JP3471526B2 - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置

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JP3471526B2
JP3471526B2 JP13728696A JP13728696A JP3471526B2 JP 3471526 B2 JP3471526 B2 JP 3471526B2 JP 13728696 A JP13728696 A JP 13728696A JP 13728696 A JP13728696 A JP 13728696A JP 3471526 B2 JP3471526 B2 JP 3471526B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data
    • G06F16/48Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
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    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイパーテキスト
構造で管理されるWWW(World WideWe
b)データとともに、複数メディアデータとそれらの再
生情報(シナリオ)から構成されるミックスメディア情
報を管理し、提供する情報提供装置に関するものであ
り、特に、主に動画(ビデオ)や音声(オーディオ)な
ど、再生時の連続性を必要とする「連続メディアデー
タ」を主体として構成されるハイパービデオ情報を対象
とする情報提供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報提供装置は、ネットワーク上
に点在している情報を、ハイパーテキストのリンク構造
で関連付けて参照するWWW(ワールドワイドウエブ)
が利用されている。この手法では、WWWの利用者(ク
ライアント)は、情報を提供するサーバ(Webサー
バ)へHTTP(Hyper Text Transf
er Protocol)で接続し,各種情報を取得
し、表示することができる。また、Webサーバから提
供されるハイパーテキスト情報は、HTML(Hype
r Text Markup Language)によ
って記述され、1つのハイパーテキストデータをページ
という単位で表現管理し、別のページデータへのリンク
のほか、画像、音声、動画などのモノメディア情報への
リンクを含むことができ、さらに、これらのリンクはネ
ットワーク越しに張ることもできる。
【0003】以下、従来のこの種の情報提供装置につい
て説明する。図73は従来の情報提供装置の構成を示し
ている。図73において、1は入出力部、2は情報ブラ
ウジング部、3はWWWサービス部であり、4は通信部
である。入出力部1は、操作者の操作入力を受付ける操
作入力手段11と、各種メディアデータを出力する表示
手段12を有する。情報ブラウジング部2は、操作入力
手段11からの操作入力に応じたWWWデータの表示制
御を行うブラウジング制御手段21と、取得したWWW
データを記憶する取得結果記憶手段22と、取得したモ
ノメディアデータの表示制御を行うモノメディアデータ
再生手段23とを有する。WWWサービス部3は、ハイ
パーテキストデータとモノメディアデータより構成され
るWWWデータを記憶するWWWデータ記憶手段31
と、外部からの要求に応じてWWWデータを出力するW
WWデータ管理手段32とを有する。通信部4は、WW
Wデータの通信を行うHTTP通信手段41により構成
される。
【0004】図74は従来の情報提供装置で利用される
HTMLで記述されたWWWデータの例を示している。
図74において、9行目にハイパーテキストファイル
(ファイル名:pics.html)へのリンク、12
行目に動画データファイル(movs.mpeg)への
リンクを設定している。
【0005】図75は情報ブラウジング部2における情
報ブラウジング制御手段21に記憶されている再生制御
テーブル24の構造の例である。このテーブル24のレ
コードは次のようなデータで構成されている。 ファイル拡張子:データを格納しているファイル名の拡
張子、 データタイプ :データ形式、 プレーヤ :データの再生アプリケーションプログ
ラム名(設定なしの場合はブラウジング制御手段が再生
する)。
【0006】すなわち、図75では、拡張子「.htm
l」ファイルは「HTML形式のハイパーテキストデー
タ」で、モノメディア再生手段は設定されておらず、以
下同様に「.gif」ファイルは「GIF形式の静止画
データ」で、「xv」プログラムが設定され、「.mp
eg」ファイルは「MPEG形式の動画データ」で、
「mpeg_play」プログラムが設定されているこ
とを示している。
【0007】図76は従来の情報提供装置の基本動作手
順を示すフロー図であり、以下その動作を説明する。 ステップ1:まず、WWWデータ記憶手段31に格納さ
れたホームページデータp1が、そのページから他のW
WWデータへのリンク情報と共に表示手段12に表示さ
れる。 ステップ2:次に、操作入力手段11よりユーザの選択
入力を受け、 ステップ3:ここで、ユーザ入力が「終了」ならば終了
し、 ステップ4:ユーザの選択したリンク先のWWW情報を
表示する処理を繰り返す(ステップ2〜4より繰り返
す)。
【0008】このような動作をする従来の情報提供装置
において、各種WWWデータを取得したときの、ブラウ
ジング制御手段21のデータ処理について、図77のフ
ロー図に基づいて説明する。 ステップ11:ホームページの取得要求を通信部4を介
してWWWサービス部3へ送信し、データを取得、表示
する。 ステップ12:操作入力手段11より、リンクの選択も
しくは、装置の動作の終了の選択を受ける。 ステップ13:先の入力が、装置の動作の終了であれ
ば、終了する。 ステップ14:入力されたリンク情報のWWWデータ
を、WWWサービス部3より取得し、取得情報記憶手段
に記憶する。 ステップ15:取得、記憶したWWWデータの種類が、
ステップ16:HTML形式のハイパーテキストデータ
であれば、表示手段12に表示しているページデータを
更新し、ステップ17:モノメディアデータであれば、
モノメディアデータ再生手段23によりデータ再生して
表示手段12に出力し、ステップ12へ戻る。
【0009】ここで、ステップ15におけるデータの種
類の判断は、たとえば、図7に示した再生制御テーブ
ル24のように、取得データファイルの拡張子により判
断する。
【0010】図78は従来の情報提供装置におけるWW
Wデータ記憶手段31に記憶されているWWWデータの
構造の例(A)と、WWWデータ管理手段32に記憶さ
れているWWWデータ提供初期情報の例(B)を示して
いる。図78において、33〜35はWWWデータとし
て提供されるページデータ、36〜39はモノメディア
データである。また、初期設定テーブル40は、WWW
サービス部3で管理しているハイパーテキストの根本の
ページ「ホームページ」が「home.html」とい
うファイルであることを示している。
【0011】次に、図78に示したWWWデータ構造例
を使用した場合の従来の情報提供装置の動作表示例につ
いて図79を参照して説明する。まず、起動後、「ホー
ムページ」が表示される(図79(a))。ホームペー
ジのテキスト内容と共に、リンク情報が下線として表示
されている。この状態においては、「静止画集」あるい
は「動画集」というテキストの箇所を選択することが可
能である。
【0012】ここで、「静止画集」の箇所を選択すると
「静止画ページ」が表示される(図79(b))。「静
止画ページ」において、「サンプル1」の箇所を選択す
ると、静止画表示プログラムにより、静止画サンプル1
データが表示される(図79(c))。この時、ページ
表示は「静止画ページ」のままで変化しない。静止画の
表示を終了するには終了ボタンを選択する。
【0013】同様に、「ホームページ」」にて「動画
集」を選択後(図79(d))、「サンプル1」を選択
すると、動画表示プログラムにより、動画の表示を制御
する各種ボタンと共に動画サンプル1データが再生表示
される(図79(e))。この時、ページ表示は「動画
ページ」のままで変化しない。動画の表示を終了するに
は終了ボタンを選択する。
【0014】また、各ページ間を移動するには、表示中
のリンクを選択する方法の他に、移動履歴を参照してペ
ージを前後に移動するボタンを選択したりする方法や、
あるいは直接ページ名を入力して表示させる方法などが
一般的に用意されている。
【0015】このように、ハイパーテキストを中心とし
て、あるハイパーテキストデータから別のハイパーテキ
ストデータあるいは、動画や静止画などのモノメディア
データへのリンクで構成されたWWWデータを管理し、
テキストの内容を表示すると同時に、リンクの埋め込ま
れた箇所をユーザの選択可能場所として明示的に表示
し、ユーザの選択入力操作により、リンク先のデータを
HTTPにより取得し、データタイプの判別機能により
(例えば動画データファイルならば、動画データとし
て)判別し、データ再生しながら、情報提供を行うこと
ができる。
【0016】また、従来の情報提供装置の各部には、次
に示すような機器、ソフトウェアが利用されていること
が多い。 入出力部1 :操作入力手段11に「マウ
ス」、表示手段12に「ビットマップ型ディスプレ
イ」、 情報ブラウジング部2:ブラウジング制御手段21にW
WWデータ表示プログラム「NCSA Mosaic
(開発元:NCSA(National(US)Cen
terforSuperComputingAppli
ca−tion:米国イリノイ大学の商品名)」あるい
は、「Netscape(開発元:米国ネットスケープ
コミュニケーションズ社の商品名)」、モノメディアデ
ータ再生手段23にMPEG形式動画データ再生プログ
ラムである「mpeg_play」や、GIF形式静止
画データ表示プログラム「xv」、 WWWサービス部3 :WWWデータ管理手段32にデ
ーモンプロセス「httpd(開発元:NCSA(前
述)もしくはCERN(EuropeanPartic
lePhysicsLaboratory)の商品
名)」、 通信部4 :HTTP通信手段41にプロト
コル「HTTP」。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような情報提供装
置においては、ハイパーテキストデータおよびモノメデ
ィアデータにより構成されるWWWデータを管理し、デ
ータと共にユーザの選択可能リンクを表示して、ユーザ
の選択入力操作に応じて、適宜HTTP通信によりデー
タ取得し、この時取得したデータについて再生を行って
いる。
【0018】従来の情報提供装置では、テキスト中にモ
ノメディアデータをリンクして情報提供してきたが、近
年の計算機のメディアデータ処理性能の向上と共に、動
画や静止画、音声、テキストなどのモノメディアデータ
を複雑に組み合わせたマルチメディアデータを、容易な
操作でかつ大量に作成することが可能になってきた。そ
のため、このようなデータ作成環境の充実からモノメデ
ィアデータのみならず、さらにマルチメディアデータを
リンクして情報提供したいという要求が高まっている。
【0019】そこで、本発明では、動画情報はその表示
が常に動いているなど、他のメディアデータに比べより
大きなプレゼンテーション効果を持つことに着目し、動
画をデータ構造の主体としたハイパービデオ形式のマル
チメディアデータ構造を定義した。このハイパービデオ
データは、次のようなデータにより構成される。 素材データ :動画や静止画、音声、テキストなどの
モノメディアデータ、 シナリオデータ:素材データの再生時間情報および表示
位置情報。
【0020】また、ハイパービデオデータの構造の概念
を図1に示す。図1では、ハイパービデオデータ101
が、ある基準となる動画データ102と、静止画データ
103と、テキストデータ104と、そしてもう一つの
動画データ105とから構成され、1つの動画データ1
02のフレーム番号を基準にして他のデータ103、1
04、105を再生する時間情報が関連付けられている
ことを示している。
【0021】また、複数の素材メディアデータファイル
とシナリオファイルにより構成されるハイパービデオデ
ータは、一般に次のような手順で再生される。 ステップ1:まずシナリオファイルをFTP通信などで
取得し、 ステップ2:次にシナリオに記述されている素材データ
ファイルを調べ、 ステップ3:さらにそれらすべての素材ファイルを取得
し、 ステップ4:最後にハイパービデオプレーヤ(再生プロ
グラム)を起動する。 このため、データ再生のための手順は、表示されている
リンク箇所を選択するだけという従来の情報提供装置に
比べ、大幅に異なることになる。
【0022】このようなハイパービデオによる情報表示
は、複合データによりさまざまな表現形態がとれたり、
また、動画をベースとしているためその表示が常に動い
ているなど、従来の動画だけ、静止画だけといったモノ
メディアデータによる情報提供に比べてより大きなプレ
ゼンテーション効果があるため、ハイパーテキストから
ハイパービデオデータをリンクして提供する新たな情報
提供装置の実現が望まれている。
【0023】しかしながら、従来の情報提供装置でハイ
パービデオの提供を行う場合には、ハイパーテキストか
らのリンク付けが困難であったり、再生手順が違うな
ど、さまざまな不都合が生じていた。
【0024】さらに、従来の情報提供装置では、WWW
サービス部からブラウジング部にデータ全体を最後まで
取得した後に、WWWデータの再生が開始されるため、
データ選択から再生開始までの時間が長くかかるという
問題がある。ただし、これについては、Netscap
eのように、静止画データの受信した部分から順次表示
を開始するように改良されたWWWブラウザものもあ
る。しかしながら、音声や特に動画などの大規模データ
を滑らかに再生する場合などは、データファイル全体を
取得する待ち時間が長く必要であるという問題が依然と
して存在する。また、とくに、ハイパービデオの再生に
おいては、先に述べた手間のかかる操作手順のため、さ
らに長い時間が必要であるという問題が同時に存在す
る。
【0025】一方で、NFS(NetworkFile
System(開発元:米国サン・マイクロシステムズ
社の商品名))に代表される、ネットワーク上のファイ
ルシステム資源を共有利用するファイル転送技術は、従
来、動画などの連続転送が必要とされるデータには不向
きとされてきたが、近年の計算機のネットワーク性能向
上により、動画データを蓄積装置(ハードディスク)か
ら高速に読みだし、それを途切れないように時間管理
(レート制御)して、同時に複数の端末に送出すること
が可能になりつつある。
【0026】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ものであり、第1に、従来のWWWで提供していた情報
に加えてハイパービデオデータをリンク付けして格納
し、ハイパービデオの再生手段を起動して再生できるよ
うにし、また、格納されたハイパービデオデータを従来
のモノメディアデータの再生手順と同様に、リンク箇所
を選択するだけの簡単な手順で再生でき、ハイパービデ
オ形式のメールを交換することのできる情報提供装置を
提供することを目的とする。
【0027】第2に、ハイパービデオ形式の伝言を掲示
することができ、掲示されたハイパービデオ形式の伝言
をホスト間で交換、配付を可能とし、あらかじめ設定さ
れた複数のホストで同一の伝言データを保持することの
できる情報提供装置を提供することを目的とする。
【0028】第3に、掲示板に伝言が登録されたホスト
自身が、伝言を他のホストへ直接FTP送信し、各端末
から登録される伝言数の割合に応じてホストに接続する
端末数を加減するなどして、端末からの伝言の登録受付
処理および他のホストへの配付処理の負荷を分散するこ
とのできる情報提供装置を提供することを目的とする。
【0029】第4に、伝言データを受信ホストがFTP
取得可能にし、1つのホストで端末からの伝言登録が一
時的に集中しても、そのホストから他のホストに対する
伝言データ本体の配付処理に影響を与えにくくすること
のできる情報提供装置を提供することを目的とする
【0030】第5に、他のホストに掲示された伝言によ
る自ホスト内部の掲示板の更新処理を、受信ホストの都
合の良い時間帯に実行することができ、また、受信ホス
トに直接接続された端末へのサービスに影響を与えにく
することのできる情報提供装置を提供することを目的
とする。
【0031】第6に、互いに伝言を配付しようとする2
つのホスト間の通信路が常時確保されていない、あるい
は直接接続不可能ではあるがUUCP接続程度の通信が
可能である場合でも伝言データの配付を可能とすること
のできる情報提供装置を提供することを目的とする。
【0032】第7に、配付先のホストの一部に、FTP
を通過させないゲートウェイの内部にあるホストが含ま
れていた場合に、そのホストに対してSMTPプロトコ
ルで伝言データを再配送をすることのできる情報提供装
置を提供することを目的とする。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1に、操作者の操作入力の受け付け
と、ミックスメディアデータの表示出力を行う入出力部
と、ハイパーテキスト構造により構成されるWWWデー
タを蓄積管理し、外部からの送信要求に応じてデータ出
力するWWWサービス部と、各種メディア情報を蓄積管
理し、外部からの送信要求に応じてデータ出力するメデ
ィアサービス部と、入出力部からの操作入力に応じてW
WWデータ取得要求を出力処理し、その結果取得したW
WWデータを内部に格納処理し、取得したデータの種別
に応じてデータ再生処理し、入出力部へ表示出力処理す
る情報ブラウジング部と、情報ブラウジング部とWWW
サービス部間でWWWデータの要求および取得の通信
行うHTTP通信処理および情報ブラウジング部とメデ
ィアサービス部間で各種メディアデータの要求および取
