JPH09128441A

JPH09128441A - 情報処理装置

Info

Publication number: JPH09128441A
Application number: JP28275695A
Authority: JP
Inventors: Takako Shiraishi; 孝子白石; Teruo Yamamoto; 照夫山本
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1995-10-31
Filing date: 1995-10-31
Publication date: 1997-05-16

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は情報処理装置に関するもので、天気
予報をスケジュール管理を行うカレンダーの対応する日
時の欄に自動的に表示させることにより、天気予報を参
考に行動予定を立てる際に非常に便利な日常生活におけ
る情報の活用をより便利にした情報処理装置を提供する
ことを目的とする。【解決手段】スケジュール管理を行うカレンダーを表
示する表示手段１と、気温、湿度、気圧から天気を予測
する天気予測手段２と、天気予測手段２からの天気予測
情報に基づき、あらかじめ記憶された天気を表す文字や
図形パターンによる所定の表示形式に変換し、表示手段
に表示されたカレンダーの対応する日時の欄に表示する
データ変換手段３を設けているので、利用者は最新の天
気情報をスケジュールを立てる際に最新の天気予報を参
考にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、日常の生活におけ
る情報活用をより便利にした情報処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の天気予報情報自動表示装置
として、電話サービスや文字放送を利用して専用ディス
プレイやテレビに表示したり、音声報知するものがあ
る。たとえば、特開平１−４９３３０号公報は天気予報
サービス機関に対して天気予報の提供依頼信号を送信
し、天気予報サービス機関から提供される天気予報を受
信する通信手段を設け、外出時などの任意の時点でボタ
ンを押すと制御手段が自動的に天気予報サービス機関か
らの天気予報情報を受信し、拡声装置が報知するもので
あった。また、特開平４−２４５８９０号公報はフレー
ムメモリの余剰領域に文字放送の天気予報等の静止画を
記憶し、いつでも静止画のピクチャーインピクチャーと
して画面に呼び出し表示可能とし、文字放送の天気予報
等静止画をメモ代わりとして画面にピクチャーインピク
チャー表示するものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の天気予報情報自動表示装置では次の課題を有する。
天気予報を知りたいという日常生活場面を考えると、外
出や家事のスケジュールを確認する際に当日の天気を、
さらに先の予定を考える際にも天気を考慮して行動予定
を立てることが多い。従来の方法によれば、天気予報を
音声報知やテレビ画面などで確認してからカレンダーや
スケジュール帳と見比べてスケジュールを立てなければ
ならない。スケジュール管理においても、今後ますます
電子手帳やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置が
使われることが予想され、その使用価値を高める機能が
求められている。

【０００４】本発明は、最新の天気予報情報をスケジュ
ール管理を行う情報処理装置のカレンダー表示の日時に
対応させ表示させることにより、日常生活において非常
に便利な情報処理装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために下記の構成とした。

【０００６】スケジュール管理を行うカレンダーを表示
する表示手段と、気象状態を検知し天気を予測する天気
予測手段と、前記天気予測手段からの信号に基づいて前
記表示手段に表示されたカレンダーの対応する日時の所
定の場所に天気情報を表示するデータ変換手段とを設け
ている。

【０００７】また、スケジュール管理を行うカレンダー
を表示する表示手段と、気象情報を受信する気象情報受
信手段と、前記受信手段の気象情報を解析しあらかじめ
定められた地域の天気を予測する天気解析予測手段と、
前記天気解析予測手段による解析結果を所定の表示形式
に変換し前記表示手段に表示されたカレンダーの対応す
る日時の所定の場所に天気情報を表示するデータ変換手
段とを設けている。

【０００８】また、スケジュール管理を行うカレンダー
を表示する表示手段と、天気情報を得たい地域を指定す
る地域指定手段と、気象情報を受信する受信手段と、前
記受信手段の気象情報を解析し前記地域指定手段により
指定された地域の天気を予測する天気予測手段と、前記
天気予測手段による解析結果を所定の表示形式に変換し
前記表示手段に表示されたカレンダーの対応する日時の
所定の場所に地域と対応させて天気情報を表示するデー
タ変換手段とを設けている。

