JP3473373B2 - 化粧プレート - Google Patents
化粧プレートInfo
- Publication number
- JP3473373B2 JP3473373B2 JP03528398A JP3528398A JP3473373B2 JP 3473373 B2 JP3473373 B2 JP 3473373B2 JP 03528398 A JP03528398 A JP 03528398A JP 3528398 A JP3528398 A JP 3528398A JP 3473373 B2 JP3473373 B2 JP 3473373B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- insertion hole
- pair
- divided bodies
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に設けられた
管貫通用の開口部を隠蔽するとともに、開口部を貫通し
た管を挿通保持する化粧プレートに関する。
管貫通用の開口部を隠蔽するとともに、開口部を貫通し
た管を挿通保持する化粧プレートに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、樹脂製可とう管を利用した給水・
給湯配管が普及しつつある。これは、ポリブテン管等の
給水管と、給水管を内方に挿通保護する鞘管と、を用い
て配管を行うものである。このような配管において、鞘
管を壁面に貫通させる場合がある。例えば、床下から床
面を貫通させて床上に配管する場合、鞘管の外径に対応
した開口部を床面に設け、鞘管を床下から開口部に挿通
させ、鞘管と開口部との間の隙間はコーキング処理で埋
める、という作業が施工現場で行われている。
給湯配管が普及しつつある。これは、ポリブテン管等の
給水管と、給水管を内方に挿通保護する鞘管と、を用い
て配管を行うものである。このような配管において、鞘
管を壁面に貫通させる場合がある。例えば、床下から床
面を貫通させて床上に配管する場合、鞘管の外径に対応
した開口部を床面に設け、鞘管を床下から開口部に挿通
させ、鞘管と開口部との間の隙間はコーキング処理で埋
める、という作業が施工現場で行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
作業は、作業者が床下の狭い空間に入り込んで行わなけ
ればならず、多大な手間がかかるという問題点があっ
た。
作業は、作業者が床下の狭い空間に入り込んで行わなけ
ればならず、多大な手間がかかるという問題点があっ
た。
【０００４】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的は、使い勝手が良く、壁面を貫通させる配
管作業に伴う不都合を解消することができる化粧プレー
トを提供することである。
で、その目的は、使い勝手が良く、壁面を貫通させる配
管作業に伴う不都合を解消することができる化粧プレー
トを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の化粧プレートは、壁面に設けられた
管貫通用の開口部を隠蔽するとともに、開口部を貫通し
た管を挿通保持する化粧プレートであって、同一形状を
有して互いに組み合わされる一対の分割体からなり、各
分割体には、管が側方から挿通される挿通孔を、一対の
分割体を組み合わせたときに円形となって管を挟持する
ような位置関係で設け、かつ、挿通孔近傍に、管が挿通
孔から側方に脱落することを防止する保持部を、一対の
分割体を組み合わせたときに互いに重なりあって連結さ
れるよう設け、挿通孔は、その円形をなしたときの中心
線が、一対の分割体の分割線と重なるようにして設けら
れ、分割体には、同分割線を越え延長して形成されるこ
とで互いに重なりあって連結される両保持部が設けら
れ、これにより、同挿入孔に管を側方から挿通させる際
の入口の幅を狭くした構成としている。
に、請求項１記載の化粧プレートは、壁面に設けられた
管貫通用の開口部を隠蔽するとともに、開口部を貫通し
た管を挿通保持する化粧プレートであって、同一形状を
有して互いに組み合わされる一対の分割体からなり、各
分割体には、管が側方から挿通される挿通孔を、一対の
分割体を組み合わせたときに円形となって管を挟持する
ような位置関係で設け、かつ、挿通孔近傍に、管が挿通
孔から側方に脱落することを防止する保持部を、一対の
分割体を組み合わせたときに互いに重なりあって連結さ
れるよう設け、挿通孔は、その円形をなしたときの中心
線が、一対の分割体の分割線と重なるようにして設けら
れ、分割体には、同分割線を越え延長して形成されるこ
とで互いに重なりあって連結される両保持部が設けら
れ、これにより、同挿入孔に管を側方から挿通させる際
の入口の幅を狭くした構成としている。
【０００６】また、請求項２記載の化粧プレートは、請
求項１記載の挿通孔の周縁部に、挿通される管の外周に
密着する当接部を、挿通孔の内方に向けて突設した構成
としている。
求項１記載の挿通孔の周縁部に、挿通される管の外周に
密着する当接部を、挿通孔の内方に向けて突設した構成
としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図１乃
至図２に基づいて説明する。なお、ここでいう管とは、
波形の周壁を有する樹脂製可とう管を例としている。
至図２に基づいて説明する。なお、ここでいう管とは、
波形の周壁を有する樹脂製可とう管を例としている。
【０００８】この化粧プレートは、壁面に設けられた管
貫通用の開口部を隠蔽するとともに、開口部を貫通した
管を挿通保持するものであり、同一形状を有して互いに
組み合わされる一対の分割体1,1 からなる。両分割体1,
