JP3469760B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- washing
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は通信手段により、他
の家電機器とネットワークを構成する洗濯機に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の洗濯機において、特開昭６２−１
３７０９３号公報に記載されるように洗濯の進行情報を
ＦＭ電波で送信し、ＦＭ受信機携帯者に音声で報知する
ものがある。 【０００３】また、特開平７−１２４３６８号公報に記
載されるように赤外線発信部を備え、動作状態を赤外線
で発信し洗濯機関連機器（バスポンプ・乾燥機・音声報
知装置）を制御するものがある。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】このように、洗濯の進
行情報をＦＭ電波で送信する洗濯機においては、洗濯の
進行状況を知るために常に受信状態になっているＦＭ受
信機を携帯する必要がある。 【０００５】他方、動作状態を赤外線で発信し音声報知
装置により音声で報知する洗濯機においては、音声報知
装置より発せられる音声が聞こえる範囲内に人がいなけ
ればならないという不便があった。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
以下の手段を持って解決している。データの送受信をす
るための、無線、又は、赤外線、又は、電力線を使用し
た通信手段を具備し、前記通信手段を介して同様に通信
手段を具備している他の家電機器と家庭内におけるネッ
トワークを構成する。 【０００７】これによって、洗濯の進行状況やエラーの
発生を、前記通信手段によってネットワークに接続され
ている他の家電機器に報知し、前記家電機器において前
記洗濯の進行状態やエラーの発生をディスプレイに表
示、または音声出力することができるので、洗濯機使用
者は身近のネットワークに接続されている家電機器より
洗濯機からの情報をディスプレイの表示または、音声に
よって知ることができる。 【０００８】また、外部より提供される天気情報を、前
記通信手段によってネットワークに接続されている通信
装置を介して入手し、表示部に前記天気情報を表示する
ので、洗濯機使用者は容易に洗濯後の天気を知ることが
できるので、洗濯実施の可否や乾燥機の使用する方がよ
いといったことを判断できる。 【０００９】さらに、衣類乾燥機能を有する洗濯機にお
いて、外部より提供される天気情報を、前記通信手段に
よってネットワークに接続されている通信装置を介して
入手した天気情報で、洗濯終了時の天気が雨の場合、衣
類乾燥動作の指示がされていない場合でも、洗濯終了後
引き続き衣類乾燥動作を行う。 【００１０】また、前記ネットワークを構成している他
の家電機器から発信される動作状態やエラーの発生情報
を、前記通信手段によって受信し表示部に表示するの
で、洗濯機使用者は洗濯機の表示部を見ることにより、
他の家電機器たとえばエアコンの設定温度といった動作
状況やエラー情報を知ることができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の洗濯機を示す実施
の形態の詳細を図面に基づいて説明する。なお、実施の
形態中のかっこ内の記号、例えば（Ｓ２）などは図５〜
図８のフローチャートにおけるステップ番号を示してい
る。 【００１２】図１は本発明の洗濯機の構成図で、１は洗
濯機、２は表示部、３は通信手段、４はアンテナであ
る。図２は本発明におけるネットワークの構成概念図
で、５はエアコン、６はテレビ、７は冷蔵庫、８は冷蔵
庫の表示部、９はパソコン、１０はパソコンに内蔵して
いる通信装置（モデム）に接続されている電話回線であ
る。図３は洗濯機の表示部における表示例の概念図、図
４は他の機器における表示例の概念図である。 【００１３】図５は本発明の洗濯機が洗濯動作を行う場
合の動作を示すフローチャートである。図６は本発明の
洗濯機が天気情報を入手する場合の動作を示すフローチ
ャートである。図７は本発明の洗濯機が乾燥機能を有す
る場合で、洗濯を終了した場合の動作を示すフローチャ
ートある。図８は本発明の洗濯機が他の機器からのデー
タを受信する場合の動作を示すフローチャートである。 【００１４】図１に示すように、本発明の洗濯機１は表
示部２と通信手投３を具備しており、前記通信手段３を
介して、図２に示すような、エアコン５やテレビ６とい
った同様に通信手段を具備している他の家電機器とネッ
