JPH09233001A - Tdmaバースト信号復調装置 - Google Patents

Tdmaバースト信号復調装置

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JPH09233001A
JPH09233001A JP3360296A JP3360296A JPH09233001A JP H09233001 A JPH09233001 A JP H09233001A JP 3360296 A JP3360296 A JP 3360296A JP 3360296 A JP3360296 A JP 3360296A JP H09233001 A JPH09233001 A JP H09233001A
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JP
Japan
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equalizer
tap coefficient
output
signal
known signal
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Application number
JP3360296A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takao
俊明 高尾
Takashi Okada
岡田  隆
Tadashi Shirato
正 白土
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前回の通信時に得られた等化器タップ係数を
再利用すると、タップ係数の制御が発散するおそれがあ
る場合は、その使用を中止する。 【解決手段】 検波回路11の出力は等化器13のみな
らず迂回路24へも供給される。等化器13の入力と出
力はそれぞれ既知信号検出回路25,26でユニークワ
ードの検出の確からしさECA,ECBをそれぞれ求
め、これらを比較回路27で比較し、ECA≦ECBな
らメモリ14中の対応する前回の相手との通信で得られ
た等化器13のタップ係数を等化器13に再設定し、等
化器13の出力を復調出力に用い、ECA>ECBな
ら、迂回路24の出力を復調出力に用い、かつ等化器1
3のタップ係数を初期値にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時分割多元接続
(TDMA)通信方式を採用したディジタル無線通信装
置に利用される復調装置に関し、特に、ディジタル復調
信号の等化手段を備え、かつその等化タップ係数を記憶
できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】時分割多元接続通信方式に対応したディ
ジタル無線通信装置では、プリアンブルやフレーム同期
信号(ユニークワードとも呼ばれる)などの既知信号と
データフレームから成るバーストフレームを用いてデー
タの通信が行われる。時分割多元接続通信方式は、山
本、加藤著、「TDMA通信」、電子情報通信学会発行
に詳しく記載されている。この通信方式に対応した従来
の復調装置に設けられた等化器では、複数の通信相手局
からのバーストフレームごとに、限られた時間内にタッ
プ係数を引き込む必要がある。このため、再帰最小2乗
(RLS)アルゴリズムなどの高速なアルゴリズムを用
いる方法と、特開平2−277323号公報(自動等化
器の制御方式)に開示されているように、頻繁に用いら
れる相手局固有のタップ係数を記憶しておき、これを相
手局の設定によりあらかじめデータフレームの開始前に
等化器に読み込み、等化する方法の2通りが考えられ
る。
【0003】前者の場合、このような高速アルゴリズム
は演算が複雑で、ハードウェアで実現すると乗算器や加
算器が多くなり回路規模が大きく、しかも演算に時間が
かかる問題が生じる。よって、この手法を高速なデータ
を通信する復調装置に搭載する等化器に用いるのは困難
である。これに対し、簡易な回路で高速にタップ係数を
引き込むためには、後者の記憶されたタップ係数を読み
出して再度等化器に設定する方法が有効である。図5に
従来のこの種復調装置の構成を示す。この構成は前記特
開平2−277323号公報に開示されている構成を基
本とし、検波回路11とベースバンド信号処理回路12
から構成される。復調装置には受信した変調信号が入力
され、検波回路11で検波される。検波回路11は検波
器や低域通過フィルタ、アナログ/ディジタル変換器な
どから構成されており、変調信号が検波され、ディジタ
ル検波信号が得られる。
【0004】ベースバンド信号処理回路12は等化器1
3、メモリ14、識別器15、フレーム同期回路16、
制御回路17から構成される。ディジタル検波出力信号
は等化器13とフレーム同期回路16へ入力される。等
化器13は伝搬路で生じた波形歪みを等化する。等化器
13の出力信号は識別器15で識別された後、復号信号
として出力される。等化器13とメモリ14は双方向に
接続されており、等化器13で計算された等化タップ係
数をメモリ14へ記憶でき、また逆にメモリ14から等
化器13へタップ係数を読み出して設定することができ
る。メモリ14のアドレスは制御回路17により制御さ
れる。制御回路17はCPUなどにより構成されてお
