JP3472347B2 - ロールの研削機および自動研削設備 - Google Patents

ロールの研削機および自動研削設備

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JP3472347B2
JP3472347B2 JP16361694A JP16361694A JP3472347B2 JP 3472347 B2 JP3472347 B2 JP 3472347B2 JP 16361694 A JP16361694 A JP 16361694A JP 16361694 A JP16361694 A JP 16361694A JP 3472347 B2 JP3472347 B2 JP 3472347B2
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照久 中村
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯を圧延するロー
ルの研削機および自動研削設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、普通鋼、ステンレス鋼などの
特殊鋼、高合金鉄やアルミニウムおよび銅などの非鉄金
属や非鉄合金を含む金属帯の圧延機に使用されるワーク
ロール、中間ロール、補強ロールなどの圧延ロールは、
使用状態に応じて、適宜、外周面の研削を繰返して行う
必要がある。このような研削を行うロールの研削機につ
いての先行技術は、たとえば特公昭62−5751号公
報や特開平3−92267号公報などに開示されてい
る。
【0003】図16は、典型的な先行技術によるロール
の研削機の構成を示す。ロール研削盤1は、水平に設置
されるベッド2を有する。ベッド2の長手方向の一端側
には主軸台3が設けられる。主軸台3には、主軸4が備
えられる。心押台5は、ベッド2上を長手方向に摺動変
位可能であり、主軸4に対向して心押軸6を備えてい
る。主軸台3と心押台5との間には、一対のレスト装置
7が設けられる。主軸4と心押軸6との間では、ロール
8が心出しされて挟持される。ロール8は、主軸4側に
駆動軸9、心押軸6側に従動軸10をそれぞれ有する。
ロール8を圧延機に装着するときには、駆動軸9および
従動軸10をチョツクと呼ばれる軸受に挿入する。駆動
軸9および従動軸10をチョツクに挿入する部分である
ジャーナル部9a,10aは、レスト装置7によって支
持される。レスト装置7がジャーナル部9a,10aに
接触する部分は、たとえばバビットメタルやホワイトメ
タルなどの軸受材料で形成され、ロール8を軸線を中心
として回転させる場合の摺動抵抗を減少させている。
【0004】図17は、図16に示すロール研削盤1を
右側方から見た状態を示す。ただし、主軸台3や心押台
5については説明の便宜上省略してある。ロール8の外
周面の研削は、砥石台11に設けられる回転砥石12に
よって行われる。砥石台11は、ベッド2の長手方向に
沿って移動可能である。砥石台11は、さらに回転砥石
12を、回転駆動しながらベッド2の長手方向に垂直な
方向に送る機構も有する。
【0005】図18は、ロール8の形状の一例を示す。
ロール8は、ほぼ中央部の胴部と、駆動軸9および従動
軸10から成る。駆動軸9および従動軸10のジャーナ
ル部9a,10aは、レスト装置7によって支持され
る。駆動軸9および従動軸10の両端面には、センタ穴
9b,10bが設けられ、主軸4および心押軸6によっ
てそれぞれ心出しが行われる。回転砥石12は、ロール
8の胴部の外周面に当接しながら研削を行う。
【0006】図19は、従来からのロール研削盤1にロ
ール8を装着して研削可能な状態にするまでの手順を示
す。精度の良い研削を行うためには、ロール8の中心軸
8aと主軸4および心押軸6との心出しが重要である。
図19(1)は、クレーンフック13からワイヤ14を
介して吊下げられるロール8を搬入する状態を示す。駆
動軸9のセンタ穴9bを、主軸台3の主軸4に接近させ
るように位置合わせを行う。このとき、心押台5は後退
させておく。図19(2)は、ロール8を主軸4の方向
