JP2005142470A - 光電変換装置及びイメージセンサーic - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストで高いS/N比の光電変換装置を提供すること。
【解決手段】 第1導電型の第1半導体領域と、第1半導体領域内に設けられた第2導電型の第2半導体領域と、第2半導体領域に近接して、絶縁体を介して設けられたゲート電極とからなる受光素子からなる光電変換装置において、ゲート電極の下の第1半導体領域の表面状態が、反転状態と、蓄積状態の2つの状態に制御可能なことを特徴とする光電変換装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光信号を電気信号に変換する光電変換装置に関する。ファクシミリやイメージスキャナ等の画像読み取り装置に適用するイメージセンサーICと、イメージセンサーICを複数実装した密着型イメージセンサーに関する。また、デジタルカメラなどの撮像デバイスに適用される、光電変換装置に関する。特に、受光素子の感度の向上と、リセット動作に起因するランダムノイズの低減に関する。
光電変換装置(受光素子)の感度の向上とランダムノイズの低減は、そのS/N比の向上のために従来より改善が試みられている。
受光素子の感度は、PN接合ダイオードにおいては、光生成キャリアQpをフォトダイオード部の容量Cpdに蓄積し、電圧に変換する場合、光生成キャリアによる光信号電圧Vpは、
Vp=Qp/Cpd (1)
となる。したがって、受光素子の感度向上のためには、受光エリアで発生する光生成キャリアQpを充分にPN接合で捕らえることと、フォトダイオード部の容量Cpdを小さくすることが重要である。そこで、図17に示すように、遮光膜3により囲まれた複数の開口部4それぞれの受光領域(N型半導体基板)内に、小さい拡散領域であるP型領域1、1‘を複数設けている。受光領域にて発生された光生成キャリアQpをできるだけ拡散領域であるP型領域1、1‘に捕らえて、なおかつフォトダイオード部の容量Cpdを小さくする試みがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、フォトダイオードを初期化する方式では、初期化時に初期化関連素子のランダムノイズが主原因となるリセットノイズVnが発生する。
リセットノイズVnは、
Vn=√(kT/Cpd) (2)
(k:ボルツマン定数、T:温度(K°))
となる。そして、S/N比は、(1)、(2)より
Vp/Vn=Qp・√(1/(kTCpd)) (3)
となる。したがって、S/N比向上のためには、光生成キャリアQpを大きくし、フォトダイオード部の容量Cpdを小さくすることが重要である。
埋め込みダイオードによってリセットと電荷の転送を同時に行ない、リセットノイズを回避する方法があるが、この場合、埋め込みダイオードを作るために、特殊な製造工程が必要になり、標準のCMOSプロセスで作れないという問題がある。
また、埋め込みダイオードは接合容量が大きくなるので、フォトダイオード部の容量Cpdが大きく、感度が下がる。
後段の信号処理回路で、増幅して感度を高くできるが、その場合、各回路の熱雑音も同じように増幅されるので、高いS/N比を得ることが困難である。
そこで、リセットノイズを回路的に回避するために、図18に示すように、ノイズ信号保持手段を設けて、リセットノイズを相殺する試みがある(例えば、特許文献2参照。)。
また、受光素子にフォトトランジスタを使った場合は、フォトトランジスタに増幅機能があるので高感度が得られるが、ベース・エミッタ間に電荷が残ってしまうので、残像が出てしまうという欠点があった。フォトダイオードにおいては,このような欠点はない。
特開平11−112006号公報(第9頁、図1) 特開平9−205588号公報(第7頁、図1)
しかし、この様な光電変換装置においては、以下の問題がある。
図17の光電変換装置の場合、拡散領域が小さいため、受光領域の外周近辺で発生した光電荷を、拡散領域で捕獲する比率が下がる。したがって、光生成キャリアQpが小さくなってしまう。
図18の光電変換装置の場合、受光素子の数だけノイズ信号保持手段を設けなくてはならず、チップ面積が大きくなってしまう。また、受光素子の感度は、従来どおりのため、
高感度を得るためには、後段の信号処理回路の増幅率を高くして感度を上げなくてはならない。この場合、リセット回路以外の各回路の熱雑音も同じように増幅されるので、高いS/N比を得ることが困難である。
