JPH10259626A - 湯水混合水栓 - Google Patents

湯水混合水栓

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JPH10259626A
JPH10259626A JP8441997A JP8441997A JPH10259626A JP H10259626 A JPH10259626 A JP H10259626A JP 8441997 A JP8441997 A JP 8441997A JP 8441997 A JP8441997 A JP 8441997A JP H10259626 A JPH10259626 A JP H10259626A
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JP
Japan
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hot
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water
tube section
water feed
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Application number
JP8441997A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Saeki
啓之 佐伯
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KVK Corp
Original Assignee
KVK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出管の長さ,形状等が変更されても低コス
トで対処でき形態の多様化に対し簡単に応じられる湯水
混合水栓を提供する。 【解決手段】 給湯管に接続される給湯用栓本体1A
と、給水管に接続される給水用栓本体1Bと、該給湯用
栓本体および給水用栓本体の二次側に接合され湯水を混
合吐出させる混合水吐出管20とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上水道に設けられる
湯水混合水栓の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に湯水混合水栓は、ボデー全体が青
銅等の金属により一体に鋳造されたものであって、これ
によって充分な耐食性および耐圧性が得られるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで今日の湯水混
合水栓の形態は、使用個所、或いは機能、或いは使用者
の趣向等に応じて非常に多様化して来ているので、製造
者としては非常に多種類の形態の湯水混合水栓を提供で
きる態勢を整えねばならず、そのために製造コストの上
昇が避け難いものとなっている。即ち、従来のように鋳
造によつて一体に水栓ボデーを成形していたのでは、吐
水部の長さや外形等がわずかに仕様の異なる場合でもそ
の設計,製造工程等を一から再検討し製造しなおさねば
ならなかったので、短期間で需要者の要望に応じられな
いと共に、製造コストが高くなる状況であった。
【0004】本発明は、このような課題を解決し、形態
の多様化に低コストで応じられる湯水混合水栓の構造を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の湯水
混合水栓は、給湯管に接続される給湯用栓本体と、給水
管に接続される給水用栓本体と、該給湯用栓本体および
給水用栓本体の二次側に接合され湯水を混合吐出させる
混合水吐出管とからなることを特徴とする。また本発明
は上記湯水混合水栓において、給湯用栓本体と給水用栓
本体とは同一形状または対称形状の一対の栓本体からな
ることを特徴する。また本発明は上記湯水混合水栓にお
いて、混合水吐出管の給湯用栓本体および給水用栓本体
との接合管部は同一軸線上にない形態としたことを特徴
する。さらに本発明は上記湯水混合水栓において、混合
水吐出管は給湯用栓本体および給水用栓本体との接合管
部が左右対称に形成されたY字形であって、その二次側
に先端が鉤状に折曲した吐出口が形成された延長管部を
接合してなることを特徴する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。この実施の形態は洗面器に取付けられる
2ハンドル型の湯水混合水栓に本発明を適応したもの
で、図1はその外観斜視図、図2はそのA−A線断面
図、図3はB−B線断面図、図4はC−C線断面図、図
5は分解斜視図である。
【0007】図において、符号1A,1Bは同一形状の
