JP3468657B2 - 誤り訂正付遅延検波器 - Google Patents

誤り訂正付遅延検波器

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JP3468657B2
JP3468657B2 JP05251497A JP5251497A JP3468657B2 JP 3468657 B2 JP3468657 B2 JP 3468657B2 JP 05251497 A JP05251497 A JP 05251497A JP 5251497 A JP5251497 A JP 5251497A JP 3468657 B2 JP3468657 B2 JP 3468657B2
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
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    • H04L27/233Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
    • H04L27/2332Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation using a non-coherent carrier

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動位相変調信号
を検波するために、ディジタル移動通信などの無線機受
信系で使用する誤り訂正付遅延検波器に関し、特に、4シ
ンボル遅延検波信号を利用して2シンボル遅延検波信号
を訂正し、訂正した2シンボル遅延検波信号を利用して
1シンボル遅延検波信号を訂正する誤り訂正付遅延検波
器に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などのディジタル移動通信で
は、π/4−DQPSKなどの差動位相変調信号が使わ
れる。差動位相変調信号は、同期検波器または遅延検波
器により検波することができる。遅延検波器は回路構成
は簡単であるが、同期検波器よりビット誤り率が高いの
で、ビット誤り率を下げるために誤り訂正付遅延検波器
が用いられる。
【0003】図8は、従来の誤り訂正付遅延検波器の構
成を示している。図8において、1は入力信号と1シン
ボル前の入力信号との位相比較を行なって位相差信号を
出力する1シンボル遅延検波器、2は入力信号と2シン
ボル前の入力信号との位相比較を行なって位相差信号を
出力する2シンボル遅延検波器、3は誤り訂正回路であ
る。図9は、1シンボル遅延検波器1の具体例である。
【0004】以上のように構成された誤り訂正付遅延検
波器では、まず、入力信号4は1シンボル遅延検波器1
に入力され、1シンボル前の入力信号との位相比較が行
なわれ、1シンボル遅延検波信号5が得られる。1シン
ボル遅延検波器1は、一般に、入力信号4に対し1シン
ボル遅延を行なう遅延器8とディジタル乗算器9により
構成され、1シンボル前の入力信号との乗算を行なうこ
とによって1シンボル遅延検波信号5を得ることができ
る。
【0005】同様に、入力信号4は、2シンボル遅延検
波器2に入力され、2シンボル前の入力信号との位相比
較が行なわれ、2シンボル遅延検波信号6が得られる。
2シンボル遅延検波器2は、入力信号4に対し1シンボ
ル遅延を行なう遅延器8の代わりに、入力信号に対し2
シンボル遅延を行なう遅延器(図示せず)を備えたこと以
外は、1シンボル遅延検波器1と同じ構成で実現でき
る。
【0006】最後に、1シンボル遅延検波信号5と2シ
ンボル遅延検波信号6は、誤り訂正回路3に入力され、
1シンボル遅延検波信号5が誤り訂正され、誤り訂正付
遅延検波出力信号7が得られる。
【0007】図10は誤り訂正回路3の具体例である。12
はディジタル加算器、13と14と17はディジタル減算器、
11と15は入力信号を1シンボル遅延させる遅延器、16は
一致検出回路である。
【0008】誤り訂正回路3の動作を、図10を用いて説
明する。まず、1シンボル遅延検波信号5は、遅延器11
によって1シンボル遅延され、信号18が得られる。ここ
で、入力信号4の位相をΦ(n)とすると、1シンボル遅
延検波信号5の位相差信号DΦ1(n)、信号18の位相差信
号DΦ1(n-1)は次式で示される。 DΦ1(n) =Φ(n)−Φ(n-1) (1) DΦ1(n-1)=Φ(n-1)−Φ(n-2) (2) ただし、n=0,1,2,・・・は、シンボルの時刻を表わす数
である。
【0009】ここで、信号5に誤りe(n)が存在する場
合、(2)式は次式で示すようになる。 DΦ1(n-1)=Φ(n-1)−Φ(n-2)+e(n) (3)
【0010】次に、信号5と信号18は、ディジタル加算
器12により加算され、信号19が得られる。信号19は、次