トワークを構成しており、動作状態やエラー情報といっ
たデータを送受信できる。 【００１５】図１および図２は、通信手段３に無線を使
用した場合の図で、前記データはアンテナ４より電波と
して発射される。図示していないが通信手段３に前記無
線を使用する代わりに赤外線や、電力線を使用してもよ
い。 【００１６】図５のフローチャートにおいて、洗濯機１
は図示していない洗濯開始ボタンを押されると洗濯を開
始し（Ｓ１）、洗い動作を行い洗い動作中であること
を、表示部２に図３に示すような表示をするとともに、
通信手段３により他の機器に報知する（Ｓ２）。 【００１７】洗濯機１より前記洗い動作中であるという
データを受信した家電機器、例えば、テレビ６、パソコ
ン９や冷蔵庫８は、その画面や表示部８に図４のように
洗濯機のデータを表示する。また、テレビ６のような音
声出力ができる機器においては、表示とともに音声でも
受信した洗濯機の情報を出力する。これによって、洗濯
を行っている人は家庭内のどこにいても身近にあるネッ
トワークに接続されている機器から洗濯の進行状況を知
ることができる。 【００１８】洗濯機１は洗濯動作中に常時、給水ができ
ないとか蓋が開いているといったエラーを監視し（Ｓ
３）、エラーが発生した場合、エラー内容を洗濯機１の
表示部２に表示するとともに、通信手段３により他の機
器に報知する（Ｓ４）。洗濯機１の通信手段３より発信
されたエラー情報を受信した他の機器は、前述のように
洗濯機のエラー情報の表示や音声出力を行う。 【００１９】これによって、洗濯を行っている人は家庭
内のどこにいても身近にあるネットワークに接続されて
いる機器から洗濯機においてエラーが発生したことをを
知ることができ、素早く対応することができる。エラー
が発生した洗濯機１は前記Ｓ４の動作を行った後、エラ
ーの解除を監視し（Ｓ５）エラーが解除されると洗濯動
作を再開する。 【００２０】洗濯動作が進行し、例えば、洗いからすす
ぎに動作が変化すると（Ｓ６）、洗濯の終了かどうか判
断し（Ｓ７）、洗濯終了ではない場合、動作状態を通信
手段３により他の機器に報知し（Ｓ８）、Ｓ３のエラー
の監視に戻る。Ｓ７で洗濯が終了した場合、洗濯が終了
したことを通信手段３により他の機器に報知し（Ｓ９）
洗濯動作を停止する。 【００２１】以上のように洗濯機１が動作するので、洗
濯を行っている人は家庭内のどこにいても、身近にある
ネットワークに接続されている機器から洗濯の進行状況
等を知ることができる。 【００２２】図６のフローチャートにおいて、洗濯機１
は天気情報を入手するために通信手段３により、パソコ
ン９に内蔵されている図示していない通信機器（以下モ
デム）に接続要求信号を送出し（Ｓ１０）、モデムの応
答を監視する（Ｓ１１）。モデムが応答しない場合、モ
デムに対する接続要求信号の送出を３回行ったかチェッ
クを行い（Ｓ１２）、３回行っていない場合Ｓ１０に戻
って再度接続要求信号を送出する。モデムヘの接続要求
信号の送出を３回行ってもモデムが応答しない場合、洗
濯機１はモデムとの接続ができなかったものと判断し、
表示部２に天気情報の代わりに、モデムが応答しないこ
とを表示し（Ｓ１３）、天気情報の入手動作を終了す
る。 【００２３】Ｓ１ｌでモデムが応答した場合、洗濯機１
はモデムに対して天気情報入手要求を行う（Ｓ１４）。
洗濯機１から天気情報入手要求されたモデムは、電話回
線１０を通して外部より提供されている天気情報を入手
し、前記入手した天気情報を洗濯機１に送信する。 【００２４】洗濯機１はモデムからの天気情報を受信す
るまで待機し（Ｓ１５）、天気情報を入手すると、表示
部２に入手した天気情報を図３に示すように表示する
（Ｓ１６）。これによって、洗濯の前や途中において洗
濯後の天気を知ることができるので、洗濯の実施の可否
や洗濯物を外に干せばよいのか乾燥機を使用した方がよ
いのかといった判断を容易にすることができる。 【００２５】図７のフローチャートにおいて、乾燥機能
を有する洗濯機１が洗濯動作行っている時、洗濯機１は
洗濯が経了したかどうかを監視し（Ｓ１７）、洗濯が終
了した場合、上述した通信手段３によりモデム経由で入
手した天気情報のチェックを行う（Ｓ１８）。 【００２６】天気が雨でなければ、洗濯が終了したこと
を通信手段３により他の機器に報知する（Ｓ１９）。天
気が雨の場合、通信手段３により洗濯に引き続き衣類乾
燥動作を行うことを他の機器に報知（Ｓ２０）した後、
衣類乾燥動作を開始する（Ｓ２１）。これによって、洗
濯を行っている人は洗濯物を外に干せばよいのか乾燥機
を使用した方がよいのかといった判断や、天気が悪い場
