JP3475984B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3475984B2
JP3475984B2 JP27027995A JP27027995A JP3475984B2 JP 3475984 B2 JP3475984 B2 JP 3475984B2 JP 27027995 A JP27027995 A JP 27027995A JP 27027995 A JP27027995 A JP 27027995A JP 3475984 B2 JP3475984 B2 JP 3475984B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置における像担持体上の感光
体塗膜の膜厚減少・欠落回避に関連する出願として、従
来、下記(J01)〜(J04)の技術が知られている。 (J01)特開平3−120564号公報 この公報に記載された技術は、回転する像担持体に接触
してその上の感光体を帯電させる帯電装置(ロール、ブ
レード等)において、像担持体の回転に応じて像担持体
と帯電装置とが相対運動をする時に、その相対運動方向
と交叉する方向に帯電装置を連続的あるいは間欠的に相
対移動させて両者の接触部を拡散させることにより、接
触部への異物の混入あるいは帯電ローラの幅方向特定円
周上のスジ状の汚れを防止することを目的としたもので
ある。
【0003】(J02)特開平4−25869号公報 この公報に記載された技術は、画像形成装置用帯電ロー
ルを始めとする各種塗工処理物の表面塗膜の形成に当た
って、その軸体回りの基体の両端部断面形状を軸体に直
角のままでなく、曲率半径3mm以上のアールを付けるこ
とにより、ディッピングその他塗工時における塗液の流
れ・液切れをよくし、塗液の溜りやダレの無い均一な塗
膜を得るようにしたものである。そしてその結果、帯電
ロール外周面の不均一による感光ドラム面の不均一帯電
や感光体面の不均一摩耗、放電トラブル等を防止するこ
とを目的としたものである。
【0004】(J03)特開平4−25870号公報 この公報に記載された技術は、像担持体に接触してその
上の感光体を帯電させる可撓性の帯電部材において、像
像担持体および帯電部材両者の相対回転移動方向に直交
する回転軸方向端部における帯電部材可撓性部の隆起率
(中央部に比べた肉厚増加の比率)△R/Rと、両者の
相対移動速度Vp(mm/sec)との関係を、△R/R≦4
/Vpの範囲に抑えることにより、前記隆起部の像担持
体に対する押圧と表面周速の増大による像担持体感光体
の摩擦熱汚染や該感光体端部の摩耗、逆に軸方向中央部
における帯電部材の像担持体からの浮き上がりによる帯
電不良等の発生を防止することを目的としたものであ
る。
【0005】(J04)特開平4−165377号公報 この公報に記載された技術は、像担持体(感光ドラム)
に接触または非接触でその上の感光体を帯電させる帯電
部材、およびマグネットローラを内包し前記感光ドラム
上に形成された静電潜像を反転現像する現像剤担持体
(現像ローラ)を有する画像形成装置に関するもので、
その帯電部材または帯電有効域のいずれかの長さを前記
マグネットローラの長さ以下に抑えることと、あるいは
さらに前記帯電部材または帯電有効域の端部に対応した
位置でのマグネットローラの軸方向の磁束密度分布を、
該マグネットローラの中央部におけるその値よりも小さ
く抑えることにより、現像剤(トナー)塗布域端部の非
画像領域におけるトナーの感光ドラムへの移動、いわゆ
る反転かぶりを防止することを目的としたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(前記(J01)の問題
点) 前記(J01)では本発明の狙いである像担持体の摩耗あ
るいは損傷の回避については何等言及していない。また
前記(J01)記載の技術では帯電装置を像担持体と接触
しながら移動させることになるので、スペース・コスト
の増加のほかに、その感光体表面の傷の増加が発生す
る。さらに転写装置に適用した場合には用紙のズレによ
る像のズレも発生する。 (前記(J02)の問題点) 前記(J02)記載の技術は本発明が解決すべき課題も一
部対象としているが、その解決に画像形成装置の構成部
品の面から取り組んだ発明であり、手段としては全く異
なるものである。また、前記(J01)記載の技術が例え
ば帯電ロールに採用された場合にその端部の異常放電等
の軽減が期待される一方で、端部の繰り返し放電により
その早期偏摩耗が生じやすい。 (前記(J03)の問題点) 前記(J03)記載の技術は本発明が解決すべき課題も一
部対象としているが、その解決に画像形成装置の構成部
品の面から取り組んだ発明であり、手段としては全く異
なるものである。さらにこの発明では、製造工数の増加
や歩留まりの低下による製造コストの増加を招く可能性
が大きい。 (前記(J04)の問題点) 前記(J04)記載の技術は、本発明とは目的が全く異な
るものであり、本発明の狙いである像担持体の摩耗ある
いは損傷の回避については何等言及していない。
【0007】本発明は前述の事情および検討結果に鑑
