JP2003316790A - 気象情報に基づく生活レジャー情報検索システム - Google Patents

気象情報に基づく生活レジャー情報検索システム

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JP2003316790A JP2002126421A JP2002126421A JP2003316790A JP 2003316790 A JP2003316790 A JP 2003316790A JP 2002126421 A JP2002126421 A JP 2002126421A JP 2002126421 A JP2002126421 A JP 2002126421A JP 2003316790 A JP2003316790 A JP 2003316790A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがレジャーの目的で外出しようとする
とき、外出先における所望時点での最新の正確な気象情
報を得られ、多数のレジャー先での天気情報を検索でき
る気象情報に基づく生活レジャー情報検索システムを提
供する。 【解決手段】 リアルタイムで気象情報データを予測・
生成し気象予報情報を常時作成する気象予報システム1
と、生活レジャーに関連する外出先の各種情報を格納す
る記憶部12と、ユーザ端末21に基づくユーザからの
サービス提供のアクセスに応じて、ユーザ端末の表示画
面に、記憶部に格納される各種情報に使用して外出に関
連する検索プロセスを実行させる連続的な検索画面を表
示させ、ユーザによって選定された外出先に係る気象情
報を気象予報システムから取得して通知する検索画面・
気象情報提供部11とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気象情報に基づく
生活レジャー情報検索システムに関し、特に、休日や祝
日にユーザがレジャーで外出するとき、リアルタイム気
象予報による気象情報に基づいて個々のユーザが必要と
する外出先に係る気象情報を提供し、ユーザのレジャー
生活を支援する気象情報に基づく生活レジャー情報検索
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の最も一般的な気象予報(天気予
報)は気象庁が発表する気象予報である。この天気予報
は、1日に3回(朝、昼、夕)、テレビやラジオの放送
手段等を利用して発表されている。他方、民間の各気象
会社から発表される気象予報もある。各気象会社は、気
象庁から提供される予報資料のデータと、各種の気象情
報配信施設(気象観測所等)から配信される実況値のデ
ータとに基づいて気象予報を行っている。各気象会社
は、それぞれ予め定められた予報手法に基づいて、各観
測地点における気象予報、あるいは所望の観測地点周辺
における気象予報を行う。各気象会社による気象予報
は、テレビジョンによる放送、電話回線による音声での
提供、ファクシミリ送信による提供、あるいはインター
ネットによる提供によってユーザに与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の気象会社による
気象予報の発表は、定められた時刻に気象庁等から与え
られた予報資料と実況値の各データを用いて行われてい
たため、比較的に長い一定の時間間隔で行われ、リアル
タイムでの象予報が発表されるということはなかった。
【0004】そこで本出願人は、先に、仮に予報資料に
係るデータや実況値に係るデータが入手できないときで
あっても、予測手法を取り入れて気象予報を行えるよう
にし、高い精度でかつリアルタイムで気象予報を行うこ
とができると共に、ユーザの要求に応じた気象情報通知
を行えるシステムを提案した。
【0005】一方、ユーザの立場から天気情報の利用を
考慮すると、特に休日等のレジャー(余暇)で外出しよ
うとするときに、外出先の地域または場所の天気状態が
ユーザ到着時に正確にどのようになるのかが取得したい
天気情報である。ユーザにおいては、出かけようとする
現地の天気の良・不良に応じて、外出先が変更される場
合も有り得る。そこで、かかる天気情報をユーザが求め
るときに即座に提供することのできる天気情報サービス
システムが求められる。このような天気情報サービスシ
ステムを提供できるようにするためには、その前提とし
て、前述したリアルタイムで精度の高い気象予報が行え
る気象予報システムおよび気象情報通知システムが存在
することが必要である。換言すれば、前述のリアルタイ
ムの気象予報システム等を利用してユーザの余暇時の外
出の際に外出先の所望時刻における精度の高い気象情報
を提供する天気情報サービスシステムを実現することが
可能となる。
【0006】本発明の目的は、上記の課題に鑑み、ユー
ザが例えばレジャー等の目的で外出しようとするとき、
外出先における所望時点での最新のより正確な気象情報
を得ることができ、多数のレジャー先での天気情報を検
索できる気象情報に基づく生活レジャー情報検索システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る気象情報に
基づく生活レジャー情報検索システムは、上記の目的を
達成するために、以下のように構成される。
【0008】第1の本発明に係る生活レジャー情報検索
システム(請求項1に対応)は、外部から与えられる予
報資料データおよび/または実況値データあるいは内部
で用意される代用の予測データのうち少なくとも1つの
データを用いて気象情報データを予測・生成することに
より気象予報情報を常時作成する気象予報システムと、
生活レジャーに関連する外出先の各種情報を格納する記
憶部と、ユーザ端末に基づくユーザからのサービス提供
のアクセスに応じて、ユーザ端末の表示画面に、記憶部
に格納される各種情報に使用して外出に関連する検索プ
ロセスを実行させる連続的な検索画面を表示させ、ユー
ザによって選定された外出先に係る気象情報を気象予報
システムから取得して通知するウェブサーバ(検索画面
・気象情報提供部)と、から構成されている。