得を行うNFS通信処理とを行う通信部と、自分のホス
ト名情報およびメールの宛先に対応する送信先ホストの
情報とを記憶した受配信設定記憶手段と、メールホスト
もしくはメール作成端末から受信したメールを一時記憶
するメール一時記憶手段と、メールを受信し、受信した
メールがハイパービデオメールの場合は、ハイパービデ
オメールに含まれるハイパービデオ情報を自ホスト内の
メディアサービス部へ格納し、この時の格納したハイパ
ービデオの位置情報と自ホスト名情報とメールの宛先部
とから構成されるハイパービデオ参照メールを作成し
て、受配信設定記憶手段に記憶されている受配信設定を
参照して送信先ホストへ送信し、また受信したメールが
ハイパービデオ参照メールの場合には、WWWサービス
部へ登録するメール受配信処理手段とからなるハイパー
ビデオメール処理部を備えたものである。
【0047】これにより、従来のWWWで提供していた
情報に加えてハイパービデオデータをリンク付けして格
納し、ハイパービデオの再生手段を起動して再生できる
ようにし、また、格納されたハイパービデオデータを従
来のモノメディアデータの再生手順と同様に、リンク箇
所を選択するだけの簡単な手順で再生でき、ハイパービ
デオ形式のメールを交換することのできる情報提供装置
を提供することができる。
【0048】本発明は、第2に、操作者の操作入力の受
け付けと、ミックスメディアデータの表示出力を行う入
出力部と、ハイパーテキスト構造により構成されるWW
Wデータを蓄積管理し、外部からの送信要求に応じてデ
ータ出力するWWWサービス部と、各種メディア情報を
蓄積管理し、外部からの送信要求に応じてデータ出力す
るメディアサービス部と、入出力部からの操作入力に応
じてWWWデータ取得要求を出力処理し、その結果取得
したWWWデータを内部に格納処理し、取得したデータ
の種別に応じてデータ再生処理し、入出力部へ表示出力
処理する情報ブラウジング部と、情報ブラウジング部と
WWWサービス部間でWWWデータの要求および取得の
通信を行うHTTP通信処理および情報ブラウジング部
とメディアサービス間で各種メディアデータの要求およ
び取得を行うNFS通信処理とを行う通信部と、伝言を
掲示する情報とその伝言内容とから構成されるハイパー
ビデオ伝言の掲示板登録依頼を外部より受け付けるハイ
パービデオ掲示処理受付手段と、受け付けた掲示板処理
依頼に応じてメディアサービス部にハイパービデオデー
タを追加格納するハイパービデオ掲示処理手段と、ハイ
パービデオを格納した位置情報を参照してWWWサービ
ス部のWWWデータを更新する伝言一覧更新手段とから
なるハイパービデオ伝言掲示処理部と、ハイパービデオ
伝言掲示処理部の掲示処理の結果を検知する掲示結果検
知手段と、掲示されたハイパービデオ伝言を広域に配付
する条件情報を記憶する配付条件記憶手段と、掲示結果
検知手段からの通知を受けた場合に、配付条件記憶手段
に記憶している配付条件を参照して配付先ホスト名を決
定し、伝言を掲示する情報とその伝言内容とを配布先ホ
ストへ配布送信する配布送信手段と、他ホストの配布送
信手段から伝言を掲示する情報とその伝言内容の配布を
受け、ハイパービデオ伝言を再構成し、ハイパービデオ
伝言掲示処理部へ掲示板登録依頼する配布受信手段とか
らなる広域配布処理部を備え、掲示処理結果および広域
配布条件に応じて外部と通信し、ハイパービデオ伝言の
配布を行うようにしたものである。
【0049】これにより、従来のWWWで提供していた
情報に加えてハイパービデオデータをリンク付けして格
納し、ハイパービデオの再生手段を起動して再生できる
ようにし、また、格納されたハイパービデオデータを従
来のモノメディアデータの再生手順と同様に、リンク箇
所を選択するだけの簡単な手順で再生でき、ハイパービ
デオ形式の伝言を掲示し、掲示されたハイパービデオ形
式の伝言をホスト間で交換、配付を可能とし、あらかじ
め設定された複数のホストで同一の伝言データを保持
ることのできる情報提供装置を提供することができる。
【0050】本発明は、第3に、配布送信手段が、ハイ
パービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを
構成するボディーファイル群とを、配付条件により決定
された配付先ホストへFTP送出処理し、また、配付受
信手段が、受信した伝言ヘッダファイルとボディファイ
ル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイパービデ
オ伝言処理部へ通知するようにしたものである。
【0051】これにより、掲示板に伝言が登録されたホ
スト自身が、伝言を他のホストへ直接FTP送信し、各
端末から登録される伝言数の割合に応じてホストに接続
する端末数を加減するなどして、端末からの伝言の登録
受付処理および他のホストへの配付処理の負荷を分散す
ることのできる情報提供装置を提供することができる。
【0052】本発明は、第4に、配付送信手段が、ハイ
パービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを
構成するボディファイルの格納位置情報とから構成され
る伝言更新情報を生成し、配付条件により決定された配
付先ホストへ送出処理し、また、配付受信手段が、受信
した伝言更新情報に応じて、配付元からボディファイル
をFTPにより取得し、伝言ヘッダファイルと取得した
ボディファイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、
ハイパービデオ伝言処理部へ通知するようにしたもので
ある。
【0053】これにより、伝言データを受信ホストがF
TP取得可能にし、1つのホストで端末からの伝言登録
が一時的に集中しても、そのホストから他のホストに対
する伝言データ本体の配付処理に影響を与えにくくする
ことのできる情報提供装置を提供することができる。
【0054】本発明は、第5に、実行予定プログラムと
実行予定日時とから構成されるスケジュール情報を設定
記憶するスケジュール記憶手段と、スケジュール情報に
したがって定期的にプログラムを実行するスケジュール
実行手段とを設け、配付受信手段が行う処理のうち配付
元からボディファイルを取得する処理の開始時間を設定
可能にするものである。
【0055】これにより、他のホストに掲示された伝言
による自ホスト内部の掲示板の更新処理を、受信ホスト
の都合の良い時間帯に実行することができ、また、受信
ホストに直接接続された端末へのサービスに影響を与え
にくくすることのできる情報提供装置を提供することが
できる。
【0056】本発明は、第6に、配付送信手段が、ハイ
パービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを
構成するボディーファイル群とをMIMEエンコードし
て、配付条件により決定された配付先ホストへSMTP
送出処理し、また、配付受信手段が、受信したMIME
メールデータをデコードし、伝言ヘッダファイルとボデ
ィファイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイ
パービデオ伝言処理部へ通知するものである。
【0057】これにより、互いに伝言を配付しようとす
る2つのホスト間の通信路が常時確保されていない、あ
るいは直接接続不可能ではあるがUUCP接続程度の通
信が可能である場合でも伝言データの配付を可能とする
ことのできる情報提供装置を提供することができる。
【0058】本発明は、第7に、掲示結果検知手段から
の通知を受けた場合に、配付条件記憶手段に記憶してい
る配付条件を参照して配付先ホスト名を決定し、ハイパ
ービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを構
成するボディーファイルの格納位置情報とから構成され
る伝言更新情報を生成し、配付条件により決定された配
付先ホストへ送出処理する第1の配付送信手段と、ハイ
パービデオ伝言のMIMEメールでの再配送要求を受け
た場合に、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハ
イパービデオを構成するボディーファイル群とをMIM
Eエンコードして、要求元のホストへSMTP送出処理
する第2の配付送信手段と、受けた伝言更新情報に応じ
て配付元からボディファイルをFTPによる取得を試
み、取得できた場合には、伝言ヘッダファイルと取得し
たボディファイル群とからハイパービデオ伝言を生成
し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知し、FTPで取得
できなかった場合には、配付元へハイパービデオ伝言の
MIMEメールでの再送要求を送信する第1の配付受信
手段と、受けたMIMEメールデータをデコードし、伝
言ヘッダファイルとボディファイル群とからハイパービ
デオ伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知す
る第2の配付受信手段と、外部よりデータを受信し、受
信したデータが伝言更新情報の場合には、第1の配付受
信手段へ通知し、MIMEメールによる伝言情報の場合
には、第2の配付受信手段へ通知し、再送要求の場合
は、第2の配付送信手段へ通知する配付データ受信手段
とを備え、内部の掲示板データが更新を受けると、まず
伝言更新情報によるハイパービデオ伝言の配付を試み、
受信側ホストでFTP受信に失敗した場合には、配付プ
ロトコルの変更を送信側に要求し、再度MIMEメール
によるハイパービデオ伝言の配付を行うものである。
【0059】これにより、配付先のホストの一部に、F
TPを通過させないゲートウェイの内部にあるホストが
含まれていた場合に、そのホストに対してSMTPプロ
トコルで伝言データを再配送をすることのできる情報提
供装置を提供することができる。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、操作者の操作入力の受け付けと、ミックスメディア
データの表示出力を行う入出力部と、ハイパーテキスト
構造により構成されるWWWデータを蓄積管理し、外部
からの送信要求に応じてデータ出力するWWWサービス
部と、各種メディア情報を蓄積管理し、外部からの送信
要求に応じてデータ出力するメディアサービス部と、入
出力部からの操作入力に応じてWWWデータ取得要求を
出力処理し、その結果取得したWWWデータを内部に格
納処理し、取得したデータの種別に応じてデータ再生処
理し、入出力部へ表示出力処理する情報ブラウジング部
と、情報ブラウジング部とWWWサービス部間でWWW
データの要求および取得の通信を行うHTTP通信処理
および情報ブラウジング部とメディアサービス部間で各
種メディアデータの要求および取得を行うNFS通信処
理とを行う通信部と、自分のホスト名情報およびメール
の宛先に対応する送信先ホストの情報とを記憶した受配
信設定記憶手段と、メールホストもしくはメール作成端
末から受信したメールを一時記憶するメール一時記憶手
段と、メールを受信し、受信したメールがハイパービデ
オメールの場合は、ハイパービデオメールに含まれるハ
イパービデオ情報を自ホスト内のメディアサービス部へ
格納し、この時の格納したハイパービデオの位置情報と
自ホスト名情報とメールの宛先部とから構成されるハイ
パービデオ参照メールを作成して、受配信設定記憶手段
に記憶されている受配信設定を参照して送信先ホストへ
送信し、また受信したメールがハイパービデオ参照メー
ルの場合には、WWWサービス部へ登録するメール受配
信処理手段とからなるハイパービデオメール処理部を備
えたものであり、WWWビューアからハイパービデオ再
生プログラムを起動できるように設定し、ハイパービデ
オ形式のデータを従来のモノメディアデータの再生手順
と同様に操作者が画面上のリンクを選択するという手順
で再生することができ、メール処理部を設け、内部に自
分のホスト名情報と、メールの宛先に対応する送信先ホ
ストの情報とから構成される受配信設定情報をあらかじ
め記憶しておき、メールホストもしくはメール作成端末
からメールを受信して、受信メールが「ハイパービデオ
メール」の場合は、ハイパービデオ部分を自ホスト内の
メディアサービス部へ格納し、この時の格納したハイパ
ービデオの位置情報と、自ホスト名情報と、受信メール
の宛先部とから構成される「ハイパービデオ参照メー
ル」を作成して、受配信設定を参照して送信先ホストへ
送信処理を行い、また、受信メールが「ハイパービデオ
参照メール」の場合には、WWWサービス部で管理して
いるWWWデータ(受信メールデータおよび受信メール
一覧データ)を更新処理することにより、ハイパービデ
オ形式のメールを交換することができる。
【0087】請求項2に記載の発明は、操作者の操作入
力の受け付けと、ミックスメディアデータの表示出力を
行う入出力部と、ハイパーテキスト構造により構成され
るWWWデータを蓄積管理し、外部からの送信要求に応
じてデータ出力するWWWサービス部と、各種メディア
情報を蓄積管理し、外部からの送信要求に応じてデータ
出力するメディアサービス部と、入出力部からの操作入
力に応じてWWWデータ取得要求を出力処理し、その結
果取得したWWWデータを内部に格納処理し、取得した
データの種別に応じてデータ再生処理し、入出力部へ表
示出力処理する情報ブラウジング部と、情報ブラウジン
グ部とWWWサービス部間でWWWデータの要求および
取得の通信を行うHTTP通信処理および情報ブラウジ
ング部とメディアサービス間で各種メディアデータの要
求および取得を行うNFS通信処理とを行う通信部と、
伝言を掲示する情報とその伝言内容とから構成されるハ
イパービデオ伝言の掲示板登録依頼を外部より受け付け
るハイパービデオ掲示処理受付手段と、受け付けた掲示
板処理依頼に応じてメディアサービス部にハイパービデ
オデータを追加格納するハイパービデオ掲示処理手段
と、ハイパービデオを格納した位置情報を参照してWW
Wサービス部のWWWデータを更新する伝言一覧更新手
段とからなるハイパービデオ伝言掲示処理部と、ハイパ
ービデオ伝言掲示処理部の掲示処理の結果を検知する掲
示結果検知手段と、掲示されたハイパービデオ伝言を広
域に配付する条件情報を記憶する配付条件記憶手段と、
掲示結果検知手段からの通知を受けた場合に、配付条件
記憶手段に記憶している配付条件を参照して配付先ホス
ト名を決定し、伝言を掲示する情報とその伝言内容とを
配布先ホストへ配布送信する配布送信手段と、他ホスト
の配布送信手段から伝言を掲示する情報とその伝言内容
の配布を受け、ハイパービデオ伝言を再構成し、ハイパ
ービデオ伝言掲示処理部へ掲示板登録依頼する配布受信
手段とからなる広域配布処理部を備え、掲示処理結果お
よび広域配布条件に応じて外部と通信し、ハイパービデ
オ伝言の配布を行うようにしたものであり、WWWビュ
ーアからハイパービデオ再生プログラムを起動できるよ
うに設定し、ハイパービデオ形成のデータを従来のモノ
メディアデータの再生手順と同様に操作者が画面上のリ
ンクを選択するという手順で再生することができ、ハイ
パービデオ伝言掲示処理部を設け、ハイパービデオ伝言
の掲示板登録依頼を外部より受け付け、メディアサービ
ス部にハイパービデオデータを追加格納し、さらにハイ
パービデオを格納した位置情報に応じて、WWWサービ
ス部で管理しているWWWデータ(伝言一覧ページデー
タ)を更新することにより、ハイパービデオ形式の伝言
を掲示することができ、広域配付処理部を設け、ハイパ
ービデオ伝言掲示処理部の掲示処理の結果を検知し、記
憶しているハイパービデオ伝言の広域配付条件情報に基
づいて配付先ホスト名を決定してハイパービデオ伝言の
配付を行うことにより、掲示されたハイパービデオ形式
の伝言をホスト間で交換、配付が可能となり、また、あ
らかじめ設定された複数のホストで同一の伝言データを
保持することができる。
【0088】請求項3に記載の発明は、配付送信手段
が、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパー
ビデオを構成するボディーファイル群とを、配付条件に
より決定された配付先ホストへFTP送出処理し、ま
た、配付受信手段が、受信した伝言ヘッダファイルとボ
ディファイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハ
イパービデオ伝言処理部へ通知するようにしたものであ
り、伝言が登録されたホストの配付送信手段から、ハイ
パービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを
構成するボディーファイル群とを、配付先ホストへFT
P送出処理し、また、受信ホストの配付受信手段が、受
信した伝言ヘッダファイルとボディファイル群とからハ
イパービデオ伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処理部
へ通知することにより、各端末から登録される伝言数の
割合に応じてホストに接続する端末数を加減するなどし
て、端末からの伝言の登録受付処理および他のホストへ
の配付処理の負荷を分散することができる。
【0089】請求項4に記載の発明は、配付送信手段
が、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパー
ビデオを構成するボディーファイルの格納位置情報とか
ら構成される伝言更新情報を生成し、配付条件により決
定された配付先ホストへ送出処理し、また、配付受信手
段が、受信した伝言更新情報に応じて、配付元からボデ
ィファイルをFTPにより取得し、伝言ヘッダファイル
と取得したボディファイル群とからハイパービデオ伝言
を生成し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知するように
したものであり、伝言が登録されたホストの配付送信手
段が、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパ
ービデオを構成するボディーファイルの格納位置情報と
から構成される伝言更新情報を生成し、配付条件により
決定された配付先ホストへ送出処理し、また、受信ホス
