JP3467858B2 - 光電変換素子 - Google Patents

光電変換素子

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JP3467858B2 JP21196094A JP21196094A JP3467858B2 JP 3467858 B2 JP3467858 B2 JP 3467858B2 JP 21196094 A JP21196094 A JP 21196094A JP 21196094 A JP21196094 A JP 21196094A JP 3467858 B2 JP3467858 B2 JP 3467858B2
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    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14831Area CCD imagers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セル内に増幅機能を有
する光電変換素子に関し、特に撮像素子の画素を構成す
るのに用いて好適な光電変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子の主流であるCCD(Charg
e Coupled Device) は、画素数の増大や画素面積の縮小
化にともなって、転送ノイズやアンプノイズの改善が為
されてきたが、その低減も限界に近づいてきているのが
現状である。一方、この限界を打破するために、光電変
換部で得られた光情報信号を増幅する機能をセル内に有
する増幅型固体撮像素子が種々開発され、報告されてい
る。この増幅型固体撮像素子の代表的なものとして、A
MI(Amplified MOS Intelligent Imager)、SIT(Sta
tic Induction Transistor) 型、CMD(Charge Modula
tion Device)型が知られている。
【0003】AMIの構成を図9に示す。同図におい
て、(a)は画素構造を示す断面図、(b)は1画素の
回路図である。AMIは、増幅用トランジスタTa ,垂
直走査用トランジスタTy 及びリセット用トランジスタ
rsの3個のFETと1個のホトダイオードDによって
1画素が構成されている。このAMIにおいて、入射光
によって励起された電子・正孔対は、正孔がホトダイオ
ードDのp+ 領域に、電子が基板にそれぞれ吸収され
る。
【0004】したがって、初期値にリセットされたホト
ダイオードDの電位の絶対値が入射光に応じて減少する
ことになる。この電位を増幅用トランジスタTa のゲー
トに印加して増幅し、垂直走査用トランジスタTy 及び
水平走査スイッチ(図示せず)を通して出力する。そし
て、その行の読出しが終わり、次の行を選択すると同時
にリセット用トランジスタTrsを1水平走査期間ON状
態にし、ホトダイオードDの電位を初期値にリセットす
る。
【0005】SIT型固体撮像素子の構成を図10に示
す。同図において、(a)は画素構造を示す斜視断面
図、(b)は1画素の回路図である。SIT型固体撮像
素子は、静電誘導型トランジスタTr とそのゲートに結
合したキャパシタCによって1画素が構成されている。
このSIT型固体撮像素子において、入射した光は、空
乏層内で正孔と電子を発生させ、電子は基板側に、正孔
はP+ ゲートPGに集められる。P+ ゲートPGは、予
め負電位にリセットされフローティング電極となってい
るため、正孔が集まるにしたがってその電位は上がる。
【0006】この状態で1/60秒間蓄積を行った後、
水平走査回路(図示せず)によってその行が選択される
と、キャパシタCを介してP+ ゲートPGの電位を読出
し状態であるVrdまで上げる。次に、垂直走査回路(図
示せず)によって選択されその画素に読出し電圧が印加
されると、P+ ゲートPGの電位に応じて形成された空
乏層で制限される電流が出力として導出される。その行
を読み終わると、一行同時にP+ ゲートPGの電位をリ
セット電位Vrsまで下げ、リセットする。
【0007】CMD型固体撮像素子の構成を図11に示
す。同図において、(a)は画素構造を示す斜視断面
図、(b)は1画素の回路図である。CMD型固体撮像
素子は、単一のトランジスタによって光電変換、増幅、
読出し及びリセットを行う構成となっている。このCM
D型固体撮像素子は、バルクチャネルMOSトランジス
タとして動作しているため、画素が蓄積状態のときはゲ
ートに強い負電位を印加すると、空乏層がP- −SUB
まで伸びて電子電流は流れない。
【0008】一方、入射光によって励起された正孔は、
負電位であるゲート電極下に蓄積され、反転層を形成す
る。この反転層によって上記空乏層の厚さが縮小し、入
射光量に応じて電子電流が流れやすい状態となる。画素
選択時には、ゲートに読出しレベルの電圧を印加する
と、ソース・ドレイン間に電子電流が流れ、正孔数に応
じて変調された出力電流が得られる。その行の読出しを
終えると、水平帰線期間内にゲートをリセット電圧と
し、ゲート直下を電子の蓄積状態にし、そこに蓄積され
ていた正孔をリセットする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た3種類の増幅型固体撮像素子のうち、AMIは3個の
トランジスタと1個のホトダイオードで1画素が構成さ
れているので、構成が複雑で面積が大きく、開口率が小
さいという問題があった。これに対し、SIT型固体撮
像素子は、静電誘導型トランジスタとそのゲートに結合
したキャパシタによって1画素が構成され、感度が高い
