JPH03179852A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JPH03179852A
JPH03179852A JP31867289A JP31867289A JPH03179852A JP H03179852 A JPH03179852 A JP H03179852A JP 31867289 A JP31867289 A JP 31867289A JP 31867289 A JP31867289 A JP 31867289A JP H03179852 A JPH03179852 A JP H03179852A
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JP
Japan
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output
delay detection
equalizer
demodulator
delay
Prior art date
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Pending
Application number
JP31867289A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Serizawa
睦 芹澤
Koji Ogura
浩嗣 小倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル移動通信機器等に用いられる復調
装置に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車電話等の移動通信機器の伝送方式には、
FM変調を用いたアナログ方式が用いられている。とこ
ろが近年、周波数の今以上の有効利用、FAX、データ
等のマルチメディアへの対応や通信の秘匿性等の要望が
強く、ディジタル化への移行が検討されている。
ところで、移動無線通信路には、マルチパス・フェージ
ングが存在するため、種々の対策を行う必要がある。特
に、高速ディジタル伝送を行う場合、こうしたマルチパ
ス・フェージングから受ける影響は極めて大きく、対策
なしには実用レベルの誤り率で伝送することは不可能で
ある。このため、高速ディジタル伝送を行う移動通信機
器には、マルチパス・フェージングを等化する等化器が
使用される。
一方、このような移動通信機器には、複数の異なった周
波数チャネルを選択的に用いるため、シンセサイザが用
いられる。
ところが、移動通信機器に用いられるシンセサイザは小
型であるため、周波数精度がそれ程良くない。このため
、上記等化器には周波数オフセットを伴った信号が人力
し、この周波数オフセットの影響により等化器の出力の
誤り率は大きく劣化する。
第7図はこの劣化度を実際に調べたものである。
尚、等化器のタップ係数更新アルゴリズムには現存する
最高速アルゴリズムであるカルマンアルゴリズムを用い
ている。
同図に示すように、カルマンアルゴリズムは最高速アル
ゴリズムであり周波数オフセットに対しても最も強いア
ルゴリズムであるにもかかわらず、周波数オフセットが
伝送速度の0.3%を超えると音声通信に必要とされる
誤り率10−2という性能を満たさなくなり大きな劣化
が生ずる。特に、周波数オフセットが伝送速度の0.5
%以上になると、正常な伝送はほとんど不可能である。
このため、周波数精度が極めて高いシンセサイザを用い
ることが考ええられるが、移動通信機器に用いられる現
在の小型シンセサイザでは、それ程の周波数精度を得る
ことは不可能である。
(発明が解決しようとする課題) このように従来のディジタル対応の移動通信機器には等
化器が必要とされるが、シンセサイザに起因する周波数
オフセットの影響により等化器出力の誤り率が大きく劣
化するという問題があった。
そこで、本発明は、周波数オフセットの影響によって生
じる誤り率を低減することができる復調装置を提供する
ことを目的としている。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の復調装置は、入力信号を順次遅延させこれら遅
延された各入力信号に伝送路周波数特性を補償するよう
に制御されたタップ係数を乗積し、少なくともこれらの
総和を求める等化器と、この等化器による総和出力を遅
延検波する遅延検波手段と、この遅延検波手段による遅
延検波出力を符号判定する判定手段とを具備するもので
ある。
また、請求項2記載の発明は、上記復調装置において、
判定手段による71号判定結果を差動符号化する差動符
号化手段と、この差動符号化手段による差動符号化出力
と上記等化器による総和出力との差分を抽出する差分抽
出手段と、この差分抽出手段による差分出力に基づき上
記タップ係数を更新するタップ係数更新手段とを具備す
るものである。
(作 用) 本発明では、等化器の出力を遅延検波手段により遅延検
波を行った後、判定手段により符号の判定が行っている
ので、周波数オフセットの影響によって生じる誤り率を
低減することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づき説明する。
第1図に本発明の一実施例に係るトランスバーサル型の
