JP3472183B2 - 微小部品供給装置 - Google Patents
微小部品供給装置Info
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- JP3472183B2 JP3472183B2 JP07401799A JP7401799A JP3472183B2 JP 3472183 B2 JP3472183 B2 JP 3472183B2 JP 07401799 A JP07401799 A JP 07401799A JP 7401799 A JP7401799 A JP 7401799A JP 3472183 B2 JP3472183 B2 JP 3472183B2
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- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
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- B65G47/256—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles removing incorrectly orientated articles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/02—Devices for feeding articles or materials to conveyors
- B65G47/04—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
- B65G47/12—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
- B65G47/14—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05F—STATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
- H05F3/00—Carrying-off electrostatic charges
- H05F3/06—Carrying-off electrostatic charges by means of ionising radiation
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/02—Articles
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、チップ状電子部
品等の微小部品を供給する微小部品供給装置に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】チップ状電子部品等の微小部品を供給す
る装置としては、振動式パーツフィーダが多く用いら
れ、一部で圧縮エアによるエア式搬送装置やベルトコン
ベア等も用いられている。これらの装置の多くは、部品
を整列して次工程へ供給するために用いられる。 【０００３】上記供給装置で搬送される微小部品には、
部品同士の摩擦や、部品と搬送路との摩擦等で静電気が
帯電することがある。搬送中の微小部品に静電気が帯電
すると、帯電した部品同士が反発し合ったり、引き合っ
たりするため、部品の整列に支障を来す問題がある。ま
た、チップ状電子部品等が帯電したまま次工程へ供給さ
れると、空気中の塵埃が付着して、部品が組み込まれる
電気製品等に欠陥を生じさせる原因ともなる。 【０００４】物体の静電気を除電する手段としては、接
地された導電体に接触させる方法、周囲の空気中に湿気
を付与する方法、および電離したエアを吹き付けて中和
する方法が知られている。振動式パーツフィーダやベル
トコンベア等の搬送路を移動する微小部品にこれらを適
用する場合、一番目の方法は、振動したり、動いたりす
る搬送路に導電性を付与して接地する必要があり、供給
装置が高価なものとなる。二番目の方法は、湿気が微小
部品や供給装置に悪影響を及ぼすので採用できない場合
が多い。三番目の方法は、移動する部品の静電気を除電
する手段として好適であり、一部で振動式パーツフィー
ダのボウル内や搬送路上の部品に電離エアを吹き付ける
