JP3473011B2 - 配線接続装置 - Google Patents

配線接続装置

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JP3473011B2
JP3473011B2 JP25587998A JP25587998A JP3473011B2 JP 3473011 B2 JP3473011 B2 JP 3473011B2 JP 25587998 A JP25587998 A JP 25587998A JP 25587998 A JP25587998 A JP 25587998A JP 3473011 B2 JP3473011 B2 JP 3473011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電話機やフ
ァクシミリ装置などの電子機器の配線を接続するための
配線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配線接続装置として特開
平3−84883号公報や特開平5−316181号公
報などに記載されたものがあり、その一例を図7及び図
8に基づいて説明すると、一方の配線aに接続されたジ
ャック1と、他方の配線bに接続されたプラグ2とを備
えており、前記ジャック1が、横断面略ロ字状の角筒状
に形成され、その差し込み口3内の底面に凸状ストッパ
ー4と一方の配線aの接続端子5とが設けられている。
また、前記プラグ2が、矩形ブロック状のプラグ本体2
aと、該プラグ本体2aの上面後端部から斜め前方に延
びる弾性変形可能な弾性片2bとを有し、前記プラグ本
体2aの下面に嵌合凹部6と他方の配線bの接続端子7
とが設けられている。
【0003】上記構成において、プラグ2をジャック1
の差し込み口3内に差し込むと、弾性片2bが差し込み
口3の上面に接触して弾性変形され、嵌合凹部6がスト
ッパー4に嵌合されてジャック1とプラグ2とを分離不
能に連結し、前記弾性片2bの弾性変形力により接続端
子5,7どうしが圧接されて、2つの配線a,bが接続
される(図8参照)。
【0004】上記のようにプラグ2とジャック1とを連
結した状態で、弾性片2bの先端を押し下げて、プラグ
2を引っ張ることにより、嵌合凹部6とストッパー4と
の嵌合状態が解除され、プラグ2をジャック1の差し込
み口3から引き抜くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ジャック1が角筒状に形成されており、その高さHが一
定で嵩高いため、該ジャック1を電話機やファクシミリ
装置などの電子機器に組み込む場合に、そのジャックが
電子機器の小型化を阻害する要因の一つになっている。
【0006】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、電話機
やファクシミリ装置などの電子機器にコンパクトに組み
込むことができる配線接続装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、一方の配線に接続された
成樹脂製ジャックと、他方の配線に接続されたプラグと
を備えており、前記ジャックの差し込み口に前記プラグ
を差し込んで前記2つの配線を接続するようにした配線
接続装置において、前記ジャックが、横断面略U字状の
基枠と、横断面逆U字状で前記基枠内に嵌入された可動
枠とからなり、前記基枠の両側壁部の上面後端部に左右
一対の軸受部が突設されると共に、該基枠の両側壁部の
内面先端部に左右一対のガイド溝が形成され、前記可動
枠の両側壁部の外面後端部に突設した左右一対の枢着軸
を前記各軸受部の貫通孔に挿通すると共に、該可動枠の
両側壁部の外面先端部に突設した左右一対の突起部を前
記各ガイド溝内に一定範囲内上下動可能に嵌入させるこ
とにより、この可動枠が基枠に一定範囲内出没可能に枢
着されており、可動枠を基枠内に没入させてジャックの
高さを低くした状態から該可動枠を枢着軸を中心に回動
させて、その可動枠の先端部を基枠から突出させること
により、ジャックを所定の高さにして差し込み口を広
げ、その差し込み口にプラグを差し込むようにしたこと
を特徴としている。
【0008】上記構成によれば、プラグをジャックの差
し込み口から引き抜いて可動枠を基枠側に没入させるこ
とにより、ジャックの高さを低くすることができるか
ら、そのジャックを電話機やファクシミリ装置などの電
子機器にコンパクトに組み込んで、電子機器の小型化を
図ることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、前記差し込み口に開閉蓋が設けられると
共に、該開閉蓋が薄肉ヒンジ部を介して差し込み口の上
端縁に一体形成されており、差し込み口に差し込んだプ
ラグにより開閉蓋が薄肉ヒンジ部を中心にジャック内側
に回動されるようにしたことを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、差し込み口内への塵の
侵入をその差し込み口に設けた開閉蓋により防止するこ
とができる。
【0011】また、プラグを開閉蓋に押し付けるだけ
で、該開閉蓋を薄肉状ヒンジ部を中心に回動させて、そ
のプラグを差し込み口内に簡単に差し込むことができ
る。更に、前記開閉蓋を可動枠と一体に形成しているの
で、部品点数が増加せず、製作費を安くすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の実施の一形
態である配線接続装置を示すものであって、ジャック1
が、基枠1Aと、該基枠1Aに嵌合する可動枠1Bとを
有している。
【0013】前記基枠1Aは、横断面略U字状に形成さ
れており、その両側壁部9の上面後端部に左右一対の軸
受部10が突設されると共に、両側壁部9の内面先端部
に左右一対のガイド溝11が形成されている。
【0014】前記可動枠1Bは、横断面逆U字状に形成
されて前記基枠1A内に嵌入されており、その両側壁部
12の外面後端部に突設した左右一対の枢着軸13を前
記各軸受部10の貫通孔に挿通すると共に、前記両側壁
部12の外面先端部に突設した左右一対の突起部14を
前記各ガイド溝11内に一定範囲内上下動可能に嵌入さ
せることにより、この可動枠1Bが基枠1Aに一定範囲
内出没可能に枢着されている。上記以外の構成で図7及
び図8に示す従来例と同一部分に同一符号を付してその