【０００９】また第４の構成として、スケジュール管理
を行うカレンダーを表示する表示手段と、天気予報情報
提供サービス機関からあらかじめ定められた地域の天気
予報情報を自動的に受信する天気予報受信手段と、前記
天気予報受信手段からの天気予報情報を所定の表示形式
に変換し前記表示手段に表示されたカレンダーの対応す
る日時の所定の場所に天気情報を表示するデータ変換手
段を設けている。

【００１０】また、スケジュール管理を行うカレンダー
を表示する表示手段と、天気情報を得たい地域を指定す
る地域指定手段と、外部天気予報情報提供サービス機関
から前記地域指定手段により指定された地域の天気予報
情報を自動的に受信する天気予報受信手段と、前記天気
予報受信手段により受信された天気予報情報を所定の表
示形式に変換し前記表示手段に表示されたカレンダーの
対応する日時の所定の場所に地域と対応させて天気情報
を表示するデータ変換手段とを設けている。

【００１１】また、天気予報受信手段は音声による天気
予報電話サービス機関から電話回線を通じて天気予報情
報を受信する。

【００１２】さらに、天気予報受信手段は文字放送の天
気予報情報を選択受信する。また、天気予報受信手段は
データ通信による天気予報情報提供サービス機関からデ
ータ通信回線を通じて天気予報情報を受信する。

【００１３】また、データ変換手段はあらかじめ登録さ
れた複数個の天気を表す文字情報のうち、天気予測手段
または天気解析予測手段または天気予報情報受信手段か
らの天気予報情報に対応した文字情報を選択して表示す
る。

【００１４】また、データ変換手段はあらかじめ登録さ
れた複数個の天気を表す図形パターンのうち、天気予測
手段または天気解析予測手段または天気予報情報受信手
段からの天気予報情報に対応した図形パターンを選択し
て表示する。

【００１５】また、データ変換手段は受信日時以降の所
定の期間分の天気予報情報を表示し、所定の期間毎に順
次最新の天気予報情報に変更し表示する。

【００１６】また、過ぎた日時の天気予報情報について
は最後に表示されていた天気予報情報をカレンダーの日
時と対応させて記憶する記憶手段を設けた。

【００１７】

【発明の実施の形態】本発明は、上記した構成によっ
て、下記の作用が得られる。

【００１８】表示手段はスケジュール管理を行うカレン
ダーを表示し、天気予測手段は気温、湿度、気圧などの
気象状態をセンサーで検知し、検知したデータを解析し
て天気を予測する。データ変換手段は天気予測手段から
の天気予報の信号に基づいて表示手段に表示されたカレ
ンダーの対応する日時の所定の場所に天気情報を表示す
る。

【００１９】また、表示手段はスケジュール管理を行う
カレンダーを表示する。気象情報受信手段は気象情報を
受信し、天気解析予測手段は受信した気象情報を解析し
あらかじめ定められた地域の天気を予測する。データ変
換手段は天気解析予測手段による解析結果を天気を表す
所定の表示形式に変換し、表示手段に表示されたカレン
ダーの対応する日時の所定の場所に変換された天気情報
を表示する。

【００２０】また、表示手段はスケジュール管理を行う
カレンダーを表示する。利用者は天気情報を得たい地域
を地域指定手段により指定する。受信手段は気象情報を
受信する。天気予測手段は受信した気象情報を解析し、
地域指定手段により指定された地域の天気を予測する。
データ変換手段は天気予測手段による解析結果を所定の
表示形式に変換し、表示手段に表示されたカレンダーの
対応する日時の所定の場所に地域と対応させて天気情報
を表示する。

【００２１】また、表示手段はスケジュール管理を行う
カレンダーを表示する。天気予報受信手段は天気予報情
報提供サービス機関からあらかじめ定められた地域の天
気予報情報を自動的に受信する。データ変換手段は天気
予報受信手段からの天気予報情報を所定の表示形式に変
換し、表示手段に表示されたカレンダーの対応する日時
の所定の場所に天気情報を表示する。