という報告がされているが、高純度のエピタキシャルウ
エハを必要とするためコスト高になるという問題があっ
た。さらに、通常のMOSLSI技術と異なった技術の
導入が必要であるため、通常のMOSLSIラインで設
計しかつ製造すると、最適な性能が得られないことにな
る。
【0010】また、CMD型固体撮像素子は、画素がN
- 空乏チャネル表面で光発生した正孔を溜め、それに見
合った電子を流すMOSFETの一種で、高純度のエピ
タキシャルウエハを必要とするためコスト高になり、さ
らに、光情報を蓄積しているときは、ゲートにかなり大
きな負電圧の印加が必要であるので、サブミクロンMO
SLSIには馴染みにくいという問題があった。近年、
LSIの製造コスト増が製造業の存立を危うくし始めて
いる中で、一般のMOSLSIの製造工程と共通部分の
多い製造工程を有することにより、投資効率を改善して
低価格製造を可能とする光電変換素子の開発が望まれて
いる。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、通常のMOSLSI
の製造ラインで作ることができ、特別に高抵抗のエピタ
キシャルウエハも必要とせず、しかも構造、材料パラメ
ータ、電圧レベル等の面でサブミクロンMOSLSI技
術に馴染む光電変換素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光電変換
素子は、第1導電形の第1の半導体領域と、この第1の
半導体領域の表面部分に形成されて第1の半導体領域と
pn接合を形成する第2導電形の第2の半導体領域と、
第1の半導体領域の表面部分に第2の半導体領域と離間
して形成されて第1の半導体領域と第1の整流接合を形
成する第1の導電領域と、第1の半導体領域の表面部分
に第1の導電領域と離間して形成されかつ第2の半導体
領域と電気的に接続されて第1の半導体領域と第2の整
流接合を形成する第2の導電領域と、第2の半導体領域
の表面部分に形成されて第2の半導体領域と第3の整流
接合を形成する第3の導電領域と、第1の導電領域と第
2の導電領域との間の第1の半導体領域の表面部分に規
定される第1のチャネル形成領域上に設けられた第1の
絶縁ゲートと、第1の半導体領域の表面部分と第3の導
電領域との間の第2の半導体領域の表面部分に規定され
る第2のチャネル形成領域上に設けられた第2の絶縁ゲ
ートと、第1の半導体領域上に形成されて、当該第1の
半導体領域、第3の導電領域および第2の絶縁ゲートか
らなる電界効果トランジスタの初期電位設定時のゲート
しきい値電圧を発生する手段とを具備し、入射光の強度
を、前記第2のチャネル形成領域のソース・ドレイン電
流または前記第2の絶縁ゲートのゲートしきい値電圧と
してセンスする構成となっている。
【0013】請求項2記載の光電変換素子は、請求項1
記載の光電変換素子の構成要素に加えて、少なくとも第
2の半導体領域の表面部分に第3の導電領域と離間して
形成されて第2の半導体領域と第4の整流結合を形成す
る第4の導電領域を有し、第2の絶縁ゲートが第3の導
電領域と第4の導電領域との間の第2の半導体領域の表
面部分に規定される第2のチャネル形成領域上に設けら
れた構成となっている。請求項3記載の光電変換素子
は、請求項1または2記載の光電変換素子において、第
2の導電領域が第2の半導体領域と共通の半導体領域で
ある構成となっている。
【0014】請求項4記載の光電変換素子は、第1導電
形の第1の半導体領域と、この第1の半導体領域の表面
部分に形成されて第1の半導体領域とpn接合を形成す
る第2導電形の第2の半導体領域と、第1の半導体領域
の表面部分に第2の半導体領域と離間して形成されて第
1の半導体領域と第1の整流接合を形成する第1の導電
領域と、第2の半導体領域の表面部分に形成されて第2
の半導体領域と第2の整流接合を形成する第3の導電領
域と、第2の半導体領域の表面部分と第1の導電領域と
の間の第1の半導体領域の表面部分に規定されるチャネ
ル形成領域上及び第1の半導体領域の表面部分と第3の
導電領域との間の第2の半導体領域の表面部分に規定さ
れるチャネル形成領域上に設けられた共通絶縁ゲート
と、第1の半導体領域上に形成されて、当該第1の半導
体領域、第3の導電領域および共通絶縁ゲートからなる
電界効果トランジスタの初期電位設定時のゲートしきい
値電圧を発生する手段とを具備し 入射光の強度を、前
記第2のチャネル形成領域のソース・ドレイン電流また
は前記共通絶縁ゲートのゲートしきい値電圧としてセン
スする構成となっている。
【0015】
【作用】請求項1記載の光電変換素子において、第1の
導電領域をドレイン/ソース、第2の導電領域をソース
/ドレイン、第1の絶縁ゲートをゲートとし、第1,第
2の導電領域間の第1の半導体領域の表面部分をチャネ
ル形成領域とする書込み用電界効果トランジスタ(以
下、書込みトランジスタと称する)が構成され、また第
1の半導体領域をソース/ドレイン、第3の導電領域を
ドレイン/ソース、第2の絶縁ゲートをゲートとし、第
1の半導体領域の表面部分と第3の導電領域との間の第
2の半導体領域の表面部分をチャネル形成領域とするメ
モリ用電界効果トランジスタ(以下、メモリトランジス
タと称する)が構成される。そして、このメモリトラン
ジスタにおいて、入射光の強度を第2の半導体領域の電
位に変換し、メモリトランジスタのドレイン・ソース電
流またはゲートしきい値電圧としてセンスする。また、
同一チップ(第1の半導体領域)上に集積された手段に
てメモリトランジスタの初期電位設定時のゲートしきい
値電圧を発生することで、感度を決める要因となるゲー
トしきい値電圧のばらつき及び温度変化に関してある程
度解決できる。
【0016】請求項2記載の光電変換素子では、第4の
