JP6389719B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP6389719B2
JP6389719B2 JP2014196259A JP2014196259A JP6389719B2 JP 6389719 B2 JP6389719 B2 JP 6389719B2 JP 2014196259 A JP2014196259 A JP 2014196259A JP 2014196259 A JP2014196259 A JP 2014196259A JP 6389719 B2 JP6389719 B2 JP 6389719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
drum
communication device
outer box
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014196259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016064103A (ja
Inventor
葵 井岡
葵 井岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014196259A priority Critical patent/JP6389719B2/ja
Publication of JP2016064103A publication Critical patent/JP2016064103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6389719B2 publication Critical patent/JP6389719B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明はドラム式洗濯機に関する。
従来、ドラム式洗濯機としては、開口部を前側に有する外箱と、この外箱に取り付けられ、開口部を開閉する扉とを備えたものがある(例えば特開2012−105694号公報(特許文献1)参照)。
また、上記開口部の近傍には、外箱外の通信端末と無線通信を行う無線通信装置が設けられている。
特開2012−105694号公報
上記従来のドラム式洗濯機では、外箱内のドラム内へ洗濯物を入れたり、ドラム内から洗濯物を出したりするとき、扉が開閉される。このとき、上記開口部の近傍には無線通信装置が設けられているため、無線通信装置は扉の開閉による衝撃を受け易い。
したがって、上記従来のドラム式洗濯機には、機械的な振動で無線通信装置が故障する可能性が高いという問題がある。
そこで、この発明の課題は、無線通信装置が故障する可能性を低減できるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のドラム式洗濯機は、
開口部を前側に有する外箱と、
上記外箱に取り付けられて上記開口部を開閉する扉と、
上記外箱内に配置された水槽と、
上記水槽内に回転可能に配置され、洗濯物を収容するドラムと、
上記外箱外の通信端末と無線通信を行う無線通信装置と
上記水槽内への水の供給を制御する給水弁と、
上記給水弁を支持するための支持部材と
を備え、
上記無線通信装置は、上記外箱の上部と上記水槽との間の後側に配置され
上記支持部材には、上記無線通信装置が上記外箱の後部の近傍に位置するように、上記無線通信装置を保持する保持部が設けられることを特徴としている。
一実施形態のドラム式洗濯機は、
上記ドラム内から出た空気を上記ドラム内に戻すように案内する循環経路と、
上記循環経路内を上記ドラムへ向かって流れる空気を加熱する加熱装置と、
上記循環経路内の空気を上記ドラム内へ流す循環ファンと、
上記循環経路に設けられたフィルタと
を備え、
上記外箱の上部と上記水槽との間の左右方向の一方側に、上記無線通信装置が位置し、かつ、上記外箱の上部と上記水槽との間の左右方向の他方側に、上記フィルタが位置する。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記支持部材は非金属材料で構成される。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記無線通信装置は上記保持部に着脱可能に取り付けられる。
この発明のドラム式洗濯機は、外箱の上部と水槽との間の後側に無線通信装置が配置されるので、扉の開閉に起因する悪影響が無線通信装置に及び難く、無線通信装置が故障する可能性を低減できる。
この発明の第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機の概略斜視図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能に関する概略構成の模式図である。 上記洗濯乾燥機の制御ブロック図である。 図1の給水弁およびその周辺部の拡大図である。 支持部材の概略斜視図である。 支持部材の概略上面図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の模式上面図である。
以下、この発明のドラム式洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、この発明の第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機を前側の斜め上方から見た概略斜視図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外郭を成す外箱1を備える。この外箱1は、上面パネル101と、操作表示部102と、前面パネル103と、後面パネル104と、右側面パネル105Aと、左側面パネル105B(図5に示す)と、底台106とで構成されている。