み、下記(O01),(O02)の記載内容を課題とする。 (O01)基材表面に感光体塗膜が形成されており回転移
動する像担持体に回転または静止接触する帯電装置、現
像装置、転写装置、クリーニング装置、およびその他装
置を有する画像形成装置において、像担持体表面の感光
体塗膜が、これら接触部材により摩耗し、表面層の減厚
あるいは損傷を生じて画質低下や像担持体の寿命の短縮
を招くのを防止すること。 (O02)複雑な機構によらず且つコストやスペースの増
大なしに、像担持体表面層の感光体塗膜の減厚あるいは
損傷を防止して画質低下や像担持体の寿命の短縮を招く
のを防止すること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0009】(第1発明) 前記課題を解決するために、本出願の第1発明の画像形
成装置(U)は、下記の構成要件(Y01)〜(Y0
7)を備えたことを特徴とする、 (Y01)回転移動する無端状の像担持体基材(22)
表面に感光体塗膜(21)が形成された像担持体(2
1)、 (Y02)前記像担持体(21)表面を帯電させる帯電
装置(24)、 (Y03)帯電した像担持体(21)表面に静電潜像を
形成する潜像形成装置(2)、 (Y04)前記像担持体(21)上の静電潜像をトナー
像に現像する現像装置(26)、 (Y05)前記像担持体(21)上のトナー像を転写す
る転写装置(13)、 (Y06)前記現像装置(26)およびクリーニング装
(33)のいずれかに設けられて前記像担持体(2
1)表面に接触し且つ前記像担持体(21)の軸方向の
所定位置で回転するとともに前記像担持体(21)の幅
より小さい幅を有する回転接触部材(28、13a)、 (Y07)像担持体(21)表面における前記回転接触
部材端縁の接触位置が回転接触部材(28、13a)の
回転に伴って像担持体(21)表面の幅方向に移動する
端縁形状を有する前記回転接触部材(28、13a)。
【0010】(本発明の実施態様1) 本発明の実施態様1は、前記第1発明の画像形成装置
(U)において、下記の構成要件を備えたことを特徴と
する、 (Y001)前記無端状の像担持体(21)の回転移動方
向の長さをL、前記回転接触部材の周長をNとしたとき
L>Nで、且つL/Nが整数とならないように周長Nの
長さが設定された前記回転接触部材(28、13a)。
【0011】(本発明の実施態様2) 本発明の実施態様2は、前記第1発明または実施態様1
の画像形成装置(U)において、下記の構成要件を備え
たことを特徴とする、 (Y002)前記像担持体基材(22)表面の前記感光体
塗膜(23)が幅方向の中央部に均一膜領域(23a)
を有し、幅方向両端部に不均一膜領域(23b)を有す
る前記像担持体(21)、 (Y003)前記像担持体(21)表面における前記回転
接触部材端縁(49)の接触位置が前記均一膜領域(2
3a)に有るように配置された前記回転接触部材(2
8、13a)。
【0012】(第2発明) また、本出願の第2発明の画像形成装置(U)は、下記
の構成要件(Y01)〜(Y05),(Y06′),(Y0
7),(Y08)を備えたことを特徴とする、 (Y01)回転移動する無端状の像担持体基材(22)表
面に感光体塗膜(23)が形成された像担持体(2
1)、 (Y02)前記像担持体(21)表面を帯電させる帯電装
置(24)、 (Y03)帯電した像担持体(21)表面に静電潜像を形
成する潜像形成装置(2)、 (Y04)前記像担持体(21)上の静電潜像をトナー像
に現像する現像装置(26)、 (Y05)前記像担持体(21)上のトナー像を転写する
転写装置(13)、 (Y06′)前記帯電装置(24)、現像装置(26)、
転写装置(13)、およびクリーニング装置(33)の
いずれかに設けられて前記像担持体(21)表面 に接触
し且つ前記像担持体(21)の軸方向の所定位置で回転
するとともに前記像担持体(21)の幅より小さい幅を
有する回転接触部材(24a、28、13a)、 (Y07)前記像担持体(21)表面における前記回転接
触部材端縁(49)の接触位置が回転接触部材(24
a、28、13a)の回転に伴って像担持体(21)表面
の幅方向に移動する端縁形状を有する前記回転接触部材
(24a、28、13a)、 (Y08)前記端縁形状は回転接触部材外周面とその回転
軸に対して傾斜した平面との交差面が楕円形である前記
回転接触部材(24a、28、13a)。
【0013】(本発明の実施態様3) 本発明の実施態様3は、前記第2発明の画像形成装置
(U)において、下記の要件を備えたことを特徴とす
る、 (Y004)前記回転接触部材として帯電ロール(24
a)を有する前記帯電装置(24)。
【0014】(本発明の実施態様4) 本発明の実施態様4は、前記第2発明の画像形成装置
(U)において、下記の要件を備えたことを特徴とす
る、 (Y005)前記回転接触部材として転写ロール(13
a)を有する前記転写装置(13)。
【0015】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用) 前述の特徴を備えた本出願の第1発明の画像形成装置
(U)では、像担持体基材(22)表面に感光体塗膜
(23)が形成された無端状の像担持体(21)表面