に衝突させると、ロール研削盤1は精密機械であり、狂
いが生じるので慎重に微速で前進させ、円錐形状の主軸
4を円錐状の穴が形成されているセンタ穴9bに嵌合さ
せる状態を示す。図19(3)は、主軸4がセンタ穴9
bに嵌合した状態を示す。
【0007】図19(4)は心押台5を前進させ、心押
軸6を従動軸10の端面のセンタ穴10bに嵌合させて
心出しを行い、レスト装置7を調整して駆動軸9および
従動軸10を支持する状態を示す。図19(5)は、心
出しが終了した後で、心押台5を一旦後退させ、心押軸
6と従動軸10との間に、心押台5の心押軸6とロール
8のセンタ穴10bとの焼付防止のためスペーサとして
盤木15を挿入する状態を示すが、スペーサを使わず、
直接心押軸6でセンタ穴10bを押してもよい。この状
態で、ロール8は、中心軸8a上の両側から主軸4およ
び心押軸6によって挟持され、レスト装置7によって回
転可能に支持される。この状態から、ワイヤ14を外
し、主軸4側からロール8を回転駆動し、ロール8の外
周面を回転砥石によって研削する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図16および図17に
示すような従来からのロールの研削機においては、ロー
ル8はクレーンなどで吊下げられた状態で搬入され、精
密な心出し調整が終了してからワイヤ14を外して研削
が可能な状態となる。ロール8の取扱いは慎重かつ精度
よく行う必要があり、ロール研削盤1へのロール装着に
はかなりの時間を要する。特に、ロール8はかなりの重
量があり、精密機械であるロール研削盤1の特に主軸4
などの突起物に接触させると、破損はもちろん、その取
付部を歪ませてしまい、正確な研削が不可能となる。回
転砥石12や、レスト装置7、心押軸6も全く同様であ
る。クレーンなどに吊下げた状態では、一種の吊下げ型
振子として、一旦揺れが発生すると容易には止めること
ができない。このため、クレーンなどのロール移載装置
の運転には、接触や衝突防止のため、充分に遅い速度で
走行、横行、昇降を行い、かなりの時間および手間がか
かり、かつロールの形状、寸法も多種あるのが普通であ
るため自動化も困難である。ロールの運搬を急速に行
い、特にロール研削盤1へのロール装着にあまり時間を
かけられないときや、ロール移載装置の運転を失敗し
て、重量のあるロール8がレスト装置7に急激に載置さ
れ、レスト装置7の表面に形成されている軸受合金を痛
めて、研削時の支持の際における寸法精度が低下した
り、主軸4や心押軸6を痛めて、中心軸8aに対する心
出し精度が低下したりする恐れがある。
【0009】本発明の目的は、研削すべきロールの搬入
および装着を迅速かつ安全に行い、ロール移載装置など
の稼働率を向上させることができるロールの研削機およ
びロールの自動研削設備を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロールの中心
軸を一端側の主軸と他端側の心押軸とによって回転可能
に挟持し、レスト装置でロールの軸線方向両端側に設け
られるロールのジャーナル軸受部を支持しながらロール
を回転駆動し、回転砥石によってロールのジャーナル軸
受部間の胴部の外周面を研削するロールの研削機におい
て、ロールの胴部またはネック部を載置可能な受台を有
し、ロールの搬入時に受台を研削時にレスト装置によっ
て支持される位置よりも上昇させておき、受台へのロー
ルの着床後に受台を下降させてロールをレスト装置によ
って支持させた後、さらに受台を下降させることが可能
なリフト手段と、リフト手段に備えられ、ロールの受台
への着床時に発生する衝撃荷重を減衰させて吸収する衝
撃吸収手段とを含むことを特徴とするロールの研削機で
ある。
【0011】また本発明の前記リフト手段を、前記主軸
に対して接近または離反する方向に移動可能な移動手段
を備えることを特徴とする。
【0012】また本発明の前記リフト手段は、油圧回路
による制御で前記上昇および前記下降が可能であり、前
記衝撃吸収手段は、該油圧回路の昇圧を逃がすリリーフ
弁を含むことを特徴とする。
