JP3470013B2 - 湯水混合水栓 - Google Patents
湯水混合水栓Info
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- JP3470013B2 JP3470013B2 JP16943197A JP16943197A JP3470013B2 JP 3470013 B2 JP3470013 B2 JP 3470013B2 JP 16943197 A JP16943197 A JP 16943197A JP 16943197 A JP16943197 A JP 16943197A JP 3470013 B2 JP3470013 B2 JP 3470013B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は上水道に設けられる
湯水混合水栓の構造に関するものである。
湯水混合水栓の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上水道の水栓は、従来では充分な耐食性
および耐圧性が得られるようにするため、全体を青銅等
の金属により一体に鋳造したものであった。
および耐圧性が得られるようにするため、全体を青銅等
の金属により一体に鋳造したものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで今日の水栓の
形態は、使用個所、或いは機能、或いは使用者の趣向等
に応じて非常に多様化して来ているので、製造者として
は非常に多種類の形態の水栓を提供できる態勢を整えね
ばならず、そのためにコストの上昇が避け難いものとな
っている。即ち、従来のように鋳造によって水栓ボデー
全体を成形していたのでは、吐水部の長さや外形等がわ
ずかに仕様の異なる場合でも鋳型の設計等を含めて製造
工程全体を一から再検討しなおさねばならなかったの
で、短期間で需要者の要望に応じられないと共に、製造
コストが高くなる状況であった。
形態は、使用個所、或いは機能、或いは使用者の趣向等
に応じて非常に多様化して来ているので、製造者として
は非常に多種類の形態の水栓を提供できる態勢を整えね
ばならず、そのためにコストの上昇が避け難いものとな
っている。即ち、従来のように鋳造によって水栓ボデー
全体を成形していたのでは、吐水部の長さや外形等がわ
ずかに仕様の異なる場合でも鋳型の設計等を含めて製造
工程全体を一から再検討しなおさねばならなかったの
で、短期間で需要者の要望に応じられないと共に、製造
コストが高くなる状況であった。
【０００４】本発明は、このような課題を解決し、延長
管を自在に付け替えでき、様々な製品需要に短期間でし
かも低コストで応じられる湯水混合水栓を提供しようと
するものである。
管を自在に付け替えでき、様々な製品需要に短期間でし
かも低コストで応じられる湯水混合水栓を提供しようと
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の湯水
混合水栓は、給湯用栓本体と給水用栓本体とを接合管で
接合してなる本体を台座板上に位置決め固定し、該本体
を包囲し得る中空殻状に形成されたカバーを前記台座板
に止着してなる湯水混合水栓であって、前記給湯用栓本
体及び給水用栓本体にそれぞれ係合部を形成し、前記接
合管に位置決片を一体に形成し、前記台座板には前記係
合部が係合することで前記給湯用栓本体及び給水用栓本
体の回り止めとなる回止片と前記位置決片が嵌着する位
置決孔を形成してなることを特徴とする。また本発明の
湯水混合水栓は、給湯用栓本体と給水用栓本体とを接合
管で接合すると共に該接合管に延長管を接合してなる本
体を台座板上に位置決め固定し、該本体を包囲し得る中
空殻状に形成されたカバーを前記台座板に止着してなる
湯水混合水栓であって、前記給湯用栓本体及び給水用栓