導電領域をソース/ドレイン、第3の導電領域をドレイ
ン/ソース、第2の絶縁ゲートをゲートとし、第3,第
4の導電領域間の第2の半導体領域の表面部分をチャネ
ル形成領域とするメモリトランジスタが構成される。そ
して、このメモリトランジスタにおいて、入射光の強度
を第2の半導体領域の電位に変換し、メモリトランジス
タのドレイン・ソース電流またはゲートしきい値電圧と
してセンスする。請求項3記載の光電変換素子では、第
1の導電領域をドレイン/ソース、第2の半導体領域を
ソース/ドレイン、第1の絶縁ゲートをゲートとし、第
1の導電領域と第2の半導体領域との間の第1の半導体
領域の表面部分をチャネル形成領域とする書込みトラン
ジスタが構成される。
【0017】請求項4記載の光電変換素子において、第
1の導電領域をドレイン/ソース、第2の半導体領域を
ソース/ドレイン、共通絶縁ゲートをゲートとし、第2
の半導体領域の表面部分と第1の導電領域との間の第1
の半導体領域の表面部分をチャネル形成領域とする書込
みトランジスタが構成され、また第3の導電領域をドレ
イン/ソース、第1の半導体領域をソース/ドレイン、
共通絶縁ゲートをゲートとし、第1の半導体領域の表面
部分と第3の導電領域との間の第2の半導体領域の表面
部分をチャネル形成領域とするメモリトランジスタが構
成される。そして、このメモリトランジスタにおいて、
入射光の強度を第2の半導体領域の電位に変換し、メモ
リトランジスタのドレイン・ソース電流またはゲートし
きい値電圧としてセンスする。また、同一チップ(第1
の半導体領域)上に集積された手段にてメモリトランジ
スタの初期電位設定時のゲートしきい値電圧を発生する
ことで、感度を決める要因となるゲートしきい値電圧の
ばらつき及び温度変化に関してある程度解決できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す断面
図である。図1において、第1導電形の第1の半導体領
域10は半導体基板によって構成されている。なお、本
例では、第1の半導体領域10として半導体基板を用い
たが、図に破線で示す半導体基板11の表面に分離して
形成された半導体領域、あるいは絶縁基板上に形成され
た半導体膜などであっても良い。
【0019】第1の半導体領域10の表面部分には、第
2導電形(第1の半導体領域10と逆導電形)の第2の
半導体領域12が形成されている。この第2の半導体領
域12は、第1の半導体領域10とpn接合を形成して
いる。第1の半導体領域10の表面部分にはさらに、第
1,第2の導電領域13,14が互いに離間して形成さ
れている。この第1,第2の導電領域13,14は、第
2導電形の低抵抗半導体あるいはシリサイドなどによっ
て構成されて、それぞれ第1の半導体領域10と第1と
第2の整流接合を形成している。
【0020】第2の導電領域14は、第2の半導体領域
12と構造的に連続するか、場合によっては当該領域1
2と共通の半導体領域となることによって電気的に接続
されている。第2の半導体領域12の表面部分には第3
の導電領域15が形成されている。この第3の導電領域
15は、第1導電形の低抵抗半導体あるいはシリサイド
などによって構成されて、第2の半導体領域12と第3
の整流接合を形成している。
【0021】また、第1,第2の半導体領域10,12
の各表面部分には、第3の導電領域15と離間して第4
の導電領域16が形成されている。この第4の導電領域
16は、第1導電形の低抵抗半導体あるいはシリサイド
などによって構成されて、第2の半導体領域12と第4
の整流接合を形成している。なお、本例では、第4の導
電領域16が第1,第2の半導体領域10,12に跨が
って形成されているが、第2の半導体領域12の表面部
分のみに、あるいは第2の導電領域14に跨がって形成
されても良く、要は、少なくとも第2の半導体領域12
の表面部分に形成されていれば良い。
【0022】第1,第2の導電領域13,14間の第1
の半導体領域10の表面部分に規定される第1のチャネ
ル形成領域17上には、酸化膜、窒化膜、酸化窒化膜な
どの絶縁膜(図示せず)を介して導電性の第1の絶縁ゲ
ート18が設けられている。この第1の絶縁ゲート18
は、ポリシリコン、シリサイド、サリサイド、金属薄
膜、透明導電膜などからなる。そして、第1の導電領域
13をドレイン/ソース、第2の導電領域14をソース
/ドレイン、第1の絶縁ゲート18をゲートとし、第
1,第2の導電領域13,14に挟まれた第1の半導体
領域10の表面部分を第1のチャネル形成領域17とす
る書込みトランジスタ19が構成されている。
【0023】また、第3,第4の導電領域15,16間
の第2の半導体領域12の表面部分に規定される第2の
チャネル形成領域20上には、酸化膜、窒化膜、酸化窒
化膜などの絶縁膜(図示せず)を介して導電性の第2の
絶縁ゲート21が設けられている。この第2の絶縁ゲー
ト21は、ポリシリコン、シリサイド、サリサイド、金
属薄膜、透明導電膜などからなる。そして、第3の導電
領域15をドレイン/ソース、第4の導電領域16をソ
ース/ドレイン、第2の絶縁ゲート21をゲートとし、
第3,第4の導電領域15,16に挟まれた第2の半導
体領域12の表面部分を第2のチャネル形成領域20と
するメモリトランジスタ22が構成されている。
【0024】上記の素子構造において、光は素子表面か
ら入射する。この入射光は第2の半導体領域12に到達
し、光電変換されて当該領域12に電荷又は電位として
蓄積される。なお、第1の半導体領域10が少数キャリ
ア拡散長よりも薄い場合、または第1の半導体領域10
が半導体基板11上に形成された場合にあっては、半導
体基板11が透明基板でかつ第1の半導体領域10が少