【0013】さらに本発明は、ロールの中心軸を一端側
の主軸と他端側の心押軸とによって回転可能に挟持し、
レスト装置をロールの外周面に接触させてロールを支持
しながらロールを回転駆動し、予め設定される制御プロ
グラムに従い、ロールに対して相対的に移動する回転砥
石によってロールの外周面を研削するロール研削機と、
ロール研削機に対してロールを吊下げて搬入または搬出
する自動移載装置とを含むロールの自動研削設備におい
て、ロール研削機は、ロールの胴部またはネック部を載
置可能な受台を有し、受台によるロールの載置位置がロ
ールの研削時にレスト装置によって支持される位置の上
方から下方までの間を昇降変位可能なリフト手段と、ロ
ールの搬入時に受台を研削時にレスト装置によって支持
される位置よりも上昇させておき、受台へのロールの着
床後に受台を下降させてロールをレスト装置によって支
持させた後、さらに受台を下降させるように制御する制
御手段と、リフト手段に備えられ、ロールの受台への着
床時に発生する衝撃荷重を減衰させて吸収する衝撃吸収
手段とを含むことを特徴とするロールの自動研削設備で
ある。
【0014】
【作用】本発明に従えば、ロールの着床時に発生する衝
撃荷重を減衰させて吸収する衝撃吸収手段が備えられて
いるので、クレーンなどのロールの移載装置を速度を極
端に下げて慎重に運転しないでも、ロールを安全かつ確
実にロールの研削機に搬入し、また研削後に搬出するこ
とができる。また、ロールのジャーナル部を支持するレ
スト装置の間に、ロールの胴部またはネック部を載置可
能なリフト手段が設けられる。リフト手段は、ロールの
研削時にレスト装置によって支持される位置の上方から
下方までの間を昇降変位可能な受台を有し、ロールの胴
部またはネック部を支持して載置可能である。リフト手
段には、衝撃吸収手段が設けられているので、受台上に
ロール移載装置によってロールが急激に置かれたような
場合であっても、発生する衝撃力を衝撃吸収手段によっ
て吸収し、減衰させることができる。このため、ベッド
への衝撃力が弱められ、研削精度に大きな影響を持つベ
ッドの歪発生を防止できる。また直接レスト装置に置か
ないので、ホワイトメタル等のレストを傷めないでロー
ルを移載することができる。
【0015】また本発明に従えば、移動手段は、受台に
載置されたロールを、主軸に対して接近または離反する
方向に移動可能である。ロール研削盤の外部のロール移
載装置は、リフト手段の受台との間でロールの搬出およ
び搬入を行えばよいので、突起物等への接触、衝突のお
それが無く、速度を極端に下げて運転しなくても良いた
めに稼働率を向上させることができる。
【0016】また本発明に従えば、リフト手段は、油圧
回路で受台を昇降変位させることができる。ロールの搬
入時に、ロールがリフト手段の受台に載置された段階で
発生する衝撃力は、油圧回路に設けるリリーフ弁の作用
で吸収減衰され、レスト装置の表面やロール自体に傷な
どが発生しない。
【0017】さらに本発明に従えば、ロール研削機に対
してロールを搬入または搬出する自動移載装置がロール
の自動研削設備に含まれる。ロール研削機には、ロール
の着床時に発生する衝撃荷重を減衰させて吸収する衝撃
吸収手段を備えているので、ロールの自動移載装置に対
して、ロールの搬入時に特別に走行、横行、昇降等の速
度を極端に下げて慎重な運転を行う必要はない。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図1〜図15に
よって説明する。図1は本発明の一実施例によるロール
研削盤によってロールを研削する状態を示し、図2は図
1のロール研削盤に設けられるリフト手段の構成を示
し、図3はリフト手段の動作を示し、図4はリフト手段
を昇降変位し、ロールの着床時に発生する衝撃を吸収す
る手段としての油圧回路の構成を示し、図5はレスト装
置の構成を示し、図6はロール研削機を含むロールの自
動研削設備のレイアウトを示し、図7はロールの自動研
削設備の全体的な構成を示し、図8はロールの自動研削
設備の部分的な構成を示し、図9はロールの自動移載装
置の部分的な構成を示し、図10および図11は振れ止
