JP2008095349A - 先端治具及びコンクリート補修材の注入方法 - Google Patents

先端治具及びコンクリート補修材の注入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】短時間で確実にコンクリートに生じたひび割れ全体にくまなくエポキシ樹脂などのコンクリート補修材補修材を注入する。
【解決手段】先端治具Aは、コンクリートDのひび割れCした表面に形成した穴Eからひび割れたコンクリートの内部に挿入する穴挿入部1と、穴挿入部1を穴Eに挿入した際に該穴Eを塞ぎ止めるテーパ部3と、テーパ部3の他方の側に固定され注入ガンBの先端ノズル12に接続される先端ノズル接続部2と、先端ノズル接続部2からテーパ部3および穴挿入部1に至る貫通孔4と、穴挿入部1の側面に形成され貫通孔4と連通する複数の噴出孔5とを有する。先端治具Aのテーパ部3には、コンクリートDの表面と対向する面に弾性体31bを固定した面着部材31を取り付ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物基礎の鉄筋コンクリート表面に生じたひび割れを補修する際に利用するコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルに接続する先端治具と、この先端治具を用いてコンクリート補修材を注入する方法とに関するものである。
建物基礎や壁の鉄筋コンクリート(以下「コンクリート」という。)にはひび割れ(亀裂、クラックを含む、以下「ひび割れ」という)が生じることがある。このようなひび割れは、浅いものは基礎や壁の性能に影響を与えることがないものの、成長するとコンクリ−ト内部の鉄筋に錆を生じさせ、強度低下に繋がる可能性があるため補修するのが一般的である。
例えば、コンクリート表面のひび割れを補修する場合、該ひび割れ部分に平板を有する注入用のアタッチメントを密着させ、樹脂やモルタル等からなるコンクリート補修材を専用の加圧可能な注入具等によってひび割れの奥に注入することが行われている。このとき、コンクリート表面のひび割れに対して、短時間でコンクリート補修材を注入してしまうと、コンクリートひび割れの奥に注入したコンクリート補修材がひび割れ表面側に戻って噴出することがある。このため、一般にはコンクリート補修材を約2〜3日間かけて徐々に圧入している。
しかし、上述のようにコンクリート補修材を約2〜3日間かけて徐々に圧入する方法を住宅などの小規模建築物で行った場合、作業者は現場に張り付いて注入状況を管理することができないので、コンクリート補修材の圧入が終わる頃に現場に戻って注入状況を確認をすると、コンクリート補修材が噴出していることや、これに伴ってコンクリートひび割れの奥にコンクリート補修材が行き渡っていないことに気づくので、再度注入装置をセットして注入のやり直しをしていた(作業の2度手間)。
上述の現象は次のように説明される。即ち、コンクリート補修材を注入する対象となるひび割れは、通常0.3mm〜1.0mm程度の狭い隙間であり、奥が塞がった袋小路状の空間である場合が多い。そのため、コンクリート補修材を押し込んでいっても、気圧に押されて(空気が抜けない)該コンクリート補修材が押し戻されてなかなか奥に進入していかない。逆に急激な圧力でひび割れの奥に進入させようとしても、前述のとおり、空気の逃げやすいいずれかのコンクリートのひび割れ表面に噴出する(短絡現象)。
これに対し、短時間(大体10分くらい)にコンクリートひび割れに注入できるコンクリート補修材として、2液性エポキシ樹脂等を主成分とする低粘度のコンクリート補修材が市販されている。これを使用すれば、住宅程度の中小建物や工作物のようにコンクリ−トの厚みが200mm以下のひび割れの補修を短時間に行うのに有効である。
しかしながら、コンクリート表面のガン挿入部におけるコンクリート補修材の漏れの問題は解消していない。即ち、平板であるアタッチメントの接触面の周囲をシリコン等のシーリング材で塞ぐ処置を行うことはシーリングの硬化に時間を要するため、10分くらいの短時間のうちに作業を終わらせることを実現できない。
