JP3466391B2 - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

Info

Publication number
JP3466391B2
JP3466391B2 JP22669296A JP22669296A JP3466391B2 JP 3466391 B2 JP3466391 B2 JP 3466391B2 JP 22669296 A JP22669296 A JP 22669296A JP 22669296 A JP22669296 A JP 22669296A JP 3466391 B2 JP3466391 B2 JP 3466391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
press
base
hydraulic
dies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22669296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1071493A (ja
Inventor
一晃 三島
明 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP22669296A priority Critical patent/JP3466391B2/ja
Publication of JPH1071493A publication Critical patent/JPH1071493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3466391B2 publication Critical patent/JP3466391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/32Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure
    • B30B1/34Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure involving a plurality of plungers acting on the platen

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア等の
板金ワークの複数品種を切換えてプレス加工する多段式
のプレス装置で、詳しくは、上型と下型から成るプレス
型の複数を上下多段に連結した型ユニットと、この型ユ
ニットに適宜必要なプレス力を付勢するプレス機を備え
た多段式プレス装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車のドアのアウターパネルとインナ
ーパネルを一対の上型と下型から成る1種類のプレス型
でヘミング加工するプレス装置は、1品種のドアのヘミ
ング加工しかできず、多品種のドアのヘミング加工を行
うためには、多品種ドアに対応させた多種類のプレス装
置を設置するか、1台のプレス装置のプレス型を多品種
ドアに対応させて多種類用意して交換しなければならな
い。 【0003】例えば自動車の左右のフロントドアとリア
ドアの計4品種のドアのヘミング加工を行う設備とし
て、4品種のドアに対応させて4種類のプレス装置を使
用すると、高コストになるうえ広い設置スペースが必要
になる。また、1つのプレス装置に4種類のプレス型を
多段とせず交換可能に取付けた場合は、プレス型の交換
に時間を要して稼動率が悪くなり、1分/台タクト程度
の順序生産ラインに対応することが困難である。 【0004】以上の問題を解決するプレス装置として、
複数種類のプレス型を上下動可能に多段に重ねていずれ
か1つのプレス型を選択して使用するようにした多段式
プレス装置が特開平6−277771号公報に開示され
ている。この多段式プレス装置を図8及び図9に示し説
明すると、これは自動車の4品種のドアをヘミング加工
するプレス装置に適応させたもので、一対の上型1と下
型2から成る1種類のプレス型3の2種類を上下2段に
重ねた型ユニット4の二組と、1台のプレス機30を備
える。 【0005】プレス機30は、床上のロアベース31の
4隅に立設された4本のガイドポスト32と、ガイドポ
スト32にガイドされて上下動する水平なラム33と、
ガイドポスト32の上端に固定されたアッパーベース3
4の中央に下向きに固定されたラム駆動用の1本の油圧
シリンダ35と、アッパーベース34上に設置されて油
圧シリンダ35を作動させる油圧ユニット38を備え
る。ロアベース31の左右に1台ずつの受台40、41