めのための構成を示し、図12はロールを搬入する際の
手順を示し、図13はロール研削のための動作を示し、
図14は本発明の他の実施例によるロール搬入の手順を
示し、図15は主軸側の構成を示す。
【0019】図1〜図3に示すように、本発明の一実施
例によるロール研削盤21は、ベッド22の長手方向の
一端側に主軸台23を有する。主軸台23には、主軸2
4が備えられる。主軸24に対向して、ベッド22上を
心押台25が摺動変位可能である。心押台25には、心
押軸26が備えられる。主軸24と心押軸26との間に
は、一対のレスト装置27が設けられる。研削すべきロ
ール28は、駆動軸29および従動軸30の両端を、主
軸24および心押軸26によってそれぞれ心出しされて
挟持される。レスト装置27は、駆動軸29および従動
軸30のジャーナル部29a,30aに接触しながら支
持する。レスト装置27の接触部は、バビットメタルや
ホワイトメタルなどの軸受材料で、ジャーナル部29
a,30aの外周面の形状に合わせて形成されている。
ロール28の胴部は、ロールリフタ31によって支持可
能である。ロールリフタ31は、回転砥石32によって
ロール28の胴部を研削する際には、研削の支障となら
ないように下降する。ロールリフタ31には、ロール2
8を搬入したり搬出する際に衝撃力が直接レスト装置2
7の接触面に加わらないように、ジャーナル部29a,
30aが、レスト装置27によって支持される位置より
も高い位置でロール28の胴部を載置可能な受台33を
有し、昇降シリンダ34によって昇降変位される。受台
33の昇降変位は、昇降ガイド35によって案内され
る。受台33にロール28を載置した際の衝撃力は、図
4に示す衝撃吸収回路によって吸収し、減衰させる。
【0020】図4は、昇降シリンダ34を制御するため
の油圧回路の構成を示す。作動油は、ポンプ36によっ
てタンク37から昇降シリンダ34に供給される。この
配管路の途中にオールポートブロック型の切換弁38が
設けられる。ポンプ36が定吐出量型であるので、油圧
回路中に絞り弁39,40を組込み流量を絞って調整す
ることで、所定の速度で上昇、下降させることができ
る。ロールの着床前にロールリフタ31は受台33を上
限まで上昇させており、ロール着床時の衝撃荷重が昇降
シリンダ34内の押上げ側回路の油圧を瞬時に昇圧する
ので、リリーフ弁41の設定圧を、ロール重量を支える
のに最小限の圧力設定にしておけば、着床時の昇圧によ
り、リリーフ弁41から圧力が逃がされ、ロール受台3
3はわずか下降し、この動作により、ロール着床の衝撃
力は吸収される。このことで、ロール研削盤21のベッ
ド22への衝撃も吸収され、ベッド22が歪むのも防止
されるとともに、ロール表面への衝撃も小さくなり、表
面の傷付きもない。ポンプ36の吐出圧は、減圧弁42
によって制限される。
【0021】図5に示すように、レスト装置27には、
フレーム45によって支持される上部受金46、下部受
金47とが設けられる。上部受金46は、回転砥石32
によってロール28を研削する際に、回転砥石32によ
って発生する押圧力を主として受けるために設けられ
る。下部受金47は、ロール28の重量を主として支え
るために設けられる。上部受金46および下部受金47
の接触部の位置は、調整部46a,47aから調整する
ことができる。レスト装置27の上部には、油タンク4
8が設けられ、油パッド49を介してロール28の表面
に潤滑用の油を塗布することができる。
【0022】図6は、図1〜図5に示すロール研削盤2
1を含む金属帯の圧延工場のレイアウトを示す。建屋5
0内に、複数の圧延機が連続配置されるタンデム圧延機
51が設けられ、そのロール交換のために組替台車52
および移送台車53が配置される。組替台車52は、タ
ンデム圧延機51を構成する各タンデム圧延機51との
間で、ロールの向きを変えずにチョックを装着したロー
ルの交換を自動的に行う。組替台車52は、ロールの軸
線方向に走行して、ロールを移送台車53に移送する。
移送台車53は、タンデム圧延機51における金属帯の
パスライン51pと平行な方向にロールの向きを変えず