そこで、平板であるアタッチメントの周縁に弾性体を設け、コンクリート面を傷つけないようにソフトタッチを実現したアタッチメントを使用して、ひび割れが出現しているコンクリート面の補修箇所にそのアタッチメントを強く押し付けて注入ガンにより急激に注入した。しかし、コンクリート表面とアタッチメントの接触面の隙間からコンクリート補修材が噴出し、ひび割れの奥に十分に進入していかない。
また、コンクリート補修材をひび割れの奥に進入させるために、コンクリート表面のひび割れ面にいくつかの小さな穴を形成し、その穴に注入ガンの先端ノズルを挿入することによりコンクリート補修材を注入ガンにより急激に注入した。しかし、この場合もコンクリート補修材がコンクリート表面に戻ってしまった。
上記原因は次のように考えられる。即ち、コンクリート補修材が噴出する先端ノズルの先端口には、必ずしも補修材の飛び出し方向にひび割れが連続してない。
このため、コンクリート補修材をひび割れに進入させるために補修材に相当の加圧をして押し込んだり、穴全体に補修材を行き渡らせる必要がある。これは、コンクリート表面に形成した穴に挿入した先端ノズルとその穴の隙間の密閉度が低いため、表面に噴出してしまい、ひび割れにはあまり充填しないことも多くなり補修材を多量に使用したにもかかわらず溢れ量が殆どという自体にもなりかねない。
これに対して、例えば特許文献1には、剛体の本体(平板)の周縁に弾性の吸着部材を設けることで吸引室を形成し、この吸引室に吸引手段を設けると共に密着部材を設け、密着部材の内部空間に補修材を高圧で送り込むことで、送り込まれた補修材をひび割れに注入する技術が開示されている。
また、コンクリ−ト表面のひび割れに注入穴を形成すると共に注入穴以外のひび割れを剥離性シール材によって目止めし、注入穴に補修材注入補助管を挿入して固定した後、注入ノズルを差し込んでコンクリート補修材等の注入材を注入ガンなどより注入する技術も開示されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−056185号公報 特開2001−123670号公報
しかしながら、特許文献1の技術は表面加圧であるが、吸引装置等の機械設備を必要とし、小規模の住宅等の現場では使いにくい。
また、特許文献2に記載した技術では、せっかくコンクリート補修材を注入してもコンクリートのひび割れの発生方向と圧入方向が一致しないと圧入したコンクリート補修材が亀裂の発生方向に行き渡らず、充分な強度が発現しない虞があった。また、特許文献2の通常の先端口が開くノズルで所定の穴を形成して注入しても、ひび割れにうまく充填ができず、噴出するコンクリート補修材が多くなり不確実であった。
本発明は、短時間で確実にコンクリートに生じたひび割れ全体にくまなくエポキシ樹脂などのコンクリート補修材補修材を注入すること、より詳しくは小規模建築物の厚さ200mm程度以下のコンクリートに発生したひび割れに対して好適な注入ガン用の先端治具、またはこれを用いたコンクリートのひび割れに対してコンクリート補修材を注入する注入方法を提供するものである。
本発明者は、コンクリ−トに発生したひび割れは、コンクリ−ト表面に対し、垂直方向に進行して場合だけではなく、骨材の間を縫ったりしてあらゆる方向に進行していく現象があることに着目し、ひび割れの進行方向に左右されず、全体にくまなく注入するための先端治具を発明するに至った。
即ち、上記課題を解決する本発明の先端治具は、コンクリートのひび割れした表面の所定部位に形成した穴に挿入してひび割れた隙間にコンクリート補修材を注入するコンクリート補修材注入ガンに装着する先端治具であって、コンクリートのひび割れした表面に形成した穴からひび割れたコンクリートの内部に挿入する穴挿入部と、前記穴挿入部を前記ひび割れした表面に形成した穴に挿入した際に該穴を塞ぎ止める絞り部と、前記絞り部の他方の側に固定されコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルに接続される先端ノズル接続部と、前記先端ノズル接続部から前記絞り部および前記穴挿入部に至る貫通孔と、前記穴挿入部の側面に形成され前記貫通孔と連通する複数の噴出孔とを有して構成されるものである。
上記手段によれば、先端治具は、先端口だけでなく、穴挿入部の側面(周囲)に細かいピッチで孔をあけてあることによりコンクリート内部のひび割れに近接した位置から勢い良くコンクリート補修材を噴出させることできるので、コンクリート補修材をひび割れの奥に進入ささせることが可能となる。また、コンクリート表面へのコンクリート補修材の戻り現象を防止して、短時間で確実なコンクリートのひび割れ補修ができる。