は、その回転時に、帯電装置(24)により帯電され
る。帯電した像担持体(21)表面は潜像形成装置
(2)により静電潜像が形成される。その静電潜像は現
像装置(26)によりトナー像に現像される。現像され
たトナー像は転写装置(13)により転写材に転写され
る。像担持体(21)上に残留したトナーはクリーニン
グ装置(33)により回収される。
【0016】 前記現像装置(26)およびクリーニン
グ装置(33)のいずれかに設けられた現像ロール(2
8)等の回転接触部材(28,13a)は、前記像担持
体(21)の幅より小さい幅を有しており、それらの回
転接触部材(28,13a)は像担持体(21)の表面
に接触しその回転移動に伴って回転する。前記いずれか
の回転接触部材(28、13a)の幅方向(回転軸方向
とも言う)端部は、その端縁(49)の側面形状が回転
軸に対して斜交直線状あるいは任意の曲線状をなすよう
に形成され、回転接触部材(28、13a)の回転中に
前記端縁が像担持体(21)表面の幅方向同一位置円周
上で接触せず、常に所定の幅の範囲内で周期的にずれな
がら接触する。このため、回転接触部材(28、13
a)の端縁が像担持体(21)表面の幅方向同一位置
(円周上)に接触した場合に生じる感光体塗膜(23)
の摩耗あるいは損傷を減少させることができる。
【0017】(本発明の実施態様1の作用) 本発明の実施態様1では、前記第1発明の画像形成装置
(U)においてさらに、前記像担持体(21)の回転移
動方向の一周長さLと前記いずれかの回転接触部材(2
8、13a)の周長Nとの関係がL>Nで、且つL/N
が整数とならないように周長Nの長さが設定されてい
る。これにより、回転接触部材(28、13a)の端縁
の回転中における像担持体(21)表面への接触軌跡
は、第1発明に従う前記端縁の像担持体(21)表面上
所定の接触幅の範囲内で一様に分散分布し、狭い線状の
範囲に集中したり同一位置に高い頻度で接触したりする
ことがなくなる。このため、回転接触部材(28、13
a)のそれぞれの端縁が、回転中、像担持体(21)の
表面の幅方向および円周方向同一位置に高い頻度で接触
した場合に生じる感光体塗膜(23)の局所的な摩耗あ
るいは損傷を減少させる。
【0018】(本発明の実施態様2の作用) 本発明の実施態様2では、前記第1発明または実施態様
1の画像形成装置(U)においてさらに、前記像担持体
(21)表面の前記感光体塗膜(23)が幅方向の中央
部に均一膜領域(23a)を、そして両端部に不均一膜
領域(23b)を有しており、この像担持体(21)表
面における前記いずれかの回転接触部材(28、13
a)の端縁の接触位置が、前記均一膜領域(23a)にあ
るように回転接触部材(28、13a)の幅方向長さと
配置が定められている。これにより、本実施態様2にお
いては、第1発明における前記作用あるいはさらに実施
態様1における前記作用に加えて、前記像担持体(2
1)表面感光体塗膜(23)の、不均一膜領域(23
b)における膜厚不等・不足による偏摩耗の発生を回避
することができる。
【0019】(第2発明の作用) 本出願の第2発明の画像形成装置(U)では、前記帯電
装置(24)、現像装置(26)、転写装置(13)、
およびクリーニング装置(33)のいずれかに設けられ
た回転接触部材(24a、28、13a)は、前記像担持
体(21)の幅より小さい幅を有し、前記像担持体(2
1)表面に接触し且つ前記像担持体(21)の軸方向の
所定位置で回転する。前記回転接触部材(24a、2
8、13a)の端縁形状は回転接触部材外周面とその回
転軸に対して傾斜した平面との交差面が楕円形である。
前記交差面が楕円形となる端縁形状は円筒部材をその軸
に対して傾斜した面で切断することにより容易に形成す
ることができる。前記端縁形状を有する前記回転接触部
材(24a、28、13a)は、前記像担持体(21)表
面における前記回転接触部材端縁(49)の接触位置が
回転接触部材(24a、28、13a)の回転に伴って像
担持体(21)表面の幅方向に移動する。なお、第2発
明において、前記像担持体基材(22)表面の前記感光
体塗膜(23)が幅方向の中央部に均一膜領域(23
a)を、そして両端部に不均一膜領域(23b)を有する
ように形成するとともに、この像担持体(21)表面に
おける前記いずれかの回転接触部材(24a、28、1
3a)の端縁(49)の接触位置が、前記均一膜領域
(23a)にあるように回転接触部材(24a、28、1
3a)の幅方向長さと配置を定めることが可能であり、
その場合、不均一膜領域(23b)における膜厚不等・
不足による偏摩耗の発生を回避することができる。
【0020】(本発明の実施態様3の作用) 本発明の画像形成装置(U)の実施態様3では、前記
2発明の回転接触部材(24a、28、13a)の像担
持体(21)に対する作用が、帯電装置(24)中の帯
電ロール(24a)において生じる。
【0021】(本発明の実施態様4の作用) 本発明の画像形成装置(U)の実施態様4では、前記
2発明の回転接触部材(24a、28、13a)の像担
持体(21)に対する作用が、転写装置(13)中の転