が設置され、ロアベース31と各受台40、41の間を
二組の型ユニット4、4’が同時に左右に移動する。 【0006】油圧シリンダ35は、筒状のシリンダ本体
36とシリンダ本体36から突出退入するピストンロッ
ド37から成り、シリンダ本体36がアッパーベース3
4の中央に上下に貫通して固定され、このシリンダ本体
36から下向きに突出するピストンロッド37の下端が
ラム33の中央に固定される。油圧シリンダ35でピス
トンロッド37を上下動させることでラム33がガイド
ポスト32にガイドされて上下動して、後述の板金ワー
クのヘミング加工等のプレス加工を行う。 【0007】二組の型ユニット4、4’の4種類のプレ
ス型3をプレス型A,B,C,Dとすると、2種類のプ
レス型A,Bで第1の型ユニット4が構成され、他の2
種類のプレス型C,Dで第2の型ユニット4’が構成さ
れる。第1の型ユニット4の上段のプレス型Aの下型2
と、下段のプレス型Bの上型1がボルト等で固定され
る。同様に第2の型ユニット4’の上段のプレス型Cの
下型2と、下段のプレス型Dの上型1がボルト等で固定
される。 【0008】図8はロアベース31上に第1の型ユニッ
ト4が設置され、右側の受け台41上に第2の型ユニッ
ト4’が設置された状態が示される。この場合、第2の
型ユニット4’の各プレス型C,Dの上型1と下型2は
重ねられて夫々に脱着可能な自動ワンタッチ式連結部材
42で連結される。ロアベース31上の第1の型ユニッ
ト4は、下段のプレス型Bの上型1と下型2が連結部材
42で連結され、その下型2がロアベース31に位置決
め載置され、上段のプレス型Aの上型1がラム33の下
面にクランプ(図示せず)で脱着可能に支持されて下型
から持ち上げられた状態が示される。この図8の状態の
とき、下段のプレス型Bの上型1と連結された上段のプ
レス型Aの下型2に、1品種のドアの板金ワーク(アウ
ターパネルとインナーパネルの重合体)がセットされる
と、ラム33が油圧シリンダ35で降下して1品種の板
金ワークのヘミング加工が行われる。 【0009】また、図9の場合は、第1の型ユニット4
の下段のプレス型Bの下型2がロアベース31に位置決
め載置され、ラム33の下にプレス型Aの上型1と下型
2が連結部材42で連結された状態で支持され、かつ、
プレス型Aの下型2にプレス型Bの上型1が結合され
て、これら3つの型が一体的にラム33で持ち上げられ
た状態が示される。この場合、プレス型Bで対応した1
品種のドアの板金ワークがヘミング加工される。 【0010】ロアベース31上で第1の型ユニット4の
各上型1と下型2を重ねて連結した状態で、二組の型ユ
ニット4、4’を図8の左方向に同時に移動させて、図
8の鎖線で示すように第1の型ユニット4をロアベース
31上から受台40上に移動させ、第2の型ユニット
4’を受台41からロアベース31上に移動させて、上
記の第1の型ユニット4と同様にして第2の型ユニット
4’の各上型と下型を上下動させると、2品種のプレス
型C,Dによる2品種ドアの板金ワークがヘミング加工
される。このような計4品種のプレス型A,B,C,D
の使用の選択は自動的に行われて、4品種ドアの板金ワ
ークのヘミング加工等のプレス加工が連続的に高能率で
行われる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】上記のような多段式プ
レス装置の場合、プレス装置全体の高さH’の縮小化が
難しい。即ち、図8のプレス装置の場合、上下2段構造
の型ユニットの真上にラム33と、ラム33を上下動さ
せる油圧シリンダ35と、油圧シリンダ35のシリンダ
本体36を固定するアッパーベース34と、油圧ユニッ
ト38とを縦に配置する必要上、プレス装置全体の高さ
H’が大きくなる。そのため、多段式プレス装置の場合
は、工場の床上での設置場所が制限されたり、工場の天
井を改造して設置しなければならない等の不具合があっ
た。 【0012】本発明の目的とするところは、全体の高さ
が低くできる多段式プレス装置を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、一対の上型と
下型から成るプレス型の複数を上下に重ね、各プレス型
のいずれか1つが選択使用できるように各プレス型を連
結した型ユニットと、この型ユニットを適宜位置決め搭
載するベース、及び、ベース上の型ユニットに真上から
適宜プレス力を付勢するラム、及び、ラムを支持して上
下駆動させるラム駆動機構を有するプレス機を備えた多
段式プレス装置において、プレス機のラム駆動機構が、
ラムの離隔した複数箇所とベースとの間の複数箇所に軸
方向を上下方向に揃えて配置された複数本の油圧シリン
ダを備え、この複数本の各油圧シリンダのピストンロッ
