JP3764936B2 - 情報端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばPDA(Personal Digital Assistants)に代表される通信機能を備えた小型電子手帳、スケジュールデータの管理可能な情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報端末として通信機能を備えた携帯型の情報端末が実用化されているのと共に、様々な生活情報(ニュース、天気予報、タウン情報等)を提供する情報サービス会社(システム)の設立も盛んであり、携帯情報端末の通信機能によって、情報サービス会社が提供する情報を取得して利用することが実現している。
【0003】
このような携帯情報端末において、ユーザ自身が入力したスケジュールデータと、前記情報サービスシステムから取得した情報とは、全く独立に登録されて管理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、スケジュールデータと情報サービスから取得した生活情報とは互いに強く関連する内容であることがあり、例えば知人との待ち合わせのスケジュールデータに対しては、その待ち合わせ場所のタウン情報を有効利用することができ、また、旅行のスケジュールデータに対しては、天気予報や交通情報を有効利用することができる。
【0005】
しかしながら、前記従来の携帯情報端末にあっては、スケジュールデータと情報サービスから取得した情報とは独立に管理されるため、これらを1つのデータとして管理して利用するには、非常に複雑なデータ編集操作を行なわなければならない問題がある。
【0006】
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、スケジュールデータと情報サービスから取得した情報とを、複雑なデータ編集操作を行う必要なく、容易に1つのデータとして管理し利用することが可能になる情報端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の請求項1に係わる情報端末は、複数の情報を提供する情報サービスシステムとのアクセスが可能な通信手段と、スケジュールを入力するスケジュール入力手段と、このスケジュール入力手段で入力されたスケジュールに関連して取得したい情報を前記情報サービスシステムが提供する複数の情報の中から選択する選択手段と、前記スケジュール入力手段により入力されたスケジュールに対し前記選択手段によって選択された情報を指定するデータを付加して登録するスケジュール登録手段と、前記通信手段によって情報サービスシステムにアクセスする時刻を設定するアクセス時刻設定手段と、現在時刻が前記アクセス時刻設定手段によって設定された時刻に到達した場合に、前記通信手段によって情報サービスシステムから前記スケジュールに付加された指定データに対応する情報を取得する情報取得手段と、を具備したことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係わる情報端末は、請求項1に係わる情報端末であって、前記アクセス時刻設定手段におけるアクセスする時刻は、前記スケジュール入力手段により入力されたスケジュールに対し設定されたスケジュールの日時データであることを特徴とする。
【0010】
つまり、本発明に係わる情報端末では、スケジュール入力手段によりスケジュールデータを入力すると、例えば当該スケジュールデータの入力時点において通信手段を介し情報サービスシステムから取得された情報、あるいは入力されたスケジュールデータの実行時期に対応して通信手段を介し情報サービスシステムから取得された情報が、スケジュールデータに付加されて登録され、必要に応じて表示等により出力されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わる形態情報端末の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0012】
この携帯情報端末は、制御部11を備えている。