式で示される。 DΦ1(n)+DΦ1(n-1)={Φ(n)−Φ(n-1)}+{Φ(n-1)−Φ(n-2)+e(n)} =Φ(n)−Φ(n-2)+e(n) (4) ここで、2シンボル遅延検波信号6のDΦ2(n)は、信号
6に誤りが存在しない場合、次式で示される。 DΦ2(n)=Φ(n)−Φ(n-2) (5)
【0011】次に、信号19から信号6が、ディジタル減
算器13により減算され、信号20のs(n)が得られる。信号
20のs(n)は、次式で示される。 s(n)={Φ(n)−Φ(n-2)+e(n)}−{Φ(n)−Φ(n-2)}=e(n) (6)
【0012】次に、信号20から、ディジタル減算器14に
よって、誤りパターン信号23のerror(n)が減算され、1
シンボル前の誤りの影響を除去されることによって、信
号21のsi(n)が得られる。信号21のsi(n)は、遅延器15に
より1シンボル遅延され、信号22のsi(n-1)が遅延器15
から出力される。
【0013】次に、信号20のs(n)と信号22のsi(n-1)
は、一致検出回路16に入力され、誤りパターン信号23の
error(n)が得られる。ここで、誤りパターン信号23のer
ror(n)を、次式のように定める。 ・si(n)=si(n-1)=0の場合 error(n)=0 ・si(n)≠0,si(n-1)=0の場合 error(n)=0 ・si(n)=0,si(n-1)≠0の場合 error(n)=0 ・si(n)=si(n-1)=m≠0の場合 error(n)=m (7)
【0014】最後に、信号18から、ディジタル減算器17
によって誤りパターン信号23が減算され、誤り訂正付遅
延検波出力信号7が得られる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の誤り訂正
付遅延検波器では、2シンボル遅延検波信号に誤りが存
在しない場合は、1シンボル遅延検波信号に対して正し
く誤り訂正が行なわれるが、2シンボル遅延検波信号に
誤りが存在する場合は、1シンボル遅延検波信号に対し
て誤り訂正が行なわれず(あるいは誤訂正が生じ誤りが
増加する)、ビット誤り率特性の改善量が低下するとい
う問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
の課題を解決するものであり、4シンボル前の信号と位
相比較を行なって位相差信号(4シンボル遅延検波信
号)を出力する4シンボル遅延検波器と誤り訂正回路を
設けて、4シンボル遅延検波信号を利用して2シンボル
遅延検波信号の誤り訂正を行ない、訂正された2シンボ
ル遅延検波信号を利用して1シンボル遅延検波信号の誤
り訂正を行なうことにより、2シンボル遅延検波信号の
誤りを削減して1シンボル遅延検波信号に対する誤り訂
正能力を高め、ビット誤り率特性を改善するものであ
る。
【0017】また、1シンボル遅延検波信号および2シ
ンボル遅延検波信号の判定誤差が基準値を超えた場合の
み誤り訂正を行なうことにより、判定誤差が小さい場合
の誤訂正の確率を低くして、よりビット誤り率特性を改
善するものである。
【0018】さらに、雑音レベルが低い場合は判定誤差
の基準値を高くすることにより、誤りである確率が高い
場合のみ訂正を行なうようにして、より一層ビット誤り
率特性を改善するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
差動位相変調信号を検波して誤り訂正する誤り訂正付遅
延検波器において、入力信号と1シンボル前の入力信号
との位相比較を行なって位相差信号である1シンボル遅
延検波信号を出力する1シンボル遅延検波器と、入力信
号と2シンボル前の入力信号との位相比較を行なって位
相差信号である2シンボル遅延検波信号を出力する2シ
ンボル遅延検波器と、入力信号と4シンボル前の入力信
号との位相比較を行なって位相差信号である4シンボル
遅延検波信号を出力する4シンボル遅延検波器と、前記
1シンボル遅延検波信号を2シンボル遅延させる2シン
ボル遅延器と、遅延器と加算器と減算器と一致検出回路
を有し前記4シンボル遅延検波信号を用いて前記2シン
ボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行なう第1の誤り
訂正回路と、遅延器と加算器と減算器と一致検出回路を
有し前記第1の誤り訂正回路の出力信号を用いて前記2
シンボル遅延器の出力信号に対して誤り訂正を行なう第
2の誤り訂正回路とを具備するものであり、4シンボル
遅延検波信号を利用して2シンボル遅延検波信号の誤り
を訂正することにより、2シンボル遅延検波信号の誤り
を削減して1シンボル遅延検波信号に対する誤り訂正能
力を高めるという作用を有するものである。