【0009】上記の生活レジャー情報検索システムで
は、リアルタイムで気象予報を行えるように構成された
気象予報システムを活用することにより、ユーザがレジ
ャーで外出する時の外出先の現地の気象情報を携帯電話
等のユーザ端末の画面で入手することができる。上記気
象予報システムによれば、気象庁等から予報資料や実況
値等の情報を入手できる定期的な時点以外の当該情報を
入手できない時点であっても、過去に入手等して記憶部
に記憶されている予報資料等のデータを用いて予測処理
を行い、最新のデータを用いて気象予報が可能であるの
で、常時リアルタイムで精度の高い気象予報を行い、正
確な気象情報を通知できる。
【0010】第2の本発明に係る生活レジャー情報検索
システム(請求項2に対応)は、上記のシステム構成に
おいて、好ましくは、連続的な検索画面に含まれる外出
サーチ用の画面において、場所候補設定欄と目的ジャン
ル設定欄と天気条件設定欄のうち少なくともいずれか1
つが設けられることで特徴づけられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明に係る気象情報に基づく生活
レジャー情報検索システムのシステム構成図である。こ
の生活レジャー情報検索システム10は、気象予報シス
テム1に対して検索画面・気象情報提供部11と外出先
に関する各種の情報を格納する記憶部12を組み合せる
ことによって構成されている。気象予報システム1は、
先に本出願人が出願した特願2002−51703に開
示されたリアルタイムの気象予報を行える気象予報シス
テムである。検索画面・気象情報提供部11はウェブサ
ーバとして構成される。検索画面・気象情報提供部11
と外出先に関する各種の情報を格納する記憶部12はウ
ェブサイト13を形成する。ウェブサイト13では、生
活レジャー情報検索システム10によって後述する「お
でかけサーチ」のサービスを提供する。
【0013】生活レジャー情報検索システム10を利用
するユーザは、好ましくは気象予報システム1の登録会
員となっていることを条件にして、各々の各種のユーザ
端末21を利用してインターネット通信網22を経由し
て生活レジャー情報検索システム10にアクセスし、提
供される検索画面に従って操作しながら必要とする気象
情報(天気情報)23を入手する。生活レジャー情報検
索システム10は、多数のユーザのそれぞれから、ユー
ザ端末21によって送信されてくる情報を受信する。
【0014】気象予報システム1は、予め設定された多
数の場所(地域)のそれぞれについてリアルタイムの気
象予報を行うシステムである。気象予報システム1で作
られた気象情報に基づいて、各ユーザが要求する天気情
報に応じて、各ユーザに対して必要な天気情報が提供さ
れる。天気情報はユーザの各ユーザ端末21に送信され
る。
【0015】生活レジャー情報検索システム10は、イ
ンターネット通信網22を介して多数のユーザのそれぞ
れのユーザ端末21と接続される。また生活レジャー情
報検索システム10とユーザ端末21とを接続する手段
としては、インターネット通信網22の他に、例えば電
話回線を利用した回線、携帯電話回線、データ放送、ケ
ーブルテレビジョン通信、双方向で情報送受信可能なテ
レビジョン通信、イントラネット、パソコン通信、衛星
通信などを利用できる。
【0016】多数のユーザの各々は、生活レジャー情報
検索システム10を利用して生活レジャー情報検索のサ
ービスを受けようとするとき、検索画面・気象情報提供
部11にアクセスする。検索画面・気象情報提供部11
は、後述する「おでかけサーチ」を実行させるためのウ
ェブサーバである。検索画面・気象情報提供部11で
は、後述されるように、天気条件による気象のための検
索を行うことが可能な検索画面用ウェブページが用意さ
れている。検索画面・気象情報提供部11は、ユーザか
らのアクセスを受け付けて検索画面提供の応答を行うと
共に、この検索画面での操作に関してユーザから提供さ
れる必要な情報を受信し、かつ必要とされる気象情報等
を提供する機能を有している。
【0017】生活レジャー情報検索システム10の記憶
部12では、レジャー施設のデータベース12A、レジ
ャーに係るイベントのデータベース12B、その他の情
報のデータベース12C等を備えている。データベース
12Aではレジャー施設の名称および関連事項(場所や
特徴等)、データベース12Bではイベントの名称およ
び関連事項(日時、場所、特徴等)を、例えばリストと
して、あるいはリンク(ポインタ)関係に基づいて取り
出すことが可能である。記憶部12の各データベースの
保存内容は、検索画面・気象情報提供部11により利用
され、必要な情報が取り出される。
【0018】最初に、リアルタイムで気象予報を行える
気象予報システム1について説明する。
【0019】気象予報システム1は、設定された各場所
の気象情報の予測および作成を行うシステムである。気
象予報システム1は、気象情報予測および気象情報通知
を行う気象情報予測通知システム3と、ユーザ端末21
から登録通知情報24を受付けて処理するユーザ登録シ
ステム4と、設定されたユーザに関する情報を記憶する
データベース5を備えている。気象予報システム1は気
象庁Aおよび複数の観測所Bと通信網を経由して接続さ
れている。気象予報システム1は、気象庁Aから予報資
料Mのデータを受信し、観測所Bから実況値Dのデータ
を受信する。
【0020】図5に、ユーザ端末21を用いて登録を行
うときの登録画面の一例を示す。この登録画面例はユー
ザ端末21としてインターネットアクセス可能な携帯電
話を利用した場合の例である。最初の画面111では、
登録を行うための実行ボタン111aと戻るボタン11
1bが用意される。実行ボタン111aを押すと、画面
112に移る。画面112では、気象予報の通知を受け
る希望地点(地点1〜5)が複数示されている。従っ
て、ユーザはここから通知希望地点を指定する。さらに
次のステップでは画面113に移る。画面113では希
望する気象に関する情報を指定する。画面113の下側
には隠れた状態で他の指定ボタンが設けられている。最
