JP3244637U - フットペダル用継手 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、レバー式や２ハンドル式の手動型である壁付混合水栓の手動操作による疲れを無くし、楽に吐水量の節約が可能であるフットペダル型への変更が容易で、構造が簡素なフットペダル用継手を提供する。【解決手段】 本考案のフットペダル用継手１は湯水導入口２部分が袋ナット７を有しており混合水栓９の湯水導出口８と接続され、内部が流路となり流出口４、流入口５とフットペダル１７を流出口用接続ホース１１、流入口用接続ホース１２を介して接続される。また蛇口アーム接続口３とは蛇口アーム流入口１５の蛇口アームナット１６によりを接続され、フットペダル型を可能にするフットペダル用継手１【選択図】図２

Description

本考案は、手動型の壁付混合水栓に継手を設け、レバー式、２ハンドル式、の手動型からフットペダル型化に関するものである。

壁付混合水栓の手動型には大きく分けレバー式と２バルブ式があり、これらの手動型の壁付混合水栓は、すでに一般家庭や飲食店などで広く利用されている。

しかし、これら手動型の壁付混合水栓を利用した流し台などの作業では料理する量や、洗い物等が多くなるにつれ手洗いを含め、手動操作の回数も多くなり手や身体の疲れ、操作の手間による時間のロス、等の負担が多くある。またその為に水を流し続け無駄な水の使用が多くあった。

これらの解消方法としてフットペダル型が提案されるが、すでに壁付混合水栓が既設されている状態からの変更には多種の継手と、それを取り付けするスペースが問題となってくる。その為継手の数を減らし、形状を小さくする必要がある。

また下記非特許文献１では切替用レバーがある為２ハンドル式混合水栓１９での取付けするスペースが無く、またフットペダルへの湯水接続に必要な２か所の接続口がなく接続ができない。

カクダイ 自在パイプ切替弁 総合カタログ Ｐ，４３７ 品番９０８３

本考案が解決しようとする課題は、すでに多くの家庭や飲食店などに既設され使用されている壁付混合水栓に現状のまま容易に取り付けができ、多数の継手を必要する事なく手動型からフットペダル型に変更出来るフットペダル用継手を提供することにある。

本考案は前記課題を解決するためになされたものであり、手動型壁付混合水栓の湯水導出口８の雄ネジと蛇口アームナット１６との接続部中間に取り付けし、既存の湯水導出口８の雄ネジに嵌めうる回転自在の袋ナット７を有し、蛇口アームナット１６側には嵌めうる雄ネジを蛇口アーム接続口３に有して、接続を可能とした継手であり後部壁側にはフットペダルへの湯水接続用として流出口４，流入口５を設け、手動型からフットペダル型に変更を可能としたフットペダル用継手である。

本考案のフットペダル用継手はすでに既設してもある手動型の壁付混合水栓を、現状のままで利用できフットペダルへの湯水接続口として流出口４，流入口５を設け、取り付けスペースの最小化、経済的負担を軽減して容易に取り付け可能とし、フットペダル型に変更できる利点がある。

本考案の湯水流路を示すフットペダル用継手の側面図 フットペダル用継手とレバー式壁付混合水栓とフックペダルの取り付けを示す全体図 フットペダル用継手とレバー式壁付混合水栓の取り付け後のフットペダルを含む正面図 フットペダル用継手と２ハンドル式壁付混合水栓の取り付け後の正面図

以下、図Ｉ～図３を参照して，湯水導出口８が下方向きの混合水栓９による本考案のフットペダル用継手１の実施形態について説明する。なお湯水導出口８には通常、蛇口アームのナット１６が嵌め合わされ接続、使用されている。また図４は２ハンドル式壁付混合栓１９の湯水導出口１８は上方向きである。

フットペダル用継手１には４か所の接続口が設けられ、湯水導入口２、蛇口アーム接続口３、後方壁側には、それぞれ筒状で同一の雄ネジ部が形成されている流出口４、流入口５、の２か所がフットペダル１７に接続用として設けられている。