トの配付受信手段が、受信した伝言更新情報に応じて、
配付元からボディファイルをFTPにより取得し、伝言
ヘッダファイルと取得した前記ボディファイル群とから
ハイパービデオ伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処理
部へ通知することにより、1つのホストで端末からの伝
言登録が一時的に集中しても、そのホストから他のホス
トに対する伝言データ本体の配付処理に影響を与えにく
くすることができる。
【0090】請求項5に記載の発明は、実行予定プログ
ラムと実行予定日時とから構成されるスケジュール情報
を設定記憶するスケジュール記憶手段と、スケジュール
情報にしたがって定期的にプログラムを実行するスケジ
ュール実行手段とを設け、配付受信手段が行う処理のう
ち配付元からボディファイルを取得する処理の開始時間
を設定可能にするようにしたものであり、スケジュール
記憶手段と、スケジュール実行手段とを設け、掲示板の
更新情報の受信プログラムと、配付元ホストから伝言デ
ータの取得処理プログラムの実行時間をそれぞれ別に設
定できるようにすることにより、掲示板更新情報の受信
処理は常に受付け、配付元からボディファイルを取得す
る処理の実行は、回線利用料金の低い夜間料金時間帯
や、端末へのサービスの少ない時間帯に設定するなど、
他のホストに掲示された伝言による自ホスト内部の掲示
板の更新処理を、受信ホストの都合の良い時間帯に行う
ことができ、また、受信ホストに直接接続された端末へ
のサービスに影響を与えにくくすることができる。
【0091】請求項6に記載の発明は、配付送信手段
が、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパー
ビデオを構成するボディーファイル群とをMIMEエン
コードして、配付条件により決定された配付先ホストへ
SMTP送出処理し、また、配付受信手段が、受信した
MIMEメールデータをデコードし、伝言ヘッダファイ
ルとボディファイル群とからハイパービデオ伝言を生成
し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知するようにしたも
のであり、伝言が登録された配付送信手段が、ハイパー
ビデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを構成
するボディーファイル群とをMIMEエンコードして、
配付条件により決定された配付先ホストへSMTP送出
処理し、また、受信ホストの配付受信手段が、受信した
MIMEメールデータをデコードし、伝言ヘッダファイ
ルとボディファイル群とからハイパービデオ伝言を生成
し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知することにより、
互いに伝言を配付しようとする2つのホスト間の通信路
が常時確保されていない、あるいは直接接続不可能では
あるがUUCP接続程度の通信が可能である場合でも伝
言データの配付を可能とすることができる。
【0092】請求項7に記載の発明は、掲示結果検知手
段からの通知を受けた場合に、配付条件記憶手段に記憶
している配付条件を参照して配付先ホスト名を決定し、
ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデ
オを構成するボディーファイルの格納位置情報とから構
成される伝言更新情報を生成し、配付条件により決定さ
れた配付先ホストへ送出処理する第1の配付送信手段
と、MIMEメールでのハイパービデオ再送要求を受け
た場合に、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハ
イパービデオを構成するボディーファイル群とをMIM
Eエンコードして、要求元のホストへSMTP送出処理
する第2の配付送信手段と、受けた伝言更新情報に応じ
て配付元からボディファイルをFTPにより取得し、取
得できた場合には、伝言ヘッダファイルと取得したボデ
ィファイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイ
パービデオ伝言処理部へ通知し、FTPで取得できなか
った場合には、配付元へハイパービデオ伝言のMIME
メールでの再送要求を送信する第1の配付受信手段と、
受けたMIMEメールデータをデコードし、伝言ヘッダ
ファイルと前記ボディファイル群とからハイパービデオ
伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知する第
2の配付受信手段と、外部よりデータを受信し、受信し
たデータが伝言更新情報の場合には、第1の配付受信手
段へ通知し、MIMEメールによる伝言情報の場合に
は、第2の配付受信手段へ通知し、再送要求の場合は、
第2の配付送信手段へ通知する配付データ受信手段とを
備え、まず伝言更新情報によるハイパービデオ伝言の配
付を試み、受信側ホストでFTP受信に失敗した場合に
は、配付プロトコルの変更を送信側に要求し、再度MI
MEメールによるハイパービデオ伝言の配付を行うよう
にしたものであり、自ホスト内の掲示板更新の検知を受
け、伝言更新情報を配付ホストへ送出する第1の配付送
信手段と、配付先ホストより再配送要求を受け、伝言を
MIMEエンコードして配付先ホストへ送信する第2の
配付送信手段と、伝言更新情報をもとに、配付元ホスト
から伝言データをFTP取得し、取得に成功した場合ハ
イパービデオ伝言処理部へ通知し、取得に失敗した場合
は、配付元ホストに再配送要求を送信する第1の配付受
信手段と、MIMEエンコードされた伝言をデコード
し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知する第2の配付受
信処理手段と、外部よりデータを受 信し、受信したデー
タが伝言更新情報の場合には、第1の配付受信手段へ通
知し、MIMEメールの場合には、第2の配付受信手段
へ通知し、再送要求の場合は、第2の配付送信手段へ通
知する配付データ受信手段とを備え、内部の掲示板デー
タが更新を受けると、まず伝言更新情報によるハイパー
ビデオ伝言の配付を試み、受信側ホストでFTP受信に
失敗した場合には、配付プロトコルの変更を送信側に要
求し、再度MIMEメールによるハイパービデオ伝言の
配付を行うことにより、配付先のホストの一部に、FT
Pを通過させないゲートウェイの内部にあるホストが含
まれていた場合に、そのホストに対してSMTPプロト
コルで伝言データを再配送をすることができる。
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0107】(実施の形態1) まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図
2は本実施の形態における情報提供装置の構成を示して
いる。図2において、110は入出力部、120は情報
ブラウジング部、130はWWWサービス部、140は
通信部であり、150はメディアサービス部である。入
出力部110およびWWWサービス部130は、従来の
情報提供装置と同様な操作入力手段111、表示手段1
12と、WWWデータ記憶手段131、WWWデータ管
理132をそれぞれ有する。また、情報ブラウジング部
120は、従来の情報提供装置におけるのと同様な情報
ブラウジング部121、取得結果記憶手段122、モノ
メディアデータ再生手段123に加え、取得したシナリ
オ参照データをもとにハイパービデオデータの再生を行
うハイパービデオデータ再生手段124を有する。通信
部140は、WWWデータの通信を行うHTTP通信手
段141と、各種メディアデータの通信を行うNFS通
信手段142とを有する。メディアサービス部150
は、シナリオデータと各種素材データより構成されるハ
イパービデオデータを記憶するメディアデータ記憶手段
151と、外部からの要求に応じてメディアデータを出
力するメディアデータ管理手段152とを有する。
【0108】図3は本実施の形態におけるWWWサービ
ス部130が扱うWWWデータ201およびメディアサ
ービス部150が扱うメディアデータ202の構造の例
を示している。図3において、WWWデータ201は次
のようなデータを格納している。 ページデータ(a.html) :シナリオ参照デー
タへのリンクを含んだハイパーテキスト情報、 シナリオ参照データ(a.ref):シナリオデータの
格納位置情報。 また、同様に、メディアデータ202は次のようなデー
タを格納している。 シナリオデータ(a.sci) :ハイパービデオに
含まれる素材一覧情報と、それらの再生位置や再生時間
などの再生制御に関する情報、 素材メディアデータ(a1.mpeg、a2.gif、
a3.text):ハイパービデオに含まれるモノメデ
ィア素材データ。 なお、素材メディアデータのメディアの種類は、ファイ
ル拡張子により区別している。
【0109】図4は本実施の形態における情報ブラウジ
ング部120のブラウジング制御手段121に記憶され
ている再生制御テーブル203の構造の例である。図7
4に示した従来の情報提供装置における再生制御テーブ
ル24の例と同様な形式で、「.html」、「.gi
f」、「.mpeg」レコードに加え、「.ref」レ
コードを追加している。「.ref」ファイルは、「ハ
イパービデオのシナリオ参照データ」を表し、シナリオ
参照ファイルを元にハイパービデオデータを再生するプ
レーヤ「HV_ref_play」(ハイパービデオデ
ータ再生手段)が設定されていることを示している。
【0110】次に、本実施の形態における情報ブラウジ
ング部120の各種WWWデータを取得したときのブラ
ウジング制御手段121のデータ処理手順について、図
5に基づいて説明する。なお、本実施の形態による情報
提供装置の基本動作手順は、図75に示した従来の情報
提供装置の基本動作手順とかわらない。 ステップ21:ホームページの取得要求を通信部140
を介してWWWサービス部130へ送信し、データを取
得、表示する。 ステップ22:操作入力手段111より、リンクの選択
もしくは、装置の動作の終了の選択を受ける。 ステップ23:先の入力が、装置の動作の終了であれ
ば、終了する。 ステップ24:入力されたリンク情報のWWWデータ
を、WWWサービス部130より取得し、取得結果記憶
手段122に記憶する。 ステップ25:取得、記憶したWWWデータの種類が、 ステップ26:HTML形式のハイパーテキストデータ
であれば、表示手段112に表示しているページデータ
を更新し、 ステップ27:モノメディアデータデータであれば、モ
ノメディアデータ再生手段123によりデータ再生して
表示手段112に出力し、 ステップ28:シナリオ参照データであれば、ハイパー
ビデオデータ再生手段124によりデータ再生して表示
手段112に出力し、ステップ22へ戻る。
【0111】ここで、ステップ25におけるデータの種
類の判断は、たとえば、図4に示した再生制御テーブル
203のように、取得データファイルの拡張子により判
断するのは従来の動作と同様である。
【0112】次に、ステップ28におけるハイパービデ
オデータ再生手段124(「HV_ref_pla
y」)の処理手順について図6を基に説明する。 ステップ31:取得結果記憶手段122に格納されてい
るシナリオ参照データを読み込み、シナリオデータの格
納位置情報を得る。 ステップ32:通信部140を介して、メディアサービ
ス部150よりシナリオファイルの取得を行う。 ステップ33:読み込んだシナリオファイルに従って、
各種初期設定を行った後、ステップ34ないし36によ
りシナリオに従ってデータを再生する。 ステップ34:シナリオの再生が全て終了するか、もし
くは入出力部110より再生終了の入力を受けたなら
ば、終了する。 ステップ35:新たな素材データの再生にともない、素
材データの読み込みが必要であれば、 ステップ36:通信部140を介して、メディアサービ
ス部150より素材データの読み込みと、再生処理を開
始する。
【0113】図7は本実施の形態におけるWWWサービ
ス部130のWWWデータ記憶手段131に記憶されて
いるWWWデータの例を示し、図8はメディアデータ記
憶手段151に記憶されているメディアデータの例を示
している。図7において、204〜207はWWWデー
タとして提供されるページデータ、208〜213はモ
ノメディアデータである。モノメディアデータ212、
213はシナリオ参照データ(hv1.ref、hv
2.ref)であり、それぞれ図8のシナリオデータ2
14、215(hv1.sci、hv2.sci)のフ
ァイル名を格納している。
【0114】次に、図7および図8に示したWWWデー
タおよびメディアデータを使用した場合の本実施の形態
による情報提供装置の動作表示例について図9を参照し
て説明する。まず、起動後、「ホームページ」が表示さ
れる(図9(a))。ホームページのテキスト内容と共
に、リンク情報が下線として表示されている。この状態
においては、「静止画集」もしくは「動画集」もしくは
「ハイパービデオ集」というテキストの箇所を選択する
ことが可能である。ここで、「ハイパービデオ集」を選
択し(図9(b))、続いて「サンプル1」を選択する
と、ハイパービデオ表示プログラムにより、ハイパービ
デオの表示を制御する各種ボタンと共にハイパービデオ
のサンプル1データが再生表示される(図9(c))。
この時、ページ表示は「ハイパービデオページ」のまま
で変化しない。ハイパービデオの表示を終了するには終
了ボタンを選択する。また、「静止画集」および「動画
集」の箇所を選択した場合は、図78で示した従来の情
報提供装置の表示動作例と同様な動作をする。
【0115】以上のように、上記第1の実施の形態によ
れば、ハイパービデオ表示プログラムをWWWビューア
から起動できるように設定し、従来の情報提供装置で扱
っていたハイパーテキストデータおよびモノメディアデ
ータに加え、ハイパービデオのように複数ファイルによ
り構成されるミックスメディアのデータに対しても、ハ
イパーテキストからリンク付けして管理し、情報提供す
ることができる。また、そのハイパービデオの再生の手
順は、従来のモノメディアデータの再生手順と同様に、
ユーザが表示されたハイパーテキストのリンク箇所を選
択するだけの簡単な手順でできる。
【0116】なお、ファイルデータを取得し再生のため
に読み込みを開始するには、HTTP通信を使用した場
合はファイルデータ全体の取得後でなければならない
が、NFS通信の場合はその必要がない。そのため、本
実施の形態では特に、ハイパービデオの再生をしながら
NFS通信によって必要な素材データをアクセスして読
込みすることにより、あらかじめ全てのデータを取得し
ておく必要がなくなり、ハイパービデオへのリンクを選
択操作してからハイパービデオの再生が開始されるまで
の時間を短縮することができる。
【0117】また、本実施の形態では、シナリオ参照デ
ータをHTTPにより取得し、シナリオおよび素材デー
タをNFSアクセスしながらハイパービデオを再生して
データ再生開始待ち時間を短縮したが、モノメディアデ
ータたとえば動画の格納位置情報を格納した動画参照デ
ータを設けてHTTP通信により取得するようにし、動
画データをFNSアクセスして再生する手段を設けるよ
うして、モノメディアデータの再生待ち時間を短縮する
ことができるのはいうまでもない。
【0118】また、本実施の形態では、NFS通信手段
142は、NFS(NetworkFile Syst
em(開発元:米国サン・マイクロシステムズ社の商品
名))としたが、サーバのハードディスクをあたかも端
末のハードディスクであるかのようにして扱うことがで
きる機器やソフトウェア群であれば同様な効果を得るこ
とはいうまでもない。
【0119】また、特に大量の動画データを蓄積装置
(ハードディスク)から高速に読みだし、それを途切れ
ないように時間管理(レート制御)して同時に複数の端
末に送出することが可能なビデオネットワークサーバ
「VideoShower(開発元:松下電器産業
(株)の商品名)」を使用するとより効果的である。
【0120】(実施の形態2) 次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本
実施の形態における情報提供装置の構成は、図2に示し
た第1の実施の形態における情報提供装置の構成と同様
である。図10は本実施の形態におけるWWWサービス
部130が扱うWWWデータ301およびメディアサー
ビス部150が扱うメディアデータ302の構造の例を
示している。図10において、WWWデータ301は次
のようなデータを格納している。ページデータ(b.h
tml):シナリオデータへのリンクを含んだハイパー
テキスト情報、シナリオデータ(b.sci):ハイパ
ービデオに含まれる素材一覧情報と、それらの再生位置
や再生時間などの再生制御に関する情報。
【0121】また、メディアデータ302は次のような
データを格納している。 素材メディアデータ(b1.mpeg、b2.gif、
b3.text):ハイパービデオに含まれるモノメデ
ィア素材データ。
【0122】図11は本実施の形態における情報ブラウ
ジング120のブラウジング制御手段121に記憶され
ている再生制御テーブル303の構造の例である。図4
に示した第1の実施の形態における再生制御テーブル2
03の例と同様な形式で、「.ref」レコードに変
え、「.sci」レコードを追加している。「.sc
i」ファイルは、「ハイパービデオのシナリオデータ」
を表し、シナリオファイルを基にハイパービデオデータ
を再生するプレーヤ「HV_sci_play」(ハイ
パービデオデータ再生手段)が設定されていることを示
している。
【0123】図12は本実施の形態実施の形態における
WWWサービス部130のWWWデータ記憶手段131
に記憶されているWWWデータの例(A)と、メディア
データ記憶手段151に記憶されているメディアデータ
の例(B)を示している。図12(A)において、30
4〜307はWWWデータとして提供される頁データ、
308〜313はモノメディアデータである。モノメデ
ィアデータ312、313はシナリオデータ(hv1.
