JP2014171562A - 洗濯機制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯機の表示灯制御を行ない、省エネの洗濯機制御システムを提供すること。
【解決手段】洗濯機111とデータ通信を行う端末装置112と、端末装置にデータを送受信する洗濯機側送受信部115と、電源入り切りと運転コースの設定などを行うための入力手段117と、設定内容や動作状況などを点灯表示する表示手段116と、表示手段の消灯時間を含む設定内容を記憶する洗濯機に設けた不揮発性メモリ118と、表示手段や洗濯機の一連の運転工程を制御する制御手段119とを備え、制御手段は、不揮発性メモリの記憶した消灯時間を、端末装置から送信された表示手段の消灯時間に書き換えるようにしたことにより、洗濯機111の運転中に、必要な時だけ表示手段116の表示灯を点灯し、不必要な時は消灯することができるので、省エネを図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗い、すすぎ、脱水など一連の工程を自動制御して行なう洗濯機を制御する制御システムに関するものである。
従来、この種の洗濯機の制御は、制御部により、例えば、洗い、すすぎ、脱水などの一連の行程をプログラム制御する制御方式が提案されてきた(例えば、特許文献1参照)。
図7は、従来の洗濯機の縦断面図、図8は、同洗濯機の操作部を示すものである。
図7において、洗濯機201は、略長方体に構成した筐体203を備えており、この筐体203の内部に、略円筒形に構成した水受け槽204を吊り棒205によって吊り下げ、この水受け槽204内に、略円筒形状に構成した洗濯兼脱水槽206を回転自在に内包している。洗濯兼脱水槽206の底部には、撹拌翼207を垂直方向に沿った軸の回りに回転自在に設けている。
水受け槽204外底部には、撹拌翼207を回転させるモータ208を設け、モータ208は、直流ブラシレスモータによって構成している。モータ208と撹拌翼207との間には、動力切換機構209を設け、この動力切換機構209は、洗濯時にはモータ208からの駆動力を減速して撹拌翼207へ伝達し、脱水時にはモータ208からの駆動力を1対1で撹拌翼207へ伝達する。
水受け槽204の上には、散水用の吐出部を形成するカバー体210を設けている。また、筐体203の上方には、洗濯兼脱水槽206内に給水する給水弁211を設けている。また、水受け槽204の下方には、水受け槽204内の洗濯水を排水する排水弁212を設けている。
水受け槽204の外壁下部に接続部213を設け、この接続部213に水受け槽204の水位を検知する水位検知器214を接続し、水位検知器214は接続部213における水圧を電気的な周波数に変換するよう構成している。
また、洗濯機201の上面前部には、操作部202を配設し、運転コース等のモードや各種機能の選択は、使用者が操作部202から入力部226へ入力して行ない、洗濯機201の上面前部内方に設けられた制御部222が、その入力情報を基に操作部202の表示部227に表示して使用者に知らせる。
図8において、入力部226は、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ226a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ226b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ226c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチボタン226d、スタート・一時停止スイッチ226e、電源入りスイッチ226f、電源切りスイッチ226gなどを有し、表示部227は、洗い時間表示部227a、すすぎ回数表示部227b、脱水時間表示部227c、乾燥時間表示部227dなどを有している。
また、入力部226には、複数の基本運転コースと特別運転コースとのいずれかを選択する運転コース選択スイッチ226hを設けており、表示部227に、複数の基本運転コースと特別運転コースとのそれぞれに対応する複数の運転コース選択表示部227eとを設けている。ここで、特別運転コースは、入力部226に入力された洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間をそれぞれ変更することによって設定する。
複数の運転コース選択表示部227eは、発光ダイオードによって構成されている。基本運転コースには、例えば、「おまかせコース」と「お急ぎコース」と「おうちクリーニングコース」が含まれている。「おまかせコース」は、最も標準的な運転コースであって、例えば洗い時間が「9分」に設定されており、すすぎ回数が「注水2回」に設定されており、脱水時間が「7分」に設定されたコースである。