1 を同一形状に形成することにより、製造性が良くな
り、また、両分割体1,1 のうち特定のものを選別しなが
ら使用する必要がなく、取扱い性も良くなる。
貫通用の開口部を隠蔽するとともに、開口部を貫通した
管を挿通保持するものであり、同一形状を有して互いに
組み合わされる一対の分割体1,1 からなる。両分割体1,
1 を同一形状に形成することにより、製造性が良くな
り、また、両分割体1,1 のうち特定のものを選別しなが
ら使用する必要がなく、取扱い性も良くなる。
【０００９】各分割体1 には、管が側方から挿通される
大略半円状の挿通孔2 を、一対の分割体1,1 を組み合わ
せたときに管を挟持するような位置関係で設け、かつ、
挿通孔2 近傍に、管が挿通孔2 から側方に脱落すること
を防止する保持部3a,3b を、一対の分割体1,1 を組み合
わせたときに互いに重なりあって連結されるよう設けて
ある。
大略半円状の挿通孔2 を、一対の分割体1,1 を組み合わ
せたときに管を挟持するような位置関係で設け、かつ、
挿通孔2 近傍に、管が挿通孔2 から側方に脱落すること
を防止する保持部3a,3b を、一対の分割体1,1 を組み合
わせたときに互いに重なりあって連結されるよう設けて
ある。
【００１０】より詳しくは、一対の分割体1,1 は、円形
の板材を中心線で分割するようにして形成される。各挿
通孔2 は、一対の分割体1,1 を組み合わせた状態におい
て円形をなすよう設けられ、かつ、円形をなしたときの
中心線が、一対の分割体1,1の分割線と重なるようにし
て設けられる。この挿通孔2 は、挿通される管の最大外
径と最小外径の間の範囲内で内径が設定される。そし
て、一対の分割体1,1 が分割されている状態では半円状
をなしているので、管を側方から挿通させることができ
る。
の板材を中心線で分割するようにして形成される。各挿
通孔2 は、一対の分割体1,1 を組み合わせた状態におい
て円形をなすよう設けられ、かつ、円形をなしたときの
中心線が、一対の分割体1,1の分割線と重なるようにし
て設けられる。この挿通孔2 は、挿通される管の最大外
径と最小外径の間の範囲内で内径が設定される。そし
て、一対の分割体1,1 が分割されている状態では半円状
をなしているので、管を側方から挿通させることができ
る。
【００１１】保持部3a,3b は、分割体1 の挿通孔2 近傍
の部分を、分割線を越えて所定長さ延長することで形成
される。これにより、挿通孔2 に管を側方から挿通させ
る際の入口の幅が若干狭くなるので、管を挿通孔2 に軽
く圧入することになる。そして、圧入された管は、仮保
持の状態となるので、手で支えておく必要がなく、分割
体1,1 の配設作業を容易に行うことができるようにな
る。
の部分を、分割線を越えて所定長さ延長することで形成
される。これにより、挿通孔2 に管を側方から挿通させ
る際の入口の幅が若干狭くなるので、管を挿通孔2 に軽
く圧入することになる。そして、圧入された管は、仮保
持の状態となるので、手で支えておく必要がなく、分割
体1,1 の配設作業を容易に行うことができるようにな
る。
【００１２】また、保持部3a,3b は、分割体1 の他の部
分の約半分の厚みに形成され、表面側に面一な第一保持
部3aと、裏面側に面一な第二保持部3bと、が設けられ
る。この構成により、一対の分割体1,1 を組み合わせた
とき、保持部3a,3b は互いに重なり合って他の部分と同
じ厚みをなすので、良好に壁面に当接させて壁面の開口
部を隠蔽することができる。
分の約半分の厚みに形成され、表面側に面一な第一保持
部3aと、裏面側に面一な第二保持部3bと、が設けられ
る。この構成により、一対の分割体1,1 を組み合わせた
とき、保持部3a,3b は互いに重なり合って他の部分と同
じ厚みをなすので、良好に壁面に当接させて壁面の開口
部を隠蔽することができる。
【００１３】さらに、第二保持部3bの表面側には、係合
凸部5が突設され、第一保持部3aの裏面側には、係合凸
部5と対応する位置に、係合凹部が設けられる。さら
に、両保持部3a,3bには、壁面にねじ止めするためのね
じ貫通孔6が、互いに重なるようにして設けられる。す
なわち、分割体1,1は、係合凸部5と係合凹部とで係合さ
せた状態で、壁面にねじ止めすることができるので、ね
じ止め作業の際に両分割体1,1が位置ずれしたりするこ
とがなく、良好に作業を行うことができる。
凸部5が突設され、第一保持部3aの裏面側には、係合凸
部5と対応する位置に、係合凹部が設けられる。さら
に、両保持部3a,3bには、壁面にねじ止めするためのね
じ貫通孔6が、互いに重なるようにして設けられる。す
なわち、分割体1,1は、係合凸部5と係合凹部とで係合さ
せた状態で、壁面にねじ止めすることができるので、ね
じ止め作業の際に両分割体1,1が位置ずれしたりするこ
とがなく、良好に作業を行うことができる。
【００１４】また、挿通孔2 の周縁部には、挿通される
管の外周に密着する当接部7 を、挿通孔2 の内方に向け
て突設してある。これにより、管と挿通孔2 との間の隙
間を確実に塞いで、異物の通過を防止することができ
る。
管の外周に密着する当接部7 を、挿通孔2 の内方に向け
て突設してある。これにより、管と挿通孔2 との間の隙
間を確実に塞いで、異物の通過を防止することができ
る。
【００１５】この化粧プレートを使用した管の壁面貫通
作業を、床下から床面を貫通させて床上に配管する場合
を例にして説明すると、まず、床面に、床上から床下に
ある管を引き出すことができる大きさの開口部を形成す
る。次いで、床上側から床下の管を引き出し、一方の分
割体1 の挿通孔2 に側方から圧入して仮保持させる。こ
のとき、挿通孔2 は、管の最大外径と最小外径の間の範
