JP3475655B2 - カップホルダー - Google Patents

カップホルダー

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JP3475655B2
JP3475655B2 JP14295296A JP14295296A JP3475655B2 JP 3475655 B2 JP3475655 B2 JP 3475655B2 JP 14295296 A JP14295296 A JP 14295296A JP 14295296 A JP14295296 A JP 14295296A JP 3475655 B2 JP3475655 B2 JP 3475655B2
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cup
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や列車、船
舶、航空機などの乗り物或いは劇場やホテル等屋内或い
は野球場やサッカー場等屋外に用いられる備え付けのカ
ップホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカップホルダーの構造としては、
実開平4−116244号或いは実開平4−5137号
公報に示すようなものがある。
【0003】かかるカップホルダーは、細径のカップの
底部周面が収納可能な1以上の凹部が形成されてなるホ
ールド本体と、該ホールド本体に形成されてなる凹部の
開口部の少なくとも一部を閉塞可能なる蓋と、該蓋の裏
面側に細径のカップの側面形状に沿う湾曲状に突出形成
されてなると共に前記細径より太い径のカップの底部を
載置可能なる支持部とを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、かかる構
成によれば、蓋を閉めた状態で、蓋の表側から押すと蓋
自体の剛性不足によりべこつきが生じ、商品性上の改善
が望まれている。
【0005】また、細径より太い径のカップの底部を載
置した状態で、該カップ自体が横方向にずれるおそれが
ある。
【0006】また、背の低いカップを持ち上げると、該
カップを支持した部位に近接されてなる蓋にカップを持
つ手が触れるおそれがあり、商品性上の改善が望まれて
いる。
【0007】また、細径のカップの底部自体が横方向に
ずれるおそれがある。
【0008】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、蓋自体の
剛性向上とカップ類の確実な支持を可能にしたカップホ
ルダーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、細径のカップの底部周面が収納
可能な1以上の凹部が形成されてなるホールド本体と、
該ホールド本体に形成されてなる凹部の開口部の少なく
とも一部を閉塞可能なると共に周囲に閉ループ状のフラ
ンジが形成されてなる蓋と、該蓋の裏面側に細径のカッ
プの側面形状に沿う湾曲状に突出形成されてなると共に
前記細径より太い径のカップの底部を載置可能なる支持
部とを有し、該蓋の裏面の開放端部側には、該裏面より
前記フランジ側に向けて徐々に立ち上げ量が増大されて
なるガイドリブが突出形成されてなり、該蓋の裏面の前
記支持部より前記開放端部側には、前記支持部上を底部
として載置される前記細径より太い径のカップの底部周
面が支持され得る突出量を有すると共に前記蓋の裏面に
向けて徐々に立ち上げ量を少なくしてなる支持リブが突
出形成されてなり、該蓋の裏面の前記支持部より前記凹
部の底側には、前記細径のカップの底部周面を支持可能
なる倒れ防止リブが突出形成されてなることを特徴とす
る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1のカップホル
ダーにおいて、前記支持部と対向した前記凹部には、前
記細径より太い径のカップの底部周面が支持され得る棚
部が形成されてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、蓋の裏面に断続的に突出形成されてなるガ
イドリブ、支持リブそして倒れ防止リブにより蓋自体の
剛性が著しく向上することになる。
【0012】また、該ガイドリブは、蓋の裏面から徐々
に立ち上がる形状をなすことにより、背の低いカップを
持ち上げた時に、手への干渉を防止できることになる。
【0013】また、該支持リブは、蓋の裏面の支持部上
