JP3468965B2 - 浮きタイル接着方法 - Google Patents

浮きタイル接着方法

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JP3468965B2
JP3468965B2 JP02361496A JP2361496A JP3468965B2 JP 3468965 B2 JP3468965 B2 JP 3468965B2 JP 02361496 A JP02361496 A JP 02361496A JP 2361496 A JP2361496 A JP 2361496A JP 3468965 B2 JP3468965 B2 JP 3468965B2
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辰治 山内
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後藤 悟
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮きタイル接着方
法に関し、特にタイルを傷つけることなく接着剤を確実
に注入することができる浮きタイル接着方法に関する。
【0002】建築物の外壁や床等においては、建築物の
基礎である躯体コンクリートに下地層である下地モルタ
ルを介してタイルが貼り付けられる。しかし、建築物の
建造後の長年の間に、何らかの原因により、貼り付けら
れたタイルが下地モルタルから剥離し、両者の間に間隙
(浮き間隙)を生じることがある。即ち、タイルが浮い
てしまうことがある。この場合、タイルと下地モルタル
との間に接着剤を注入することによって、下地モルタル
から浮いているタイル(浮きタイル)を下地モルタルに
固着する補修(改修)をする必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来の接着剤を注入して浮きタイルを接
着する浮きタイル接着方法(補修方法)は、タイル目地
穿孔による注入接着方法と、タイル面穿孔による注入接
着方法とに大別される。
【0004】図11及び図12は従来のタイル目地穿孔
による注入接着方法を示す。この補修方法においては、
図11(A)において黒丸を付して示すように、穿孔の
ポイントをタイル51の目地53の部分に選択する。こ
の補修方法は、穿孔の方法によって更に3種類の方法に
分かれる。
【0005】第1の方法は、図11(B)に示すよう
に、タイル51ぎりぎりに目地53(のみ)を穿孔し
て、当該穿孔穴52から接着剤57を強圧で注入する方
法である。この場合、タイル51と下地モルタル(裏目
地材)55とが遊離している個所や注入圧力で下地モル
タル55が破壊された個所からは、接着剤57がタイル
51と下地モルタル55との間(タイル裏)の浮き間隙
58に注入される。
【0006】第2の方法は、図11(C)に示すよう
に、タイル51の辺から数ミリの範囲までのタイル51
a及び目地53を穿孔して、当該穿孔穴52から接着剤
57を圧力注入する方法である。この場合、タイル辺の
穿孔によりタイル51下の下地モルタル55が切除され
た個所からは、当該個所に隣接するタイル51裏の浮き
間隙58に接着剤57が確実に注入される。
【0007】第3の方法は、図12(A)及び(B)に
示すように、目地53から躯体コンクリート54の表面
深さ約30mmにまで穿孔して、当該穿孔穴52から接
着剤57を圧力注入すると共に、全ネジピン又はアンカ
ーを打ち込んで補強する方法である。全ネジピンを用い
る場合、図12(A)に示すように、接着剤57の注入
の後に全ネジピン59を挿入して補強した後、アンカー
頭部(2段堀部)をエポキシ樹脂又は樹脂モルタル61
で塞ぐ。アンカーを用いる場合、図12(B)に示すよ
うに、アンカー60を打ち込んで固定した状態でアンカ
ー60の頭部から接着剤57を注入した後、アンカー頭
部(2段堀部)をエポキシ樹脂又は樹脂モルタル61で
塞ぐ。この場合、タイル51と下地モルタル55とが遊
離している個所からは、接着剤57がタイル51裏の浮
き間隙58に注入される。また、全ネジピン59又はア
ンカー60の打ち込みによる補強の結果、躯体コンクリ
ート54と下地モルタル55の一体化を図ることができ
る。
【0008】図13は従来のタイル面穿孔による注入接
着方法を示す。この補修方法においては、図13(A)
において黒丸を付して示すように、穿孔のポイントをタ
イル51の表面(タイル面)に選択する。この補修方法