ドを突出退入させるシリンダ本体がラム又はベースに固
定され、ピストンロッドがベース又はラムに固定され、
複数本の油圧シリンダの1本を除くシリンダ本体とこれ
に固定されたラム又はベースの両者間に、この両者間の
水平方向の熱膨張変位を許容する隙間を形成し、各油圧
シリンダが共通の油圧供給源から同一長さの配管で接続
されて、各油圧シリンダでベースに対してラムを上下動
可能に直接支持すると共に、ラム又はベースに隙間無し
の状態で結合した1本の油圧シリンダを位置決め基準点
として、各油圧シリンダでラムの上下動をガイドさせる
構造にすることで、上記目的を達成するものである。 【0014】ここで、プレス機のラムは通常において矩
形板であり、この矩形のラムの場合はラムの4隅部に1
本ずつ計4本の油圧シリンダを同一高さで平行に設置し
て、各油圧シリンダを同期同速で作動させてラムを上下
動させる。ラムの上下動時のガイドを各油圧シリンダで
行うことで、ラムは正確に上下に平行移動して型ユニッ
トのプレス型に正確なプレス力を付勢する。プレス機の
ラムの下方に複数の油圧シリンダを設置してラムを上下
動させるため、ラム上のスペースからラム上下駆動源や
アッパーベース類が省略できて、背の低いプレス機が構
成される。 【0015】尚、複数の油圧シリンダでラムを正確に上
下動させる場合、各油圧シリンダを同期同速で運転させ
る必要があるが、そのための手段として、各油圧シリン
ダの油圧制御系にコンピュータ制御される流量弁等を配
置することも考えられるが、各油圧シリンダを共通の油
圧供給源に同一長さの配管で接続するだけで各油圧シリ
ンダを同期同速で運転することができる。 【0016】また、本発明は、複数本の油圧シリンダの
1本を除くシリンダ本体とこれに固定されたラム又はベ
ースの両者間に、この両者間の水平方向の熱膨張変位を
許容する隙間を形成する。 【0017】即ち、プレス機における油圧シリンダの特
にシリンダ本体は油温で高温に熱せられて、これを支持
するラム又はベースを水平方向に熱膨張変位させて位置
ズレを招く割合が高く、これを防止するために複数本の
油圧シリンダの1本を除くシリンダ本体とこれに固定さ
れたラム又はベースの両者間に隙間を積極的に形成して
置く。この場合、残り1本の油圧シリンダのシリンダ本
体とこれを固定するラム又はベースは隙間無しの状態で
結合して、ラム又はベースを位置決め基準点とする。 【0018】 【発明の実施の形態】本発明を、図8のプレス装置と同
様な2段式プレス装置に適用した一実施形態を、図1乃
至図7を参照して説明する。尚、図8と同一、又は、相
当部分には同一符号を付して説明の重複を避ける。 【0019】図1及び図2に示されるプレス装置は、プ
レス機12の水平なラム6を4本の油圧シリンダ7で直
接に支持し、かつ、直接に上下駆動させる構造を特徴と
するもので、プレス機12以外の部分は図8のプレス装
置と同様に構成する。 【0020】プレス機12のラム6は、左右の受台4
0、41の間のベース(ロアベース)5の上方に水平に
配置されて上下動することで、ベース5に位置決め載置
された型ユニット4又は4’に真上から適宜プレス力を
付勢するもので、その機能と基本構造は図8のプレス装
置のラム33と同様である。 【0021】ラム6が例えば矩形板状の場合、その4隅
部に1本ずつ油圧シリンダ7が下向きに設置される。4
本の油圧シリンダ7は同一機種のもので、筒状のシリン
ダ本体8とピストンロッド9を同軸に有し、下向きの各
油圧シリンダ7のシリンダ本体8の上端部がラム6に固
定され、シリンダ本体8から真下に突出するピストンロ
ッド9の下端部がベース5の4隅部に支柱13を介して
固定される。 【0022】図3に油圧シリンダ7の具体例を示すと、
ピストンロッド9がシリンダ本体8を上下に貫通し、ピ
ストンロッド9の上端部がシリンダ本体8から常時突出
している。ピストンロッド9の上端にラム降下駆動用配
管14とラム上昇駆動用配管15が連結される。4本の
油圧シリンダ7の同一長さのピストンロッド9が支柱1
3上に同一高さで固定され、この各ピストンロッド9に
対して同一高さ位置に嵌挿されたシリンダ本体8の上端
部がラム6を貫通して固定される。4本の油圧シリンダ
7の各ピストンロッド9の上端部は、水平に固定された
デッキプレート16に連結されて位置決めされる。デッ
キプレート16上に各油圧シリンダ7を運転させる油圧
ユニット10が設置される。 【0023】各油圧シリンダ7のピストンロッド9の降
下用配管14に油圧ユニット10から高圧油を供給する
と、固定されたピストンロッド9に対してシリンダ本体
8が降下して、シリンダ本体8とラム6がピストンロッ
ド9にガイドされて降下する。逆に上昇用配管15に油
圧ユニット10から高圧油を供給すると、シリンダ本体
8とラム6がピストンロッド9にガイドされて上昇す