適応自動等化器を備えた復調装置の構成を示す図である
同図において、1はこの等化器を示している。
この等化器1では、QPSKSGMSKSDQPSK、
  πシフトQ P S K、  π/4シフトDQP
SK等の多相位相変調により変調された信号をベースバ
ンドに変換し直交2信号とした入力信号がシフトレジス
タ2に順次入力される。シフトレジスタ2を構成する各
遅延器3の出力はそれぞれ各タップ係数と乗算器4によ
り乗算される。これら乗算器4の出力は、アキュムレー
タ5により加算され、判定器6により符号の判定が行わ
れる。判定器6の出力は、減算器7により判定前のアキ
ュムレータ5の出力と減算され、この減算結果は誤差信
号e (t)としてタップ係数制御回路8に送られる。
タップ係数制御回路8は、カルマン(RLS)アルゴリ
ズム等により前記各タップ係数を更新する。
また、アキュムレータ5の出力は、遅延検波回路9に送
られる。遅延検波回路9は、この出力を一シンボル分遅
延させるーシンボル遅延回路10及び共役部分のみに 
−1”を乗算する共役複素数算出回路11を経た出力と
アキュムレータ5の出力とを複素乗算器12により乗算
することで、遅延検波を行う。
そして、遅延検波回路9の出力は判定回路13により符
号のi1定が行われ、この判定結果がこの復調装置の出
力として後段に送られる。
このように本実施例によれば、等比容1の出力を遅延検
波回路9により遅延検波を行った後、判定回路13によ
り符号の判定が行っているので、周波数オフセットの影
響によって生じる誤り率を低減することができる。
このことを更に具体的に説明する。
従来の等比容の出力を複素平面上で現したものを第2図
及び第3図に示す。第2図は伝送速度の0.2%の周波
数オフセットを示し、第3図は伝送速度の0.4%の周
波数オフセットを示している。
これらの図に示すように、複素平面上でみた等比容の出
力は、周波数オフセットの量に応じて本来あるべき位置
(×点)より回転方向にずれている。
ところが、従来の等比容では、第2図及び第3図に示す
実線をしきい値として判定を行っていたため、雑音に対
する余裕がなくなり、誤りを多発し性能の劣化が避けら
れなかった。特に、FIR等化器に比べはるかに良好な
特性を示す判定帰還型の等比容の場合、わずかな誤りの
発生が「誤り伝搬」といった現象によりより多くの誤り
を連鎖反応的に発生させるため、この雑音に対する余裕
のなさが極めて大きな性能の劣化を引き起こす。
これに対し、本実施例の復調装置では、遅延検波回路9
により等比容1の出力の相対的な動きをもっていかなる
データが送出されたかを検出する遅延検波を行っている
ので、定常的な回転方向のずれは全く劣化を生じさせな
い。このため、雑音に対する余裕が生じ、誤りの発生は
低減し、誤り伝搬による性能の劣化も生じない。
要するに、従来の復調装置が周波数オフセットに弱かっ
たのは、複素平面上でみた等比容の出力をいきなり判定
するために周波数オフセットによる位相方向の回転を許
容できなかったからである。
これに対し、本発明の復調装置では、上記位相方向の回
転を許容できるように、等比容の出力を一旦遅延検波し
た後判定しているので、周波数オフセットに対する性能
の劣化を極めて効果的に改善できる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第4図はこの実施例に係る判定帰還型の等比容を備えた
復調装置の構成を示す図である。
同図に示す復調装置では、等比容14において、判定器
6の出力がシフトレジスタ15、タップ係数との乗算器
16、アキュムレータ17を介し、判定器6の入力端に
加算器18によりフィードバック人力される。そして、
加算器18の出力が遅延検波回路9に送られる。
次に、本発明の第3の実施例を第5図に基づき説明する
同図に示す復調装置では、アキュムレータ5の出力が遅
延検波回路9を介し、誤差信号の生成用と出力信号の生
成用とを兼ねた判定器1つに送られる。判定器19の出
力は、この復調装置の出力として後段に送られるととも
に、判定器19の出力を再度差動符号化する差動符号化
回路20を経て、減算器7によりアキュムレータ5の出
力と減算され、この減算結果は誤差信号e (t)とし
てタップ係数制御回路8に送られる。
次に、本発明の第4の実施例を第6図に話づき説明する
同図に示す復調装置は、第5図に示した方式を第4図に
示した判定帰還型の等比容を備えた復調装置に適用した
ものである。即ち、差動符号化回路20の出力は、減算
器7ばかりでなく、シフトレジスタ15、乗算器16、
アキュムレータ17を介し、遅延検波回路9の入力側に
加算器18によりフィードバック人力される。
尚、上述した実施例で示した遅延検波回路9における信
号遅延手段としては信号を−シンボル分遅延させる一シ
ンボル遅延回路10を用いていたが、この遅延長は適用
する変調方式に応じて適応的に設定するものである。例
えば、変調方式がGMSKやMSKの場合、遅延長を2
シンボルとした方が好ましい。
また、本発明をDQPSK変調方式に適用した場合、t
、11定器13.19では遅延検波回路9の出力をπハ
シフトしてからI、Qチャネル双方の各チャネルのしき
い値を判定し判定結果として出力する必要がある。また
、差動符号化していないQP S K変調方式の場合は
、その出力を和分演算した後、出力する必要がある。一