り、フレーム同期回路16で受信バースト信号から検出
した同期信号を用いてフレーム同期を取り、これにれよ
り通信の相手局を特定し、この特定した相手局に応じた
アドレス値を指示して、メモリ14に記憶されているタ
ップ係数を指定して等化器13に設定し、また逆に等化
器13内のタップ係数をメモリ14に相手局対応に記憶
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した従来の復
調装置では、有線通信において、伝搬路条件が時間的に
ほとんど変化しない場合には、等化器13のタップ係数
はほとんど一定である。よって、過去のタップ係数を用
いても、十分に等化が可能である。従って、タップ係数
を記憶して再度読み出して利用する方法は、メモリ14
からタップ係数を読み出すだけなので、等化器13の初
期化の状態(センタタップのみ“1”、その他は
“0”)から再度タップ係数を収束させるより、短時間
で有効なタップ係数を得ることができ、等化器13の収
束時間の短縮化に大変有効である。
【0006】しかしながら無線通信において、ある相手
局からの変調信号に対し等化器13を収束させ、このタ
ップ係数をメモリ14に記憶しておいて、次回に同じ相
手局と通信する時に記憶したこのタップ係数をメモリ1
4から等化器13へ読み出し設定して波形等化する方法
を用いると、無線の伝搬路条件はフェージングなどによ
り時間的に変動するため、過去に記憶したタップ係数を
現在の伝搬路条件で用いると不適当な場合がある。すな
わち、フェージングが急に消えた場合など、前回に求め
たタップ係数で等化器を用いるとかえって波形歪みが増
加するため、等化器出力の誤差が増加する恐れがある。
更に、この大きな誤差情報を用いてタップ係数を制御し
ているため、タップ係数の制御アルゴリズムにゼロ・フ
ォーシング(ZF)アルゴリズムを用いた場合には、タ
ップ係数の制御が発散する恐れがあり、最小2乗平均
(LMS)アルゴリズムを用いた場合には、タップ係数
の収束が遅くなる。従って、ディジタル無線通信装置に
従来構成の復調装置を用いた場合、等化器13のタップ
係数の制御が不安定になったり、タップ係数の収束が遅
くなる。
【0007】この発明では、時分割多元接続通信方式を
採用したディジタル無線通信装置に用いられる復調装置
において、等化器のタップ係数の収束を早くするため、
タップ係数を記憶し、これを再度読み出してタップ係数
の初期値として波形等化する構成とし、しかもフェージ
ングなどにより伝搬路条件が変化し、過去に記憶された
タップ係数が不適当になっても、等化器のタップ係数の
制御を発散させることなく安定した制御を実現し、よっ
て符号誤り率の良好な復号信号を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の復調装置で
は、従来の復調装置に加え等化器を迂回する迂回路が設
けられ、等化器の入力と出力がそれぞれ分岐され、時分
割多元接続通信方式で採用されるバーストフレームに内
挿される既知信号の検出の確からしさが、第1,第2既
知信号検出手段でそれぞれ検出され、これら検出された
既知信号の確からしさが比較手段で比較され、その比較
結果により、等化器のタップ係数が不適当であると判断
されると等化器のタップ係数を初期化し、かつ検波出力
が迂回路を通したもの、等化器のタップ係数が適当であ
ると判断されると、等化器の出力が選択される。
【0009】この構成によれば、時分割多元接続通信方
式を採用したディジタル無線通信装置に用いられる復調
装置が、等化器のタップ係数の収束を早くするために、
タップ係数を記憶し、更にこれを再度読み出してタップ
係数の初期値として等化を行う構成である場合、フェー
ジング等により伝搬路の条件が変化し、過去に記憶され
たタップ係数が不適となっても、等化器のタップ係数の
制御を発散させることなく安定したタップ係数の制御が
実現でき、更に符号誤り率の良好な復号信号が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示し、
図5と対応する部分に同一符号を付けてある。この実施
においては検波回路11の出力は遅延回路21にも分岐
供給され、その遅延回路21の出力は識別器22へ供給
され、識別器15の出力と識別器22の出力とが切り替
えスイッチ23によりディジタル復調出力として選択的
に出力される。つまり遅延回路21及び識別回路22に
より等化器13を通らない迂回路24が構成される。更
に等化器13の入力側と出力側とにそれぞれ既知信号検
出回路25,26が接続される。これら既知信号検出回
路25,26はそれぞれ受信バースト信号中のユニーク
ワードのような既知信号の受信信号の確からしさを検出
する。これら検出確からしさは比較回路27で比較され
る。この比較回路27の出力は制御回路17へ供給さ
れ、比較結果に応じて制御回路17はスイッチ23の切
り替えを行う。
【0011】検波回路11で変調信号を検波して得られ
たディジタル検波信号は、等化器13の有る信号系と、
等化器13を迂回する信号系とに入力される。等化器1
3を迂回する信号系、つまり迂回路24には、等化器1
3による遅延時間を補償し、両信号系の信号タイミング
を一致させるため、遅延回路21が設けられる。両信号
系の出力は、切り替えスイッチ25により選択できる。
等化器13の前後に設けられた既知信号検出回路25,