にロールを搬送し、チョック着脱装置54によってチョ
ックの着脱を行い、ロール取合位置55でチョックを取
外したロールを待機させる。建屋50には、複数のロー
ル研削盤21a,21b,21cと、ロール置場56、
チョック整備場、およびコイル置場が設けられ、コイル
置場には圧延された金属帯が巻取られたコイルが仕掛品
として保管される。ロールをロール取合位置55とロー
ル置場56やロール研削盤21a,21b,21cとの
間で搬送するために、自動移載装置であるオートローダ
57が設けられている。コイルの搬送は、オートローダ
57とは別に設けられている自動クレーン58によって
行われる。自動クレーン58は、タンデム圧延機51に
よって圧延すべきコイルを入側に搬送したり、出側から
搬送台車59によって搬送された圧延後のコイルを吊下
げて搬送する。
【0023】図7は、オートローダ57に関連する構成
を示す。オートローダ57には、ロール28を吊下げて
移載するための吊下げ装置60が設けられる。吊下げ装
置60は、できるだけ揺れのない状態でロール28を搬
送する。オートローダ57は、工場の建屋50の壁50
aの上方のレール上を走行し、床50bのうちの特定の
領域内でのみ自動運転を行う。
【0024】図8は、オートローダ57によるロール2
8の搬送の際の位置決め機構を示す。ロール置場56に
は、ロール28を置くためのロールラック61が設けら
れる。ロールラック61の上方の建屋の走行レール69
近傍とオートローダ57のクラブ57aの走行レール5
7b近傍のガーダ57cには、ラック用ガイド62が設
置される。ロール研削機21は、建屋50の床50bよ
り下方に形成される基礎50c上に設置され、ロール2
8を搬入/搬出するための位置決め用には、グラインダ
用ガイドとして、建屋の走行レール69近傍に63a、
オートローダクラブ走行レール57b近傍に63が設け
られる。ラック用ガイドとして、建屋の走行レール69
近傍に62a、オートローダクラブ走行レール57b近
傍に62が設けられ、それぞれのガイドには、位置決め
ガイドローラ64が設けられる。オートローダ57に
は、位置決めガイドローラ64に嵌合するロック機構6
5が設けられ、ロック機構65を位置決めガイドローラ
64に挿入すれば、吊下げ装置60を正確に位置決めす
ることができる。吊下げ装置60からは、昇降変位可能
に吊り具67が吊下げられている。吊り具67は、ロー
ル28の両端の駆動軸29および従動軸30を吊下げる
ことができる。
【0025】図9、図10および図11は、吊下げ装置
60に関連する構成を示す。吊り具67の間隔は、間隔
調整装置68によって調整される。吊下げ装置60は、
ガイドフレーム70によってロール28を吊下げた状態
でも大きく振れることがないように支えられている。ガ
イドフレーム70間では、支持フレーム71がガイド7
3によって上下方向に案内される。支持フレーム71
は、ロープ車72を介してロープ75によって吊下げら
れる。ロープ75は、巻上ドラム76に巻掛けられる。
ガーダ57c上の位置決めガイド62,63にロック機
構65を挿入してクラブ位置を決め、さらに建屋に固定
された位置決めガイド62a,63aにオートローダの
ロック機構65を挿入して固定し、吊り具67はガイド
フレーム70で固定することによって、オートローダ5
7の停止位置を決めるとともにロール28を吊下げた吊
り具67の振れや揺れを減少させることができ、その結
果ロールの荷降ろし位置を正確に決めることができる。
【0026】図12は、ロール28を図1に示すロール
研削盤21に搬入するときの手順の一部を示す。図12
(1)に示すように、ロールを吊り具67によって吊下
げた状態で、たとえば駆動軸29側のセンタ穴29bを
主軸24に近付けた状態で、主軸24の前進ストローク
の範囲内であるように下降させて搬入する。図12
(2)に示すように、ロールリフタ31の受台33上に
ロール28を載置させ、吊り具67をロール28の軸線
方向両端に引抜いて上方に引上げる。このとき、主軸2
4は未だ後退したままである。駆動軸29と主軸24と