ことが行われている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】上述した電離エアを吹
き付ける方法は、移動部品の静電気除電手段として適し
ているが、チップ状電子部品等の微小部品の供給装置で
は、これらの微小部品が、ボウル内は勿論、搬送路上で
も重なり合うことが多いため、下層側の微小部品に電離
エアが当たらず、除電される部品の比率が低い問題があ
る。 【０００６】そこで、この発明の課題は、微小部品の静
電気を高い比率で、かつ容易に除電できる微小部品供給
装置を提供することである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、微小部品を搬送路に沿って排出端に
搬送供給し、この搬送路の途中に微小部品の排除手段が
設けられた微小部品供給装置において、前記微小部品の
排除手段にエア噴射を用い、この噴射されるエアの配管
に、帯電した微小部品の静電気を中和除電する電離した
エアを混入させた構成を採用したのである。 【０００８】すなわち、搬送路の途中で微小部品を排除
する手段としてエア噴射を用い、この噴射エアに電離し
たエアを混入させることにより、個別に排除される微小
部品に電離エアを当て、微小部品の静電気を効率よく除
電できるようにしたのである。 【０００９】また、微小部品を搬送路に沿って排出端に
搬送供給し、この搬送路の途中に微小部品の排除手段が
設けられ、この排除手段で排除された微小部品を、管路
に沿って圧縮エアで戻し搬送する手段が設けられた微小
部品供給装置においては、前記戻し搬送に用いる圧縮エ
アの配管に、帯電した微小部品の静電気を中和除電する
電離したエアを混入させた構成を採用したのである。 【００１０】この場合も、個別に戻し搬送される微小部
品に電離エアを当てて、効率よく静電気を除電でき、既
存の圧縮エア供給装置を利用することにより、別体のノ
ズルやブロア等を不要とすることができる。 【００１１】前記微小部品が表裏面の向きを有する部品
で、前記微小部品の排除手段を、前記搬送路の部品表裏
整列部に設けられた表裏不良部品の排除用エアノズルと
することにより、この場合も別体のノズル等やその取り
付け用ステイを不要として、省スペースで安価に静電気
を除電することができる。 【００１２】前記微小部品の排除手段を、前記搬送路の
余剰部品排除部に設けられた余剰部品排除用エアノズル
とすることもできる。 【００１３】さらに、微小部品を管路に沿って圧縮エア
で排出端に搬送供給する微小部品供給装置において、前
記圧縮エアの配管に、帯電した微小部品の静電気を中和
除電する電離したエアを混入させることもできる。 【００１４】 【発明の実施の形態】以下、図１乃至図７に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。 【００１５】図１乃至図６は、第１の実施形態である。
この微小部品供給装置は、図１および図２に示すよう
に、微小なチップ抵抗器１（図３）を整列供給するもの
であり、チップ抵抗器１が貯蔵されるボウル２がねじり
振動され、チップ抵抗器１がボウル２内の螺旋状の搬送
路に沿って搬送される振動式ボウルフィーダ３と、ボウ
ルフィーダ３から搬送されたチップ抵抗器１を受け取
り、直線状の搬送路を有するトラフ４を往復振動させ、
チップ抵抗器１をこの搬送路に沿って搬送しながら整列
供給する振動式直進フィーダ５と、直進フィーダ５の搬
送路の途中から、姿勢不良のチップ抵抗器１をボウル２
に戻すエア式部品搬送装置６とで基本的に構成されてい
る。 【００１６】図３に示すように、前記チップ抵抗器１は
厚みと幅がほぼ等寸で、長さが幅のほぼ倍寸に形成さ
れ、表面側に抵抗体７が埋め込まれたものであり、表裏
対称の形状で、表裏面の向きを有する。 【００１７】図４に示すように、前記ボウル２の搬送路
８の最外周の壁９には、積み重なって搬送される余剰の
チップ抵抗器１をボウル２の底に吹き落とすためのエア
ノズル１０が設けられている。このエアノズル１０に接
続された圧縮エアの配管１１には、電離装置（図示省
略）で電離されたエアが混入され、この電離エアを吹き
当てることにより、チップ抵抗器１に帯電した静電気を
中和除電するようになっている。 【００１８】図５に示すように、前記トラフ４の搬送路
１２の途中には、搬送されるチップ抵抗器１の表裏を判
別する光電センサ１３と、光電センサ１３で裏向きと判
定されたチップ抵抗器１を、搬送路１２と平行な溝１４
に吹き落とすエアノズル１５が設けられている。エアノ