本体にそれぞれ係合部を形成し、前記接合管に位置決片
を一体に形成し、前記延長管に吐出口を形成し、前記台
座板には前記係合部が係合することで前記給湯用栓本体
及び給水用栓本体の回り止めとなる回止片と前記位置決
片が嵌着する位置決孔と前記吐出口が嵌合する嵌合孔を
形成してなることを特徴とする。
混合水栓は、給湯用栓本体と給水用栓本体とを接合管で
接合してなる本体を台座板上に位置決め固定し、該本体
を包囲し得る中空殻状に形成されたカバーを前記台座板
に止着してなる湯水混合水栓であって、前記給湯用栓本
体及び給水用栓本体にそれぞれ係合部を形成し、前記接
合管に位置決片を一体に形成し、前記台座板には前記係
合部が係合することで前記給湯用栓本体及び給水用栓本
体の回り止めとなる回止片と前記位置決片が嵌着する位
置決孔を形成してなることを特徴とする。また本発明の
湯水混合水栓は、給湯用栓本体と給水用栓本体とを接合
管で接合すると共に該接合管に延長管を接合してなる本
体を台座板上に位置決め固定し、該本体を包囲し得る中
空殻状に形成されたカバーを前記台座板に止着してなる
湯水混合水栓であって、前記給湯用栓本体及び給水用栓
本体にそれぞれ係合部を形成し、前記接合管に位置決片
を一体に形成し、前記延長管に吐出口を形成し、前記台
座板には前記係合部が係合することで前記給湯用栓本体
及び給水用栓本体の回り止めとなる回止片と前記位置決
片が嵌着する位置決孔と前記吐出口が嵌合する嵌合孔を
形成してなることを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。この実施形態は洗面化粧台に取付けられ
る２ハンドル型の湯水混合水栓に本発明を適応したもの
で、図１はその外観斜視図、図２はそのＡ−Ａ線断面
図、図３はＢ−Ｂ線断面図、図４はＣ−Ｃ線断面図、図
５は分解斜視図である。
態を説明する。この実施形態は洗面化粧台に取付けられ
る２ハンドル型の湯水混合水栓に本発明を適応したもの
で、図１はその外観斜視図、図２はそのＡ−Ａ線断面
図、図３はＢ−Ｂ線断面図、図４はＣ−Ｃ線断面図、図
５は分解斜視図である。
【０００７】この水栓の本体１は、同一形状の給湯用栓
本体１Ａ及び給水用栓本体１Ｂと、これら栓本体１Ａ，
１Ｂに接合された接合管２と、この接合管２に接合され
た延長管３とを有する。該栓本体１Ａ，１Ｂは、青銅に
より略円筒形の器体４を鋳造し、該器体から下方に夫々
給湯管および給水管（図示せず）の接続口５を一体に延
設し、該接続口の外周に螺子溝を形成している。また該
栓本体１Ａ，１Ｂの一側には吐水用の筒状の接合部６が
一体に形成されている。なお、７は該器体４の下部外周
に形成された外周六角状の係合部である。８は器体４の
上端開口縁に螺着された金属製の袋ナット、９は器体４
内に螺合されている金属製の栓棒、１０は該器体４内に
設けられたコマ型の開閉弁、１１は該栓棒９の上方突出
端にビス１２により固着されたハンドルで、該ハンドル
１１を回転操作することによって栓棒９が上下し開閉弁
１０が弁口１２を開閉させる。なお１３は袋ナット８内
に配設された水封用のゴムパッキン、１４はビス１２の
頭部を被うためハンドル１１に嵌着された樹脂製キャッ
プである。
本体１Ａ及び給水用栓本体１Ｂと、これら栓本体１Ａ，
１Ｂに接合された接合管２と、この接合管２に接合され
た延長管３とを有する。該栓本体１Ａ，１Ｂは、青銅に
より略円筒形の器体４を鋳造し、該器体から下方に夫々
給湯管および給水管（図示せず）の接続口５を一体に延
設し、該接続口の外周に螺子溝を形成している。また該
栓本体１Ａ，１Ｂの一側には吐水用の筒状の接合部６が
一体に形成されている。なお、７は該器体４の下部外周
に形成された外周六角状の係合部である。８は器体４の
上端開口縁に螺着された金属製の袋ナット、９は器体４
内に螺合されている金属製の栓棒、１０は該器体４内に