上記先端治具に於いて、先端治具の絞り部には、コンクリートの表面と対向する面に弾性体を固定したコンクリート面着用部材が取り付けられていることが好ましい。
上記先端治具は、中継部品を介して配管群によりコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルに接続されるものであり、前記中継部品は、先端治具の先端ノズル接続部を接続する先端治具接続部と、該先端治具接続部の反対側にコンクリートのひび割れした表面に形成した穴に穴挿入部を挿入するために殴打具で殴打する被殴打部と、配管群を接続する配管接続部とを有し、前記配管群は、前記被殴打部をコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルから離隔させて殴打具で殴打する空間を確保するために、コンクリート補修材注入ガンの先端ノズルから先端治具に至る配管経路を屈曲させて構成したものであることが好ましい。
また本発明に係るコンクリート補修材の注入方法は、上記いずれかの先端治具を装着したコンクリート補修材注入ガンを用い、コンクリートのひび割れした表面に形成した穴の表面にクロスを当て、該クロスと共に先端治具の穴挿入部を押し込んで挿入した後に、コンクリート補修材を注入することを特徴とするものである。
本発明に係る先端治具では、ひび割れしたコンクリートの表面に形成した穴に穴挿入部を挿入したとき、絞り部が穴の周縁と接触して塞ぎ止めることができる。また穴と穴挿入部の側面に複数の噴出孔が形成されているので、ひび割れは何れかの噴出孔に近い距離で略対向することになる。このため、注入されたコンクリート補修材(以下、「補修材」という)は確実にひび割れに注入され、且つ短絡横漏れが少ない。
また先端治具の絞り部にコンクリート面着用部材を取り付けた場合には、コンクリート表面のモルタル等の仕上げ層が部分的にひび割れて剥離して落下しそうな場合であっても、弾性体付きのコンクリート面着用部材が柔らかくモルタル表面材を押さえつつモルタルとコンクリートの隙間に補修材を充填できる。このように、コンクリートの表面にモルタル等による柔らかい仕上げが施されていても、該仕上げ層の表面を傷つけたり、穴の周りを破損させることがない。
先端治具が中継部品を介して配管群によりコンクリート補修材注入ガン(以下「注入ガン」という)に接続されている場合には、被殴打部を殴打具によって殴打することで、穴挿入部をひび割れしたコンクリートの表面に形成された穴に対し確実に挿入すると共に、絞り部を穴の周縁に接触させることができる。特に、先端治具をクロスを介して穴に挿入するような場合には、穴と先端治具の側面がクロスを介して摩擦力を伴って充分に押し込むことができる。尚、注入穴以外のひび割れ表面部は注入した補修材の噴出を防ぐ為に速乾のエポキシ材等でシ−ルしてから注入する。
本発明に係る注入方法では、ひび割れしたコンクリートの表面に形成した穴にクロスを当てて穴挿入部を挿入するので、前記穴が穴挿入部よりも大きくなってしまった場合、補修材がひび割れ内部に浸入せずに表面側に逃げて噴き出しやすくなるが、クロスを使うことで穴挿入部の大きさの調整をして隙間を無くすことができ、且つ穴と先端治具の側面がクロスを介して摩擦力を伴って押し込めるので、補修材が噴出しても先端治具が外れることがない。このため補修材の注入を円滑に且つ短時間に行うことができる。
以下、本発明に係る先端治具の最も好ましい実施の形態について図を用いて説明し、併せて注入方法について説明する。
本実施例に係る先端治具A、この先端治具Aを取り付けた注入ガンB、及び注入方法について図を用いて説明する。図1は先端治具の構成を説明する図である。図2は中継部品及び配管群を介して先端治具を取り付けた注入ガンの構成を説明する図である。図3はひび割れしたコンクリートに形成した穴及び補修材を注入する方法を説明する図である。図4は注入ガンの他の構成を説明する図である。
先ず、本実施例に係る先端治具Aの構成について図1により説明する。図に示す先端治具Aは、後述する注入ガンB(図2参照)に先端に接続され、予めひび割れCが生じているコンクリートDの所定位置に形成された穴Eに挿入されて注入ガンBから供給された補修材Fをひび割れCに注入(図3参照)する機能を有するものである。