また、上記外箱1は、開口部1aを前側に有している。より詳しくは、開口部1aは、前面パネル103に設けられ、洗濯物5(図2に示す)が通過する。この前面パネル103には扉21が回動可能に取り付けられており、開口部1aは扉21で開閉される。
上記操作表示部102は、開口部1a上に位置するように前面パネル103に取り付けられている。すなわち、操作表示部102は外箱1の前側上部に位置する。
また、上記操作表示部102の側方には、洗濯剤を収容可能な洗濯剤ケース50が設けられている。ここで、上記洗濯剤とは、洗濯物5を洗ったり、すすいだりするときに、水槽2に供給する水に溶け込ます粉末剤または液材である。上記洗濯剤の具体例としては、洗剤、漂白剤、柔軟剤などがある。
図2は、上記ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能に関する概略構成を模式的に示す図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱1内に配置された水槽2と、この水槽2内に回転可能に配置され、洗濯物5を収容するドラム3と、このドラム3を回転駆動するドラム駆動用モータ4と、このドラム駆動用モータ4を制御する制御装置60とを備えている。このドラム3の回転軸Jは、前側が後側よりも高くなるように、水平方向に対して傾斜している。また、水槽2およびドラム3は、それぞれ、扉21側に向かって開口しており、扉21を開くことで、ドラム3内に洗濯物5を入れたり、ドラム3内から洗濯物5を出したりすることが可能である。また、扉21を閉じることで、水槽2内の気体および液体が前面パネル103の開口部1aを介して外箱1に漏れ出ないようになる。すなわち、扉21の閉鎖によって、水槽2の水密および気密を保つことが可能である。なお、回転軸Jは、水平方向に対して略平行であってもよい。
また、上記水槽2の上方には、外箱1の上部を形成する上面パネル101が配置されている。また、水槽2の前方には、外箱1の前部の大部分を形成する前面パネル103が配置されている。また、水槽2の後方には、外箱1の後部を形成する後面パネル104が配置されている。
また、上記外箱1内の上側空間における前後方向の略中央には、フィルタ30を着脱可能に収納するフィルタ収納部40が配置されている。このフィルタ収納部40の吸気口40aは、第1空気循環ダクト23を介して水槽2の排気口22に接続されている。また、フィルタ収納部40の排気口40bは、第2空気循環ダクト24を介して、加熱装置の一例としてのヒートポンプユニット13に接続されている。このヒートポンプユニット13は、外箱1内の下側空間の後側に配置されている。また、ヒートポンプユニット13は、送風ダクト26を介して水槽2の吸気口25に接続されている。この送風ダクト26のヒートポンプユニット13側の部分には循環ファン11が設けられている。
上記第1空気循環ダクト23、フィルタ収納部40、第2空気循環ダクト24および送風ダクト26で、ドラム3内から出た空気をドラム3内に戻すように案内する循環経路201を形成している。この循環経路201内をドラム3へ向かって流れる空気がヒートポンプユニット13によって加熱される。また、循環ファン11は上記循環経路201内の空気をドラム3内へ流す。
また、上記ドラム3の周壁部3aには、水槽2とドラム3の間の空間と、ドラム3内の空間との間で、液体および気体の流通を可能にするための複数の貫通孔(図示せず)が形成されている。また、ドラム3の底部3bには水槽2の吸気口25に連通する複数の空気導入孔(図示せず)が形成されている。これにより、ヒートポンプユニット13から送風ダクト26を経て供給される乾燥した加熱空気は、矢印Yで示すように、吸気口25からドラム3内に導入される。
また、上記加熱空気はドラム3内に収容された洗濯物5から水分を奪って吸湿空気となる。この吸湿空気は、矢印Zで示すように、ドラム3の周壁部3aの貫通孔から、ドラム3と水槽2の間の空間に抜けた後、水槽2の排気口22から第1空気循環ダクト23を介してフィルタ収納部40に排気され、このフィルタ収納部40から第2空気循環ダクト24を通ってヒートポンプユニット13に導入される。このとき、フィルタ30が吸湿空気に含まれる糸くず等を捕獲する。すなわち、上記吸湿空気から糸くず等が分離されてフィルタ30に残る。
上記ヒートポンプユニット13は、蒸発器10、圧縮機7、凝縮器8および膨張弁9を有する。この蒸発器10、圧縮機7、凝縮器8、膨張弁9および冷媒配管14が冷媒回路を構成し、圧縮機7で圧縮された冷媒が凝縮器8、膨張弁9および蒸発器10をこの順で流れる。また、圧縮機7と凝縮器8の間の冷媒配管14には、ヒートポンプユニット13の状態を検知するための温度センサ16が取り付けられている。
図3は上記洗濯乾燥機の制御ブロック図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、マイクロコンピュータなどからなる制御装置60と、外箱1外の通信端末(図示せず)と無線通信を行う直方体形状の無線通信装置80とを備えている。この制御装置100は、操作表示部102の操作部20aと温度センサ16と無線通信装置80となどからの信号に基づいて、ドラム駆動用モータ4と、循環ファン11と、ヒートポンプユニット13と、操作表示部102の表示部102bと、後述する第1,第2給水弁73A,73Bと、排水弁42となどを制御する。