sci、hv2.sci:)であり、それぞれ素材一覧
データとしてメディアデータ格納情報内のデータ(B)
のファイル名を格納している。
【0124】なお、本実施の形態による情報提供装置の
基本動作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の
基本動作手順とかわらない。
【0125】また、本実施の形態における情報ブラウジ
ング部120のブラウジング制御手段121の処理手順
は、図5に示した第1の実施の形態における処理手順と
同様であるが、ステップ28におけるハイパービデオデ
ータ再生手段124((「HV_sci_pla
y」))の処理手順のみ異なる。この処理について図1
3を基に説明する。 ステップ41:取得結果記憶手段122に格納されてい
るシナリオデータを読み込む。 ステップ42:読み込んだシナリオファイルに従って、
各種初期設定を行った後、ステップ43ないし45によ
りシナリオに従ってデータ再生する。 ステップ43:シナリオの再生が全て終了するか、もし
くは入出力部110より再生終了の入力を受けたなら
ば、終了する。 ステップ44:新たな素材データの再生にともない、素
材データの読み込みが必要であれば、 ステップ45:通信部140を介して、メディアサービ
ス部150より素材データの読み込みと、再生処理を開
始する。
【0126】なお、図12に示したWWWデータおよび
ハイパービデオデータを使用した場合の本実施の形態に
よる情報提供装置の動作表示例は、図9に示した第1の
実施の形態における動作表示例とかわらない。
【0127】以上のように、上記第2の実施の形態によ
れば、WWWデータおよびメディアデータの構成を、図
3に示した第1の実施の形態の設定に代えて図10のよ
うに設定しても、再生制御テーブルおよびハイパービデ
オ再生プログラムの処理手順をそれぞれ図11および図
13のように設定することにより、ハイパービデオの管
理および情報提供が可能であり、また、その再生手順も
従来のモノメディアと同様のリンク箇所を選択するのみ
という手順で再生できるという第1の実施の形態と同様
の効果を得ることができる。
【0128】また、本実施の形態では、特に、第1の実
施の形態で利用していたハイパービデオの参照情報を不
要となるように、WWWデータおよびメディアデータを
図10のように構成することにより、情報提供装置全体
のデータ格納の効率を向上させることができる。
【0129】(実施の形態3) 次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本
実施の形態における情報提供装置の構成は、図2に示し
た第1の実施の形態における情報提供装置の構成と同様
である。図14は本実施の形態におけるWWWサービス
部130が扱うWWWデータ401およびメディアサー
ビス部150が扱うメディアデータ402の構造の例を
示している。図14において、WWWデータ401は次
のようなデータを格納している。ぺージデータ(c.h
tml):タイトルデータへのリンクを含んだハイパー
テキスト情報、タイトルデータ(c.tit):素材一
覧情報と、それらの再生位置や再生時間などの再生制御
に関する情報とから構成されるシナリオ部と、素材メデ
ィアデータから構成される素材データ部とからなるハイ
パービデオ情報。
【0130】また、メディアサービス部150では、メ
ディアデータ402として管理するデータは存在しな
い。
【0131】図15は本実施の形態における情報ブラウ
ジング部120のブラウジング制御手段121に記憶さ
れている再生制御テーブル403の構造の例である。図
4に示した第1の実施の形態における再生制御テーブル
203の例と同様な形式で、「.ref」レコードに変
え、「.tit」レコードを追加している。「.ti
t」ファイルは、「ハイパービデオのタイトルデータ」
を表し、タイトルデータファイルを基にハイパービデオ
データを再生するプレーヤ「HV_tit_play」
(ハイパービデオデータ再生手段)が設定されているこ
とを示している。
【0132】図16は本実施の形態におけるWWWサー
ビス部130のWWWデータ記憶手段131に記憶され
ているWWWデータの例を示している。図16におい
て、404〜407はWWWデータとして提供されるペ
ージデータ、408〜413はモノメディアデータであ
る。モノメディアデータ412、413はタイトルデー
タ(hv1.tit、hv2.tit)であり、それぞ
れハイパービデオの再生必要なシナリオデータおよび素
材データを全て含んでいる。
【0133】なお、本実施の形態による情報提供装置の
基本動作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の
基本動作手順とかわらない。
【0134】また、本実施の形態における情報ブラウジ
ング部120のブラウジング制御手段121の処理手順
は、図5に示した第1の実施の形態における処理手順と
同様であるが、ステップ28におけるハイパービデオデ
ータ再生手段124(「HV_tit_play」)の
処理手順のみ異なる。この処理について図17を基に説
明する。 ステップ51:取得結果記憶手段122に格納されてい
るタイトルデータを読み込む。 ステップ52:読み込んだタイトルファイルに基づい
て、各種初期設定を行った後、 ステップ53:シナリオの再生が全て終了するか、もし
くは入出力部110より再生終了の入力を受けるまで、
ハイパービデオの再生処理を行う。
【0135】なお、図16に示したWWWデータおよび
メディアデータを使用した場合の本実施の形態による情
報提供装置の動作表示例は、図9に示した第1の実施の
形態における動作表示例とかわらない。
【0136】以上のように、上記第3の実施の形態によ
れば、WWWデータおよびメディアデータの構成を、図
3に示した第1の実施の形態の設定に代えて図14のよ
うに設定しても、再生制御テーブルおよびハイパービデ
オ再生プログラムの処理手順をそれぞれ図15および図
17のように設定することにより、ハイパービデオの管
理および情報提供が可能であり、また、その再生手順も
従来のモノメディアと同様のリンク箇所を選択するのみ
という手順で再生できるという第1の実施の形態と同様
の効果を得ることができる。
【0137】また、本実施の形態では、特に、ハイパー
ビデオデータを1つのタイトルデータとして図14に示
した構成にしたので、図2のメディアサービス部150
が扱うデータがない。したがって、ハイパービデオデー
タをHTTP通信手段141のみで取得再生することが
でき、上記第1、第2の実施の形態で必要としていた特
殊なNFS通信手段142を利用しないで情報提供をす
ることができる。また、複雑なファイル構成を1つにま
とめたことにより、データ蓄積および管理の手間が削減
でき、かつ誤操作を防止して、その結果管理効率を向上
させることができる。
【0138】(実施の形態4) 次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図
18は本実施の形態における情報提供装置の構成を示し
ている。図18において、Cはクライアントである利用
者端末、Sはサーバであるホストであり、110は入出
力部、120は情報ブラウジング部、130はWWWサ
ービス部、140は通信部、150はメディアサービス
部である。入出力部110、情報ブラウジング部12
0、WWWサービス部130、通信部140、メディア
サービス部150は、第1の実施の形態と同様な構成で
ある。
【0139】また、図18において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とを備え、ホストSは、内部にWWWサービス部130
とメディアサービス部150とを備え、各利用者端末C
とホストSは、それぞれネットワーク(通信部140)
により接続されている。
【0140】図19は本実施の形態における各端末とホ
ストの通信関係を示す概念図である。図19において、
C(C1〜C3)は端末、Sはホストである。また、N
1はHTTP通信手段141による接続関係、N2はN
FS通信手段142による接続関係である。このよう
に、HTTP通信手段141およびNFS通信手段14
2により各端末どうし独立に、ホストS内のWWWサー
ビス部130およびメディアサービス部150とデータ
通信する。
【0141】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、ホストS内のWWWデータおよびメディアデー
タを取得しながら動作する。このとき、各端末Cでの操
作による表示内容は、他の端末Cでの入出力操作による
表示内容とは独立に表示される。
【0142】以上のように、上記第4の実施の形態によ
れば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、ホストS
に蓄積したハイパービデオ情報を各端末Cで利用再生す
ることができ、ハイパービデオ教材を蓄積して数多くの
生徒用の学習端末から利用する場合などにおいて、各端
末毎にデータを蓄積する必要がなく、またデータも統一
して管理しやすいなどの効果がある。
【0143】なお、本実施の形態では情報ブラウジング
部120、WWWサービス部130、メディアサービス
部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、第
2の実施の形態あるいは第3の実施の形態と同様な構成
としても、本実施の形態の効果を得ることができるのは
いうまでもない。
【0144】(実施の形態5) 次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図
20は本実施の形態における情報提供装置の構成を示し
ている。図20において、Cは利用者端末、S(S1、
S2)はホストであり、110は入出力部、120は情
報ブラウジング部、130はWWWサービス部、140
は通信部、150はメディアサービス部である。入出力
部110、情報ブラウジング部120、WWWサービス
部130、通信部140、メディアサービス部150
は、第1の実施の形態と同様な構成である。
【0145】また、図20において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とを備え、第1のホストS1は、内部にWWWサービス
部130を備え、第2のホストS2は、メディアサービ
ス部150を備え、各端末Cおよび各ホストS1、S2
は、それぞれネットワーク(通信部140)により接続
されている。
【0146】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、ホストS1(WWWサーバ)内のWWWデータ
(ページデータ、モノメディアデータ、シナリオ参照デ
ータ)およびホストS2(ハイパービデオサーバ)内の
メディアデータ(シナリオデータ、素材データ)を取得
しながら動作する。このとき、第4の実施の形態におけ
る各端末とホストの通信関係と同様に、各端末Cの情報
ブラウジング部120と、ホストS1のWWWサービス
部130およびホストS2のメディアサービス部150
とは、それぞれ独立してデータ通信される。さらに、本
実施の形態では、WWWサービス部130とメディアサ
ービス部150が、異なるホスト内のプロセスとして動
作する。
【0147】以上のように、上記第5の実施の形態によ
れば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、たとえ
ば、相当数の端末からのアクセスを1つのWWWサーバ
で処理する場合など、WWWデータのアクセスが頻繁に
生じる環境下においても、WWWデータの送出処理の増
加によるCPU負荷の増加が、直接メディアデータの送
出処理に影響を与えにくくなり、比較的安定した各端末
でのハイパービデオの再生パフォーマンスを得られる効
果がある。
【0148】なお、本実施の形態では、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130、メディアサービ
ス部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、
第2の実施の形態と同様な構成としても同様な効果を得
ることができるのはいうまでもない。
【0149】(実施の形態6) 次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図
21は本実施の形態における情報提供装置の構成を示し
ている。図21において、Cは利用者端末、S(S1、
S2)はホストであり、110は入出力部、120は情
報ブラウジング部、130はWWWサービス部、140
は通信部、150はメディアサービス部である。入出力
部110、情報ブラウジング部120、WWWサービス
部130、通信部140、メディアサービス部150
は、第1の実施の形態と同様な構成である。
【0150】また、図21において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とを備え、第1のホストS1は、内部にメディアサービ
ス部150を備え、第2のホストS2は、内部にWWW
サービス部130とメディアサービス部150とを備
え、各端末Cと各ホストS1、S2は、それぞれネット
ワーク(通信部140)により接続されている。そし
て、各ホストS1、S2には、それぞれ次に示すデータ
を格納している。 ホストS1(連続メディアデータサーバ):ハイパービ
デオデータの音声や動画などの連続メディア素材デー
タ、 ホストS2(WWWサーバ、非連続メディアデータサー
バ):ハイパーテキストデータ、モノメディアデータ、
ハイパービデオデータのシナリオデータとテキストや静
止画などの非連続メディア素材データ。
【0151】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、ホストS1、S2内のWWWデータおよびメデ
ィアデータを取得しながら動作する。このとき、各端末
Cの情報ブラウジング部120と、ホストS1のWWW
サービス部130および各ホストS1、S2のメディア
サービス部150とは、それぞれ独立してデータ通信さ
れる。さらに、本実施の形態では、連続メディアサーバ
(S1のメディアサービス部150)と、WWWサーバ
および非連続メディアサーバ(S2のWWWサービス部
130およびメディアサービス部150)とが、異なる
ホスト内のプロセスとして動作する。
【0152】以上のように、上記第6の実施の形態によ
れば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、たとえ
ば、記録映像や映画などの長時間の映像もしくは映像と
音声を基本として作成され、非連続メディア素材データ
の割合が少ないハイパービデオデータを提供し、しかも
データが遅延なく送出され確実に再生実行される必要が
ある場合、WWWデータおよび非連続データの送出処理
によるCPU負荷の影響を連続メディアデータの送出処
理に与えにくくし、各端末でのハイパービデオの再生パ
フォーマンスを得ることができる効果がある。
【0153】なお、本実施の形態では、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130、メディアサービ
ス部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、
第2の実施の形態と同様な構成としても同様な効果を得
ることができるのはいうまでもない。
【0154】また、本実施の形態では、連続メディアサ
ーバS1に連続メディアデータ送出専用マシンを使用し
たり、NFS通信手段142に同様な機能を実現するソ
フトウエア(たとえば、「VideoShower(松
下電器産業(株))」)を利用したりすることで、特に
顕著な効果を得ることができる。
【0155】(実施の形態7) 次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図
22は、本実施の形態における情報提供装置の構成を示
している。図22において、Cは利用者端末、S(S1
〜S6)はホストであり、110は入出力部、120は
情報ブラウジング部、130はWWWサービス部、14
0は通信部、150はメディアサービス部である。入出
力部110、情報ブラウジング部120、WWWサービ
ス部130、通信部140、メディアサービス部150
は、第1の実施の形態と同様な構成である。
【0156】また、図22において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とを備え、第1のホストS1は、内部にWWWサービス
部130を備え、第2から第6のホストは内部にメディ
アサービス部150を備え、各端末Cと各ホストS1〜
S6は、それぞれネットワークN(通信部140)によ
り接続されている。そして、各ホストS1〜S6には、
それぞれ次に示すデータを格納している。 ホストS1(WWWサーバ) :ハイパーテキストデー
タ、モノメディアデータ(ハイパービデオの素材データ
は除く)、 ホストS2(シナリオサーバ):ハイパービデオのシナ
リオデータ、 ホストS3(動画サーバ) :ハイパービデオの動画
素材データ、 ホストS4(音声サーバ) :ハイパービデオの音声
素材データ、 ホストS5(静止画サーバ) :ハイパービデオの静止
画素材データ、 ホストS6(テキストサーバ):ハイパービデオのテキ
スト素材データ。
【0157】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、ホストS1〜S6内の各種データを取得しなが
ら動作する。このとき、各端末Cの情報ブラウジング部
120と、ホストS1のWWWサービス部130および
各ホストS1〜S6のメディアサービス部150とは、
それぞれ独立してデータ通信される。さらに、本実施の
形態では、WWWサーバS1およびハイパービデオデー
タの各サーバ(S2〜S6)は異なるホスト内のプロセ
スとして動作する。
【0158】以上のように、上記第7の実施の形態によ
れば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、たとえ
ば、ホスト群に蓄積するハイパービデオデータの素材デ
ータが総量として多く、また、データアクセス頻度も高
いネットワーク環境下においても、各サーバでのデータ
送信処理の増加によるCPU負荷の増加が、他のサーバ
でのデータ送出処理に影響を与えにくくなり、比較的安
定したハイパービデオの再生パフォーマンスを得ること
ができる。
【0159】また、例えば、蓄積しているハイパービデ
オデータの総量に占める素材データ別の割合に応じて、
あるいは運用中に他のメディアに比べて送出パフォーマ
ンスが劣る場合など、そのローカルエリアネットワーク
内のメディアサーバ数を変更するなど、ネットワーク性
能に応じたパフォーマンス調整が可能になる。
【0160】なお、本実施の形態では、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130メディアサービス
部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、第
2の実施の形態と同様な構成としても同様な効果を得る
ことができるのはいうまでもない。
【0161】また、本実施の形態では、第6の実施の形
態と同様に、各メディアサーバにそれぞれのメディアデ
ータ送出専用マシンを使用したり、NFS通信手段14
2に同様な機能を実現するソフトウエア(たとえば、
「VideoShower(松下電器産業(株))」)
を利用したりすることで、特に顕著な効果を得ることが
できる。
【0162】(実施の形態8) 次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図
23は本実施の形態における情報提供装置の構成を示し
ている。図23において、C(C1〜C3)は利用者端
末、Sはホストであり、110は入出力部、120は情
報ブラウジング部、130はWWWサービス部、140
は通信部、150はメディアサービス部である。入出力
部110、情報ブラウジング部120、WWWサービス
部130、通信部140、メディアサービス部150
は、第1の実施の形態と同様な構成である。
【0163】また、図23において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とWWWサービス部130とを備え、ホストSは、内部
にメディアサービス部150を備え、各端末Cと各ホス
トSは、それぞれネットワーク(通信部140)により
接続されている。そして、各端末CおよびホストSに
は、それぞれ次に示すデータを格納している。 端末C1:C1用WWWデータ(ハイパーテキスト、シ
ナリオ参照データ)、 端末C2:C2用WWWデータ(ハイパーテキスト、シ
ナリオ参照データ)、 端末C3:C2用WWWデータ(ハイパーテキスト、シ
ナリオ参照データ)、 ホストS:ハイパービデオデータ(シナリオデータ、素
材データ)。
【0164】ここで、各端末Cは、それぞれの端末また
は端末群ごとに異なる内容のハイパーテキストデータを
格納している。
