JP3467380B2 - 帯電性を改良したゴム組成物及びそれを利用した空気入りタイヤ - Google Patents

帯電性を改良したゴム組成物及びそれを利用した空気入りタイヤ

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JP3467380B2 JP12983797A JP12983797A JP3467380B2 JP 3467380 B2 JP3467380 B2 JP 3467380B2 JP 12983797 A JP12983797 A JP 12983797A JP 12983797 A JP12983797 A JP 12983797A JP 3467380 B2 JP3467380 B2 JP 3467380B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電性を改良した
ゴム組成物及びそれを利用した空気入りタイヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】天然ゴムや合成ゴムは、タイヤをはじめ
様々な産業分野において利用されているが、これらのゴ
ムは一般に絶縁材であり本質的に静電気を帯電しやすい
性質を持っている。従来よりカーボンブラックをゴム組
成物に配合することによりゴムの体積抵抗を低減せしめ
帯電性を改良することは、公知の技術として広く一般に
行われているが、この手法は黒色の製品に限られてい
る。
【0003】タイヤ等の黒色製品においてもゴム組成物
に配合しているカーボンブラックは、ヒステリシスロス
を増大することが知られており、近年、低燃費タイヤに
おいてはその配合量を減らしたり、または、シリカ等の
白色充填剤に置換することが検討されている。この場合
には、カーボンブラックによる導電性が損なわれるた
め、帯電性が悪化してしまうという結果を招くことにな
る。タイヤの帯電性が悪化すると、例えば自動車の乗員
が車を降りる時に電気ショックにより不快な念をおこし
たり、また、タイヤに蓄積した静電荷が放電する時に電
波を発生し、それがラジオノイズを生じるといった不具
合が懸念される。
【0004】従来のタイヤ用ゴム組成物の帯電防止技術
としては、本願出願人の一人が出願した国際特許WO
95/31888に示されるように、非イオン系界面活
性剤又はリン酸エステルを配合するという技術が知られ
ている。この技術は、ゴム組成物の体積抵抗を低減する
ことができるという意味で優れたものだが、タイヤの使
用条件によっては帯電防止効果が比較的早期に低下する
という課題がある。
【0005】一方、本発明に使用するポリオキシアルキ
レングリコール化合物のひとつであるポリオキシアルキ
レングリコールエステルは、本願出願人の一人が出願し
た特公平6−4722号公報で記載されるように、ブタ
ジエン系ゴム用耐寒耐熱性可塑剤として優れたものであ
ることが知られている。しかしながら、この特許にはポ
リオキシアルキレングリコールエステルが帯電防止性能
を有することについては何等記述も示唆もない他、本発
明の必須構成要素である白色充填剤に関する記述もな
く、本発明とは技術思想が相違するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、長期
間帯電防止性能を維持できるゴム組成物を提供し、それ
を用いて帯電性に優れた空気入りタイヤを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、天然ゴム及び/又
はジエン系合成ゴムに対して、特定の充填剤と特定のゴ
ム用添加剤を添加することにより、長期間帯電防止性能
を維持できるゴム組成物を得ることができることを見出
し、本発明を完成するに至ったものである。すなわち、
本発明は、次の(1)〜(5)に存する。
【0008】(1) 天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴム
に対して、充填剤として白色充填剤を含み、下記一般式
(I)、(II)、又は(III)で表されるポリオキシア
ルキレングリコール化合物を含有し、かつ、アルカリ金
属塩含有化合物及び/又はアルカリ土類金属塩含有化合
物を含有しないことを特徴とする帯電性を改良したゴム
組成物。
【化2】 (2) 前記一般式(I)、(II)、又は(III)で表され
るポリオキシアルキレングリコール化合物の分子量が、
300から2600である上記(1)記載の帯電性を改良
したゴム組成物。 (3) 前記一般式(I)、(II)、又は(III)で表され
るポリオキシアルキレングリコール化合物の1分子中の
エーテル酸素量が12重量%〜30重量%である上記
(1)又は(2)記載の帯電性を改良したゴム組成物。 (4) 前記一般式(I)、(II)、又は(III)で表され