【0020】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の誤り訂正付遅延検波器に、1シンボル遅延検波器
から出力される1シンボル遅延検波信号の判定誤差が基
準値を超えた場合のみ前記1シンボル遅延検波信号の誤
り訂正を行なう切換手段を設けたものであり、1シンボ
ル遅延検波信号の判定誤差が小さい場合の誤訂正を防止
する作用を有するものである。
【0021】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
記載の誤り訂正付遅延検波器に、2シンボル遅延検波器
から出力される2シンボル遅延検波信号の判定誤差が基
準値を超えた場合のみ前記2シンボル遅延検波信号の誤
り訂正を行なう切換手段を設けたものであり、2シンボ
ル遅延検波信号の判定誤差が小さい場合の誤訂正を防止
する作用を有するものである。
【0022】本発明の請求項4記載の発明は、請求項2
または3記載の誤り訂正付遅延検波器において、1シン
ボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行なう前記第2の
誤り訂正回路に、判定誤差と比較を行なう基準値を可変
とする手段を設けたものであり、信号対雑音電力比が高
い場合に1シンボル遅延検波信号の誤訂正を防止する作
用を有するものである。
【0023】本発明の請求項5記載の発明は、請求項4
記載の誤り訂正付遅延検波器において、2シンボル遅延
検波信号に対して誤り訂正を行なう前記第1の誤り訂正
回路に、判定誤差と比較を行なう基準値を可変とする手
段を設けたものであり、信号対雑音電力比が高い場合に
2シンボル遅延検波信号の誤訂正を防止する作用を有す
るものである。
【0024】以下、図面を参照しながら本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0025】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の
形態は、4シンボル遅延検波信号を利用して2シンボル
遅延検波信号の誤り訂正を行ない、訂正した2シンボル
遅延検波信号を利用して1シンボル遅延検波信号の誤り
訂正を行なう誤り訂正付遅延検波器である。
【0026】本発明の第1の実施の形態を、図1と図2
を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の
誤り訂正付遅延検波器を示す図である。図1において、
1は入力信号4と1シンボル前の入力信号との位相比較
を行なう1シンボル遅延検波器、2は入力信号4と2シ
ンボル前の入力信号との位相比較を行なう2シンボル遅
延検波器、24は入力信号4と4シンボル前の入力信号と
の位相比較を行なう4シンボル遅延検波器、25と27は誤
り訂正回路である。
【0027】まず、入力信号4は1シンボル遅延検波器
1に入力され、1シンボル前の入力信号との位相比較が
行なわれ、位相差信号である1シンボル遅延検波信号5
が得られる。1シンボル遅延検波器1は、図9と同じ構
成で実現できる。同様に、入力信号4は、2シンボル遅
延検波器2と4シンボル遅延検波器24に入力され、それ
ぞれ2シンボル前の入力信号、4シンボル前の入力信号
との位相比較が行なわれ、それぞれ2シンボル遅延検波
信号6と4シンボル遅延検波信号28が得られる。ここ
で、2シンボル遅延検波器2は、入力信号4に対し1シ
ンボル遅延を行なう遅延器8の代わりに、入力信号4に
対し2シンボル遅延を行なう遅延器(遅延器26と同じも
の)を備えたこと以外は、1シンボル遅延検波器1と同
じ構成で実現できる。同様に、4シンボル遅延検波器24
は、入力信号4に対し1シンボル遅延を行なう遅延器8
の代わりに、入力信号4に対し4シンボル遅延を行なう
遅延器(図示せず)を備えたこと以外は、1シンボル遅
延検波器1と同じ構成で実現できる。
【0028】次に、2シンボル遅延検波信号6と4シン
ボル遅延検波信号28は、誤り訂正回路25に入力され、2
シンボル遅延検波信号6が誤り訂正され、2シンボル遅
延検波信号6を誤り訂正した信号29が得られる。1シン
ボル遅延検波信号5は、遅延器26によって2シンボル遅
延され、信号30が得られる。最後に、信号30と信号29
は、誤り訂正回路27に入力され、信号30が誤り訂正さ
れ、誤り訂正付遅延検波出力信号31が得られる。
【0029】図2は、第1の実施の形態における誤り訂
正回路25の具体例である。誤り訂正回路25を図2を用い
て説明する。33はディジタル加算器、34と35と38はディ
ジタル減算器、32と36は入力信号4を2シンボル遅延さ
せる遅延器、37は一致検出回路である。
【0030】まず、2シンボル遅延検波信号6は、遅延
器32によって2シンボル遅延され、信号39が得られる。
ここで、入力信号4の位相をΦ(n)とすると、2シンボ
ル遅延検波信号6の位相差信号DΦ2(n)、信号39の位相