従来のこのような問題点を解決するために、本発明は、第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域内に設けられた第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域に近接して、絶縁体を介して設けられたゲート電極とからなる受光素子からなる光電変換装置において、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面状態が、反転状態と、蓄積状態の2つの状態に制御可能な光電変換装置とした。
また、前記第2半導体領域を初期化するリセット手段と、前記第2半導体領域の信号に基づく増幅信号を生成する増幅手段と有する光電変換装置とした。
また、前記受光素子が光電荷蓄積時は、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が反転状態にあり、前記受光素子が光信号読み出し時には、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が蓄積状態にある電変換装置とした。
また、前記受光素子が初期化するときは、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が反転状態にある光電変換装置とした。
または、前記受光素子が初期化するときは、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が蓄積状態にある光電変換装置とした。
また、前記ゲート電極は、ポリシリコンまたは透明導電膜である光電変換装置とした。
さらに、上記の光電変換装置を有するイメージセンサーICとした。
この光電変換装置によれば、光電荷蓄積時は、ゲート電極下の基板が反転しているので、基板にチャネルと空乏層が形成され、第2半導体領域とともに、受光領域内で発生する光電荷を充分に捕獲できるので光生成キャリアQpを大きくできる。
ゲート電極をポリシリコンで形成するので、ゲート電極を光の一部が透過するので光生成キャリアQpの低下を最小限に留められる。
また、光信号読み出し時に、ゲート電極下の基板を蓄積状態にすると、ゲート電極下のチャネルに蓄積していた光電荷は第2半導体領域に移動するので光生成キャリアQpは失われない。このとき、フォトダイオード部の容量Cpdには、ゲート電極下の容量が含まれず、フォトダイオード部の容量Cpdを小さくできるので、光信号電圧Vpは(1)式により大きくなる。
また、受光素子を初期化するときに、ゲート電極下の基板を反転させることで、フォトダイオード部の容量C pdにはゲート容量が含まれるので、(2)式よりリセットノイズVnを小さくできる。
また、光信号電圧Vpが大きいので、信号処理回路の増幅率を大きくする必要が無いので、上記Vnと初期化回路以外の各回路の熱雑音の影響も小さく、高いS/N比を得ることができる。
以上の構成は標準のCMOSプロセスになんら追加の工程を必要としないで形成できる。
また、ゲート電極を検出したい波長に対して透明な導電膜で形成すれば、ゲート電極での透過率の低下を防ぎ、さらに高い光生成キャリアQpを得られるので、高いS/N比が得られる。
さらに、受光素子の大部分は、定電位のゲート電極で覆われているので、受光素子の上部から来る放射ノイズを遮断することもできる。
以上から、低コストで高いS/N比の光電変換装置を提供することができる。
以下、本発明を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の光電変換装置の受光素子の平面図であり、図2は、図1のA−A’部の断面図である。
本発明の受光素子は、画素領域51内にある第1導電型の第1半導体領域としてのP型半導体基板領域60と、第2導電型の第2半導体領域としてのN型半導体領域54と、N型半導体領域54と近接して、ゲート絶縁膜66を介して設けられたゲート電極56と、を有する。ゲート電極56は、ポリシリコンまたは、検出したい波長に対して透明な導電膜からなる。
ゲート電極56はコンタクト63によって、例えばALなどで形成される制御信号線67に電気的に接続している。フォトダイオード拡散領域であるN型半導体領域54は、NMOSソースドレインのN+と同時に形成する。また、N型半導体領域54(N+)の周辺に薄いN型拡散領域であるN型拡散層65を形成すれば、フォトダイオード部の容量Cp dをさらに小さくできる。
フォトダイオードの出力は、N型半導体領域54を介して、AL配線53とポリシリコン配線62を介して、フォトダイオードを初期化するリセット回路58と、増幅信号を生成するソースフォロア回路57に入力する。回路58は例えばNMOSトランジスタ等で構成する。回路57は例えばPMOSトランジスタ等で構成する。
AL配線53はコンタクト70を介してN型半導体領域54に、コンタクト61を介してポリシリコン配線62に接続される。受光素子の周辺はVSS電位のAL55で遮光されている。