先端治具Aは、一方の端部側に形成された円筒状の穴挿入部1と、他方の端部側に形成された注入ガンBの先端ノズルに接続される先端ノズル接続部となるねじ部2と、穴挿入部1とねじ部2との間に形成された絞り部であってねじ部2から穴挿入部1にかけて径が小さくなるテーパ部3と、先端治具Aを全長にわたって貫通する貫通孔4と、穴挿入部1の側面に形成され貫通孔4と連通する複数の噴出孔5と、を有して構成されている。
穴挿入孔1の太さや長さは特に限定するものではなく、ひび割れCに形成する穴Eに容易に嵌合させることが可能な太さを有し、且つ該穴Eの深さよりも短い長さを有することが好ましい。特に、穴Eを形成するためにコンクリートDを切削する作業を容易にするためには、径があまり細いことは好ましくはなく、且つあまり深いことも好ましくはない。従って、穴挿入部1としては、約5mm程度の外径と約10mm程度の長さを有することが好ましい。
テーパ部3は穴挿入部1をコンクリートDに形成された穴Eに挿入したとき、外周の一部が穴Eの周縁と接触して該穴Eを塞ぎ止めることで、注入された補修材が漏れるのを防止する機能を有するものである。このため、テーパ部3は前記機能を発揮し得るテーパ角度を有するものであれば良く、特にテーパ角度を限定するものではない。テーパ角度が小さいと穴Eの径が大きくなったとき、穴挿入部1の先端が穴Eの底部に到達しても該穴Eの周縁を塞ぎ止めることが困難になることがあり、テーパ角度があまり大きくとも安定して穴Eの周縁を塞ぎ止めることが困難になることがある。
貫通孔4は、先端治具Aの全長にわたって形成されており、穴挿入部1の先端及び側面に形成された噴出孔5に補修材を供給する機能を有する。このため、貫通孔4は特に径を限定するものではなく、穴挿入部1が強度を保持し得る範囲で可及的に大きい径であることが好ましい。
噴出孔5は、貫通孔4を介して供給された補修材を穴挿入部1と穴Eとの間隙に噴出して穴Eの内面に露出しているひび割れCに注入するものである。穴Eの内壁面に露出するひび割れCの方向や深さは、さまざまな形態がある。従って、穴Eの内壁面に於ける何れの方向に、何れの深さにひび割れCが露出していても確実に補修材を注入し得ることが必要である。即ち、噴出孔5は穴Eの内壁面に向けて一様に開口していることが好ましい。
このため、噴出孔5は、穴挿入部1の側面に一様に開口し得るように複数形成されている。本実施例では、穴挿入部1であってテーパ部3に接近した側の所定位置(穴挿入部1とテーパ部3の境界から噴出孔5の径よりも僅かに大きい寸法分離隔した位置)、及び該位置から所定距離離隔した位置(本実施例では噴出孔5の径よりも大きい寸法だけ離隔した位置)にそれぞれ円周方向に4個づつ、且つ互いに交互になるように形成されている。
特に、穴挿入部1の外径が5mmである場合、周長は約15.7mmになることから、噴出孔5の径は1.2mm程度であることが好ましい。この数値は先端治具Aを穴挿入部1から引き抜いたときの曲がりや折損を防止するために、穴挿入部1の径に対する穴の大きさ(断面欠損)を考慮したものである。
上記の如く構成された先端治具Aは、図2に示す注入ガンBに接続される。この注入ガンBは、ガン本体11と、先端に配置された先端ノズル12と、レバー13とを有して構成された市販のものである。そして、ガン本体11に補修材の主剤を充填したカートリッジ14、硬化剤を充填したカートリッジ15を装着してレバー13を操作することによって、カートリッジ14、15から押し出すと共に、押し出された二液を混合した補修材を先端ノズル12から供給し得るように構成されている。
従って、先端ノズル12に先端治具Aのねじ部3を締結して接続しておき、先端治具Aの穴挿入部1を穴Eに挿入して上記操作を行うことで、補修材を穴Eに供給してひび割れCに注入することが可能である。
本発明では補修材Fとして如何なるものを使用するかは特に限定するものではない。しかし、ひび割れCに対する浸透性や強度、耐候性等を考慮すると、2液性エポキシ系樹脂であることが好ましい。特に、粘度が低く、力が作用したときに流動し易く且つ力が排除されたとき流動し難くなるなるような材質であることが好ましい。