説明を省略する。
【0015】上記構成において、プラグ2をジャック1
に差し込む前の状態では、図1及び図2に示すように、
ジャック1の可動枠1Bが基枠1A側に没入されて、そ
のジャック1の高さhが従来の高さH(図7参照)より
も低くなっている。
【0016】2つの配線a,bを接続する場合には、可
動枠1Bの先端部を持ち上げる。これにより、突起部1
4がガイド溝11の上端に当接されるまで可動枠1Bが
枢支軸13を中心に回動されて、該可動枠1Bの先端部
が基枠1Aから突出状態にされ、ジャック1を所定の高
さHにして差し込み口3を広げる(図1仮想線参照)。
次に、プラグ2を差し込み口3に差し込むことにより、
弾性片2bが差し込み口3の上面に接触して弾性変形さ
れ、嵌合凹部6がストッパー4に嵌合されてジャック1
とプラグ2とを分離不能に連結し、前記弾性片2bの弾
性変形力により接続端子5,7どうしが圧接されて、2
つの配線a,bが接続される(図3及び図4参照)。
【0017】上記のようにプラグ2とジャック1とを連
結した状態で、弾性片2bの先端を押し下げて、プラグ
2を引っ張ることにより、嵌合凹部6とストッパー4と
の嵌合状態が解除され、プラグ2がジャック1の差し込
み口3から引き抜かれる。これによって、可動枠1Bが
自重により下動されて、ジャック1が元の高さh状態に
戻される(図1実線参照)。
【0018】上記構成によれば、プラグ2をジャック1
の差し込み口3から引き抜いて可動枠1Bを基枠1A側
に没入させることにより、ジャック1の高さhを低くす
ることができるから、そのジャック1を電話機やファク
シミリ装置などの電子機器にコンパクトに組み込んで、
電子機器の小型化を図ることができる。
【0019】図5及び図64は本発明の実施の他の形態
である配線接続装置を示すものであって、合成樹脂から
なるジャック1の差し込み口3に開閉蓋16が設けられ
ると共に、該開閉蓋16が薄肉状ヒンジ部17を介して
差し込み口3の上端縁に一体形成されている。上記以外
の構成は図1〜図4に示す実施の形態とほぼ同じである
から、同一部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0020】上記構成によれば、可動枠1Bの先端部を
基枠1Aから突出させた状態で(図5仮想線参照)、プ
ラグ2を開閉蓋16に押し付けることにより、該開閉蓋
16を薄肉状ヒンジ部17を中心に回動させて(図6仮
想線参照)、該プラグ2を差し込み口3内に簡単に差し
込むことができる。また、差し込み口3内への塵の侵入
を開閉蓋16により防止することができる。更に、開閉
蓋16を可動枠1Bと一体に形成しているので、部品点
数が増加せず、製作費を安くすることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プラグを
ジャックの差し込み口から引き抜いて可動枠を基枠側に
没入させることにより、ジャックの高さを低くすること
ができるから、そのジャックを電話機やファクシミリ装
置などの電子機器にコンパクトに組み込んで、電子機器
の小型化を図ることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、差し込み口
内への塵の侵入をその差し込み口に設けた開閉蓋により
防止することができる。
【0023】また、プラグを開閉蓋に押し付けるだけ
で、該開閉蓋を薄肉状ヒンジ部を中心に回動させて、そ
のプラグを差し込み口内に簡単に差し込むことができ
る。更に、前記開閉蓋を可動枠と一体に形成しているの
で、部品点数が増加せず、製作費を安くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態である配線接続装置の
分解斜視図である。
【図2】 同縦断面図である。
【図3】 同ジャックの差し込み口にプラグを差し込ん
だ状態の縦断面図である。
【図4】 同正面図である。
【図5】 本発明の実施の他の形態である配線接続装置
を構成するジャックの斜視図である。
【図6】 同縦断面図である。
【図7】 従来例を示す分解斜視図である。
【図8】 同ジャックの差し込み口にプラグを差し込ん
だ状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ジャック 1A 基枠 1B 可動枠 2 プラグ 3 差し込み口 13 枢着軸 16 開閉蓋 17 ヒンジ部 a 一方の配線 b 他方の配線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の配線に接続された合成樹脂製ジャ
    ックと、他方の配線に接続されたプラグとを備えてお
    り、前記ジャックの差し込み口に前記プラグを差し込ん
    で前記2つの配線を接続するようにした配線接続装置に
    おいて、前記ジャックが、横断面略U字状の基枠と、横
    断面逆U字状で前記基枠内に嵌入された可動枠とからな
    り、前記基枠の両側壁部の上面後端部に左右一対の軸受
    部が突設されると共に、該基枠の両側壁部の内面先端部
    に左右一対のガイド溝が形成され、前記可動枠の両側壁
    部の外面後端部に突設した左右一対の枢着軸を前記各軸
    受部の貫通孔に挿通すると共に、該可動枠の両側壁部の
    外面先端部に突設した左右一対の突起部を前記各ガイド
    溝内に一定範囲内上下動可能に嵌入させることにより、
    この可動枠が基枠に一定範囲内出没可能に枢着されてお
    り、可動枠を基枠内に没入させてジャックの高さを低く
    した状態から該可動枠を枢着軸を中心に回動させて、そ
    の可動枠の先端部を基枠から突出させることにより、ジ
    ャックを所定の高さにして差し込み口を広げ、その差し
    込み口にプラグを差し込むようにしたことを特徴とする
    配線接続装置。
  2. 【請求項2】 前記差し込み口に開閉蓋が設けられると
    共に、該開閉蓋が薄肉ヒンジ部を介して差し込み口の上
    端縁に一体形成されており、差し込み口に差し込んだプ
    ラグにより開閉蓋が薄肉ヒンジ部を中心にジャック内側
    に回動されるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の配線接続装置。
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