点線52はLOC OS酸化膜69の境界を示す。また、AL配線53と制御信号線67は中間絶縁膜64の上に形成される。
光電荷蓄積時は、制御信号線67により、ゲート電極56を基板領域60の電位に高電位にする。このとき、ゲート電極56の下の基板電位がN型に反転し、チャネル71が形成され、N型半導体領域54と電気的に接続する。この状態では、チャネル71とP型基板領域60の間に空乏層があり、入射光により発生した光電荷を捕獲する。
次に、制御信号線67により、ゲート電極56が基板領域60の電位に対して低電位になると、チャネル71が消滅するが、チャネル71に蓄積されていた光電荷は、近接するN型半導体領域54に移動するので失われない。このとき、チャネル71が消滅するのでチャネル71の容量は切り離されて、フォトダイオード部の容量CpdはN型半導体領域54の接合容量と回路57のゲート容量、回路58のドレイン容量、配線53と配線62に容量の合計と小さくなる。この状態でソースフォロア回路57を通じて、光信号を読み出す。
以上のように、広い面積で捕獲した光電荷を、小さなフォトダイオード部の容量Cpdに移動して読み出すので、式(1)により高い感度が得られる。
初期化動作時には、制御信号線67により、ゲート電極56を基板領域60の電位に対して高電位にする。このとき、ゲート電極56の下の基板電位がN型に反転し、チャネル71が形成される。この状態でリセット回路58により、N型半導体領域54の電位を初期化する。このとき、N型半導体領域54とチャネル71は電気的に共通のため、フォトダイオード部の容量Cpdには、ゲート電極56とチャネル71の容量が加わり、非常に大きな値となる。したがって、(2)式より、リセットノイズVnは小さくなる。
また、受光素子の大部分は、定電位のゲート電極56で覆われているので、受光素子の上部から来る放射ノイズを遮断することもできる。
次に図2を参照して、製造方法を説明する。P型基板上に、図示されていないPMOSトランジスタの基板となるNウエルを形成すると同時に、フォトダイオードのN型拡散層65を形成する。このN型拡散層65は、Nウェルとは別に形成しても構わないし、必ずしも形成しなくてもよい。次にLOCOS酸化膜69を形成する。次にトランジスタのゲート領域と同時にポリシリコンのゲート電極56とポリシリコン配線62を形成する。 次に、NMOSのソースドレイン領域と同時に、フォトダイオードのN型半導体領域54を形成する。次に、中間絶縁膜64を形成し、コンタクトホールを形成する。次に、AL配線を形成すると同時に、AL55を形成する。次に、パッシベーション膜68を形成する。
以上の説明でP型基板をN型基板に変え、N型拡散領域54とN型拡散層65をP型半導体に変えてもかまわない。
以上のように、本実施例によれば、標準的なAL1層CMOSプロセスに、なんら工程を追加することなく製造することができる。
また、ゲート電極56はポリシリコンではなく、入射光の波長に対して透過性のある別の導電膜でもよい。例えば、ITO等の導電膜を形成しても良い。また、ゲート電極56の電位は、高電位と低電位でそれぞれ適当に設定する。P型基板を利用した本実施例の場合は、ゲート電極56に印加される高電位とはゲート電極56直下に反転層が出来る電圧、低電位とは反転層が消滅する電圧を意味する。
図3は、本実施形態例のイメージセンサーICの概略図である。このイメージセンサーIC41は、信号処理回路42、光電変換装置43、基準電圧回路44、信号出力端子47からなる。光電変換装置43の共通信号線は、信号処理回路42に入力し、信号処理回路42の出力は信号出力端子47につながっている。
図4は、図3のイメージセンサーIC41からなる、密着型イメージセンサーの概略図である。この密着型イメージセンサーは3つのイメージセンサーIC41からなる。全てのイメージセンサーIC41の信号出力端子47は、外部で接続されており、VOUT2端子から外部に出力される。
図7は、本発明の実施形態例の信号処理回路42のブロック図である。入力端子VINに入力した信号は、サンプルホールド回路21とバッファーアンプ23に入力する。サンプルホールド回路21の出力はバッファーアンプ22に入力する。バッファーアンプ22の出力とバッファーアンプ23の出力は、減算器24に入力し、減算器24の出力はクランプ回路25に入力する。減算器24とクランプ回路25の基準電圧は、共通にすることができVREF端子につながっている。クランプ回路25の出力はバッファーアンプ26に入力する。なおバッファーアンプ26は、増幅回路に置き換えてもよい。さらに、この増幅回路の基準電圧をVREF端子と共通にしても良い。バッファーアンプ26の出力は、サンプルホールド回路27に入力する。サンプルホールド回路27の出力はバッファーアンプ28に入力する。バッファーアンプ28の出力はトランスミッションゲート29に入力する。トランスミッションゲート29の出力は出力端子VOUT2につながる。なお、トランスミッションゲート29は、用途によっては不要である。