後には登録OKボタン113aを指定して登録を完了す
る。なおキャンセルボタン113bも設けられている。
上記の画面112,113で指定された内容が、前述の
登録通知情報24としてユーザ登録システム4に受け付
けられ、処理される。
【0021】気象情報予測通知システム3は、原則的に
外部から与えられた予報資料Mと実況値Dの各データを
用いて、かつ独自の気象予測モデルに基づいて気象情報
の予測を行い、気象情報を作成する。予報資料データと
実況値データのうち両方またはいずれか一方が受信不能
のときには、欠落した受信不能データに対応するデータ
を予測処理で作成し、当該データを用いて、かつ上記気
象予測モデルに基づいて気象情報の予測を行う。さらに
予報資料データと実況値データとは関係なく、代用のデ
ータを用いて気象情報の予測を行う。これにより、気象
情報予測通知システム3では、リアルタイムの気象情報
を作成できる。
【0022】気象情報予測通知システム3が、ユーザ端
末21に対して要求された気象情報を通知するか否か
は、ユーザ登録システム4が予めユーザ端末21から受
信し、かつデータベース5に記憶された各ユーザに関す
る情報に基づいて行われる。データベース5では、登録
通知情報24によって指示される種々の情報を、これら
情報の登録を行ったユーザ端末21に対応させて記憶
し、気象情報通知システム3から読出しを希望された場
合には、記憶した情報を気象情報通知システム3に対し
て出力する。
【0023】なお気象予報システム1では、データベー
ス5に、各地の地形に関する情報が予め記憶されてい
る。データベース5は、気象情報通知システム3に対し
て通知を希望する地点の情報が出力される場合に、通知
希望地点周辺の地形に関する情報を出力する。
【0024】次に、気象予報システム1で用いられる予
報資料Mと実況値Dの内容、登録通知情報24の内容に
ついて説明する。
【0025】予報資料Mは気象予報を行うための資料デ
ータである。予報資料Mは、気象庁Aまたは気象に関す
る情報を作成する機関、法人、並びに個人等の外部から
提供される。例えば気象庁から提供される予報資料M
は、測定された気象に関する各種要素の観測数値に基づ
いて行う数値予報の結果求められた気象要素や物理量
(渦度、鉛直速度など)の予測値をいう。この予測値
は、各地点における各気象要素の数値情報に基づいて、
その地点における各気象要素の推移を予想した情報であ
る。当該予測値は、例えば、気象レーダー観測データを
解析して得た値から予測する解析雨量・降水短時間予報
・ガイダンス等である。上記の予報資料Mは、51時間
先までの3時間毎の時刻における各種気象要素の予測値
として気象庁Aから提供される。
【0026】実況値Dは、各観測地点において観測され
た各気象要素の観測データ、および、観測結果を解析し
た解析データである。実況値Dは、気象庁Aまたは気象
に関する情報を作成する機関、法人、並びに個人等の外
部から提供される。例えば気象庁Aから提供される実況
値Dは、降水量、風速、気温、日照、気象衛星による観
測値等の気象の現況を表す気象要素の数値あるいは気象
要素から導き出される物理量である。実況値Dは、主
に、日本各地に約20Km間隔で設置された観測施設に
おける観測時刻の観測値として気象庁Aの観測所Bから
提供される。実況値Dは、予報資料Mと対をなして使用
される。この実施形態では、実況値Dは、気象庁Aが設
けた気象台等の観測所Bからのデータとするが、気象に
拘わる各種情報配信施設等の観測所Bからも受信可能に
形成してもよい。さらにこの実施形態では、実況値Dは
10分ごとに観測所Bから受信するよう形成するが、観
測所Bの観測した実況値Dが常時送信される場合には、
実況値Dは常時入力され、この結果、リアルタイムでの
気象予報を行うことが可能となる。
【0027】登録通知情報24は、ユーザ端末21の利
用者が、通知を希望する気象条件を含む情報(図5の画
面112,113に示される内容)であり、気象予報シ
ステム1においてユーザ登録システム4を経由してデー
タベース5に登録される。登録通知情報24には、通知
を希望する地点に関する利用登録地点情報と、降水情
報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情
報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報等の気象
条件に係る情報を含んでいる。
【0028】気象予報システム1は、詳説しないが、C
PUとモニタとメモリとハードディスク等の記憶装置と
で構成されるコンピュータシステムから構成される。気
象予報システム1は、気象予報システム1が扱うユーザ
端末21の数や気象予報を行う範囲等に応じて、複数の
コンピュータシステムによって構成されてもよい。
【0029】ユーザ端末21は、入力部、情報処理部、
および出力表示用ディスプレイからなるコンピュータシ
ステムで構成される。インターネットのサイトアクセス
が可能な携帯電話等もユーザ端末21として用いられ
る。ユーザ端末21は、気象予報システム1と、これを
含む正確レジャー情報検索システム10とに対して登録
通知や気象情報の入手を行うときに使用・操作される。
なお、この実施形態では、ユーザ端末21をコンピュー
タシステムとして説明するが、ユーザ端末21は、気象
予報システム1と接続する通信網に接続可能であって、
気象予報システム1に対して登録通知情報等を送信する
ことが可能であり、さらに気象予報システム1から気象
予報を受信可能であれば、ファクシミリ、双方向通信可
能なテレビジョンシステム等の他の手段によって形成し
てもよい。
【0030】次に気象予報システム1をさらに詳しく説
明する。気象予報システム1は、前述の通り、気象情報
予測通知システム3とユーザ登録システム4と利用者登
録データベース5とから構成される。気象情報予測通知
システム3の構成をさらに詳しく示すと、図2に示すご
とく、実況値データ/予報資料データ監視予測部101
と、気象情報予測処理部102と、ユーザ別情報処理部
103と、情報通知処理部104とから成る。これらの