制御部11は、タッチパネル式の入力装置12から入力制御部13を介して入力される入力操作信号に基づき、当該制御部11に予め記憶されているシステムプログラムに従って回路各部の動作制御を行なうもので、この制御部11には、前記入力制御部13の他、通信制御部14、スケジュールデータ制御部15、情報取得制御部16、データ記憶部17、現在時刻計時部(RTC)18、表示制御部19、音声制御部20が接続される。
【0013】
前記タッチパネル式の入力装置12は、前記表示制御部19により表示制御される液晶表示部21の表示画面に重ねて設けられ、当該入力装置12からはそのタッチ操作位置に応じた電圧信号が出力され、制御部11において表示画面上での座標位置が判断されるもので、これによりタッチパネル式入力装置12のタッチ位置に対応する表示の内容から操作の内容が判断される。
【0014】
通信制御部14は、制御部11からの指令によりアンテナ22から電話無線局を介して情報サービス会社の通信システムに対してアクセスし、必要な情報を取得するもので、この通信制御部14により取得された情報は、入力装置12により入力されたスケジュールデータに付加されてデータ記憶部17に記憶される。
【0015】
スケジュールデータ制御部15は、入力装置12の操作に伴ない制御部11においてスケジュールデータの登録処理を行なわせるためのスケジュール登録処理プログラムを予め記憶しているもので、このスケジュール登録処理プログラムは、制御部11にて実行されるシステムプログラムのサブプログラムとして起動される。
【0016】
なお、このスケジュールデータ制御部15は、スケジュールデータに関連付けた情報サービス会社の指定とその情報の内容を指定するための情報サービス会社メニューテーブルや情報メニューテーブルも記憶している。
【0017】
情報取得制御部16は、前記スケジュール登録処理プログラムに基づくスケジュール登録処理に伴ない、当該スケジュールデータに関連付けられた情報を前記情報サービス会社から取得するための情報サービス取得処理プログラムを予め記憶しているもので、この情報サービス取得処理プログラムは、前記スケジュール登録処理プログラムのサブプログラムとして起動される。
【0018】
データ記憶部17は、前記スケジュール登録処理プログラムの実行に伴ない入力されたスケジュールデータや当該スケジュールデータに関連付けて情報サービス会社から取得された情報を対応付けして記憶するスケジュール登録エリアを備えている。
【0019】
現在時刻計時部(RTC)18は、計時回路を備え、現在時刻を計時するもので、この現在時刻計時部18による計時データに基づき、現在の日付,時刻,曜日が制御部11において判断される。
【0020】
表示制御部19は、液晶表示部21に対するコモンドライバ及びセグメントドライバを備えてなり、制御部11から与えられる表示データに応じて液晶表示部21の表示制御を行なう。
【0021】
音声制御部20は、音声入出力装置23における音声信号の入出力制御を行なうもので、例えば制御部11が電話モードに設定された場合には、通信制御部14を介して電話無線局とアクセスされ、音声入出力装置23による会話が行なえる。
【0022】
図2は前記携帯情報端末のデータ記憶部17におけるスケジュール登録エリアのデータフォーマットを示す図である。
データ記憶部17のスケジュール登録エリアには、前記スケジュール登録処理プログラムの実行に伴ない入力されたスケジュールデータや当該スケジュールデータに関連付けて情報サービス会社から取得された情報が、スケジュールの実行時期を示す日付時刻データ,スケジュールの内容である内容データ,情報サービスの取得先を示す情報取得指定データ,指定された情報が取得されるとセットされる情報取得フラグ,取得された情報の記憶位置を示す情報データポインタの順で記憶され、複数の情報が記憶される場合には、各情報毎の情報取得指定データ,情報取得フラグ,情報データポインタが繰り返し記憶される。
【0023】
そして、1つのスケジュールデータとその関連情報の記憶終了位置に終了コードが書き込まれる。
図3は前記携帯情報端末のスケジュール登録処理プログラムと共に記憶される情報サービス会社メニューテーブル及び情報メニューテーブルの一例を示す図であり、同図(A)は情報サービス会社メニューテーブルを示す図、同図(B)はメイン情報メニューテーブルを示す図、同図(C)はサブ情報メニューテーブルを示す図である。
【0024】