図8は、本発明の実施形態例のサンプルホールド回路の回路図であり、サンプルホールド回路21とサンプルホールド回路27に使用できる。サンプルホールド回路はトランスミッションゲート30とダミースイッチ31と容量C1からなる。このサンプルホールド回路は、φSHとその反転であるφSHXのパルスのノイズを相殺するために、トランスミッションゲート30のNMOSとPMOSのトランジスタサイズは同じにし、ダミースイッチ31のNMOSとPMOSのトランジスタのゲート面積は、トランスミッションゲートのトランジスタのゲート面積の半分にする。
図9は、本発明の実施形態例のバッファーアンプの回路図でありオペアンプ32からなる。この回路は、バッファーアンプ22、23、26、28に使用できる。なお、バッファーアンプはソースフォロアアンプでもよい。
図10は、本発明の実施形態例の増幅回路の回路図でありオペアンプ32と抵抗からなる。この回路は、バッファーアンプ26の代わりに用いれば、信号処理回路の増幅率を大きくできる。また、この増幅回路の基準電圧VREFを図1のVREF端子と共通にしても良い。
図11は、本発明の実施形態例の減算器の回路図でありオペアンプ32と抵抗からなる。この回路は、INPの電圧からINMの電圧を引いた電圧を、抵抗の比率で決まるゲイン倍し、VREFの電圧を基準として出力する。INPとINMに入力する端子を逆にすれば、出力をVREFの電圧を基準に反転することができる。
図12は、本発明の実施形態例のクランプ回路の回路図であり、クランプ回路25に使用できる。クランプ回路はトランスミッションゲート30とダミースイッチ31と容量33からなる。このクランプ回路は、φCLAMPとその反転であるφCLAMPXのパルスのノイズを相殺するために、トランスミッションゲート30のNMOSとPMOSのトランジスタサイズは同じにし、ダミースイッチ31のNMOSとPMOSのトランジスタのゲート面積は、トランスミッションゲートのトランジスタのゲート面積の半分にする。
図5は、本発明の実施形態例の光電変換装置43に含まれるの光電変換ブロックAnの概略回路図である。本発明の実施形態例の光電変換装置43には、図5に示す光電変換ブロックAn(枠の内側のブロック)が画素数分設けられており、各光電変換ブロックAnのチャンネル選択スイッチ107は共通信号線111に接続している。なお、光電変換ブロックAnはnビット目の光電変換ブロックを示している。図6に、光電変換装置43の全体構成図を示す。
この回路は、受光素子となるフォトダイオード101及びNMOSゲート118、電荷転送手段となる転送スイッチ114、115、116、117、リセット手段となるリセットスイッチ102、アンプ手段103、光信号を保持する容量113、光電変換手段の基準となる基準信号を保持する容量112、信号読み出し手段となるMOSソースフォロアを形成するMOSトランジスタ106、チャンネル選択手段となるチャンネル選択スイッチ107、共通信号線111、電流源108からなる。
なお、図1のN型拡散層65を含むN型半導体領域54をフォトダイオード101で表し、ゲート電極56と基板領域60間の構造をNMOSゲート118で表している。また、図1のリセット回路58はリセットスイッチ102で表し、ソースフォロア回路57はアンプ手段103の一部である。
NMOSゲート118のゲートには、制御信号φPGが印加される。
リセットスイッチ102の片方の端子は、Vreset端子につながっており、図6に示すように全ての光電変換ブロックAnのVreset端子は共通である。
アンプ手段103はMOSソースフォロアやボルテージフォロアアンプ等で形成し、動作状態を選択するアンプイネーブル端子110を設けても良い。
この光電変換装置の出力端子VOUTは、信号処理回路42の入力端子VINに入力する。光電変換装置と信号処理回路は、1つの半導体基板上に形成することができる。
以下に、本発明の実施形態例の光電変換装置43と信号処理回路42の4種類の動作方法について説明する。