数キャリア拡散長よりも薄い場合は、図1に破線で示す
ように、素子裏面からの光入力も可能である。
【0025】次に、上記構成の第1の実施例の光電変換
素子において、第1導電形をn形とした場合の動作につ
いて説明する。第1の導電領域13には、第1の電位V
1D1 (例えば、−3.5V)が印加されている。ここ
で、第1の絶縁ゲート18に対し、第1のゲート電位V
1G1 (例えば、0V)から第2のゲート電位V1G2 (例
えば、−5V)を印加し、再び第1のゲート電位V1G1
に戻す。すると、第1の絶縁ゲート18のゲートしきい
値電圧VthW の絶対値が1.5V以下であるとき、書込
みトランジスタ19が導通して第1の導電領域13から
第2の導電領域14へ第1の電位V1D1 が伝達される。
【0026】このとき、第2の半導体領域12の電位V
2 は、当該領域12と第2の導電領域14とが電気的に
接続されていることから、ほぼ第1の電位V1D1 とな
る。厳密には、
【数1】V2 =V1D1 −(V1D1 +VthW −V1G1)・C
2D1G/CTOT となる。ただし、
【数2】CTOT =C21+C23D +C24D +C22G +C
2D1 +C2D1Gである。
【0027】ここで、C21は第2の半導体領域12と第
1の半導体領域10との間の接合容量、C23D は第2の
半導体領域12と第3の導電領域15との間の接合容
量、C24D は第2の半導体領域12と第4の導電領域1
6との間の接合容量、C22G は第2の半導体領域12と
第2の絶縁ゲート21との間の容量、C2D1 は第2の導
電領域14と第1の半導体領域10との間の接合容量、
2D1Gは第2の導電領域14と第1の絶縁ゲート18と
の間の容量である。以上の動作により、初期電位の設定
が行われる。この動作例では、第1の半導体領域10の
電位と第4の導電領域16の電位は等しいとする。
【0028】第3の導電領域15には、第2の電位V
3D2 (例えば、+1.5V)が印加されている。このと
き、第2の半導体領域12に蓄積されている電荷Q
2 は、
【数3】Q2 =C21(V2 −V1)+C23D (V2
3D)+C24D (V2 −V4D)+C22G (V2 −V2G
+C2D1(V2D−V1)+C2D1G(V2D−V1G) となる。ここで、V1 ,V2 ,V2D,V3D,V4D,V1G
及びV2Gは、それぞれ、第1の半導体領域10、第2の
半導体領域12、第2の導電領域14、第3の導電領域
15、第4の導電領域16、第1の絶縁ゲート18及び
第2の絶縁ゲート21の各電位である。
【0029】今、便宜上、V1 =V4D=0,V1G=0,
2D=V2 とすると、
【数4】Q2 =C212 +C23D (V2 −V3D)+C
24D 2+C22G (V2 −V2G)+C2D1 2 +C2D1G
2 =CTOT 2 −C23D 3D−C22G 2G となり、
【数5】V2 =Q2 /CTOT +(C23D 3D−C22G
2G)/CTOT となる。
【0030】上記の各容量は電圧依存性を有するが、こ
こでは、説明を簡単にするために一定とする。また、本
光電変換素子に光が入射されたとき、第2の半導体領域
12に流れ込む電流をiph、暗電流をid とすると、
【数6】 となる。ここで、Q20は初期電荷量である。iphm をi
phの積分時間での平均値とすると、
【数7】V2 =V1D1 +(iphm +id )t/CTOT
ΔV2G・C22G /CTOT となる。
【0031】このことは、第2の半導体領域12の電位
2 は、光が強いほど初期電位の設定から一定時間後は
電位変化が大きいことを示している。ただし、ΔV
2Gは、
【数8】ΔV2G=(電位の初期設定がなされた後で、第
2の絶縁ゲート21へ与えられた電位変化)−(V1D1
+VthW −V1G1)・C2D1G/C22G である。
【0032】メモリトランジスタ22のゲートしきい値
電圧VthM は、チャネル形成領域20となる第2の半導
体領域12と第4の導電領域(ソース)16との電位差
2の関数である。最も簡単には、
【数9】 VthM =VFB+2φFB+B(2φFB−V2)1/2 となる。ただし、
【数10】B=(t1 /ε1)(2qεS 2m1/2 である。
【0033】ここで、φFBは第2の半導体領域12のチ
ャネルが形成される部分、即ちチャネル形成領域20の
フェルミレベル(エネルギーバンドの禁制帯の中央から
測った値)、ε1 はゲート絶縁膜の誘電率、t1 はゲー
ト絶縁膜の厚さ、εS はチャネル形成領域20の誘電
率、N2mはチャネル形成領域20の表面空乏領域の平均
不純物濃度である。
【0034】第2の絶縁ゲート21に規定の電圧を印加
すると、第3の導電領域15と第4の導電領域16との
間に、メモリトランジスタ22の電流IM が得られる。
このメモリトランジスタ22の電流IM は、
【数11】 IM =(β/2)(V2G−VthM p ,p=1〜2 となる。だだし、
【数12】β=(με1 /t1)(WM /LM ) である。
【0035】本光電変換素子の利用形態に応じて、ゲー
ト電圧V2Gを目的にあった値に選ぶことができるが、例
えば、初期電位設定時のメモリトランジスタ22のゲー
トしきい値電圧をVthMO(便宜上、数7の式でt=0と
したときの電圧V2 を使う)とし、V2G=VthMOとする
と、メモリトランジスタ22の電流IM は、
【数13】 IM =(β/2)(VthMO−VthM p =(β/2){B(2φFB−V2(t=0))1/2 −B(2φFB−V2)1/2 p =(β/2)〔B(iphm +id )t/CTOT /{(2φFB− V2(t=0))1/2 +(2φFB−V2 1/2 }〕p となる。
【0036】すなわち、メモリトランジスタ22の電流
