロスパイプ5が溶接される部分の外側左右幅
は、前記最小左右幅と略等しい。
【0036】一方、図1および図2に図示されるよう
に、左右のサブフレーム3,4の内側左右幅は、下方屈
曲部3b,4bから立上り部3c1,4c1を経て上方
屈曲部3c2,4c2にかけて次第に大きくなり、上方
屈曲部3c2,4c2の後端部において最大左右幅とな
り、上方屈曲部3c2,4c2の後端に続く後サブフレ
ーム3c,4cの拡幅部3c3,4c3の内側左右幅
は、前サブフレーム3a,4aの内側左右幅W3よりも
大きくされていて、両拡幅部3c3,4c3の間でかつ
シート10に隠れてその下方に燃料タンク37が配置さ
れている。それゆえ、燃料タンク37の左右の側方に、
左右の拡幅部3c3,4c3がそれぞれ位置することに
なる。そして、燃料タンク37は、その前方の左右一対
の取付けフランジ37a,37bが、前述のように収納
箱9の取付け段部9d11,9d21(図5も参照)と
共に、取付けステー35,36に結合され、後方の取付
けフランジ37c,37dが、拡幅部3c3,4c3の
後端部の上部に、ゴムブッシュB3,B3を介してボル
トにより締結されることで、左右のサブフレーム3,4
に固定される。
【0037】さらに、内燃機関19は、容量放電式の点
火装置(CDI)を備えており、その構成部品であっ
て、コンデンサや充放電制御回路等を収容するCDIユ
ニット51、そして交流電圧を整流するレギュレータ5
2が、図4および図6に図示されるように、収納箱9の
前方近傍であってメインフレーム2の上部に溶接された
取付けステー53にそれぞれ取り付けられている。この
ようにして、収納箱9の前方に形成されたスペースを有
効利用して部品を配置することができる。
【0038】図1および図2に図示されるように、ステ
ップ54は、クランク軸19dと出力軸30との前後方
向の略中央であって両軸よりもやや下方に位置してお
り、収納箱9の前端近傍および前サブフレーム3a,4
aの傾斜部3a1,4a1の略鉛直下方に位置する。こ
の付近では、前サブフレーム3a,4aの外側左右幅W
2は略最小左右幅となっていて、収納箱9の最大左右幅
W1よりも小さいため、収納箱9があるにも拘わらず、
運転者は、大きく開脚することなく、足をステップ54
に乗せることができる。
【0039】次に、前述のように構成された実施例の作
用および効果について説明する。収納箱9は、左右の前
サブフレーム3a,4aの上方に位置し、しかも平面視
で左右の前サブフレーム3a,4aと重なる位置にある
ため、両前サブフレーム3a,4aが収納箱9よりも大
きく側方に突出することはなく、したがって車体カバー
8は、収納箱9の左右の側方で大きく膨れることがな
い。そして、ピボットプレート17の垂下部17c1,
17d1は、平面視で収納箱9と重なる位置にあり、そ
の垂下部17c1,17d1の前方に内燃機関19が配
置されると共に、リヤフォーク21,22は、左右のサ
ブフレーム3,4の立上り部3c1,4c1よりも前方
位置でピボットプレート17の垂下部17c1,17d
1の第2枢支部17bで枢支されるため、車体フレーム
Fに対するリヤフォーク21,22の前後方向の位置
を、前記従来技術よりも前方に位置させることができ、
特に、内燃機関19は、収納箱9と平面視で重なる位置
にある垂下部17c1,17d1の前方に配置されるた
め、大径の後輪18を採用した場合にも車体の前後長が
長くなるのを抑制することができる。そして、この実施
例では、後輪18の最前端が、収納箱9の後壁9dに形
成されたバッテリ収容室38の底壁38aの前端に位置
するような車体の前後長とすることができる。その結
果、自動二輪車は、シート10により開閉される開口部
9bを有する収納箱9を備えたうえで、車体の左右幅が
小さくなって車体のスリム化ができ、しかも大径の後輪
18を採用した場合にも車体の前後長が長くなるのを抑
制することができて、車体のコンパクト化ができる。そ
れゆえ、車体の前後長が長くなるのを抑制しつつ、大径
の後輪18を採用することが可能となって、走行性を向
上させることができる。
【0040】内燃機関19を含む動力装置Pは、左右の
サブフレーム3,4において下方屈曲部3b,4bおよ
び立上がり部3c1,4c1よりも前方に位置する前サ
ブフレーム3a,4aに固着されて下方に延びるピボッ
トプレート17の前方に配置されることにより、大径の
後輪18を採用した場合にも車体の前後長が長くなるの
を抑制することができるので、車体のコンパクト化がで
きる。また、左右の前サブフレーム3a,4aの後部で
ある水平部3a2,4a2にピボットプレート17の垂
下部17c1,17d1の上端が、左右の前サブフレー
ム3a,4aの前部である傾斜部3a1,4a1に後ハ
ンガ48の上端が、それぞれ左右の前サブフレーム3
a,4aに沿って固着され、動力装置Pの内燃機関19
のクランクケース19aおよび変速機ケース20は、左