図3(A)に示すように、情報サービス会社メニューテーブルには、複数の情報サービス会社の名称データが番号付けられて記憶される。図3(B)に示すように、メイン情報メニューテーブルには、各情報サービス会社毎にその提供する情報サービスの項目データが番号付けられて当該項目が指定された際の次処理へのコマンドと共に記憶される。図3(C)に示すように、サブ情報メニューテーブルには、前記メイン情報メニューテーブルの各項目毎にそのサブ項目データが番号付けられて当該項目が指定された際の次処理へのコマンドと共に記憶される。
【0025】
図4は前記携帯情報端末の情報サービス取得処理プログラムと共に記憶される情報サービス会社アクセスデータを示す図である。
この情報サービス会社アクセスデータには、前記情報サービス会社メニューテーブル「図3(A)参照」の会社番号に対応付けられて、各情報サービス会社毎のアクセス番号(電話番号)及びオートログイン用の通信手順(手順スクリプト)が記憶される。
【0026】
次に、前記構成による携帯情報端末の動作について説明する。
図5は前記携帯情報端末によるスケジュール登録処理を示すフローチャートである。
【0027】
図6は前記携帯情報端末によるスケジュール登録処理に伴なう情報サービス選択・入力処理を示すフローチャートである。
図7は前記携帯情報端末によるスケジュール入力処理に伴なう情報サービス取得処理を示すフローチャートである。
【0028】
図8は前記携帯情報端末によるスケジュール入力処理に伴なうスケジュール及び情報入力画面の表示状態を示す図であり、同図(A)はスケジュール入力画面におけるスケジュール入力状態を示す図、同図(B)はスケジュール入力画面における情報サービス選択状態を示す図、同図(C)はスケジュール入力画面におけるスケジュール及び情報の入力表示状態を示す図である。
【0029】
まず、この携帯情報端末の電源投入後、液晶表示部21にメニュー画面が表示された状態で、入力装置12をタッチ操作してスケジュール登録モードに設定すると、スケジュールデータ制御部15に記憶されているスケジュール登録処理プログラムが起動され、前記表示部21には、例えば図8に示すように、日付,時間,内容,情報の項目を示すスケジュール入力画面が表示され、スケジュールデータの入力待ち状態となる(ステップS1)。
【0030】
ここで、前記スケジュール入力画面に表示された各入力項目に従って、入力装置12によりスケジュールの日付,時間,内容を入力し表示させた状態で、情報サービスから得られる情報を付加しないこのままのスケジュールデータとして登録する場合に、「登録」キー21aをタッチ操作すると、入力されたスケジュールデータがデータ記憶部17内のスケジュール登録エリアに対しそのデータフォーマット(図2参照)に従って書き込まれ登録される(ステップS2→S3→S4)。
【0031】
一方、前記ステップS1,S2の処理に従ってスケジュールの日付,時間,内容を入力し表示させた状態「図8(A)参照」で、「登録」キー21aをタッチ操作しない場合には、図6における情報サービス選択・入力処理に移行する(ステップS2→S3→SA)。
【0032】
この情報サービス選択・入力処理では、前記スケジュールデータ制御部15ににおいてスケジュール登録処理プログラムのサブプログラムとして記憶されている情報サービス選択・入力処理プログラムが起動され、同スケジュールデータ制御部15に記憶されている情報サービス会社メニューテーブル「図3(A)参照」が読み込まれ、液晶表示部21に対し情報サービス会社の選択画面として表示される(ステップA1)。
【0033】
この情報サービス会社の選択画面において、例えば項目番号“1”に対応する“Aネットサービス”を選択すると、そのメインメニューテーブル「図3(B)参照」が読み込まれ、液晶表示部21に対し情報の種類の選択画面として表示される(ステップA2,A3)。
【0034】
この“Aネットサービス”の情報種類選択画面(メインメニューテーブル)において、例えば項目番号“4”に対応する“タウン情報”を選択すると、当該タウン情報として得たい地域(エリア)を選択するためのサブメニューテーブル「図3(C)参照」が読み込まれ、例えば図8(B)に示すように、液晶表示部21のスケジュール入力画面に対し、Aネット・タウン情報のエリア選択画面としてウインドウ表示される(ステップA4,A5→A3)。
【0035】
