JP3470014B2 - 水 栓 - Google Patents

水 栓

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JP3470014B2
JP3470014B2 JP16943297A JP16943297A JP3470014B2 JP 3470014 B2 JP3470014 B2 JP 3470014B2 JP 16943297 A JP16943297 A JP 16943297A JP 16943297 A JP16943297 A JP 16943297A JP 3470014 B2 JP3470014 B2 JP 3470014B2
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正範 安達
啓之 佐伯
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株式会社ケーブイケー
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は上水道に設けられる
水栓の構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】湯水混合水栓等の上水道の水栓は、一般
にボデー全体が青銅等の金属により一体に鋳造されたも
のであって、これによって充分な耐食性および耐圧性が
得られるようにしている。また水栓の外観は主として該
ボデーの表面をメッキすることにより形態を整えてい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで今日の水栓の
形態は、使用個所、或いは機能、或いは使用者の趣向等
に応じてニーズが非常に多様化して来ているので、製造
者としては非常に多種類の形態の湯水混合水栓を提供で
きる態勢を整えねばならず、そのために製造コストの上
昇が避け難いものとなっている。即ち、従来のように鋳
造によつて一体に水栓ボデーを成形していたのでは、吐
水部の長さや形状等の仕様がわずかに異なる場合、或い
はボデーの色,材質等がわずかに異なる場合でも、その
設計,製造工程等を一から再検討し製造しなおさねばな
らなかったので、短期間で需要者の要望に応じられない
と共に、製造コストが高くなる状況であった。 【0004】本発明は、このような課題を解決し、形態
の多様化に低コストで容易に対応することがのできる水
栓の構造を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】そのために本発明の水栓
は、金属製の栓本体をプラスチック製のカバーによって
被ってなる水栓であって、カバーに栓本体の栓棒および
袋ナットを突出させる透孔を開設し、該カバーより突出
する栓本体の器体の前記袋ナットの下側に環状溝を形成
し、該環状溝に割リングを装着し、該割リングにより該
カバーを止着してなることを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。この実施形態は洗面化粧台に取付けられ
る2ハンドル型の湯水混合水栓に本発明を適応したもの
で、図1はその外観斜視図、図2はそのA−A線断面
図、図3はB−B線断面図、図4はC−C線断面図、図
5は分解斜視図である。 【0007】この水栓の本体1は、同一形状の給湯用栓
本体1A及び給水用栓本体1Bと、これら栓本体1A,
1Bに接合された接合管2と、この接合管2に接合され
た延長管3とを有する。該栓本体1A,1Bは、青銅に
より略円筒形の器体4を鋳造し、該器体から下方に夫々
給湯管および給水管(図示せず)の接続口5を一体に延
設し、該接続口の外周に螺子溝を形成している。また該
栓本体1A,1Bの一側には吐水用の筒状の接合部6が
一体に形成されている。なお、7は該器体4の下部外周
に形成された外周六角状の係合部である。8は器体4の
上端開口縁に螺着された金属製の袋ナット、9は器体4
内に螺合されている金属製の栓棒、10は該器体4内に
設けられたコマ型の開閉弁、11は該栓棒9の上方突出
端にビス12により固着されたハンドルで、該ハンドル
11を回転操作することによって栓棒9が上下し開閉弁
10が弁口12を開閉させる。なお13は袋ナット8内
に配設された水封用のゴムパッキン、14はビス12の
頭部を被うためハンドル11に嵌着された樹脂製キャッ
プである。 【0008】接合管2は図4に示されるように合成樹脂
によりY字形に形成されたもので、その二股状の接合部
15A,15Bに水封用のOリング16を巻止し該接合
部15A,15Bを栓本体1A,1Bの接合部6中に差
込んで接合している。17は該接合部15A,15Bの
基部外周に一体に形成された位置決片である。また、図
7に示したように接合管2の円筒状の先端部20の外周
対称位置にスリット状の切欠18A,18Bを形成して
いる。 【0009】また延長管3は、フランジ部21を隔てて
形成された円筒状の基端部22の外周にOリング23を
巻止すると共に、前記切欠18A,18Bに臨み得る一
対の係合溝24A,24Bを形成している。 【0010】そして接合管2の先端部20に延長管3の
基端部22を内嵌し、接合溝24A,24Bを切欠18
A,18Bに臨ませ、略コ字状のクリップ26を該切欠
18A,18Bから接合溝24A,24Bにわたり挿込
することにより抜止する。なお、延長管3の先端には鉤
状の吐出口27が下向折曲状に形成されている。28は
該吐出口27中に設けた整水用フィンである。 【0011】40A,40Bは金属または樹脂等の弾性
材料からなる割リングで、該割リング40A,40Bは
その分割面47が半径方向に対し斜めにカットされてい
る。そして前記栓本体1A,1Bの器体4の袋ナット8
の下側に図6に示したように割リング40A,40Bを
装着し得る環状溝30を形成している。 【0012】41は台座板、42は該台座板41に合着
するプラスチック製のカバーで、台座板41は両端部寄
りに栓本体1A,1Bの接続口5が貫通する貫通孔が形