上記排水弁42は水槽2下に配置される。より詳しくは、水槽2内の水は排水経路(図示せず)によって外箱1外へ案内される。この排水経路に排水弁42が設けられている。排水モータが排水弁42を開けると、水槽2内の水は上記排水経路を介して外箱1外に流れ出る。一方、排水モータが排水弁42を閉めると、水槽2内の水は外箱1外に流れ出なくなる。
上記無線通信装置80は、図示しないが、アンテナと、無線通信回路を有する無線通信モジュールとを備え、配線を介して電源部に電気的に接続される。
図4は、図1の給水弁およびその周辺部を拡大した図である。なお、図4では上面パネル101の図示を省略している。
上記無線通信装置80は、外箱1の上部を形成する上面パネル101と、水槽2との間に配置されている。より詳しくは、無線通信装置80は、上面パネル101と水槽2の間の後側に位置するように、支持部材90によって支持される。
上記支持部材90は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、ポリカーボネート樹脂、液晶ポリマー樹脂等の非金属材料を用いて、無線通信装置80および給水装置70を支持可能な形状に形成されている。この支持部材90は、前端部90aが左側面パネル105Bおよび補強部材110に取り付けられる一方、後端部90bが後面パネル104に取り付けられる。
上記補強部材110は、上面パネル101を補強するため、上面パネル101の内面に当接する。この補強部材110を前側から見たときの形状は逆U字形状になっている。また、補強部材110の右端は右側面パネル105Aに固定されている。一方、補強部材110の左端は左側面パネル105Bに固定されている。
上記給水装置70は、給水装置本体71と、この給水装置本体71の上部に設けられた接続口72と、給水装置本体71の後部に設けられた第1,第2給水弁73A,73Bとを有している。この接続口72はホース(図示せず)を介して水道の蛇口に接続される。また、給水装置本体71は第1,第2給水ホース51A,51Bを介して洗濯剤ケース50に接続されている。これにより、水道水は接続口72から給水装置本体71内に流入した後、第1給水ホース51Aまたは第2給水ホース51Bを介して洗濯剤ケース50内に流入できるようになっている。より詳しくは、第1給水弁73Aが開閉することで、水道水が第1給水ホース51Aを流れたり、第2給水ホース51Bに流れなかったりする。一方、第2給水弁73Bが開閉することで、水道水が第2給水ホース51Bを流れたり、第2給水ホース51Bに流れなかったりする。すなわち、第1,第2給水ホース51A,51B内の水道水の流れは第1,第2給水弁73A,73Bによって制御される。
上記第1給水ホース51Aから洗濯剤ケース50内に流入した水道水は、洗剤および漂白剤を収容する領域を通ってから、洗濯剤ケース50外に出て、水槽2内へ向かう。これにより、上記洗剤および漂白剤のうちの少なくとも一方が上記領域にあれば、その少なくとも一方が水道水によって水槽2内に運ばれる。
一方、上記第2給水ホース51Bから洗濯剤ケース50内に流入した水道水は、柔軟剤を収容する他の領域を通ってから、洗濯剤ケース50外に出て、水槽2内へ向かう。これにより、上記柔軟剤が上記他の領域にあれば、その柔軟剤が水道水によって水槽2内に運ばれる。
図5は、支持部材90を前側の斜め上方から見た概略図である。また、図6は、支持部材90を上方から見た概略図である。
上記支持部材90は、図5,図6に示すように、給水装置70が着脱可能に嵌合する開口部90cを前端部90aに有する。
上記開口部90cの周囲にはネジ穴91A,91Bおよび貫通孔92が設けられている。このネジ穴91A,91Bに挿入されるネジ94A,94B(図4に示す)を締め付けることにより、給水装置本体71が支持部材90の前端部90aに固定される。このとき、第1,第2給水弁73A,73Bが支持部材によって間接的に支持される。また、貫通孔92に挿通されるネジ95(図4に示す)を締め付けることにより、支持部材90の前端部90aが補強部材110に固定される。
また、上記支持部材90は、無線通信装置80が着脱可能に取り付けられる無線通信装置用凹部90dを後端部90bに有している。より詳しくは、無線通信装置用凹部90dには無線通信装置80が取り外し可能に嵌合する。このとき、外箱1の後部を形成する後面パネル104の近傍に無線通信装置80が位置する。また、無線通信装置用凹部90dの底部に設けられた一対の爪部97A,97Bが無線通信装置80の側面に係止する。すなわち、無線通信装置80が無線通信装置用凹部90dによって保持される。なお、無線通信装置用凹部90dは保持部の一例である。
上記無線通信装置用凹部90dの近傍には貫通孔93が設けられている。この貫通孔93に挿通されるネジ96(図4に示す)を締め付けることにより、支持部材90の後端部90bが後面パネル104に固定される。
図7は、上記ドラム式洗濯乾燥機を上方から見た模式図である。なお、図7では、上面パネル101、水槽2などの図示を省略している。
上記無線通信装置80は中心線Lよりも図中左側に位置する。一方、フィルタ30は中心線Lよりも図中右側に位置する。別の言い方をすれば、外箱1の上部を形成する上面パネル101と、水槽2との間において、無線通信装置80が左右方向の一方側に位置し、かつ、フィルタ30が左右方向の他方側に位置する。ここで、中心線Lは、外箱1の左右方向の長さの中心を通る線である。
上記構成のドラム3式洗濯乾燥機によれば、上記扉21を開閉するとき、扉21の開閉による衝撃は、前面パネル103側で受けるよりも、後面パネル104側で受ける方が小さくて済む。したがって、上面パネル101と水槽2との間の後側に無線通信装置80を配置することにより、扉21の開閉による衝撃が原因で無線通信装置80が故障する可能性を低減できる。