このように、前記ステップA3〜A5の処理を繰り返し実行し、メインメニューテーブルから順次サブメニューテーブルを表示させてそのそれぞれのメニューテーブルにおいて所望の項目を選択すると、例えば“Aネットサービス”→“タウン情報”→“新宿”と最終サブメニューまで選択した場合には、図8(C)に示すように、スケジュール入力画面に既に入力表示されたスケジュールデータに関連する第1の情報の見出しとして表示されると共に、前記データ記憶部17におけるスケジュール登録エリアに対し第1の情報取得指定データ(図2参照)として書き込まれる(ステップA4,A5→A6)。
【0036】
この後、さらに、第2の情報取得指定データを入力する際には、前記情報サービス選択・入力処理(ステップA1〜A6)が繰り返し実行され、例えば“Aネットサービス”→“検索”→“時刻表”→…とメニュー選択した場合には、図8(C)に示すように、第2の情報の見出しとして表示されると共に、前記データ記憶部17におけるスケジュール登録エリアに対し第2の情報取得指定データ(図2参照)として書き込まれる(ステップS5→SA)。
【0037】
こうして、前記スケジュール入力画面において、そのスケジュールデータに関連する第1の情報取得指定データ及び第2の情報取得指定データを入力表示させた状態で、「登録」キー21aをタッチ操作すると、前記入力されたスケジュールデータがデータ記憶部17内のスケジュール登録エリアに対しそのデータフォーマット(図2参照)に従って書き込まれ登録される(ステップS5→S6)。
【0038】
そして、図7における情報サービス取得処理に移行する(ステップSB)。
この情報サービス取得処理では、情報取得制御部16に記憶されている情報サービス取得処理プログラムが起動され、まず、データ記憶部17のスケジュール登録エリアに記憶された第1情報取得指定データが読み出される(ステップB1)。
【0039】
すると、前記第1情報取得指定データ“Aネットサービス”→“タウン情報”→“新宿”に応じて、情報取得制御部16に登録されている情報サービス会社アクセスデータ(図4参照)に従い、通信制御部14からアンテナ22を介して“Aネットサービス”との電話によるアクセスが開始される(ステップB2)。
【0040】
すると、前記第1情報取得指定データの各選択メニューに対応した次のメニュー処理へのコマンドが順次実行され、指定された情報である新宿のタウン情報が“Aネットサービス”から取得される(ステップB3〜B6)。
【0041】
一方、前記情報取得指定データに対応して指定された情報サービス会社の通信アクセスが行なわれる状態で、その選択メニューに対応するコマンドの実行に際し、指定されたコマンドに対応する情報が存在しない場合には、エラーとして判断され、液晶表示部21に対しエラーメッセージが表示される(ステップB3,B4→RETURN)。
【0042】
そして、前記ステップB3〜B6の処理を経て、第1情報取得指定データにて指定された新宿のタウン情報がAネットサービスより取得されると、その取得情報がデータ記憶部17の空きエリアに書き込まれると共に、その記憶先頭アドレスがスケジュール登録エリアのデータフォーマット(図2参照)に従って、第1情報データポインタとして書き込まれる(ステップB7)。
【0043】
すると、前記データ記憶部17におけるスケジュール登録エリアの第1情報取得フラグがセットされ、対応する情報サービスが取得済みであることが示される(ステップB8)。
【0044】
こうして、前記第1情報取得指定データに対応する情報サービスが取得されると、さらに、前記データ記憶部17のスケジュール登録エリアに記憶されている第2情報取得指定データ“Aネットサービス”→“検索”→“時刻表”→…に従って前記情報サービス取得処理(ステップB1〜B8)が繰り返し実行され、対応する情報サービスが取得される(ステップS7→SB)。
【0045】
これにより、前記図5におけるスケジュール登録処理に伴ない、図6における情報サービス選択・入力処理及び図7における情報サービス取得処理を行なうことで、データ記憶部17のスケジュール登録エリアに対し、任意のスケジュールデータと共にその関連する情報が所望の情報サービス会社から自動的に取得され、互いに対応付けられて記憶されるようになる。
【0046】
図9は前記携帯情報端末におけるスケジュールデータの出力表示状態を示す図であり、同図(A)はスケジュールデータの基本表示画面を示す図、同図(B)はスケジュールデータに関連付けて取得された情報サービスのウインドウ表示状態を示す図である。