【0165】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、ホストS内の各種データを取得しながら動作す
る。このとき、本実施の形態では、各端末Cの情報ブラ
ウジング部120は、それぞれの端末のWWWサービス
部130およびホストのメディアサービス部150とデ
ータ通信を行う。
【0166】以上のように、上記第8の実施の形態によ
れば、たとえば、各フロアの案内端末のように、各フロ
ア固有の案内ハイパービデオと全館共通の案内ハイパー
ビデオの一覧ページを表示して、端末の設置場所によっ
て再生できる内容を差別化することができる。あるい
は、個人学習端末のように、参加者のレベルに合わせた
教材ハイパービデオのメニューページを表示して、利用
者に応じて再生するハイパービデオの内容設定ができ
る。
【0167】なお、本実施の形態では、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130、メディアサービ
ス部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、
第2の実施の形態と同様な構成としても同様な効果を得
ることができるのはいうまでもない。
【0168】(実施の形態9) 次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。図
24は本実施の形態における情報提供装置の構成を示し
ている。図24において、C(C1〜C3)は利用者端
末、Sはホストであり、110は入出力部、120は情
報ブラウジング部、130はWWWサービス部、140
は通信部、150はメディアサービス部である。入出力
部110、情報ブラウジング部120、WWWサービス
部130、通信部140、メディアサービス部150
は、第1の実施の形態と同様な構成である。
【0169】また、図24において、各利用者端末C1
〜C3は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部
120とメディアサービス部150とを備え、ホストS
は、内部にWWWサービス部130とメディアサービス
部150とを備え、各端末Cと各ホストSは、それぞれ
ネットワーク(通信部140)により接続されている。
そして、各端末CおよびホストSには、それぞれ次に示
すデータを格納している。 端末C1:C1用メディアデータ(シナリオデータ、素
材データ)、 端末C2:C2用メディアデータ(シナリオデータ、素
材データ)、 端末C3:C3用メディアデータ(シナリオデータ、素
材データ)、 ホストS:WWWデータ、C1〜C3共通用メディアデ
ータ(シナリオデータ、素材データ)。
【0170】ここで、各端末Cは、それぞれの端末また
は端末群ごとに異なる内容のメディアデータを格納し、
ホストSは、全端末共通のハイパービデオデータおよび
各端末固有のハイパービデオデータへのリンク情報をW
WWデータとして格納している。
【0171】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、各端末CおよびホストS内の各種データを取得
しながら動作する。このとき、本実施の形態では、各端
末Cの情報ブラウジング部120は、ホストSのWWW
サービス部130およびメディアサービス部150、さ
らに自端末内のメディアサービス部150とデータ通信
を行う。
【0172】以上のように、上記第9の実施の形態によ
れば、たとえば、顧客情報表示端末のように、本社のホ
ストにて全社の顧客データ一覧情報(WWWデータ)と
本社対応顧客ハイパービデオを蓄積し、また地域支社の
端末にて支社顧客ハイパービデオを蓄積して、各支社で
は自分の支社顧客と本社顧客のデータしか参照しない場
合など、各端末で利用するデータの範囲の特性に応じた
構成をすることができる。
【0173】(実施の形態10) 次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。
図25は本実施の形態における情報提供装置の構成を示
している。図25において、Cは利用者端末、Sはホス
トであり、110は入出力部、120は情報ブラウジン
グ部、130はWWWサービス部、140は通信部、1
50はメディアサービス部である。入出力部110、情
報ブラウジング部120、WWWサービス部130、通
信部140、メディアサービス部150は、第1の実施
の形態と同様な構成である。
【0174】また、図25において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とWWWサービス部130とメディアサービス部150
とを備え、ホストSは、内部にWWWサービス部130
とメディアサービス部150とを備えている。そして、
各端末およびホストには、それぞれ次に示すデータを格
納している。 端末C :WWWデータ(コピー)、メディアデータ
(コピー) ホストS:WWWデータ(マスタ)、メディアデータ
(マスタ)。
【0175】また、各端末Sは、必要に応じてスイッチ
SWを介してホストSとネットワーク(通信部140)
により接続し、ホストSのマスタデータを端末Cにロー
ド(FTP、UUCPなど)する、あるいはCD−RO
Mなどの記録媒体などを利用してデータを格納する。
【0176】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、端末C内の各種データを利用して動作する。ま
た、このとき、ネットワークインタフェースのエミュレ
ート機能を利用して、あたかも物理ネットーワークを経
由してデータを取得したように動作させる技術を利用し
ている。
【0177】以上のように、上記第10の実施の形態に
よれば、たとえば、本支店間が常時オンラインでない、
あるいは接続されていても低速回線である場合など、端
末とホストの間で十分なNFS通信ができないようなネ
ットワーク環境下あるいは同等な環境に陥った時にで
も、ホストから入手して事前に蓄積しておいた各種マス
タデータのコピーを利用してハイパービデオの再生が可
能である。
【0178】なお、本実施の形態では、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130、メディアサービ
ス部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、
第2もしくは第3の実施の形態と同様な構成としても同
様な効果を得ることができるのはいうまでもない。
【0179】(実施の形態11) 次に、本発明の第11の実施の形態について説明する。
図26は、本実施の形態における情報提供装置の構成を
示している。図26において、Cは利用者端末、Sはホ
ストであり、110は入出力部、120は情報ブラウジ
ング部、130はWWWサービス部、140は通信部、
150はメディアサービス部である。入出力部110、
情報ブラウジング部120、WWWサービス部130、
通信部140、メディアサービス部150は、第1の実
施の形態と同様な構成である。
【0180】また、図26において、各利用者端末C
は、内部に入出力部110と情報ブラウジング部120
とWWWサービス部130とメディアサービス部150
とを備え、ホストSは、内部にメディアサービス部15
0を備え、各端末Cと各ホストSは、それぞれネットワ
ーク(通信部1404)により接続されている。また、
各端末CおよびホストSには、それぞれ次に示すデータ
を格納している。 端末C :WWWデータ、メディアデータ(ハイパービ
デオ抄録)、 ホストS:メディアデータ(ハイパービデオ本編)。
【0181】ここで、端末内Cには、ホストS内のハイ
パービデオ(本編)に対応する抄録のハイパービデオデ
ータを格納し、また、本編および抄録へのリンク情報を
持ったハイパーテキスト情報をWWWデータとして格納
している。
【0182】本実施の形態による情報提供装置の基本動
作手順は、図75に示した従来の情報提供装置の基本動
作手順と同様であり、各端末Cにて操作者が入出力操作
を行い、各端末CおよびホストS内の各種データを取得
しながら動作する。このとき、本実施の形態では、各端
末Cの情報ブラウジング部120は、自端末内のWWW
サービス部130およびメディアサービス部150、さ
らにホストS内のメディアサービス部150とデータ通
信を行う。
【0183】以上のように、上記第11の実施の形態に
よれば、たとえば、映画視聴端末のように、端末内に映
画の検索ページおよび抄録ハイパービデオデータを格納
し、本編をホストに格納することにより、検索時の再生
処理は端末内で行われ、本編のような大規模なデータの
管理、送出処理はホストで行うことができる。また映画
以外にも、ニュースダイジェストと本編、TV番組の抄
録と本編、商品カタログと商品説明本編などの態様で実
施できる。
【0184】なお、本実施の形態では、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130、メディアサービ
ス部150を第1の実施の形態と同様な構成としたが、
第2の実施の形態と同様な構成としても同様な効果を得
ることができるのはいうまでもない。
【0185】(実施の形態12) 次に、本発明の第12の実施の形態について説明する。
図27は本実施の形態における情報提供装置の構成を示
している。図27において、110は入出力部、120
は情報ブラウジング部、130はWWWサービス部、1
40は通信部、150はメディアサービス部、160は
ハイパービデオ伝言掲示処理部である。入出力部110
および情報ブラウジング部120、WWWサービス部1
30、通信部140、ハイパービデオサービス部150
は、図2に示した第1の実施の形態における情報提供装
置の構成と同様な構成である。ハイパービデオ伝言掲示
処理部160は、ハイパービデオ伝言の掲示板登録依頼
を外部より受け付けるハイパービデオ掲示処理受付手段
161と、受け付けた掲示板処理依頼に応じて、メディ
アサービス部150にハイパービデオデータを追加格納
するハイパービデオ掲示処理手段162と、ハイパービ
デオを格納した位置情報を参照してWWWサービス部1
30のWWWデータを更新する伝言一覧更新手段163
とを有する。
【0186】図28は本実施の形態におけるハイパービ
デオ伝言掲示処理部160の扱うハイパービデオ伝言デ
ータ501の構造例を示している。図28において、ハ
イパービデオ伝言データ501は、次のようなデータを
格納している。 伝言板名:ハイパービデオ伝言を掲示する伝言板名(掲
示板名)情報、 伝言主題:伝言の内容を表現したサブジェクト情報、 伝言内容:ハイパービデオによる伝言情報で、シナリオ
データおよび素材データより構成される。
【0187】次に、本実施の形態による情報提供装置の
基本動作について説明する。本実施の形態による情報提
供装置では、図28に示すデータ構造のハイパービデオ
伝言を受け付け、ハイパービデオデータをメディアサー
ビス部150に、その格納情報をWWWサービス部13
0にそれぞれ格納する動作を行う。また、本実施の形態
による情報提供装置の入出力部110、情報ブラウジン
グ部120、WWWサービス部130、通信部140、
メディアサービス部150における基本動作手順は、第
1の実施の形態の情報提供装置の基本動作手順と同じで
あり、第1の実施の形態の表示動作例と同様な動作を行
う。
【0188】次に、本実施の形態におけるハイパービデ
オ伝言掲示処理部160の処理手順について、図28に
示すハイパービデオ伝言を受信処理した時の処理手順を
図29に従って説明する。 ステップ61:ハイパービデオ掲示処理受付手段161
にて、ハイパービデオ伝言の登録依頼を受け付け、 ステップ62:次に、ハイパービデオ掲示処理手段16
2にて、受信した伝言データのうち「伝言内容」データ
をメディアサービス部150へ格納し、 ステップ63:伝言一覧変更手段163にて、「伝言板
名」および「伝言主題」の内容に応じて、WWWサービ
ス部130に格納されているWWWデータを更新する。
【0189】このような動作を行う情報提供装置におい
て、WWWサービス部130とメディアサービス部15
0のデータの格納の状態を、図28に示すハイパービデ
オ伝言データの例を受信処理する前と後の様子をそれぞ
れ、図30および図31に示している。
【0190】図30において、502はWWWサービス
部130のWWWデータ記憶手段131に記憶されてい
るWWWデータであり、503はメディアサービス部1
50のメディアデータ記憶手段151に記憶されている
メディアデータである。WWWデータ502は、伝言板
の一覧ページデータ504および2つの伝言板ページデ
ータ505、506と、各伝言板ページ505、506
からリンク付けされたシナリオ参照データ507とから
なり、またメディアデータ503は、該当するシナリオ
データ508および素材メディアデータ509からな
る。ハイパービデオ伝言の受信後、図31に示すよう
に、WWWサービス部130の「伝言板名」”新製品ガ
イド”に該当する伝言板ページ505(new.htm
l)には、新たに「伝言主題」”29型ワイドテレビ”
の記述が追加され、新たに作られたシナリオ参照データ
507Aへのリンクが設定されている。また、メディア
データ503には、「伝言内容」の”29型ワイドテレ
ビ”に該当するシナリオデータ508Aおよび素材メデ
ィアデータ509Aが格納されている。
【0191】以上のように、上記第12の実施の形態に
よれば、ハイパービデオ形式の伝言を受信してホストに
登録および掲示することができ、また同時に再生表示す
ることができる。
【0192】なお、本実施の形態では、第1の実施の形
態と同様なデータ構造でハイパービデオ伝言を格納した
が、第2および第3の実施の形態に示した構造でも同様
な効果を得ることはいうまでもない。
【0193】(実施の形態13) 次に、本発明の第13の実施の形態について説明する。
図32は、本実施の形態における情報提供装置の構成を
示している。図32において、110は入出力部、12
0は情報ブラウジング部、130はWWWサービス部、
140は通信部、150はメディアサービス部、170
はハイパービデオメール処理部である。入出力部110
および情報ブラウジング部120、WWWサービス部1
30、通信部140、ハイパービデオサービス部150
は、図2に示した第1の実施の形態における情報提供装
置の構成と同様な構成である。ハイパービデオメール処
理部170は、自分のホスト名情報およびメールの宛先
に対応する送信先ホストの情報とを記憶した受配信設定
記憶手段171と、メールホストもしくはメール作成端
末から受信したメールを一時記憶するメール一時記憶手
段172と、メールを受信し、受信したメールに応じて
受配信処理を行うメール受配信処理手段173とを有す
る。
【0194】図33は本実施の形態における情報提供装
置の扱うハイパービデオメール601および参照メール
602のデータ構造例を示している。図33において、
ハイパービデオメール601は、次のようなデータを格
納している。 メール宛先:ハイパービデオメールの送り先情報、 メール主題:メールの内容を表現したサブジェクト情
報、 メール内容:ハイパービデオによるメール情報で、シナ
リオデータおよび素材データより構成される。
【0195】また、参照メール602は、次のようなデ
ータを格納している。 メール宛先:参照メールの送り先情報、 メール主題:メールの内容を表現したサブジェクト情
報、 自ホスト :ハイパービデオメールを格納処理したホス
ト名情報、 格納場所 :ハイパービデオメールの格納場所情報。
【0196】図34は本実施の形態における情報提供装
置の使用例を示している。図34において、C1〜C2
は端末、A、Bはメールホストである、それぞれネット
ワーク(通信部140)により接続されている。また、
各端末CとメールホストA、B内には、それぞれ次のよ
うな手段を備えている。 端末C1 :ハイパービデオメールを作成
部180 端末C2 :入出力部110、情報ブラウ
ジング部120、 メールホストAおよびB:WWWサービス部130、メ
ディアサービス部150、ハイパービデオメール処理部
170。
【0197】図35は本実施の形態におけるメールホス
トBのWWWサービス部130に記憶されているWWW
データ603およびメディアデータ604、605の例
を示す図である。図35において、メールホストAのメ
ディアサービス部150には格納されているデータはな
く、メールホストBのWWWサービス部130には、メ
ールホストBで担当するユーザの一覧データ606(m
ail.html)と、ユーザb、c宛のメールページ
データ607、608(b.html、c.html)
が格納され、ユーザbにメールホストZから到着したメ
ールの参照情報609(zb001.ref)を格納し
ていることを示している。メールホストZのメディアデ
ータ604には、メールのシナリオデータ610と素材
メディアデータ611が格納されている。また、図36
においては、ユーザbに新たにホストaから到着したメ
ールの参照情報(ab005.ref)609Aが格納
されている。
【0198】図37は本実施の形態における情報提供装
置の受配信設定記憶手段171に記憶されている受配信
設定情報612の例を示す図である。図37において、
受配信設定情報612は次のようなデータを格納してい
る。 ホスト名データ :ホスト名情報、 参照メール送信先テーブル:メールの宛先情報とその宛
先のに対応するホスト名情報をレコードとするテーブル
情報。
【0199】図38は本実施の形態における情報提供装
置の基本動作手順を示すフロー図であり、以下これにつ
いて、図38を基に、図33、図35、図36を参照し
て説明する。図38は端末C1からユーザaがユーザb
宛にハイパービデオメールを送信し、ユーザbが端末C
2にてメールを読む手順を示している。ただし、あらか
じめ各ホストは図35に示すデータを格納されているも
のとする。 ステップ71:まず、端末C1のハイパワービデオメー
ル作成部180のメール作成アプリケーションにより作
成されハイパービデオメール(図33の601)が端末
C1よりメールホストAに送信される。 ステップ72:メールホストAでは、受信したメールの
ハイパービデオ部を内部のメディアサービス部150内
に格納し、参照メール(図33の602)を作成し、メ
ールホストBへ転送する。 ステップ73:メールホストBでは、受信したメールを
基に内部のWWWサービス部130のデータを更新す
る。この時、各メールホストには図36に示したデータ
が格納された状態になる。 ステップ74:端末C2よりメールホストBのWWWサ
ービス部130にアクセスし、リンク先のメールホスト
A内のハイパービデオデータを再生する。
【0200】次に、本実施の形態における情報提供装置
のハイパービデオメール処理部170の処理手順につい
て、図33に示すハイパービデオメールを受信した時の
処理手順を図39に従って説明する。なお、入出力部1
10、情報ブラウジング部120、WWWサービス部1
30、通信部140、メディアサービス部150におけ
る基本動作手順は、実施の形態1の情報提供装置の基本
動作手順と同じである。 ステップ81:メール(図33の601または602)
を受信し、メール一時記憶手段172に記憶する。 ステップ82:次に、受信したメールがハイパービデオ
メール(図33の601)ならば、ステップ83へ進
み、参照メール(図33の602)ならば、ステップ8
6へ進む。 ステップ83:ハイパービデオメール601の「メール
内容」をメールホスト内のメディアデータサービス部1
50へ格納し、一時記憶手段172内から削除する。 ステップ84:受配信設定情報(図37の612)を参
照して、「自ホスト」データと、ステップ83でハイパ
ービデオを格納した位置情報を「格納場所」データとを
一時記憶手段172に記憶しているデータと合わせ、参
照メール(図33の602)を作成する。 ステップ85:受配信設定情報612の参照メール送信
先テーブルから、参照メールの「メール宛先」に応じた
送り先ホストを検索して、該当するメールホストへメー
ルを送信し、終了する。 ステップ86:WWWサービス部130に格納している
WWWデータを更新し、終了する。
【0201】以上のように、上記第13の実施の形態に
よれば、ハイパービデオメールおよび参照メールをメー
ルホスト間で転送しながら、送信元メールホストにハイ
パービデオを格納し、送信先のメールホストに参照デー
タを格納することにより、ハイパービデオメールを交換
することができ、また同時に再生表示することができ
る。
【0202】なお、本実施の形態では、第1の実施の形
態と同様なデータ構造でハイパービデオメールを格納し
たが、第2および第3の実施の形態に示した構造でも同
様な効果を得ることはいうまでもない。
【0203】また、本実施の形態では、ことなるホスト
をメールホストとする端末どうしでハイパービデオメー
ルを交換する例を示したが、同一のホストをメールホス
トとする端末どうしでも同様にしてハイパービデオメー
ルを交換できることは言うまでもない。
【0204】(実施の形態14) 次に、本発明の第14の実施の形態について説明する。
図40は本実施の形態における情報提供装置の構成を示
している。図40において、110は入出力部、120
は情報ブラウジング部、130はWWWサービス部、1
40は通信部、150はメディアサービス部、160は