は、補修の方法によって更に2種類の方法に分かれる。
【0009】第1の方法は、図13(B)に示すよう
に、タイル51の中央部を穿孔して、当該穿孔穴52か
ら接着剤57を圧力注入すると共に、注入後に当該穿孔
穴52(注入口)をエポキシ樹脂又は樹脂モルタル61
で塞ぎ、その表面をタイル51の近似色で着色する方法
である。この場合、穿孔した当該タイル51裏の浮き間
隙58には確実に接着剤57が注入される。また、穿孔
した当該タイル51の周囲の目地が剥離している場合に
は、周辺のタイル51裏の浮き間隙58にも、接着剤5
7が注入される。
【0010】第2の方法は、図13(C)に示すよう
に、タイル51の中央部から躯体コンクリート54の表
面深さ約60mmにまで穿孔して、当該穿孔穴52から
接着剤57を圧力注入すると共に、アンカー60を打ち
込んで補強する方法である。アンカー60を打ち込んで
固定した状態でアンカー60の頭部から接着剤57を注
入した後、アンカー頭部(2段堀部)を、その表面をタ
イル51の近似色に焼付塗装したキャップ62で封印す
る。この場合も、穿孔した当該タイル51裏の浮き間隙
58には確実に接着剤57が注入され、また、穿孔した
当該タイル51の周囲の目地が剥離している場合には周
辺のタイル51裏の浮き間隙58にも接着剤57が注入
される。また、アンカー60の打ち込みによる補強の結
果、躯体コンクリート54と下地モルタル55の一体化
を図ることができる。更に、タイル51の近似色のキャ
ップ62により、穿孔跡をあまり目立たなくすることが
できる。この方法は、特に大型形状のタイル51の補強
に優れた効果を示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
浮きタイル接着のための接着剤注入による補修方法には
種々の方法があるが、いづれの方法によるにしても、以
下の問題があった。
【0012】第1に、タイル裏の浮き間隙58への接着
剤57の注入率(充填率)が十分でない場合が相当に多
い。即ち、接着剤注入により補修されたタイル51(外
壁や床)をハンマーにより打鍵(非破壊)してその音調
を聞き取って調べると、多くの場合に、浮き音(タイル
51が浮いていることを示す音)が認識される。タイル
51を強制的に撤去して検証すると、タイル裏への接着
剤57の充填率が50%以上であるものは極めて稀で、
大半は直径数センチ程度のいわゆる点付け充填に過ぎ
ず、甚だしくは穿孔及び注入の形跡はあるものの注入材
がタイル裏に全く入っていないことも少なくない。
【0013】第2に、従来の接着剤を注入する工具や注
入工法によっては、タイル裏の浮き間隙58への接着剤
57の充填が十分に行えない。即ち、堅牢な磁器質タイ
ル51への穿孔も可能になるなど穿孔機器の発達が目覚
ましいことに比べて、注入工具(用具)及び注入工法は
未だ十分なものが開発されているとは言いがたい。
【0014】特に、短時間で接着剤の注入作業を行う場
合(短時間注入工法)において、必要以上に加圧する構
造の注入器や、強圧でなければ注入材が充填しないシス
テムには問題がある。また、タイル裏の浮き間隙58に
通じる間隙(通路)がないまま注入を行っている現実か
ら、穿孔方法についての問題がある。更に、タイル裏の
浮き間隙58に接着剤57が充填されても、注入圧力に
よりタイル51をその全体の表面レベルより押し出す結
果を招いていたり、目地材(下地モルタル55の目地5
3の部位)に界面剥離や欠損を生じさせる結果を招いて
いるという問題がある。これは、接着剤57を一気に強
圧で注入しているために、接着剤57そのものの圧力や
圧縮された空気圧によりタイル51や目地材が押し出さ
れることによる。
【0015】一方、時間をかけて接着剤を注入するカプ
セルやプラグタイプの低圧注入システム(低圧注入工
法)は、注入材の粘度が適切であれば、短時間注入工法
より優れた接着剤57の充填率が得られる。これは、低
圧注入工法が、浮きタイル51と下地モルタル55との
間隙は1mmに満たない幅であること、注入材(接着
剤)が所定の粘度を有すること、注入材の充填により圧
縮された空気が充填阻止能を持つこと、注入自体が種々
の注入妨害要素が多い条件下で行われること等から、適
正圧力を維持しながらある程度の時間をかけて接着剤を
注入することが望ましいという観点から開発されたこと
による。
【0016】しかし、この方法においても、タイル裏の
浮き間隙58に通じる間隙(通路)がないまま注入を行
った場合には、当然に接着剤は充填されないという問題