を底部として載置されるカップの底部周面が横方向から
支持され得る突出量を有するので、カップの位置ずれが
防止できることになる。
【0014】また、倒れ防止リブは、細径のカップの底
部周面を支持可能なるので、カップの転倒が防止される
ことになる。
【0015】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果に加え、前記蓋の支持部と対向した前記凹部の棚部
とで、前記細径より太い径のカップの底部周面が確実に
支持され得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明の第1の実施形態
に係るカップホルダーを自動車用コンソールボックスに
適用した例を示している。
【0018】即ち、カップホルダー1は、ホールド本体
7と、該ホールド本体7を覆う蓋8,9とより構成され
てなる。
【0019】前記ホールド本体7は、床(図示省略)に
固定されてなるコンソールボックス2の開口部3の裏面
側に配されてなる合成樹脂材のトレーで、該開口部3の
裏面側に形成されてなるボス4及びコンソールボックス
2のブラケット5にフランジ23及び取付用凹部24が
接し、夫々の貫通穴25,26を挿通されてなるビス6
を螺合することで、コンソールボックス2に支持されて
なる。
【0020】該ホールド本体7には、細径のカップとし
てのソフトカップ11、350ミリリットル缶12の夫
々の底部11a,12a周面が収納可能で、同側面部1
1b,12bのほぼ半分に沿う湾曲状をなす形状に形成
されてなる凹部20と、前記ソフトカップ11及びペッ
トボトル類のボトル13の夫々の底部11a,13a周
面が収納可能で、同側面部11b,12bのほぼ半分に
沿う湾曲状をなす形状に形成されてなる凹部21とが併
設されてなり、両凹部20,21間に板厚1.2ミリの
リブ22が架設されてなる。
【0021】前記取付用凹部24と前記凹部20の底面
20aとには、板厚1.2ミリのリブ27が鎹状に形成
されてなる。
【0022】該底面20aの一部には、前記蓋8の基部
8b端末が干渉しないように、凹んでなる段部20bが
形成されてなる。
【0023】前記凹部20,21の棚部28は、前記蓋
8,9の後述する支持部33と協働して前記ソフトカッ
プ11より太い径のカップとしてのマグカップ14の底
部14aが載置可能なるよう、両者28,33で85.
6ミリの径になるよう、前記支持部33に対向した位置
に形成されてなる。
【0024】前記蓋8,9は、前記凹部20に対向する
位置に前記蓋8が配され、前記凹部21に対向する位置
に前記蓋9が配されてなり、開口部3を閉塞する位置
(二点鎖線で示す)と、観音開き状に開成する位置(実
線で示す)とに所定の角度θ(本実施例では85.5
度)回転可能なるよう前記ホールド本体7にピン31に
より軸支されてなる。
【0025】また、前記蓋8,9夫々の開放端部8c,
9c側は夫々に干渉されないように開成が可能なるよ
う、前記蓋8の開放端部8cの後述するフランジ32は
3度の傾きで内側に倒れ込む傾斜面32aが形成され、
前記蓋9の開放端部9aは、9度の傾きで外側に傾く傾
斜面が形成されてなる。
【0026】前記蓋8,9は、前後ほぼ対称に形成され
てなるので、以下後ろ側の蓋8についてのみ開示して説
明する。
【0027】即ち、前記蓋8は、周囲に閉ループ状のフ
ランジ32が形成されてなり、該蓋8の裏面8a側に
は、支持部33と、ガイドリブ34と、支持リブ35
と、倒れ防止リブ36とが突出形成されてなる。
【0028】前記支持部33は、前記蓋8の基部8b近
傍に配され、左右両幅寸法と同じ幅寸法で裏面8aに対
してほぼ直角に突出形成され、その左右中央部には、前
記ソフトカップ11、350ミリリットル缶12の夫々
の側面部11b,12bのほぼ半分に沿う湾曲状の凹部
37が形成され、該支持部33の上面33aでもって前
記マグカップ14の底部14aが載置可能である。
【0029】前記ガイドリブ34は、該蓋8の裏面8a
の開放端部8c側、即ち前記支持部33の上面33aよ
り50ミリほど開放端部8c側の該裏面8aより前記フ
ランジ32側に向けて20ミリかけて徐々に立ち上げ量
が増大されて、前記フランジ32の高さと同一の突出量
に形成されてなるもので、若干離間した複数個形成さ
れ、板厚は1.2ミリである。
【0030】前記支持リブ35は、該蓋8の裏面8aの
前記支持部33の上面33aより前記開放端部8c側
に、前記支持部33上面33aを底部として配され、載