ハイパービデオ伝言掲示処理部、180は広域配付処理
部である。入出力部110および情報ブラウジング部1
20、WWWサービス部130、通信部140、ハイパ
ービデオサービス部150、ハイパービデオ伝言掲示処
理部160は、図27に示した第12の実施の形態にお
ける情報提供装置の構成と同様な構成である。
【0205】また、広域配付処理部180は、ハイパー
ビデオ伝言掲示処理部160の掲示処理の結果を検知す
る掲示結果検知手段181と、掲示されたハイパービデ
オ伝言を広域に配付する条件情報を記憶する配付条件記
憶手段182と、掲示結果検知手段181からの通知を
受けた場合に、配付条件記憶手段182に記憶している
配付条件を参照して配付先ホスト名を決定し、ハイパー
ビデオ伝言の配付送信を行う配付送信手段183と、外
部からハイパービデオ伝言の配付を受けた場合に、ハイ
パービデオ伝言を再構成し、ハイパービデオ伝言掲示処
理部160へ掲示処理を通知する配付受信手段184と
を有する。
【0206】また、本実施の形態による情報提供装置で
は、ハイパービデオ伝言掲示処理部160が図28に示
すデータ構造のハイパービデオ伝言を掲示処理すると、
その掲示情報と、あらかじめ設定された配付条件を参照
して、外部のホストと通信しハイパービデオ伝言の配付
を行う。また、本実施の形態による情報提供装置の入出
力部110、情報ブラウジング部120、WWWサービ
ス部130、通信部140、メディアサービス部15
0、ハイパービデオ伝言掲示処理部160における基本
動作手順は、図29に示した第12の実施の形態の情報
提供装置の基本動作手順と同じであり、第1の実施の形
態の表示動作例と同様な動作を行う。
【0207】図41は、本実施の形態における情報提供
装置の使用例を示している。図41においてA、B、C
はホスト、T1〜T3は端末であり、互いにネットワー
クで接続されている。また、各端末はあらかじめ決めら
れたホストにのみアクセスし、伝言の登録やブラウジン
グを行う。このとき、決められたホストと端末のグルー
プをサイトと呼ぶ。本実施の形態では、サイトAのホス
トAに伝言が掲示された場合に、他のサイトのホスト
(ホストB、C)へ同内容の伝言を配付する。
【0208】図42は、本実施の形態における掲示結果
通知手段181が検知し、配付送信手段183へ通知す
る検知結果データ701の構造例を示している。図42
において、検知結果データ701は、次のようなデータ
を格納している。 伝言板名:登録(掲示)されたハイパービデオ伝言を掲
示した伝言板名(掲示板名)情報、 伝言主題:掲示された伝言のサブジェクト情報。
【0209】図43は、配付条件記憶手段182に記憶
されている配付条件テーブル702の構造の例を示して
いる。図43において一つの掲示板に対する配付条件
を、配付対象となっている伝言板名と、配付先ホスト名
とを内容とするレコード形式で格納している。ここで
は、『新製品ガイド』伝言板に伝言が登録された場合
に、(a)ホストAは、B、Cへ、(b)ホストBは、
A、Cへ、(c)ホストCは、A、Bへ送信するように
設定されている例を示している。
【0210】また、掲示板処理されたことを検知する具
体的な手段としては、例えば、ハイパービデオ掲示処理
手段162が掲示処理を行う都度、掲示結果検知手段1
81に直接通知したり、あるいは、ハイパービデオ伝言
掲示処理部160にログを出力させ、それを監視し検知
するなど容易に実現可能である。
【0211】図44は、2つのホストの広域配付処理部
180が送受信する配送ファイル構成を示している。転
送されるファイルのうち、ヘッダファイル703には検
知結果データ701と同様の次の内容を格納している。 伝言板名:掲示されたハイパービデオ伝言を掲示した伝
言板名情報、 伝言主題:掲示された伝言のサブジェクト情報。なお、
シナリオファイル704および素材ファイル705は、
すでにメディアサービス部150に格納されている。
【0212】図45は、図41に示した本実施の形態に
よる情報提供装置の使用例の基本動作手順を示すフロー
図であり、以下これについて図41、図42、図43、
図44を参照しながら説明する。ただし、ホストA、
B、Cの配付条件記憶手段182には、それぞれ、図4
3に示した配付条件テーブルが記憶されている。 ステップ91:ホストAが、端末T1より図28に示し
たハイパービデオ伝言を受け、「新製品ガイド」伝言板
に掲示処理する。 ステップ92:ホストAは、「新製品ガイド」伝言板に
設定された配付ホストを検索し、配付ホスト(B、C)
を決定する。 ステップ93:ホストAより、ホストB、Cへ、伝言を
配付する。 ステップ93:ホストB、Cが、配付された伝言を自己
の「新製品ガイド」伝言板にそれぞれ掲示処理し、端末
T2、T3より伝言の参照が可能になる。
【0213】ここで、ステップ93では、ホストAの配
付送信手段183と、ホストB、Cの配付受信手段18
4とが、それぞれ次のような処理手順で伝言を配付す
る。
【0214】図46は、配付送信手段183の処理手順
を示すフロー図である。ホストAにおける配付送信処理
を例に、本実施の形態における配付送信手段183の処
理手順について説明する。 ステップ101:掲示結果検知手段181より、ハイパ
ービデオ伝言の掲示処理の検知結果データ701を受け
る。 ステップ102:配付条件記憶手段182に記憶されて
いる配付条件テーブル702を参照し、検知結果データ
701の伝言板名「新製品ガイド」に該当する配付先ホ
スト名「B」および「C」を検索する。 ステップ103:次に、検知結果データ701を元にヘ
ッダファイル703を生成する。 ステップ104:配送ファイル群(ヘッダファイル70
3、シナリオファイル704、素材ファイル705)
を、ホストB、CへFTP送信する。
【0215】図47は、配付受信手段184の処理手順
を示すフロー図である。ホストBにおける配付受信処理
を例に、本実施の形態における配付受信手段184の処
理手順について説明する。 ステップ111:配送ファイル群を全て受信する。 ステップ112:ヘッダファイル703を元に「伝言板
名」および「伝言主題」データを決定し、また、シナリ
オファイル704および素材ファイル705を「伝言内
容」とするハイパービデオ伝言(図28)を再構成す
る。 ステップ113:その伝言の登録依頼をハイパービデオ
伝言掲示処理部160に通知する。
【0216】また、図48は、本実施の形態における伝
言を送受信する2つのホストの各配付処理の同期の関係
を示した図である。本実施の形態では、送信元ホスト
(ホストA)が伝言の登録を検知し、FTP通信のpu
t(送出)コマンドを実行した後に、ホストBでの伝言
の再構成および掲示処理が開始される。
【0217】このような処理の結果、ホストBおよびC
におけるデータの格納状態は、図30および図31に示
した第12の実施の形態における状態の変化の例と同様
に変化する。
【0218】以上のように、第14の実施の形態によれ
ば、掲示されたハイパービデオ形式の伝言をホスト間で
交換可能となり、あらかじめ設定した配付条件に応じた
複数のホストで同一の内容を持つ伝言板を構築すること
ができる。そのため、決められたアクセス先が異なる
(サイトが異なる)端末のユーザどうしであっても、互
いの伝言のブラウジングが可能になる。
【0219】また、伝言データの配付処理(FTP処
理)は、伝言が掲示されたホストが行うため、各ホスト
における配付処理の負荷の割合は、各サイト内の端末か
ら登録される伝言の総和に比例する。そのため、各端末
の伝言の登録傾向(割合)に応じてサイト構成して、端
末からの伝言の登録受付処理および他のホストへの配付
処理の負荷を平均化することができる。
【0220】なお、本実施の形態では、第1の実施の形
態と同様なデータ構造のハイパービデオ伝言を配付した
が、第2および第3の実施の形態に示した構造でも同様
な効果を得ることはいうまでもない。
【0221】(実施の形態15) 次に、本発明の第15の施の形態について説明する。
本実施の形態における情報提供装置の構成および基本動
作は、図40および図45に示した第14の実施の形態
における情報提供装置の構成および基本動作と同様であ
る。
【0222】図49は、伝言の送信元ホストが配付先ホ
ストへ送信する伝言更新情報801の構成を示してい
る。伝言更新情報801には次のようなデータが格納さ
れている。 伝言板名:掲示されたハイパービデオ伝言を掲示した伝
言板名情報、 伝言主題:掲示された伝言のサブジェクト情報、 格納ファイルリスト:掲示された伝言を構成するシナリ
オファイルおよび素材ファイルの格納位置情報で、ホス
ト名情報を付加した形式とする。 なお、シナリオファイルおよび素材ファイルは、すでに
メディアサービス部150に格納されている。
【0223】以下、本実施の形態の配付処理手順につい
て、図41に示した第12の実施の形態における情報提
供装置の使用例を用いて説明する。なお、本実施の形態
においても、各ホストにおける掲示結果通知のデータ形
式、および配付条件テーブルの内容は、それぞれ図4
2、図43に示した内容と同じとする。
【0224】図50は、配付送信手段183の処理手順
を示すフロー図である。本実施の形態における配付送信
手段183の処理手順について、ホストAにおける配付
送信処理を例に、図50に従って説明する。 ステップ121:掲示結果検知手段181より、ハイパ
ービデオ伝言の掲示処理の検知結果データ701を受
け、 ステップ122:配付条件記憶手段182に記憶されて
いる配付条件テーブル702を参照し、検知結果データ
701の伝言板名「新製品ガイド」に該当する配付先ホ
スト名「B」および「C」を検索する。 ステップ123:次に、検知結果データ701を元に、
メディアサービス部に格納されているメディアデータの
格納位置情報を検索し、伝言更新情報801を生成す
る。 ステップ124:生成した伝言更新情報801をホスト
B、CへSMTP(SimpleMailTransf
erProtocol:電子メール交換のプロトコルの
一種)にて送信する。
【0225】また、図51は、配付受信手段184の処
理手順を示すフロー図である。本実施の形態における配
付受信手段184の処理手順について、ホストBにおけ
る配付受信処理を例に、図51に従って説明する。 ステップ131:伝言更新情報801を受信すると、 ステップ132:受信した伝言更新情報801内の「格
納ファイルリスト」を参照し、配付元ホストからファイ
ルをFTPで取得する(getコマンドを使用)。 ステップ133:ステップ132で取得したファイルを
「伝言内容」とし、伝言更新情報801内の「伝言板
名」、「伝言主題」データとからハイパービデオ伝言
(図28)を再構成する。 ステップ134:ハイパービデオ伝言掲示処理部160
に登録依頼通知する。
【0226】また、図52は、本実施の形態における伝
言を送受信する2つのホストの各配付処理の同期の関係
を示した図である。本実施の形態では、送信元ホスト
(ホストA)が伝言の登録を検知し、伝言更新情報を送
信した後に、ホストBが伝言更新情報を解析し、FTP
通信のget(取得)コマンドによるファイル取得が実
行される。
【0227】なお、このような処理の結果、ホストBお
よびCにおけるデータの格納状態の変化は、第14の実
施の形態における状態の変化と同様である。
【0228】以上のように、上記第15の実施の形態に
よれば、複数のホストで伝言を交換し、設定に応じて共
通の伝言板を構築することができるという、第14の実
施の形態と同様の効果がある。また、本実施の形態にお
いては特に、掲示された伝言の配付処理を、配付ホスト
では伝言更新情報をのみを送信し、受信側ホストで伝言
データ本体(メディアファイル)をFTP取得処理す
る。そのため、たとえばあるサイトで伝言の登録が一時
的に多く発生し、ホストから配付すべき伝言の数が集中
した場合でも、他のホストへメディアデータ転送処理の
負荷を分散することができ、サイト全体として伝言の配
付処理に影響を与えにくくすることができる。
【0229】また、広域配付処理部の構成を第14ある
いは第15のどちらの実施の形態のようにすべきかの判
断は、広域配付処理部以外の実施形態や、各サイトでの
端末からの利用形態の傾向(伝言の参照が多い、登録が
多いなど)、あるいは、各サイト間の関係(配付先が多
い、受信のみなど)などによる。おおむね、互いのサイ
トから双方向に配付される会話系の構成の場合には、第
14の実施形態が、特定のサイトから全体へ配付される
ような通達系の構成の場合には、第15の実施形態にす
ると効果的である。
【0230】(実施の形態16) 次に、本発明の第16の実施の形態について説明する。
図53は本実施の形態における情報提供装置の構成を示
している。図53において、110は入出力部、120
は情報ブラウジング部、130はWWWサービス部、1
40は通信部、150はメディアサービス部、160は
ハイパービデオ伝言掲示処理部、180は広域配付処理
部、191は実行予定プログラムと実行予定日時とから
構成されるスケジュール情報を設定記憶するスケジュー
ル記憶手段、192はスケジュール記憶手段191の記
憶しているスケジュール情報にしたがって定期的にプロ
グラムを実行するスケジュール実行手段である。
【0231】ここで、入出力部110および情報ブラウ
ジング部120、WWWサービス部130、通信部14
0、ハイパービデオサービス部150、ハイパービデオ
伝言掲示処理部160、広域配付処理部180は、図4
0に示した第14の実施の形態における情報提供装置の
構成と同様な構成である。
【0232】また、本実施の形態における情報提供装置
の基本動作は、図45に示した第14の実施の形態にお
ける情報提供装置の基本動作と同様である。
【0233】図54は、スケジュール記憶手段191が
記憶する実行予定テーブル901の構成を示している。
実行予定テーブル901は次のような予定データをレコ
ードとするテーブル形式で格納している。 実行予定プログラム:実行すべきプログラム(処理
名)、 実行予定日時:実行予定プログラムを実行する日時情
報。図54では、「伝言ファイル取得処理」が「毎日2
1時」に実行される予定などが記憶されている。
【0234】以下、本実施の形態の配付処理手順につい
て説明する。本実施の形態の配付処理手順は第15の実
施の形態とほぼおなじである。第15の実施の形態と異
なる点は、配付受信手段184の処理手順である。
【0235】図55および図56は、配付受信手段18
4による処理手順を示すフロー図である。本実施の形態
における配付受信手段184の処理手順は、図55に示
した伝言更新情報の受信処理手順と、図56に示したフ
ァイル取得処理手順の2つの手順フローからなる。これ
らについて図55および図56に従って説明する。な
お、配付送信手段183の処理手順は、図50に示した
第15の実施の形態における配付送信手段183の処理
手順と同様である。 (a)伝言更新情報の受信処理 ステップ141:伝言更新情報801を受信したら、そ
のままメールスプール(電子メール用の一時記憶領域)
に蓄積しておく。 (b)ファイルの取得処理 ステップ151:メールスプールに伝言更新情報があれ
ば、ステップ142へ、なければ終了する。 ステップ152:スプールから、受信した伝言更新情報
801を一つ取出し、「格納ファイルリスト」を参照し
て、配付元ホストからファイルをFTPで取得する(g
etコマンドを使用)。 ステップ153:ステップ152で取得したファイルを
「伝言内容」とし、伝言更新情報801内の「伝言板
名」、「伝言主題」データとからハイパービデオ伝言
(図28)を再構成する。 ステップ134:ハイパービデオ伝言掲示処理部160
に登録依頼通知し、ステップ151へ。
【0236】また、図57は、本実施の形態における伝
言を送受信する2つのホストの各配付処理の同期の関係
を示した図である。本実施の形態では、送信元ホスト
(ホストA)が伝言の登録を検知して伝言情報を送信す
ると、ホストBではそれをメールスプールに蓄積し続け
る図57(a)。一方、毎日21時になると、ホストB
では処理開始通知を受け、スケジュール実行手段により
伝言ファイル受信処理を開始する。そして、取得すべき
ファイルのリストを作成し、それまでに受信蓄積してい
る伝言情報の解析と、FTP通信のget(取得)コマ
ンドによりシナリオファイルおよび素材ファイルの取得
を行ない、さらに伝言の掲示処理が実行される図57
(b)。
【0237】なお、スケジュール記憶手段191および
スケジュール実行手段192の代表的実装手段として
は、コンピュータの基本ソフト(OS;オペレーティン
グシステム)であるUNIXの「cron」機能、ある
いは、Windows95の「システムエージェント」
機能などが利用できる。
【0238】以上のように、上記第16の実施の形態に
よれば、第15の実施の形態おける配付処理負荷分散の
効果に加え、受信ホスト側で、伝言自体の配付のタイミ
ングを調節できる効果がある。すなわち、本実施の形態
においては、受信側ホストですべき伝言データ本体デー
タ(メディアファイル)のFTP取得処理の実行時間帯
を設定できるようにしている。そのため、FTPという
時間とCPU能力が必要となるファイル転送処理の実行
時間帯をそのサイトの利用状況に合わせて設定し、装置
本来の機能である端末への情報提供処理に影響を与えに
くくしたり、あるいは、配付に利用する通信回線料金の
低い時間帯を利用できたりすることができる。
【0239】また、本実施の形態では、伝言更新情報を
ためておき、所定時刻になって掲示処理を開始する。そ
のため、第15の実施の形態と比べると速報性が劣るこ
とになるが、伝言更新情報を受信した時にWWWサービ
ス部のWWWデータのみを変更する手順を設け、現在到
着している伝言の「伝言主題」のみを表示可能にするこ
ともできる。
【0240】(実施の形態17) 次に、本発明の第17の実施の形態について説明する。
本実施の形態における情報提供装置の構成および基本動
作は、図40および図45に示した第14の実施の形態
における情報提供装置の構成および基本動作と同様であ
る。
【0241】図58は、伝言の送信元ホストが配付先ホ
ストへ送信する伝言の、MIME符合化前後の形態を示
す図である。図58(a)にMIME符合化前の伝言1
001、図58(b)に符合化後の伝言1002であ
る。なお、MIME(Multi−purpose I
nternet Mail Extensions)と
は、様々なデータ形式のデータをインターネットメール
SMTPで送ることができるようにするための符合化の
規格であり、RFC(Request ForComm
ents)で規定されている。具体的な実装について
は、MIMEに対応したメーラ(電子メールをホスト間
で交換するプログラム)を使用すると、自動的にエンコ
ード/デコード(複合化)をする。
【0242】本実施の形態では、複数のファイルで構成
する伝言を論理的な1つの電子メールファイルとして転
送するための手段として、MIME対応したメーラをホ
スト間の電子メール交換手段に利用する。
【0243】図59は、本実施の形態における情報提供
装置の使用例を示している。図59において、A、B、
CおよびHはホストであり、ホストAからB、Cに対し
て伝言が送信される経路を示している。ここでは、ホス
トA、CおよびHがLAN接続され(IPreacha
ble環境:常時接続されている)、ホストBはHとU
UCP接続されている(IPunreachable環
境:常時接続されていない)。ここで、各ホストに接続
されている端末の記載は省略している。
【0244】このようなネットワーク状況では、ホスト
Aから、ホストCに対してはFTPを利用してデータ転
送できるが、ホストBに対しては転送できない。しか
し、SMTPによるデータ転送(電子メール交換)は、
ホストAから、いずれのホストに対しも可能である。し
かもホストAからどのホストに対しても同じ手順(SM
TP)でメールを送信するが、その処理は、例えば、U
NIXのsendmailプログラムを使うことで実現
できる。ただし各ホストに配送経路情報が設定されてい
るものとする。
【0245】以下、本実施の形態の配付処理手順につい
て、図59に示した本実施の形態による情報提供装置の
使用例を用いて説明する。なお、本実施の形態において
も、各ホストA、B、Cにおける掲示結果通知のデータ
形式、および配付条件テーブルの内容は、それぞれ図4
2、図43に示した内容と同じとする。
【0246】図60は、配付送信手段183の処理手順
を示すフロー図である。本実施の形態における配付送信
手段183の処理手順について、ホストAにおける配付
送信処理を例に、図60に従って説明する。 ステップ161:掲示結果検知手段181より、ハイパ
ービデオ伝言の掲示処理の検知結果データ701を受
け、 ステップ162:配付条件記憶手段182に記憶されて
いる配付条件テーブル702を参照し、検知結果データ
701の伝言板名「新製品ガイド」に該当する配付先ホ
スト名「B」および「C」を検索する。 ステップ163:次に、検知結果データ701を元に、
「伝言板名」、「伝言主題」を内容とする伝言ヘッダフ
ァイルを生成し、 ステップ164:メディアサービス部に格納されている
メディアデータを参照して、マルチファイル形式の伝言
1001からMIME形式の伝言1002を生成(符合
化)する。 ステップ165:生成したMIME形式の伝言1002