がある。また、低圧注入工法においては、注入装置を建
造物の外壁等に取り付けるための座金の接着及び除去が
極めて煩わしく、注入後にタイル表面に溢れ出た接着剤
の撤去(美観上の問題から撤去は必須である)等が接着
剤が固化しているために極めて煩わしいという問題があ
る。更に、低圧注入工法の注入工具の1個当り(注入の
1個所当り)の価格が高額(数百円)であるという問題
がある。
【0017】以上に述べた従来の浮きタイル接着方法に
ついての問題点をまとめると、以下のようになる。即
ち、いづれの工法によっても、タイル裏の浮き間隙58
に通じる間隙(通路)がないまま注入を行う場合には、
タイル裏に接着剤が充填されない。一方、注入圧力が高
い場合には、タイル51の押し出しや目地材の界面剥離
や欠損を生じさせる。また、タイル面を一部でも穿孔す
る場合には、注入後にタイル51の破壊部分を塗装等に
より修復したとしても、タイル面特有の美観を損ねる。
更に、低圧注入工法の場合には、タイル裏の浮き間隙5
8への接着剤の充填率は良くても、作業性と価格に大き
な難点がある。
【0018】本発明は、注入圧力をあまり高くすること
なくタイル裏の浮き間隙に確実に接着剤を注入でき、か
つ、タイル面の美観を損ねることのない作業性に優れた
低価格の浮きタイル接着方法を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による浮きタイル
接着方法は、下地層(下地モルタル)の上に複数のタイ
ルを貼った建築物について、下地層とタイルとの間に接
着剤を注入して当該タイルを下地層に接着する浮きタイ
ル接着方法であって、複数のタイルの間から下地層が露
出している目地の部位から、当該位置の下地層を穿孔
し、この穿孔により形成された穿孔穴の側面から、当該
穿孔穴に隣接するタイルの裏に接している下地モルタル
を切削し、この切削により当該タイルと下地層との間に
形成された間隙から、当該タイルの裏に接着剤を注入す
る。
【0020】特に、この注入は、当該注入のためのアタ
ッチメントを用いて行われる。このアタッチメントは、
穿孔穴に挿脱可能とされ、接着剤の注入器を装着可能と
され、当該注入器から注入された接着剤をタイルと下地
層との間に形成された間隙に注入可能とされ、穿孔穴の
周囲において複数のタイル表面と接するフランジを備え
る。この注入は、用意したアタッチメントを穿孔穴に挿
入し、このアタッチメントに接着剤の注入器を装着し、
この注入器から接着剤を注入し、この接着剤をアタッチ
メントを介して間隙に注入することにより行う。
【0021】従って、本発明の浮きタイル接着方法によ
れば、穿孔穴の側面から当該穿孔穴に隣接するタイル裏
に接している下地層を切削することによって、穿孔穴か
らタイル裏の浮き間隙に通じる間隙(通路)を確保する
ことができる。これにより、タイル裏の浮き間隙に確実
に接着剤を注入することができる。本発明の浮きタイル
接着方法で補修されたタイルをハンマーにより打鍵して
その音調を聞き取って調べると、浮き音が殆ど無くなっ
ていることが判る。タイルを強制的に撤去して検証する
と、タイル裏への接着剤の充填率は極めて高く、低圧注
入工法と同等又はそれ以上の優れた接着剤の充填率が得
られる。
【0022】また、穿孔穴と浮き間隙とが通じているの
で、注入圧力をあまり高くすることなくタイル裏に接着
剤を注入することができる。これにより、注入圧力が高
い場合に生じていたタイルの押し出しや目地材の界面剥
離や欠損を無くすことができる。特に、本発明の浮きタ
イル接着方法は、短時間で接着剤の注入作業を行う場合
(短時間注入工法)において有効である。即ち、短時間
でも、注入圧力を高くすることなく、接着剤をタイル裏
の浮き間隙に注入できる。
【0023】更に、下地モルタルを切削することによっ
て穿孔穴と浮き間隙との間の間隙(通路)を確保してい
るので、タイル面を全く穿孔することなく接着剤をタイ
ル裏の浮き間隙に注入することができる。これにより、
タイル面特有の美観を全く損ねることなく、浮きタイル
を接着することができる。
【0024】また、接着剤の注入を当該注入のためのア
タッチメントを用いて行うので、当該アタッチメントに
注入器を装着するのみで簡単に接着剤を注入することが
できる。これにより、接着剤の注入(浮きタイルの接
着)を優れた作業性の下で行うことができる。また、こ
のアタッチメントは、当該注入に適した簡単な構成にで
きるので、これを低価格にすることができ、浮きタイル
接着全体のコストを抑えることができる。また、アタッ
チメントを用いることにより、従来優れた充填率を得る
