JP2001198816A - ロール駆動装置 - Google Patents

ロール駆動装置

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JP2001198816A
JP2001198816A JP2000008753A JP2000008753A JP2001198816A JP 2001198816 A JP2001198816 A JP 2001198816A JP 2000008753 A JP2000008753 A JP 2000008753A JP 2000008753 A JP2000008753 A JP 2000008753A JP 2001198816 A JP2001198816 A JP 2001198816A
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JP
Japan
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roll
face plate
turning
pair
turning piece
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Pending
Application number
JP2000008753A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Hosokawa
川 一 幸 細
Michiaki Tatsumi
見 通 章 立
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面板上の回し駒、主軸、ロール端部の間で相
対的に心がずれていても微妙な調整をすることなく駆動
トルクを正確にロールに伝える。 【解決手段】 ロール端部の平行面に対して押圧する一
対の回し駒をそれぞれ保持し回転力を前記回し駒に伝え
る一対の保持部を前記面板に取り付けるとともに、前記
回し駒と保持部との間に剛球を介装し、回し駒が全方向
に対して傾動可能なように保持部と連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール研削盤にお
けるロール駆動装置に係り、特に、主軸台の面盤に取り
付けた回し駒を使って、ロールに回転力を正確に伝えら
れるようにしたロール駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール研削盤では、加工対象物のロール
を支持する受け台を主軸台と心押台の間に配置してい
る。主軸台のプーリには、モータから回転力がベルト等
の伝動装置を介して伝えられ、このプーリには、ロール
にトルクを伝える面板が取り付けられている。
【0003】一般に、主軸台に設けられる面板には、2
つ一組の回し駒が主軸の中心に関して対称に配置されて
いる。加工対象物のロールは、心押台と主軸台の面板に
それぞれ設けたワークセンタでその軸心と主軸の軸心が
一致するように位置決めされるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の主軸台では、回
し駒は、大きさの異なるロールに対応できるように、ま
た、段取りの便宜のために、面板上を移動して位置を調
整できるようになっている。したがって、ロールの加工
を開始する前には、回し駒の位置を事前に調整して、主
軸およびロールの軸心に関して対称な位置に正確に位置
決めをする必要がある。
【0005】このような回り駒の調整を正確に行わない
と、ロールの回転がスムーズにいかなく、ロールの振れ
の原因となる。しかし、回し駒の位置を正確に調整する
作業は、熟練を要する煩雑な作業となっている。
【0006】また、主軸とロールの心は合っても、主軸
とロール端部の間で心がずれていることがしばしばあ
る。このような場合もロールの振れの原因となる。
【0007】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、面板上の回し駒、主軸、ロール
端部の間で相対的に心がずれていても微妙な調整をする
ことなく駆動トルクを正確にロールに伝えられるように
したロール駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、加工対象物のロールに対してそのロー
ル端部の一対の平行面に係合する回し駒を介して主軸台
のプーリとともに回転する面板から回転力を加えるロー
ル駆動装置において、前記ロール端部の平行面に対して
押圧する一対の回し駒をそれぞれ保持し回転力を前記回
し駒に伝える一対の保持部を前記面板に取り付けるとと
もに、前記回し駒と保持部との間に剛球を介装し、回し
駒が全方向に対して傾動可能なように保持部と連結され
ていることを特徴とするものである。
【0009】本発明によれば、回し駒が鋼球に当接して
全方向に傾動できるために、心のずれを補償する方向に
わずかに傾動するので、ロール端部に均等な駆動トルク
を及ぼすことができ、動力損失や負荷が増大を防止する
ことができる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明によるロール駆動装置
の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明
する。
【0011】図1は、本発明によるロール駆動装置が適
用されるロール研削盤を示す。
【0012】図1において、10は砥石台であり、11
は、心押台、12は主軸台を示す。砥石台10は、往復
台13の上をX軸方向に移動可能なように設けられてい
る。砥石台10には、砥石14がロール15の軸方向に
対して直角に向き合うように設けられており、図示しな
いインフィード機構により、砥石14がロール15に対
して前後(X軸方向)に移動し、ロール15に切り込み
を与えることができるようになっている。往復台13
は、サーボモータによりボールねじを駆動してZ軸方向
に送られるもので、ボールねじや送り運動を案内するガ
イドレールは、伸縮自在な入れ子状の摺動面カバー17
によって被覆されており、その摺動面が保護されてい
る。
【0013】一方、心押台11は、ロール15の軸方向