設けられたコマ型の開閉弁、１１は該栓棒９の上方突出
端にビス１２により固着されたハンドルで、該ハンドル
１１を回転操作することによって栓棒９が上下し開閉弁
１０が弁口１２を開閉させる。なお１３は袋ナット８内
に配設された水封用のゴムパッキン、１４はビス１２の
頭部を被うためハンドル１１に嵌着された樹脂製キャッ
プである。
【０００８】接合管２は図４に示されるように合成樹脂
によりＹ字形に形成されたもので、その二股状の接合部
１５Ａ，１５Ｂに水封用のＯリング１６を巻止し該接合
部１５Ａ，１５Ｂを栓本体１Ａ，１Ｂの接合部６中に差
込んで接合している。１７は該接合部１５Ａ，１５Ｂの
基部外周に一体に形成された位置決片である。また、図
７に示したように接合管２の円筒状の先端部２０の外周
対称位置にスリット状の切欠１８Ａ，１８Ｂを形成する
と共に、開口縁に凹部１９Ａ，１９Ｂを形成する。
によりＹ字形に形成されたもので、その二股状の接合部
１５Ａ，１５Ｂに水封用のＯリング１６を巻止し該接合
部１５Ａ，１５Ｂを栓本体１Ａ，１Ｂの接合部６中に差
込んで接合している。１７は該接合部１５Ａ，１５Ｂの
基部外周に一体に形成された位置決片である。また、図
７に示したように接合管２の円筒状の先端部２０の外周
対称位置にスリット状の切欠１８Ａ，１８Ｂを形成する
と共に、開口縁に凹部１９Ａ，１９Ｂを形成する。
【０００９】また延長管３は、フランジ部２１を隔てて
形成された円筒状の基端部２２の外周にＯリング２３を
巻止すると共に、前記切欠１８Ａ，１８Ｂに臨み得る一
対の係合溝２４Ａ，２４Ｂを形成し、さらにフランジ部
２１側面に前記凹部１９，Ａ１９Ｂと合着し得る凸部２
５Ａ，２５Ｂを形成する。
形成された円筒状の基端部２２の外周にＯリング２３を
巻止すると共に、前記切欠１８Ａ，１８Ｂに臨み得る一
対の係合溝２４Ａ，２４Ｂを形成し、さらにフランジ部
２１側面に前記凹部１９，Ａ１９Ｂと合着し得る凸部２
５Ａ，２５Ｂを形成する。
【００１０】そして接合管２の先端部２０に延長管３の
基端部２２を内嵌し、凹部１９Ａ，１９Ｂに凸部２５
Ａ，２５Ｂを合着させ、互いを回り止めし、接合溝２４
Ａ，２４Ｂを切欠１８Ａ，１８Ｂに臨ませ、略コ字状の
クリップ２６を図６に示したように該切欠１８Ａ，１８
Ｂから接合溝２４Ａ，２４Ｂにわたり挿込することによ
り抜止する。なお、延長管３の先端には鉤状の吐出口２
７が下向折曲状に形成されている。２８は該吐出口２７
中に設けた整水用フィンである。
基端部２２を内嵌し、凹部１９Ａ，１９Ｂに凸部２５
Ａ，２５Ｂを合着させ、互いを回り止めし、接合溝２４
Ａ，２４Ｂを切欠１８Ａ，１８Ｂに臨ませ、略コ字状の
クリップ２６を図６に示したように該切欠１８Ａ，１８
Ｂから接合溝２４Ａ，２４Ｂにわたり挿込することによ
り抜止する。なお、延長管３の先端には鉤状の吐出口２
７が下向折曲状に形成されている。２８は該吐出口２７
中に設けた整水用フィンである。
【００１１】４０Ａ，４０Ｂは樹脂リング又は金属リン
グ等の弾性材料からなる割リングで、該割リング４０
Ａ，４０Ｂはその分割面４７が半径方向に対し斜めにカ
ットされている。そして前記栓本体１Ａ，１Ｂの器体４
の袋ナット８の下側に割リング４０Ａ，４０Ｂを装着し
得る環状溝３０を形成している。
グ等の弾性材料からなる割リングで、該割リング４０
Ａ，４０Ｂはその分割面４７が半径方向に対し斜めにカ
ットされている。そして前記栓本体１Ａ，１Ｂの器体４
の袋ナット８の下側に割リング４０Ａ，４０Ｂを装着し
得る環状溝３０を形成している。
【００１２】４１は台座板、４２は該台座板４１に合着
するプラスチック製のカバーで、台座板４１は両端部寄
りに栓本体１Ａ，１Ｂの接続口５が貫通する貫通孔が形
成され、該貫通孔の周囲には栓本体１Ａ，１Ｂの六角状
の係合部７に係合し該栓本体１Ａ，１Ｂの回り止めとな