合で洗濯物を乾燥機能付き洗濯機で行う場合でも、洗濯
機１に対して乾燥動作の設定をする必要がない。 【００２７】図８のフローチャートにおいて、洗濯機１
は洗濯動作に関わらず、常時通信手段３を介して他のネ
ットワークに接続されている機器からのデータを受信の
有無を監視し（Ｓ２２）、他の機器からのデータを受信
した場合、表示部２にその内容を表示する（Ｓ２３）。
これによって、洗濯機１の表示部２を見るだけで他の機
器の動作状態を知ることができる。 【００２８】 【発明の効果】以上の説明で明らかな様に、本発明によ
って以下の効果が得られる。 通信手段を介してネットワ
ーク接続されている家庭内の他の家電機器において洗濯
機の進行状況やエラーの発生を知ることができるので、
家庭内のどこにいる場合でも、例えば、従来例のように
ＦＭ受信機のような専用の機器を携帯することなく、容
易に知ることができる。 【００２９】また、通信手段として無線、赤外線または
電力線を使用すれば、工事を必要とせず容易にネットワ
ークを構成することができる。 【００３０】さらに、外部より提供される天気情報を、
通信手段によってネットワークに接続されているパソコ
ンを介して入手し、天気情報を表示するので、洗濯機に
天気を予測するような機器を内蔵する必要がなく、低コ
ストで洗濯の際に参考となる天気情報を得ることがで
き、洗濯の実施の可否や洗濯物を外に干せばよいのか乾
燥機を使用した方がよいのかといった判断を容易に行う
ことができる。 【００３１】さらに、乾燥機能を有している洗濯機の場
合、洗濯動作が終了した時点の天気が悪ければ引き続き
乾燥動作を行うので、洗濯を行っている人は洗濯物を外
に干せばよいのか乾燥機を使用した方がよいのかといっ
た判断や、天気が悪い場合で洗濯物を乾燥機能付き洗濯
機で行う場合でも、洗濯機に対して乾燥動作の設定をす
る必要がない。 【００３２】さらに、通信手段を介して他のネットワー
クに接続されている機器からのデータを受信の有無を監
視し、他の機器からのデータを受信した場合表示部にそ
の内容を表示するので、洗濯機の表示部を見るだけで他
の機器の動作状態を知ることができる。
の家電機器とネットワークを構成する洗濯機に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の洗濯機において、特開昭６２−１
３７０９３号公報に記載されるように洗濯の進行情報を
ＦＭ電波で送信し、ＦＭ受信機携帯者に音声で報知する
ものがある。 【０００３】また、特開平７−１２４３６８号公報に記
載されるように赤外線発信部を備え、動作状態を赤外線
で発信し洗濯機関連機器（バスポンプ・乾燥機・音声報
知装置）を制御するものがある。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】このように、洗濯の進
行情報をＦＭ電波で送信する洗濯機においては、洗濯の
進行状況を知るために常に受信状態になっているＦＭ受
信機を携帯する必要がある。 【０００５】他方、動作状態を赤外線で発信し音声報知
装置により音声で報知する洗濯機においては、音声報知
装置より発せられる音声が聞こえる範囲内に人がいなけ
ればならないという不便があった。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
以下の手段を持って解決している。データの送受信をす
るための、無線、又は、赤外線、又は、電力線を使用し
た通信手段を具備し、前記通信手段を介して同様に通信
手段を具備している他の家電機器と家庭内におけるネッ
トワークを構成する。 【０００７】これによって、洗濯の進行状況やエラーの
発生を、前記通信手段によってネットワークに接続され
ている他の家電機器に報知し、前記家電機器において前
記洗濯の進行状態やエラーの発生をディスプレイに表
示、または音声出力することができるので、洗濯機使用
者は身近のネットワークに接続されている家電機器より
洗濯機からの情報をディスプレイの表示または、音声に
よって知ることができる。 【０００８】また、外部より提供される天気情報を、前
記通信手段によってネットワークに接続されている通信
装置を介して入手し、表示部に前記天気情報を表示する
ので、洗濯機使用者は容易に洗濯後の天気を知ることが
できるので、洗濯実施の可否や乾燥機の使用する方がよ
いといったことを判断できる。 【０００９】さらに、衣類乾燥機能を有する洗濯機にお
いて、外部より提供される天気情報を、前記通信手段に
よってネットワークに接続されている通信装置を介して
入手した天気情報で、洗濯終了時の天気が雨の場合、衣