ために必要であった注入装置を建造物の外壁や床に取り
付けるための座金の接着や、注入後にタイル表面に溢れ
出て固着した接着剤の撤去という極めて煩わしい作業を
不要にできる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1乃至図10によって、本発明
の浮きタイル接着方法について説明する。本発明の浮き
タイル接着方法は、建築物の基礎である躯体コンクリー
ト54上に塗られた下地層である下地モルタル55の上
に複数のタイル51を貼った建築物について補修を行う
ための工法であり、具体的には、当該建築物の壁面や床
面を構成するタイル51が下地モルタル55から浮いて
いる場合に、下地モルタル55とタイル51との間に接
着剤57を注入して当該タイル51を下地モルタル55
に接着するものである(図9(A)及び図9(B)参
照)。ここで、建築物とは歩道等のように壁や屋根のな
いものまで含む概念である。
【0026】まず、図1(A)に示す補修前のタイル5
1からなる壁又は床(のタイル面)をハンマーにより打
鍵(非破壊)し、その音調を聞き取ることによって、浮
き音を認識する。これにより、下地モルタル55から浮
いているタイル51(接着剤注入により補修すべき浮き
タイル51)及び浮いている部位を識別する。
【0027】次に、図1(A)に示すように、浮きタイ
ル51(の浮いている部位)の近傍に接着剤の注入口を
選定して、当該位置にマークを付ける(マーキングす
る)。本発明においては、マーキングは、目地53の部
位(タイル51の間から下地モルタル55が露出してい
る部位)に行われ、タイル面には行われない。この時、
浮きタイル51が集中している場合にはマーク53aの
ように目地53が交差する部位にマーキングが行われ、
1〜2枚の浮きタイル51が点在する場合にはマーク5
3bのように縦又は横の目地53の部位(目地53が交
差しない部位)にマーキングが行われる。
【0028】次に、図1(B)及び図2(A)に示すよ
うに、マーキングされた目地53の部位を、(ポータブ
ル)ドリル14によって穿孔する。この穿孔は、図1
(B)に示すように目地53の部位において、タイル5
1ぎりぎりにタイル51を傷つけないように行われ、図
2(A)に示すように目地53の部位からタイル51表
面に垂直な深さ方向に行われる。これにより、当該部位
の下地モルタル55が、表面から徐々に除去される。
【0029】図1(B)は建築物又はタイル51壁(又
は床)の表面を示す平面図であり、図2(A)は建築物
又はタイル51壁の構造を示す断面図である。図1
(B)における切断線X−Xに沿う断面が図2(A)に
示されている。これは以下に示す平面図及び断面図にお
いても同様であり、これらの図においてはこの点につい
ての説明を省略する。
【0030】なお、図1(B)から判るように、穿孔す
る部位によっては隣接するタイル51の間隔が異なる。
従って、マーク53aのように目地53が交差する部位
においては、実際には、穿孔穴52と両側のタイル51
との間に、目地53である下地モルタル55が残る(図
4参照)。しかし、この下地モルタル55については、
図面の簡単化のために、図2(A)においては図示を省
略する。以下に示す断面図においても同様である。一
方、マーク53bのように縦又は横の目地53の部位に
おいては、穿孔穴52がタイル51ぎりぎりに形成され
るので、図2(B)に示すような断面になる。
【0031】マーク53aのように目地53が交差する
部位において穿孔穴52と両側のタイル51との間に残
った下地モルタル55は、経験的に以下に説明する各工
程の障害になることはない。そこで、穿孔に用いるドリ
ル14の直径は1種類とされ、マーク53bのように縦
又は横の目地53の部位において穿孔穴52をタイル5
1ぎりぎりに形成できる値とされる。これにより、タイ
ル51を損なうことがない。また、後述するアタッチメ
ント20の種類を1種類に統一できるので、タイル補修
のコストを低減できる。
【0032】次に、図2(B)に示すように、穿孔穴5
2が躯体コンクリート54の表面に達したら、躯体コン
クリート54を少し(約30mm)穿孔して除去した後
に穿孔を停止し、ドリル14を当該穿孔穴52から引き
抜く。これにより、躯体コンクリート54の表層に達す
る円筒状の穿孔穴52が形成される。なお、躯体コンク
リート54を少し穿孔するのは、当該穿孔穴52に接着
剤を充填して躯体コンクリート54及び下地モルタル5
5を一体化するためである。