【００２２】また、表示手段はスケジュール管理を行う
カレンダーを表示する。利用者は天気情報を得たい地域
を地域指定手段により指定する。天気予報受信手段は外
部天気予報情報提供サービス機関から地域指定手段によ
り指定された地域の天気予報情報を自動的に受信する。
データ変換手段天気予報受信手段により受信された天気
予報情報を所定の表示形式に変換し前記表示手段に表示
されたカレンダーの対応する日時の所定の場所に地域と
対応させて天気情報を表示する。

【００２３】また、天気予報受信手段は音声による天気
予報電話サービス機関から電話回線を通じて天気予報情
報を受信する。

【００２４】また、天気予報受信手段は文字放送の天気
予報情報を選択受信する。また、天気予報受信手段はデ
ータ通信による天気予報情報提供サービス機関からデー
タ通信回線を通じて天気予報情報を受信する。

【００２５】また、データ変換手段はあらかじめ登録さ
れた複数個の天気を表す文字情報のうち、天気予測手段
または天気解析予測手段または天気予報情報受信手段か
らの天気予報情報に対応した文字情報を選択して表示す
る。

【００２６】また、データ変換手段はあらかじめ登録さ
れた複数個の天気を表す図形パターンのうち、天気予測
手段または天気解析予測手段または天気予報情報受信手
段からの天気予報情報に対応した図形パターンを選択し
て表示する。

【００２７】また、データ変換手段は受信日時以降の所
定の期間分の天気予報情報を表示手段に表示し、さらに
所定の期間毎に順次最新の天気予報情報に変更し表示す
る。

【００２８】また、記憶手段をは過ぎた日時の天気予報
情報については最後に表示されていた天気予報情報をカ
レンダーの日時と対応させて記憶する。

【００２９】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態１における情報処理装置の構成図である。図１におい
て、スケジュール管理を行うカレンダーを表示する表示
手段１と、気象条件のうち気温と気圧をセンサーで検知
し、その地域の天気を予測する天気予測手段２と、あら
かじめ登録された複数個の天気を表す文字情報のうち、
天気予測手段からの天気予報情報に対応した文字情報を
選択して液晶ディスプレイのカレンダーの対応する日時
の欄の天気予報表示欄に表示するデータ変換手段３とで
構成されている。

【００３０】次に動作について述べる。家庭内の情報化
が進み、家事管理や家族のコミュニケーションをサポー
トするための家庭生活に役に立つ情報端末が求められて
いる。本実施の形態における情報処理装置は家庭内の情
報を管理するもので、表示手段としての液晶ディスプレ
イには家族のスケジュールを管理するカレンダーが表示
されている。なお、表示手段はＣＲＴ、テレビでもよ
い。情報処理装置は置かれている場所の天気を予測する
天気予測手段２を備えている。天気予測手段２はセンサ
ーにより得られた気温、気圧データをあらかじめ定めら
れた時間毎に時系列で記憶し、記憶データを分析する。
気圧が上がる傾向の時は晴になり、下がる傾向でかつ気
温が決められた温度より高い時は雨になり、低い時は雪
になるというようなというように先の日時の天気を予測
する。データ変換手段３は天気予測手段からの天気予測
のデータをあらかじめ登録された「晴」「曇」「雨」
「雪」とそれぞれの時系列変化を表す「後」「時々」ら
を組合せた文字情報や予測気温を表す数字データによる
天気情報の中から選択する。この選択された天気情報を
ディスプレイに表示されたカレンダーの対応する日時の
欄の天気予報表示部に表示させる。図１の表示手段１は
本実施の形態において天気予報が表示手段のカレンダー
に表示された一表示例である。

【００３１】また、気象条件として湿度を判断するセン
サーも備えた構成とし、洗濯するに適したの日かどうか
を○△×の３段階で評価し、対応する日時の欄に表示す
ることも可能である。例えば、湿度が高くなりつつあ
り、天気が雨になると判断した場合には洗濯×、逆に湿
度が低くなりつつあり、天気が晴になると判断した場合
には洗濯○というように表示する。