図13は、本発明の実施形態例の光電変換装置43と信号処理回路42の第1の動作方法のタイミングチャートである。以下にこのタイミングチャートを参照しながら、光電変換装置43の動作を説明する。本発明のイメージセンサIC41の動作は、全光電変換ブロックAnの初期化と光生成キャリアQpの光電荷蓄積動作はあるタイミングで同時に行われる。第1タイミングTS1の光電荷蓄積動作によるnビット目の光生成キャリアQpをQp1nとする。第2タイミングTS2の時に、全光電変換ブロックAnが新たな光生成キャリアQp2nを蓄積する間に、第1タイミングTS1で蓄積した第1ビットから最終ビットまでの光生成キャリアQp1nは、信号処理回路42を経て1ビットづつ順番にイメージセンサIC41からバックグラウンド出力される。即ち、図13のφR、φPG、φRIN、φSIN、φSELは全光電変換ブロックAn(以降、本光電変換ブロックをビットと称する場合がある。)について同時に動作する。一方、φSO、φRO、φSCHはビットによって動作するタイミングが異なるので、(n)付で表示している。
まず、nビット目の光電変換ブロックの動作について説明する。
φPGを低電位にしたまま、φRのパルスR1により初期化スイッチ102がオンすると、フォトダイオード101の出力端子Vdiは基準電圧Vresetに固定され、初期化スイッチ102がオフすると、Vdiの電圧はVresetにオフノイズが加算された値になる。初期化スイッチ102がオフした直後、φRINのR1の位置のパルスにより転送スイッチ114をオンして、フォトダイオード101の初期化後の基準信号を容量112に読み出す。
次の第1タイミングTS1における光電荷蓄積動作では、φPGの電位を高電位にしてフォトダイオード101及びNMOSゲート118のチャネルで捕獲した光電荷の蓄積を行う。フォトダイオード101及びNMOSゲート118のチャネルには、光電荷が蓄積し、Vdiの電位は光電荷の量に応じて変動する。この蓄積期間はφRのパルスR1の終了から、次の周期のφSINのパルスS1開始までであるので、図13の第1タイミングTS1の期間となり、全てのビットについて同じ期間になる。この期間中にフォトダイオードが外部からの放射ノイズを受けるとフォトダイオードの電位が変動するが,本発明の構造により、放射ノイズは遮断され、放射ノイズによるフォトダイオードの電位の変動は小さい。 蓄積終了時にφPGの電位を低電位にし、NMOSゲート118のチャネルを消滅し、光電荷をフォトダイオード101のカソードであるN型半導体領域54に移動する。
φSINのパルスS1により転送スイッチ115をオンして、フォトダイオード101及びNMOSゲート118で捕獲した光電荷の蓄積を行った後に得られる光生成キャリアQpを容量113に読み出す。このとき、φPGの電位を低電位にしておく。
この後第2タイミングTS2における光電荷蓄積動作に先立ち前記初期化を繰り返した後に、φPGの電位を高電位にし、次の蓄積動作を繰り返す。
次に、基準信号と光信号の読み出しの動作を説明する。図13のTS2の蓄積期間中に、φSCH(n)のパルスによりチャンネル選択スイッチ107をオンすると同時にφSO(n)のパルスにより転送スイッチ117をオンすると、容量113に保持されていた光信号が共通信号線111に読み出される。この期間はφSCH(n)のS1の部分である。この光信号は、TS1の期間に蓄積された信号であり、φRのR1の位置のパルスによりリセットされたリセット電圧を基準としている。
次に、φRO(n)のパルスにより転送スイッチ116をオンすると、容量112に保持されていた基準信号が共通信号線111に読み出される。この基準信号は、φRのR2の位置のパルスによりリセットされた信号である。後段の信号処理回路42で、この光信号と基準信号の差を取ると、光による電圧差を取り出すことができる。
次に、φSCH(n)をオフしてから、次のビットのチャンネル選択スイッチ7がφSCH(n+1)によってオンし、φSO(n+1)のパルスにより次のビットの転送スイッチ107を開くと次のビットの光信号の読み出しが始まる。n+1ビット目の他のパルスは、nビット目のパルスよりも、全てφSCHのオン期間だけ後ろにずれる。
上記のように、VOUT端子からは、nビット目の光信号、nビット目の基準信号、n+1ビット目の光信号、n+1ビット目の基準信号の順で出力される。以下で、便宜上、光信号の出力期間を前半期間、基準信号の出力期間を後半期間とする。
次に信号処理回路42の動作を説明する。VIN端子に上記VOUT端子の出力が入力される。サンプルホールドパルスφSH1は、光信号が出始めてからオンし、光信号が終わる前にオフする。これにより、光信号がサンプルホールドされる。VINの信号とサンプルホールド後の信号は、減算器に入力する。前半期間は同じ光信号が減算器に入力し、後半期間は、サンプルホールドされた光信号と基準信号が減算器に入力する。したがって、減算器の出力は、前半期間はVREFレベル、後半期間は光信号と基準信号の差をゲイン倍したレベルにVREFレベルを加えたレベルになる。また、前半期間の出力には、バッファーアンプ22、23と減算器24のオフセットが乗り、後半期間の出力には、バッファーアンプ22、23と減算器24のオフセットと、サンプルホールド回路21のオフセットが乗る。