をホストB、CへSMTPにて送信する。
【0247】また、図61は、配付受信手段184の処
理手順を示すフロー図である。本実施の形態における配
付受信手段184の処理手順について、ホストBにおけ
る配付受信処理を例に、図61に従って説明する。 ステップ171:MIME形式の伝言1002を受信す
る。 ステップ172:デコードしてマルチファイル形式の伝
言1001にする。 ステップ173:ハイパービデオ伝言(図28)に再構
成する。 ステップ174:ハイパービデオ伝言掲示処理部160
に登録依頼通知する。
【0248】また、図62は、本実施の形態における伝
言を送受信する2つのホストの各配付処理の同期の関係
を示した図である。本実施の形態では、送信元ホスト
(ホストA)が伝言の登録を検知し、MIMEエンコー
ドした伝言を送信した後に、ホストBがデコード処理を
開始する。
【0249】以上のように、上記第17の実施の形態に
よれば、互いに伝言を配付しようとする2つのホスト間
の通信路が常時確保されていない、あるいは、直接接続
不可能ではあるが、UUCP接続程度の通信が可能なら
ば、伝言データの配付を可能とすることができる。
【0250】本実施の形態による転送手順は、第14の
実施の形態の直接FTPで送信する手順に比べると低速
になる。それは、MIMEエンコードする時間と、SM
TPの利用するtelnetというプロトコルの速度が
低速のためである。また、FTPが直接バイナリデータ
を転送できるのに対し、telnetはアスキーデータ
しか転送しない上に、確認データを多くやりとりするこ
とにも起因する。しかし、IP接続されていないホスト
間については、本実施の形態による転送手順を利用する
ことによって、低速ながらも伝言の配付が可能になる。
【0251】(実施の形態18) 次に、本発明の第18の実施の形態について説明する。
図63は本実施の形態における情報提供装置の構成を示
している。図63において、110は入出力部、120
は情報ブラウジング部、130はWWWサービス部、1
40は通信部、150はメディアサービス部、160は
ハイパービデオ伝言掲示処理部、180は広域配付処理
部である。入出力部110および情報ブラウジング部1
20、WWWサービス部130、通信部140、ハイパ
ービデオサービス部150、ハイパービデオ伝言掲示処
理部160は、図27に示した第12の実施の形態にお
ける情報提供装置の構成と同様な構成である。
【0252】また、広域配付処理部180は、ハイパー
ビデオ伝言掲示処理部の掲示処理の結果を検知する掲示
結果検知手段181と、掲示されたハイパービデオ伝言
を広域に配付する条件情報を記憶する配付条件記憶手段
182と、掲示結果検知手段181からの通知を受けた
場合に、配付条件記憶手段182に記憶している配付条
件を参照して配付先ホスト名を決定し、ハイパービデオ
伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを構成するボ
ディーファイルの格納位置情報とから構成される伝言更
新情報を生成し、配付条件により決定された配付先ホス
トへ送出処理する第1の配付送信手段183aと、ハイ
パービデオ伝言のMIMEメールでの再配送要求を受け
た場合に、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハ
イパービデオを構成するボディーファイル群とをMIM
Eエンコードして、要求元のホストへSMTP送出処理
する第2の配付送信手段183bと、受けた伝言更新情
報に応じて配付元からボディファイルをFTPにより取
得し、取得できた場合には、伝言ヘッダファイルと取得
した前記ボディファイル群とからハイパービデオ伝言を
生成し、ハイパービデオ伝言掲示処理部160へ通知
し、FTPで取得できなかった場合には、配付元へハイ
パービデオ伝言のMIMEメールでの再送要求を送信す
る第1の配付受信手段184aと、受けたMIMEメー
ルデータをデコードし、伝言ヘッダファイルとボディフ
ァイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイパー
ビデオ伝言掲示処理部160へ通知する第2の配付受信
手段184bと、外部よりデータを受信し、受信したデ
ータが伝言更新情報の場合には、第1の配付受信手段1
84aへ通知し、MIMEメールによる伝言情報の場合
には、第2の配付受信手段184bへ通知し、再送要求
の場合は、第2の配付送信手段183bへ通知する配付
データ受信手段185とを有する。
【0253】また、本実施の形態における情報提供装置
基本動作は、図45に示した第14の実施の形態におけ
る情報提供装置の構成および基本動作と同様である。
【0254】図64は、本実施の形態における情報提供
装置の使用例を示している。図64においてA、B、C
およびFはホストであり、それぞれLANで接続されて
いる。また、ホストFはBを含むネットワークドメイン
(組織)のファイヤウォール(組織外部とのデータの通
過許可権を制御するホスト)であり、図65に上記ファ
イヤウォールの設定例を示す。
【0255】このようなネットワーク状況では、ホスト
AおよびCとホストBとは、互いに電子メール(SMT
P)は交換できるが、FTPによるデータアクセスは禁
止される。実際にこのような設定で運用を行っている組
織は多く存在する。
【0256】図66は、第1の配付受信手段184aが
配付元ホストに送信する再配送要求データ1101の構
造を示している。再配送要求データ1101は次のよう
なデータを格納している。 メッセージ名:配付元ホストに要求する内容情報(”再
送要求”)、 ホスト名 :自ホストの名前情報、 伝言板名 :再送を要求する伝言の伝言板名情報、 伝言主題 :再送を要求する伝言のサブジェクト情
報。
【0257】以下、本実施の形態の配付処理手順につい
て、図64に示した本実施の形態による情報提供装置の
使用例を用いて説明する。なお、本実施の形態において
も、各ホストA、B、Cにおける掲示結果通知のデータ
形式、および配付条件テーブルの内容は、それぞれ図4
2、図43に示した内容と同じとする。また、本実施の
形態では、サイトAのホストAに伝言が掲示された場合
に、他のサイトのホスト(ホストB、C)へ同内容の伝
言を配付する。
【0258】図67は、第1の配付送信手段183aの
処理手順を示すフロー図である。本実施の形態における
第1の配付送信手段183aの処理手順について、ホス
トAにおける配付送信処理を例に、図67に従って説明
する。 ステップ181:掲示結果検知手段181より、ハイパ
ービデオ伝言の掲示処理の検知結果データ701を受け
る。 ステップ182:配付条件記憶手段182に記憶されて
いる配付条件テーブル702を参照し、検知結果データ
701の伝言板名「新製品ガイド」に該当する配付先ホ
スト名「B」および「C」を検索する。 ステップ183:次に、検知結果データ701を元に、
メディアサービス部に格納されているメディアデータの
格納位置情報を検索し、伝言更新情報801を生成す
る。 ステップ184:生成した伝言更新情報801をホスト
B、CへSMTPにて送信する。
【0259】図68は、第2の配付送信手段183bの
処理手順を示すフロー図である。本実施の形態における
第2の配付送信手段183bの処理手順について、ホス
トAにおける配付送信処理を例に、図68に従って説明
する。 ステップ191:外部ホストより再配送要求データ11
01を受ける。 ステップ192:再配送要求データ1101より、配付
先ホスト名(”B”)を決定する。 ステップ193:「伝言板名」、「伝言主題」を内容と
する伝言ヘッダファイルを生成する。 ステップ194:メディアサービス部に格納されている
メディアデータを参照して、マルチファイル形式の伝言
1001からMIME形式の伝言1002を生成(符合
化)する。 ステップ195:生成したMIME形式の伝言1002
をホストBへSMTPにて送信する。
【0260】図69は、第1の配付受信手段184aの
処理手順を示すフロー図である。本実施の形態における
第1の配付受信手段184aの処理手順について、ホス
トBにおける配付受信処理を例に、図69に従って説明
する。 ステップ201:伝言更新情報801を受け、 ステップ202:受信した伝言更新情報801内の「格
納ファイルリスト」を参照し、配付元ホストからファイ
ルをFTPで取得する(getコマンドを使用)。 ステップ203:ステップ202で、FTPに成功すれ
ばステップ205へ移行し、成功しなければステップ2
04へ移行する。 ステップ204:伝言更新情報801からを参照して再
配送要求データ1101を生成し、配送元ホストへ送信
し、終了する。 ステップ205:ステップ203で取得したファイルを
「伝言内容」とし、伝言更新情報801内の「伝言板
名」、「伝言主題」データとからハイパービデオ伝言
(図28)を再構成する。 ステップ206:ハイパービデオ伝言掲示処理部160
に登録依頼通知する。
【0261】図70は、第2の配付受信手段184bの
処理手順を示すフロー図である。本実施の形態における
第2の配付受信手段184bの処理手順について、ホス
トBにおける配付受信処理を例に、図70に従って説明
する。 ステップ211:MIME形式の伝言1002を受け
る。 ステップ212:デコードしてマルチファイル形式の伝
言1001にする。 ステップ213:ハイパービデオ伝言(図28)に再構
成する。 ステップ214:ハイパービデオ伝言掲示処理部160
に登録依頼通知する。
【0262】図71は、配付データ受信手段185の処
理手順を示すフロー図である。本実施の形態における配
付受信手段185の処理手順について、ホストBにおけ
る配付受信処理を例に、図71に従って説明する。 ステップ221:外部よりデータを受信する。 ステップ222:受信したデータがどのような種類のも
のであるかをチェックする。 ステップ223:伝言更新情報の場合には、第1の配付
受信手段へ通知する。 ステップ224:MIMEメールによる伝言情報の場合
には、第2の配付受信手段へ通知する。 ステップ225:再配送要求データの場合は、第2の配
付送信手段へ通知する。
【0263】また、図72は、本実施の形態における伝
言を送受信する2つのホストの各配付処理の同期の関係
を示した図である。本実施の形態では、次のように同期
して処理が行われる。まず、送信元ホスト(ホストA)
が伝言の登録を検知して伝言更新情報を送信すると、受
信ホスト(ホストB)が伝言更新情報の解析と、FTP
通信のget(取得)コマンドによるファイル取得とが
実行され、ホストBに伝言が掲示処理される。
【0264】しかし、この時ホストBがFTPによるフ
ァイルの取得に失敗すると、ホストAに対し再配送要求
データが送信され、ホストAは、再配送要求の解析とM
IME形式による伝言データの送信処理を開始する。そ
して、ホストBがMIME形式の伝言データを受けと
り、掲示処理が行われる。
【0265】以上のように、第18の実施の形態によれ
ば、まず伝言更新情報によるハイパービデオ伝言の配付
を試み、受信側ホストでFTP受信に失敗した場合に
は、配付プロトコルの変更を送信側に要求し、再度MI
MEメールによるハイパービデオ伝言の配付を行うこと
ができる。そのため、配付先のホストの一部に、FTP
を通過させないゲートウェイの内部にあるホストが含ま
れていた場合でも、そのホストに対してSMTPプロト
コルで伝言データを再配送をすることができる。
【0266】なお、本実施の形態では、ゲートウェイを
乗り越えるために、1度目にFTP転送処理、2度目に
SMTP転送処理で配送処理しているが、もちろん順序
を変更しても構わない。また、他の手順と組み合わせた
り、3つ以上の処理手順を使って、処理速度の速い手順
から順に配付を試みるようにしても構わない。
【0267】
【発明の効果】以上のように、本発明は、第1に、操作
者の操作入力およびデータ表示を行う入出力部と、ハイ
パーテキスト構造のWWWデータを蓄積管理するWWW
サービス部と、各種メディア情報を蓄積管理するメディ
アサービス部と、操作入力に応じたWWWデータの取得
処理および取得したWWWデータの種別に応じてデータ
再生処理する情報ブラウジング部と、各部間のHTTP
通信処理およびNFS通信処理を行う通信部とを備えて
いるので、ハイパービデオのような複数ファイルにより
構成されるミックスメディアのデータに対しても、従来
のモノメディアデータの再生手順と同様に、操作者が画
面上のリンクを選択するという簡単な手順で再生するこ
とができ、自分のホスト名情報およびメールの宛先に対
応する送信先ホストの情報とを記憶した受配信設定記憶
手段と、メールホストもしくはメール作成端末から受信
したメールを一時記憶するメール一時記憶手段と、メー
ルを受信し、受信したメールがハイパービデオメールの
場合は、ハイパービデオ部分を自ホスト内のメディアサ
ービス部へ格納し、この時の格納したハイパービデオの
位置情報と自ホスト名情報とメールの宛先部とから構成
されるハイパービデオ参照メールを作成して、受配信設
定記憶手段に記憶されている受配信設定を参照して送信
先ホストへ送信し、また受信したメールがハイパービデ
オ参照メールの場合には、WWWサービス部へ登録する
メール受配信処理手段とからなるハイパービデオメール
処理部を備えているので、ハイパービデオによるメール
交換が可能なハイパービデオメール交換システムを構築
することができる優れた情報提供装置を実現できるもの
である。
【0268】また本発明は、第2に、操作者の操作入力
およびデータ表示を行う入出力部と、ハイパーテキスト
構造のWWWデータを蓄積管理するWWWサービス部
と、各種メディア情報を蓄積管理するメディアサービス
部と、操作入力に応じたWWWデータの取得処理および
取得したWWWデータの種別に応じてデータ再生処理す
る情報ブラウジング部と、各部間のHTTP通信処理お
よびNFS通信処理を行う通信部とを備えているので、
ハイパービデオのような複数ファイルにより構成される
ミックスメディアのデータに対しても、従来のモノメデ
ィアデータの再生手順と同様に、操作者が画面上のリン
クを選択するという簡単な手順で再生することができ、
ハイパービデオ伝言の掲示板登録依頼を外部より受け付
けるハイパービデオ掲示処理受付手段と、受け付けた掲
示板処理依頼に応じてメディアサービス部にハイパービ
デオデータを追加格納するハイパービデオ掲示処理手段
と、ハイパービデオを格納した位置情報を参照してWW
Wサービス部のWWWデータを更新する伝言一覧更新手
段とからなるハイパービデオ伝言掲示処理部を備えてい
るので、ハイパービデオによる伝言をホストに登録し、
再生表示する伝言板(掲示板)システムを構築すること
ができ、さらに、ハイパービデオ伝言掲示処理部の掲示
処理の結果を検知する掲示結果検知手段と、掲示された
ハイパービデオ伝言を広域に配付する条件情報を記憶す
る配付条件記憶手段と、掲示結果検知手段からの通知を
受けた場合に、配付条件記憶手段に記憶している配付条
件を参照して配付先ホスト名を決定し、ハイパービデオ
伝言の配付送信を行う配付送信手段と、外部からハイパ
ービデオ伝言の配付を受けた場合に、ハイパービデオ伝
言を再構成し、ハイパービデオ伝言掲示処理部へ掲示処
理を通知する配付受信手段とからなる広域配付処理部を
備え、掲示処理結果および広域配付条件に応じて外部と
通信しハイパービデオ伝言の配付を行うようにしたの
で、掲示されたハイパービデオ形式の伝言をホスト間で
交換、配付を可能とし、あらかじめ設定された複数のホ
ストで同一の伝言データを保持することができる優れた
情報提供装置を実現できるものである。
【0269】また本発明は、第3に、配付送信手段が、
ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデ
オを構成するボディーファイル群とを、配付条件により
決定された配付先ホストへFTP送出処理し、また、配
付受信手段が、受信した伝言ヘッダファイルとボディフ
ァイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイパー
ビデオ伝言処理部へ通知するようにしたので、掲示板に
伝言が登録されたホスト自身が、伝言を他のホストへ直
接FTP送信し、各端末から登録される伝言数の割合に
応じてホストに接続する端末数を加減するなどして、端
末からの伝言の登録受付処理および他のホストへの配付
処理の負荷を分散することができる優れた情報提供装置
を実現できるものである。
【0270】また本発明は、第4に、配付送信手段が、
ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデ
オを構成するボディーファイルの格納位置情報とから構
成される伝言更新情報を生成し、配付条件により決定さ
れた配付先ホストへ送出処理し、また、配付受信手段
が、受信した伝言更新情報に応じて、配付元からボディ
ファイルをFTPにより取得し、伝言ヘッダファイルと
取得したボディファイル群とからハイパービデオ伝言を
生成し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知するようにし
たので、あるホストに端末からの伝言登録が一時的に集
中した場合にも、そのホストから他のホストに対する伝
言データ本体の配付処理に影響を与えにくくすることが
できる優れた情報提供装置を実現できるものである。
【0271】また本発明は、第5に、実行予定プログラ
ムと実行予定日時とから構成されるスケジュール情報を
設定記憶するスケジュール記憶手段と、スケジュール情
報にしたがって定期的にプログラムを実行するスケジュ
ール実行手段とを設け、配付受信手段が行う処理のうち
配付元からボディファイルを取得する処理の開始時間を
設定可能にするようにしたので、他のホストに掲示され
た伝言による自ホスト内部の掲示板の更新処理を、受信
ホストの都合の良い時間帯に実行することができ、ま
た、受信ホストに直接接続された端末へのサービスに影
響を与えにくくすることができる優れた情報提供装置を
実現できるものである。
【0272】また本発明は、第6に、配付送信手段が、
ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデ
オを構成するボディーファイル群とをMIMEエンコー
ドして、配付条件により決定された配付先ホストへSM
TP送出処理し、また、配付受信手段が、受信したMI
MEメールデータをデコードし、伝言ヘッダファイルと
ボディファイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、
ハイパービデオ伝言処理部へ通知するようにしたので、
互いに伝言を配付しようとする2つのホスト間の通信路
が常時確保されていない、あるいは直接接続不可能では
あるがUUCP接続程度の通信が可能である場合でも伝
言データの配付を可能とすることができる優れた情報提
供装置を実現できるものである。
【0273】また本発明は、第7に、掲示結果検知手段
からの通知を受けた場合に、配付条件記憶手段に記憶し
ている配付条件を参照して配付先ホスト名を決定し、ハ
イパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオ
を構成するボディーファイルの格納位置情報とから構成
される伝言更新情報を生成し、配付条件により決定され
た配付先ホストへ送出処理する第1の配付送信手段と、
MIMEメールでのハイパービデオ再送要求を受けた場
合に、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパ
ービデオを構成するボディーファイル群とをMIMEエ
ンコードして、要求元のホストへSMTP送出処理する
第2の配付送信手段と、受けた伝言更新情報に応じて配
付元からボディファイルをFTPにより取得し、取得で
きた場合には、伝言ヘッダファイルと取得したボディフ
ァイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイパー
ビデオ伝言処理部へ通知し、FTPで取得できなかった
場合には、配付元へハイパービデオ伝言のMIMEメー
ルでの再送要求を送信する第1の配付受信手段と、受け
たMIMEメールデータをデコードし、伝言ヘッダファ
イルと前記ボディファイル群とからハイパービデオ伝言
を生成し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知する第2の
配付受信手段と、外部よりデータを受信し、受信したデ
ータが伝言更新情報の場合には、第1の配付受信手段へ
通知し、MIMEメールによる伝言情報の場合には、第
2の配付受信手段へ通知し、再送要求の場合は、第2の
配付送信手段へ通知する配付データ受信手段とを備え、
まず伝言更新情報によるハイパービデオ伝言の配付を試
み、受信側ホストでFTP受信に失敗した場合には、配
付プロトコルの変更を送信側に要求し、再度MIMEメ
ールによるハイパービデオ伝言の配付を行うようにした
ので、配付先のホストの一部に、FTPを通過させない
ゲートウェイの内部にあるホストが含まれていた場合
に、そのホストに対してSMTPプロトコルで伝言デー
タを再配送をすることができる優れた情報提供装置を実
現できるものである。
【0274】
【0275】
【0276】
【0277】
【0278】