の間の間隔、および従動軸30と心押軸26との間の間
隔は、吊り具67を引抜くのに必要なだけあけておく。
吊り具67を除去した後、ロールリフタ31を下降さ
せ、主軸24を前進させる。主軸24が固定の方式では
ロールリフタ31を主軸24側に前進させてセンタ穴2
9bに主軸24を嵌合させ、さらに心押軸26を前進さ
せて従動軸29側の心出しを行う。
【0027】図13は、図1のロール研削盤21によっ
てロール28の研削を行う動作の手順を示す。ステップ
a1では、心押台25を後退させ、ロールリフタ31の
受台33を上昇させた状態として動作を開始する。レス
ト装置27は、搬入されたロール28が心出しされた状
態でロールのジャーナル部29a,30aを支持する位
置に配置される。
【0028】次にステップa2では、オートローダ57
によってロール28が搬入され、図12(2)に示すよ
うに、受台33上に載置される。ステップa3では、吊
り具67が図12(2)に示すようにして、ロール28
の軸線方向の両端から除去される。この後、オートロー
ダ57は、ロール研削盤21と縁が切れるので、直ちに
次のロール運搬作業を開始できる。
【0029】ステップa4では、ロールリフタ31の受
台33を徐々に下降させ、レスト装置28でジャーナル
部29a,30aを支持する。ステップa5では、主軸
24の出入するオートカップリング式のものでは主軸2
4を前進させる。その場合は、ステップa6は省略でき
る。ステップa6では、ロールリフタ31およびレスト
装置27を主軸4側に前進させて、駆動軸29のセンタ
穴29bに主軸24を嵌合させる。ステップa7では、
心押台25を前進させ、心押軸26を従動軸30のセン
タ穴30bに嵌合させる。このようにして、心出しが行
われた後で、必要に応じてレスト装置27の支持位置を
調整し、ステップa8で回転砥石32によるロール28
の外周面の研削を行う。
【0030】研削が終了したら、ステップa9で心押台
25を後退させる。ステップa10では主軸24の出入
するオートカップリング式のものでは主軸24を後退さ
せる。その場合は、ステップa11は省略できる。ステ
ップa11ではレスト装置27およびロールリフタ31
を後退させてロールを主軸24から離脱させる。ステッ
プa12でロールリフタ31の受台33を上昇させる。
次にステップa13で、ロール28の軸線方向両端側か
ら吊り具67を装着させ、ステップa14でロール28
を吊下げて搬出し、ステップa15で1つのロール28
に対する研削を終了させ、次のロールが研削可能な状態
とする。
【0031】本実施例によれば、ロールリフタ31に衝
撃吸収回路が設けられているので、ステップa2のロー
ルの搬入時に発生する衝撃力を吸収して減衰させること
ができ、精密機械であるロール研削盤21のレスト装置
27やフレームを傷める衝撃力を与えない。またステッ
プa2,a3およびステップa13,a14に要する時
間を短縮し、ステップa4からステップa12までの動
作の間はオートローダ57を他の用途に使用することが
できるので、オートローダ57の稼働率が向上する。
【0032】図14は、ロールリフタ31が無い場合の
ロール搬入の手順を示す。図14(1)では、吊り具6
7によってロール28を吊下げた状態で、直接レスト装
置27近傍まで下降させる。この際、レストのホワイト
メタルに衝撃を与えないように、できる限り微速で徐々
に下降させ、最終的にレスト装置27に着床させる。通
常、この下降速度は、1mm/sec程度としているた
め、30mmの高さから微速に切換えても、30秒を要
し、オートローダ57は吊り具67を引抜くまで、この
ロール研削盤に専有され、他のロール研削盤とロールラ
ック61間や、移動台車53とロールラック61間のロ
ール運搬作業ができない。これは、ロール研削盤の台数
や吊り降ろしの回数が多い程無駄時間となり、累積され
る。図14(2)では、吊り具67をロール28の軸方
向両端側に引出して引抜き、主軸24および心押軸26
を前進させ、心出しした状態でレスト装置27の支持位
置を調整する。図14(3)では、心押軸26を後退さ
せ、焼付防止のため、心押軸26と従動軸30との間