差信号DΦ2(n-2)は次式で示される。 DΦ2(n)=Φ(n)−Φ(n-2) (3.1) DΦ2(n-2)=Φ(n-2)−Φ(n-4) (3.2) ただし、n=0,1,2,・・・は、シンボルの時刻を表わす数
である。
【0031】ここで、信号39に誤りe(n)が存在する場
合、(3.2)式は次式で示すようになる。 DΦ2(n-2)=Φ(n-2)−Φ(n-4)+e(n) (3.3)
【0032】次に、2シンボル遅延検波信号6と信号39
は、ディジタル加算器33により加算され、信号40が得ら
れる。信号40は、次式で示される。 DΦ2(n)+DΦ2(n-2)={Φ(n)−Φ(n-2)}+{Φ(n-2)−Φ(n-4)+e(n)} =Φ(n)−Φ(n-4)+e(n) (3.4) ここで、信号28の位相差信号DΦ4(n)は、誤りが存在し
ない場合、次式で示される。
【0033】 DΦ4(n)=Φ(n)−Φ(n-4) (3.5)
【0034】次に、信号40から信号28がディジタル減算
器34により減算され、信号41のs(n)が得られる。信号41
のs(n)は、次式で示される。 s(n)={Φ(n)−Φ(n-4)+e(n)}−{Φ(n)−Φ(n-4)} =e(n) (3.6)
【0035】次に、信号41から、ディジタル減算器35に
よって誤りパターン信号44のerror(n)が減算され、2シ
ンボル前の誤りの影響を除去されることによって、信号
42のsi(n)が得られる。信号42のsi(n)は、遅延器36によ
り2シンボル遅延され、信号43のsi(n-2)が出力され
る。
【0036】次に、信号41のs(n)と信号43のsi(n-2)
は、一致検出回路37に入力され、誤りパターン信号44の
error(n)が得られる。ここで、誤りパターン信号44のer
ror(n)を、次式のように定める。 ・si(n)=si(n-2)=0の場合 error(n)=0 ・si(n)≠0,si(n-2)=0の場合 error(n)=0 ・si(n)=0,si(n-2)≠0の場合 error(n)=0 ・si(n)=si(n-2)=m≠0の場合 error(n)=m (3.7)
【0037】最後に、信号39から、ディジタル減算器38
によって、誤りパターン信号44が減算され、誤り訂正後
の2シンボル遅延検波信号29が得られる。
【0038】また、誤り訂正回路27は、図10に示す誤り
訂正回路と同じ構成で実現でき、機能、動作も同じであ
る。
【0039】以上のように、本発明の第1の実施の形態
の誤り訂正付遅延検波器は、4シンボル遅延検波信号28
を利用して、誤り訂正回路25により2シンボル遅延検波
信号6の誤り訂正を行ない、訂正した2シンボル遅延検
波信号29を利用して、誤り訂正回路27により1シンボル
遅延検波信号30の誤り訂正を行なうことにより、2シン
ボル遅延検波信号6の誤りを削減して1シンボル遅延検
波信号5に対する誤り訂正能力を高め、ビット誤り率特
性を改善することができる。
【0040】図3は、計算機シミュレーションによって
得られた、Eb/No対ビット誤り率特性を示すグラフであ
る。図3において、は遅延検波器として1シンボル遅延
検波器のみを用いた場合の計算機シミュレーション結
果、□は2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行
なわない場合の計算機シミュレーション結果、×は本発
明の計算機シミュレーション結果である。図3より、Eb
/No=11dBにおいて、遅延検波器として1シンボル遅延検
波器のみを用いた場合に対してビット誤り率が2桁、2
シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行なわない場
合に対してビット誤り率が1桁程度改善されることがわ
かる。
【0041】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施の
形態は、1シンボル遅延検波信号の判定誤差が基準値を
超えた場合のみ1シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行
なう切換手段を設けた誤り訂正付遅延検波器である。
【0042】本発明の第2の実施の形態を、図4を用い
て説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る1シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行なう誤り訂正
回路の具体例である。この第2の実施の形態が第1の実
施の形態と異なるところは、判定誤差生成回路45とディ
ジタル減算器46と判定器47とスイッチ48を有し、判定誤
差が基準値を超えた場合のみ1シンボル遅延検波信号に
対して誤り訂正を行なう誤り訂正回路を備えた点にあ
る。図1と図2にて説明した部材、信号等に対応する第