【0033】次に、図2(C)に示すように、穿孔穴5
2の側面から、当該穿孔穴52に隣接するタイル51の
裏に接している下地モルタル55を、(小径)グライン
ダ16により切削する。これにより、当該タイル51裏
の浮き間隙58と穿孔穴52との間を塞いでいる下地モ
ルタル55(図4等に示す塞ぎモルタル55a)をカッ
ティングして除去し、又は、浮き間隙58と穿孔穴52
との間を繋いでいる間隙の幅を十分に広くする。このよ
うに、浮きタイル51の裏の下地モルタル55(浮きタ
イルバックグラウト)を除去することにより、当該タイ
ル51と下地モルタル55との間の浮き間隙58に接着
剤を低圧でも注入可能とする。
【0034】例えば、図3(A)に示すように、1枚の
タイル51の斜線を付して示す部分(のみ)が下地モル
タル55と密着しており、この領域に囲まれた他の部分
は下地モルタル55から浮いている(剥離している)と
する。この場合、斜線領域に囲まれた内部領域がタイル
裏の浮き間隙58であり、斜線領域が浮き間隙58と穿
孔穴52との間を塞ぐ塞ぎモルタル55aに相当する。
【0035】そこで、図3(B)及び図4に示すよう
に、穿孔穴52の側面から、当該穿孔穴52に隣接する
塞ぎモルタル55aを切削する。これにより、穿孔穴5
2と浮き間隙58との間に間隙(間隙通路)58aが形
成される。
【0036】この切削に用いるグラインダ16の要部を
図5に示す。図2(C)及び図5から判るように、回転
工具であるグラインダ16はその先端に切削工具である
カッター15を備える。カッター15の直径は穿孔穴5
2の直径より小さいものとされる。カッター15の外周
(外周刃)部分15a表面はダイヤモンド砥粒からな
る。カッター15はワッシャー15b及びボルト15c
により、シャフト15dに取り付けられる。
【0037】この切削によって除去できる塞ぎモルタル
55aの範囲は、概略、穿孔穴52の外周からカッター
15の半径の範囲である。しかし、この範囲の塞ぎモル
タル55aを除去できれば、多くの場合に間隙通路58
aを確保でき、低圧での接着剤の注入でも浮き間隙58
に接着剤を確実に注入できる。逆に、この範囲の塞ぎモ
ルタル55aを除去しても空隙が浮き間隙58に到達し
ない程であれば、タイル51と下地モルタル55との接
着は十分であると考えられる。
【0038】次に、図示はしないが、吸塵器により穿孔
穴52内の下地モルタル55の切除粉をバキューム吸引
して除去する。これにより、切削されて穿孔穴52内に
残された下地モルタル55の切除粉が、接着剤の注入時
に間隙通路58aを塞ぐことを防止でき、接着剤を確実
に注入できる。
【0039】次に、図6及び図8(A)に示す構造の注
入のためのアタッチメント20を、図7(B)及び図8
(B)に示すように穿孔穴52に装着し、固定する。ま
ず、図6及び図8(A)によりアタッチメント20につ
いて説明する。アタッチメント20は、穿孔穴挿入部
1、注入器装着部7、フランジ3を備える。フランジ3
は穿孔穴挿入部1に一体に設けられる。
【0040】穿孔穴挿入部1を備えることにより、アタ
ッチメント20は穿孔穴52に挿脱可能とされる。この
ために、穿孔穴挿入部1は円筒(中空円管)とされ、そ
の外径は、図7(A)に示すように、穿孔穴52の内径
(又はドリル14の外径)と略同一だがやや小さい値と
される。穿孔穴挿入部1は複数の接着剤の注入口5を備
える。注入口5は、アタッチメント20を穿孔穴52に
挿入した場合に、タイル51と下地モルタル55との間
に形成された間隙通路58aに対向する位置に設けられ
る。
【0041】また、注入器装着部7を備えることによ
り、アタッチメント20は接着剤の注入器(17、1
8)を装着可能とされ、当該注入器から注入された接着
剤を浮き間隙58に注入可能とされる。これにより、注
入器から注入された接着剤は、注入器装着部7、穿孔穴
挿入部1を通って注入口5からアタッチメント20の外
部に排出される。この時、注入口5が間隙通路58aに
対向する位置にあるので、接着剤は間隙通路58aを通
って浮き間隙58に注入される。
【0042】更に、フランジ3を備えることにより、ア
タッチメント20はその挿入位置の位置決め可能とさ
れ、穿孔穴52からのタイル51表面への接着剤の滲み
出しを防止可能とされる。アタッチメント20はフラン
ジ3がタイル51表面に当接する位置まで穿孔穴52に
挿入される。これにより、注入口5が間隙通路58aに
対向する位置にくる。フランジ3の形状は、穿孔穴52
の周囲において複数のタイル51表面と接するように、