に、盤木26bを挿入させる。図14(4)では、再び
心押軸26を前進させ、ロール28の軸線方向両端から
挟持する。
【0033】図15は、図14に示す実施例に用いるオ
ートカップリング機構付の主軸台77の構成を示す。図
15(A)は端面図、図15(B)は正面図をそれぞれ
示す。主軸台77の先端に設けられるオートカップリン
グ78には、面板79、面板79の内周側に摺動変位可
能に係合される滑りキー80、面板79から滑りキー8
0を介してケレー81にて駆動力が伝達される。面板7
9は、ピン83によってプーリ84に固定される。プー
リ84は、複数のVベルトが巻掛けられ、回転駆動され
る。ケレー81は、ロールの駆動軸29の先端付近に形
成される平坦面29cに当接して、駆動軸29に回転駆
動力を伝達する。主軸24は、軸線方向に前進後退変位
可能である。図14(1)に示すようなロール28の搬
入時には、主軸24は仮想線で示す位置まで後退してお
り、ケレー81も主軸24に連結されており、同時に後
退する。図14(2)に示すような心出し時には、主軸
24の先端は、実線で示す位置まで前進し、駆動軸29
のセンタ穴29bに嵌合する。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、衝撃吸収
手段を設けてロールの着床時に発生する衝撃荷重を減衰
させて吸収するので、ロール研削盤フレームへの悪影響
の有る衝撃を与えることなく、ロール移載装置によるロ
ールの搬入と装着とを迅速かつ安全に行うことができ、
ロール移載装置の運転を容易にし、その稼働率を向上さ
せることができる。
【0035】また本発明によれば、リフト手段は、主軸
までの運搬を行うことができる。主軸の出入機構を装備
するために、主軸の突出時の撓み防止のために、主軸が
大型化し、それによって主軸台も大型化し、また精度も
悪くなりがちであるが、主軸が固定されていて、剛性の
有る、しかも安価なロール研削盤であっても同様の効果
を得ることができる。さらにロールを受台に載置してか
ら以後の過程は、ロールの研削機側で行うことができ、
ロールの移載装置側の専有時間を短くすることができ、
ロールの移載装置側の稼働率を向上させることができ
る。
【0036】さらに本発明によれば、ロールの自動研削
設備には、衝撃吸収手段を備えるロール研削機とロール
を搬入または搬出する自動移載装置とが含まれる。自動
移載装置は、ロール研削機へのロール搬入時に衝撃力を
可能な限り軽減するような運転を行う必要がないので、
運転の制御は容易であり、速度も早く運転ができ、搬送
能力や稼働率を向上させることができる。また他のロー
ル研削機や移送台車において、自動移載装置待ちの時間
が減ることから、ロールショップ全体の稼働率が向上
し、圧延機の要求するロールを直ちに供給でき、生産能
率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1に示すロールリフタ31に関連する構成を
示す部分的な断面図である。
【図3】図1に示すロールリフタ31の動作を示す簡略
化した右側方から見た断面図である。
【図4】図2の昇降シリンダ34を制御するための油圧
配管系統図である。
【図5】図1のレスト装置27に関連する構成を示す右
側方から見た断面図である。
【図6】図1のロール研削盤21を使用する金属帯の圧
延工場のレイアウト図である。
【図7】図6に示すオートローダ57の正面図である。
【図8】図6のロール置場56付近のオートローダ57
とロール研削盤21の関係を示す説明図である。
【図9】図7に示すオートローダ57の吊下げ装置60
の正面図である。
【図10】吊り具67の支持機構を示す簡略化した正面
図である。
【図11】吊り具67の振れ止め機構を示す模式的な側
面図である。
【図12】ロール28を搬入する手順を示す簡略化した
正面図である。
【図13】ロール研削盤によってロールを研削する手順
を示すフローチャートである。
【図14】本発明の他の実施例によるロールの搬入手順
を示す簡略化した正面図である。
【図15】図14の実施例に用いる主軸台のオートカッ