るポリオキシアルキレングリコール化合物のR2がエチ
レン基であり、かつ一般式(I)の場合は、R1が炭素
数1から17のアルキル基であり、かつR3が炭素数7
から17のアルキル基であり、一般式(II)の場合は、
4が水素又は炭素数1から17のアルキル基であり、
かつR3が炭素数7から17のアルキル基であり、一般
式(III)の場合は、R4が水素又は炭素数1から17の
アルキル基であり、かつR5が水素又は炭素数7から1
7のアルキル基である上記(1)〜(3)の何れか一つに記載
の帯電性を改良したゴム組成物。 (5) 上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の帯電性を改良し
たゴム組成物を空気入りタイヤのトレッド部に用いたこ
とを特徴とする空気入りタイヤ。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて詳しく説明する。本発明の帯電性を改良したゴム組
成物(以下、単に「本発明のゴム組成物」という)は、
天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムに対して、充填剤
として白色充填剤を含み、下記一般式(I)、(II)、
又は(III)で表されるポリオキシアルキレングリコー
ル化合物を含有し、かつ、アルカリ金属塩含有化合物及
び/又はアルカリ土類金属塩含有化合物を含有しないこ
とを特徴とするものである。
【0010】本発明のゴム組成物に用いるゴムとして
は、天然ゴム(NR)及び/又はジエン系合成ゴムを使
用することができる。ジエン系合成ゴムとしては、例え
ば、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴ
ム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(I
IR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、エチレ
ンプロピレンゴム(EPDM)及びこれらの混合物を使
用することができる。
【0011】本発明のゴム組成物に用いる白色充填剤と
しては、例えば、シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、タル
ク、クレー等が挙げられ、これらは単独あるいは二種以
上混合して用いることができる。特に好ましい白色充填
剤としては、シリカ、水酸化アルミニウムである。これ
らの白色充填剤をタイヤトレッド用ゴム組成物に使用す
ると、タイヤのウェット性能の向上と低燃費性能とを両
立することができることとなる。
【0012】白色充填剤の配合量は、特に限定されるも
のではなく、その配合量は用途に応じて適宜定めること
ができる。例えば、上記白色充填剤をタイヤトレッド用
ゴム組成物に使用した場合には、白色充填剤の配合量
は、ウェット性能向上という観点から前記天然ゴム(N
R)及び/又はジエン系合成ゴムより成るゴム成分10
0重量部に対し、10〜60重量部であり、特に好まし
くは、30〜50重量部である。また、白色充填剤を使
用する場合、充填剤とゴム分子の親和性を増大させ、あ
るいは化学的に結合させて耐摩耗性等を向上させるため
に、一般に、カップリング剤と呼ばれる添加剤を加える
ことが望ましい。
【0013】カップリング剤としては、シランカップリ
ング剤が好適に用いられる。具体的には、例えば、ビス
(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィ
ド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスル
フィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジス
ルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テト
ラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピ
ル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリル
エチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキ
シシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、
2−メルカプトエチルトリエトキシシラン、3−ニトロ
プロピルトリメトキシラン、3−ニトロプロピルトリエ
トキシシラン、3−クロロプロピルメトキシシラン、3
−クロロプロピルトリエトキシシラン、2−クロロエチ
ルトリメトキシシラン、2−クロロエチルトリエトキシ