成され、該貫通孔の周囲には栓本体1A,1Bの六角状
の係合部7に係合し該栓本体1A,1Bの回り止めとな
る内面六角状の回止片44が形成される。また、45
A,45Bは前記位置決片17が嵌着するように台座板
41の内面に形成された位置決孔である。また、該台座
板41と一体に延板部48が形成され、該延板部48は
延長管3の下側を被い得るもので先端部に吐出口27の
嵌合孔49が開設されている。また、50は該台座板4
1および延板部48の外周縁を囲撓するように隆設され
た嵌合条、51は延板部48の両側縁に上向に突設され
た鉤状の係合爪である。 【0013】またカバー42は台座板41上に合着する
長円形部分52と延板部48上に合着する鼻部53とが
一体となったT字状であって、夫々栓本体1A,1Bお
よび延長管3を包囲し得る中空殻状に形成され、長円形
部分52の両端部に栓本体1A,1Bの栓棒9および袋
ナット8を突出させる透孔54が開設され、鼻部53の
内面には前記係合爪51が係合し得る突起56が形成さ
れている。 【0014】このため栓本体1A,1Bの接合部6に接
合管2の接合部15A,15Bを挿込すると共に、先端
部20に延長管3の基端部22を挿入しクリップ26を
切欠18A,18Bから接合溝24A,24Bにわたり
挿入し、該栓本体1A,1Bの接合口5を台座板41の
貫通孔に挿入し係合部7を回止片44内に合致させて該
栓本体1A,1Bを回り止めし、位置決片17を位置決
孔45A,45Bに嵌合し、吐出口27を嵌合孔49に
嵌合することにより、栓本体1を台座板41上に位置決
め固定する。そしてカバー42を台座板41上に被せ係
合爪51を突起56に係合させると共に、割リング40
A,40Bを弾性的に拡開し栓本体1A,1Bの環状溝
30に装着することにより、該割リング40A,40B
を該カバー42の透孔54の開口縁上に当接させ該カバ
ー42を止着しその浮き上がりを防止する。そして接続
口5に環状パッキン61を貫挿し、図2,図3に示した
ように、洗面台(図示せず)の水平なデッキ板60に開
設された貫通孔に該接続口5を夫々挿込し、裏側から座
金62を介してナット64を締付することによりデッキ
板60上に取付ける。 【0015】この水栓では、金属製の栓本体1A,1B
と合成樹脂製の接合管2及び延長管3とを接合すること
で組立てられるので、栓本体1A,1Bは充分な耐食
性,耐圧性が保持され、また、仕様変更に対しては栓本
体1A,1Bを共用部品としたうえで接合管2や延長管
3の形状等を需要先の用途に応じた種々の形態のものと
することで、多様化に容易に対応できる。 【0016】また、栓本体1A,1Bは係合部7と回止
片44の係合により台座板41に回り止めされていると
共に、位置決片17を位置決孔45A,45Bに嵌合す
ることで位置決めされ、堅固に組立てられるので、ハン
ドル11に過大な操作力が加わった場合にもその破壊,
水漏れ等を防止できる。 【0017】また、接合管2と延長管3とを接合したこ
とでは、延長管3を長さ或いは吐出口の形状等の種々異
なるものに変更すれば、栓本体1A,1Bおよび接合管
2は共通部品として使用できるようになるので、多様化
に伴う部品点数の増大を回避することができ、結果的に
コストを軽減できるようになる。 【0018】またカバー42の形態,色,材質等を変更
することによって外観を自由に変更できるので、使用個
所や使用者の趣向等に合わせた多くの種類の商品が新ら
ためて全体を設計しなおすことなく短期間で低コストで
提供できるようになる。 【0019】なお本発明は、実施形態として示した湯水
混合水栓のカバーに限らず、単水栓、或いはサーモスタ
ット付湯水混合水栓のカバーにもその技術思想を適用す
ることができる。また、割リングの装着個所も実施形態
として示した吐水用ハンドルの突出部分に限らず、温度
調節用ハンドルの突出部分、或いはシャワーホース接続
口の突出部分等に装着することによりカバーを止着でき
るようにしてもよい。 【0020】また、割リング40A,40Bは分割面4
7が斜めに形成されていることで隙間を目立たせること
なく装着できる。 【0021】 【発明の効果】このように本発明の水栓は、栓本体をカ
バーによって被ってなり、該カバーは栓本体に形成され
た環状溝に割リングを装着することにより簡単かつ確実
に止着できるようになる。このためカバーを自在に変更
でき多種の仕様変更に容易に低コストで対応できるよう
になる。また、割リングによる止着では樹脂製カバーを
ビス止めしたときのようにカバーの一部に応力が集中し
ないので、ビスの締めすぎにより破壊のおそれがないな
どの利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る水栓の実施の形態を示した外観斜
視図。 【図2】図1のA−A線断面図。 【図3】図1のB−B線断面図。 【図4】図1のC−C線断面図。 【図5】本発明に係る水栓の実施の形態を示した分解斜
視図。 【図6】図5の部分拡大斜視図。 【符号の説明】 1A,1B 栓本体 2 接合管 3 延長管 4 器体 5 接続口 8 袋ナット 11 ハンドル 18A,18B 切欠 30 環状溝 40A,40B 割リング 41 台座板 42 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/042 E03C 1/044 E03C 1/086

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製の栓本体をプラスチック製のカバ
    ーによって被ってなる水栓であって、カバーに栓本体の
    栓棒および袋ナットを突出させる透孔を開設し、該カバ
    ーより突出する栓本体の器体の前記袋ナットの下側に
    状溝を形成し、該環状溝に割リングを装着し、該割リン
    グにより該カバーを止着してなることを特徴とした水
    栓。
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