写ロール(13a)において生じる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定さ
れるものではない。なお、以後の説明の理解を容易にす
るために、図面において、前後方向をX軸方向、右左方
向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−
X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれ
ぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、
前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。また、図
中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏か
ら表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載
されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するも
のとする。
【0023】(実施例1) 図1は本発明の実施例1が組み込まれた画像形成装置の
全体説明図である。図1に例示する本発明の実施例1が
組み込まれた画像形成装置Uは、デジタルプリンタであ
るが、これはプリンタ本体U1と、このプリンタ本体U1
に対して前側(X側、紙面の手前側)から挿入または引
き出すことによって着脱自在なプロセスカートリッジU
2とから構成されている。プリンタ本体U1は、下部にシ
ート供給トレイ1を有している。シート供給トレイ1の
右側部分の上方にはレーザ書込装置(潜像形成装置)2
が配置されており、その上方には電気回路3が配置され
ている。前記レーザ書込装置2および電気回路3の左側
部分には前記プロセスカートリッジU2が配置される空
間が設けられている。
【0024】前記シート供給トレイ1の左端上部にはシ
ートを一枚づつ取り出すためのシート取出ロール4が配
置されており、その左側にはシート搬送ロール6が配置
されている。シート搬送ロール6によって搬送されるシ
ートをガイドするシートガイド7は固定ガイド8と可動
ガイド9とから構成されている。
【0025】可動ガイド9は支点11回りに回動する左
カバー12に支持されており、左カバー12が図1に実
線で示す閉塞位置から2点鎖線で示す開放位置に回動し
たときに左カバー12と一緒に反時計方向に回動するよ
うになっている。可動ガイド9が反時計方向に回動した
とき、固定ガイド8および可動ガイド9間に形成される
シート通路は開放されるようになっている。したがっ
て、そのシート通路でジャムしたシートを容易に取り除
くことができるようになっている。左カバー12には転
写装置13(図示せず)の転写ロール13aが支持され
ており、図1に示す実線位置において、前記プロセスカ
ートリッジU2の像担持体表面に接して配置されてい
る。前記転写ロール13aも前記左カバー12が開放し
たときに左カバー12と一緒に反時計方向に回転して前
記プロセスカートリッジU2の像担持体21(後述)の
表面から離れるようになっている。
【0026】プリンタ本体U1には、左側上部に加熱ロ
ールおよび加圧ロールを有する定着装置14と、この定
着装置14に前記転写ロール13aでトナー像が転写さ
れたシートを搬送する搬送路16とが設けられている。
また、プリンタ本体U1には、排出ロール17と、前記
トナー像が定着されたシートを定着装置14から排出ロ
ール17まで搬送する搬送路18が支持されている。ま
た、プリンタ本体U1の上面には、前記排出ロール17
から排出されるシートを収容するシート排出トレイ19
が形成されている。
【0027】前記プロセスカートリッジU2は、前記転
写ロール13aと前記レーザ書込装置2との間で且つ前
記シート供給トレイ1の上方の、プロセスカートリッジ
U2配置用の空間に装着されている。プロセスカートリ
ッジU2は像担持体21を有し、前記像担持体21は本
実施例1では、アルミの円筒部材により構成された像担
持体基材22とその表面に塗布された感光体塗膜23に
より構成されている。また、プロセスカートリッジU2
は、前記感光体塗膜23の表面を一様に帯電させる帯電
装置24の帯電ロール24a(図2参照)と、現像装置
26とを有している。また現像装置26は、現像容器2
7とこの現像容器27に支持された現像ロール28と、
この現像ロール28にトナーを供給するトナー供給ロー
ル29と、現像容器27内のトナーを攪拌する攪拌部材
31、32等を有している。本実施例1において前記転
写ロール13a、帯電ロール24aおよび現像ロール28
は、像担持体21に対する回転接触部材である。
【0028】図2は前記図1の要部の説明図であり且つ
前記本発明の像担持体表面のクリーニング装置の実施例
1の詳細説明図である。図2において、前記プロセスカ
ートリッジU2は、前記像担持体21の上部にクリーニ
ング装置33を有している。クリーニング装置33はケ
ーシング34を有している。ケーシング34には、ブレ
ードホルダ固定部36が設けられている。ブレードホル
ダ固定部36には金属製のブレードホルダ37が固定さ