構成要素の各々の働きに関しては、図3に示すごとく、
実況値データ/予報資料データ監視予測部101は、実
況値データ/予報資料データ監視予測工程31を実施
し、気象情報予測処理部102は気象情報予測処理工程
32を実施し、ユーザ別情報処理部103はユーザ別情
報処理工程33を実施し、情報通知処理部104は情報
通知処理工程34を実施する。
【0031】図3において、ユーザ登録システム4で実
施される登録工程は、登録受付判断ステップ4aと、個
別情報作成ステップ4bと、ユーザ情報登録ステップ4
cとからなる。ユーザ登録システム4の登録受付判断ス
テップ4aは、ユーザから通知情報の受付けがあるか否
かを監視するステップであり、通知情報の受付けがあっ
た場合には個別情報作成ステップ4bを実行し、受付け
がなかった場合には再び登録受付判断ステップ4aを実
行し、常に受付けがあるか否かを監視する。個別情報作
成ステップ4bは、ユーザ端末21から通知希望地点、
通知を希望する条件、ユーザ端末21への通知方法、I
D情報からなる通知情報24を受付けて個別情報を作成
するステップである。ユーザ情報登録ステップ4cは、
個別情報作成ステップ4bによって作成された個別情報
を、ユーザ端末21に対応してデータベース5へ記憶す
る。
【0032】データベース5は、個別情報作成ステップ
4bによって作成された個別情報を保存する。この実施
形態では、例えば、通知情報24は、ユーザ端末21が
通知希望地点について、通知を希望する気象条件と気象
予報とが一致した場合に通知するので、通知を希望する
気象条件に関する情報が含まれる。
【0033】次に気象情報予測通知システム3による各
工程での動作を説明する。
【0034】実況値データ/予報資料データ監視予測工
程31は、実況値データ受信確認ステップ31aと、実
況値データ受信処理ステップ31bと、実況値データ解
析ステップ31cと、実況値データ予測ステップ31
d、予報資料データ受信確認ステップ31eと、予報資
料データ受信処理ステップ31fと、予報資料データ解
析ステップ31gと、予報資料データ予測ステップ31
hとからなる。ステップ31a,31b,31c,31
dは実況値Dのデータに関するステップである。ステッ
プ31e,31f,31g,31hは予報資料Mのデー
タに関するステップである。
【0035】実況値データ受信確認ステップ31aは、
実況値Dに係るデータの受信があったか否かを判断する
ステップであり、受信があった場合には実況値データ受
信処理ステップ31aを実行し、受信がなかった場合に
は実況値データ予測ステップ31dを実行する。
【0036】実況値データ受信処理ステップ31bは、
実況値データ受信確認ステップ31aが実況値Dに係る
データの受信を確認すると実行され、送信された実況値
Dのデータを受信して記憶部(図示せず)に一時的に記
憶する。
【0037】実況値データ解析ステップ31cは、受信
処理ステップ31bに続けて実行され、実況値データ受
信処理ステップ31bで受信した実況値Dのデータを気
象情報予測処理工程32で行う予測の資料として使用で
きるようにデータ処理するステップである。ステップ3
1cで解析された実況値Dの解析データは、記憶部に記
憶される。このとき解析された解析データは、データベ
ース5に記憶してもよく、また、他に設ける記憶部(図
示せず)に記憶してもよい。そして、記憶された実況値
Dのデータは、受信した時刻と共に記憶されており、後
に既に記憶した実況値Dのデータとして使用することが
可能である。
【0038】実況値データ予測ステップ31dは、実況
値データ受信確認ステップ31aが実況値Dのデータの
受信を確認しなかった場合に、当該受信のタイミングに
応じて、受信確認ステップ31aに続けて実行される。
実況値データ予測ステップ31dでは、既に受信し記憶
装置に記憶された実況値Dのデータから現在時刻におけ
る実況値Dを予測するステップである。実況値データ予
測ステップ31dで行われる実況値Dの予測は、最後に
受信した実況値Dのデータとさらにそれ以前に受信した
一連の実況値Dとに基づいて、予測処理時刻における実
況値Dを予測する。従って、予測される実況値Dは、各
データの要素を経時的に処理して求める。すなわち、時
系列的傾向(トレンド)に基づいて実況値データが予測
される。このとき予測で得られた実況値データは、デー
タベース5に記憶してもよく、また、他に設ける記憶部
に記憶してもよい。
【0039】予報資料データ受信確認ステップ31e
は、予報資料Mに係るデータの受信があったか否かを判
断するステップであり、受信があった場合には予報資料
データ受信処理ステップ31fを実行し、受信がなかっ
た場合には予報資料データ予測ステップ31hを実行す
る。
【0040】予報資料データ受信処理ステップ31f
は、受信確認ステップ31eが予報資料Mのデータの受
信を確認すると実行され、送信される予報資料Mのデー
タを受信して記憶部に一時的に記憶する。
【0041】予報資料データ解析ステップ31gは、受
信処理ステップ31fに続けて実行され、受信処理ステ
ップ31fで受信した予報資料Mのデータを気象情報予
測処理工程32で行う予測の資料として使用できるよう
にデータ処理するステップである。予報資料データ解析
ステップ31gで解析された予報資料Mの解析データ
は、図示しない記憶部に記憶され、実況値データ解析ス
テップ31cでの実況値Dの解析データ同様、データベ
ース5に記憶してもよく、また、他に設ける記憶部に記
憶してもよい。そして、記憶された予報資料Mに係るデ
ータは、受信した時刻と共に記憶されており、後に既に
記憶した予報資料Mのデータとして使用することが可能
である。
【0042】予報資料データ予測ステップ31hは、予
報資料データ受信確認ステップ31eが予測資料Mのデ
ータの受信を確認しない場合に、受信のタイミングに合
わせて実行される。予報資料データ予測ステップ31h
では、既に受信した予報資料Mのデータから現在時刻に
おける予報資料Mを予測するステップである。予報資料
データ予測ステップ31hで行われる予報資料Mの予測