特に、図2に示す本実施例では、先端治具Aと注入ガンBとの間には中継部品20及び配管群25が配置されており、注入ガンBから供給された補修材は配管群25、中継部品20を経て先端治具Aに供給されるように構成されている。
中継部品20は、先端治具AをコンクリートDに形成された穴Eに挿入する際に、テーパ部3が穴Eの周縁に確実に接触して穴Eを塞ぐように打撃を与えるものである。このため、中継部品20は、先端治具Aの先端ノズル接続部であるねじ部2を螺合して接続する雌ねじ(図示せず)を形成した先端治具接続部21と、先端治具接続部21の反対側に形成されハンマー等の殴打具24によって殴打される被殴打部22と、配管群25を接続する配管接続部23と、を有して構成されている。
本実施例に於いて、中継部品20は、配管部品であるティーを利用して構成されており、配管接続部23から先端治具接続部21、被殴打部22にわたって流体が流通し得る流路が形成されている。特に、被殴打部22は配管部品であるプラグを利用して構成されており、これにより内部に形成された流路が閉鎖されている。従って、配管接続部23に配管群25を接続したとき、中継部品20には配管接続部23と先端治具接続部21の間に流路が形成される。
中継部品20の被殴打部22は先端治具接続部21の正反対側に位置しており、先端治具接続部21に先端治具Aを接続して穴挿入部1を穴Eに挿入した後、殴打具24によって殴打することで、先端治具Aを穴Eに対し確実に挿入することが可能である。
特に、穴Eの開口部分にクロス6を当てておき、この状態でクロス6と共に先端治具Aの穴挿入部1を穴Eに挿入する場合、クロス6と先端治具AとコンクリートDとの間に摩擦が生じて穴挿入部1の穴Eに対する確実な挿入を阻害する虞がある。しかし、中継部品20の被殴打部22を殴打具24によって殴打することで、前記摩擦にうち勝って先端治具Aを穴Eに挿入することが可能である。
クロス6は先端治具Aを穴Eに挿入したとき、先端治具Aの穴挿入部1とテーパ部3とを包むようにして穴Eの中に挿入され、且つ穴Eとテーパ部3との間に挟まれて穴Eを塞ぐ機能を有する。クロス6の材質や厚さ等の条件は限定するものではなく、本実施例では綿布を利用している。
配管群25は、中継部品20を殴打具24によって殴打する際に容易な殴打を実現し得るように、中継部品20をガン本体11から離隔させると共に両者を接続して先端ノズル13との間に補修材を流通させる流路を形成する機能を有するものである。従って、配管群25は前記機能を有するものであれば利用することが可能であり、構造を限定するものではない。
このため、本実施例では、配管群25は、予め中継部品20をガン本体11から離隔させる距離に応じた長さを有し中継部品20の配管接続部23に接続するオフセットニップル26と、中継部品20に接続した先端治具Aをガン本体11と平行に配置するためのエルボ27と、エルボ27とガン本体11の先端ノズル12を接続するニップル28と、有して構成されている。
次に、上記の如く構成された先端治具A、注入ガンBを利用してひび割れCに補修材Fを注入する手順について説明する。図3(a)に示すように、例えば、基礎コンクリートDの縦方向にひび割れCを生じた場合、このひび割れCに沿って穴Eを形成する。穴Eはひび割れCの長さに対応して所定数形成される。例えば本実施例では、穴Eのピッチを約120mmとし、ひび割れCの長さに応じて適宜数の穴Eを形成している。
穴Eはドリルを利用してコンクリートDを切削することで形成される。この穴Eは径が約5.5mm〜6mm程度で、深さが約30mm程度に形成される。しかしこの数値に限定するものではなく、ひび割れCの深さや幅に応じて適宜設定することが好ましい。特に、穴Eがひび割れCに沿って形成されていることから、穴Eの内壁面にひび割れCの一部が露出することとなる。
尚、コンクリートにドリルで穴あける際、コンクリートの粉じんがひび割れ面から奥に入り込んで目詰まりを起こし、そのまま補修材を注入しても該補修材がコンクリートに十分に進入しない可能性がある。このため、穴内部の粉をスポイトのようなものを使用して加圧空気を吹きかけて飛ばしたり、小型の掃除機で吸い取る必要がある。
基礎コンクリートDにひび割れCに沿って所定数の穴Eを形成した後、図2に示すように構成された注入ガンBを利用して補修材Fの注入を行う。先ず、穴Eの開口部分にクロス6をあてがい、この状態で先端治具Aの穴挿入部1を穴Eに挿入する。穴挿入部1の挿入に伴ってクロス6は先端治具Aの穴挿入部1及びテーパ部3を包むようにして挿入される。
