JP3467421B2 - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JP3467421B2
JP3467421B2 JP02057299A JP2057299A JP3467421B2 JP 3467421 B2 JP3467421 B2 JP 3467421B2 JP 02057299 A JP02057299 A JP 02057299A JP 2057299 A JP2057299 A JP 2057299A JP 3467421 B2 JP3467421 B2 JP 3467421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板に組
付けられる基板用コネクタに関し、詳しくは、基板用コ
ネクタの取り付け構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボトムタイプの基板用コネクタA
1 は、図8および図9に示すように、ハウジング1と、
このハウジング1内に設けられた端子2とを有し、基板
3に形成された角形の開口部4に合わせて基板3の下面
に取り付けられている。端子2はハウジング1の底部を
通って上向きに折曲され、基板3の表面に突出し、基板
3に半田付け8されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板用コネクタ
は、ハウジング1を基板3の下面に取り付けているだけ
であるので、雄コネクタBを基板3の開口部4から基板
用コネクタA1 に挿入するとき、図10のように、雄コ
ネクタBが傾斜して挿入されると、ハウジング1の側壁
を押すことにより、ハウジング1が鎖線のように変形
し、基板3との固定部分や端子2を破損したり、基板3
に取り付けられている他の部品13へ干渉して破損させ
ることがあり、また、半田付け8の際ハウジング1に外
力が加わり、ハウジング1の位置ずれを生じることがあ
るという問題がある。
【0004】本発明は、上述の点に着目してなされたも
ので、ハウジングが確実に基板に対して固定され、位置
ずれや変形を防止できる基板用コネクタを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ボトムタイプのハウジング
と、該ハウジング内に取り付けられた端子を有し、該端
子を基板に電気的に接続すると共に、前記ハウジングを
前記基板に取り付けた基板用コネクタであって、前記ハ
ウジングの雄コネクタの挿入される開口部の外周に段
状部を形成し、前記基板の開口部に前記段状部の上部の
嵌合部を嵌合し、前記段状部を前記基板の下面に当接さ
せて取り付けたことを特徴とするものである。
【0006】このため、請求項1記載の発明では、段状
部と、嵌合部の嵌合とによる位置決め作用により、組付
け時のハウジングの位置ずれが防止され、端子の半田付
け時にハウジングに外力がかかっても基板用コネクタの
位置ずれがなくなると共に、雄コネクタが斜め向きに入
ってハウジングの内壁を押しても、嵌合部が基板の開口
部に嵌まっているため、ハウジングの変形が防止され
る。
【0007】加えてハウジングは、段状部を基板の下面
に当接させて取り付けられるので、ハウジングの底部と
基板との距離が常に一定となり、これにより端子の半田
付け部の出付け不足による半田付け代不足や半田付け不
可を解消して、充分な半田付け代を常に確保することが
できる。
【0008】
【0009】さらに、請求項記載の発明では、ハウジ
ングは、ハウジングの開口部の外周縁に形成された段状
部を基板の下面に当接させて取り付けられるので、安定
した位置決めを図ることができる。
【0010】また、請求項記載の発明は、請求項1記
載の基板用コネクタであって、前記段状部は、前記ハウ
ジングに挿入される雄コネクタのばね端子の圧接部位に
前記基板が略合致するように位置決めされて形成されて
いることを特徴とするものである。
【0011】このため、請求項記載の発明では、段状
部を基板の下面に当接させてハウジングを取り付けるこ
とにより、ハウジングの側壁の、ハウジング内に挿入さ
れた雄コネクタのばね端子の圧接部位が、基板の開口部
の内周に相対向するようになり、これにより基板用コネ
クタに挿入された雄コネクタのばね端子の圧接力を、ハ
ウジングの側壁を介して基板で受けることができる。
【0012】さらにまた、請求項記載の発明は、請求
項1または2記載の基板用コネクタであって、前記嵌合
部に係止突起を形成し、該係止突起と前記段状部との間
で前記基板を挟んで係止したことを特徴とするものであ
る。
【0013】このため、請求項記載の発明では、ハウ
ジングが係止突起で仮止めされているので、半田付けに
よる外力が加わってもハウジングの位置ずれがなくな