穿孔穴挿入部1(及び注入器装着部7)よりも十分に大
きな直径を持つ平坦面を備える円板状にされる。これに
より、穿孔穴52の開口部を閉塞すると共に、穿孔穴5
2の周囲のタイル51表面とフランジ3との間の隙間を
なくすことができる。従って、穿孔穴52からタイル5
1表面への接着剤の滲み出しをなくすことができ、接着
剤がタイル51表面に付着して硬化しタイル51表面の
美観を損なうことを防止できる。
【0043】フランジ3の平坦面がタイル面に当接する
まで(図7(B)参照)穿孔穴52にアタッチメント2
0を挿入した後、穿孔穴挿入部1の先端を拡げて下地モ
ルタル55に食い込ませることにより、アタッチメント
20を穿孔穴52又は下地モルタル55に固定する(図
7(B)参照)。
【0044】この固定のために、アタッチメント20の
構造は図8(A)に示すようにされる。即ち、アタッチ
メント20は、穿孔穴挿入部1と注入器装着部7とに2
分割される。穿孔穴挿入部1は、固定部材であって、中
空円管2からなる。中空円管2の一端にはフランジ3が
一体に設けられ、他端には横断面十字状の切割を有する
複数の係止爪4が設けられる。中空円管2の中間には注
入口5が設けられ、内周の一部に雌ねじ6が設けられ
る。注入器装着部7は、可動部材であって、中空円管8
からなる。中空円管8の一端には注入器(17、18)
の接着剤吐き出し口と係合する接続口9が設けられ、他
端には接着剤の拡径部を兼ねる注入口10が設けられ
る。中空円管8の中間には注入口11が設けられ、外周
の一部に雄ねじ12が設けられる。
【0045】穿孔穴挿入部1の雌ねじ6と注入器装着部
7の雄ねじ12とは係合可能に設けられる。穿孔穴挿入
部1の注入口5と注入器装着部7の注入口11とは、可
動部材である注入器装着部7を穿孔穴挿入部1に係合さ
せた場合に対応する位置に設けられる。注入器の接着剤
吐き出し口と係合する接続口9の内周の一部には、雌ね
じが設けられる。中空円管8の外周にはOリング13が
設けられ、穿孔穴挿入部1の内周面と摺動係合する。
【0046】まず、図7(A)に示すように、穿孔穴挿
入部1の雌ねじ6と注入器装着部7の雄ねじ12とを浅
く係合させた状態のアタッチメント20を用意する。次
に、図7(B)及び図8(B)に示すように、アタッチ
メント20を穿孔穴52にフランジ3がタイル面に当接
するまで挿入する。この状態で、注入器装着部7を例え
ば時計方向に回転させて、穿孔穴挿入部1の雌ねじ6と
注入器装着部7の雄ねじ12とを深く(最大に)係合さ
せる。これにより、図7(B)及び図8(B)に示すよ
うに、可動部材である注入器装着部7が穿孔穴挿入部1
に深く侵入して、係止爪4が拡径部10によって拡径さ
れ、下地モルタル55に食い込み固定される。
【0047】アタッチメント20を固定することによ
り、一旦タイル面に装着したアタッチメント20の脱落
を防止できる。これにより、アタッチメント20の装着
作業の無駄及びアタッチメント20の紛失を防止でき
る。また、接着剤を注入する際の圧力によりアタッチメ
ント20がタイル面から脱落することを防止できる。こ
れにより、接着剤の注入作業の効率化、及び、当該作業
の自動化を図ることができる。更に、このような固定を
可能とするアタッチメント20は図6及び図8(A)に
示す簡単な構造であるので、これを安価なものにでき
る。
【0048】また、このような簡単な構成によりアタッ
チメント20を固定しているので、接着剤57の注入作
業後において、アタッチメント20を簡単に撤去でき、
作業効率を大きく向上できる。また、アタッチメント2
0の固定の際に形成される下地モルタル55の凹みは、
穿孔穴52に例えばエポキシ樹脂系のモルタルを詰めて
埋め込まれるので強度的にも問題ない。
【0049】次に、図9(A)に示すように、アタッチ
メント20に接着剤の自動注入器17(弾性体17cが
無い状態のもの)を装着する。自動注入器17の接着剤
吐き出し口に設けられた雄ねじ(図示せず)が、アタッ
チメント20の接続口9の雌ねじと係合させられる。こ
の状態で、自動注入器17を例えば時計方向に回転させ
て、接続口9の雌ねじと自動注入器17の雄ねじとを深
く(最大に)係合させる。これにより、図9(A)に示
すように、アタッチメント20に自動注入器17が容易
に装着される。
【0050】自動注入器17は例えば所定量の接着剤5
7の封入されたカプセルからなり、シリンダ17aと、
ピストン17bと、シリンダ17aの係止部とピストン
17bの係止部との間に所定の引張力を与えるゴム等の