プリング78の構成を示す断面図および正面図である。
【図16】先行技術によるロール研削盤の正面図であ
る。
【図17】先行技術によるロール研削盤の右側面図であ
る。
【図18】研削すべきロールの形状を示す正面図であ
る。
【図19】先行技術によるロールの搬入手順を示す簡略
化した正面図である。
【符号の説明】
21 ロール研削盤 23,77 主軸台 24 主軸 25 心押台 26 心押軸 27 レスト装置 28 ロール 28a 中心軸 29a,30a ジャーナル部 29b,30b センタ穴 31 ロールリフタ 32 回転砥石 33 受台 34 昇降シリンダ 35 昇降ガイド 46 上部受金 47 下部受金 51 タンデム圧延機 52 組替台車 53 移送台車 56 ロール置場 57 オートローダ 60 吊下げ装置 61 ロールラック 64 位置決めガイドローラ 65 ロック機構 67 吊り具 70 ガイドフレーム 78 オートカップリング 79 面板 81 ケレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 28/02 B24B 5/35 B24B 5/37 B24B 41/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールの中心軸を一端側の主軸と他端側
    の心押軸とによって回転可能に挟持し、レスト装置でロ
    ールの軸線方向両端側に設けられるロールのジャーナル
    軸受部を支持しながらロールを回転駆動し、回転砥石に
    よってロールのジャーナル軸受部間の胴部の外周面を研
    削するロールの研削機において、 ロールの胴部またはネック部を載置可能な受台を有し、
    ロールの搬入時に受台を研削時にレスト装置によって支
    持される位置よりも上昇させておき、受台へのロールの
    着床後に受台を下降させてロールをレスト装置によって
    支持させた後、さらに受台を下降させることが可能なリ
    フト手段と、 リフト手段に備えられ、ロールの受台への着床時に発生
    する衝撃荷重を減衰させて吸収する衝撃吸収手段とを含
    むことを特徴とするロールの研削機。
  2. 【請求項2】 前記リフト手段を、前記主軸に対して接
    近または離反する方向に移動可能な移動手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のロールの研削機。
  3. 【請求項3】 前記リフト手段は、油圧回路による制御
    で前記上昇および前記下降が可能であり、 前記衝撃吸収手段は、該油圧回路の昇圧を逃がすリリー
    フ弁を含むことを特徴とする請求項1または2記載のロ
    ールの研削機。
  4. 【請求項4】 ロールの中心軸を一端側の主軸と他端側
    の心押軸とによって回転可能に挟持し、レスト装置をロ
    ールの外周面に接触させてロールを支持しながらロール
    を回転駆動し、予め設定される制御プログラムに従い、
    ロールに対して相対的に移動する回転砥石によってロー
    ルの外周面を研削するロール研削機と、 ロール研削機に対してロールを吊下げて搬入または搬出
    する自動移載装置とを含むロールの自動研削設備におい
    て、 ロール研削機は、 ロールの胴部またはネック部を載置可能な受台を有し、
    受台によるロールの載置位置がロールの研削時にレスト
    装置によって支持される位置の上方から下方までの間を
    昇降変位可能なリフト手段と、 ロールの搬入時に受台を研削時にレスト装置によって支
    持される位置よりも上昇させておき、受台へのロールの
    着床後に受台を下降させてロールをレスト装置によって
    支持させた後、さらに受台を下降させるように制御する
    制御手段と、 リフト手段に備えられ、ロールの受台への着床時に発生
    する衝撃荷重を減衰させて吸収する衝撃吸収手段とを含
    むことを特徴とするロールの自動研削設備。
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