シラン、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジ
メチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエ
トキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモ
イルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル
−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィ
ド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾール
テトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベ
ンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシ
リルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリ
メトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィ
ド、ビス(3−ジエトキシメチルシリルプロピル)テト
ラスルフィド、3−メルカプトプロピルジメトキシメチ
ルシラン、3−ニトロプロピルジメトキシメチルシラ
ン、3−クロロプロピルジメトキシメチルシラン、ジメ
トキシメチルシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカ
ルバモイルテトラスルフィド、ジメトキシメチルシリル
プロピルベンゾチアゾールテトラスルフィドなどが挙げ
られる。シランカップリング剤の配合量は、白色充填剤
の配合量によって変動するものであるが、白色充填剤の
重量に対し、1〜15重量%、好ましくは1〜12重量
%である。シランカップリング剤の配合量が白色充填剤
の重量に対し、1重量%未満であると、シランカップリ
ング剤を入れた効果が十分でなく、15重量%超過で
は、補強性、耐摩耗性が低下することとなる。
【0014】上記白色充填剤以外にも充填剤として、カ
ーボンブラックなどを併用できる。カーボンブラックの
配合量も、特に限定されるものではないが、好ましく
は、前記ゴム成分100重量部に対し、0〜50重量
部、更に好ましくは、0〜40重量部であることが望ま
しい。50重量部を越えてカーボンブラックを配合する
と、カーボンブラックによる導電性が大きくなり、ポリ
オキシアルキレングリコール化合物による帯電防止性能
の相対的な意味が減少し、一方、カーボンブラックによ
るヒステリシスロスが大きくなりすぎることとなる。
【0015】本発明で用いるポリオキシアルキレングリ
コール化合物は、下記一般式(I)、(II)、又は(II
I)で表されるポリオキシアルキレングリコール化合物
であり、ゴム組成物に帯電防止性能を付与するために配
合するものである。
【化3】 前記一般式(I)、(II)、又は(III)で表されるポ
リオキシアルキレングリコール化合物のR2がエチレン
基であり、かつ一般式(I)の場合は、R1が炭素数1
から17のアルキル基であり、かつR3が炭素数7から
17のアルキル基であり、一般式(II)の場合は、R4
が水素又は炭素数1から17のアルキル基であり、かつ
3が炭素数7から17のアルキル基であり、一般式(I
II)の場合は、R4が水素又は炭素数1から17のアル
キル基であり、かつR5が水素又は炭素数7から17の
アルキル基であることが好ましい。
【0016】ポリオキシアルキレングリコール化合物の
配合量は、特に限定されるものではないが、前記ゴム成
分100重量部に対し、好ましくは0.5〜10重量
部、更に好ましくは2〜8重量部であることが望まし
い。ポリオキシアルキレングリコール化合物の配合量が
0.5重量部未満であると、帯電防止効果が充分でな
く、また、10重量部を越えると、帯電防止効果の上昇
幅はあまり大きくなく、ゴム組成物のコストを上げるこ
ととなる。
【0017】ポリオキシアルキレングリコール化合物に
よるゴム組成物の帯電防止効果の発現機構は、未だ明確
にはなっていないが、後述する実施例で示すように、ポ
リオキシアルキレングリコール化合物はゴム組成物の体
積抵抗を低減する効果を有している。従って、ポリオキ
シアルキレングリコール化合物がゴム組成物中に何らか
の導電経路を形成しているものと推察される。一般のプ
スチック用練り込み型の帯電防止剤における帯電防止効
果の発現機構は、該帯電防止剤が表面にブリードし、空
気中の水分と結合して表面に導電層を作るためといわれ
ているが、この機構ではタイヤのように表面が絶えず道
路に接し摩耗する用途への適用は難しいと考えられる。
その意味で、ゴム組成物の体積抵抗を低減しゴム組成物