特別運転コースは、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を任意に設定することができる。運転コース選択表示部227eは、「おまかせコース」、「お急ぎコース」、「おうちクリーニングコース」、「特別運転コース」ごとにそれぞれ設けている。運転コース選択スイッチ226hを押すたびに「おまかせコース」、「お急ぎコース」、「おうちクリーニングコース」、「特別運転コース」と、この順番に運転コース選択表示部227eが切り替わって点灯してゆく。
上記構成において、運転コース選択スイッチ226hを押すことによって、特別運転コースが選択されると、最も標準的な運転コースである「おまかせコース」に予め規定された洗い時間、すすぎ回数、脱水時間が、洗い時間表示部227a、すすぎ回数表示部227b、脱水時間表示部227cに表示される。そして、使用者は、洗い時間表示部227a、すすぎ回数表示部227b、脱水時間表示部227cに表示された「おまかせコース」の洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を参照しながら、自らの洗濯事情に合わせて、「おまかせコース」の洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を変更するために、所望の洗い時間設定スイッチ226a、すすぎ回数設定スイッチ226b、脱水時間設定スイッチ226cをそれぞれ複数回押すことによって、特別運転コースを設定する。
その後、制御部222は、入力部226によって設定された特別運転コースに基づいて、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を実行するように制御する。
特開2002−119788号公報
しかしながら、このような従来の構成では、使用者が洗濯機を使用する場合、洗濯物を入れた後、電源を入れ、コース等の設定を行なうと、設定した内容がLEDなどで表示され、運転をスタートさせると、行程の進行に従って表示内容も変わっていくが、運転開始後は、使用者が残時間の確認等で洗濯機の前に居る場合を除いて、洗濯機の前から離れている場合がほとんどである。そのため、運転中の表示灯を点灯させても使用者の目に入ることはない。運転中、操作パネル部の表示灯は点灯した状態なので、長時間に亘って表示灯の点灯状態が継続され、消費電力の無駄につながるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯機と携帯電話等の端末装置の間に無線による送受信の通信機能を持つことにより、運転が開始した後の操作パネル部の表示灯の消灯と再点灯時間を設定することにより、省エネを図る洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機制御システムは、洗濯機とデータ通信を行う端末装置と、前記端末装置にデータを送受信する洗濯機側送受信部と、電源入り
切りと運転コースの設定などを行うための入力手段と、設定内容や動作状況などを点灯表示する表示手段と、前記表示手段の消灯時間を含む前記設定内容を記憶する前記洗濯機に設けた不揮発性メモリと、前記表示手段や洗濯機の一連の運転工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記不揮発性メモリの記憶した前記消灯時間を、前記端末装置から送信された前記表示手段の消灯時間に書き換えるようにしたものである。
これによって、洗濯機の運転中に、必要な時だけ表示灯を点灯し、不必要な時は消灯することができるので、省エネを図ることができる。
本発明の洗濯機制御システムは、携帯電話等の端末装置を用いて操作パネル部の表示灯の消灯と点灯時間を自由に設定して運転することにより、省エネを図ることができる。
本発明の実施の形態における洗濯機制御システムの構成を示す概略図 同洗濯機制御システムの構成を示すブロック回路図 同洗濯機制御システムの洗濯機の縦断面図 同洗濯機制御システムの洗濯機の操作パネル部の正面図 同洗濯機制御システムの洗濯機の操作パネル部の消灯および点灯を設定する動作フローチャート 同洗濯機制御システムの洗濯機の操作パネル部の消灯および点灯を再設定する動作フローチャート 従来の洗濯機の縦断面図 同洗濯機の操作部の正面図