は、最後に受信した予報資料Mのデータとそれ以前に受
信した予報資料Mのデータとに基づいて、予測処理する
時刻における予報資料を予測する。従って、予測される
予報資料Mは、各データの要素を経時的に処理して求め
られる。すなわち、時系列的傾向(トレンド)に基づい
た予報資料データの予測である。このとき予測で得られ
たデータは、データベース5に記憶してもよく、また他
に設ける記憶部に記憶してもよい。
【0043】上記の実施形態では、図3に示す気象情報
予測通知システム3のフローチャートが終了すると、直
ちに再び同フローチャートが実行される。従って、一定
のタイミングで常時新たな予報資料Mのデータと実況値
Dのデータを受信するか、あるいは、予報資料Mのデー
タと実況値Dのデータの両方またはいずれか一方(「予
報資料データおよび/または(and/or)実況値データ」
とも記す)を受信しなかったときに、当該受信タイミン
グで、受信しなかったデータについて時系列的傾向に基
づいて予測を行って予測データを得ている。
【0044】また予報資料データおよび/または実況値
データを受信しなかったときの予報資料Mと実況値Dの
各データの予測を、例えば5分毎等所定間隔毎に行うよ
う構成してもよい。この場合には、前述した受信確認ス
テップ31a,31eが、本来的に外部(気象庁A等)
から提供される予報資料Mのデータまたは実況値Dのデ
ータの未受信状態経過時間を監視し、所定時間経過後に
実況値データ予測ステップ31dを実行し、さらに続け
て予報資料データ予測ステップ31fを実行するよう形
成すればよい。
【0045】また未受信状態が5分未満に間に、実況値
Dのデータを受信したときには、受信処理ステップ31
b以下の処理を行い、未受信状態の監視時間を0からカ
ウントし、同様に未受信状態が5分未満に予報資料Mの
データを受信したときには、データ予測ステップ31d
を実行し、続けて受信確認ステップ31e乃至予報資料
データ解析ステップ31gを実行する。
【0046】以上のごとく、実況値データ/予報資料デ
ータ監視予測工程31によれば、気象予報を常時(任意
の時間間隔または任意の設定時刻)に行えるようにする
べく、外部から提供される気象予報基礎データを適宜な
タイミングで監視し、任意の設定時刻に予報資料データ
(M)および/または実況値データ(D)が受信(入
力)されるようにし、予報資料データおよび/または実
況値データが受信されないときには、受信されなかった
データ(欠落データ)について予測データを生成するよ
うにしている。
【0047】次に気象情報予測処理工程32が実施され
る。この気象情報予測処理工程32は、監視位置読込ス
テップ32a、解析処理ステップ32b、気象予測ステ
ップ32c、予報情報作成ステップ32dとからなる。
【0048】監視位置読込ステップ32aは、実況値デ
ータ/予報資料データ監視予測工程31に続けて実行さ
れる。監視位置読込ステップ32aは、気象予測可能な
全ての地点の情報およびこれら地点の地形に関する情報
(以下「地形情報」という)を取得する。この時に取得
する監視可能な全ての地点の情報および地形情報は、デ
ータベース5に予め記憶されており、データベース5か
ら取得する。なお監視可能な全ての地点の情報および地
形情報は、データベース5以外に設けた記憶部から取得
するように構成してもよい。
【0049】解析処理ステップ32bは、監視位置読込
ステップ32aに続けて実行され、実況値データ/予報
資料データ監視予測工程31で取得された予報資料デー
タ(M)および実況値データ(D)と、既に取得されて
いる過去の予報資料データおよび実況値データとに基づ
いて、例えば51時間先までの気象変化傾向(この場合
の「気象変化傾向」とは、連続的に監視している気象実
況値のみの時系列的変化と量的変化をいう)を算出した
気象変化傾向データを作成する。実況値データ/予報資
料データ監視予測工程31で取得された予報資料データ
および実況値データは、前述した通り、受信された予報
資料データおよび/または実況値データと、受信されな
かったデータに関して予測によって得られた予報資料デ
ータおよび/または実況値データとからなる。
【0050】解析処理ステップ32bでは、気象予報シ
ステム1の予報可能なすべての地点についての気象変化
傾向データが作成される。気象予報システム1の予報可
能な地点は、この実施形態では日本全土であり、日本各
地を緯度および経度の方向に例えば約20Km毎に格子
状に分割した際の緯度と経度の格子点について気象変化
傾向データを作成する。これらデータは、1台のコンピ
ュータによってすべての領域について作成してもよく、
また、複数用意するコンピュータ毎に地域を割当て分割
処理させて作成してもよく、あるいは、求める地点を複
数のコンピュータに順次割当て作成させてもよく、地域
全体のデータが作成可能であればどのような手段によっ
てもよい。さらに、気象変化傾向データを求める地域
は、日本全土ではなく、例えば関東地方等狭い地域でも
よく、全世界であってもよい。
【0051】次に気象予測ステップ32cは、解析処理
ステップ32bに続けて実行され、上記の各格子点の表
す地点における気象の時系列的変化および量的変化を、
解析処理ステップ32bで作成した気象変化傾向データ
と、予報資料Mおよび実況値Dの各データとに基づいて
予測する。ここで「予報資料Mおよび実況値Dの各デー
タ」は、実況値データ/予報資料データ監視予測工程3
1で取得された予報資料データおよび実況値データであ
る。これは、前述した通り、受信された予報資料データ
および/または実況値データと、受信されなかったデー
タに関しては予測によって得られた予報資料データおよ
び/または実況値データである。気象予測ステップ32
cによって予測されるデータは、気象予報システム1の
予報可能な全地域の上記格子点の地点について予測され
た気象の時系列的変化および量的変化であり、日本各地
を緯度および経度の方向に約20Km毎に格子状に分割
した際の緯度と経度の格子点における気象予報データと
なる。
【0052】気象予測ステップ32cで行われる気象予
測の詳細は次の通りである。気象情報予測通知システム