方、πハシフトDQPSK変調方式の場合は、遅延検波
回路9の出力を判定器13.19によりそのまましきい
値を判定し、その結果を出力することができる。
更に、タップ係数更新アルゴリズムとしては、上述した
実施例に示したカルマンアルゴリズムばかりでなく、フ
ァーストカルマンアルゴリズム、ラティスアルゴリズム
、スクエアルートカルマンアルゴリズム、リバイズドス
クエアルートカルマンアルゴリズム等の高速等化アルゴ
リズムを用いることができる。そして、このような高速
アルゴリズムを用いることで、相乗的に周波数オフセッ
トに対する耐容性が高まる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、等化器の出力を近
延険波を行った後、符号の判定が行っているので、周波
数オフセットの影響によって生じる誤り率を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る復調装置の溝底を示す
図、第2図及び第3図は本発明の詳細な説明するための
図、第4図乃至第6図は本発明の他の実施例を示す図、
第7図は周波数オフセットと誤り率との関係を示す図で
ある。 1・・・等化器、2・・・シフトレジスタ、4・・・乗
算器、5・・・アキュムレータ、6・・・判定器、7・
・・減算器、8・・・タップ係数制御回路、9・・・遅
延検波回路、10・・・−シンボル遅延回路、共役複素
数算出回路、12・・・複索乗算器、13・・・判定回
路。 第7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を順次遅延させこれら遅延された各入力
    信号に伝送路周波数特性を補償するように制御されたタ
    ップ係数を乗積し、少なくともこれらの総和を求める等
    化器と、 この等化器による総和出力を遅延検波する遅延検波手段
    と、 この遅延検波手段による遅延検波出力を符号判定する判
    定手段と を具備することを特徴とする復調装置。
  2. (2)請求項1記載の復調装置において、 前記判定手段による符号判定結果を差動符号化する差動
    符号化手段と、 この差動符号化手段による差動符号化出力と前記等化器
    による総和出力との差分を抽出する差分抽出手段と、 この差分抽出手段による差分出力に基づき前記タップ係
    数を更新するタップ係数更新手段とを具備することを特
    徴とする復調装置。
JP31867289A 1989-12-07 1989-12-07 復調装置 Pending JPH03179852A (ja)

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JP31867289A JPH03179852A (ja) 1989-12-07 1989-12-07 復調装置

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JP31867289A JPH03179852A (ja) 1989-12-07 1989-12-07 復調装置

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JPH03179852A true JPH03179852A (ja) 1991-08-05

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ID=18101743

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31867289A Pending JPH03179852A (ja) 1989-12-07 1989-12-07 復調装置

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JP (1) JPH03179852A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6032029A (en) * 1996-04-18 2000-02-29 Matsushita Communication Industrial Co., Ltd. Receiver selecting either a first demodulated signal or a second demodulated signal in accordance with characteristics of a received signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6032029A (en) * 1996-04-18 2000-02-29 Matsushita Communication Industrial Co., Ltd. Receiver selecting either a first demodulated signal or a second demodulated signal in accordance with characteristics of a received signal

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