類乾燥動作の指示がされていない場合でも、洗濯終了後
引き続き衣類乾燥動作を行う。 【００１０】また、前記ネットワークを構成している他
の家電機器から発信される動作状態やエラーの発生情報
を、前記通信手段によって受信し表示部に表示するの
で、洗濯機使用者は洗濯機の表示部を見ることにより、
他の家電機器たとえばエアコンの設定温度といった動作
状況やエラー情報を知ることができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の洗濯機を示す実施
の形態の詳細を図面に基づいて説明する。なお、実施の
形態中のかっこ内の記号、例えば（Ｓ２）などは図５〜
図８のフローチャートにおけるステップ番号を示してい
る。 【００１２】図１は本発明の洗濯機の構成図で、１は洗
濯機、２は表示部、３は通信手段、４はアンテナであ
る。図２は本発明におけるネットワークの構成概念図
で、５はエアコン、６はテレビ、７は冷蔵庫、８は冷蔵
庫の表示部、９はパソコン、１０はパソコンに内蔵して
いる通信装置（モデム）に接続されている電話回線であ
る。図３は洗濯機の表示部における表示例の概念図、図
４は他の機器における表示例の概念図である。 【００１３】図５は本発明の洗濯機が洗濯動作を行う場
合の動作を示すフローチャートである。図６は本発明の
洗濯機が天気情報を入手する場合の動作を示すフローチ
ャートである。図７は本発明の洗濯機が乾燥機能を有す
る場合で、洗濯を終了した場合の動作を示すフローチャ
ートある。図８は本発明の洗濯機が他の機器からのデー
タを受信する場合の動作を示すフローチャートである。 【００１４】図１に示すように、本発明の洗濯機１は表
示部２と通信手投３を具備しており、前記通信手段３を
介して、図２に示すような、エアコン５やテレビ６とい
った同様に通信手段を具備している他の家電機器とネッ
トワークを構成しており、動作状態やエラー情報といっ
たデータを送受信できる。 【００１５】図１および図２は、通信手段３に無線を使
用した場合の図で、前記データはアンテナ４より電波と
して発射される。図示していないが通信手段３に前記無
線を使用する代わりに赤外線や、電力線を使用してもよ
い。 【００１６】図５のフローチャートにおいて、洗濯機１
は図示していない洗濯開始ボタンを押されると洗濯を開
始し（Ｓ１）、洗い動作を行い洗い動作中であること
を、表示部２に図３に示すような表示をするとともに、
通信手段３により他の機器に報知する（Ｓ２）。 【００１７】洗濯機１より前記洗い動作中であるという
データを受信した家電機器、例えば、テレビ６、パソコ
ン９や冷蔵庫８は、その画面や表示部８に図４のように
洗濯機のデータを表示する。また、テレビ６のような音
声出力ができる機器においては、表示とともに音声でも
受信した洗濯機の情報を出力する。これによって、洗濯
を行っている人は家庭内のどこにいても身近にあるネッ
トワークに接続されている機器から洗濯の進行状況を知
ることができる。 【００１８】洗濯機１は洗濯動作中に常時、給水ができ
ないとか蓋が開いているといったエラーを監視し（Ｓ
３）、エラーが発生した場合、エラー内容を洗濯機１の
表示部２に表示するとともに、通信手段３により他の機
器に報知する（Ｓ４）。洗濯機１の通信手段３より発信
されたエラー情報を受信した他の機器は、前述のように
洗濯機のエラー情報の表示や音声出力を行う。 【００１９】これによって、洗濯を行っている人は家庭
内のどこにいても身近にあるネットワークに接続されて
いる機器から洗濯機においてエラーが発生したことをを
知ることができ、素早く対応することができる。エラー
が発生した洗濯機１は前記Ｓ４の動作を行った後、エラ
ーの解除を監視し（Ｓ５）エラーが解除されると洗濯動
作を再開する。 【００２０】洗濯動作が進行し、例えば、洗いからすす
ぎに動作が変化すると（Ｓ６）、洗濯の終了かどうか判
断し（Ｓ７）、洗濯終了ではない場合、動作状態を通信
手段３により他の機器に報知し（Ｓ８）、Ｓ３のエラー
の監視に戻る。Ｓ７で洗濯が終了した場合、洗濯が終了
したことを通信手段３により他の機器に報知し（Ｓ９）
洗濯動作を停止する。 【００２１】以上のように洗濯機１が動作するので、洗
濯を行っている人は家庭内のどこにいても、身近にある
ネットワークに接続されている機器から洗濯の進行状況
等を知ることができる。 【００２２】図６のフローチャートにおいて、洗濯機１
は天気情報を入手するために通信手段３により、パソコ
ン９に内蔵されている図示していない通信機器（以下モ
デム）に接続要求信号を送出し（Ｓ１０）、モデムの応
答を監視する（Ｓ１１）。モデムが応答しない場合、モ