第1の発明は、洗濯機とデータ通信を行う端末装置と、前記端末装置にデータを送受信する洗濯機側送受信部と、電源入り切りと運転コースの設定などを行うための入力手段と、設定内容や動作状況などを点灯表示する表示手段と、前記表示手段の消灯時間を含む前記設定内容を記憶する前記洗濯機に設けた不揮発性メモリと、前記表示手段や洗濯機の一連の運転工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記不揮発性メモリの記憶した前記消灯時間を、前記端末装置から送信された前記表示手段の消灯時間に書き換えるようにしたことにより、洗濯機の運転中に、必要な時だけ表示灯を点灯し、不必要な時は消灯することができるので、省エネを図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の不揮発性メモリは前記表示手段を消灯後に再点灯する再点灯時間を記憶し、前記制御手段は、前記不揮発性メモリの記憶した前記再点灯時間を、前記端末装置から送信された前記表示手段の再点灯時間に書き換えるようにしたことにより、洗濯機の運転中の消灯と再点灯時間の設定変更はいつでも可能であり、必要な時だけ表示灯を点灯し、不必要な時は消灯することができるので、省エネを図ることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の不揮発性メモリの記憶した前記表示手段の消灯時間は、前記表示手段が消灯するまでは、前記制御手段によって、前記端末装置から送信された前記表示手段の消灯時間に書き換えることができるようにしたことにより、表示手段が消灯するまでは消灯時間を変更することができ、利便性が向上する。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明の不揮発性メモリの記憶した前記表示手段の再点灯時間は、前記表示手段が消灯中は、前記制御手段によって、前記端末装置から送信された前記表示手段の再点灯時間に書き換えることができるようにしたことにより、表
示手段が再点灯するまでは再点灯時間を変更することができ、利便性が向上する。
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における洗濯機制御システムの構成を示す概略図、図2は同洗濯機制御システムの内部構成を示すブロック図を示すものである。
図1、図2において、洗濯機111は、データ通信手段である洗濯機側送受信部115、洗濯機本体100の前面上部に設けた操作パネル部121に配設された表示手段116、入力手段117、及び、不揮発性メモリ118と、それら全体を制御する制御手段119などを備えており、洗濯機111と無線によりデータ通信する端末装置112は、不揮発性メモリ113とデータ通信手段である端末側送受信部114などを備えている。端末装置112は、例えば携帯電話やスマートフォンからなる。また、制御手段119は、不揮発性メモリ118の記憶した内容を書き換える書き換え手段(図示せず)を有している。
図3は、本発明の実施の形態における洗濯機制御システムの洗濯機の縦断面図である。
図3において、ドラム式の洗濯機111は、洗濯物を収容して回転駆動される回転ドラム1が、水槽2内に回転自在に内包され、この水槽2内の給水、排水の制御、及び、回転ドラム1の回転を制御することにより、洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施すると共に、送風手段である送風ファン4により、水槽2内の空気を、除湿手段、加熱手段を備えた循環送風経路9、11を通して循環させることにより、洗濯物の乾燥工程を実施するようになっている。
ここで、除湿手段、加熱手段は、圧縮機16と冷媒回路で接続した空気調和機を構成する蒸発器17、凝縮器19で構成され、送風ファン4により、水槽2内の空気を循環送風経路に導入して、蒸発器17及び凝縮器19を順次に通して熱交換することで除湿後に加熱した乾いた高温空気とし、これを水槽2内に送風して回転ドラム1内の洗濯物に曝すことを繰り返し、効率よく乾燥させられるようにしている。以下、さらに詳しく構成を説明する。
洗濯機111は、洗濯機本体100内に、水槽2を支えるとともに、衣類の偏りなどで発生する水槽2の振動を減衰させるダンパ41とばね(図示せず)によって、水槽2が揺動自在に配設され、有底円筒形に形成された回転ドラム1は、水槽2内にその軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設されている。
水槽2の正面側には、回転ドラム1の開口端に通じる衣類出入口42が形成され、洗濯機本体100の正面側に形成された上向き傾斜面に設けられた開口部43を開閉可能に閉じる扉35を開くことにより、衣類出入口42を通じて回転ドラム1内に対して洗濯物を出し入れすることができる。扉35が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業に腰を屈めることなく実施でき、一般には横向きにある開口部43から洗濯物を出し入れするドラム式の洗濯機の作業性の悪さが改善されている。
回転ドラム1には、その周面に水槽2内に通じる多数の透孔44が形成され、内周面の複数位置に衣類攪拌用の攪拌突起(図示せず)が形成されている。この回転ドラム1は、水槽2の背面側に取り付けられたモータ3によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、水槽2には、注水管路(図示せず)、及び排水管路40が配管接続され、注水弁(