3の実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に
予報資料Mのデータと実況値Dのデータの両方が入力さ
れるときには、気象予測ステップ32cでは、実況値デ
ータ解析ステップ31cによって解析されかつ記憶され
た実況値データ(D)と、予報資料データ解析ステップ
31gによって解析されかつ記憶された予報資料データ
(M)と、以前に入力して記憶した(または「既に入力
して記憶している」、以下同じ)予報資料Mおよび実況
値Dの各データとによって解析処理を行う。
【0053】気象情報予測通知システム3の実況値デー
タ/予報資料データ監視予測工程31に予報資料Mのデ
ータのみが入力されるときには、気象予測ステップ32
cでは、実況値データ予測ステップ31dによって予測
され記憶された実況値データと、予報資料データ解析ス
テップ31gによって解析され記憶された予報資料デー
タと、以前に入力して記憶した予報資料Mおよび実況値
Dの各データとによって解析処理を行う。
【0054】気象情報予測・通知システム3の実況値デ
ータ/予報資料データ監視予測工程31に実況値Dのデ
ータのみが入力されるときには、気象予測ステップ32
cでは、実況値データ解析ステップ31cで解析され記
憶された実況値データと、予報資料データ予測ステップ
31hによって予測された予報資料データと、以前に入
力して記憶した予報資料Mおよび実況値Dの各データと
によって解析処理を行う。
【0055】さらに、気象情報予測通知システム3の実
況値データ/予報資料データ監視予測工程31に予報資
料Mおよび実況値Dの両方のデータの入力がない場合に
は、気象予測ステップ32cでは、実況値データ予測ス
テップ31dと予報資料データ予測ステップ31hによ
って予測された実況値データおよび予報資料データと、
以前に入力して記憶した予報資料Mおよび実況値Dの各
データとによって解析処理を行う。
【0056】以上のごとく、気象予測ステップ32c
(気象情報予測手段)によれば、受信手段で入力された
最新の予報資料データおよび/または実況値データと、
予測データ生成手段で生成された最新の予測データとを
利用して、気象(気象情報データ)を予測して生成し、
入力された最新の予報資料データおよび/または実況値
データと、入力されなかったデータに関する最新の予測
データとを用いて、気象予報を常時行えるように構成さ
れている。このような構成によってリアルタイムの気象
予報を行うことができる。
【0057】図4にリアルタイムによる気象予報の情報
作成を示す。図4で、(A)は本実施形態に基づくリア
ルタイムの予報編集を示し、(B)は気象庁予報資料の
発表タイミングを示し、(C)は従来の固定時刻による
予報発表を示す。これらの比較で明らかなように、本実
施形態の気象予報によれば、予報作成が、短い時間間隔
で行われる。なお前述の実施形態は一例であって、リア
ルタイムの気象予報は当該実施形態に限定されない。
【0058】予測情報作成ステップ32dは、気象予測
ステップ32cで作成された全地域の気象予測データか
ら、通知希望地点の気象予測データを作成する。すなわ
ち、予測情報作成ステップ32dで作成される気象予測
データは、既に作成された上記格子点における気象予測
データから、ユーザ端末21が通知希望する地点(格子
地点に限らない)の気象予測データを、通知希望地点に
関するデータおよびその周辺の地形に関するデータ、さ
らには、通知希望地点の周辺地点の気象予測データに基
づいて、上記格子状に分割した際の緯度と経度の格子点
から位置的に補間作成する通知位置気象予測データであ
る。このように求められる通知位置気象予測データは、
データベース5に登録された全ての通知情報Cが表す地
点について作成される。従って、予測情報作成ステップ
32dで作成された通知位置気象予測データは、ユーザ
端末21が所望する地点の気象予測データである。
【0059】ユーザ別情報処理工程33は、通知情報読
込ステップ33a、通知判断ステップ33b、通知情報
作成ステップ33cとからなる。
【0060】通知情報読込ステップ33aは、データベ
ース5に記憶された通知情報Cを読込む。すなわち、通
知情報読込ステップ33aでは、各ユーザ端末21によ
ってデータベース5に登録された全ての通知情報によっ
て指示される通知希望地点における各情報を読込む。
【0061】通知判断ステップ33bは、予測情報作成
ステップ32dで作成した通知位置気象予測データと、
通知情報読込ステップ33aによって読み込まれた通知
情報Cの指示する通知希望地点における降水情報等とを
比較し、前者の気象予測データと、同地点についての通
知情報が指示する降水情報等の各種情報の何れかとが一
致するか否かを判断する。そして判断結果が一致してい
れば、続けて通知情報作成ステップ33cを実行し、一
致していなければ、再び実況値データ/予報資料データ
監視予測工程31に戻る。通知判断ステップ33bが、
一致しないと判断する限りは、実況データ/予報資料デ
ータ監視予測工程31、気象情報予測処理工程32、通
知情報読込ステップ33a、通知判断ステップ33bの
処理を繰返すこととなる。
【0062】通知判断ステップ33bでは、相対的に短
い時間間隔で頻繁に気象予報が行われるので、気象予報
を行う度に通知情報Cと気象予報との一致が続きユーザ
端末21への通知が頻繁に行われてしまわないように、
通知判断の結果を各ユーザ端末21毎に記憶しておき、
通知判断を行った結果が前回通知判断を行った結果と一
致した場合にも通知しないと判断するよう構成される。
【0063】通知情報作成ステップ33cは、通知判断
ステップ33bが一致すると判断した場合等通知判断ス
テップ33bに続けて実行され、通知情報に一致する予
測情報作成ステップ32dで作成された通知位置気象予
測データから、ユーザ端末21へ実際に通知するユーザ
通知情報を作成する。
【0064】情報通知処理工程34は、データベース5
を参照し、通知情報作成ステップ33cで作成されたユ
ーザ通知情報を、ユーザの指定する通知先へ通知する工