また、仮に、上記水槽2から水が漏れ出したとしても、その水は、重力により水槽2下へ流れ落ち、上面パネル101と水槽2との間へ流れない。したがって、無線通信装置80が水槽2からの水に濡れる可能性は極めて低い。その結果、無線通信装置80が水で故障する可能性を低減できる。
また、上記無線通信装置80は、排水弁42を開閉する上記排水モータから離れた位置にあるので、無線通信装置80の通信に混じるノイズが少なくなる。したがって、外箱1外の通信端末と無線通信装置80の間の通信の伝搬性能が低下するのを防ぐことができる。
また、上記ドラム3内の洗濯物5を乾燥する場合、高温の空気がフィルタ30を通過する。このとき、上記外箱1の上部を形成する上面パネル101と、水槽2との間において、無線通信装置80が左右方向の一方側に位置し、かつ、フィルタ30が左右方向の他方側に位置することにより、無線通信装置80とフィルタ30の間の距離が遠くなる。したがって、無線通信装置80が加熱されて故障するのを防ぐことができる。また、フィルタ30を着脱するときの衝撃により無線通信装置80が故障する可能性も低減できる。
また、上記支持部材90が無線通信装置80の保持部材を兼ねるので、製造コストの増大を防ぐことができる。
また、上記無線通信装置80を後面パネル104の近傍に位置させることができるので、扉21の開閉による衝撃が原因で無線通信装置80が故障する可能性を確実に低減できる。
また、支持部材90を非金属材料で構成することにより、外箱1外の通信端末と無線通信装置80の間の通信の伝搬性能が低下するのを効果的に抑制することができる。
また、無線通信装置80は無線通信装置用凹部90dに着脱可能に取り付けられるので、メンテナンス性を向上させることができる。
上記第1実施形態では、洗濯物5を乾燥させる機能を有するドラム式洗濯乾燥機に、この発明を適用していたが、洗濯物5を乾燥させる機能を有さないドラム式洗濯機に、この発明を適用してもよい。
上記第1実施形態では、ドラム3の回転軸Jは、前側が後側よりも高くなるように、水平方向に対して傾斜していたが、水平方向に対して略平行になるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、無線通信装置80は、直方体形状であったが、他の形状(例えば立方体形状)にしてもよい。
上記第1実施形態では、非金属製の支持部材90を用いていたが、この支持部材90の換わりに、金属製の支持部材を用いてもよい。
上記第1実施形態では、水道水が接続口72に供給されるようになっていたが、風呂水が接続口72に供給されるようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、ヒートポンプユニット13の換わりに、抵抗加熱ヒータ(例えばシーズヒータ)を加熱装置の一例として備えた点だけだが、上記第1実施形態と異なる。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、無線通信装置80とフィルタ30の間に、耐熱性の仕切部材を設けた点だけが、上記第1実施形態と異なる。
以上のように、この発明の具体的な第1〜第3実施形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態に記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
すなわち、この発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
この発明のドラム式洗濯機は、
開口部1aを前側に有する外箱1と、
上記外箱1に取り付けられて上記開口部1aを開閉する扉21と、
上記外箱1内に配置された水槽2と、
上記水槽2内に回転可能に配置され、洗濯物5を収容するドラム3と、
上記外箱1外の通信端末と無線通信を行う無線通信装置80と
を備え、
上記無線通信装置80は、上記外箱1の上部と上記水槽2との間の後側に配置されることを特徴としている。
上記構成によれば、上記扉21を開閉するとき、扉21の開閉による衝撃は、外箱1の前部103側で受けるよりも、外箱1の後部104側で受ける方が小さくて済む。したがって、上記外箱1の上部と水槽2との間の後側に無線通信装置80を配置することにより、扉21の開閉による衝撃が原因で無線通信装置80が故障する可能性を低減できる。
また、仮に、上記水槽2から水が漏れ出したとしても、その水は、重力により水槽2下へ流れ落ち、外箱1の上部と水槽2との間へ流れない。したがって、上記無線通信装置80が水槽2からの水に濡れる可能性は極めて低い。その結果、上記無線通信装置80が水で故障する可能性を低減できる。
ところで、通常、上記水槽2内の水を排水するための排水弁42と、この排水弁42を開閉する排水モータとが、水槽2下に配置される。このような場合、もし、無線通信装置80が外箱1の下部と水槽2との間に配置されていたなら、排水モータに起因するノイズが無線通信装置80の通信に混じる。こうなると、上記外箱1外の通信端末と無線通信装置80の間の通信の伝搬性能が低下してしまう。
一実施形態のドラム式洗濯機は、
上記ドラム3内から出た空気を上記ドラム3内に戻すように案内する循環経路201と、
上記循環経路201内を上記ドラム3へ向かって流れる空気を加熱する加熱装置13と、
上記循環経路201内の空気を上記ドラム3内へ流す循環ファン11と、
上記循環経路201に設けられたフィルタ30と
を備え、
上記外箱1の上部と上記水槽2との間の左右方向の一方側に、上記無線通信装置80が位置し、かつ、上記外箱1の上部と上記水槽2との間の左右方向の他方側に、上記フィルタ30が位置する。