デムに対する接続要求信号の送出を３回行ったかチェッ
クを行い（Ｓ１２）、３回行っていない場合Ｓ１０に戻
って再度接続要求信号を送出する。モデムヘの接続要求
信号の送出を３回行ってもモデムが応答しない場合、洗
濯機１はモデムとの接続ができなかったものと判断し、
表示部２に天気情報の代わりに、モデムが応答しないこ
とを表示し（Ｓ１３）、天気情報の入手動作を終了す
る。 【００２３】Ｓ１ｌでモデムが応答した場合、洗濯機１
はモデムに対して天気情報入手要求を行う（Ｓ１４）。
洗濯機１から天気情報入手要求されたモデムは、電話回
線１０を通して外部より提供されている天気情報を入手
し、前記入手した天気情報を洗濯機１に送信する。 【００２４】洗濯機１はモデムからの天気情報を受信す
るまで待機し（Ｓ１５）、天気情報を入手すると、表示
部２に入手した天気情報を図３に示すように表示する
（Ｓ１６）。これによって、洗濯の前や途中において洗
濯後の天気を知ることができるので、洗濯の実施の可否
や洗濯物を外に干せばよいのか乾燥機を使用した方がよ
いのかといった判断を容易にすることができる。 【００２５】図７のフローチャートにおいて、乾燥機能
を有する洗濯機１が洗濯動作行っている時、洗濯機１は
洗濯が経了したかどうかを監視し（Ｓ１７）、洗濯が終
了した場合、上述した通信手段３によりモデム経由で入
手した天気情報のチェックを行う（Ｓ１８）。 【００２６】天気が雨でなければ、洗濯が終了したこと
を通信手段３により他の機器に報知する（Ｓ１９）。天
気が雨の場合、通信手段３により洗濯に引き続き衣類乾
燥動作を行うことを他の機器に報知（Ｓ２０）した後、
衣類乾燥動作を開始する（Ｓ２１）。これによって、洗
濯を行っている人は洗濯物を外に干せばよいのか乾燥機
を使用した方がよいのかといった判断や、天気が悪い場
合で洗濯物を乾燥機能付き洗濯機で行う場合でも、洗濯
機１に対して乾燥動作の設定をする必要がない。 【００２７】図８のフローチャートにおいて、洗濯機１
は洗濯動作に関わらず、常時通信手段３を介して他のネ
ットワークに接続されている機器からのデータを受信の
有無を監視し（Ｓ２２）、他の機器からのデータを受信
した場合、表示部２にその内容を表示する（Ｓ２３）。
これによって、洗濯機１の表示部２を見るだけで他の機
器の動作状態を知ることができる。 【００２８】 【発明の効果】以上の説明で明らかな様に、本発明によ
って以下の効果が得られる。 通信手段を介してネットワ
ーク接続されている家庭内の他の家電機器において洗濯
機の進行状況やエラーの発生を知ることができるので、
家庭内のどこにいる場合でも、例えば、従来例のように
ＦＭ受信機のような専用の機器を携帯することなく、容
易に知ることができる。 【００２９】また、通信手段として無線、赤外線または
電力線を使用すれば、工事を必要とせず容易にネットワ
ークを構成することができる。 【００３０】さらに、外部より提供される天気情報を、
通信手段によってネットワークに接続されているパソコ
ンを介して入手し、天気情報を表示するので、洗濯機に
天気を予測するような機器を内蔵する必要がなく、低コ
ストで洗濯の際に参考となる天気情報を得ることがで
き、洗濯の実施の可否や洗濯物を外に干せばよいのか乾
燥機を使用した方がよいのかといった判断を容易に行う
ことができる。 【００３１】さらに、乾燥機能を有している洗濯機の場
合、洗濯動作が終了した時点の天気が悪ければ引き続き
乾燥動作を行うので、洗濯を行っている人は洗濯物を外
に干せばよいのか乾燥機を使用した方がよいのかといっ
た判断や、天気が悪い場合で洗濯物を乾燥機能付き洗濯
機で行う場合でも、洗濯機に対して乾燥動作の設定をす
る必要がない。 【００３２】さらに、通信手段を介して他のネットワー
クに接続されている機器からのデータを受信の有無を監
視し、他の機器からのデータを受信した場合表示部にそ
の内容を表示するので、洗濯機の表示部を見るだけで他
の機器の動作状態を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の洗濯機の構成図である。
【図２】本発明におけるネットワークの構成図である。
【図３】本発明における洗濯機の表示部における表示例
の概念図である。 【図４】本発明における他の機器における表示例の概念
図である。 【図５】本発明における洗濯機が洗濯動作を行う場合の
動作を示すフローチャートである。 【図６】本発明における洗濯機が天気情報を入手する場
合の動作を示すフローチャートである。 【図７】本発明における乾燥機能を有する洗濯機の洗濯