【００３２】本実施の形態において、スケジュール管理
を行うカレンダーに居住地でのそれぞれの日の最新の天
気予報が自動的に表示されているので、主婦が家族のス
ケジュールを確認しながら、洗濯や外出など一日の行動
予定を立てる際に天気予報を参考にできるので非常に便
利である。出かける前のスケジュールや伝言の確認と同
時に天気予報も見ることができるので家族全員にとって
も非常に便利な情報端末である。

【００３３】なお、この天気を予想しスケジュールに表
示する機能が電子手帳に備えられたものであれば、出張
や勤務地の、日時に対応した天気がスケジュール欄に表
示されるので行動予定を立てる際に非常に便利になる。

【００３４】（実施の形態２）本実施の形態は実施の形
態１のデータ変換手段にあらかじめ複数個の天気を表す
図形パターンが登録されており、天気予測手段からの天
気予報情報に対応する図形パターンを選択して液晶ディ
スプレイのカレンダーの対応する日時の欄の天気予報表
示部に表示する。

【００３５】次について動作述べる。実施の形態１の動
作において、データ変換手段はあらかじめ記憶された
晴、曇、雨、雪の天気を表すアイコンを複数記憶してお
り、天気予測手段２からの天気予測データに対応するア
イコンを選択し、ディスプレイに表示する。図２は本実
施の形態において天気予報が表示手段のカレンダーに表
示された一表示例である。

【００３６】この実施の形態により、天気情報が図形パ
ターンで表示されるので、漢字の読めない子供でも直感
的に理解でき、さらに文字情報に比べ少ない表示スペー
スですむので効果的に天気情報を表示することができ
る。

【００３７】（実施の形態３）本発明の実施の形態３の
情報処理装置の構成図を図３に示す。スケジュール管理
を行うカレンダーを表示する表示手段としての液晶ディ
スプレイ装置１と、電波による気象データを受信する気
象情報受信手段４と、受信した気象情報を解析し、あら
かじめ定められた地域の天気を予測する天気解析予測手
段５と、前記天気解析予測手段による解析結果を所定の
表示形式に変換し、表示手段に表示されたカレンダーの
対応する日時の所定の場所に天気情報を表示するデータ
変換手段３とで構成されている。

【００３８】次に動作について述べる。気象情報受信手
段は静止気象衛星やアメダスからの気象情報をあらかじ
め定められた時間毎に受信して時系列でデータを記憶し
分析し天気を予測する。例えば、静止気象衛星からの雲
の動きの画像情報から雨雲が近づいてくる場合には雨、
遠ざかる場合には晴。また、アメダスの地域別の気象情
報から、風向きが西向きの場合天気を知りたい地域より
西の地域での降水量があらかじめ定められた量以上ある
場合雨になり、定められた量以下の場合晴になるという
ように気象情報を分析して先の日時の天気を予測する。

【００３９】この実施の形態により、任意の時点での気
象情報を解析し天気を予測し、表示させることができる
ので、必要な時に常に最新の天気予報情報を得ることが
できる。

【００４０】（実施の形態４）本発明の実施の形態４の
情報処理装置の構成図を図４に示す。スケジュール管理
を行うカレンダーを表示する表示手段１と、天気予報電
話サービス機関６に電話回線７を通じて、音声による天
気予報サービスを受信する天気予報情報受信手段８と、
天気予報の音声情報を認識する音声情報認識手段９を備
え、認識結果に対応した天気予報情報を所定の天気を表
す表示形式に変換し表示手段のカレンダーの対応する日
時の天気予報情報表示欄に表示するデータ変換手段３と
で構成されている。

【００４１】次に動作について述べる。天気予報情報受
信手段はあらかじめ定められた時刻に、登録された電話
による天気予報を知らせるサービス機関の電話番号を自
動ダイヤルし、音声による天気予報情報を受信する。音
声認識手段９は受信した音声情報を認識し、あらかじめ
定められた地域の天気情報を認識し、実施の形態１や実
施の形態２同様にあらかじめ記憶された天気を表す文字
や図形パターンによる所定の表示形式に変換し、表示手
段に表示されたカレンダーの対応する日時の欄に表示す
る。