【0047】
すなわち、データ記憶部17のスケジュール登録エリアに記憶されたスケジュールデータの出力表示モードにおいて、例えば図9(A)に示すように、スケジュールの日付,時間,内容の各データと共に、第1及び第2の情報の見出し表示がなされた状態で、第1の情報見出し“Aネット・タウン情報・新宿”に対応して表示されている「情報」キー21bをタッチ操作すると、前記スケジュール登録エリアに記憶されている第1情報データポインタ(図2参照)に従って当該第1の情報の記憶アドレスが認識され、対応する記憶エリアに記憶されているAネットサービスから取得された新宿のタウン情報が読み出され、図9(B)に示すように、液晶表示部21のスケジュール表示画面に対しにウインドウ表示される。
【0048】
なお、前記液晶表示部の各画面表示状態において、共に表示されている「△」キー,「▽」キーは、前画面表示,次画面表示に切り換えるための画面切り換えキーである。
【0049】
したがって、前記構成の携帯情報端末によれば、スケジュール入力画面において、スケジュールデータの日付・時間・内容を入力すると、情報サービス会社からその関連情報を得るためのメニュー画面が順次表示され、当該メニュー画面に従って、例えば“Aネット”→“タウン情報”→“新宿”として指定すると、第1の情報の見出しとして前記入力されたスケジュールデータと共に表示され第1情報取得指定データとしてデータ記憶部17のスケジュール登録エリア(図2参照)に書き込まれる。そして、前記入力表示されたスケジュールデータを「登録」キー21aを操作して前記スケジュール登録エリアに登録すると、前記第1情報取得指定データに従って“Aネットサービス”との通信アクセスが自動的に行なわれ、指定された新宿のタウン情報が取得されると共に、前記スケジュール登録エリアにその取得格納エリアを示す第1情報データポインタ及び情報取得済みフラグが関連付けられて記憶されるので、スケジュールデータと情報サービスから取得した情報とを容易に1つのデータとして管理することができ、例えばスケジュールデータの出力表示に際し情報サービスより取得されて記憶されている関連情報を簡単にウインドウ表示させて有効に利用することができる。
【0050】
なお、前記実施の形態では、図5におけるスケジュール登録処理に基づき説明したように、スケジュールデータを入力すると共に、当該スケジュールデータに関連する情報取得指定データを入力し、「登録」キー21aを操作してスケジュールの登録を指示すると、そのスケジュールデータの登録時点で情報サービス取得処理が起動され、前記情報取得指定データに従った情報サービス会社から対応する情報が取得されて記憶される構成としたが、登録されたスケジュールデータを実際に実行する際、つまり、スケジュールとして登録された時刻が来た時点で、前記情報取得指定データに従って情報サービス会社からリアルタイムに対応する情報を取得する構成としてもよい。
【0051】
図10は前記携帯情報端末においてスケジュール実行時に情報サービスを取得する場合のスケジュール登録処理を示すフローチャートである。
図11は前記携帯情報端末においてスケジュール実行時に情報サービスを取得する場合のスケジュール時刻到達時処理を示すフローチャートである。
【0052】
図12は前記携帯情報端末においてスケジュール実行時に情報サービスを取得する場合のスケジュールデータの出力表示画面を示す図であり、同図(A)はスケジュール時刻到達前のスケジュールデータの基本表示画面を示す図、同図(B)はスケジュール時刻到達時以降のスケジュールデータの基本表示画面を示す図、同図(C)はスケジュール時刻到達時以降においてスケジュールデータに関連付けて取得された情報サービスのウインドウ表示状態を示す図である。
【0053】
すなわち、図10におけるスケジュール登録処理において、前記図5におけるスケジュール登録処理のステップS1〜S5と同様にして、スケジュール入力画面にて任意のスケジュールデータ“1995年9月27日/7:00AM/北海道へ旅行…”を入力すると共に(ステップC1,C2)、そのスケジュールデータに関連した情報サービスを取得するための情報取得指定データ“Aネット/天気予報/北海道地方”を選択・入力して「登録」キーを操作すると(ステップC3→CA,C4)、前記入力されたスケジュールの日時データ“1995年9月27日/7:00AM”が情報サービスへのアクセス時刻として設定された後、データ記憶部17のスケジュール登録エリアにおけるデータフォーマット(図2参照)に従って前記入力されたスケジュールデータが登録される(ステップC5,C6)。