終了時の動作を示すフローチャートである。 【図８】本発明における洗濯機が他の機器からのデータ
を受信する場合の動作を示すフローチャートである。 【符号の説明】 １ 洗濯機 ２ 表示部 ３ 通信手段 ４ アンテナ ５ エアコン ６ テレビ ７ 冷蔵庫 ８ 冷蔵庫表示部 ９ パソコン １０ 電話回線
の概念図である。 【図４】本発明における他の機器における表示例の概念
図である。 【図５】本発明における洗濯機が洗濯動作を行う場合の
動作を示すフローチャートである。 【図６】本発明における洗濯機が天気情報を入手する場
合の動作を示すフローチャートである。 【図７】本発明における乾燥機能を有する洗濯機の洗濯
終了時の動作を示すフローチャートである。 【図８】本発明における洗濯機が他の機器からのデータ
を受信する場合の動作を示すフローチャートである。 【符号の説明】 １ 洗濯機 ２ 表示部 ３ 通信手段 ４ アンテナ ５ エアコン ６ テレビ ７ 冷蔵庫 ８ 冷蔵庫表示部 ９ パソコン １０ 電話回線
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 データの送受信をする通信手段と、該通
信手段で受信したデータを表示する表示部とを備えた洗
濯機において、 上記洗濯機とデータの送受信を行い、該洗濯機から受信
したデータに基づき該洗濯機の動作状態を報知するエア
コン、テレビ、冷蔵庫のいずれか一つ以上の家電機器
と、電話回線と接続されているパソコンと、上記通信手
段を介してネットワークを構成し、 常時、上記家電機器の動作状態を示すデータを受信し、
受信した上記家電機器とパソコンの動作状態を上記表示
部に表示するとともに、 自らの動作状態が変化する毎に、上記通信手段を介して
上記家電機器に当該動作状態を報知させるためのデータ
の送信を行い、 自らの動作状態が変化する毎に、上記パソコンに対して
外部より提供される天気情報を要求し、該パソコンより
受信した天気情報を上記表示部に表示するとともに、洗
濯終了時に該パソコンより受信した天気情報が雨でなけ
れば洗濯が終了したことを上記家電機器に報知させるた
めのデータを送信し、天気情報が雨の場合には衣類乾燥
動作を開始し、上記家電機器に当該動作状態を報知させ
るためのデータを送信する制御を行なう ことを特徴とす
る洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31500197A JP3469760B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31500197A JP3469760B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11146991A JPH11146991A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3469760B2 true JP3469760B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18060226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31500197A Expired - Fee Related JP3469760B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469760B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| ES2267685T5 (es) * | 2000-06-13 | 2011-07-21 | Lg Electronics, Inc. | Lavadora. |
| EP1186693B1 (en) | 2000-09-04 | 2007-12-05 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and system data changing method of the same |
| KR100517595B1 (ko) * | 2000-10-19 | 2005-09-28 | 엘지전자 주식회사 | 조언부 세탁기와 그 구현방법 |
| KR20020040304A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 구자홍 | 세탁기의 자가진단장치 및 그 방법 |
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