上記実施形態によれば、上記洗濯物5を乾燥する場合、高温の空気が循環経路201内を流れる。このとき、上記高温の空気はフィルタ30を通過するので、無線通信装置80がフィルタ30の近くにあると、無線通信装置80が加熱されて故障する可能性がある。したがって、上記無線通信装置80およびフィルタ30が上述のように位置することにより、フィルタ30から遠く離れた箇所に無線通信装置80を配置でき、その結果、無線通信装置80が加熱されて故障するのを防ぐことができる。
一実施形態のドラム式洗濯機は、
上記水槽2内への水の供給を制御する給水弁73A,73Bと、
上記給水弁73A,73Bを支持するための支持部材90と
を備え、
上記支持部材90には、上記無線通信装置80が上記外箱1の後部104の近傍に位置するように、上記無線通信装置80を保持する保持部90dが設けられる。
上記実施形態によれば、上記支持部材90が無線通信装置80の保持部材を兼ねるので、製造コストの増大を防ぐことができる。
また、上記無線通信装置80を外箱1の後部104の近傍に位置させることができるので、扉21の開閉による衝撃が原因で無線通信装置80が故障する可能性を確実に低減できる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記支持部材90は非金属材料で構成される。
上記実施形態によれば、上記支持部材90を非金属材料で構成することにより、外箱1外の通信端末と無線通信装置80の間の通信の伝搬性能が低下するのを効果的に抑制することができる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記無線通信装置80は上記保持部90dに着脱可能に取り付けられる。
上記実施形態によれば、上記無線通信装置80は上記保持部90dに着脱可能に取り付けられるので、メンテナンス性を向上させることができる。
1 外箱
1a 開口部
2 水槽
3 ドラム
11 循環ファン
13 ヒートポンプユニット
21 扉
23 第1空気循環ダクト
24 第2空気循環ダクト
26 送風ダクト
30 フィルタ
40 フィルタ収納部
73A 第1給水弁
73B 第2給水弁
80 無線通信装置
90 支持部材
90d 無線通信装置用凹部
103 前面パネル
104 後面パネル
201 循環経路

Claims (4)

  1. 開口部を前側に有する外箱と、
    上記外箱に取り付けられて上記開口部を開閉する扉と、
    上記外箱内に配置された水槽と、
    上記水槽内に回転可能に配置され、洗濯物を収容するドラムと、
    上記外箱外の通信端末と無線通信を行う無線通信装置と
    上記水槽内への水の供給を制御する給水弁と、
    上記給水弁を支持するための支持部材と
    を備え、
    上記無線通信装置は、上記外箱の上部と上記水槽との間の後側に配置され
    上記支持部材には、上記無線通信装置が上記外箱の後部の近傍に位置するように、上記無線通信装置を保持する保持部が設けられることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    上記ドラム内から出た空気を上記ドラム内に戻すように案内する循環経路と、
    上記循環経路内を上記ドラムへ向かって流れる空気を加熱する加熱装置と、
    上記循環経路内の空気を上記ドラム内へ流す循環ファンと、
    上記循環経路に設けられたフィルタと
    を備え、
    上記外箱の上部と上記水槽との間の左右方向の一方側に、上記無線通信装置が位置し、かつ、上記外箱の上部と上記水槽との間の左右方向の他方側に、上記フィルタが位置することを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 請求項に記載のドラム式洗濯機において、
    上記支持部材は非金属材料で構成されることを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 請求項またはに記載のドラム式洗濯機において、
    上記無線通信装置は上記保持部に着脱可能に取り付けられることを特徴とするドラム式洗濯機。
JP2014196259A 2014-09-26 2014-09-26 ドラム式洗濯機 Active JP6389719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014196259A JP6389719B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 ドラム式洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014196259A JP6389719B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 ドラム式洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016064103A JP2016064103A (ja) 2016-04-28
JP6389719B2 true JP6389719B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=55803751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014196259A Active JP6389719B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 ドラム式洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6389719B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020048615A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯乾燥機