給湯用栓本体と給水用栓本体である。該栓本体1A,1
Bは、青銅により略円筒形の器体2が鋳造され、該器体
2から下方には夫々給湯管および給水管(図示せず)の
接続口3が一体に延設され、該接続口3の外周に螺子溝
を形成している。また該器体2の一側には吐出用の接合
管部9が一体に形成されている。なお、10は該器体2
の下部外周に形成された外周六角状の係合部である。4
は器体2の上端開口縁に螺着された金属製のキャップ、
5は器体2内に螺合されている金属製の栓棒、6は該器
体2内に設けられたコマ型の開閉弁、7は該栓棒5の上
方突出端にビス8により固着されたハンドルで、該ハン
ドル7を回転操作することによって栓棒5が上下し開閉
弁6が弁口11を開閉させる。なお12はキャップ内に
配設された水封用のゴムパッキンである。
【0008】20は栓本体1A,1Bの二次側、即ち接
合管部9に接合される合成樹脂製の混合水吐出管で、該
混合水吐出管20は、Y字形の混合管部21と延長管部
22とからなり、該混合管部21の左右対称に形成され
た接合管部21A,21Bにはその外周に水封用の弾性
Oリング23が巻止されている。また、24A,24B
は該接合管部21A,21Bの基部外周に一体に形成さ
れたフランジ状の位置決脚、25は混合管部21の基部
開口端に形成されたスリット孔である。延長管部22の
先端には鉤状の吐出口26が下向折曲状に形成されてい
る。30は該吐出口26中に設けた整水用フィンであ
る。また、該延長管部22の基部27には弾性Oリング
29が巻止されていると共に前記スリット孔25と合着
するスリット溝28が形成されている。このため該基部
27を混合管部21中に挿入しコ形のクリップ31を該
スリット孔25からスリット溝28にわたり挿通するこ
とで該延長管部22を混合管部21に抜脱不能に接合し
得る。
【0009】40は、台座板41と、該台座板41に合
着するカバー本体42とからなるプラスチック製のカバ
ーで、台座板41は両端部寄りに栓本体1A,1Bの接
続口3が貫通する貫通孔43A,43Bが夫々形成さ
れ、該台座板41内面の貫通孔43A,43Bの周囲に
は栓本体1A,1Bの六角状の係合部10に係合し該栓
本体1A,1Bの回り止めとなる内面六角状の回り止め
片44が形成される。また、45A,45Bは前記位置
決脚24A,24Bが嵌着するように台座板41の内面
に形成された位置決孔、46は組立用ビス47を貫挿す
るために台座板41に開設された通孔である。また、該
台座板41と一体に延板部48が形成され、該延板部4
8は混合水吐出管20の下側を被い得るもので先端部に
は吐出口26の嵌合孔49が開設されている。また、5
0は該台座板41および延板部48の外周縁を囲撓する
ように隆設された嵌合条、51は延板部48の両側縁に
上向に突設された鉤状の係合爪である。
【0010】またカバー本体42は台座板41上に合着
する長円形部分52と延板部48上に合着する鼻部53
とが一体となったT字状であって、夫々栓本体1A,1
Bおよび混合水吐出管20を包囲し得る中空殻状に形成
され、長円形部分52の両端部に栓本体1A,1Bのキ
ャップ4を突出させる透孔54が開設され、長円形部分
52の内面には組立用ビス47の螺合部55が形成さ
れ、鼻部53の内面には前記係合爪51が係合し得る突
起56が形成されている。
【0011】このため栓本体1A,1Bの接合管部9に
混合管部21の接合管部21A,21Bを挿入すると共
に、該混合管部21に基部27を挿入しクリップ31を
係合し、該栓本体1A,1Bの接続口3を貫通孔43
A,43Bに夫々貫挿し、係合部10を回り止め片44
内に合致させて該栓本体1A,1Bを回り止めし、位置
決脚24A,24Bを位置決孔45A,45Bに嵌合
し、吐出口26を嵌合孔49に嵌合することにより、該
混合水吐出管20を台座板41上に位置決め固定する。
そしてカバー本体42を台座板41上に被せ係合爪51
を突起56に係合させると共に、組立用ビス47を通孔
46に通し螺合部55に締付けることにより、該水栓を
カバー本体42により被う。そして接続口3に環状パッ
キン61,座金62を貫挿すると共に、図2,図3に示
したように、洗面台(図示せず)の水平なデッキ板60
に開設された貫通孔に該接続口3を夫々挿入し、該デッ
キ板60の裏側からナット53を締付することによりデ
ッキ板60上に取付けられる。
【0012】このように金属製の栓本体1A,1Bと合
成樹脂製の混合水吐出管20とを接合することによりこ
の水栓は組立てられるので、栓本体1A,1Bは充分な
耐食性,耐圧性が保持され、また、仕様変更に対しては
栓本体1A,1Bを共用部品としたうえで混合水吐出管
20の長さ,吐出方向等の需要先に応じた形態の種々異
なるものを用意することで、多様化に容易に対応するこ
とができる。
【0013】また、栓本体1A,1Bは係合部10と回