上記、フットペダル用継手１の湯水導入口２部内には外向きフランジ状部６が形成され、このフランジ状部６と回転自在の袋ナット７の内向フランジ状部とが係合するように組み合わされ、かつ袋ナット７が筒状の雄ネジ部である湯水導出口８とネジ嵌め合わされ、混合水栓９と接続しフットペダル用継手１が固定されるようになってる。また筒状の雄ネジ部である湯水導出口８の先端と外向きフランジ状部６との間には、例えばニトリルゴム製等のパッキン１０が介在させられシールをしている。

流出口用接続ホース１１、流入口接続用ホース１２、にはそれぞれ片側に流出口４、流入口５が、筒状で同一の雄ネジ部が形成されている雄ネジに嵌め合うナット１３、ナット１４が付いており、もう片方にはそれぞれフットペダル１７が接続されている。

次にフットペダル用継手１の取り付け方法を説明する。
図２のフットペダル用継手１の流出口４に流出口用接続ホース１１の片側を取り付け、同様に流入口５に流入口用接続ホース１２の片側を取り付ける。

次に図２の下方向きである混合水栓９の湯水導出口８に、湯水導入口２の回転自在である袋ナット７でフットペダル用継手１を取り付け固定する。

次に固定されたフットペダル用継手１で筒状の雄ネジ部が形成されている蛇口アーム接続口３に蛇口アームナット１６にて接続する。

次に流出口用接続ホース１１と流入口用続用ホース１２の片側未接続部分をそれぞれフットペダル１７に接続する。

図３は取り付け後の混合水栓９とフットペダル用継手１及び、フットペダル１７の正面図を表す。

湯水の流れとして、混合水栓９のレバー２０の操作で開により設定された湯水は、湯水導出口８からフットペダル用継手１内を通り流出口４から流出口用接続ホース１１内を通り、フットペダル１７の操作で、開にする事でフットペダル１７内を通過し、流入口用接続用ホース１２を通り流入口５に戻り、蛇口アーム接続口３から蛇口アーム流入口１５部から入り、吐出口２１より吐出される。

また混合水栓９は公知のもので、レバー１６を操作することにより、適当な比率で湯水導出口８より湯水がフットペダル用継手１と入る。

図４では湯水導出口１８が上方向きの２ハンドル式混合水栓１９でフットペダル用継手１を取り付けした正面図であり、下方向きの湯水導出口８に対し上方向きの湯水導出口１８はフットペダル用継手１が上下反対にて取り付く。

尚、図１での湯水導入口２、流出口４、流入口５、蛇口アーム接続口３、の部分の詳細な説明は、公知の物を採用する事が出来る為、ここでは省略する。

このように構造が簡単で小さい継手である為、容易に混合水栓に取り付けをして、フックペダル型化が出来る。

１ フットペダル用継手
２ 湯水導入口
３ 蛇口アーム接続口
４ 流出口
５ 流入口
６ フランジ状部
７ 袋ナット
８ 湯水導出口
９ レバー式手動型壁付混合水栓（混合水栓）
１０ パッキン
１１ 流出口用接続ホース
１２ 流入口用接続用ホース
１３ ナット
１５ 蛇口アーム流入口
１６ 蛇口アームナット
１７ フットペダル
１８ 湯水導出口
１９ ２ハンドル式混合水栓
２０ レバー

Claims (2)

1. 湯水導出口８が下向きであるレバー式手動型壁付混合９の湯水導出口８の雄ネジと蛇口アームナット１６との接続部中間に取り付けし、既存の湯水導出口８の雄ネジに嵌めうる回転自在の袋ナット７を有し固定され、また他端側の蛇口アーム接続口３は蛇口アームナット１６との嵌めうる雄ネジを有し接続、取り付けを可能とした継手であり、後部壁側にはフットペダルへの湯水接続用として流出口４，流入口５を設け、手動型からフットペダル型に変更を可能とした特徴のフットペダル用継手。
2. 湯水導出口１８が上向きの２ハンドル式手動型壁付混合１９に取り付け可能とした事を特徴し、手動型からフットペダル型に変更可能とした請求項１のフットペダル用継手。

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