クランプパルスφCLAMPは、φSH1がオンする前にオンし、φSH1がオフする前にオフするように加える。これにより、クランプ回路25の出力は、前半期間が、VREFレベルにクランプされ、後半期間は、減算器の後半出力から前半出力を引いたレベルにVREFレベルを加えたレベルとなる。この結果、クランプ回路の後半期間の出力には、バッファーアンプ22、23と減算器24のオフセットが乗らない。また、サンプルホールド回路21のオフセットは、φSHパルスとその反転であるφSHXパルスのノイズが相殺する回路になっているので小さい。以上から、クランプ回路の後半期間の出力は、VREFレベルを基準に、光信号と基準信号の差をゲイン倍したレベルを加えたレベルになる。
サンプルホールドパルスφSH2は、基準信号が出始める前後にオンし、基準信号が終わる前にオフする。これにより、クランプ後の出力の後半期間の出力がサンプルされ、次のビットの前半期間にホールドされる。したがって、長い期間出力レベルを維持することができる。
図14は、本発明の実施形態例の光電変換装置43と信号処理回路42の第2の動作方法のタイミングチャートである。以下にこのタイミングチャートを参照しながら、第1の動作方法と異なる点だけを説明する。
この第2の動作方法は第1の動作方法に次の動作を追加している。
φRINをオンする前にφPGをオンオフさせ、φRINをオフした後、φRをオンオフさせる。これによりφSINにより信号電圧を読み出すときと、φRINにより基準電圧を読み出すときに、同じノイズの状態を作っている。
すなわち、第1の動作方法では、暗状態のとき、φPGのオンオフにより、基準電圧と信号電圧に差が出る可能性がある。しかし、第2の動作方法では、基準電圧と信号電圧のどちらとも、リセットの後1回だけφPGのオンオフがあるので、暗状態のとき、基準電圧と信号電圧に差が出ることがない。
図15は、本発明の実施形態例の光電変換装置43と信号処理回路42の第3の動作方法のタイミングチャートである。以下にこのタイミングチャートを参照しながら、第1の動作方法と異なる点だけを説明する。
この第3の動作方法は第1の動作方法に次の動作を追加している。
φRをオフするときに、φPGをオンしている。これにより、リセット動作時に、チャネル71を形成し、フォトダイオード部の容量Cpdを大きくできるので、式(2)により、リセット時のノイズを小さくできる。
図16は、本発明の実施形態例の光電変換装置43と信号処理回路42の第4の動作方法のタイミングチャートである。以下にこのタイミングチャートを参照しながら、第3の動作方法と異なる点だけを説明する。
この第4の動作方法は第3の動作方法に次の動作を追加している。
φRINをオフしφPGをオンした後、φRをオンオフさせる。これによりφSINにより信号電圧を読み出すときと、φRINにより基準電圧を読み出すときに、同じノイズの状態を作っている。
すなわち、第3の動作方法では、暗状態のとき、φPGのオンオフにより、基準電圧と信号電圧に差が出る可能性がある。しかし、第4の動作方法では、基準電圧と信号電圧のどちらとも、リセットの後1回だけφPGのオフがあるので、暗状態のとき、基準電圧と信号電圧に差が出ることがない。
以上の実施例では、TS2の期間でフォトダイオードが蓄積動作中に、前の蓄積期間TS1の期間で蓄積した光信号を読み出すことができる。したがって、RGBの3色のLEDを順に点灯して、カラー画像データを読み取ることができる。たとえば、TS1の期間に赤のLEDを点灯し赤の成分を読み取り、TS2の期間に緑のLEDを点灯し緑の成分を読み取り、TS2の次の期間に青のLEDを点灯し青の成分を読み取ることができる。
この場合、TS2の期間内に赤の光信号を読み出すことになる。
以上の本発明のイメージセンサーの説明で、信号処理回路42は、ICに内蔵されていなくともよい。
以上の説明は、主にリニアイメージセンサーICに関して行ったが、図1及び図3の構成はエリアイメージセンサーICにも適用できる。
以上の説明で、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
本発明は、ファクシミリやイメージスキャナ等の画像読み取り装置に適用するリニアイメージセンサーICと、イメージセンサーICを複数実装した密着型イメージセンサーに利用することができる。また、エリアイメージセンサーICに適用できる。