ズル１５に接続されたエア配管１６には、前記配管１１
と同様に電離したエアが混入され、チップ抵抗器１の静
電気を除電するようになっている。 【００１９】図６に示すように、前記エア式部品搬送装
置６は、チップ抵抗器１を戻し搬送する管路１７と、管
路１７の排出端に接続され、前記ボウル２の中央部上方
に配置された減速容器１８とで構成されている。減速容
器１８の内周には、下方に開口する円筒状の案内面１９
が形成され、この案内面１９の上端に、下方が開放され
たリング状の周回路２０が設けられている。この周回路
２０の接線方向に管路１７の排出端が接続され、排出端
から高速で排出されるチップ抵抗器１は、周回路２０で
その直線運動を周回運動に変えられ、案内面１９に沿っ
て減速されながら旋回下降し、ボウル２内に着地する。 【００２０】前記管路１７の供給端は、前記搬送路１２
と平行な溝１４の終端に設けられた孔２１の下方に配置
され、圧縮エアのノズル２２が孔２１を通してこの供給
端に挿入されている。前記エアノズル１５で溝１４に吹
き落とされた姿勢不良のチップ抵抗器１は、孔２１から
管路１７の供給端に吸い込まれ、圧縮エアで管路１７内
を高速搬送され、前記減速容器１８で減速されてボウル
２に戻される。ノズル２２に接続されたエア配管２３に
も電離したエアが混入されるようになっており、管路１
７内を戻し搬送されるチップ抵抗器１の静電気が除電さ
れる。 【００２１】図７は、第２の実施形態を示す。この微小
部品供給装置は、エア式部品搬送装置を単体で用いたも
のであり、微小部品２４を搬送する管路２５と、管路２
５の途中に設けられた負圧発生装置２６と、管路２５の
排出端２７に接続された減速容器２８とで構成されてい
る。減速容器２８は、前記減速容器１８と同様に、円筒
状の案内面２９とリング状の周回路３０を有し、周回路
３０の接線方向に管路２５の排出端２７が接続されてお
り、減速容器２８の下側には、案内面２９を旋回下降す
る微小部品２４が着地する受け容器３１が設けられてい
る。 【００２２】前記負圧発生装置２６に設けられたノズル
３２にはエア配管３３が接続され、ノズル３２から管路
２５の排出端２７側へ向けて圧縮エアが噴射される。微
小部品２４は、この圧縮エアの噴射で負圧となる管路２
５の供給端３４に吸い込まれて、圧縮エアで排出端２７
へ高速搬送され、減速容器２８で減速されて受け容器３
１内に着地する。この配管３３にも、電離装置（図示省
略）で電離されたエアが混入され、微小部品２４の静電
気を中和除電するようになっている。 【００２３】上述した実施形態では、振動式パーツフィ
ーダとエア式部品搬送装置を用いた微小部品供給装置の
部品排除手段等に電離エアを混入した圧縮エアを採用し
たが、ベルトコンベア等の他の形式の微小部品供給装置
でも、同様の部品排除手段を採用することができる。 【００２４】 【発明の効果】以上のように、この発明の微小部品供給
装置は、搬送路の途中で微小部品を排除する手段や、微
小部品を圧縮エアで戻し搬送する手段に用いる圧縮エア
に、電離されたエアを混入させるようにしたので、微小
部品の静電気を効率よく除電して、整列供給時の微小部
品の列の乱れを防止するとともに、次工程に供給される
微小部品に空気中の塵埃が付着するのを防止することが
できる。また、既存の圧縮エア供給装置を利用して、電
離エアを混入させたので、別体のノズルやブロア等とこ
れらの取り付け用ステイも不要となり、省スペースで安
価に静電気を除電することができる。 【００２５】微小部品を管路に沿って圧縮エアで搬送供
給する微小部品供給装置においても、圧縮エアに電離エ
アを混入させるようにしたので、次工程に供給される微
小部品に空気中の塵埃が付着するのを防止することがで
きる。
品等の微小部品を供給する微小部品供給装置に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】チップ状電子部品等の微小部品を供給す
る装置としては、振動式パーツフィーダが多く用いら
れ、一部で圧縮エアによるエア式搬送装置やベルトコン
ベア等も用いられている。これらの装置の多くは、部品
を整列して次工程へ供給するために用いられる。 【０００３】上記供給装置で搬送される微小部品には、
部品同士の摩擦や、部品と搬送路との摩擦等で静電気が
帯電することがある。搬送中の微小部品に静電気が帯電
すると、帯電した部品同士が反発し合ったり、引き合っ
たりするため、部品の整列に支障を来す問題がある。ま
た、チップ状電子部品等が帯電したまま次工程へ供給さ