【0054】
ここで、前記データ記憶部17のスケジュール登録エリアに登録されたスケジュールデータのスケジュール時刻到達前の状態では、当該スケジュールデータに対し情報取得指定データのみが付加されており、実際の情報サービスは取得されていないので、当該スケジュールデータを出力表示させると、図12(A)に示すように、対応するスケジュールデータと共にその情報取得指定データの見出しのみ表示される。
【0055】
そして、現在時刻計時部(RTC)18にて計時される現在時刻が、スケジュールデータのスケジュール時刻“1995年9月27日/7:00AM”に到達して一致すると、前記図7における情報サービス取得処理(ステップB1〜B8)と同様にして、前記スケジュールデータと共に登録された情報取得指定データに従って、通信制御部14を介しAネットサービスとのアクセスが行なわれ、その時点における北海道地方の天気予報が取得されデータ記憶部17に保存される(ステップDB)。
【0056】
こうして、前記情報取得指定データに従った情報サービスが取得され、データ記憶部17の空きエリアに保存されると共に、その記憶先頭アドレスがスケジュール登録エリア(図2参照)の情報データポインタとして記憶され、情報取得フラグがセットされると、次のスケジュール登録エリアに記憶されているスケジュール時刻が、次の情報サービスへのアクセス時刻として更新セットされる(ステップD1→D2)。
【0057】
ここで、前記データ記憶部17のスケジュール登録エリアに登録されたスケジュールデータのスケジュール時刻到達時以降の状態では、当該スケジュールデータに対しその情報取得指定データに基づき取得されたAネットサービスによる北海道地方の天気予報の情報の保存先を示す情報データポインタ及び情報取得フラグが付加されているので、当該スケジュールデータを出力表示させると、図12(B)に示すように、対応するスケジュールデータと共にその情報取得指定データの見出し及びその見出しに基づき取得された情報を出力表示させるための「情報」キー21bが表示される。
【0058】
そして、前記スケジュールデータのスケジュール時刻到達時以降の状態で、情報見出し“Aネット・天気予報・北海道地方”に対応して表示されている「情報」キー21bをタッチ操作すると、前記スケジュール登録エリアに記憶されている情報データポインタ(図2参照)に従って当該天気情報の記憶アドレスが認識され、対応する記憶エリアに記憶されているAネットサービスから取得された北海道地方の天気予報が読み出され、図12(C)に示すように、液晶表示部21のスケジュール表示画面に対しにウインドウ表示される。
【0059】
すなわち、前記図10〜図12を参照して説明した他の実施形態の場合には、登録されたスケジュールデータを実際に実行する際、つまり、スケジュールとして登録された時刻が来た時点で、当該スケジュールデータに関連して選択された情報取得指定データに従って情報サービス会社からリアルタイムに対応する情報が取得されるので、スケジュール実行時点における最新の情報サービスを得て有効利用することができる。
【0060】
さらに、前記実施の形態では、スケジュールデータの登録時、あるいは、登録されたスケジュールデータの実行時において、当該スケジュールデータに付加して登録した情報取得指定データに従って情報サービス会社より関連する情報を取得する構成としたが、スケジュールデータの登録時以降、一定時間毎に関連する情報サービスを取得して利用する構成としてもよい。
また、情報サービスの取得時刻を、任意の時刻に設定する構成としてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、スケジュール入力手段によりスケジュールデータを入力し、選択手段により情報サービスシステムが提供する複数の情報の中から取得したい情報を選択し、通信手段によって情報サービスシステムにアクセスする時刻を設定すると、例えば入力されたスケジュールデータの実行時期に対応して通信手段を介し情報サービスシステムから選択した情報を取得することができるので、スケジュール実行時点における最新の情報サービスを得て有効利用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる形態情報端末の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記携帯情報端末のデータ記憶部におけるスケジュール登録エリアのデータフォーマットを示す図。