【0279】
【0280】
【0281】
【0282】
【0283】
【0284】
【0285】
【0286】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるハイパービデオデータ構造の概
念を示す模式図
【図2】本発明の第1の実施の形態における情報提供装
置の構成を示すブロック図
【図3】第1の実施の形態における情報提供装置の扱う
WWWデータおよびメディアデータの構造例を示す模式
【図4】第1の実施の形態における情報提供装置のブラ
ウジング制御手段に記憶されている再生制御テーブルの
構造例を示す模式図
【図5】第1の実施の形態における情報提供装置のブラ
ウジング制御手段の処理手順を示すフロー図
【図6】第1の実施の形態における情報提供装置のハイ
パービデオデータ再生手段の処理手順を示すフロー図
【図7】第1の実施の形態における情報提供装置のWW
Wデータ記憶手段に記憶されているWWWデータの例を
示す模式図
【図8】第1の実施の形態における情報提供装置のメデ
ィアデータ管理手段に記憶されているメディアデータの
例を示す模式図
【図9】第1の実施の形態における情報提供装置の動作
表示例を示す模式図
【図10】本発明の第2の実施の形態における情報提供
装置の扱うWWWデータおよびハイパービデオデータの
構造例を示す模式図
【図11】第2の実施の形態における情報提供装置のブ
ラウジング制御手段に記憶されている再生制御テーブル
の構造例を示す模式図
【図12】第2の実施の形態における情報提供装置のW
WWデータ記憶手段に記憶されているWWWデータの例
(A)およびメディアデータ管理手段に記憶されている
メディアデータの例(B)を示す模式図
【図13】第2の実施の形態における情報提供装置のハ
イパービデオデータ再生手段の処理手順を示すフロー図
【図14】本発明の第3の実施の形態における情報提供
装置の扱うWWWデータおよびメディアデータの構造例
を示す模式図
【図15】第3の実施の形態における情報提供装置のブ
ラウジング制御手段に記憶されている再生制御テーブル
の構造例を示す模式図
【図16】第3の実施の形態における情報提供装置のW
WWデータ記憶手段に記憶されているWWWデータの例
を示す模式図
【図17】第3の実施の形態における情報提供装置のハ
イパービデオデータ再生手段の処理手順を示すフロー図
【図18】本発明の第4の実施の形態における情報提供
装置の構成を示すフロー図
【図19】第4の実施の形態における各端末とホストの
通信関係を示す概念図
【図20】本発明の第5の実施の形態における情報提供
装置の構成を示すブロック図
【図21】本発明の第6の実施の形態における情報提供
装置の構成を示すブロック図
【図22】本発明の第7の実施の形態における情報提供
装置の構成を示すブロック図
【図23】本発明の第8の実施の形態における情報提供
装置の構成を示すブロック図
【図24】本発明の第9の実施の形態における情報提供
装置の構成を示すブロック図
【図25】本発明の第10の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図26】本発明の第11の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図27】本発明の第12の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図28】第12の実施の形態における情報提供装置の
扱うハイパービデオ伝言データの構造例を示す模式図
【図29】第12の実施の形態における情報提供装置の
ハイパービデオ伝言掲示処理部の処理手順を示すフロー
【図30】第12の実施の形態における情報提供装置の
WWWデータ記憶手段に記憶されているWWWデータと
メディアデータ管理手段に記憶されているメディアデー
タのハイパービデオ伝言データの受信前の例を示す模式
【図31】第12の実施の形態における情報提供装置の
WWWデータ記憶手段に記憶されているWWWデータと
メディアデータ管理手段に記憶されているメディアデー
タのハイパービデオ伝言データの受信後の例を示す模式
【図32】本発明の第13の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図33】第13の実施の形態における情報提供装置の
扱うハイパービデオメールおよび参照メールのデータ構
造例を示す模式図
【図34】第13の本実施の形態における情報提供装置
の使用例を示す模式図
【図35】第13の実施の形態における情報提供装置に
記憶されているWWWデータおよびメディアデータのメ
ール到着前の例を示す模式図
【図36】第13の実施の形態における情報提供装置に
記憶されているWWWデータおよびメディアデータのメ
ール到着後の例を示す模式図
【図37】第13の実施の形態における情報提供装置の
受配信設定記憶手段に記憶されているデータの例を示す
模式図
【図38】第13の実施の形態における情報提供装置の
基本動作手順を示すフロー図
【図39】第13の実施の形態における情報提供装置の
ハイパービデオメール受配信処理手段の処理手順を示す
フロー図
【図40】本発明の第14の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図41】第14の実施の形態における情報提供装置の
使用例を示す模式図
【図42】第14の実施の形態における情報提供装置の
掲示結果通知手段の生成する検知結果データの例を示す
摸式図
【図43】第14の実施の形態における情報提供装置の
配付条件記憶手段に記憶されている配付条件テーブルの
構造およびデータの例を示す模式図
【図44】第14の実施の形態における情報提供装置の
広域配付処理部が送受信する配送ファイルの構造を示す
模式図
【図45】第14の実施の形態における情報提供装置の
使用例の基本動作を示すフロー図
【図46】第14の実施の形態における情報提供装置の
配付送信手段の処理手順を示すフロー図
【図47】第14の実施の形態における情報提供装置の
配付受信手段の処理手順を示すフロー図
【図48】第14の実施の形態における情報提供装置の
配付処理における同期の関係を示す摸式図
【図49】本発明の第15の実施の形態における情報提
供装置の広域配付処理部が送受信する伝言更新情報の構
造を示す模式図
【図50】第15の実施の形態における情報提供装置の
配付送信手段の処理手順を示すフロー図
【図51】第15の実施の形態における情報提供装置の
配付受信手段の処理手順を示すフロー図
【図52】第15の実施の形態における情報提供装置の
配付処理における同期の関係を示す摸式図
【図53】本発明の第16の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図54】本発明の第16の実施の形態における情報提
供装置のスケジュール記憶手段が記憶する実行予定テー
ブルの構造およびデータの例を示す模式図
【図55】第16の実施の形態における情報提供装置の
配付受信手段の処理手順のうち、伝言更新情報の受信処
理手順を示すフロー図
【図56】第16の実施の形態における情報提供装置の
配付受信手段の処理手順のうち、ファイルの取得処理手
順を示すフロー図
【図57】第16の実施の形態における情報提供装置の
配付処理のうち、(a)伝言更新情報の受信処理およ
び、(b)ファイルの取得処理における同期の関係をそ
れぞれ示す摸式図
【図58】本発明の第17の実施の形態における情報提
供装置の広域配付処理部が送受信する(a)マルチファ
イル形式のハイパービデオ伝言および、(b)MIME
形式のの伝言の構造を示す模式図
【図59】第17の実施の形態における情報提供装置の
使用例を示す模式図
【図60】第17の実施の形態における情報提供装置の
配付送信手段の処理手順を示すフロー図
【図61】第17の実施の形態における情報提供装置の
配付受信手段の処理手順を示すフロー図
【図62】第17の実施の形態における情報提供装置の
配付処理における同期の関係を示す摸式図
【図63】本発明の第18の実施の形態における情報提
供装置の構成を示すブロック図
【図64】第18の実施の形態における情報提供装置の
使用例を示す模式図
【図65】第18の実施の形態における情報提供装置の
ファイヤウォールの設定例を示す摸式図
【図66】本発明の第18の実施の形態における情報提
供装置の広域配付処理部が送受信する再配送要求データ
の構造を示す模式図
【図67】第18の本実施の形態における情報提供装置
の第1の配付送信手段の処理手順を示すフロー図
【図68】第18の実施の形態における情報提供装置の
第2の配付送信手段の処理手順を示すフロー図
【図69】第18の実施の形態における情報提供装置の
第1の配付受信手段の処理手順を示すフロー図
【図70】第18の実施の形態における情報提供装置の
第2の配付受信手段の処理手順を示すフロー図
【図71】第18の実施の形態における情報提供装置の
配付データ受信手段の処理手順を示すフロー図
【図72】第18の実施の形態における情報提供装置の
配付処理における同期の関係を示す摸式図
【図73】従来の情報提供装置の構成を示すブロック図
【図74】従来の情報提供装置で利用されるHTMLで
記述されたWWWデータの例を示す模式図
【図75】従来の情報提供装置における情報ブラウジン
グ制御手段に記憶されている再生制御テーブルの構造例
を示す模式図
【図76】従来の情報提供装置の基本動作手順を示すフ
ロー図
【図77】従来の情報提供装置におけるブラウジング制
御手段の処理手順を示すフロー図
【図78】従来の情報提供装置におけるWWWデータ記
憶手段に記憶されているWWWデータの構造の例(A)
と、WWWデータ管理手段に記憶されているWWWデー
タ提供初期情報の例(B)を示す模式図
【図79】従来の情報提供装置の動作表示例を示す模式
【符号の説明】
101 ハイパービデオデータ 102 動画データ(基準) 103 静止画データ 104 デキストデータ 105 動画データ 110 入出力部 111 操作入力手段 112 表示手段 120 情報ブラウジング部 121 ブラウジング制御手段 122 取得結果記憶手段 123 モノメディアデータ再生手段 124 ハイパービデオデータ再生手段 130 WWWサービス部 131 WWWデータ記憶手段 132 WWWデータ管理手段 140 通信部 141 HTTP通信手段 142 NFS通信手段 150 メディアサービス部 151 メディアデータ記憶手段 152 メディアデータ管理手段 160 ハイパービデオ伝言掲示処理部 161 ハイパービデオ掲示処理受付手段 162 ハイパービデオ掲示処理手段 163 伝言一覧更新手段 170 ハイパービデオメール処理部 171 受配信設定記憶手段 172 メール一時記憶手段 173 メール受配信処理手段 180 広域配付処理部 181 掲示結果検知手段 182 配付条件記憶手段 183 配付送信手段 184 配付受信手段 185 配付データ受信手段 191 スケジュール記憶手段 192 スケジュール実行手段 701 検知結果データ 702 配付条件テーブル 703 ヘッダファイル 704 シナリオファイル 705 素材ファイル 801 伝言更新情報 901 実行予定テーブル 1001 マルチファイル形式の伝言 1002 MIME形式の伝言 1101 再配送要求データ C(C1〜C3) 利用者端末(クライアント) S(S1〜S6) ホスト(サーバ)
フロントページの続き (56)参考文献 高田敏弘外2名”プロトコル解析のた めのテキスト/ビデオ統合システム”情 報処理学会研究報告,第95巻,第59号, P1〜6 シュトロベールSウールT著 「LI NUX」シュプリンガー・フェアクラー ク東京(株)H7.5.30 P33〜35 久保田和巳,石川博”データベースと インターネットアプリケーションの連携 に関する試み”情報処理学会研究報告 H7.7.20 第95巻,第65号 P265 〜272 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の操作入力の受け付けと、ミック
    スメディアデータの表示出力を行う入出力部と、ハイパ
    ーテキスト構造により構成されるWWWデータを蓄積管
    理し、外部からの送信要求に応じてデータ出力するWW
    Wサービス部と、各種メディア情報を蓄積管理し、外部
    からの送信要求に応じてデータ出力するメディアサービ
    ス部と、前記入出力部からの操作入力に応じてWWWデ
    ータ取得要求を出力処理し、その結果取得したWWWデ
    ータを内部に格納処理し、取得したデータの種別に応じ
    てデータ再生処理し、前記入出力部へ表示出力処理する
    情報ブラウジング部と、前記情報ブラウジング部とWW
    Wサービス部間でWWWデータの要求および取得の通信
    を行うHTTP通信処理および前記情報ブラウジング部
    とメディアサービス部間で各種メディアデータの要求お
    よび取得を行うNFS通信処理とを行う通信部と、 自分のホスト名情報およびメールの宛先に対応する送信
    先ホストの情報とを記憶した受配信設定記憶手段と、メ
    ールホストもしくはメール作成端末から受信したメール
    を一時記憶するメール一時記憶手段と、メールを受信
    し、受信したメールがハイパービデオメールの場合は、
    ハイパービデオメールに含まれるハイパービデオ情報を
    自ホスト内のメディアサービス部へ格納し、この時の格
    納したハイパービデオの位置情報と自ホスト名情報と前
    記メールの宛先部とから構成されるハイパービデオ参照
    メールを作成して、前記受配信設定記憶手段に記憶され
    ている受配信設定を参照して送信先ホストへ送信し、ま
    た受信したメールがハイパービデオ参照メールの場合に
    は、前記WWWサービス部へ登録するメール受配信処理
    手段とからなるハイパービデオメール処理部を備えた情
    報提供装置。
  2. 【請求項2】 操作者の操作入力の受け付けと、ミック
    スメディアデータの表示出力を行う入出力部と、ハイパ
    ーテキスト構造により構成されるWWWデータを蓄積管
    理し、外部からの送信要求に応じてデータ出力するWW
    Wサービス部と、各種メディア情報を蓄積管理し、外部
    からの送信要求に応じてデータ出力するメディアサービ
    ス部と、前記入出力部からの操作入力に応じてWWWデ
    ータ取得要求を出力処理し、その結果取得したWWWデ
    ータを内部に格納処理し、取得したデータの種別に応じ
    てデータ再生処理し、前記入出力部へ表示出力処理する
    情報ブラウジング部と、前記情報ブラウジング部とWW
    Wサービス部間でWWWデータの要求および取得の通信
    を行うHTTP通信処理および前記情報ブラウジング部
    とメディアサービス間で各種メディアデータの要求およ
    び取得を行うNFS通信処理とを行う通信部と、 伝言を掲示する情報とその伝言内容とから構成されるハ
    イパービデオ伝言の掲示板登録依頼を外部より受け付け
    るハイパービデオ掲示処理受付手段と、受け付けた掲示
    板処理依頼に応じてメディアサービス部にハイパービデ
    オデータを追加格納するハイパービデオ掲示処理手段
    と、ハイパービデオを格納した位置情報を参照してWW
    Wサービス部のWWWデータを更新する伝言一覧更新手
    段とからなるハイパービデオ伝言掲示処理部と、前記ハ
    イパービデオ伝言掲示処理部の掲示処理の結果を検知す
    る掲示結果検知手段と、掲示されたハイパービデオ伝言
    を広域に配付する条件情報を記憶する配付条件記憶手段
    と、前記掲示結果検知手段からの通知を受けた場合に、
    前記配付条件記憶手段に記憶している配付条件を参照し
    て配付先ホスト名を決定し、伝言を掲示する情報とその
    伝言内容とを前記配布先ホストへ配布送信する配布送信
    手段と、他ホストの前記配布送信手段から伝言を掲示す
    る情報とその伝言内容の配布を受け、前記ハイパービデ
    オ伝言を再構成し、ハイパービデオ伝言掲示処理部へ掲
    示板登録依頼する配布受信手段とからなる広域配布処理
    部を備え、前記掲示処理結果および前記広域配布条件に
    応じて外部と通信し、ハイパービデオ伝言の配布を行う
    ことを特徴とする情報提供装置。
  3. 【請求項3】 配布送信手段が、ハイパービデオ伝言の
    ヘッダファイルと、ハイパービデオを構成するボディー
    ファイル群とを、配付条件により決定された配付先ホス
    トへFTP送出処理し、また、配付受信手段が、受信し
    た前記伝言ヘッダファイルと前記ボディファイル群とか
    らハイパービデオ伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処
    理部へ通知することを特徴とする請求項2記載の情報提
    供装置。
  4. 【請求項4】 配付送信手段が、ハイパービデオ伝言の
    ヘッダファイルと、ハイパービデオを構成するボディフ
    ァイルの格納位置情報とから構成される伝言更新情報を
    生成し、配付条件により決定された配付先ホストへ送出
    処理し、また、配付受信手段が、受信した前記伝言更新
    情報に応じて、配付元からボディファイルをFTPによ
    り取得し、伝言ヘッダファイルと取得した前記ボディフ
    ァイル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイパー
    ビデオ伝言処理部へ通知することを特徴とする請求項2
    記載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 実行予定プログラムと実行予定日時とか
    ら構成されるスケジュール情報を設定記憶するスケジュ
    ール記憶手段と、前記スケジュール情報にしたがって定
    期的にプログラムを実行するスケジュール実行手段とを
    設け、配付受信手段が行う処理のうち配付元からボディ
    ファイルを取得する処理の開始時間を設定可能にするこ
    とを特徴とする請求項4記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 配付送信手段が、ハイパービデオ伝言の
    ヘッダファイルと、ハイパービデオを構成するボディー
    ファイル群とをMIMEエンコードして、配付条件によ
    り決定された配付先ホストへSMTP送出処理し、ま
    た、配付受信手段が、受信したMIMEメールデータを
    デコードし、前記伝言ヘッダファイルと前記ボディファ
    イル群とからハイパービデオ伝言を生成し、ハイパービ
    デオ伝言処理部へ通知することを特徴とする請求項2記
    載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記掲示結果検知手段からの通知を受け
    た場合に、前記配付条件記憶手段に記憶している配付条
    件を参照して配付先ホスト名を決定し、ハイパービデオ
    伝言のヘッダファイルと、ハイパービデオを構成するボ
    ディーファイルの格納位置情報とから構成される伝言更
    新情報を生成し、配付条件により決定された配付先ホス
    トへ送出処理する第1の配付送信手段と、ハイパービデ
    オ伝言のMIMEメールでの再配送要求を受けた場合
    に、ハイパービデオ伝言のヘッダファイルと、ハイパー
    ビデオを構成するボディーファイル群とをMIMEエン
    コードして、要求元のホストへSMTP送出処理する第
    2の配付送信手段と、 受けた伝言更新情報に応じて配付元からボディファイル
    をFTPによる取得を試み、取得できた場合には、伝言
    ヘッダファイルと取得した前記ボディファイル群とから
    ハイパービデオ伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処理
    部へ通知し、FTPで取得できなかった場合には、配付
    元へハイパービデオ伝言のMIMEメールでの再送要求
    を送信する第1の配付受信手段と、 受けたMIMEメールデータをデコードし、前記伝言ヘ
    ッダファイルと前記ボディファイル群とからハイパービ
    デオ伝言を生成し、ハイパービデオ伝言処理部へ通知す
    る第2の配付受信手段と、 外部よりデータを受信し、受信したデータが伝言更新情
    報の場合には、第1の配付受信手段へ通知し、MIME
    メールによる伝言情報の場合には、第2の配付受信手段
    へ通知し、再送要求の場合は、第2の配付送信手段へ通
    知する配付データ受信手段とを備え、 内部の掲示板データが更新を受けると、まず伝言更新情
    報によるハイパービデオ伝言の配付を試み、受信側ホス
    トでFTP受信に失敗した場合には、配付プロトコルの
    変更を送信側に要求し、再度MIMEメールによるハイ
    パービデオ伝言の配付を行うことを特徴とする請求項2
    記載の情報提供装置。
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