【００４２】この実施の態様によれば、天気予報電話サ
ービス機関を利用するので既存の電話回線を利用でき
る。また、従来の電話をかけて聞く方法に比べ、電話を
かけ、必要な情報が流れるまで待つ手間がかからず、常
時必要な地域の必要な日時の情報をすぐに知ることがで
きるので便利である。

【００４３】（実施の形態５）本発明の実施の形態５に
おける情報処理装置の構成図を図５に示す。実施の形態
４の天気予報受信手段８は文字情報サービス機関１０か
らの文字情報のうち天気予報情報を選択受信し、データ
変換手段は文字情報による天気予報情報を認識する文字
情報認識手段１１を備えている。

【００４４】この実施の形態により、テキストデータに
よる天気予報情報を利用するので、受信した天気情報の
認識および変換が容易にできる。

【００４５】（実施の形態６）本実施の形態は実施の形
態４とほぼ同様の構成であるが、図６に示すように、天
気予報受信手段８は天気予報情報サービス機関１２から
のデータ通信回線１３を通じて天気予報情報を受信し、
データ変換手段はデータ通信による天気予報情報を所定
の表示形式に変換し、表示手段に表示する点が異なる。
データ通信サービスとしてはパソコン通信やＣＡＴＶサ
ービスなどの利用が考えられる。

【００４６】次に動作について述べる。天気予報情報受
信手段８のデータ回線制御手段１４はあらかじめ定めら
れた時刻またはユーザーの指定した時刻に天気予報情報
サービス機関にをつなぐようデータ通信回線１３を制御
し、天気予報情報アクセス手段１５により天気予報情報
サービス機関の天気予報情報にアクセスし天気予報情報
をデータ通信回線１３を通じて受信する。データ変換手
段３は受信した天気予報情報を実施の形態１や実施の形
態２同様にあらかじめ記憶された天気を表す文字や図形
パターンによる所定の表示形式に変換し、表示手段に表
示する。

【００４７】この実施の形態により、任意の時点で天気
予報情報にアクセスできるのであらかじめ設定した時刻
に定期的に天気予報情報にアクセスし天気予報情報を得
ることができる。また、パソコン通信を利用すればテキ
スト情報による天気予報情報を受信することができるの
で受信した天気情報の認識および変換が容易にできる。

【００４８】（実施の形態７）本実施の形態は実施の形
態６とほぼ同様の構成であるが、図７に示すように、天
気情報を得たい地域を指定する地域指定手段１６を備え
ている点が異なる。天気情報受信手段８は電話回線、デ
ータ通信、アメダス情報を通じて天気予報情報サービス
機関から指定された地域の天気情報を受信し、実施の形
態１や実施の形態２同様にあらかじめ記憶された天気を
表す文字や図形パターンによる所定の表示形式に変換
し、表示手段に表示されたカレンダーの対応する日時の
欄に指定された地域と対応させて表示する。図７の表示
手段１に示すように、通常表示されているあらかじめ登
録された地域の天気情報表示に加えて表示する。また指
定地域手段に日時指定機能を備え、指定された地域の指
定された期間の天気予報情報に入れ替え指定地域と対応
させて表示させることも可能である。

【００４９】この実施の形態により、ゴルフや旅行など
のプランを立てる際に、スケジュール管理を行うカレン
ダーを見ながら同時にその日の行き先の天気情報が容易
にわかるので非常に便利である。

【００５０】（実施の形態８）本実施の形態は図示しな
いが、実施の形態６とほぼ同様の構成である。天気予報
情報受信手段８は週間天気予報や月間天気予報サービス
情報を利用し、受信日時以降あらかじめ定められた期間
の天気予報情報を、所定の期間ごとに順次最新のものを
受信し表示する。