2の実施の形態の部材、信号等については、同一符号を
付して詳しい説明は省略する。誤りパターン信号23を得
るまでは、第1の実施の形態と同じである。
【0043】信号30は位相差信号であり、位相判定する
前の信号である。信号30は位相判定されてから遅延回路
11と加算回路12に入力される。位相判定回路は第1の実
施形態の誤り訂正回路25、27にも同様の位置にあるが省
略してある。
【0044】信号30は、判定誤差信号生成器45に入力さ
れ、判定誤差信号49が得られる。判定誤差信号49から、
ディジタル減算器46によって基準信号50が減算され、信
号51が得られる。信号51は判定器47によって判定され、
制御信号52が得られる。スイッチ48は、制御信号52によ
って、誤りパターン信号23と0信号53とを選択出力し、
信号54が得られる。信号18から、ディジタル減算器17に
よって信号54が減算され、信号55が得られる。
【0045】判定誤差信号生成器45は、信号30から位相
判定後の信号を減算した信号を判定誤差信号49として出
力する。例えば、π/4−DQPSKの場合、判定位相
は±π/4、±3π/4であるから、閾値位相は0、±
π/2、±πである。信号30が0.4πであるとすると、
判定位相はπ/4となり、判定誤差信号49は、0.4π−
0.25π=0.15πとなる。基準信号50が1/8πであると
すると、信号51は、0.15π−0.125π=0.025π>0とな
る。判定誤差信号49は基準信号50を越えているので、判
定は正となり、制御信号52はスイッチ48を誤り訂正を行
なう方に切り替える。判定誤差信号49が基準信号50より
小さいときはこの逆になる。
【0046】以上のように、本発明の第2の実施の形態
は、1シンボル遅延検波信号の判定誤差が、基準値を超
えた場合のみ1シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行な
うものである。判定誤差が小さいということは、誤りが
発生している確率が小さいと判断できるので、誤り訂正
をすると誤訂正となる確率が大きくなる。したがって、
判定誤差が小さい場合の1シンボル遅延検波信号の誤訂
正を防ぐことができ、第1の実施の形態よりも、さらに
ビット誤り率特性を改善することができる。
【0047】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施の
形態は、2シンボル遅延検波信号の判定誤差が基準値を
超えた場合のみ2シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行
なう切換手段を設けた誤り訂正付遅延検波器である。
【0048】本発明の第3の実施の形態を、図5を用い
て説明する。図5は、2シンボル遅延検波信号の誤り訂
正を行なう誤り訂正回路の具体例である。この第3の実
施の形態が第2の実施の形態と異なるところは、判定誤
差生成回路56とディジタル減算器57と判定器58とスイッ
チ59を備え、判定誤差が基準値を超えた場合のみ2シン
ボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行なう誤り訂正回
路を備えた点である。図4にて説明した部材、信号等に
対応する第3の実施の形態の部材、信号等については、
同一符号を付して詳しい説明は省略する。誤りパターン
信号44を得るまでは、第2の実施の形態と同じである。
【0049】2シンボル遅延検波信号6は、判定誤差信
号生成器56に入力され、判定誤差信号60が得られる。判
定誤差信号60から、ディジタル減算器57によって、基準
信号61が減算され、信号62が得られる。信号62は判定器
58によって判定され、制御信号63が得られる。スイッチ
59は、制御信号63によって、誤りパターン信号44と0信
号64とを選択出力し、信号65が得られる。信号39から信
号65が、ディジタル減算器38によって減算され、信号66
が得られる。以降、誤り訂正付遅延検波出力信号55を得
るまでは、第2の実施の形態と同じである。
【0050】信号6は位相差信号であり、判定誤差信号
生成器56は位相差信号から判定位相を減算して判定誤差
信号60を出力する。判定誤差が小さい場合は誤りはない
と判断して、誤り訂正を行なわない。判定誤差が大きく
て、位相差信号が閾値に近い場合は誤りが発生している
可能性が大きいので、誤り訂正を行なう。
【0051】以上のように、本発明の第3の実施の形態
は、2シンボル遅延検波信号の判定誤差が、基準値を超
えた場合のみ2シンボル遅延検波信号に対し誤り訂正を
行なうものである。2シンボル遅延検波信号の判定誤差
が小さい場合の2シンボル遅延検波信号の誤訂正を防ぐ
ことにより、第2の実施の形態よりも、さらにビット誤
り率特性を改善することができる。