そのものの導電性を向上していると推察されるポリオキ
シアルキレングリコール化合物は、タイヤ用途への適用
に特に優れた効果を発揮すると考えられる。また、本発
明のゴム組成物に用いるポリオキシアルキレングリコー
ル化合物の特徴は、アルコール型のOH基を有しない点
にある。すなわち、従来のアルコール型のOH基を有す
る非イオン型の界面活性剤を帯電防止用途に適用する技
術としては、例えばWO95/31888にも開示され
ているが、本発明に用いるポリオキシアルキレングリコ
ール化合物は、後述する実施例により詳細に説明するよ
うに、アルコール型のOH基を有さない事により帯電防
止効果の持続性を向上する事ができる。
【0018】一般式(I)で表されるポリオキシアルキレ
ングリコール化合物は、例えば、ポリオキシアルキレン
グリコールと、一般式(I)のR1及びR3に対応するカル
ボン酸を高温下でエステル化反応することにより得るこ
とができる。ここで、ポリオキシアルキレングリコール
は、例えば、ポリエチレングリコールの様に単一モノマ
ーの重合体でもエチレンオキサイドとプロピレンオキサ
イドの様に複数のモノマーの共重合体でも良いが、体積
抵抗低減効果からポリエチレングリコールが最も好まし
い。また、一般式(I)のR1及びR3に対応するカルボン
酸としては、例えば、酪酸やカプリル酸のような脂肪
酸、安息香酸のような芳香族カルボン酸、または、動物
油や植物油より得られる混合脂肪酸でも良いが、体積抵
抗低減効果からR1及びR3が炭素数7から17のアルキ
ル基である飽和または不飽和脂肪酸が最も好ましい。炭
素数7から17のアルキル基である飽和脂肪酸として
は、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸等を挙げることができる。
【0019】一般式(II)で表されるポリオキシアルキレ
ングリコール化合物は、例えば、ポリオキシアルキルエ
ーテルと一般式(II)のR3に対応するカルボン酸の高温
エステル化反応により得ることができる。ここで、R4
が水素又は炭素数1から17のアルキル基であり、かつ
3が炭素数7から17のアルキル基であることが好ま
しい。一般式(III)で表されるポリオキシアルキレング
リコール化合物は、例えば、ポリオキシアルキレングリ
コールと当量のKOH又はNaOHと、一般式(III)の
4に対応するハロゲン化アルキルを反応させることに
より得ることができる。ここで、ポリオキシアルキレン
グリコールは、例えば、ポリエチレングリコールのよう
に単一モノマーの重合体でもエチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドのように複数のモノマーの共重合体で
も良いが、体積抵抗低減効果からポリエチレングリコー
ルが最も好ましい。
【0020】また、このポリオキシアルキレングリコー
ル化合物の分子量は、300〜2600であることが好
ましい。分子量が300未満では、ポリオキシアルキレ
ングリコール化合物が揮発しやすいため、体積抵抗低減
効果の持続性が低下し、分子量が2600を越えると、
体積抵抗低減効果が低下する傾向がみられる。更に、こ
のポリオキシアルキレングリコール化合物の1分子中の
エーテル酸素量が12重量%〜30重量%であることが
好ましい。なお、本発明におけるエーテル酸素量は、エ
ステル結合中の酸素は含まないものである。1分子中の
エーテル酸素量が12重量%未満では、体積抵抗低減効
果が充分でなく、30重量%を越えるとゴムへの溶解性
が悪化し、ポリオキシアルキレングリコール化合物が早
期にブリードアウトするために持続性が低下する。
【0021】また、本発明のゴム組成物に用いるポリオ
キシアルキレングリコール化合物は、前記一般式
(I)、(II)、又は(III)で表されるものであれ
ば、単一であっても混合物であっても構わないが、混合
物の場合は構成する各々のポリオキシアルキレングリコ
ール化合物が上記の範囲に入ることがより望ましい。更
に、本発明のゴム組成物に用いるポリオキシアルキレン
グリコール化合物は、液状または柔らかな半固体状とな
ることがあるが、その場合は予め白色充填剤としてのシ
リカ等の固体に吸着させてハンドリングを向上すること
も可能である。
【0022】上述において、本発明のゴム組成物を主に
タイヤトレッド用ゴム組成物を中心に説明してきたが、
本発明のゴム組成物はタイヤトレッド用ゴム組成物に限
定されるものではなく、静電気の発生を抑制したいゴム
組成物であれば、例えば、コンベアベルトや家電製品等
のタイヤ以外の種々のゴム製品にも適用することができ
るものである。なお、本発明のゴム組成物は、上記ゴム
成分、白色充填剤を含む充填剤、ポリオキシアルキレン
グリコール化合物等を通常のゴム混練方法、例えば、バ
ンバリーミキサー等で混練することにより調製される。