囲内で内径が設定されており、管は、波形の周壁を有し
ているので、管が軸方向に位置ずれするおそれはない。
次いで、他方の分割体1 を一方の分割体1 と係合させて
管を挟持する。そして、組み合わされた分割体1,1 を、
開口部を隠蔽するようにして床面に当接させ、ねじ止め
すればよい。
作業を、床下から床面を貫通させて床上に配管する場合
を例にして説明すると、まず、床面に、床上から床下に
ある管を引き出すことができる大きさの開口部を形成す
る。次いで、床上側から床下の管を引き出し、一方の分
割体1 の挿通孔2 に側方から圧入して仮保持させる。こ
のとき、挿通孔2 は、管の最大外径と最小外径の間の範
囲内で内径が設定されており、管は、波形の周壁を有し
ているので、管が軸方向に位置ずれするおそれはない。
次いで、他方の分割体1 を一方の分割体1 と係合させて
管を挟持する。そして、組み合わされた分割体1,1 を、
開口部を隠蔽するようにして床面に当接させ、ねじ止め
すればよい。
【００１６】
【発明の効果】請求項１記載の化粧プレートは、使い勝
手が良く、壁面を貫通させる配管作業に伴う不都合を解
消することができ、特に、分割体の配設作業を行う際、
管を挿通孔に側方から軽く圧入して仮保持の状態とする
ことができ、手で支えておく必要がなくて使い勝手の良
いものである。
手が良く、壁面を貫通させる配管作業に伴う不都合を解
消することができ、特に、分割体の配設作業を行う際、
管を挿通孔に側方から軽く圧入して仮保持の状態とする
ことができ、手で支えておく必要がなくて使い勝手の良
いものである。
【００１７】また、請求項２記載の化粧プレートは、請
求項１記載の効果に加え、壁面の管貫通部を介した異物
の通過を確実に防止することができる。
求項１記載の効果に加え、壁面の管貫通部を介した異物
の通過を確実に防止することができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す分解正面図である。
【図２】その分割体を組み合わせた状態を示す正面図で
ある。
ある。
1 分割体
2 挿通孔
3a 第一保持部
3b 第二保持部
Claims (2)
- 【請求項１】 壁面に設けられた管貫通用の開口部を隠
蔽するとともに、開口部を貫通した管を挿通保持する化
粧プレートであって、同一形状を有して互いに組み合わ
される一対の分割体からなり、各分割体には、管が側方
から挿通される挿通孔を、一対の分割体を組み合わせた
ときに円形となって管を挟持するような位置関係で設
け、かつ、挿通孔近傍に、管が挿通孔から側方に脱落す
ることを防止する保持部を、一対の分割体を組み合わせ
たときに互いに重なりあって連結されるよう設け、挿通
孔は、その円形をなしたときの中心線が、一対の分割体
の分割線と重なるようにして設けられ、分割体には、同
分割線を越え延長して形成されることで互いに重なりあ
って連結される両保持部が設けられ、これにより、同挿
入孔に管を側方から挿通させる際の入口の幅を狭くした
ことを特徴とする化粧プレート。 - 【請求項２】 前記挿通孔の周縁部に、挿通される管
の外周に密着する当接部を、挿通孔の内方に向けて突設
したことを特徴とする請求項１記載の化粧プレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03528398A JP3473373B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 化粧プレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03528398A JP3473373B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 化粧プレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230424A JPH11230424A (ja) | 1999-08-27 |
| JP3473373B2 true JP3473373B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=12437460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03528398A Expired - Fee Related JP3473373B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 化粧プレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3473373B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001193870A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-17 | Sekisui House Ltd | 配管の床出し構造 |
| EP3032156A1 (de) | 2014-12-11 | 2016-06-15 | HILTI Aktiengesellschaft | Dichtungsbaugruppe und Dichtungssegment |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP03528398A patent/JP3473373B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11230424A (ja) | 1999-08-27 |
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