程である。情報通知処理工程34による処理後は、再び
実況データ/予報資料データ監視予測工程31に戻る。
情報通知処理工程34では、通知すべきユーザ端末21
および通知すべき情報が複数存在した場合には、それら
のユーザ通知情報をユーザ端末21へ通知する。情報通
知処理工程34は、ユーザ情報読込ステップ34a、通
知方法判定ステップ34b、通知処理ステップ34cと
からなる。
【0065】ユーザ情報読込ステップ34aは、通知情
報作成ステップ33cで作成されたユーザ通知情報を通
知するユーザ端末21の登録情報をデータベース5から
参照して読込む。すなわち、ユーザ情報読込ステップ3
4aでは、データベース5からユーザ通知情報を送信す
るユーザ端末21への送信先についての情報を読込む。
ユーザ情報読込ステップ34aでは、登録したユーザ端
末21の希望する通信方法、すなわち、ユーザ端末21
がインターネット通信網22に接続されており、ユーザ
端末21が情報の送信を希望するのか、気象予報システ
ム1に開設する気象予報ウェブサイトへユーザ端末21
が閲覧に来るのか、ユーザ端末21が携帯電話でありユ
ーザ端末21の携帯電話へ携帯電話データ通信回線を通
じての送信を希望するのか、ユーザ端末21である携帯
電話へ或いはユーザ端末21の指定する携帯電話あるい
は通常電話へその音声通信回線を通じて送信を希望する
のかを、読込むことができる。
【0066】通知方法判定ステップ34bは、ユーザ情
報読込ステップ34aによって読込まれたユーザ端末2
1への通信方法がどのような方法によるかを判定するス
テップである。
【0067】ユーザ端末21が携帯電話であり、ユーザ
端末21の携帯電話が気象予報システム1の提供する気
象予報ウェブサーバへ接続してユーザ通知情報を閲覧す
る場合には、図6に示すユーザ端末21の携帯電話に表
示される画面に例示するような通知画面を、気象予報シ
ステム1の提供するウェブサーバに、データベース5に
ユーザ端末21と対応して記憶された携帯電話の番号等
のID情報をキーに閲覧表示可能にウェブページを設け
ておき、ユーザ端末21である携帯電話がウェブサーバ
に接続してきたときには、携帯電話の電話番号等のID
情報をキーに閲覧させることもできる。
【0068】次に図7〜図10を参照して本実施形態に
よる気象情報に基づく生活レジャー情報検索システム
を、検索プロセスに基づいて、説明する。この検索シス
テムは、レジャーで外出するときに、外出候補先の天気
予報を検索することにより外出予定の計画に有用であ
り、前述の通り「おでかけサーチ」と称されるサービス
を提供するシステムである。検索システム10は、それ
自体、前述した検索画面・気象情報提供部11によって
構築される。検索システム10では、気象情報は、前述
の気象予報システム1の気象情報予測通知システム3か
ら取得し、イベント、行楽地、施設等の情報は記憶部1
2の各データベース(D/B)12A〜12Cから取得
する。検索システム10の検索プロセスの説明は、検索
プログラムのフローチャートではなく、検索を行う際の
ユーザ端末21の表示画面での表示内容と、表示画面の
推移と、操作手順に基づいて説明される。以下の説明
で、ユーザ端末21はインターネット対応の携帯電話で
あり、表示画面は携帯電話の画面である。そこで以下で
は携帯電話21と記す。またこの検索プロセスは、ジャ
ンルとしてアウトドアを指定する場合の例である。
【0069】図7で、気象予報システム1の登録会員で
あるユーザが「おでかけサーチ」のサービスを受けるべ
く、携帯電話21を操作してインターネット22を経由
して検索画面・気象情報提供部11のウェブサーバにア
クセスすると、初期画面201が表示される。初期画面
201は各種のサービスの内容が表記されたメニュー画
面である。実際、検索画面・気象情報提供部11のウェ
ブサーバは気象予報システム1のウェブサーバと実質的
に共通であるので、提供されるサービスには、気象予報
システムによって提供される前述したリアルタイムの気
象情報提供サービスである「Myお天気」、および本実
施形態に係る「おでかけサーチ」、その他のサービスが
表記されている。
【0070】初期画面201のメニューで「おでかけサ
ーチ」を選択すると、画面202に移る。画面202で
は場所と目的と天気条件が選択または設定される。画面
202を拡大して示す図8のようになる。図8で図解さ
れるように、この画面202は検索条件設定のための画
面である。場所については「どこで」に記載されるよう
に都道府県名であり、ブロック203に示されるように
第1候補から第3候補までが示されている。第1候補か
ら第3候補の各選択欄において、選択子を移動させるこ
とにより任意の都道府県名を選択することができる。目
的については「何を」に記載されるようにレジャー目的
に合わせてジャンルが選択される(ブロック204)。
ジャンルの例としては図9に示される。図9に示した例
では、「アミューズメント」、「文化施設」、「観光
地」、「温泉地」、「スポーツ観戦」、「マリン」、
「アウトドア」、「ゴルフ」、「スキー」、「つり」、
「イベント」等が用意されている。また図8に戻って、
天気条件を設定する欄205に関しては、「設定」を選
択すると、図10に示される天気条件設定の画面206
に移り、対象日を選択することができる(ブロック20
7)。また選択された3つの候補の中から雨の予報が出
ていない場所だけを検索するという選択を行うことによ
って、該当する施設を抽出することを可能にする(20
8)。
【0071】図7に戻って、前述した「おでかけサー
チ」の画面202において場所と目的に関しては当該画
面202で選択・設定を行う。画面202で天気条件の
設定を選択すると、前述した画面206に移って、天気
条件に関して前述した選択・設定が行われる。画面20
2で天気条件の設定を選択しない場合、あるいは画面2
06で所定の設定行った場合に、その後、画面209に
推移する。
【0072】図7に示された例は、ジャンルとしてアウ
トドアが選択した場合の画面の推移である。従って画面
209ではアウトドアの内容が選択される。画面209