先端治具Aが穴Eに適度に挿入された後、殴打具24によって中継部品20の被殴打部22を殴打することで、先端治具Aを確実に穴Eに挿入し、該穴Eの周縁と先端治具Aのテーパ部3によってクロス6を挟み込んで強固な挿入を実現すると共に確実な穴Eの閉鎖を実現することが可能である。
上記状態を保持して注入ガンBのレバー13を操作すると、この操作に伴ってカートリッジ14、15から主剤と硬化剤が押し出されて混合して補修材Fとなり、先端ノズル12から供給される。
先端ノズル12から供給された補修材Fは配管群25、中継部品20を経て先端治具Aに至り、該先端治具Aに形成された貫通孔4を通って穴挿入部1の先端から、及び噴出孔5から穴Eの内部に注入される。穴Eに注入された補修材Fは該穴Eを充満することになり、大きな抵抗が生じる。しかし、穴Eにひび割れCが露出しているため、露出したひび割れCの周囲にある補修材Fが注入されることとなり、該ひび割れCと対向した噴出孔5から補修材Fが優先して噴出される。
上記の如くしてひび割れCに対する補修材Fの注入を継続し、この穴Eから離隔した位置にあるひび割れCから補修材Fが漏れだしたとき、ひび割れCに充分な量の補修材Fが注入された、として注入ガンBによる注入操作を停止する。そして穴Eから先端治具Aを引き出して次の穴Eに対する補修材Fの注入作業に移行する。このとき、クロス6は穴Eに残置される。
尚、補修材Fがひび割れCに良好な状態で注入されたか否かは、注入ガンBの操作による各カートリッジ14、15からの注入量を確認すること、及び補修材Fのひび割れCからのはみ出しの確認等によって認識することが可能である。
図4は注入ガンBの他の構成を説明するものである。図に示す注入ガンBは市販の手動ガンであり、この注入ガンBは、各カートリッジ14、15の容量が小さく、片手で容易にレバー13の操作が可能である。またガン本体11にはミキシング部材17が設けられており、このミキシング部材17の先端部分が先端ノズル17aとして構成されている。このように、先端ノズル17aに直接先端治具Aを接続することができない構造であるため、ミキシング部材17の先端部分にソケット18を接着し、該ソケット18に先端治具Aを接続することで、実質的に先端治具Aを先端ノズル17aに接続した構造とすることが可能である。
図4に示す注入ガンBの場合、比較的長いミキシング部材17が設けられるのに伴って配管群25を構成するニップル28として長さの短いものを利用することとなるものの、他の中継部品20及び配管群25の構成は同じであり、コンクリートDに生じたひび割れCに沿って形成した穴Eに補修材Fを注入する操作も略同じである。
次に、先端治具にコンクリート面着用部材を取り付けた実施例と、このコンクリート面着用部材を取り付けた先端治具を利用して補修材を注入する際の手順について図を用いて説明する。図5は注入ガンBにコンクリート面着用部材を取り付けた先端治具を取り付けた構成を説明する図である。図6はコンクリートの表面に形成された仕上げ層との隙間に補修材を注入する際の手順を説明する図である。尚、図に於いて、前述した実施例と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
先端治具Aのテーパ部3にはコンクリート面着用部材(以下、「面着部材」という)31が取付られている。この面着部材31は、ひび割れが生じたコンクリート表面に面着させて該コンクリート表面との間に閉鎖空間を形成して直接ひび割れに補修材を注入することが可能であり、或いはコンクリートの表面から剥離した仕上げ層を押圧して保持することで落下を防止しつつ、仕上げ層とコンクリート表面との間に形成された隙間に補修材を注入することが可能である。
このため、面着部材31は、円板状の本体31aと、本体31aのコンクリートと対向する面の周縁に取り付けた弾性体31bと、によって構成されている。弾性体31bは、補修材Fに浸されることのないゴム等の弾性を持った材料によって構成されており、丸棒状のゴムを円形に或いは渦巻き状に巻き付けて本体31aに接着等の手段で固定して一体化している。