置される前記ソフトカップ11より太い径のカップとし
てのマグカップ14の底部14a周囲が支持され得る突
出量を有する突出部35aを有し、該突出部35aの前
記支持部33より10ミリの位置より、前記蓋8の裏面
8aに向けて徐々に立ち上げ量を少なくしてなるもの
で、若干離間して複数個形成され、板厚は1.2ミリで
ある。
【0031】前記倒れ防止リブ36は、該蓋8の裏面8
aの前記支持部33の下面33bより前記凹部20の底
側に配され、前記細径のカップであるソフトカップ1
1、350ミリリットル缶12の夫々の底部11a,1
2b周面を支持可能なるもので、板厚は1.2ミリであ
る。
【0032】以上の第1の実施形態の構成であるから、
蓋8の裏面8aに断続的に突出形成されてなるガイドリ
ブ34、支持リブ35そして倒れ防止リブ36により蓋
8,9自体の剛性が著しく向上することになる。
【0033】また、該ガイドリブ34は、蓋8の裏面8
aから徐々に立ち上がる形状をなすことにより、背の低
いカップを持ち上げた時に、手への干渉を防止できるこ
とになる。
【0034】また、該支持リブ35は、蓋8の裏面8a
の支持部33上面33aを底部として載置されるマグカ
ップ14の底部14a周面が横方向から支持され得る突
出量を有するので、マグカップ14の位置ずれが防止で
きることになる。
【0035】また、倒れ防止リブ36は、ソフトカップ
11、350ミリリットル缶12の夫々の底部11a,
12a周面を支持可能なるので、ソフトカップ11、3
50ミリリットル缶12夫々の転倒が防止されることに
なる。
【0036】また、前記蓋8の支持部33と対向した前
記凹部20の棚部28とで、前記マグカップ14の底部
14a周面が確実に支持され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るカップホルダ
ーの斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 カップホルダー 2 コンソールボックス 3 開口部 7 ホールド本体 8,9 蓋 8a 蓋の裏面 8b 蓋の基部 8c 蓋の裏面の開放端部 11 細径のカップとしてのソフトカップ 11a ソフトカップの底部 11b ソフトカップの側面部 12 細径のカップとしての350ミリリットル缶 12a 350ミリリットル缶の底部 12b 350ミリリットル缶の側面部 13 ペットボトル類のボトル 13a ボトルの底部 14 太い径のカップとしてのマグカップ 14a マグカップの底部 20,21 凹部 28 凹部の棚部 32 蓋のフランジ 33 蓋の支持部 34 蓋のガイドリブ 35 蓋の支持リブ 36 蓋の倒れ防止リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/10 B60N 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細径のカップの底部周面が収納可能な1
    以上の凹部が形成されてなるホールド本体と、該ホール
    ド本体に形成されてなる凹部の開口部の少なくとも一部
    を閉塞可能なると共に周囲に閉ループ状のフランジが形
    成されてなる蓋と、該蓋の裏面側に細径のカップの側面
    形状に沿う湾曲状に突出形成されてなると共に前記細径
    より太い径のカップの底部を載置可能なる支持部とを有
    し、 該蓋の裏面の開放端部側には、該裏面より前記フランジ
    側に向けて徐々に立ち上げ量が増大されてなるガイドリ
    ブが突出形成されてなり、 該蓋の裏面の前記支持部より前記開放端部側には、前記
    支持部上を底部として載置される前記細径より太い径の
    カップの底部周面が支持され得る突出量を有すると共に
    前記蓋の裏面に向けて徐々に立ち上げ量を少なくしてな
    る支持リブが突出形成されてなり、 該蓋の裏面の前記支持部より前記凹部の底側には、前記
    細径のカップの底部周面を支持可能なる倒れ防止リブが
    突出形成されてなることを特徴とするカップホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1のカップホルダーにおいて、 前記支持部と対向した前記凹部には、前記細径より太い
    径のカップの底部周面が支持され得る棚部が形成されて
    なることを特徴とするカップホルダー。
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