れると、空気中の塵埃が付着して、部品が組み込まれる
電気製品等に欠陥を生じさせる原因ともなる。 【０００４】物体の静電気を除電する手段としては、接
地された導電体に接触させる方法、周囲の空気中に湿気
を付与する方法、および電離したエアを吹き付けて中和
する方法が知られている。振動式パーツフィーダやベル
トコンベア等の搬送路を移動する微小部品にこれらを適
用する場合、一番目の方法は、振動したり、動いたりす
る搬送路に導電性を付与して接地する必要があり、供給
装置が高価なものとなる。二番目の方法は、湿気が微小
部品や供給装置に悪影響を及ぼすので採用できない場合
が多い。三番目の方法は、移動する部品の静電気を除電
する手段として好適であり、一部で振動式パーツフィー
ダのボウル内や搬送路上の部品に電離エアを吹き付ける
ことが行われている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】上述した電離エアを吹
き付ける方法は、移動部品の静電気除電手段として適し
ているが、チップ状電子部品等の微小部品の供給装置で
は、これらの微小部品が、ボウル内は勿論、搬送路上で
も重なり合うことが多いため、下層側の微小部品に電離
エアが当たらず、除電される部品の比率が低い問題があ
る。 【０００６】そこで、この発明の課題は、微小部品の静
電気を高い比率で、かつ容易に除電できる微小部品供給
装置を提供することである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、微小部品を搬送路に沿って排出端に
搬送供給し、この搬送路の途中に微小部品の排除手段が
設けられた微小部品供給装置において、前記微小部品の
排除手段にエア噴射を用い、この噴射されるエアの配管
に、帯電した微小部品の静電気を中和除電する電離した
エアを混入させた構成を採用したのである。 【０００８】すなわち、搬送路の途中で微小部品を排除
する手段としてエア噴射を用い、この噴射エアに電離し
たエアを混入させることにより、個別に排除される微小
部品に電離エアを当て、微小部品の静電気を効率よく除
電できるようにしたのである。 【０００９】また、微小部品を搬送路に沿って排出端に
搬送供給し、この搬送路の途中に微小部品の排除手段が
設けられ、この排除手段で排除された微小部品を、管路
に沿って圧縮エアで戻し搬送する手段が設けられた微小
部品供給装置においては、前記戻し搬送に用いる圧縮エ
アの配管に、帯電した微小部品の静電気を中和除電する
電離したエアを混入させた構成を採用したのである。 【００１０】この場合も、個別に戻し搬送される微小部
品に電離エアを当てて、効率よく静電気を除電でき、既
存の圧縮エア供給装置を利用することにより、別体のノ
ズルやブロア等を不要とすることができる。 【００１１】前記微小部品が表裏面の向きを有する部品
で、前記微小部品の排除手段を、前記搬送路の部品表裏
整列部に設けられた表裏不良部品の排除用エアノズルと
することにより、この場合も別体のノズル等やその取り
付け用ステイを不要として、省スペースで安価に静電気
を除電することができる。 【００１２】前記微小部品の排除手段を、前記搬送路の
余剰部品排除部に設けられた余剰部品排除用エアノズル
とすることもできる。 【００１３】さらに、微小部品を管路に沿って圧縮エア
で排出端に搬送供給する微小部品供給装置において、前
記圧縮エアの配管に、帯電した微小部品の静電気を中和
除電する電離したエアを混入させることもできる。 【００１４】 【発明の実施の形態】以下、図１乃至図７に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。 【００１５】図１乃至図６は、第１の実施形態である。
この微小部品供給装置は、図１および図２に示すよう
に、微小なチップ抵抗器１（図３）を整列供給するもの
であり、チップ抵抗器１が貯蔵されるボウル２がねじり
振動され、チップ抵抗器１がボウル２内の螺旋状の搬送
路に沿って搬送される振動式ボウルフィーダ３と、ボウ
ルフィーダ３から搬送されたチップ抵抗器１を受け取
り、直線状の搬送路を有するトラフ４を往復振動させ、
チップ抵抗器１をこの搬送路に沿って搬送しながら整列
供給する振動式直進フィーダ５と、直進フィーダ５の搬
送路の途中から、姿勢不良のチップ抵抗器１をボウル２
に戻すエア式部品搬送装置６とで基本的に構成されてい
る。 【００１６】図３に示すように、前記チップ抵抗器１は