と平行なZ軸方向に延びるラック16に沿ってピニオン
・ラック機構を利用してZ軸方向に移動することができ
るようになっている。心押台11と主軸台12の間に
は、ロール15を支持する一対の受台18a、18bが
配置されており、ロール15はその両端部でそれぞれ受
台18a、18bによって回転可能に支持されている。
【0014】主軸台12は、ロール15に駆動トルクを
伝える面板20と、図示しないモータの駆動トルクを面
板20へ伝達するベルト伝動機構などを内蔵しているも
ので、本実施形態による面板20に対して本発明が適用
されている。
【0015】図2は、面板20の正面を示す図である。
この図2において、面板20の回転中心をOで表してい
る。面板20の中央部において二点鎖線で表しているの
がロール15の端部21である。このロール端部21に
は、一対の平行面22a、22bが形成されており、面
板20側に設けられている一対の回し駒24a、24b
がそれぞれ平行面22a、22bを押圧するように配設
されている。この場合、回し駒24a、24bは、回転
中心Oに関して対称でかつ斜向かいの位置に配置されて
いる。なお、図2において、符号25a、25bは、ロ
ール端部21のそれぞれ曲面に当接してロール端部21
を保持する押え金を示している。
【0016】次に、図3は、面板20の断面を示す図で
ある。面板20は、スリーブ28に摺動自在に嵌合して
おり、研削対象のロール15の種類に応じて主軸26の
軸方向に移動させることで位置を調整することができる
ようになっている。主軸26の端面には、ロール端部2
1に係合して心を合わせるワークセンタ29が固定され
ている。面板20には、一対の取付ブロック30a、3
0bが面板20における半径方向に位置を調整可能なよ
うに固定されている。これらの取付ブロック30a、3
0bには、アーム31a、31bが水平な姿勢で取り付
けられており、上述したロール駆動用の回し駒24a、
24bは、アーム31a、31bの先端部にホルダ32
a、32bを介して保持されている。
【0017】図4に示すように、ホルダ32a、32b
の内部には、鋼球34a、34bがそれぞれ収容されて
いる。鋼球34a、34bは、それぞれ座金35a、3
5b上に転動可能な状態で着座してい。また、鋼球34
a、34bは、カラー36a、36bに遊嵌している。
カラー36a、36bには、回し駒24a、24bと一
体のフランジ部37a、37bが当接しており、したが
って、回し駒24a、24bは、全方向に傾動自在な状
態でホルダ32a、32bに保持されている。回し駒2
4a、24bは、当金38a、38bを介してロール端
部21の平行面22a、22bに当接するようになって
いる。
【0018】なお、ホルダ32a、32bの内部には、
グリスニップル39から潤滑油が充填され、回し駒24
a、24bと接触し合う鋼球34a、34bの磨耗を防
止している。また、当金38a、38bとホルダの蓋4
0a、41bの間には、パッキン42a、42bが装着
され、回し駒24a、24bの傾動に伴って潤滑油が外
部に漏出するのを防止している。
【0019】次に、図2乃至図4を参照しながら、本実
施の形態の作用を説明する。面板20はプーリ50とい
っしょに回転し、駆動トルクは、取付ブロック30a、
30b、アーム31a、31bから回し駒24a、24
bに伝えられる。回し駒24a、24bは、主軸26の
軸線Oに関して対象でかつ斜向かいに配置されて、ロー
ル端部21の平行面22a、22bを当金38a、38
bを介して押圧しているので、面板20の回転とともに
ロール端部21に駆動トルクを伝え、ロール15を回転
させることができる。回し駒24a、24bの位置は、
事前の調整により、主軸26の軸心Oについて対称な位
置に位置決めされるが、厳密には心が合っていない場合
もある。その場合は、回し駒24a、24bが鋼球34
a、34bに当接して全方向に傾動できるために心のず
れを補償する方向にわずかに傾動し、ロール端部21に
均等な駆動トルクを及ぼすことができるようになる。
【0020】また、主軸26とロール端部21の間で心
がずれているような場合でも、同じようにして、心のず
れを補償する方向にわずかに傾動し、均等な駆動トルク
をロール端部21に伝えることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、面板上の回し駒、主軸、ロール端部の間で相
対的に心がずれていても微妙な調整をすることなく駆動
トルクを正確にロールに伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロール駆動装置が適用されるロー
ル研削盤の全体を示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態によるロール駆動装置の面板
の正面図。
【図3】本発明の実施形態によるロール駆動装置の断面
図。
【図4】本発明の実施形態によるロール駆動装置の回し
駒の作用を説明する図。
【符号の説明】
10 砥石台 11 心押台 12 主軸台 13 往復台 14 砥石 15 ロール 20 面板 21 ロール端部 22a、22b 平行面 24a、24b 回し駒 26 主軸 34a、34b 鋼球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工対象物のロールに対してそのロール端
    部の一対の平行面に係合する回し駒を介して主軸台のプ
    ーリとともに回転する面板から回転力を加えるロール駆
    動装置において、 前記ロール端部の平行面に対して押圧する一対の回し駒
    をそれぞれ保持し回転力を前記回し駒に伝える一対の保
    持部を前記面板に取り付けるとともに、前記回し駒と保
    持部との間に剛球を介装し、回し駒が全方向に対して傾
    動可能なように保持部と連結されていることを特徴とす
    るロール駆動装置。
JP2000008753A 2000-01-18 2000-01-18 ロール駆動装置 Pending JP2001198816A (ja)

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