26により、既知信号の検出の確からしさが出力され、
比較回路27で両確からしさが比較される。比較回路2
7は、比較結果に応じて等化器13のタップ係数の初期
化を制御回路17へ指示する。この回路構成としては、
例えば、メモリ14にタップ係数の初期値(例えば、セ
ンタタップのみ“1”、他は“0”)を記憶しておき、
制御回路17はこの値を指示するアドレス値を、比較回
路27からの信号により出力するように構成すればよ
い。比較回路27はまた、既知信号検出の確からしさを
比較した結果を基に切り替えスイッチ23も制御する。
【0012】QPSK変調方式を採用した復調装置にお
ける既知信号検出回路25,26は、識別器、シフトレ
ジスタ、レジスタ、一致回路(EXNOR)、加算器か
ら構成される。この回路は山本、加藤著、「TDMA通
信」、電子情報通信学会発行、P.48に記載のユニー
クワード検出器と同様の構成で実施できる。これら既知
信号検出回路25,26の動作は次の通りである。Nビ
ットの既知信号のビットパターンをあらかじめレジスタ
に記憶しておき、シフトレジスタにはディジタル復調信
号を識別した信号(検波回路11の出力、等化器13の
出力をそれぞれ識別した信号)が入力され、この信号は
クロックに同期してシフトされる。更にレジスタとシフ
トレジスタにそれぞれ格納された両信号のビットパター
ンは、1ビットごとにN個の一致回路(EXNOR)で
比較される。その比較結果が加算され、既知信号検出の
確からしさとなる。すなわち、この確からしさは、既知
信号のうち正確に復号された符号の個数と見做すことが
できる。つまり、全てのビットが一致すれば既知信号検
出の確からしさはNとなり、M個の符号誤りが生ずると
既知信号検出の確からしさはN−Mとなる。よって、既
知信号検出の確からしさが大きいほど、符号誤りは少な
いと言える。上記の既知信号検出回路25,26は、硬
判定データから既知信号を検出する場合である。この他
に、藤野著、「多次元軟判定ユニークワード検出方式の
理論的考察」、電子情報通信学会論文誌 ′89/1
1,Vol.J69−B,No.11,pp.1516
−1522に示されるような軟判定データから既知信号
を検出する場合も、既知信号検出回路25,26に適用
してもよい。
【0013】図2に図1中の比較回路27の具体例を示
す。比較回路27は減算器27a、その出力の極性を判
別する極性判別器27bから構成されている。入力され
た2系統の既知信号検出の確からしさは、減算器27a
で差が取られる。極性判別器27bでは減算器27aの
出力の正負を判別し、その結果を出力する。すなわち、
判別結果が正であれば、等化器13の入力側の既知信号
検出の確からしさ(ECA)の方が大きく、負であれば
等化器13の出力側の既知信号検出の確からしさ(EC
B)の方が大きい。この比較回路27での判別結果を用
いて図1中に示す制御回路17と切り替えスイッチ23
が制御される。切り替えスイッチ23の制御は、既知信
号検出の確からしさが出力されるタイミングを観測する
ことでデータフレームの先頭位置を検出し、クロックに
同期して行う。
【0014】なお、制御回路17では、比較回路27よ
りのスイッチ23を制御する選択信号が立ち下がったと
き、つまりECA>ECBの時の比較回路出力が低レベ
ルのとき、等化器13を初期化する。次にこの発明の復
調装置の動作を図3を参照して説明する。まず、等化器
13がメモリ14から所望のタップ係数を読み込んだ
後、前記の既知信号の検出を等化器13の前後で行って
既知信号検出の確からしさECA,ECBを得る。ただ
し、これら既知信号検出の確からしさがしきい値εより
小さい場合は、既知信号は不検出とする。得られた既知
信号検出の確からしさECA,ECBの大きさを比較
し、その結果、例えば等化器13の前段で得られた既知
信号検出の確からしさECAの方が大きい場合は等化器
13により符号誤りが増加していると判断できる。等化
器13により符号誤りが増加する理由としては、過去に
メモリ14に記憶したタップ係数が現在の伝搬路条件に
不適当であるため、波形歪みが増加していると考えるこ
とができる。この現象を引き起こす伝搬路条件として、
例えば急にフェージングが消えた場合などが挙げられ
る。これは、直接波とフェージングの原因となる反射波
の振幅比ρが0となることを意味する。よって、既知信
号検出の確からしさの大きさECA,ECBを比較する
ことで、伝搬路条件の変動があっても、等化器13のタ
ップ係数が現在の伝搬条件に適当か不適当かを判断する
ことができる。
【0015】等化器13のタップ係数が現在の伝搬条件
に不適当であるため、等化器13の出力の波形歪みが増
加し、ECA>ECB又はECA,ECBが共にε以下
の場合はタップ係数の制御が発散する恐れがあると判断
した場合、図3に示すように等化器のタップ係数を初期
化し、再度タップ係数を収束させ、かつ迂回路24の出
力を復調出力として選択する。
【0016】この発明の復調装置では等化器13のタッ
プ係数の適不適を判断するタイミングは、既知信号が等
化器13より出力された後になる。よって、既知信号に
続くデータフレームは、既に等化器13内部に存在する
ことになる。このため、等化器13のタップ係数が不適
当で波形歪みが増加した場合、等化器13内部のデータ
は誤ることになる。これを防ぐため、この発明の復調装
置では等化器13を迂回して、等化器13のタップ係数