右の水平部3a2,4a2および傾斜部3a1,4a1
にそれぞれ上端で固着された垂下部17c1,17d1
および後ハンガ48のみで支持されることにより、左右
の前サブフレーム3a,4aの左右幅をピボットプレー
ト17の左右幅に合わせて小さくすることができるの
で、車体のスリム化が可能になる。そのうえ、メインフ
レーム2の後端とも接続される前クロスパイプ5が左右
の前サブフレーム3a,4aの水平部3a2,4a2に
溶接され、水平部3a2,4a2に跨って配置された支
持ステー34がそれら水平部3a2,4a2に溶接され
るので、各前サブフレーム3a,4aは、水平部3a
2,4a2および傾斜部3a1,4a1の2箇所で、そ
れぞれピボットプレート17の垂下部17c1,17d
1および後ハンガ48を介して、しかも垂下部17c
1,17d1および後ハンガ48のみで、かつ後ハンガ
48にはメインフレーム2の後端とも接続される前クロ
スパイプ5の下方にて、各前サブフレーム3a,4aの
みでクランクケース19aおよび変速機ケース20を充
分に支持することができるので、メインフレーム2によ
る負担を軽減できて、メインフレーム2を軽量化でき
る。
【0041】ピボットプレート17の左右の側部17
c,17dの垂下部17c1,17d1は、左右の前サ
ブフレーム3a,4aの水平部3a2,4a2に収納箱
9と平面視で重なる位置で固着されると共に、左右の前
サブフレーム3a,4aの内側左右幅W3と略等しい間
隔を持って下方に延びており、さらに平面視で収納箱9
と重なる位置にある左右の前サブフレーム3a,4aの
水平部3a2,4a2の外側左右幅W2は、前記最小左
右幅となっていることにより、左右の前サブフレーム3
a,4aの左右幅がピボットプレート17の左右幅に合
うように小さくなるので、車体のスリム化が可能にな
り、ピボットプレート17の大型化も回避されるので、
車体が軽量化される。
【0042】支持ステー34は略水平な平板から形成さ
れ、収納箱9、支持ステー34の上方に設けられ、ピ
ボットプレート17の垂下部17c1,17d1、支
持ステー34の下方で左右の前サブフレーム3a,4a
の水平部3a2,4a2から下方に延びていることによ
り、左右の前サブフレーム3a,4a水平部3a2,
4a2の間での上下方向の空間が支持ステー34により
仕切られ、支持ステー34を挟んで、その上方に収納
が、その下方にピボットプレート17の垂下部17c
1,17d1が、それぞれ配置されるので、左右方向の
前サブフレーム3a,4a水平部3a2,4a2の
右幅をピボットプレート17の垂下部17c1,17d
の左右幅に合わせて小さく設定することができるの
で、車体のスリム化が可能になる。
【0043】ピボットプレート17には、第1,第2枢
支部17a,17b、メインスタンド42の枢軸43、
ブレーキペダル44のストッパ軸45および後ハンガ4
8が設けられるため、各枢軸の配置をコンパクトにする
ことができると共に、それら枢軸を支持するプレートの
数を削減できて、軽量化に寄与できる。さらに、ピボッ
トプレート17が、板材から形成されることで、一層の
軽量化が可能となる。
【0044】動力装置Pのクランクケース19aおよび
変速機ケース20が後ハンガ48および垂下部17c
1,17d1のみにより、左右の前サブフレーム3a,
4aのみに支持される。その結果、動力装置Pを車体の
前方に位置させることができて、車体の前後長が長くな
るのを抑制できると共に、車体の前後長が長くなるのを
抑制するためにメインフレーム2のみで動力装置Pを支
持したものに比べて、メインフレーム2の強度および剛
性を小さくすることが可能となって、車体の軽量化がで
きる。
【0045】前記実施例では、ピボットプレート17に
は、後ハンガ48が一体成形されていたが、後ハンガ4
8はピボットプレートとは分離して設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例である鞍乗型自動二輪車の
左側面図である。
【図2】図1の自動二輪車の要部平面図である。
【図3】図1の自動二輪車の車体フレーム、収納箱およ
びピボットプレートを中心とした要部後面図である。
【図4】図1の車体フレーム、収納箱およびピボットプ
レートを中心とした要部拡大図である。
【図5】図2の車体フレーム、収納箱およびピボットプ
レートを中心とした要部拡大図である。
【図6】図2の取付けステーを中心とした要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
1…ヘッドパイプ、2…メインフレーム、3,4…サブ
フレーム、3a,4a…前サブフレーム、3a2,4a
2…水平部、3a21,4a21…第1固着部、3b,
4b…下方屈曲部、3c,4c…後サブフレーム、3c
1,4c1…立上り部、3c3,4c3…拡幅部、5…
前クロスパイプ、6…中央クロスパイプ、7…後クロス
パイプ、8…車体カバー、9…収納箱、9b…開口部、