弾性体17cとからなる。弾性体17cの引張力によ
り、自動注入器17から予め定められた圧力で接着剤5
7を注入(1次注入)する。注入圧力は弾性体17cの
引張力を適切に選択することにより小さい値とされる。
これにより、接着剤57の注入圧力によりタイル51が
周囲のタイル51の表面レベルより浮き上がることを防
止できる。
【0051】弾性体17cは自動注入器17のアタッチ
メント20への装着後に取り付けられる。弾性体17c
の取り付け後、接着剤の1次注入工程が無人環境下で行
われる。即ち、注入する接着剤57の量はカプセルへの
封入量で定められ、注入圧力は弾性体17cの引張力の
選択により定められ一定である。また、アタッチメント
20は下地モルタル55に固定され離脱することがな
く、自動注入器17もアタッチメント20から離脱する
ことがない。従って、1次注入を実行及び監視する必要
はなく、これを自動化することができる。
【0052】以上の結果、接着剤57はアタッチメント
20を介して浮き間隙58に徐々に注入される。具体的
には、接着剤57は、自動注入器17から注入器装着部
7の接続口、注入器装着部7の注入口11、穿孔穴挿入
部1の注入口5を経てアタッチメント20の外部に滲み
出すように排出され、間隙通路58aを通ってタイル5
1裏の浮き間隙58に到達する。これにより、図10
(A)に示すように、タイル51裏の浮き間隙58に接
着剤57が確実に注入される。
【0053】なお、この時、図9(A)に示すように、
穿孔穴52の先端部分にも注入器装着部7の注入口10
から接着剤57が注入される。これにより、躯体コンク
リート54と下地モルタル55との間の接着をも補強で
きる。一方、アタッチメント20のフランジ3が、穿孔
穴52の周囲の図10(A)に示す範囲3aを塞ぐの
で、接着剤57が穿孔穴52の外に溢れてタイル51表
面を汚染することを防止できる。
【0054】次に、自動注入器17に封入された接着剤
57の注入が終了したら、自動注入器17をアタッチメ
ント20から取り外す。この取外しは、自動注入器17
を例えば反時計方向に回転させることにより容易に行う
ことができる。
【0055】次に、図9(B)に示すように、アタッチ
メント20に接着剤57の注入のためのカートリッジガ
ン18を装着する。カートリッジガン18の接着剤吐き
出し口にも雄ねじ(図示せず)が設けられる。これによ
り、前述の自動注入器17と同様にして、図9(B)に
示すように、アタッチメント20にカートリッジガン1
8が装着される。
【0056】カートリッジガン18にはその注入圧力を
調整するための操作レバー18aが設けられる。これに
より、カートリッジガン18から所望の圧力で接着剤5
7を注入(ダメ直し注入又は2次注入)する。この注入
圧力は1次注入の具合に応じて選択することができる。
これにより、仮に1次注入において注入があまり良く行
われなかった部分にも接着剤57を注入できる。なお、
この時点では接着剤57がかなり注入されているので、
カートリッジガン18からの注入圧力をある程度大きく
してもタイル51が浮き上がることはない。
【0057】次に、カートリッジガン18からの接着剤
57の注入が終了したら、前述の自動注入器17と同様
にして、カートリッジガン18をアタッチメント20か
ら取り外す。
【0058】この後、穿孔穴52に装着したアタッチメ
ント20を撤去する。この撤去のために、注入器装着部
7を例えば反時計方向に回転させて、可動部材である注
入器装着部7を穿孔穴挿入部1から少し引き抜く。これ
により、下地モルタル55に食い込んでいた係止爪4が
穿孔穴52への挿入時の状態に戻る。そこで、穿孔穴5
2からアタッチメント20を引き抜く。
【0059】そして、図10(B)に示すように、穿孔
穴52に例えばエポキシ樹脂系のモルタル61を詰め
て、その表面を既存の目地53(露出した下地モルタル
55)の風合いに合わせるようにする。これにより、補
修跡の目立ちを極力少なくする。この後、補修個所の周
囲をブラッシング洗浄して、浮きタイル接着を終了す
る。
【0060】以上、本発明をその実施の形態により説明
したが、本発明はその主旨に従う範囲において種々変形
可能である。例えば、穿孔穴52にアンカーを打ち込ん
で補強する浮きタイル接着方法にも、本発明の浮きタイ
ル接着方法を適用できる。この場合、アンカーを打ち込
んで固定した状態でアンカーの頭部から接着剤57を注
入する必要がある。従って、アタッチメント20を、図
12(B)及び図13(C)に示す形状のアンカーをそ