厚みと幅がほぼ等寸で、長さが幅のほぼ倍寸に形成さ
れ、表面側に抵抗体７が埋め込まれたものであり、表裏
対称の形状で、表裏面の向きを有する。 【００１７】図４に示すように、前記ボウル２の搬送路
８の最外周の壁９には、積み重なって搬送される余剰の
チップ抵抗器１をボウル２の底に吹き落とすためのエア
ノズル１０が設けられている。このエアノズル１０に接
続された圧縮エアの配管１１には、電離装置（図示省
略）で電離されたエアが混入され、この電離エアを吹き
当てることにより、チップ抵抗器１に帯電した静電気を
中和除電するようになっている。 【００１８】図５に示すように、前記トラフ４の搬送路
１２の途中には、搬送されるチップ抵抗器１の表裏を判
別する光電センサ１３と、光電センサ１３で裏向きと判
定されたチップ抵抗器１を、搬送路１２と平行な溝１４
に吹き落とすエアノズル１５が設けられている。エアノ
ズル１５に接続されたエア配管１６には、前記配管１１
と同様に電離したエアが混入され、チップ抵抗器１の静
電気を除電するようになっている。 【００１９】図６に示すように、前記エア式部品搬送装
置６は、チップ抵抗器１を戻し搬送する管路１７と、管
路１７の排出端に接続され、前記ボウル２の中央部上方
に配置された減速容器１８とで構成されている。減速容
器１８の内周には、下方に開口する円筒状の案内面１９
が形成され、この案内面１９の上端に、下方が開放され
たリング状の周回路２０が設けられている。この周回路
２０の接線方向に管路１７の排出端が接続され、排出端
から高速で排出されるチップ抵抗器１は、周回路２０で
その直線運動を周回運動に変えられ、案内面１９に沿っ
て減速されながら旋回下降し、ボウル２内に着地する。 【００２０】前記管路１７の供給端は、前記搬送路１２
と平行な溝１４の終端に設けられた孔２１の下方に配置
され、圧縮エアのノズル２２が孔２１を通してこの供給
端に挿入されている。前記エアノズル１５で溝１４に吹
き落とされた姿勢不良のチップ抵抗器１は、孔２１から
管路１７の供給端に吸い込まれ、圧縮エアで管路１７内
を高速搬送され、前記減速容器１８で減速されてボウル
２に戻される。ノズル２２に接続されたエア配管２３に
も電離したエアが混入されるようになっており、管路１
７内を戻し搬送されるチップ抵抗器１の静電気が除電さ
れる。 【００２１】図７は、第２の実施形態を示す。この微小
部品供給装置は、エア式部品搬送装置を単体で用いたも
のであり、微小部品２４を搬送する管路２５と、管路２
５の途中に設けられた負圧発生装置２６と、管路２５の
排出端２７に接続された減速容器２８とで構成されてい
る。減速容器２８は、前記減速容器１８と同様に、円筒
状の案内面２９とリング状の周回路３０を有し、周回路
３０の接線方向に管路２５の排出端２７が接続されてお
り、減速容器２８の下側には、案内面２９を旋回下降す
る微小部品２４が着地する受け容器３１が設けられてい
る。 【００２２】前記負圧発生装置２６に設けられたノズル
３２にはエア配管３３が接続され、ノズル３２から管路
２５の排出端２７側へ向けて圧縮エアが噴射される。微
小部品２４は、この圧縮エアの噴射で負圧となる管路２
５の供給端３４に吸い込まれて、圧縮エアで排出端２７
へ高速搬送され、減速容器２８で減速されて受け容器３
１内に着地する。この配管３３にも、電離装置（図示省
略）で電離されたエアが混入され、微小部品２４の静電
気を中和除電するようになっている。 【００２３】上述した実施形態では、振動式パーツフィ
ーダとエア式部品搬送装置を用いた微小部品供給装置の
部品排除手段等に電離エアを混入した圧縮エアを採用し
たが、ベルトコンベア等の他の形式の微小部品供給装置
でも、同様の部品排除手段を採用することができる。 【００２４】 【発明の効果】以上のように、この発明の微小部品供給
装置は、搬送路の途中で微小部品を排除する手段や、微
小部品を圧縮エアで戻し搬送する手段に用いる圧縮エア
に、電離されたエアを混入させるようにしたので、微小
部品の静電気を効率よく除電して、整列供給時の微小部
品の列の乱れを防止するとともに、次工程に供給される
微小部品に空気中の塵埃が付着するのを防止することが
できる。また、既存の圧縮エア供給装置を利用して、電
離エアを混入させたので、別体のノズルやブロア等とこ
れらの取り付け用ステイも不要となり、省スペースで安
価に静電気を除電することができる。 【００２５】微小部品を管路に沿って圧縮エアで搬送供
給する微小部品供給装置においても、圧縮エアに電離エ