れている。ブレードホルダ37の先端部には樹脂製のシ
ート状のクリーニングブレード38が固着されている。
クリーニングブレード38は、その先端のエッジ部が前
記像担持体21の表面に当接している。本実施例1にお
いて前記クリーニングブレード38は、像担持体21表
面の幅方向中央部に接触する前記像担持体21表面の幅
より小さい幅を有する非回転接触部材である。ケーシン
グ34には、前記クリーニングブレード38の先端に対
向する部分にフィルムシール39が設けられている。
【0029】図3は前記図2のIII−III線断面図であ
る。図4は同実施例1における像担持体表面への接触部
材の幅方向領域の説明図である。図5は前記図3のV−
V線断面図である。図6は前記図3のVI−VI線断面図
である。図3、4において、像担持体21は、両端部か
ら外方に突出する軸41を有している。軸41はケーシ
ング34にベアリング42を介して回転自在に支持され
ている。軸41の後端部(−X側端部)には被駆動歯車
43が固着されている。この被駆動歯車43は、図示し
ないモータにより回転駆動される駆動歯車と噛み合っ
て、回転駆動されるようになっている。
【0030】図4に示す各領域R1〜R7は次の部分を示
している。なお寸法は、転写材巾A3サイズの例であ
る。 R1:アルミの円筒部材の両端の地肌部分を除いた幅3
22mmの領域であり、感光体塗膜23の存在領域であ
る。 R2:感光体塗膜領域R1の両端部の後記外側サイドシー
ルS2配置領域R7を除いた幅314mmの領域であり、
クリーニング領域(前記クリーニングブレード34の先
端が当接する領域)である。 R3:前記クリーニング領域R2の両端部の一部を除いた
幅306mmの領域であり、有効帯電領域(前記帯電ロ
ール24aが接触する領域)である。 R4:クリーニング領域R2の両端部の後記内側サイドシ
ールS1配置領域R6を除いた幅300mmの領域であ
り、有効画像形成領域(現像ロール28の接触領域)で
ある。 R5:R4のさらに内側にある幅297mmの転写領域
(転写ロール13aの接触領域)である。 R6:前記クリーニング領域R2の両端部の領域であり、
内側サイドシールS1配置領域である。 R7:前記感光体塗膜領域R1の両端部の領域であり、外
側サイドシールS2配置領域である。
【0031】図3、5、6において、前記像担持体21
の内側サイドシールS1配置領域R6および外側サイドシ
ールS2配置領域R7に対向するケーシング34の部分に
はそれぞれ内側シール装着面34aおよび外側シール装
着面34bが形成されている。なお説明の都合に応じて
内側サイドシールS1と外側サイドシールS2を併せてサ
イドシールSと総称することがある。
【0032】図7は同実施例1におけるサイドシールS
1の説明図で、図7AはサイドシールS1のシール面の正
面図、図7Bは前記図7Aの矢印VIIBから見た図であ
る。図7において前記内側サイドシールS1は、全体と
して略直方体状に形成された、潤滑剤を含有する柔軟な
弾性材料により構成されている。この内側サイドシール
S1は、前記内側シール装着面34aに装着される側に被
装着面44を有し、この被装着面44には両面テープ4
4aが貼付けられている。また、この被装着面44の反
対側のシール面46には低い段部46aが形成されてい
る。図5において、前記内側サイドシールS1は、前記
シール装着面34aに前記両面テープ44aにより接着さ
れている。内側サイドシールS1は元の形状は略直方体
であるが、柔軟な弾性材料により構成されているので周
囲の空間形状に倣って容易に変形し、図5に示すような
形状となっている。図5において、内側サイドシールS
1のシール面46はクリーニングブレード38の上面、
像担持体21上面、およびフィルムシール39の上面に
接している。なお、前記シール面46の段部46aは、
クリーニングブレード38の先端に密着してこれを押圧
し、シール性能を高める機能を有している。この内側サ
イドシールS1は、図3からわかるように、像担持体2
1の有効画像形成領域R4とケーシング34内面との間
の空間に回収されたトナーが、軸方向外端側に移動する
のを防止している。
【0033】図8は同実施例における外側サイドシール
S2の説明図で、図8Aは外側サイドシールS2のシール
面の正面図、図8Bは前記図8Aの矢印VIIIBから見
た図である。図9は同実施例1における像担持体表面感
光体塗膜の幅方向の厚さの変化と、回転接触部材、クリ
ーニングブレード、およびサイドシールの配置との関連
を模式的に示したものある。図8において、外側サイド
シールS2は、全体として略直方体状に形成された、潤
滑剤を含有する柔軟な弾性材料により構成されている。
この外側サイドシールS2は、前記外側シール装置面3
4bに装着される側に被装着面47を有し、この被装着
面47には両面テープ47aが貼付けられている。ま
た、この被装着面47の反対側には平坦なシール面48
が形成されている。図6において、前記外側サイドシー
ルS2は、前記外側シール装着面34bに前記両面テープ
47aにより接着されている。外側サイドシールS2は、
元の形状は略直方体であるが、柔軟な弾性材料により構