る内面六角状の回止片４４が形成される。また、４５
Ａ，４５Ｂは前記位置決片１７が嵌着するように台座板
４１の内面に形成された位置決孔である。また、該台座
板４１と一体に延板部４８が形成され、該延板部４８は
延長管３の下側を被い得るもので先端部に吐出口２７の
嵌合孔４９が開設されている。また、５０は該台座板４
１および延板部４８の外周縁を囲撓するように隆設され
た嵌合条、５１は延板部４８の両側縁に上向に突設され
た鉤状の係合爪である。
するプラスチック製のカバーで、台座板４１は両端部寄
りに栓本体１Ａ，１Ｂの接続口５が貫通する貫通孔が形
成され、該貫通孔の周囲には栓本体１Ａ，１Ｂの六角状
の係合部７に係合し該栓本体１Ａ，１Ｂの回り止めとな
る内面六角状の回止片４４が形成される。また、４５
Ａ，４５Ｂは前記位置決片１７が嵌着するように台座板
４１の内面に形成された位置決孔である。また、該台座
板４１と一体に延板部４８が形成され、該延板部４８は
延長管３の下側を被い得るもので先端部に吐出口２７の
嵌合孔４９が開設されている。また、５０は該台座板４
１および延板部４８の外周縁を囲撓するように隆設され
た嵌合条、５１は延板部４８の両側縁に上向に突設され
た鉤状の係合爪である。
【００１３】またカバー４２は台座板４１上に合着する
長円形部分５２と延板部４８上に合着する鼻部５３とが
一体となったＴ字状であって、夫々栓本体１Ａ，１Ｂお
よび延長管３を包囲し得る中空殻状に形成され、長円形
部分５２の両端部に栓本体１Ａ，１Ｂの栓棒９および袋
ナット８を突出させる透孔５４が開設され、鼻部５３の
内面には前記係合爪５１が係合し得る突起５６が形成さ
れている。
長円形部分５２と延板部４８上に合着する鼻部５３とが
一体となったＴ字状であって、夫々栓本体１Ａ，１Ｂお
よび延長管３を包囲し得る中空殻状に形成され、長円形
部分５２の両端部に栓本体１Ａ，１Ｂの栓棒９および袋
ナット８を突出させる透孔５４が開設され、鼻部５３の
内面には前記係合爪５１が係合し得る突起５６が形成さ
れている。
【００１４】このため栓本体１Ａ，１Ｂの接合部６に接
合管２の接合部１５Ａ，１５Ｂを挿込すると共に、先端
部２０に延長管３の基端部２２を挿入しクリップ２６を
切欠１８Ａ，１８Ｂから接合溝２４Ａ，２４Ｂにわたり
挿入し、該栓本体１Ａ，１Ｂの接合口５を台座板４１の
貫通孔に挿入し係合部７を回止片４４内に合致させて該
栓本体１Ａ，１Ｂを回り止めし、位置決片１７を位置決
孔４５Ａ，４５Ｂに嵌合し、吐出口２７を嵌合孔４９に
嵌合することにより、本体１を台座板４１上に位置決め
固定する。そしてカバー４２を台座板４１上に被せ係合
爪５１を突起５６に係合させると共に、割リング４０
Ａ，４０Ｂを弾性的に拡開し栓本体１Ａ，１Ｂの環状溝
３０に装着することにより、該割リング４０Ａ，４０Ｂ
を該カバー４２の透孔５４の開口縁上に当接させ該カバ
ー４２を止着しその浮き上がりを防止する。そして接続
口５に環状パッキン６１を貫挿し、図２，図３に示した
ように、洗面台（図示せず）の水平なデッキ板６０に開
設された貫通孔に該接続口５を夫々挿込し、裏側から座
金６２を介してナット６４を締付することによりデッキ
板６０上に取付ける。
合管２の接合部１５Ａ，１５Ｂを挿込すると共に、先端
部２０に延長管３の基端部２２を挿入しクリップ２６を
切欠１８Ａ，１８Ｂから接合溝２４Ａ，２４Ｂにわたり
挿入し、該栓本体１Ａ，１Ｂの接合口５を台座板４１の
貫通孔に挿入し係合部７を回止片４４内に合致させて該
栓本体１Ａ，１Ｂを回り止めし、位置決片１７を位置決
孔４５Ａ，４５Ｂに嵌合し、吐出口２７を嵌合孔４９に
嵌合することにより、本体１を台座板４１上に位置決め
固定する。そしてカバー４２を台座板４１上に被せ係合
爪５１を突起５６に係合させると共に、割リング４０
Ａ，４０Ｂを弾性的に拡開し栓本体１Ａ，１Ｂの環状溝