【００５１】天気予報情報受信手段８はあらかじめ定め
られた期間毎に天気予報情報サービス期間１２にアクセ
スし、週間天気予報や月間天気予報を受信するが、その
際、同一日時の天気予報について、すでに表示された天
気情報と異なる情報を受信した場合は順次新しく受信し
た天気情報に更新して表示する。この実施の形態によ
り、利用者の手間なく、常時最新の天気予報を表示させ
るので利用者は先の天気についても天気を知りたい時点
における最新の週間天気予報や月間天気予報を知ること
ができる。

【００５２】（実施の形態９）本発明の実施の形態９の
情報処理装置の構成図を図８に示す。本実施の形態は実
施の形態８の構成であるが、過ぎた日時の天気予報情報
については最後に表示されていた天気予報情報をカレン
ダーの日時と対応させて記憶する記憶手段１７を備えて
いる点が異なる。

【００５３】例えば、図８の表示手段１に表示されてい
る画面表示はこの週が終わると、自動的に記憶手段１７
に記憶され、いつでも呼び出して表示手段に表示させる
ことができる。スケジュールが記入されたカレンダーに
最新の天気情報が記入さて記憶されているので、日記代
わりとして利用できて非常に便利である。

【００５４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置によれば次の効果が得られる。

【００５５】（１）スケジュール管理を行うカレンダー
の日時に対応して、居住地域などの特定の地域の天気予
報情報を自動的に表示するので、日常の行動予定を立て
る際にタイムリーかつ正確な天気情報を常時得ることが
でき非常に便利である。

【００５６】（２）既存の外部情報サービスの気象情報
を解析して所定の地域の天気を予測するので、より広い
地域のかつ正確な気象情報を元に天気を予測できるの
で、より正確で長期的な天気予報情報を得ることができ
る。

【００５７】（３）地域指定手段をもつ構成において
は、外部データ情報機関から指定地域周辺の気象情報を
入手し、指定地域の天気を予報し表示するので、情報を
容易に得ることができ、旅行、出張等のスケジュールを
立てる際に非常に便利である。

【００５８】（４）天気予報情報は既存の外部情報サー
ビス機関からの情報を利用するので、容易に正確で中期
的な天気予報情報を表示させることができる。

【００５９】（５）地域指定手段をもつ構成において
は、特定の地域での天気予報情報を入手し容易に得るこ
とができ、旅行、出張等のスケジュールを立てる際に非
常に便利である。

【００６０】（６）電話天気予報サービス情報を利用す
る構成においては、既存の電話回線を利用でき、電話を
かけ、必要な情報が流れるまで待つ手間が必要がない。

【００６１】（７）文字情報のテキストデータによる天
気予報情報サービスを利用する構成においては、受信し
たデータの認識および変換が容易にできる。

【００６２】（８）データ通信による天気予報情報サー
ビスを利用する構成においては、面倒なデータ通信への
アクセスの操作がいらず手間もかからない。

【００６３】（９）天気予報の表示については、あらか
じめ記憶された文字や図形パターンを表示するので、利
用者の好みや慣れに応じた直感的に判りやすい表示を少
ないスペースに表示することができる。

【００６４】（１０）順次最新の天気予報情報を受信
し、表示を更新するので、常時、最新の天気予報情報を
得ることができる。

【００６５】（１１）表示された天気予報情報はカレン
ダーに表示されたスケジュール等の情報とともに日付に
対応して記憶手段に記憶されるので、そのままで天気入
り日記としての機能を果たすことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１における情報処理装置の
構成図