図示せず)、及び排水弁27の制御によって水槽2内への注水及び排水がなされる。
扉35を開いて、回転ドラム1内に洗濯物及び洗剤を投入して、操作パネル部121での操作で、その内側に設けられた制御装置(図示せず)に配設された制御手段119を通じて運転を開始させると、水槽2内には注水管路から所定量の注水がなされ、モータ3により回転ドラム1が回転駆動されて洗い工程が開始される。
洗い工程が開始されると、回転ドラム1の回転により、回転ドラム1内に収容された洗濯物は、回転ドラム1の内周壁に設けられた攪拌突起によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗いがなされる。
所定の洗い時間の後、汚れた洗濯液は排水管路40から排出され、回転ドラム1を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水し、その後、水槽2内に注水管路から注水してすすぎ工程が実施される。このすすぎ工程においても、回転ドラム1内に収容された洗濯物は、回転ドラム1の回転により攪拌突起により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されて、すすぎ洗いが実施され、すすぎ工程の後に脱水工程が行なわれる。
また、洗濯機111は、回転ドラム1内に収容した洗濯物を乾燥する機能を有しており、前述のように、水槽2内の空気を排気して除湿し、加熱され乾燥した空気を再び水槽2内に送風する循環送風経路9、11が形成されている。この循環送風経路9、11の途中には、ヒートポンプ装置50を構成する蒸発器17などの除湿手段、凝縮器19などの加熱手段、冷媒を圧縮する圧縮機16、及び送風手段である送風ファン4が配されている。
この送風ファン4を回転駆動することにより、循環送風経路9、11に空気の流れが発生して、洗濯物を収容した回転ドラム1内の空気は、透孔44を通じて水槽2から送風ファン4側への循環空気導入管路5に排気される。循環空気導入管路5に排気された空気は、送風ファン4の上流に位置する蒸発器17により、水分を結露させて除湿されるとともに、凝縮器19との熱交換により加熱されて、常に乾燥した高温の空気とされる。この乾燥した高温の空気は、送風ファン4から水槽2への循環送風経路9、11に送り出されて、水槽2内に送風される。水槽2内に送風された高温の乾燥空気は、透孔44を通じて回転ドラム1内に入って、衣類などの洗濯物に曝されながら水槽2へと抜け、再度、循環送風経路9、11へと導入される。以上の循環送風経路9、11での空気の循環の繰り返しにより、乾燥工程が実施される。
図4は、本発明の実施の形態における洗濯機制御システムの洗濯機の操作パネル部の正面図である。
図4において、洗濯機本体100の前面上部に設けられた操作パネル部121には、入力手段117として、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ117a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ117b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ117c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ117d、スタート/一時停止スイッチ117g、電源入りスイッチ117i、電源切りスイッチ117hなどを有するとともに、既存コース選択スイッチ117e、洗濯工程と乾燥工程の組み合わせを選択する洗乾切替設定スイッチ117fなどを有している。
また、表示手段116として、洗乾切替表示灯116a、既存コース表示灯116b、洗剤量や残時間などを表示するブロック表示灯116c、フィルター掃除の目安を表示するフィルター表示灯16d、子供安全の設定を表示する116e、洗い時間、すすぎ回数
、脱水時間、乾燥時間の設定と工程進行を表示する工程表示灯116fなどがある。なお、これらの表示灯は、発光ダイオード(LED)にて点灯表示されるよう構成されている。
また、操作パネル部121の近傍には、前述した洗濯機側送受信部115が内設されており、この洗濯機側送受信部115は、RFID(Radio Frequency Identification)用のICとアンテナを、一枚のプリント基板上で一体化(図示せず)させている。そして、この洗濯機側送受信部115に端末装置112を近づけることにより、端末装置112の端末側送受信部114とデータ通信を行なうことができる。
以上のように構成された洗濯機制御システムについて、その動作、作用を説明する。
図5は、本発明の実施の形態における洗濯機制御システムの洗濯機の操作パネル部の消灯および点灯を設定する動作フローチャート、図6は、同操作パネル部の消灯、点灯を再設定する動作フローチャートを示すものである。