３０に装着することにより、該割リング４０Ａ，４０Ｂ
を該カバー４２の透孔５４の開口縁上に当接させ該カバ
ー４２を止着しその浮き上がりを防止する。そして接続
口５に環状パッキン６１を貫挿し、図２，図３に示した
ように、洗面台（図示せず）の水平なデッキ板６０に開
設された貫通孔に該接続口５を夫々挿込し、裏側から座
金６２を介してナット６４を締付することによりデッキ
板６０上に取付ける。
【００１５】この水栓では、金属製の栓本体１Ａ，１Ｂ
と合成樹脂製の接合管２及び延長管３とを接合すること
で組立てられるので、栓本体１Ａ，１Ｂは充分な耐食
性，耐圧性が保持され、また、仕様変更に対しては栓本
体１Ａ，１Ｂを共用部品としたうえで接合管２や延長管
３の形状等を需要先の用途に応じた種々の形態のものと
することで、多様化に容易に対応できる。
と合成樹脂製の接合管２及び延長管３とを接合すること
で組立てられるので、栓本体１Ａ，１Ｂは充分な耐食
性，耐圧性が保持され、また、仕様変更に対しては栓本
体１Ａ，１Ｂを共用部品としたうえで接合管２や延長管
３の形状等を需要先の用途に応じた種々の形態のものと
することで、多様化に容易に対応できる。
【００１６】また、栓本体１Ａ，１Ｂは係合部７と回止
片４４の係合により台座板４１に回り止めされていると
共に、位置決片１７を位置決孔４５Ａ，４５Ｂに嵌合す
ることで位置決めされ、堅固に組立てられるので、ハン
ドル１１に過大な操作力が加わった場合にもその破壊，
水漏れ等を防止できる。
片４４の係合により台座板４１に回り止めされていると
共に、位置決片１７を位置決孔４５Ａ，４５Ｂに嵌合す
ることで位置決めされ、堅固に組立てられるので、ハン
ドル１１に過大な操作力が加わった場合にもその破壊，
水漏れ等を防止できる。
【００１７】また、接合管２と延長管３とを接合したこ
とでは、延長管３を長さ或いは吐出口の形状等の種々異
なるものに変更すれば、栓本体１Ａ，１Ｂおよび接合管
２は共通部品として使用できるようになるので、多様化
に伴う部品点数の増大を回避することができ、結果的に
コストを軽減できるようになる。
とでは、延長管３を長さ或いは吐出口の形状等の種々異
なるものに変更すれば、栓本体１Ａ，１Ｂおよび接合管
２は共通部品として使用できるようになるので、多様化
に伴う部品点数の増大を回避することができ、結果的に
コストを軽減できるようになる。
【００１８】またカバー４２の形態，色，材質等を変更
することによって外観を自由に変更できるので、使用個
所や使用者の趣向等に合わせた多くの種類の商品が新ら
ためて全体を設計しなおすことなく短期間で低コストで
提供できるようになる。
することによって外観を自由に変更できるので、使用個
所や使用者の趣向等に合わせた多くの種類の商品が新ら
ためて全体を設計しなおすことなく短期間で低コストで
提供できるようになる。
【００１９】なお本発明は、実施形態として示した２ハ
ンドル式の湯水混合水栓のみでなく、シングルレバー式
湯水混合水栓，サーモスタット付湯水混合水栓に対して
もその技術思想をそのまま適用することができる。
ンドル式の湯水混合水栓のみでなく、シングルレバー式
湯水混合水栓，サーモスタット付湯水混合水栓に対して
もその技術思想をそのまま適用することができる。
【００２０】また、この実施形態では接合管２の先端部
２０中に延長管３の基端部２２を挿し込んだ例を示した
が、図８に示したように、延長管３の円筒状の基端部２
２の外周対称位置にスリット状の切欠１８Ａ，１８Ｂを
開設し、栓本体に設けられた接合管２の円筒状の先端部
２０を前記延長管の基端部２２に内嵌すると共に、該接
合管２の先端部外周に前記切欠に臨む係合溝２４Ａ，２
４Ｂを形成し、略コ字状のクリップ２６を該切欠から該
係合溝にわたって挿込してもよい。
２０中に延長管３の基端部２２を挿し込んだ例を示した