M は、光電流iphm ・検出時間積の1〜2乗に比例し
て得られる。この他に、第2の絶縁ゲート21のゲート
電圧V2Gをスイープし、メモリトランジスタ22の電流
M が規定値となる電圧を読み取れば、ゲートしきい値
電圧と一定の差を持った電圧を読み取ることができる。
この電圧と数7及び数9の各式から光電流の大きさを知
ることができる。このとき、第2の絶縁ゲート21に
は、鋸歯状波電圧を印加することになる。
【0037】本光電変換素子において、感度を決める要
因は、暗電流id とゲートしきい値電圧のばらつき及び
温度特性である。暗電流id に関しては、従来素子と影
響は同じである。ゲートしきい値電圧のばらつき及び温
度変化に関しては、本素子と同一チップ内にVthMO発生
回路を集積することにより、ある程度解決できる。
【0038】このVthMO発生回路の構成の一例を図2に
示す。同図において、VthMO発生用のトランジスタQ
ref が設けられており、このトランジスタQref につい
ては、図1のメモリトランジスタ22と同様な構造とす
る。VthMO発生用トランジスタQref のソースは接地さ
れ、そのドレインには電流設定素子23を介して電源V
DDが印加されている。電流設定素子23は、トランジス
タQref のゲート電圧がしきい値電圧Vthのときに流れ
る電流を設定するためのものである。
【0039】また、VthMO発生用トランジスタQref
チャネル形成領域は、
【数14】VBIAS=V1D1 +{VthMO・C22G −(V
1D1 +VthW −V1G1)・C2D1G}/CTOT なる電圧でバイアスされている。このバイアス電圧V
BIAS中の電圧VthMOは、ドレインからインピーダンス変
換回路(又は、素子)24を介して導出される出力電圧
が供給される。本光電変換素子をアレイ状に集積して撮
像素子を構成した場合は、アレイ内でのVthMOのばらつ
きが残るが、メモリアレイにばらつきの情報を蓄積して
置いて検出信号の補正を行うようにすれば、さらに1桁
程度の補正が可能になる。
【0040】さらに、第1の絶縁ゲート18と第2の絶
縁ゲート21を同一のアドレス線に接続することができ
る。これは、初期電位の設定時に、第1の絶縁ゲート1
8に印加するゲート電位と、メモリトランジスタ22の
読出し時に第2の絶縁ゲート21に印加するゲート電位
は極性が異なるからである。このときに、VthMO発生用
トランジスタQref のチャネル形成領域に対するバイア
ス電圧VBIASは、
【数15】VBIAS=V1D1 +{VthMO−(V1D1 +V
thW −V1G1)}・C22G /CTOT とする。
【0041】なお、本実施例では、第2の半導体領域1
2の表面部分に第4の導電領域16を形成し、この第4
の導電領域16をソース/ドレイン、第3の導電領域1
5をドレイン/ソース、第2の絶縁ゲート21をゲート
とし、第3,第4の導電領域15,16間の第2の半導
体領域12の表面部分を第2のチャネル形成領域として
メモリトランジスタ22を構成するとしたが、第1の半
導体領域10を第4の導電領域16と共通領域とし、こ
の第1の半導体領域10をソース/ドレイン、第3の導
電領域15をドレイン/ソース、第2の絶縁ゲート21
をゲートとし、第1の半導体領域10の表面部分と第3
の導電領域15との間の第2の半導体領域12の表面部
分を第2のチャネル形成領域としてメモリトランジスタ
22を構成するようにしても良い。
【0042】図3は、本発明の第2の実施例を示す断面
図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して
示してある。この第2の実施例では、第1の実施例にお
ける第2の半導体領域12を第2の導電領域14との共
通領域とし、第1の半導体領域10を第4の導電領域1
6との共通領域とし、かつ、第1の絶縁ゲート18と第
2の絶縁ゲート21とを共通絶縁ゲート30とすること
により、本光電変換素子を1トランジスタとほぼ同じサ
イズに収めた構成となっている。
【0043】この構成において、共通絶縁ゲート30下
の第1の半導体領域10の部分が、第1の実施例におけ
る第4の導電領域16に相当する。この場合、第2の半
導体領域12の表面部分に形成された導電領域31が第
3の導電領域となる。また、第2の半導体領域12の表
面部分のうち、導電領域31が存在せず、しかも共通絶
縁ゲート30の下を除く部分には、高不純物表面領域3
2が形成されている。この高不純物表面領域32は、半
導体領域12の表面の意図しない反転を防ぐ作用をな
す。
【0044】そして、第1の導電領域13をドレイン/
ソース、第2の半導体領域12をソース/ドレイン、共
通絶縁ゲート30をゲート、第1の導電領域13と第2
の半導体領域12の表面部分とで挟まれた第1の半導体
領域10の表面部分を第1のチャネル形成領域38とす
る書込みトランジスタ19が構成され、さらに、第3の
導電領域31をドレイン/ソース、第1の半導体領域1
0をソース/ドレイン、共通絶縁ゲート30をゲート、
第3の導電領域31と第1の半導体領域10の表面部分
とで挟まれた第2の半導体領域12の表面部分を第2の
チャネル形成領域39とするメモリトランジスタ22が
構成されている。
【0045】次に、上記構成の第2の実施例の光電変換
素子において、第1導電形をn形とした場合の動作につ
いて説明する。第1の導電領域13には、第1の電位V
1D1 (例えば、−3.5V)が印加されている。ここ
で、共通絶縁ゲート30に、第1のゲート電位V
1G1 (例えば、0V)から第2のゲート電位V1G2 (例
えば、−5V)を印加し、再び第1のゲート電位V1G1
に戻す。
【0046】すると、共通絶縁ゲート30をゲート、第