図5において、使用者が、洗濯機111の操作パネル部121の入力手段117にて、電源入りスイッチ117iを押して電源を入れた(ステップS1)後、洗濯物と洗剤を投入(ステップS2)し、コース、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を設定する(ステップS3)と、表示手段116にて設定内容を表示する(ステップS4)。
ここで、端末装置112で、洗濯機111と無線にてデータ通信を行ない、表示された表示手段116を工程途中で消灯し、さらに再点灯する時間を設定するために、洗濯機111の運転を開始する前に、使用者が端末装置112の画面上で、表示手段116の消灯と再点灯時間の設定をあらかじめ行っておく。その設定を行う際に、使用者は、端末装置に専用のアプリケーションソフト(通称、アプリ)を事前にダウンロードして、不揮発性メモリ113に記憶させておき、このアプリを使って表示手段116の消灯と点灯時間の設定を行う。
なお、洗濯機111と端末装置112の間でデータ通信を行う方法の一例として、NFC規格に基づいたプロトコルに従って行う方法がある。このNFC規格とは、国際標準規格として承認されている近距離無線通信技術であり、共にNFCの通信規格を搭載している機器同士で双方向に通信可能なため、現在は幅広く使われている。このNFC規格は、例えば、交通系カードや電子マネーとして使用されている。
ステップS5で、使用者が端末装置112に専用アプリを表示して開始し、消灯設定を選択し(ステップS6のYES)、表示手段116を消灯する時間を設定する(ステップS7)。さらに、消灯設定した表示手段116の再点灯設定を選択し(ステップS8のYES)、表示手段116を再点灯する時間を設定する(ステップS9)。なお、消灯および再点灯の設定は、端末装置112の不揮発性メモリ113に記憶される。
そして、ステップS10で、端末装置112を洗濯機111の洗濯機側送受信部115に近づけると、端末装置112の不揮発性メモリ113に記憶された消灯、再点灯時間設定のデータが端末側送受信部114から送信され(ステップS11)、送信されたデータを洗濯機側送受信部115で受信し、不揮発性メモリ118に記憶されていたデータが、制御手段119によって端末側送受信部114から送信されたデータに書き換えられる(ステップS12)。
その後、スタート/一時停止スイッチ117gを押すと、洗濯機111は、制御手段1
19により運転を開始する(ステップS13)。運転を開始すると、選択されたコースに従って各工程が実行されていき、操作パネル部121の表示手段116は、選択されたコースの洗乾切替表示灯116aや既存コース表示灯116bは点灯されたままであるが、ブロック表示灯116cの残時間、および、工程表示灯116fの各工程の表示は、その進行状況に合わせて変化していく。しかし、運転は継続されるが、消灯設定された時間になると、制御手段119により表示手段116の表示灯は消灯され(ステップS14)、工程が進行して再点灯される時間になると、制御手段119により表示手段116の表示灯は再点灯され(ステップS15)、運転終了(ステップS16)まで点灯された状態が続く。
これにより、運転中の表示灯を消灯した状態で洗濯機111の運転を行うことができ、また、終了前の必要な時間のみ表示灯を再点灯できるので、省エネを図ることができる。
次に、図5で設定した消灯、再点灯設定の時間を変更したい場合について、説明する。
図6において、洗濯機111の工程運転中(ステップS21)に、消灯および再点灯設定を変更したい場合は、ステップS22で、使用者が端末装置112に専用アプリを表示して開始し、消灯再設定を選択し(ステップS23のYES)、初めに設定した消灯時間前であるならば(ステップS24のYES)、消灯する時間を再設定する(ステップS25)。なお、消灯の再設定は、端末装置112の不揮発性メモリ113に記憶される。さらに、再点灯時間を再設定しないならば(ステップS26のNO)、ステップS27で消灯再設定したかを確認し、消灯する時間を再設定しているので(ステップS27のYES)、ステップS28で端末装置112を洗濯機111の洗濯機側送受信部115に近づけると、端末装置112の不揮発性メモリ113に記憶された消灯の再設定時間データが送信され(ステップS29)、送信されたデータを洗濯機側送受信部115で受信し、不揮発性メモリ118に記憶されていたデータが、制御手段119によって端末側送受信部114から送信されたデータに書き換えられる(ステップS34)。
ステップS26で、再点灯設定を選択すると(ステップS26のYES)、初めに設定した再点灯前であるならば(ステップS30のYES)、再点灯する時間を再設定する(ステップS31)。なお、再点灯の再設定は、端末装置112の不揮発性メモリ113に記憶される。そして、ステップS32で端末装置112を洗濯機111の洗濯機側送受信部115に近づけると、端末装置112の不揮発性メモリ113に記憶された表示灯の再設定時間データが送信され(ステップS33)、送信されたデータを洗濯機側送受信部115で受信し、不揮発性メモリ118に記憶されていたデータが、制御手段119によって端末側送受信部114から送信されたデータに書き換えられる(ステップS34)。