成されているので、周囲の空間形状に倣って容易に変形
し、図6に示すような形状となっている。図3におい
て、外側サイドシールS2の内側面は、前記内側サイド
シールS1の外側面およびクリーニングブレード38の
外端面に接して配置されている。また図6からわかるよ
うに、シール面48は、像担持体21上面、およびフィ
ルムシール39の上面に接している。
【0034】前記内側サイドシールS1および外側サイ
ドシールS2の材料としては、例えば、発泡性のウレタ
ンや多孔質ゴム、不織布等を使用することができる。ま
た潤滑剤としては、例えば、PVDF(ポリフッカビニ
リデン)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、高
級脂肪酸金属塩等の微粉末が使用される。また微粉末以
外にも、液状潤滑剤等を含浸させて使用することも可能
である。
【0035】図10は実施例1における像担持体の回転
に伴って像担持体表面への端縁の接触位置が像担持体表
面の幅方向に移動する端縁形状を有する回転接触部材の
端縁の側面形状の具体例を示す図であり、図10Aはそ
の側面形状が回転軸に斜交する直線の場合の例を示す
図、図10Bは前記図10Aの変更例の説明図でその側
面形状が任意の曲線をなす場合の例を示す図である。前
記帯電ロール(回転接触部材)24aの端縁49の側面
形状は、その回転軸に直交する直線形状とせず、図10
Aに示すように回転軸に対して所定角度(例えば10
°)傾斜する斜交直線状に形成されている。この場合の
有効帯電領域は両端部の傾斜端縁の最も内側の部分の軸
方向の距離により定められる。図10Bに例示する帯電
ロール24aの端縁49の側面形状は、両端部の外径が
外端に行くに従って縮小し且つ前記像担持体21の回転
に伴って像担持体21表面への端縁の接触位置が像担持
体21表面の幅方向に移動するように形成されている。
帯電ロール24aが図10A、図10Bのいずれの形状
であっても、像担持体21の回転にともなって像担持体
21表面への端縁49の接触位置が像担持体21表面の
幅方向に移動するとともに、前記像担持体21表面に接
触して回転しながら前記像担持体21表面を帯電させ
る。
【0036】さらに、前記帯電ロール24aの周長N
を、前記像担持体21の回転移動の周長Lに対して小さ
く、かつLがNの整数倍にならぬように帯電ロール24
aの直径が定められている。すなわち、本実施例1では
L/N=3.33になるように選定されている。また本
実施例1では、前記現像ロール21、転写ロール13a
等の回転接触部材の端縁形状も前記帯電ロール24aの
端縁形状と同様に形成されている。なお本実施例1で
は、全ての回転接触部材の端縁形状を回転軸に対して所
定角度(例えば10°)傾斜する斜交直線状に形成して
いるが、複数の回転接触部材の中の任意の個数の回転接
触部材の端縁形状を回転軸に対して所定角度(例えば1
0°)傾斜する斜交直線状に形成することが可能であ
る。
【0037】(実施例1の作用) 本画像形成装置Uにおいて、像担持体21は矢印方向に
(図1,2等参照)回転し、像担持体21表面は帯電ロ
ール24aにより一様に帯電させられる。この一様に帯
電された像担持体21はレーザ書込装置2(図1参照)
により静電潜像が書き込まれる。書き込まれた像担持体
21上の静電潜像は現像装置26により現像ロール28
を介してトナーが付着され、トナー像に現像される。こ
のトナー像は転写ロール13aによりシート供給トレイ
1から搬送されたシートに転写される。トナー像が転写
されたシートは定着装置14により定着されてから、排
出ロール17により排出トレイ19に排出される。 像
担持体21の表面は前記トナー像がシートに転写された
後、クリーニングブレード38により擦られ、この上に
残留していたトナーは擦り取られてケーシング34内に
回収される。
【0038】前記像担持体21上感光塗膜23の摩耗や
損傷に強く影響する帯電ロール24aの端部が、帯電の
不安定や感光塗膜の摩耗あるいは損傷を招き易い、(前
記感光体塗膜23端部に生じ勝ちである)不均一膜領域
23bにかからない。また、この帯電ロール24aの端縁
49の像担持体21の表面への接触軌跡が、同じく像担
持体21表面に接触する内側および外側各サイドシール
S1、S2のいずれの側面の像担持体21上の感光体塗膜
23への接触軌跡とも重ならない。また、図10Aおよ
び図10Bに示す前記帯電ロール24aの端縁49はい
ずれも、回転中に像担持体21の幅方向(軸方向)の所
定の範囲内で周期的にずれながら接触し、像担持体21
表面への接触位置が分散する。
【0039】さらに、前記回転接触部材の周長Nおよび
像担持体21の周長LをL/N=3.33になるように
選定したので、帯電ロール24aの端縁49の像担持体
21への接触軌跡を前記所定の幅の範囲内に細かく分散
分布している。したがって、前記接触軌跡が狭い線状の
範囲に集中したり同一位置に高い頻度で接触したりする
ことがない。以上説明した諸作用により、本実施例1で
示した帯電ロール24a(回転接触部材)による、像担
持体21上の感光体塗膜23への摩耗や損傷等の悪影
響、あるいは帯電の不安定による画質の劣化等が防止さ
れる。