が、図８に示したように、延長管３の円筒状の基端部２
２の外周対称位置にスリット状の切欠１８Ａ，１８Ｂを
開設し、栓本体に設けられた接合管２の円筒状の先端部
２０を前記延長管の基端部２２に内嵌すると共に、該接
合管２の先端部外周に前記切欠に臨む係合溝２４Ａ，２
４Ｂを形成し、略コ字状のクリップ２６を該切欠から該
係合溝にわたって挿込してもよい。
【００２１】また、この挿入によって，凹部１９Ａと凸
部２５Ａが合着し互いの回転が止められるのでその接合
強度が向上する。
部２５Ａが合着し互いの回転が止められるのでその接合
強度が向上する。
【００２２】
【発明の効果】このように本発明の湯水混合水栓は、給
湯用栓本体と給水用栓本体とを接合管で接合してなる本
体を台座板上に位置決め固定し、該本体を包囲し得る中
空殻状に形成されたカバーを前記台座板に止着してなる
ものであって、給湯用栓本体及び給水用栓本体にそれぞ
れ係合部を形成し、接合管に位置決片を一体に形成し、
台座板には前記係合部が係合することで給湯用栓本体及
び給水用栓本体の回り止めとなる回止片と前記位置決片
が嵌着する位置決孔を形成してなるので、堅固に組立て
られ、ハンドルに過大な操作力が加わった場合にもその
破壊，水漏れ等を防止できる。また、接合管と延長管と
を接合したことでは、延長管を長さ或いは吐出口の形状
等の種々異なるものに変更すれば、給湯用栓本体と給水
用栓本体および接合管は共通部品として使用でき、多様
化に伴う部品点数の増大を回避することができコストを
軽減できる。そしてまた、カバーの形態，色，材質等を
変更することによって外観を自由に変更できるので、使
用個所や使用者の趣向等に合わせた多くの種類の商品が
新らためて全体を設計しなおすことなく短期間で低コス
トで提供できるようにする有益な効果がある。
湯用栓本体と給水用栓本体とを接合管で接合してなる本
体を台座板上に位置決め固定し、該本体を包囲し得る中
空殻状に形成されたカバーを前記台座板に止着してなる
ものであって、給湯用栓本体及び給水用栓本体にそれぞ
れ係合部を形成し、接合管に位置決片を一体に形成し、
台座板には前記係合部が係合することで給湯用栓本体及
び給水用栓本体の回り止めとなる回止片と前記位置決片
が嵌着する位置決孔を形成してなるので、堅固に組立て
られ、ハンドルに過大な操作力が加わった場合にもその
破壊，水漏れ等を防止できる。また、接合管と延長管と
を接合したことでは、延長管を長さ或いは吐出口の形状
等の種々異なるものに変更すれば、給湯用栓本体と給水
用栓本体および接合管は共通部品として使用でき、多様
化に伴う部品点数の増大を回避することができコストを
軽減できる。そしてまた、カバーの形態，色，材質等を
変更することによって外観を自由に変更できるので、使
用個所や使用者の趣向等に合わせた多くの種類の商品が
新らためて全体を設計しなおすことなく短期間で低コス
トで提供できるようにする有益な効果がある。
【図１】本発明に係る水栓の実施の形態を示した外観斜
視図。
視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図。
【図４】図１のＣ−Ｃ線断面図。
【図５】本発明に係る水栓の実施の形態を示した分解斜
視図。
視図。
【図６】図５のＤ−Ｄ線断面図。
【図７】図５の延長管の分解斜視図。
【図８】図７の他の実施形態を示した分解斜視図。
【符号の説明】１ 本体 １Ａ 給湯用栓本体 １Ｂ 給水用栓本体
２ 接合管
３ 延長管
４ 器体
５ 接続口７ 係合部
８ 袋ナット
１１ ハンドル１７ 位置決片
１８Ａ，１８Ｂ 切欠
１９Ａ，１９Ｂ 凹部
２０ 先端部
２１ フランジ部
２２ 基端部
２３ 弾性Ｏリング
２４Ａ，２４Ｂ 係合溝
２５Ａ，２５Ｂ 凸部
２６ クリップ２７ 吐出口
４１ 台座板
４２ カバー４４ 回止片 ４５Ａ，４５Ｂ 位置決孔 ４９ 嵌合孔