また、ゴム工業で通常使用される配合剤、例えば、加硫
剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤、加工助剤等を適
宜添加することができる。
【0023】また、本発明の空気入りタイヤは、上記優
れた帯電防止効果を有する本発明のゴム組成物をタイヤ
トレッド部に使用するものであり、走行時の静電気の発
生を抑制することにより、自動車の乗員が車を降りる時
に電気ショックにより不快な念をおこしたり、ラジオノ
イズを生じるといった不具合を抑制することができるこ
ととなる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明を実施例、比較例に基づき更
に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0025】今回評価に用いたポリオキシアルキレング
リコール系帯電防止剤を下記表1に示す。これらは以下
の(1)〜(10)の各々の方法で合成した。
【0026】(1) CH3(CH26COO(CH2CH2
O)9Hの合成 500mLの4ツ口フラスコにポリエチレングリコール
#400(分子量400)を400g(1.0モル)
と、カプリル酸72g(0.5モル)及び触媒としてジ
ブチルチンオキサイド0.14gを計量し、窒素吹き込
み下で撹拌をしながら225℃で5時間、エステル化反
応を行った。酸価が1.0以下になったことを確認後、
室温まで冷却して内容物を取り出した。この反応生成物
は、未反応ポリエチレングリコール#400を50%、
CH3(CH26COO(CH2CH2O)9Hを42%、
CH3(CH26COO(CH2CH2O)9CO(C
26CH3を8%含む混合物であった。この反応生成
物から水洗により未反応ポリエチレングリコール#40
0を除去し、純度84%のCH3(CH26COO(C
2CH2O)9Hを得て、試料とした。
【0027】(2) CH3(CH26COO(CH2CH2
O)9CO(CH26CH3の合成 500mLの4ツ口フラスコにポリエチレングリコール
#400(分子量400)を200g(0.5モル)
と、カプリル酸173g(1.2モル)及び触媒として
ジブチルチンオキサイド0.19gを計量し、窒素吹き
込み下で撹拌をしながら225℃で5時間、エステル化
反応を行った。水酸基価が1.0以下になったことを確
認後、過剰なカプリル酸留去のため、200℃、0.2
7kPaの条件下で脱酸を行い試料を得た。
【0028】(3) CH3(CH26COO(CH2CH2
O)23CO(CH26CH3の合成 ポリエチレングリコール#1000(分子量1000)
を300g(0.3モル)と、カプリル酸104g
(0.72モル)及び触媒としてジブチルチンオキサイ
ド0.20gを用い、上記(2)と同様の条件下で合成し
試料を得た。
【0029】(4) CH3(CH216COO(CH2CH
2O)34CO(CH216CH3の合成 ポリエチレングリコール#1500(分子量1500)
を225g(0.15モル)と、ステアリン酸メチル1
15g(0.36モル)及び触媒としてジブチルチンオ
キサイド0.17gを用い、上記(2)と同様の条件下で
エステル交換反応を行い、その後250℃で水蒸気をい
れながら過剰なステアリン酸メチルを留去して試料を得
た。
【0030】(5) CH3(CH22COO(CH2CH2
O)23CO(CH22CH3の合成 ポリエチレングリコール#1000(分子量1000)
を300g(0.3モル)と、酪酸63g(0.72モ
ル)及び触媒として硫酸0.18gを用い、窒素吹き込
み下で撹拌をしながら160℃で5時間、エステル化反
応を行った。水酸基価が1.0以下になったことを確認
後、過剰な酪酸を160℃、0.27kPaの条件下で
脱酸して試料を得た。
【0031】(6) CH3(CH216COO(CH2CH
2O)5CO(CH216CH3の合成 ポリエチレングリコール#200(分子量200)を8
0g(0.4モル)とステアリン酸メチル307g
(0.96モル)、及び触媒としてジブチルチンオキサ
イド0.19gを用い上記(4)と同様の条件で合成し試
料を得た。
【0032】(7) CH3O(CH2CH2O)9CO(C
26CH3の合成 1000mLの4ツ口フラスコにメタノールエチレンオ
キサイド9モル付加物428g(1.0モル)とカプリ
ル酸144g(1.0モル)、及び触媒としてジブチル
チンオキサイド0.57gを計量し、窒素吹き込み下で
攪伴をしながら225℃で脱水エステル化反応を行い試
料を得た。
【0033】(8) CH3(CH217O(CH2CH
2O)45CO(CH216CH3の合成 1000mLの4ツ口フラスコにステアリルアルコール
エチレンオキサイド45モル付加物562.5g(0.