で登山を選択し、次の画面210で山を選択すると、画
面211で山の情報と施設情報等が表示される。画面2
11では、「ここの天気」、「ここの周辺の施設を探
す」、「ここの天気をメールで送る」、「ここをMyお
天気に登録」という項目が設けられている。「ここの天
気」の項目を指定すると、画面212が表示される。画
面212では、リアルタイムの気象予報を行える気象予
報システム1に基づく気象情報が表示される。「ここの
周辺の施設を探す」の項目を指定すると、画面213が
表示される。画面213はジャンル検索の画面となる。
従って、画面214,215,216のように画面が推
移して所望の施設に関する情報を得ることができる。
「ここの天気をメールで送る」の項目を指定すると、メ
ール設定画面217に移る。メール設定画面217で
は、年、月、日、曜日、時間帯、期間(日間)等のメー
ル送信日を指定する。このメール設定画面217の指定
に基づいて指定条件を満たすような形式で「おでかけメ
ール」218が携帯電話21に送信される。
【0073】以上の図7の説明で明らかなように、本実
施形態に係る検索システム10によれば、レジャーにお
ける外出予定候補の所望の時期の気象情報を迅速にかつ
正確に得ることができる。これによって、外出候補地の
気象状態に関する情報から外出予定を立てることができ
る。
【0074】図11を参照して本実施形態による気象情
報に基づく生活レジャー情報検索システムの他の検索プ
ロセスの例を説明する。図11は、図7と実質的に同一
の画面推移図である。図11の検索プロセスは目的とし
てイベントを選択する場合の例である。図11におい
て、上記の例で説明した要素と同一の要素には同一の符
号を付している。画面202でジャンルとしてイベント
を選択する。天気条件の設定を行わないと、イベント画
面301に移る。天気条件の設定を行うと、画面206
を経由して同じくイベント画面301に移行する。イベ
ント画面301では、様々なイベント項目が表記されて
いる。例えば「祭り」という項目を選択すると、検索用
の画面302に移る。画面302で祭りの項目を具体的
に選択すると、選択したイベントに関する情報画面30
3となる。この情報画面303において天気に関する事
項が表記され、これらの内容は前述の画面211の画面
のそれらと同じである。従って、画面303でそれぞれ
の項目について指定を行うと、イベントごとの気象情報
を得ることができる。また画面301の指定欄で日付を
指定すると、画面304に移る。画面304では、指定
された期日から期日までの祭りが検索され、その結果、
画面302に移行する。その後は、前述したプロセスと
同じである。以上のように、イベントごとに外出予定先
の現地の気象情報を得ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、ユーザが生活レジャーの目的で外出しようとする
とき、外出先における所望時点での最新のより正確な気
象情報を得ることができ、レジャー先での天気情報の正
確な検索に基づいて外出予定を立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気象情報に基づく生活レジャー情
報検索システムのシステム構成図である。
【図2】本実施形態で利用される気象情報予測通知シス
テムのブロック構成図である。
【図3】気象情報予測通知システムの動作工程の一例を
示すフローチャートである。
【図4】リアルタイムによる気象情報の通知のイメージ
を示す図である。
【図5】気象予報システムに登録を行うときの表示画面
の推移を示す図である。
【図6】気象予報システムのウェブサイトから送信され
る表示画面の推移を示す図である。
【図7】本実施形態による生活レジャー情報検索システ
ムに基づく検索プロセスの例を示す画面推移図である。
【図8】検索条件設定の画面図である。
【図9】ジャンルの例を説明する図である。
【図10】天気条件の設定を行う画面図である。
【図11】本実施形態による生活レジャー情報検索シス
テムに基づく検索プロセスの他の例を示す画面推移図で
ある。
【符号の説明】
1 気象予報システム 3 気象情報予測通知システム 4 ユーザ登録システム 5 利用者登録データベース 10 生活レジャー情報検索システム 11 検索画面・気象情報提供部 12 記憶部 13 ウェブサイト 21 ユーザ端末 22 インターネット通信網 24 通知情報 A 気象庁 B 観測所 M 予報資料 D 実況値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 176 G06F 17/60 176Z 19/00 100 19/00 100

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられる予報資料データおよ
    び/または実況値データあるいは内部で用意される代用
    の予測データのうち少なくとも1つのデータを用いて気
    象情報データを予測・生成することにより気象予報情報
    を常時作成する気象予報システムと、 生活レジャーに関連する外出先の各種情報を格納する記
    憶手段と、 ユーザ端末に基づくユーザからのサービス提供のアクセ
    スに応じて、前記ユーザ端末の表示画面に、前記記憶手
    段に格納される前記各種情報に使用して外出に関連する
    検索プロセスを実行させる連続的な検索画面を表示さ
    せ、前記ユーザによって選定された外出先に係る気象情
    報を前記気象予報システムから取得して通知するウェブ
    サーバと、 から成ることを特徴とする気象情報に基づく生活レジャ
    ー情報検索システム。
  2. 【請求項2】 前記連続的な検索画面に含まれる外出サ
    ーチ用の画面において、場所候補設定欄と目的ジャンル
    設定欄と天気条件設定欄のうち少なくともいずれか1つ
    が設けられることを特徴とする請求項1記載の気象情報
    に基づく生活レジャー情報検索システム。
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