そして、消灯を再設定された時間になると、制御手段119により表示手段116の表示灯は消灯され(ステップS35)、工程が進行して再点灯を再設定された時間になると、制御手段119により表示手段116の表示灯は再点灯され(ステップS36)、運転終了(ステップS37)まで点灯された状態が続く。
これにより、運転中の表示灯を消灯した状態で洗濯機111の運転を行うことができ、また、終了前の必要な時間のみ表示灯を再点灯できるので、省エネを図ることができる。
なお、本実施の形態では、乾燥機能を有するドラム式の洗濯機を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、パルセータ式の洗濯機や乾燥機能を有さない洗濯機であってもよい。
以上のように、本実施の形態においては、洗濯機の工程運転中において、携帯電話など
の端末装置の端末側送受信部から送信された表示手段の消灯の時間設定と、消灯後の再点灯の時間設定を洗濯機側送受信部で受信して、制御手段により表示手段の消灯と再点灯を行なう構成としたことにより、洗濯機の運転中に、必要な時だけ表示灯を点灯し、不必要な時は消灯することができるので、省エネを図ることができる。
また、洗濯機の工程運転中において、端末装置の端末側送受信部から送信された表示手段の消灯の時間設定と、消灯後の再点灯の時間設定を洗濯機側送受信部で受信した後に、端末側送受信部から、消灯までに再度送信された消灯の時間再設定と、再点灯までに送信された再点灯の時間再設定に応じて、制御手段により表示手段の消灯と再点灯を行なう構成としたことにより、洗濯機の運転中の消灯と再点灯時間の設定変更はいつでも可能であり、必要な時だけ表示灯を点灯し、不必要な時は消灯することができるので、省エネを図ることができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機制御システムは、携帯電話等の端末装置を使って洗濯機の表示灯を必要な時だけ点灯し、不必要な時は消灯することにより省エネを図ることができるので、他の衣類乾燥機、食器洗い機等の比較的長い時間にわたり運転状況が変化しつつ使用される電気機器の用途に適用できる。
111 洗濯機
112 端末装置
113、118 不揮発性メモリ
115 洗濯機側送受信部
116 表示手段
117 入力手段
119 制御手段

Claims (4)

  1. 洗濯機とデータ通信を行う端末装置と、前記端末装置にデータを送受信する洗濯機側送受信部と、電源入り切りと運転コースの設定などを行うための入力手段と、設定内容や動作状況などを点灯表示する表示手段と、前記表示手段の消灯時間を含む前記設定内容を記憶する前記洗濯機に設けた不揮発性メモリと、前記表示手段や洗濯機の一連の運転工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記不揮発性メモリの記憶した前記消灯時間を、前記端末装置から送信された前記表示手段の消灯時間に書き換えるようにした洗濯機制御システム。
  2. 前記不揮発性メモリは前記表示手段を消灯後に再点灯する再点灯時間を記憶し、前記制御手段は、前記不揮発性メモリの記憶した前記再点灯時間を、前記端末装置から送信された前記表示手段の再点灯時間に書き換えるようにした請求項1に記載の洗濯機制御システム。
  3. 前記不揮発性メモリの記憶した前記表示手段の消灯時間は、前記表示手段が消灯するまでは、前記制御手段によって、前記端末装置から送信された前記表示手段の消灯時間に書き換えることができるようにした請求項1または2に記載の洗濯機制御システム。
  4. 前記不揮発性メモリの記憶した前記表示手段の再点灯時間は、前記表示手段が消灯中は、前記制御手段によって、前記端末装置から送信された前記表示手段の再点灯時間に書き換えることができるようにした請求項2または3に記載の洗濯機制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016064103A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 シャープ株式会社 ドラム式洗濯機
JP2016163636A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社東芝 洗濯機
CN110938965A (zh) * 2018-09-21 2020-03-31 日立环球生活方案株式会社 洗涤干燥机

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