【図２】本発明の実施の形態２の情報処理装置の表示手
段の表示する内容の説明図

【図３】本発明の実施の形態３における情報処理装置の
構成図

【図４】本発明の実施の形態４における情報処理装置の
構成図

【図５】本発明の実施の形態５における情報処理装置の
構成図

【図６】本発明の実施の形態６における情報処理装置の
構成図

【図７】本発明の実施の形態７における情報処理装置の
構成図

【図８】本発明の実施の形態９における情報処理装置の
構成図

【符号の説明】

１表示手段２天気予報手段３データ変換手段４気象情報受信手段５天気解析予測手段６天気予報電話サービス機関７電話回線８天気予報情報受信手段１０文字放送サービス機関１２天気予報情報サービス機関１３データ通信回線１６地域指定手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】スケジュール管理を行うカレンダーを表示
する表示手段と、気象状態を検知し天気を予測する天気
予測手段と、前記天気予測手段からの信号に基づいて前
記表示手段に表示されたカレンダーの対応する日時の所
定の場所に天気情報を表示するデータ変換手段を備えた
情報処理装置。
【請求項２】スケジュール管理を行うカレンダーを表示
する表示手段と、気象情報を受信する受信手段と、前記
受信手段の気象情報を解析しあらかじめ定められた地域
の天気を予測する天気解析予測手段と、前記天気解析予
測手段による解析結果を所定の表示形式に変換し前記表
示手段に表示されたカレンダーの対応する日時の所定の
場所に天気情報を表示するデータ変換手段を備えた情報
処理装置。
【請求項３】スケジュール管理を行うカレンダーを表示
する表示手段と、天気情報を得たい地域を指定する地域
指定手段と、気象情報を受信する受信手段と、前記受信
手段の気象情報を解析し前記地域指定手段により指定さ
れた地域の天気を予測する天気予測手段と、前記天気予
測手段による解析結果を所定の表示形式に変換し前記表
示手段に表示されたカレンダーの対応する日時の所定の
場所に地域と対応させて天気情報を表示するデータ変換
手段を備えた情報処理装置。
【請求項４】スケジュール管理を行うカレンダーを表示
する表示手段と、天気予報情報提供サービス機関からあ
らかじめ定められた地域の天気予報情報を自動的に受信
する天気予報受信手段と、前記天気予報受信手段からの
天気予報情報を所定の表示形式に変換し前記表示手段に
表示されたカレンダーの対応する日時の所定の場所に天
気情報を表示するデータ変換手段を備えた情報処理装
置。
【請求項５】スケジュール管理を行うカレンダーを表示
する表示手段と、天気情報を得たい地域を指定する地域
指定手段と、外部天気予報情報提供サービス機関から前
記地域指定手段により指定された地域の天気予報情報を
自動的に受信する天気予報受信手段と、前記天気予報受
信手段により受信された天気予報情報を所定の表示形式
に変換し前記表示手段に表示されたカレンダーの対応す
る日時の所定の場所に地域と対応させて天気情報を表示
するデータ変換手段を備えた情報処理装置。
【請求項６】天気予報受信手段は音声による天気予報電
話サービス機関から電話回線を通じて天気予報情報を受
信する構成とした請求項４または請求項５記載の情報処
理装置。
【請求項７】天気予報受信手段は文字放送の天気予報情
報を選択受信する構成とした請求項４または請求項５記
載の情報処理装置。
【請求項８】天気予報受信手段はデータ通信による天気
予報情報提供サービス機関からデータ通信回線を通じて
天気予報情報を受信する構成とした請求項４または請求
項５記載の情報処理装置。
【請求項９】データ変換手段はあらかじめ登録された複
数個の天気を表す文字情報のうち、天気予測手段または
天気解析予測手段または天気予報情報受信手段からの天
気予報情報に対応した文字情報を選択して表示する構成
とした請求項１から請求項８のうちいずれか１項記載の
情報処理装置。
【請求項１０】データ変換手段はあらかじめ登録された
複数個の天気を表す図形パターンのうち、天気予測手段
または天気解析予測手段または天気予報情報受信手段か
らの天気予報情報に対応した図形パターンを選択して表
示する構成とした請求項１から請求項８のうちいずれか
１項記載の情報処理装置。
【請求項１１】受信日時以降の所定の期間分の天気予報
情報を表示し、所定の期間毎に順次最新の天気予報情報
に変更し表示するデータ変換手段を備えた請求項９また
は請求項１０記載の情報処理装置。
【請求項１２】過ぎた日時の天気予報情報については最
後に表示されていた天気予報情報をカレンダーの日時と
対応させて記憶する記憶手段を備えた請求項１１記載の
情報処理装置。