り、半田代の不足等による半田付けの不備が解消され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板用コネクタの
一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。なお、図8〜図10と同一部材または同一機能のも
のは同一符号で示している。
【0015】図1,図2,および図3において、基板用
コネクタAは、ハウジング1と、該ハウジング1内に設
けられた端子2とを有し、基板3に形成された角形の開
口部4に以下のように嵌合固定されている。
【0016】すなわち、ハウジング1の上端部の開口部
1aの外周縁部には段状部6が形成され、この段状部6
の上部の嵌合部7を基板3の開口部4に嵌め込み、段状
部6を基板3の下面に当接させている。これにより、嵌
合部7の開口部4への嵌合により横方向のガタが防止さ
れ、かつ段状部6と基板3の当接により上下方向のガタ
が防止される。
【0017】端子2は、ハウジング1の底部を通って上
向きに折曲され、基板3の表面に突出し、この突出部分
2aを基板3に半田付け8して基板3との電気的な接続
が図られている(図3参照)。
【0018】以上のように、本実施の形態ではハウジン
グ1の上端外周縁に段状部6を設けて、その上の嵌合部
7を基板3の開口部4に嵌合させるようにしたので、嵌
合による位置決め作用により、組付け時のハウジング1
の位置ずれが防止され、また、端子2の半田付け時にハ
ウジング1に外力がかかっても基板用コネクタAの位置
ずれがなくなると共に、雄コネクタBが斜め向きに入っ
てハウジング1の内壁を押しても、嵌合部7が基板3の
開口部4に嵌まっているため、ハウジング1の変形が防
止される。
【0019】加えてハウジング1は、段状部6を基板3
の下面に当接させて取り付けられるので、ハウジング1
の底部と基板3との距離hが常に一定となり、これによ
り端子の半田付け部の出付け不足による半田付け代不足
や半田付け不可を解消して、充分な半田付け代(突出部
分2a)を常に確保することができる。
【0020】図4および図5は、本発明の第2実施の形
態であって、タブ状の端子2がハウジング1の内壁に沿
って配置されたハウジング1を使用し、かつばね端子を
有する雄コネクタBを差し込む場合の基板用コネクタの
例を示す。
【0021】すなわち、基板用コネクタAは、タブ状の
端子2がハウジング1の内壁に沿って取り付けられると
共に、ハウジング1の底部を通って上向きに折曲され、
基板3の表面に突出し、この突出部分2aが基板3に半
田付け8されたものである。ハウジング1の外周の中間
部分に段状部6が形成されており、段状部6の上部の嵌
合部7は基板3の開口部4に嵌合している。
【0022】図5において、雄コネクタBは、本体部1
0の両側にばね端子11が取り付けられており、この雄
コネクタBを基板用コネクタAに挿入した状態におい
て、ばね端子11と端子2との圧接部位12が基板3と
略同じ高さ、すなわち、基板3の開口部4の内周に圧接
部位12が相対向するようになっている。すなわち、段
状部6は、ハウジング1に挿入される雄コネクタBのば
ね端子11の圧接部位12に基板3が略合致するように
位置決めされて形成されている。
【0023】この第2実施の形態においても、段状部6
による位置決め作用により組付け時のハウジング1の位
置ずれが防止されると共に、雄コネクタBの挿入時のハ
ウジング1の変形が防止される。また、ばね端子11と
端子2との圧接部位12が基板3の開口部4の内周に相
対向するような位置に形成することにより、ばね端子1
1からハウジング1の側壁に加わる外向きの力が基板3
の開口部4の内周で受け止められ、ハウジング1の変形
を有効に防止できる。
【0024】図6および図7は、本発明の第3実施の形
態であって、嵌合部7の上部に係止突起5を形成したも
のである。嵌合部7を基板3の開口部4に挿入すると、
嵌合部7の弾性変形により係止突起5が開口部4を通過
し、通過し終わると係止突起5が基板3に係止し、ハウ
ジング1は基板3に仮止めされ、この状態で端子2の半
田付け8を行う。ハウジング1が係止突起5で仮止めさ
れているので、半田付け8による外力が加わってもハウ
ジング1の位置ずれがなくなり、半田付け代(突出部分
2a)の不足等による半田付けの不備が解消される。
【0025】また、第2および第3実施の形態において
は、段状部6をハウジング1の深さ方向の中間部位に設
けたので、ハウジング1の底部と基板3との距離h1が
短くなり、その分端子2を短く設定することができ、ひ
いてはコストの低減化をも図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、ハウジングの雄コネクタの挿入される開
口部の外周に段状部を形成し、段状部の上部の嵌合部
を基板の開口部に嵌合し、段状部を基板の下面に当接さ
せるようにしたので、嵌合による位置決め作用により、