1の導電領域13及び第2の半導体領域12をソース/
ドレインとし、第1の導電領域13と第2の半導体領域
12の表面部分とで挟まれた第1の半導体領域10の表
面部分をチャネル形成領域とするトランジスタのゲート
しきい値電圧VthW の絶対値が1.5V以下であると
き、第1の導電領域13から第2の導電領域14へ第1
の電位V1D1 が伝達されて書込みトランジスタ19が導
通する。
【0047】このとき、第2の半導体領域12の電位V
2 はほぼ第1の電位V1D1 となる。厳密には、
【数16】V2 =V1D1 −(V1D1 +VthW −V1G1)・
22D /CTOT となる。ただし、
【数17】CTOT =C21+C23D +C22G である。
【0048】ここで、C21は第2の半導体領域12と第
1の半導体領域10との間の接合容量、C23D は第2の
半導体領域12と第3の導電領域31との間の接合容
量、C22G は第2の半導体領域12と共通絶縁ゲート3
0との間の容量である。以上の動作により、初期電位の
設定が行われる。第3の導電領域31には、第2の電位
3D2 (例えば、+1.5V)が印加されている。この
とき、第2の半導体領域12に蓄積されている電荷Q2
は、
【数18】Q2 =C21(V2 −V1)+C23D (V2 −V
3D)+C22D (V2 −V2G) となる。
【0049】ここで、V1 ,V2 ,V3D及びV2Gは、そ
れぞれ、第1の半導体領域10、第2の半導体領域1
2、第3の導電領域31及び共通絶縁ゲート30の各電
位である。今、便宜上、V1 =0,V2Gの初期値=V
1G1 =0とすると、
【数19】 Q2 =C212 +C23D (V2 −V3D)+C22G (V2 −V2G) =CTOT 2 −C23D 3D−C22G 2G となり、
【数20】V2 =Q2 /CTOT +(C23D 3D−C22G
2G)/CTOT となる。
【0050】上記の各容量は電圧依存性を有するが、こ
こでは、説明を簡単にするために一定とする。また、本
光電変換素子に光が入射されたとき、第2の半導体領域
12に流れ込む電流をiph、暗電流をid とすると、
【数21】 となる。ここで、Q20は初期電荷量である。iphm をi
phの積分時間での平均値とすると、
【数22】V2 =V1D1 +(iphm +id )t/CTOT
+ΔV2G・C22G /CTOT となる。
【0051】このことは、第2の半導体領域12の電位
2 は、光が強いほど初期電位の設定から一定時間後は
電位変化が大きいことを示している。ただし、ΔV
2Gは、
【数23】ΔV2G=(電位の初期設定がなされた後で、
共通絶縁ゲート30へ与えられた電位変化)−(V1D1
+VthW −V1G1) である。
【0052】メモリトランジスタ22のゲートしきい値
電圧VthM は、第2のチャネル形成領域となる第2の半
導体領域12とソースとなる第1の半導体領域11との
電位差V2 の関数である。最も簡単には、
【数24】 VthM =VFB+2φFB+B(2φFB−V2)1/2 となる。ただし、
【数25】B=(t1 /ε1)(2qεS 2m1/2 である。
【0053】ここで、φFBは第2の半導体領域12のチ
ャネルが形成される部分、即ちチャネル形成領域39の
フェルミレベル(エネルギーバンドの禁制帯の中央から
測った値)、ε1 はゲート絶縁膜の誘電率、t1 はゲー
ト絶縁膜の厚さ、εS はチャネル形成領域39の誘電
率、N2mチャネル形成領域39の表面空乏領域の平均不
純物濃度である。共通絶縁ゲート30に規定の電圧を印
加すると、第3の導電領域31と第1の半導体領域10
の表面部分との間に、メモリトランジスタ22の電流I
M が得られる。
【0054】このメモリトランジスタ22の電流I
M は、
【数26】 IM =(β/2)(V2G−VthM p ,p=1〜2 となる。だだし、
【数27】β=(με1 /t1)(WM /LM ) である。
【0055】本光電変換素子の利用形態に応じて、ゲー
ト電圧V2Gを目的にあった値に選ぶことができるが、例
えば、初期電位の設定時(厳密には、共通絶縁ゲート3
0にゲート電圧V2Gをさらに印加した時)におけるメモ
リトランジスタ22のゲートしきい値電圧をVthMO(便
宜上、数22の式でt=0としたときの電圧V2 を使
う)とし、V2G=VthMOとすると、メモリトランジスタ
22の電流IM は、
【数28】 IM =(β/2)(VthMO−VthM p =(β/2){B(2φFB−V2(t=0))1/2 −B(2φFB−V2)1/2 p =(β/2)〔B(iphm +id )t/CTOT /{(2φFB− V2(t=0))1/2 +(2φFB−V2 1/2 }〕p となる。
【0056】すなわち、メモリトランジスタ22の電流
M は、光電流iphm ・検出時間積の1〜2乗に比例し
て得られる。この他に、共通絶縁ゲート30のゲート電
圧V2Gをスイープし、メモリトランジスタ22の電流I
M が規定値となる電圧を読み取れば、ゲートしきい値電
圧と一定の差を持った電圧を読み取ることができる。こ
の電圧と数22及び数24の各式から光電流の大きさを
知ることができる。このとき、共通絶縁ゲート30に
は、鋸歯状波電圧を印加することになる。
【0057】本光電変換素子において、感度を決める要
因は、暗電流id とゲートしきい値電圧のばらつき及び
温度特性である。暗電流id に関しては、従来素子と影
響は同じである。ゲートしきい値電圧のばらつき及び温
度変化に関しては、第1の実施例の場合と同様に、本素
子と同一チップ内に図2に示すVthMO発生回路を集積す
ることにより、ある程度解決できる。なお、本実施例の
場合には、図2のVthMO発生回路において、VthMO発生