本発明の実施形態例の光電変換装置の受光素子の平面図である。 図1におけるA-A'部の断面図である。 本発明の実施形態例のイメージセンサーICの概略図である。 本発明の実施形態例の密着型イメージセンサーの概略図である。 本発明の実施形態例の光電変換装置の概略回路図である。 本発明の実施形態例の光電変換装置の全体構成図である。 本発明の実施形態例の信号処理回路のブロック図である。 本発明の実施形態例のサンプルホールド回路の回路図である。 本発明の実施形態例のバッファー回路の回路図である。 本発明の実施形態例の増幅回路の回路図である。 本発明の実施形態例の減算器の回路図である。 本発明の実施形態例のクランプ回路の回路図である。 本発明の実施形態例の光電変換装置と信号処理回路の第1の動作方法のタイミングチャートである。 本発明の実施形態例の光電変換装置と信号処理回路の第2の動作方法のタイミングチャートである。 本発明の実施形態例の光電変換装置と信号処理回路の第3の動作方法のタイミングチャートである。 本発明の実施形態例の光電変換装置と信号処理回路の第4の動作方法のタイミングチャートである。 従来の光電変換装置の受光素子の平面図である。 従来の光電変換装置の回路図とタイミングチャートである。
符号の説明
101 フォトダイオード
102 リセットスイッチ
103 アンプ
106 MOSトランジスタ
107 チャンネル選択スイッチ
108 電流源
110 アンプイネーブル端子
111 共通信号線
112、113 容量
114、115、116、117 転送スイッチ
118 NMOSゲート
21 サンプルホールド回路
22 バッファーアンプ
23 バッファーアンプ
24 減算器
25 クランプ回路
26 バッファーアンプ
27 サンプルホールド回路
28 バッファーアンプ
29 トランスミッションゲート
30 トランスミッションゲート
31 ダミースイッチ
32 オペアンプ
33 クランプ容量
41 イメージセンサーIC
42 信号処理回路
43 光電変換装置
44 基準電圧回路
47 信号出力端子
51 画素領域
52 LOCOS酸化膜境界
53 AL配線
54 N型半導体領域(第2半導体領域)
55 AL
56 ゲート電極
57 ソースフォロア回路
58 リセット回路
60 P型半導体基板領域(第1半導体領域)
61 コンタクト
62 ポリシリコン配線
63 コンタクト
64 中間絶縁膜
65 N型拡散層
67 制御配線
68 パッシベーション膜
69 LOCOS酸化膜
70 コンタクト
71 チャネル

Claims (9)

  1. 半導体基板表面に形成された素子分離により囲まれた第1導電型の第1半導体領域と、
    前記第1半導体領域内表面に設けられた第2導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域に近接して前記第1半導体領域表面に絶縁体を介して設けられたゲート電極とからなり、
    前記ゲート電極への電圧の印加を切り替えることにより、前記ゲート電極下の前記第1半導体領域の表面状態を、反転状態と、蓄積状態の2つの状態に制御することが可能な受光素子を有することを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域に形成されたチャネルが、前記第2半導体領域と電気的に接続する請求項1記載の光電変換装置。
  3. 前記第2半導体領域を初期化するリセット手段と、前記第2半導体領域の信号に基づく増幅信号を生成する増幅手段とを有する請求項1記載の光電変換装置。
  4. 前記受光素子が光電荷蓄積時は、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が反転状態にあり、前記受光素子が光信号読み出し時には、前記ゲート電極下の前記第1半導体領域の表面が蓄積状態にある請求項1から3のいずれかに記載の光電変換装置。
  5. 前記受光素子が初期化するときは、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が反転状態にある請求項1から4のいずれかに記載の光電変換装置。
  6. 前記受光素子が初期化するときは、前記ゲート電極の下の前記第1半導体領域の表面が蓄積状態にあることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光電変換装置。
  7. 前記ゲート電極は、ポリシリコンであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光電変換装置。
  8. 前記ゲート電極は、透明導電膜であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光電変換装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の光電変換装置を有するイメージセンサーIC。
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