が不適当であることを原因とする符号誤りを防止する。
【0017】これら一連の処理の流れを図4に示す。既
知信号31とデータフレーム32からなるフレーム構成
となっているディジタル復調信号(図4A)が、等化器
13の前段の既知信号検出回路25に入力される。この
既知信号検出回路25は既知信号31からデータフレー
ム32に切り替わる時点に既知信号検出の確からしさE
CAを出力する(図4B)。一方、等化器13から波形
等化された信号が出力され、等化器13の後段の既知信
号検出回路26へ入力される(図4C)。この既知信号
検出回路26も既知信号からデータフレームに切り替わ
る時点に既知信号検出の確からしさECBを出力する
(図4D)。この両既知信号検出の確からしさECA,
ECBの大きさを比較する。比較した結果、ECA≦E
CBの場合、等化器13のタップ係数は適当であると判
断されて、スイッチ23に対する選択信号は等化器13
の有る信号系を選択する設定となる。一方、ECA>E
CBの場合、等化器13のタップ係数が不適当であると
判断されて、等化器13のタップ係数を初期化すると同
時に、スイッチ23に対する選択信号は等化器13を迂
回する信号系(迂回路24)を選択する設定となる。
【0018】構内無線局用19GHz帯データ伝送用無
線設備について、RCR STD−34(財団法人シス
テム開発センター発行)で規定される識別信号も、送信
装置の製造社名及び形式名から成る固定のビットパター
ンであり、この発明における既知信号に用いることがで
きる。上記以外の場合でも、適当な長さの固定ビットパ
ターンがデータフレームより前に配置されている信号フ
レームが構成されていれば、このビットパターンはこの
発明の既知信号として用いることができる。
【0019】上記のビットパターンを用いた既知信号検
出回路中のレジスタには、上記識別信号などのビットパ
ターンを記憶し、レジスタやシフトレジスタの長さも識
別信号などのビット数に合わせる必要がある。従来にお
いて等化器13の入力又は出力を入力してN−Mが所定
値より大であれば、ユニークワードを受信したと判定し
ているため、このユニークワード検出回路を、既知信号
検出回路25,26の対応するものと兼用することがで
きる。この兼用を考慮しない場合は既知信号中の誤りの
数Mを検出の確からしさとして、その前段側の値MAと
後段側の値MBとを比較してMA<MBなら迂回路24
をMA≧MBなら等化器13を使用する。このように既
知信号検出の確からしさは他のファクタを利用してもよ
い。また場合によっては識別器22は15と兼用し、ス
イッチ23を識別器15の前段に設けてもよい。更に識
別は軟判定によることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、時分割多元接続通信
方式を採用したディジタル無線通信装置に用いられる復
調装置が、等化器のタップ係数の収束を早くするため
に、タップ係数を記憶し、更にこれを再度読み出してタ
ップ係数の初期値として波形等化する構成である場合
に、フェージングなどにより伝搬路の条件が変化し、過
去に記憶されたタップ係数が不適当になっても、この発
明によれば等化器のタップ係数の制御を発散させること
なく安定した制御が実現でき、更に符号誤り率の良好な
復号信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1中の比較回路の具体例を示すブロック図。
【図3】既知信号の検出確からしさ、ECA,ECB,
の大小関係と、等化器の制御、迂回路の使用、不使用の
関係を示す図。
【図4】この発明の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【図5】従来のTDMA復調装置を示すブロック図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMAバースト信号を受信検波し、検
    波出力を等化器を通し、その等化出力を識別器で識別し
    てディジタル復調信号出力を得ると共に、上記等化器の
    等化タップ係数をメモリに記憶し、そのメモリに記憶し
    た等化タップ係数を上記等化器に設定することができる
    復調装置において、 上記検波出力を上記等化器を通すことなく識別器へ供給
    する迂回路と、 上記等化器の入力信号を分岐し、上記バースト信号中に
    内挿された既知信号の検出の確からしさを検出する第1
    既知信号検出手段と、 上記等化器の出力信号を分岐し、上記既知信号の検出の
    確からしさを検出する第2既知信号検出手段と、 第1,第2既知信号検出手段よりの各検出の確からしさ
    を比較する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて上記検波出力を上記等
    化器を通すか、上記迂回路を通すかを切替える制御手段
    と、 を具備することを特徴とするTDMAバースト信号復調
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537677A (ja) * 2004-05-12 2007-12-20 トムソン ライセンシング Atsc−dtv受信器におけるデュアルモード等化器
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