【0052】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施の
形態は、1シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行
なう誤り訂正回路に、判定誤差と比較を行なう基準値を
可変とする手段を設けた誤り訂正付遅延検波器である。
【0053】本発明の第4の実施の形態を、図6を用い
て説明する。図6は、1シンボル遅検波信号の誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の具体例である。この第4の実施
の形態が第3の実施の形態と異なるところは、1シンボ
ル遅延検波信号に対して誤り訂正を行なう誤り訂正回路
において、レベル検出器67とディジタル減算器68と判定
器69とスイッチ70を備え、判定誤差と比較を行なう基準
値を可変とする構成にある。図5にて説明した部材、信
号等に対応する第4の実施の形態の部材、信号等につい
ては、同一符号を付して詳しい説明は省略する。判定誤
差信号49を得るまでは、第3の実施の形態と同じであ
る。
【0054】信号30と信号29をレベル検出器67に入力し
て、入力信号レベルと雑音レベルを検出し、雑音レベル
に対する入力信号レベルを表わす信号71を得る。信号30
と信号29は位相差信号であり、レベル検出器67により、
位相差信号と判定位相の差が検出される。この差は雑音
の大きさとみなすことができる。これを適当な期間にわ
たって積分することにより雑音レベルを求めることがで
きる。
【0055】次に、入力信号レベルを表わす信号71か
ら、ディジタル減算器68によって、基準信号72が減算さ
れ、信号73が得られる。次に、信号73は判定器69によっ
て判定され、制御信号74が得られる。スイッチ70は制御
信号74によって制御され、基準信号75、76を選択し、基
準信号77を出力する。以降、誤り訂正付遅延検波出力信
号78を得るまでは、第3の実施の形態と同じである。
【0056】一般に、信号対雑音電力比が高くなるほ
ど、誤りが生じた時の信号の判定誤差(入力信号と入力
信号を判定した信号との差)は大きくなる確率が高くな
る。雑音レベルが高いときは、大きな雑音により誤りが
発生する確率が大きくなるので、位相差信号が閾値から
離れて判定位相に近くて、見かけの誤差が小さくても、
大きな雑音による誤りである可能性がある。そのために
閾値の両側に大きく誤り訂正を行なう領域をとる必要が
ある。その逆に、雑音レベルが低いときは、大きな雑音
により誤りが発生する確率は小さいので、見かけの誤差
が小さい場合は誤りである確率は小さい。誤りが発生す
るのは、閾値近辺に限られるとみなした方が誤訂正の危
険は減少する。
【0057】したがって、信号対雑音電力比が高くなる
につれて、判定誤差の基準値を高くすることによって、
誤訂正を防ぐことができる。雑音レベルが高いときは、
判定誤差が小さくても誤り訂正をし、雑音レベルが低い
ときは、判定誤差が大きいときのみ誤り訂正をすること
により、総合的な誤り率を下げることができる。
【0058】以上のように、本発明の第4の実施の形態
は、1シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行なう誤り訂
正回路において、レベル検出器67とディジタル減算器68
と判定器69とスイッチ70を備え、判定誤差と比較を行な
う基準値を可変とするものである。雑音レベルが低いと
きに誤り訂正をする基準値を大きくすることにより、第
3の実施の形態よりも誤訂正が生じることを防ぎ、さら
にビット誤り率特性を改善することができる。
【0059】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施の
形態は、2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行
なう誤り訂正回路に、判定誤差と比較を行なう基準値を
可変とする手段を設けた誤り訂正付遅延検波器である。
【0060】本発明の第5の実施の形態を、図7を用い
て説明する。図7は、2シンボル遅検波信号の誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の具体例である。この第5の実施
の形態が第4の実施の形態と異なるところは、2シンボ
ル遅延検波信号の誤り訂正を行なう誤り訂正回路におい
て、レベル検出器79とディジタル減算器80と判定器81と
スイッチ82を備え、判定誤差と比較を行なう基準値を可
変とする点である。図6にて説明した部材、信号等に対
応する第5の実施の形態の部材、信号等については、同
一符号を付して詳しい説明は省略する。判定誤差信号60
を得るまでは、前記第4の実施の形態と同じである。
【0061】2シンボル遅延検波信号6と4シンボル遅