用トランジスタQref のチャネル形成領域を、
【数29】VBIAS=V1D1 +{VthMO−(V1D1 +V
thW −V1G1)}・C22G /CTOT なる電圧でバイアスする。
【0058】上述した本実施例では、第3の導電領域3
1をメモリトランジスタ22のドレインとして使用して
いるが、その場合は、少なくとも、共通絶縁ゲート30
下の部分の少なくとも一部では、いわゆるライトリード
ープドレインと呼ばれる程度の比較的不純物濃度の濃く
ない(1018〜5×1019原子/cm3 )部分を有する
ことが望ましい。
【0059】なお、上記のバイアス条件では、第1の半
導体領域10をメモリトランジスタのソース、導電領域
31をメモリトランジスタのドレインとして機能させて
いるが、第1の半導体領域10は、これを基板から電気
的に分離することにより、本光電変換素子をアレイ状に
集積した撮像素子において、配線領域として使用するこ
とができる。また、本実施例において、導電領域31を
第1の半導体領域10に対して負にバイアスすることに
より、第1の半導体領域10をメモリトランジスタのド
レイン、導電領域31をメモリトランジスタのソースと
して動作させることもできる。
【0060】図4は、本発明の第3の実施例を示す断面
図であり、図中、図3と同等部分には同一符号を付して
示してある。この第3の実施例では、共通絶縁ゲート3
0を第2の半導体領域12の周囲のほとんどの部分に対
応して配置した構造となっており、それ以外は第2の実
施例と同じである。この構造によれば、第2の実施例に
おける高不純物表面領域32を不要とし、かつ、メモリ
トランジスタ22の出力電流を大きくすることができ
る。
【0061】また、この構造をアレイ状に集積して撮像
素子を構成した場合は、第2の半導体領域12を周囲か
ら挟む第1の導電領域13は、隣りの画素から溢れてく
る光発生キャリアを吸収して、ブルーミングと呼ばれる
現象を回避する作用もなす。このブルーミングの防止に
は、更に、第1の半導体領域10を、「第2の導電形を
有する第3の半導体領域ないしは基板」11と接して設
けて、第2の半導体領域12と「第3の半導体領域ない
しは基板」11とで挟まれる第1の半導体領域の部分の
厚さを、画素の一辺よりも小さくすることにより、当該
画素の第1の半導体領域10から溢れ出る光発生キャリ
アを「第3の半導体領域ないしは基板」11で吸収する
ことによっても実現できる。この構造は、図1及び図3
の各実施例にも適用できる。
【0062】図5は、第3の実施例の光電変換素子を集
積して構成した撮像素子を示す平面図である。図5にお
いて、各画素の第2の半導体領域12上には、各画素の
図の上下の配列方向に沿って第3の導電領域31からの
引出し配線33がパターニングされている。この引出し
配線33は、砒素や燐などの不純物を高濃度に含んだ2
00〜500nmの多結晶シリコン膜、または酸化イン
ジュウム・錫、酸化錫、酸化亜鉛などの透明導電膜から
なる。この引出し配線33の配線抵抗を下げるために、
引出し配線33に沿って金属薄膜配線34がパターニン
グされている。
【0063】上記構成の撮像素子においては、各画素の
第3の導電領域31が縦方向に接続され、共通絶縁ゲー
ト30が横方向に接続されている。そして、縦横接続の
交差点で画素を選択し(XYアドレス形)、各画素で光
電変換して得られた光情報を読み出すようになってい
る。なお、共通絶縁ゲート30は、アレイの端部におい
て、コンタクトホール40を介してゲート配線41に接
続されている。
【0064】また、第1の導電領域(ソース/ドレイ
ン)13に対する第1の電位V1D1 の印加は、アレイの
端部において、コンタクトホール35を介して金属薄膜
配線36によって行われる。ただし、第1の導電領域1
3の抵抗が動作上問題になる場合には、開口率は悪くな
るが、図6に示すように、適宜間隔を置いて画素間に縦
方向に沿って金属薄膜配線36をパターニングし、この
金属薄膜配線36によりコンタクトホール35を介して
第1の電位V1D1 を印加するようにすれば良い。
【0065】図7は本発明の第4の実施例を示す平面図
であり、図8はその断面図である。なお、図8におい
て、(A)は図7のX‐X′矢視断面を、(B)は図7
のB‐B′矢視断面をそれぞれ示している。本実施例で
は、上記各実施例において横方向の画素間にも設けられ
ていた第1の導電領域13を省いた構造となっている。
この構造によれば、横方向の集積密度を向上できる。
【0066】また、加工寸法がサブミクロンレベルと小
さい場合には、図8(A)において隣接する第2の半導
体領域12間の第1の半導体領域10の部分、さらに
は、図8(B)において第1の導電領域13と第2の半
導体領域12との間の第1の半導体領域10の部分に、
他の部分よりも高不純物濃度の領域37を設けて当該領
域間のパンチスルーを防止することが必要となる。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1,
2,3または4記載の発明によれば、半導体基板を出発
材料として、熱酸化、リソグラフィ、イオン注入、固相
拡散、CVD、スパッタ、要すれば通常のエピタキシャ
ル成長技術等のLSI技術を用いて製造することがで
き、特別に高抵抗のエピタキシャルウエハも必要とせ
ず、しかも構造、材料パラメータ、電圧レベル等の面で
サブミクロンMOSLSI技術に良く馴染むので、増幅
機能を有する光電変換素子を低価格にて提供できること
になる。しかも、同一チップ上に集積された手段にてメ
モリトランジスタの初期電位設定時のゲートしきい値電
圧を発生することで、感度を決める要因となるゲートし
きい値電圧のばらつき及び温度変化に関してある程度解