【0040】(実施例2) つぎに、図11によりは本発明の画像形成装置の実施例
2について説明する。なお、この実施例2の説明におい
て、前記実施例1の構成要素に対する構成要素には同一
の符号を付して、その説明を省略する。図11は本実施
例2における像担持体表面感光体塗膜の幅方向の厚さの
変化と、回転接触部材、クリーニングブレード、および
サイドシールの配置の関連を模式的に示したものであ
る。図11に示す本実施例2は、図9に示す実施例1に
比較して内側サイドシールS1が省略されている。その
他の点では本実施例2は前記実施例1と同様に構成され
ている。この実施例2も前記実施例1と同様の作用を奏
する。
【0041】(実施例3) つぎに、図12により、本発明の画像形成装置の実施例
3について説明する。図12は実施例3における像担持
体表面に接触する部材の幅方向領域の説明図である。本
実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違している
が、その他の点では前記実施例1と同様に構成されてい
る。すなわち、この実施例3では、図12の図4との対
比に見られるように、実施例1で回転接触部材であった
帯電ロール24aの代りに、その両端部に作用するバネ
等により像担持体21の感光体塗膜23に押圧される帯
電用摩擦パッド24a′が用いられる。したがって、本
実施例3では、帯電用摩擦パッド24a′および前記ク
リーニングブレード38が、非回転接触部材である。こ
の帯電用摩擦パッド24a′は、図12に見るように、
クリーニングブレード38とともに、像担持体21の幅
方向中央部で像担持体21に接触しており、また、この
二つの非回転接触部材38、24a′の各端縁の位置
は、像担持体21の感光体塗膜23面上で、像担持体2
1幅方向同一位置(円周上)で接しないように配置され
ている。
【0042】(実施例3の作用) つぎに、本実施例3特有の作用を説明する。本実施例3
においては、前述のごとく、帯電用摩擦パッド24a′
とクリーニングブレード38二つの非回転接触部材の各
端縁の、像担持体21上の感光体塗膜23への接触軌跡
がたがいに重ならないことになるので、感光体塗膜23
の摩耗あるいは損傷が防止できる。
【0043】(変更例) 以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うこと
が可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
【0044】(H01)本発明はプリンタ以外の画像形成
装置、例えば複写機にも適用することが可能である。 (H02)本発明はレーザ書込装置以外の画像書込装置、
例えば液晶パネル、発光ダイオード、または蛍光表示管
等を用いた画像形成装置にも適用することが可能であ
る。 (H03)実施例1のクリーニング装置には、像担持体へ
の接触部材として非回転接触部材であるクリーニングブ
レードのみを配置しているが、回転接触部材であるクリ
ーニングブラシを配置することも可能である。
【0045】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)帯電ロール、現像ロール、転写ロール等の回転
接触部材の端縁が、その回転中、像担持体の回転移動方
向と交わる方向に周期的にずれるため、帯電ロールの端
縁が像担持体感光体塗膜上の幅方向同一位置に接触する
回数を低減することができ、感光体塗膜の摩耗あるいは
損傷を減少させることができる。 (E02)帯電ロール、現像ロール、転写ロール等の回転
接触部材の端部を像担持体の感光体塗膜の不均一膜領域
に接触させないため、この領域に生じる偏摩耗を防止す
ることができる。 (E03)像担持体の端部以外の部分に接触する非回転接
触部材の端縁どうしが、像担持体感光体塗膜の幅方向同
一位置(円周上)に接触することが避けられるため、感
光体塗膜の摩耗あるいは損傷を減少させることができ
る。 (E04)像担持体に接触する回転接触部材の端縁どう
し、あるいはクリーニングブレード端部に配置されたサ
イドシールの内外各側面と前記回転接触部材のいずれか
の端縁とが、たがいに像担持体感光体塗膜の幅方向同一
位置(円周上)に接触することが避けられるため、感光
体塗膜の摩耗あるいは損傷を減少させることができる。 (E05)以上の像担持体感光体塗膜の保護や延命対策
が、特別の装置や可動部分の追加なしに実現でき、メン
テナンスの負担も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1が組み込まれた画像
形成装置の全体説明図である。
【図2】 図2は前記図1の要部の説明図であり且つ前
記本発明の像担持体表面のクリーニング装置の実施例1
の詳細説明図である。
【図3】 図3は前記図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図4は同実施例1における像担持体表面への
接触部材の幅方向領域の説明図である。
【図5】 図5は前記図3のV−V線断面図である。
【図6】 図6は前記図3のVI−VI線断面図である。
【図7】 図7は同実施例1におけるサイドシールS1
の説明図で、図7AはサイドシールシールS1の正面