25モル)とステアリン酸71g(0.25モル)、及
び触媒としてジブチルチンオキサイド0.6gを計量
し、窒素吹き込み下で攪伴をしながら225℃で脱水エ
ステル化反応を行い試料を得た。
【0034】(9) CH3(CH27CHCH(CH28
O(CH2CH2O)45CO(CH27CHCH(C
27CH3の合成 1000mLの4ツ口フラスコにオレイルアルコールエ
チレンオキサイド45モル付加物674.4g(0.3
モル)とオレイン酸84.6g(0.3モル)、及び触
媒としてジブチルチンオキサイド0.76gを計量し、
窒素吹き込み下で攪伴をしながら225℃で脱水エステ
ル化反応を行い試料を得た。
【0035】(10) CH3(CH27O(CH2CH
2O)9(CH27CH3の合成 1000mLの4ツ口フラスコにポリエチレングリコー
ル#400(分子量400)を400g(1.0モル)
とKOHを112.2g(2.0モル)、及び触媒とし
てテトラブチルアンモニウムブロマイド0.51gを計
量し、窒素吹き込み下で攪伴をしながら120℃でオク
チルクロライド297g(2.0モル)を滴下しさらに
5時間攪伴を続けた後70℃に冷却し、ろ過でKClを
除去して、試料を得た。
【0036】このようにして得られた上記(1)〜(10)の
帯電防止剤を下記表2及び表3に記載する配合内容でバ
ンバリーミキサーにてゴム組成物を調製した。これらの
ゴム組成物を150℃、30分間加硫して、厚さ約2mm
のゴムシートを得た。
【0037】得られたゴムシートについて、ゴム表面の
ブルーム、発熱性、体積抵抗及び帯電防止性能の持続性
〔体積抵抗の変化(ΔVRc)〕の評価を下記の評価方
法により行った。これらの結果を下記表3に示す。ま
た、図1に実施例1〜9及び比較例1〜3の体積抵抗
(常用対数値)と帯電防止性能の持続性〔体積抵抗の変
化(ΔVRc)〕との関係を図示する。
【0038】(ゴム表面のブルームの評価)加硫後のゴ
ムシートを加硫金型から取り出した後、室温で1日放置
し、表面の状態を目視で下記3段階の評価基準で評価し
た。 評価基準 ○:ブルームなし △:ややブルームがみられる ×:かなりのブルームがみられる
【0039】(発熱性の評価、指数表示)(株)東洋精
機製作所製のレオログラフ ソリッドでゴムシートの粘
弾性を50℃、50Hz、1%歪みで測定した。ゴムの発
熱は、tanδにより整理されることが一般に知られて
いるため、各ゴムシートのtanδを比較例1のゴムシ
ートのtanδで割った値をパーセント表示で発熱指数
とした。数値は小さい程良好なことを示す。
【0040】(体積抵抗の評価)アドバンテスト社製の
絶縁抵抗測定箱と超絶縁抵抗計とを用いて測定電圧50
0Vで測定した。数値は体積抵抗を表し、小さいほど導
電性が良いため静電気が発生せず良好なことを示す。単
位は、Ωcmで、Δ.ΔE+nはΔ.Δ×10+nを表す。
【0041】(帯電防止性能の持続性の評価)帯電防止
性能の持続性を評価するために、各ゴムシートを80℃
のギヤーオーブンに2週間入れて老化し、室温に戻した
後、体積抵抗を測定した。老化前の体積抵抗をVR
1、老化後の体積抵抗をVRc2として体積抵抗の変化
(ΔVRc)を下式により算出した。 ΔVRc=log10(VRc2/VRc1) 数値は、小さい程体積抵抗の変化が小さく、導電性を長
期間維持できることを示し、帯電防止性能の持続性が良
好なことを示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】(表1〜3及び図1の考察)表3及び図1
から明らかなように、本発明範囲となる実施例1〜9
は、本発明範囲外となる比較例1〜3に較べて、低発熱
性であり、体積抵抗も低いので帯電防止性能にも優れ、
しかも、その帯電防止性能の持続性も向上することが判
明した。
【0046】個別的にみると、比較例1は、帯電防止剤
としてのポリオキシアルキレングリコール化合物を含ま
ない場合であり、体積抵抗が大きく静電気が発生しやい
ことが判った。比較例2は、帯電防止剤としてポリオキ
シアルキレングリコール1分子にアルコールを1分子付
加したものでアルコール性の水酸基を末端に有している
場合である。この場合、初期の体積抵抗を低減する効果
は大きいがΔVRcが大きく持続性に乏しいことが判っ
た。比較例3は、充填剤としてカーボンブラックを用い
たもので帯電防止剤を含まなくとも、体積抵抗が低く、
持続性にも優れるが、発熱性に大きく劣るものとなって
いることが判った。
【0047】また、表3及び図1から明らかなように、
実施例1〜9は、本発明のポリオキシアルキレングリコ
ール化合物を帯電防止剤として含む場合であり、低発熱
性、帯電防止性能及びそ持続性の向上を共に両立するも
のとなっている。特に、実施例1〜3及び実施例6〜9
はより好ましいポリオキシアルキレングリコール化合物