本体31aの中心には先端治具Aのテーパ部3に嵌合する穴(図示せず)が形成されており、該穴を利用してテーパ部3に固定し、或いは取り外すことが可能なように構成されている。穴の形状は特に限定するものではなく、テーパ部3のテーパに対応したテーパをもって形成されていても良く、またストレート穴であっても良い。
特に、面着部材31のテーパ部3に対する固定位置は、該テーパ部3がコンクリートDに形成された穴Eの周縁に接触し得る位置(穴Eの径)に応じて変化するため、この変化に対応し得るように構成されることが好ましい。例えば、面着部材31にボスを形成しておき、このボスに止めねじを設けておくことで、面着部材31をテーパ部3の所望の位置に固定し得るように構成しておくことが好ましい。
上記の如く構成された面着部材31では、弾性体31bをコンクリート表面に面着させたとき、該コンクリート表面と本体31a及び弾性体31bとによって一つの閉鎖空間が形成される。このため、コンクリートDに生じたひび割れCに形成した穴Eに先端治具Aを挿入して補修材Fを注入したとき、穴Eから補修材Fが漏れた場合でも、この漏れた補修材Fを保持することが可能である。従って、コンクリートDの表面を汚すことがない。
また弾性体31bを介して面着させるため、ソフトタッチを実現することが可能である。このため、表面にモルタル等による仕上げ層35が形成されているコンクリートDに於いて、仕上げ層35がコンクリートDから剥離して隙間36が生じているような場合、この仕上げ層35に弾性体31bを接触させて押さえることで、隙間36に補修材Fを注入する際に作用する力によって仕上げ層35が落下するのを防ぐことが可能である。
従って、面着部材31の本体31aの直径や弾性体31bの太さ等を含む寸法は特に限定するものではなく、作業性の良否に着目して適宜設定することが好ましい。
次に、上記の如く構成された面着部材31を取り付けた先端治具Aを適用した注入ガンBによってコンクリートDと仕上げ層35の間に生じた隙間36に補修材を注入する際の手順について図6により説明する。
コンクリートDと仕上げ層35との隙間36に補修材Fを注入する場合、図6(a)に示すように、仕上げ層35に適度な間隔をおいて千鳥状に複数の穴Eを形成する。穴Eの形成は前述の実施例と同様にドリルを利用して行うことが好ましい。また穴Eの深さは隙間36に到達していることが必要であるがそれ以上であれば良く、特に限定するものではない。
穴Eにクロス6をあてがい、このクロス6の上から先端治具Aの穴挿入部1を挿入する。そして先端治具Aのテーパ部3を穴Eの周縁に接触させると共に面着部材31の弾性体31bを仕上げ層35の表面に接触させる。
上記状態で注入ガンBのレバー13を操作して各カートリッジ14、15から補修材を混合させて供給し、先端治具Aの貫通孔4に供給する。供給された補修材Fは、先端治具Aの先端から、及び側面に形成された噴出孔5から噴出し、穴Eを経て、或いは直接隙間36に注入される。このとき、穴EがコンクリートDに形成されていたとしても、隙間36には噴出孔5から噴出した補修材Fが注入されるため、確実な注入を実現することが可能である。
隙間36に対する補修材Fの注入によって仕上げ層35にはコンクリートDから剥離する方向の力が作用することになるが、該仕上げ層35が外表面を面着部材31の弾性体31bによって保持されているため、隙間36を保って、或いは隙間36を小さくするようにして仕上げ層35をコンクリートD側に押圧し、これにより、仕上げ層35が剥離することがない。
[比較例]
本件発明者は、実施例2で用いた面着部材31の中心に形成した穴にニップルを取り付け、該ニップルを注入ガンBの先端ノズル12に接続した装置を利用してひび割れCに補修材を注入することを試みた。この構造は特許文献1に記載された装置と類似する構造を有している。この場合、面着部材31が直接コンクリートDの面に当接することにより、該コンクリートDの表面と、面着部材31の本体31aと、弾性体31bとによって閉鎖空間が形成され、補修材は前記閉鎖空間からひび割れCに注入されることになる。
しかし、この実験の結果、ひび割れCに補修材Fを注入するには、補修材Fが面着部材31の側面から横漏れしないように、コンクリートDの表面に面着部材31を押し付ける力を大きく作用させる必要があった。