【図3】前記携帯情報端末のスケジュール登録処理プログラムと共に記憶される情報サービス会社メニューテーブル及び情報メニューテーブルの一例を示す図であり、同図(A)は情報サービス会社メニューテーブルを示す図、同図(B)はメイン情報メニューテーブルを示す図、同図(C)はサブ情報メニューテーブルを示す図。
【図4】前記携帯情報端末の情報サービス取得処理プログラムと共に記憶される情報サービス会社アクセスデータを示す図。
【図5】前記携帯情報端末によるスケジュール登録処理を示すフローチャート。
【図6】前記携帯情報端末によるスケジュール登録処理に伴なう情報サービス選択・入力処理を示すフローチャート。
【図7】前記携帯情報端末によるスケジュール入力処理に伴なう情報サービス取得処理を示すフローチャート。
【図8】前記携帯情報端末によるスケジュール入力処理に伴なうスケジュール及び情報入力画面の表示状態を示す図であり、同図(A)はスケジュール入力画面におけるスケジュール入力状態を示す図、同図(B)はスケジュール入力画面における情報サービス選択状態を示す図、同図(C)はスケジュール入力画面におけるスケジュール及び情報の入力表示状態を示す図。
【図9】前記携帯情報端末におけるスケジュールデータの出力表示状態を示す図であり、同図(A)はスケジュールデータの基本表示画面を示す図、同図(B)はスケジュールデータに関連付けて取得された情報サービスのウインドウ表示状態を示す図。
【図10】前記携帯情報端末においてスケジュール実行時に情報サービスを取得する場合のスケジュール登録処理を示すフローチャート。
【図11】前記携帯情報端末においてスケジュール実行時に情報サービスを取得する場合のスケジュール時刻到達時処理を示すフローチャート。
【図12】前記携帯情報端末においてスケジュール実行時に情報サービスを取得する場合のスケジュールデータの出力表示画面を示す図であり、同図(A)はスケジュール時刻到達前のスケジュールデータの基本表示画面を示す図、同図(B)はスケジュール時刻到達時以降のスケジュールデータの基本表示画面を示す図、同図(C)はスケジュール時刻到達時以降においてスケジュールデータに関連付けて取得された情報サービスのウインドウ表示状態を示す図。
【符号の説明】
11 …制御部、
12 …入力装置、
13 …入力制御部、
14 …通信制御部、
15 …スケジュールデータ制御部、
16 …情報取得制御部、
17 …データ記憶部、
18 …現在時刻計時部(RTC)、
19 …表示制御部、
20 …音声制御部、
21 …液晶表示部、
21a…「登録」キー、
21b…第1の「情報」キー、
21c…第2の「情報」キー、
22 …アンテナ、
23 …音声入出力装置。
Claims (2)
- 複数の情報を提供する情報サービスシステムとのアクセスが可能な通信手段と、
スケジュールを入力するスケジュール入力手段と、
このスケジュール入力手段で入力されたスケジュールに関連して取得したい情報を前記情報サービスシステムが提供する複数の情報の中から選択する選択手段と、
前記スケジュール入力手段により入力されたスケジュールに対し前記選択手段によって選択された情報を指定するデータを付加して登録するスケジュール登録手段と、
前記通信手段によって情報サービスシステムにアクセスする時刻を設定するアクセス時刻設定手段と、
現在時刻が前記アクセス時刻設定手段によって設定された時刻に到達した場合に、前記通信手段によって情報サービスシステムから前記スケジュールに付加された指定データに対応する情報を取得する情報取得手段と、
を具備したことを特徴とする情報端末。 - 前記アクセス時刻設定手段におけるアクセスする時刻は、前記スケジュール入力手段により入力されたスケジュールに対し設定されたスケジュールの日時データである、
ことを特徴とする請求項1記載の情報端末。
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