り止め片44の係合により回り止めされていると共に、
位置決脚24A,24Bを位置決孔45A,45Bに嵌
合することで位置決めされ、堅固に組立てられるので、
ハンドル7に過大な操作力が加わった場合にもその破
壊,水漏れ等を防止できる。また、混合水吐出管20は
Y字形であって接合管部21A,21Bは同一軸線上に
ない(即ち、T字状でない)ので、栓本体1A,1B或
いは混合水吐出管20に外力が加わった場合における強
度が向上する。即ち、例えば混合水吐出管20に上向ま
たは下向の荷重が掛かったとき、T字状であるとその力
が両栓本体1A,1Bの接合管部9に直に負荷するのに
対し、Y字状であるとその力は分散され破壊がまぬがれ
る。同様に栓本体1Aまたは1Bに外力が加わってもこ
のY字形の構成によってその外力に対して強固に対処で
きる。
【0014】また、混合管部21と延長管部22とを接
合したことでは、延長管部22を長さ或いは吐出口の形
状等の種々異なるものに変更すれば、混合管部21はそ
のいずれにも共通部品として使用できるようになるの
で、多様化に伴う部品点数の増大を回避することがで
き、結果的にコストを軽減できるようになる。
【0015】またカバー40の形態,色,材質等を変更
することによって外観を自由に変更できるので、使用個
所や使用者の趣向等に合わせた多くの種類の商品が新ら
ためて全体を設計しなおすことなく短期間で低コストで
提供できるようになる。
【0016】なお本発明は、実施形態として示した2ハ
ンドル式の湯水混合水栓のみでなく、シングルレバー式
の湯水混合水栓,サーモスタット付の湯水混合水栓に対
してもその技術思想をそのまま適用することができる。
【0017】
【発明の効果】このように本発明は、給湯用栓本体と給
水用栓本体と混合水吐出管とを夫々別体として形成しこ
れを接合することにより湯水混合水栓が組立てられるの
で、栓本体を同一形状、または対称形状の共通部品とし
て種々の形態の湯水混合水栓を構成することができ、仕
様変更に対して容易に対処できるようになり、多種,多
様な形態の商品を低コストで提供できるようにする有益
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る湯水混合水栓の実施の形態を示し
た外観斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】図1のC−C線断面図。
【図5】本発明に係る湯水混合水栓の実施の形態を示し
た分解斜視図。
【符号の説明】
1A,1B 栓本体 2 器体 3 接続口 6 開閉弁 7 ハンドル 9 接合管部 11 弁口 20 混合水吐出管 21 混合管部 21A,21B 接合管部 22 延長管部 24A,24B 位置決脚 40 カバー 41 台座板 42 カバー本体 43A,43B 貫通孔 45A,45B 位置決孔 48 延板部 49 嵌合孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯管に接続される給湯用栓本体と、給
    水管に接続される給水用栓本体と、該給湯用栓本体およ
    び給水用栓本体の二次側に接合され湯水を混合吐出させ
    る混合水吐出管とからなる湯水混合水栓。
  2. 【請求項2】 給湯用栓本体と給水用栓本体とは同一形
    状または対称形状の一対の栓本体からなるものである請
    求項1に記載の湯水混合水栓。
  3. 【請求項3】 混合水吐出管の給湯用栓本体および給水
    用栓本体との接合管部は同一軸線上にない形態とした請
    求項1または2に記載の湯水混合水栓。
  4. 【請求項4】 混合水吐出管は給湯用栓本体および給水
    用栓本体との接合管部が左右対称に形成されたY字形で
    あって、その二次側に先端が鉤状に折曲した吐出口が形
    成された延長管部を接合してなる請求項1〜3のいずれ
    かに記載の湯水混合水栓。
JP8441997A 1997-03-17 1997-03-17 湯水混合水栓 Pending JPH10259626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025634A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 Toto株式会社 カバー水栓

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025634A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 Toto株式会社 カバー水栓

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011113