一方、コンクリートDの表面に面着部材31を強く押し付けて、補修材Fを注入すると、コンクリートひび割れ内部の気体の圧力が高まり、面着部材31がコンクリートDから離脱してしまう場合もあった。
人手による操作では良好な注入を実現することが困難であること、前記閉鎖空間に供給され且つひび割れCに注入されることのない補修材は無駄に消費されたこととなり、ひび割れに有効に進入する補修材Fの量よりもはるかに多量の補修材が無駄に消費されてしまうこと、等が判明した。
本発明の先端治具では、コンクリートに生じたひび割れを効率良く補修することが可能であり、住宅の基礎コンクリートのみならず、壁面等のコンクリート部分、及びコンクリートの表面にモルタル等によって形成した仕上げ層の補修に利用して有利である。
先端治具の構成を説明する図である。 中継部品及び配管群を介して先端治具を取り付けた注入ガンの構成を説明する図である。 ひび割れしたコンクリートに形成した穴及び補修材を注入する方法を説明する図である。 注入ガンの他の構成を説明する図である。 注入ガンにコンクリート面着用部材を取り付けた先端治具を取り付けた構成を説明する図である。 コンクリートの表面に形成された仕上げ層との隙間に補修材を注入する際の手順を説明する図である。
符号の説明
A 先端治具
B 注入ガン
C ひび割れ
D コンクリート
E 穴
F 補修材
1 穴挿入部
2 ねじ部
3 テーパ部
4 貫通孔
5 噴出孔
6 クロス
11 ガン本体
12 先端ノズル
13 レバー
14、15 カートリッジ
17 ミキシング部材
17a 先端ノズル
18 ソケット
20 中継部品
21 先端治具接続部
22 被殴打部
23 配管接続部
24 殴打具
25 配管群
26 オフセットニップル
27 エルボ
28 ニップル
31 面着部材
31a 本体
31b 弾性体
35 仕上げ層
36 隙間

Claims (4)

  1. コンクリートのひび割れした表面の所定部位に形成した穴に挿入してひび割れた隙間にコンクリート補修材を注入するコンクリート補修材注入ガンに装着する先端治具であって、
    コンクリートのひび割れした表面に形成した穴からひび割れたコンクリートの内部に挿入する穴挿入部と、
    前記穴挿入部を前記ひび割れした表面に形成した穴に挿入した際に該穴を塞ぎ止める絞り部と、
    前記絞り部の他方の側に固定されコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルに接続される先端ノズル接続部と、
    前記先端ノズル接続部から前記絞り部および前記穴挿入部に至る貫通孔と、
    前記穴挿入部の側面に形成され前記貫通孔と連通する複数の噴出孔と、を有することを特徴とする先端治具。
  2. 前記先端治具の絞り部には、コンクリートの表面と対向する面に弾性体を固定したコンクリート面着用部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載した先端治具。
  3. 前記先端治具は、中継部品を介して配管群によりコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルに接続されるものであり、
    前記中継部品は、先端治具の先端ノズル接続部を接続する先端治具接続部と、該先端治具接続部の反対側にコンクリートのひび割れした表面に形成した穴に穴挿入部を挿入するために殴打具で殴打する被殴打部と、配管群を接続する配管接続部とを有し、
    前記配管群は、前記被殴打部をコンクリート補修材注入ガンの先端ノズルから離隔させて殴打具で殴打する空間を確保するために、コンクリート補修材注入ガンの先端ノズルから先端治具に至る配管経路を屈曲させて構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載した先端治具。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載した先端治具を装着したコンクリート補修材注入ガンを用い、コンクリートのひび割れした表面に形成した穴の表面にクロスを当て、該クロスと共に先端治具の穴挿入部を押し込んで挿入した後に、コンクリート補修材を注入することを特徴とするコンクリート補修材の注入方法。
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