延検波信号28をレベル検出器79に入力して、入力信号レ
ベルと雑音レベルを検出し、雑音レベルに対する入力信
号レベルを表わす信号83を得る。次に、入力信号レベル
を表わす信号83からディジタル減算器80によって基準信
号84が減算され、信号85が得られる。次に、信号85は、
判定器81によって判定され、制御信号86が得られる。ス
イッチ82は、制御信号86によって制御され、基準信号8
7、88を選択し、基準信号89を出力する。
【0062】雑音レベルが高いときは、判定誤差信号60
と比較する基準信号89を低くして、2シンボル遅延検波
信号の誤り訂正を広い範囲で行ない、雑音レベルが低い
ときは、判定誤差信号と比較する基準信号を高くして、
2シンボル遅延検波信号の誤り訂正を狭い範囲で行なう
ようにする。以降、誤り訂正付遅延検波出力信号78を得
るまでは、第4の実施の形態と同じである。
【0063】以上のように、本発明の第5の実施の形態
は、2シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行なう誤り訂
正回路において、レベル検出器79とディジタル減算器80
と判定器81とスイッチ82を備え、判定誤差と比較を行な
う基準値を可変とするものである。雑音レベルが低いと
きには誤り訂正をする基準値を大きくすることにより、
第4の実施の形態よりも、さらに誤訂正が生じることを
防ぎ、さらにビット誤り率特性を改善することができ
る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、4シンボル遅延検波信号を利用して2シンボル
遅延検波信号の誤り訂正を行ない、訂正した2シンボル
遅延検波信号を利用して1シンボル遅延検波信号の誤り
訂正を行なうので、2シンボル遅延検波信号の誤りによ
る誤訂正を防止でき、ビット誤り率特性を改善すること
ができる。
【0065】また、判定誤差信号が小さいときは誤り訂
正を行なわず、判定誤差信号が大きいときのみ誤り訂正
を行なうので、判定誤差信号が小さい信号の誤訂正を防
止でき、さらにビット誤り率特性を改善することができ
る。
【0066】さらに、雑音レベルが高いときは広い範囲
で誤り訂正を行ない、雑音レベルが低いときは狭い範囲
で誤り訂正を行なうので、雑音レベルが低いときの誤訂
正を防止でき、なお一層ビット誤り率特性を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器の構成図、
【図2】本発明の第1の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器における2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の構成図、
【図3】本発明の第1の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器の計算機シミュレーション結果、
【図4】本発明の第2の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器における1シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の構成図、
【図5】本発明の第3の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器における2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の構成図、
【図6】本発明の第4の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器における1シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の構成図、
【図7】本発明の第5の実施の形態の誤り訂正付遅延検
波器における2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正
を行なう誤り訂正回路の構成図、
【図8】従来の誤り訂正付遅延検波器の構成図、
【図9】従来の誤り訂正付遅延検波器の1シンボル遅延
検波器の構成図、
【図10】従来の誤り訂正付遅延検波器における誤り訂
正回路の構成図である。
【符号の説明】
1 1シンボル遅延検波器 2 2シンボル遅延検波器 24 4シンボル遅延検波器 3、25、27 誤り訂正回路 5 1シンボル遅延検波信号 6 2シンボル遅延検波信号 7 誤り訂正付遅延検波出力信号 8、11、15、26、32、36 遅延器 9 ディジタル乗算器 10 入力信号を1シンボル遅延させた信号 12、33 ディジタル加算器 13、14、17、34、3538、46、57、68、80 ディジタル減
算器 16、37 一致検出回路 18 1シンボル遅延検波信号を1シンボル遅延させた信