アを混入させるようにしたので、次工程に供給される微
小部品に空気中の塵埃が付着するのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施形態の微小部品供給装置を示す正面
図 【図２】図１の平面図 【図３】図１の供給装置で供給されるチップ抵抗器を示
す外観斜視図 【図４】図２のIV−IV線に沿った拡大断面図 【図５】図２のＡ部を拡大して示す斜視図 【図６】図１のエア式部品搬送装置を示す一部切欠き正
面図 【図７】第２の実施形態の微小部品供給装置を示す縦断
正面図 【符号の説明】 １ チップ抵抗器 ２ ボウル ３ ボウルフィーダ ４ トラフ ５ 直進フィーダ ６ エア式部品搬送装置 ７ 抵抗体 ８ 搬送路 ９ 壁 １０ ノズル １１ 配管 １２ 搬送路 １３ 光電センサ １４ 溝 １５ ノズル １６ 配管 １７ 管路 １８ 減速容器 １９ 案内面 ２０ 周回路 ２１ 孔 ２２ ノズル ２３ 配管 ２４ 微小部品 ２５ 管路 ２６ 負圧発生装置 ２７ 排出端 ２８ 減速容器 ２９ 案内面 ３０ 周回路 ３１ 受け容器 ３２ ノズル ３３ 配管 ３４ 供給端
図 【図２】図１の平面図 【図３】図１の供給装置で供給されるチップ抵抗器を示
す外観斜視図 【図４】図２のIV−IV線に沿った拡大断面図 【図５】図２のＡ部を拡大して示す斜視図 【図６】図１のエア式部品搬送装置を示す一部切欠き正
面図 【図７】第２の実施形態の微小部品供給装置を示す縦断
正面図 【符号の説明】 １ チップ抵抗器 ２ ボウル ３ ボウルフィーダ ４ トラフ ５ 直進フィーダ ６ エア式部品搬送装置 ７ 抵抗体 ８ 搬送路 ９ 壁 １０ ノズル １１ 配管 １２ 搬送路 １３ 光電センサ １４ 溝 １５ ノズル １６ 配管 １７ 管路 １８ 減速容器 １９ 案内面 ２０ 周回路 ２１ 孔 ２２ ノズル ２３ 配管 ２４ 微小部品 ２５ 管路 ２６ 負圧発生装置 ２７ 排出端 ２８ 減速容器 ２９ 案内面 ３０ 周回路 ３１ 受け容器 ３２ ノズル ３３ 配管 ３４ 供給端
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−167450（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−107324（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65G 47/00 - 47/20
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 微小部品を搬送路に沿って排出端に搬送
供給し、この搬送路の途中に微小部品の排除手段が設け
られ、この排除手段で排除された微小部品を、管路に沿
って圧縮エアで戻し搬送する手段が設けられた振動式微
小部品供給装置において、前記微小部品の排除手段にエ
ア噴射を用い、この噴射されるエアの配管、および前記
戻し搬送に用いる圧縮エアの配管に、帯電した微小部品
の静電気を中和除電する電離したエアを混入させたこと
を特徴とする微小部品供給装置。
Priority Applications (2)
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| JP07401799A JP3472183B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 微小部品供給装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP07401799A JP3472183B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 微小部品供給装置 |
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ID=13534931
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07401799A Expired - Fee Related JP3472183B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 微小部品供給装置 |
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