組付け時のハウジングの位置ずれが防止され、端子の半
田付け時にハウジングに外力がかかっても基板用コネク
タの位置ずれがなくなると共に、雄コネクタが斜め向き
に入ってハウジングの内壁を押しても、嵌合部が基板の
開口部に嵌まっているため、ハウジングの変形が防止さ
れ、他の部品の破損も防止される。
【0027】加えてハウジングは、段状部を基板の下面
に当接させて取り付けられるので、ハウジングの底部と
基板との距離が常に一定となって充分な半田付け代を常
に確保することができ、これにより端子と基板の安定し
た電気的接続状態を得ることができる。
【0028】さらに、請求項記載の発明によれば、ハ
ウジングは、ハウジングの開口部の外周縁に形成された
段状部を基板の下面に当接させて取り付けられるので、
安定した位置決めを図ることができ、これによりハウジ
ングおよび端子の位置ずれ、および変形を一層有効に防
止することができると共に、一層安定した端子と基板の
電気的接続状態を得ることができる。
【0029】また、請求項記載の発明によれば、ハウ
ジングの側壁の、ハウジング内に挿入された雄コネクタ
のばね端子の圧接部位が、基板の開口部の内周に相対向
するようにハウジングを取り付けることができるので、
基板用コネクタに挿入された雄コネクタのばね端子の圧
接力を、ハウジングの側壁を介して基板で受けることが
でき、これにより請求項1記載の発明の効果に加えて、
雄コネクタのばね端子の圧接力の負荷にも拘わらずハウ
ジングの位置ずれ、および変形を一層有効に防止するこ
とができる。
【0030】加えて、段状部をハウジングの深さ方向の
中間部位に設けたので、端子を短く設定することがで
き、その分コストの低減化をも図ることができる。
【0031】また、請求項記載の発明によれば、嵌合
部に係止突起を形成し、該係止突起と段状部との間で基
板を挟んでハウジングを仮止めすることができ、これに
より請求項1または2記載の発明の効果に加えて、半田
付けによる外力が加わってもハウジングの位置ずれがな
くなり、半田代の不足等による半田付けの不備が解消さ
れる。
【0032】加えて、段状部をハウジングの深さ方向の
中間部位に設けたので、端子を短く設定することがで
き、その分コストの低減化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板用コネクタの第1実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】第1実施の形態の基板用コネクタを基板へ取り
付けた状態の縦断側面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】本発明の基板用コネクタの第2実施の形態を示
す斜視図である。
【図5】第2実施の形態の基板用コネクタを基板へ取り
付けた状態の縦断側面図である。
【図6】本発明の基板用コネクタの第3実施の形態を示
す斜視図である。
【図7】第3実施の形態の基板用コネクタを基板へ取り
付けた状態の縦断側面図である。
【図8】従来の基板用コネクタの縦断側面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】従来の基板用コネクタの雄コネクタ挿入時の
状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 開口部 2 端子 3 基板 4 開口部(基板の) 5 係止突起 6 段状部 7 嵌合部 11 ばね端子 12 圧接部位 A 基板用コネクタ B 雄コネクタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトムタイプのハウジングと、該ハウジ
    ング内に取り付けられた端子を有し、該端子を基板に電
    気的に接続すると共に、前記ハウジングを前記基板に取
    り付けた基板用コネクタであって、 前記ハウジングの雄コネクタの挿入される開口部の外周
    に段状部を形成し、前記基板の開口部に前記段状部の
    上部の嵌合部を嵌合し、前記段状部を前記基板の下面に
    当接させて取り付けたことを特徴とする基板用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記段状部は、前記ハウジングに挿入さ
    れる雄コネクタのばね端子の圧接部位に前記基板が略合
    致するように位置決めされて形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部に係止突起を形成し、該係止
    突起と前記段状部との間で前記基板を挟んで係止した
    とを特徴とする請求項1または2記載の基板用コネク
    タ。
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