図、図7Bは前記図7Aの矢印VIIBから見た図であ
る。
【図8】 図8は同実施例における外側サイドシールS
2の説明図で、図8Aは外側サイドシールS2のシール
面の正面図、図8Bは前記図8Aの矢印VIIIBから見
た図である。
【図9】 図9は、実施例1における像担持体表面感光
体塗膜の幅方向の厚さの変化と、回転接触部材、クリー
ニングブレード、およびサイドシールの配置との関連を
模式的に示したものである。
【図10】 図10は実施例1における像担持体の回転
に伴って像担持体表面への端縁の接触位置が像担持体表
面の幅方向に移動する端縁形状を有する回転接触部材の
端縁の側面形状の具体例を示す図であり、図10Aはそ
の側面形状が回転軸に斜交する直線の場合の例を示す
図、図10Bは前記図10Aの変更例の説明図でその側
面形状が任意の曲線をなす場合の例を示す図である。
【図11】 図11は実施例2における像担持体表面感
光体塗膜の幅方向の厚さの変化と、回転接触部材、クリ
ーニングブレード、およびサイドシールの配置の関連を
模式的に示したものである。
【図12】 図12は実施例3における像担持体表面へ
の接触部材の幅方向領域の説明図である。
【符号の説明】
U…画像形成装置(ディジタルプリンタ)、U1…プリ
ンタ本体、U2…プロセスカートリッジ、R1…感光体塗
膜領域、R2…クリーニング領域、R3…有効帯電領域、
R4…有効画像形成領域、R5…転写領域、R6…内側サ
イドシール配置領域、R7…外側サイドシール配置領
域、S…サイドシール、S1…内側サイドシール、S2…
外側サイドシール、1…シート供給トレイ、2…潜像形
成装置(レーザ書込装置)、3…電気回路、4…シート
取出ロール、6…シート搬送ロール、7…シートガイ
ド、8…固定ガイド、9…可動ガイド、11…支点、1
2…左カバー、13…転写装置、13a…転写ロール、
14…定着装置、16…搬送路、17…排出ロール、1
8…搬送路、19…排出トレイ、21…像担持体、22
…像担持体基材、23…感光体塗膜、23a…均一膜領
域、23b…不均一膜領域、24…帯電装置、24a…帯
電ロール、24a′…帯電用摩擦パッド、26…現像装
置、27…現像容器、28…現像ロール、29…トナー
供給ロール、31…撹拌ロール、32…撹拌ロール、3
3…クリーニング装置、34…ケーシング、34a…・内
側シール装着面、34b…・外側シール装着面、36…ブ
レードホルダ固定部、37…ブレードホルダ、38…ク
リーニングブレード、39…フィルムシール、41…
軸、42…ベアリング、43…被駆動歯車、44…被装
着面、44a…両面テープ、46…シール面、46a…段
部、47…被装着面、47a…両面テープ、48…シー
ル面、49…端縁、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の構成要件(Y01)〜(Y07)
    を備えたことを特徴とする画像形成装置、 (Y01)回転移動する無端状の像担持体基材表面に感
    光体塗膜が形成された像担持体、 (Y02)前記像担持体表面を帯電させる帯電装置、 (Y03)帯電した像担持体表面に静電潜像を形成する
    潜像形成装置、 (Y04)前記像担持体上の静電潜像をトナー像に現像
    する現像装置、 (Y05)前記像担持体上のトナー像を転写する転写装
    置、 (Y06)前記現像装置およびクリーニング装置のいず
    れかに設けられて前記像担持体表面に接触し且つ前記像
    担持体の軸方向の所定位置で回転するとともに前記像担
    持体の幅より小さい幅を有する回転接触部材、 (Y07)像担持体表面における前記回転接触部材端縁
    の接触位置が回転接触部材の回転に伴って像担持体表面
    の幅方向に移動する端縁形状を有する前記回転接触部
    材。
  2. 【請求項2】下記の構成要件(Y01)〜(Y0
    6′),(Y07),(Y08)を備えたことを特徴と
    する画像形成装置、 (Y01)回転移動する無端状の像担持体基材表面に感
    光体塗膜が形成された像担持体、 (Y02)前記像担持体表面を帯電させる帯電装置、 (Y03)帯電した像担持体表面に静電潜像を形成する
    潜像形成装置、 (Y04)前記像担持体上の静電潜像をトナー像に現像
    する現像装置、 (Y05)前記像担持体上のトナー像を転写する転写装
    置、 (Y06′)前記帯電装置、現像装置、転写装置、およ
    びクリーニング装置のいずれかに設けられて前記像担持
    体表面に接触し且つ前記像担持体の軸方向の所定位置で
    回転するとともに前記像担持体の幅より小さい幅を有す
    る回転接触部材、 (Y07)前記像担持体表面における前記回転接触部材
    端縁の接触位置が回転接触部材の回転に伴って像担持体
    表面の幅方向に移動する端縁形状を有する前記回転接触
    部材、 (Y08)前記端縁形状は回転接触部材外周面とその回
    転軸に対して傾斜した平面との交差面が楕円形である前
    記回転接触部材。
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