号 19 信号5と信号18を加算した信号 20 信号19から信号6を減算した信号 21 信号20に対して前のシンボルの誤りの影響を除去し
た信号 22 信号21を1シンボル遅延させた信号 23 誤りパターン信号 28 4シンボル遅延検波信号 29 2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行なっ
た信号 30 1シンボル遅延検波信号を2シンボル遅延させた信
号 39 2シンボル遅延検波信号を2シンボル遅延させた信
号 40 信号6と信号39を加算した信号 41 信号40から信号28を減算した信号 42 信号41に対して前のシンボルの誤りの影響を除去し
た信号 43 信号43を2シンボル遅延させた信号 44 誤りパターン信号 45、56 判定誤差生成器 47、58、69、81 判定器 48、59、70、82 スイッチ 49 1シンボル遅延検波信号の判定誤差信号 50、61、75、76、87、88 基準信号 51 信号49から信号50を減算した信号 52、63、74、86 制御信号 53、64 0信号 54 信号23と信号53を切り換え出力した信号 55 誤り訂正後の1シンボル遅延検波出力信号信号 60 2シンボル遅延検波信号の判定誤差信号 62 信号60から信号64を減算した信号 65 信号44と信号53を切り換え出力した信号 66 誤り訂正後の2シンボル遅延検波出力信号 67、79 信号レベル検出器 71、83 信号レベルを表わす信号 73 信号71から信号72を減算した信号 74 信号73を判定した信号 77、89 判定誤差を表わす信号 78 誤り訂正後の1シンボル遅延検波信号 85 信号83から信号84を減算した信号 86 信号85を判定した信号 90 誤り訂正後の1シンボル遅延検波信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−8908(JP,A) 特開 昭58−145265(JP,A) 特開 平4−170129(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動位相変調信号を検波して誤り訂正す
    る誤り訂正付遅延検波器において、入力信号と1シンボ
    ル前の入力信号との位相比較を行なって位相差信号であ
    る1シンボル遅延検波信号を出力する1シンボル遅延検
    波器と、入力信号と2シンボル前の入力信号との位相比
    較を行なって位相差信号である2シンボル遅延検波信号
    を出力する2シンボル遅延検波器と、入力信号と4シン
    ボル前の入力信号との位相比較を行なって位相差信号で
    ある4シンボル遅延検波信号を出力する4シンボル遅延
    検波器と、前記1シンボル遅延検波信号を2シンボル遅
    延させる2シンボル遅延器と、遅延器と加算器と減算器
    と一致検出回路を有し前記4シンボル遅延検波信号を用
    いて前記2シンボル遅延検波信号に対して誤り訂正を行
    なう第1の誤り訂正回路と、遅延器と加算器と減算器と
    一致検出回路を有し前記第1の誤り訂正回路の出力信号
    を用いて前記2シンボル遅延器の出力信号に対して誤り
    訂正を行なう第2の誤り訂正回路とを具備することを特
    徴とする誤り訂正付遅延検波器。
  2. 【請求項2】 前記1シンボル遅延検波器から出力され
    る1シンボル遅延検波信号の判定誤差が基準値を超えた
    場合のみ前記1シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行な
    う切換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の誤
    り訂正付遅延検波器。
  3. 【請求項3】 前記2シンボル遅延検波器から出力され
    る2シンボル遅延検波信号の判定誤差が基準値を超えた
    場合のみ前記2シンボル遅延検波信号の誤り訂正を行な
    う切換手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の誤
    り訂正付遅延検波器。
  4. 【請求項4】 前記1シンボル遅延検波信号に対して誤
    り訂正を行なう前記第2の誤り訂正回路に、判定誤差と
    比較を行なう基準値を可変とする手段を設けたことを特
    徴とする請求項2または3記載の誤り訂正付遅延検波
    器。
  5. 【請求項5】 前記2シンボル遅延検波信号に対して誤
    り訂正を行なう前記第1の誤り訂正回路に、判定誤差と
    比較を行なう基準値を可変とする手段を設けたことを特
    徴とする請求項4記載の誤り訂正付遅延検波器。
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