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(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E03C 1/042
E03C 1/044
Claims (2)
- 【請求項１】 給湯用栓本体と給水用栓本体とを接合管
で接合してなる本体を台座板上に位置決め固定し、該本
体を包囲し得る中空殻状に形成されたカバーを前記台座
板に止着してなる湯水混合水栓であって、 前記給湯用栓本体及び給水用栓本体にそれぞれ係合部を
形成し、 前記接合管に位置決片を一体に形成し、 前記台座板には前記係合部が係合することで前記給湯用
栓本体及び給水用栓本体の回り止めとなる回止片と、前
記位置決片が嵌着する位置決孔を形成してなることを特
徴とする湯水混合水栓。 - 【請求項２】 給湯用栓本体と給水用栓本体とを接合管
で接合すると共に該接合管に延長管を接合してなる本体
を台座板上に位置決め固定し、該本体を包囲し得る中空
殻状に形成されたカバーを前記台座板に止着してなる湯
水混合水栓であって、 前記給湯用栓本体及び給水用栓本体にそれぞれ係合部を
形成し、 前記接合管に位置決片を一体に形成し、 前記延長管に吐出口を形成し、 前記台座板には前記係合部が係合することで前記給湯用
栓本体及び給水用栓本体の回り止めとなる回止片と、前
記位置決片が嵌着する位置決孔と、前記吐出口が嵌合す
る嵌合孔を形成してなることを特徴とする湯水混合水
栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16943197A JP3470013B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 湯水混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16943197A JP3470013B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 湯水混合水栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH111946A JPH111946A (ja) | 1999-01-06 |
| JP3470013B2 true JP3470013B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=15886477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16943197A Expired - Fee Related JP3470013B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 湯水混合水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3470013B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7296278B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2023-06-22 | 株式会社Kvk | 水栓ヘッド及び水栓 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP16943197A patent/JP3470013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH111946A (ja) | 1999-01-06 |
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