10…シート、11…ステアリング軸、12…トップブ
リッジ、13…ボトムブリッジ、14…フロントフォー
ク、15…操向ハンドル、16…前輪、17…ピボット
プレート、17b…第2枢支部、18…後輪、19…内
燃機関、20…変速機ケース、21,22…リヤフォー
ク、23,24…リヤサスペンション、25…エアクリ
ーナ、26…気化器、27…吸気管、28…排気管、2
9…マフラ、30…出力軸、31…駆動スプロケット、
32…従動スプロケット、33…ドライブチェーン、3
4…支持ステー、35,36…取付けステー、37…燃
料タンク、38…バッテリ収容室、39…蓋、40…バ
ッテリ、41…枢軸、42…メインスタンド、43…枢
軸、44…ブレーキペダル、45…ストッパ軸、46,
47…枢軸、48…後ハンガ、49…前ハンガ、50…
枢軸、51…CDIユニット、52…レギュレータ、5
3…取付けステー、54…ステップ、V…自動二輪車、
F…車体フレーム、P…動力装置、B1,B2,B3…
ゴムブッシュ、W1,W2,W3,W4…左右幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−139372(JP,A) 特開 平11−198889(JP,A) 特開 平3−217383(JP,A) 特開 平3−57786(JP,A) 特開 平5−185973(JP,A) 特開 昭64−41485(JP,A) 特開 昭64−83479(JP,A) 特開2000−272566(JP,A) スイス国特許発明295879(CH,A 5) 英国特許830467(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 7/02 B62K 11/04 B62J 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプから後斜め下方に延びるメ
    インフレームおよび前記メインフレームの後部から後方
    に延びる左右一対のサブフレームを有する車体フレーム
    と、内燃機関および変速機から構成されてピボットプレ
    ートの前方に配置された動力装置と、前記ピボットプレ
    ートに枢支されて後輪を軸支するリヤフォークとを備え
    た自動二輪車において、 前記左右の各サブフレームは、前端が前記メインフレー
    ムの後部に接続された前サブフレームと、前記前サブフ
    レームの後端から上方に屈曲した屈曲部と、前記屈曲部
    の後端から後斜め上方に延びる立上り部を有する後サブ
    フレームとからなり、前記左右の前サブフレームの前部
    には、前記メインフレームの後端とも接続されるクロス
    パイプが溶接され、前記クロスパイプは、前記内燃機関
    のクランクケースおよび該クランクケースと一体成形さ
    れた変速機ケースよりも上方に位置し、前記左右の前サ
    ブフレームの後部には、該後部に跨って配置された支持
    ステーが溶接され、前記左右の前サブフレームの上方に
    収納部およびシートが順次設けられ、前記後部に前記ピ
    ボットプレートの上端が、前記前部にハンガの上端が、
    それぞれ前記左右の前サブフレームに沿って固着され、
    前記内燃機関のクランクケースおよび前記変速機ケース
    は、前記ピボットプレートおよび前記ハンガのみに支持
    され、かつ前記ハンガには前記メインフレームの後端と
    も接続される前記クロスパイプの下方にて支持されるこ
    とにより、前記左右の前サブフレームのみに支持される
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 【請求項2】 前記ピボットプレートは左右一対の側部
    を有し、前記左右の側部は、それぞれ前記左右の前サブ
    フレームの前記後部に前記収納部と平面視で重なる位置
    で固着されると共に、前記左右の前サブフレームの内側
    左右幅と略等しい間隔を持って下方に延びており、前記
    後部の外側左右幅は、前記左右の前サブフレームの、平
    面視で前記収納部と重なる部分の外側左右幅の最小左右
    幅となっており、前記前部の、前記クロスパイプが溶接
    される部分の外側左右幅は、前記最小左右幅と略等しい
    ことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 【請求項3】 前記支持ステーは略水平な平板から形成
    され、前記収納部は、前記支持ステーの上方に設けら
    れ、前記ピボットプレートは、前記支持ステーの下方で
    前記後部から下方に延びていることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の自動二輪車。
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