の頭部に挟持する構成とし、アンカー付きのアタッチメ
ント20を穿孔穴52に取り付けるようにすれば良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
浮きタイル接着方法において、穿孔穴の側面からタイル
の裏に接している下地モルタルを切削して形成した間隙
からタイルの裏の浮き間隙に接着剤を注入することによ
って、穿孔穴からタイル裏の浮き間隙に通じる間隙(通
路)を確保することができるので、注入圧力をあまり高
くすることなく、浮き間隙に確実に接着剤を注入するこ
とができ、タイルの押し出しや目地材の界面剥離や欠損
を無くすことができ、また、タイル面を全く穿孔するこ
となく接着剤をタイル裏の浮き間隙に注入することがで
きる。
【0062】また、本発明によれば、浮きタイル接着方
法において、接着剤の注入を当該注入のためのアタッチ
メントを用いて行うことによって、当該アタッチメント
に注入器を装着するのみで簡単に接着剤を注入すること
ができるので、接着剤の注入ひいては浮きタイルの接着
を優れた作業性の下で行うことができ、また、このアタ
ッチメントを当該注入に適した簡単な構成にできるの
で、これを低価格にして浮きタイル接着全体のコストを
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図2】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図3】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図4】下地モルタル切削説明図である。
【図5】グラインダ説明図である。
【図6】アタッチメント説明図である。
【図7】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図8】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図9】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図10】本発明の浮きタイル接着方法説明図である。
【図11】従来技術説明図である。
【図12】従来技術説明図である。
【図13】従来技術説明図である。
【符号の説明】
1 穿孔穴挿入部 3 フランジ 7 注入器装着部 14 ドリル 15 カッター 16 グラインダ 17 自動注入器 18 カートリッジガン 20 アタッチメント 51 タイル 52 穿孔穴 53 目地 54 躯体コンクリート 55 下地モルタル 55a 塞ぎモルタル 57 接着剤 58 浮き間隙 58a 間隙通路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地層の上に複数のタイルを貼った建築
    物について、前記下地層とタイルとの間に接着剤を注入
    して当該タイルを前記下地層に接着する浮きタイル接着
    方法において、 前記複数のタイルの間から前記下地層が露出している目
    地の部位から、当該位置の下地層を穿孔し、 前記穿孔により形成された穿孔穴の側面から、当該穿孔
    穴に隣接するタイルの裏に接している下地層を切削し、 前記切削により当該タイルと下地層との間に形成された
    間隙から、当該タイルの裏に接着剤を注入することを特
    徴とする浮きタイル接着方法。
  2. 【請求項2】 前記注入は、 注入のためのアタッチメントであって、前記穿孔穴に挿
    脱可能とされ、接着剤の注入器を装着可能とされ、当該
    注入器から注入された接着剤を前記間隙に注入可能とさ
    れ、前記穿孔穴の周囲において複数のタイル表面と接す
    るフランジを備えるアタッチメントを用意し、 前記アタッチメントを前記穿孔穴に挿入し、 前記アタッチメントに接着剤の注入器を装着し、 前記注入器から接着剤を注入し、この接着剤を前記アタ
    ッチメントを介して前記間隙に注入することにより行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の浮きタイル接着方
    法。
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JP4990694B2 (ja) * 2007-06-26 2012-08-01 株式会社ヤグチ技工 タイルの浮き修復工法
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