を帯電防止剤として含む場合であり、低発熱性、帯電防
止性能の向上及びその持続性の向上、耐ブルーム性を高
度に両立するものとなっている。
【0048】次に、本発明におけるポリオキシアルキレ
ングリコール化合物からアルコール性水酸基を除去する
ことによる持続性の向上効果を明確にするために、更
に、以下の試験を行った。すなわち、比較例2と実施例
2の加硫ゴムシートを80℃のギヤーオーブンに2週間
入れて老化し、老化後加硫ゴムシートを細かく切断した
上で約1グラムを精秤した。これにエタノール50mlを
加え室温で72時間抽出した。抽出液中に回収された帯
電防止剤を1H−NMRを用いて定量し配合量から計算
される量を100とした時の回収率を算出した。この結
果を下記表4に示す。
【0049】
【表4】
【0050】(表4の考察)上記表4に明らかなよう
に、比較例2と実施例2の帯電防止剤ではエーテル酸素
含有量が近似であることからSP値(solubility param
eter)的には大差無いと考えられるが、実施例2の方が
回収率が高いことが判る。従って、アルコール性水酸基
を除去することにより老化後も有効な帯電防止成分が多
くなり、持続性が向上したものと考えられる。
【0051】
【発明の効果】請求項1〜4の発明によれば、低発熱
性、帯電防止性能の向上及びその持続性の向上、耐ブル
ーム性を高度に両立することができる帯電性を改良した
ゴム組成物が提供される。請求項5の発明によれば、こ
の帯電性を改良したゴム組成物をタイヤトレッド部に用
いることにより低燃費性に優れ、しかも静電気により懸
念されるトラブルを防止することができる空気入りタイ
ヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜9及び比較例1〜3の体積抵抗(常
用対数値)と帯電防止性能の持続性〔体積抵抗の変化
(ΔVRc)〕との関係を示す特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 勲 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平10−237222(JP,A) 特開 平10−17712(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 7/00 - 21/02 WPI/L(QUESTEL)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムに
    対して、充填剤として白色充填剤を含み、下記一般式
    (I)、(II)、又は(III)で表されるポリオキシア
    ルキレングリコール化合物を含有し、かつ、アルカリ金
    属塩含有化合物及び/又はアルカリ土類金属塩含有化合
    物を含有しないことを特徴とする帯電性を改良したゴム
    組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)、(II)、又は(II
    I)で表されるポリオキシアルキレングリコール化合物
    の分子量が、300から2600である請求項1記載の
    帯電性を改良したゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記一般式(I)、(II)、又は(II
    I)で表されるポリオキシアルキレングリコール化合物
    の1分子中のエーテル酸素量が12重量%〜30重量%
    である請求項1又は2記載の帯電性を改良したゴム組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記一般式(I)、(II)、又は(II
    I)で表されるポリオキシアルキレングリコール化合物
    のR2がエチレン基であり、かつ一般式(I)の場合は、
    1が炭素数1から17のアルキル基であり、かつR3
    炭素数7から17のアルキル基であり、一般式(II)の
    場合は、R4が水素又は炭素数1から17のアルキル基
    であり、かつR3が炭素数7から17のアルキル基であ
    り、一般式(III)の場合は、R4が水素又は炭素数1か
    ら17のアルキル基であり、かつR5が水素又は炭素数
    7から17のアルキル基である請求項1〜3の何れか一
    つに記載の帯電性を改良したゴム組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一つに記載の帯電
    性を改良したゴム組成物を空気入りタイヤのトレッド部
    に用いたことを特徴とする空気入りタイヤ。
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