JP7193398B2 (ja) * 2019-03-28 2022-12-20 シャープ株式会社 洗濯機
JP7141988B2 (ja) * 2019-08-26 2022-09-26 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯乾燥機
JP2021045435A (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08215478A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Hitachi Ltd 電気洗濯機
JP3469760B2 (ja) * 1997-11-17 2003-11-25 シャープ株式会社 洗濯機
JP2002011274A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Hitachi Ltd 電気洗濯機
JP4469513B2 (ja) * 2001-04-19 2010-05-26 株式会社東芝 電子レンジ
JP2003210890A (ja) * 2002-01-23 2003-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2005167312A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Toshiba Corp 家電機器の通信システム
US7096601B2 (en) * 2003-12-26 2006-08-29 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling washing/drying system
JP5824624B2 (ja) * 2010-11-15 2015-11-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗浄機器
JP5948584B2 (ja) * 2012-08-03 2016-07-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 Rfidタグ搭載洗濯機
JP6075065B2 (ja) * 2012-12-28 2017-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2014171562A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Panasonic Corp 洗濯機制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016064103A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6389719B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2005052533A (ja) 洗濯乾燥機
JP2011193967A (ja) 洗濯機
KR20140104304A (ko) 드럼 세탁기
JP4836658B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2005304987A (ja) 衣類乾燥装置
JP5438648B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2008113981A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2011010710A (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
TWI638924B (zh) Washing machine
JP2007068871A (ja) 衣類乾燥機
JP2012071069A (ja) 乾燥機及び洗濯乾燥機
WO2014024346A1 (ja) 洗濯乾燥機
JP2006204717A (ja) ドラム式洗濯機
JP2010082345A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4286847B2 (ja) 洗濯乾燥機
CN110219149B (zh) 衣物干燥机
JP2018029809A (ja) 洗濯機
JP3372427B2 (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JP5674612B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2007135898A (ja) 衣類乾燥機
JP2007244625A (ja) ドラム式洗濯機
JP2019130197A (ja) 洗濯機
JP7426644B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4311257B2 (ja) 洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6389719

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150