決できるため感度の良い光電変換素子を実現できる。
【0068】また、請求項4記載の発明によれば、第2
の半導体領域を第2の導電領域と共通領域とし、かつ第
1の半導体領域を第4の半導体領域と共通領域とし、さ
らに絶縁ゲートを共通ゲートしたことにより、光電変換
素子を1トランジスタとほぼ同じサイズに収めることが
できるので、特に高密度の撮像素子の画素の構成に用い
て有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】VthMO発生回路の構成の一例を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る平面図である。
【図6】本発明の第3の実施例の変形例に係る平面図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施例に係る平面図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る断面図であり、
(A)は図7のX‐X′矢視断面図、(B)は図7のY
‐Y′矢視断面図である。
【図9】AMIの構成図である。
【図10】SIT型固体撮像素子の構成図である。
【図11】CMD型固体撮像素子の構成図である。
【符号の説明】
10 第1の半導体領域 12 第2の半導体領域 13 第1の導電領域 14 第2の導電領域 15,31 第3の導電領域 16 第4の導電領域 17,20 チャネル形成領域 18 第1の絶縁ゲート 19 書込みトランジスタ 21 第2の絶縁ゲート 22 メモリトランジスタ 30 共通絶縁ゲート 33 引出し配線 34,35 金属薄膜配線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電形の第1の半導体領域と、 前記第1の半導体領域の表面部分に形成されて前記第1
    の半導体領域とpn接合を形成する第2導電形の第2の
    半導体領域と、 前記第1の半導体領域の表面部分に前記第2の半導体領
    域と離間して形成されて前記第1の半導体領域と第1の
    整流接合を形成する第1の導電領域と、 前記第1の半導体領域の表面部分に前記第1の導電領域
    と離間して形成されかつ前記第2の半導体領域と電気的
    に接続されて前記第1の半導体領域と第2の整流接合を
    形成する第2の導電領域と、 前記第2の半導体領域の表面部分に形成されて前記第2
    の半導体領域と第3の整流接合を形成する第3の導電領
    域と、 前記第1の導電領域と前記第2の導電領域との間の前記
    第1の半導体領域の表面部分に規定される第1のチャネ
    ル形成領域上に設けられた第1の絶縁ゲートと、 前記第1の半導体領域の表面部分と前記第3の導電領域
    との間の前記第2の半導体領域の表面部分に規定される
    第2のチャネル形成領域上に設けられた第2の絶縁ゲー
    トと、 前記第1の半導体領域上に形成されて、当該第1の半導
    体領域、前記第3の導電領域および前記第2の絶縁ゲー
    トからなる電界効果トランジスタの初期電位設定時のゲ
    ートしきい値電圧を発生する手段とを具備し 入射光の強度を、前記第2のチャネル形成領域のソース
    ・ドレイン電流または前記第2の絶縁ゲートのゲートし
    きい値電圧としてセンスする ことを特徴とする光電変換
    素子。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記第2の半導体領域の表面
    部分に前記第3の導電領域と離間して形成されて前記第
    2の半導体領域と第4の整流結合を形成する第4の導電
    領域を有し、 前記第2の絶縁ゲートは前記第3の導電領域と前記第4
    の導電領域との間の前記第2の半導体領域の表面部分に
    規定される第2のチャネル形成領域上に設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の光電変換素子。
  3. 【請求項3】 前記第2の導電領域は、前記第2の半導
    体領域と共通の半導体領域であることを特徴とする請求
    項1または2記載の光電変換素子。
  4. 【請求項4】 第1導電形の第1の半導体領域と、 前記第1の半導体領域の表面部分に形成されて前記第1
    の半導体領域とpn接合を形成する第2導電形の第2の
    半導体領域と、 前記第1の半導体領域の表面部分に前記第2の半導体領
    域と離間して形成されて前記第1の半導体領域と第1の
    整流接合を形成する第1の導電領域と、 前記第2の半導体領域の表面部分に形成されて前記第2
    の半導体領域と第3の整流接合を形成する第3の導電領
    域と、 前記第2の半導体領域の表面部分と前記第1の導電領域
    との間の前記第1の半導体領域の表面部分に規定される
    第1のチャネル形成領域上及び前記第1の半導体領域の
    表面部分と前記第3の導電領域との間の前記第2の半導
    体領域の表面部分に規定される第2のチャネル形成領域
    上に設けられた共通絶縁ゲートと、 前記第1の半導体領域上に形成されて、当該第1の半導
    体領域、前記第3の導電領域および前記共通絶縁ゲート
    からなる電界効果トランジスタの初期電位設定時のゲー
    トしきい値電圧を発生する手段とを具備し 入射光の強度を、前記第2のチャネル形成領域のソース
    ・ドレイン電流または前記共通絶縁ゲートのゲートしき
    い値電圧としてセンスする ことを特徴とする光電変換素
    子。
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