る。 【0024】4本の油圧シリンダ7でラム6が水平に直
接支持され、4本全ての油圧シリンダ7を同期させ同速
で運転することでラム6が水平に保持されたまま上下動
して、後述の板金ワークのプレス加工をする。ラム6の
上下動の際、4本の油圧シリンダ7の各ピストンロッド
9がガイドポストの機能を兼ねて、ラム6の上下の平行
移動を円滑にする。ラム6の4隅部の下方に油圧シリン
ダ7を設置するため、ラム6上から図8のプレス装置の
ようなラム上下駆動用油圧シリンダ35が省略され、そ
の分、プレス装置全体の高さHが低くなる。実際、油圧
ユニット10を除いたプレス機12の高さは、図8のプ
レス機の高さより1m前後低くなり、その分、プレス装
置全体の高さHが低くなることが分かっている。 【0025】図4に示すように、油圧ユニット10は4
本の油圧シリンダ7に対して共通の1台の油圧供給源1
1を備える。油圧供給源11は油圧ポンプ等で構成さ
れ、その油圧供給口から各油圧シリンダ7の降下用配管
14までの配管長さが同一に設定され、かつ、各油圧シ
リンダ7の上昇用配管15までの配管長さも同一に設定
される。このように、各油圧シリンダ7と油圧供給源1
1の間の配管長さを統一することで、共通の油圧供給源
11からの油圧の給排により、4本全ての油圧シリンダ
7を同期させて同速で伸縮運転することが可能となる。 【0026】なお、4本の油圧シリンダ7を同期させて
同速で運転する手段としては、各油圧シリンダ7の油圧
制御系にコンピュータ制御される流量弁等を配置するこ
とが考えられるが、かかる流量弁は複雑な構造であるか
らコスト高になってしまう。 【0027】各油圧シリンダ7の配管長さが短いほど同
期同速運転が確実になるから、各油圧シリンダ7の上端
の配管14、15に対して、油圧ユニット10の油圧供
給口から可及的に短い距離で配管する。 【0028】また、4本の油圧シリンダ7を連続運転す
ると、特にシリンダ本体8が油温で高温に加熱され、ひ
いてはシリンダ本体8に固定されたラム6も加熱されて
水平方向に熱膨張変位する。そこで、本発明においては
図5に示すように、4本の油圧シリンダ7の内の1本の
油圧シリンダ7のシリンダ本体8をラム6に隙間無く嵌
合させ、残り3本の油圧シリンダ7のシリンダ本体8は
ラム6に対して若干の隙間gを開けて嵌合させる。この
隙間gはラム6の水平方向の熱膨張変位を許容できる1
mm程度でよい。また、隙間gを形成してラム6に嵌合
されるシリンダ本体8は、図3に示すように押えフラン
ジ17で軸方向の動きを規制するようにする。 【0029】4本の油圧シリンダ7で支持されるラム6
の構造と動作は、図8のラム33と同様である。例えば
図6に示すように、第1の型ユニット4の上段のプレス
型Aを使用して自動車のドア等の板金ワークをプレス加
工する場合、ラム6の下面にプレス型Aの上型1が自動
ワンタッチ式クランパ(図示せず)で支持されてプレス
型Aの下型2から持ち上げられる。このときの下段のプ
レス型Bの上型1と下型2は自動ワンタッチ式連結部材
18で連結され、その上型1にはプレス型Aの下型2が
同様の自動ワンタッチ式連結部材で固定される。 【0030】型ユニット4のプレス型Bでプレス加工す
る場合は、図9と同様にラム6の下面にプレス型Aの上
型と下型が連結部材18で連結されて固定される。図6
に示される連結部材18は、例えば図7に示すような連
結ピン19と連結シリンダ20を備える。連結ピン19
が上型1下に下向きに固定され、下型2上に固定された
上向きの連結筒21の上端部に直交させて連結シリンダ
20が固定される。上型1と下型2を接近させて連結ピ
ン19を連結筒21に嵌挿すると、連結シリンダ20が
作動してそのロッド22を突出させる。突出したロッド
22が連結筒21とこれに嵌挿された連結ピン19に形
成された横穴を貫通して、連結ピン19と連結筒21を
連結する。 【0031】尚、本発明は上記実施例に限らず、例えば
プレス機のラムを支持して上下動させる4本の油圧シリ
ンダをピストンロッドを上向きに配置して、そのシリン
ダ本体をベースに固定し、ピストンロッドの上端部をラ
ムに固定するようにしてもよい。このプレス装置の場合
は、ベース側のシリンダ本体に近い床上や床下に油圧ユ
ニットを設置して、各油圧シリンダの配管長さを短く同
一に設定する。 【0032】また、上記実施例は、自動車ドア等の4品
種の板金ワークをプレス加工(ヘミング加工)する4品
種対応のプレス装置に適用させたものであるが、本発明
は、例えば一対の上型と下型から成る1種類のプレス型
の2種類を上下2段に重ねた型ユニットの一組だけを使
用した2品種対応のプレス装置や、3種類のプレス型を
上下3段に重ねた型ユニットの一組だけを使用した3品
種対応のプレス装置、或いは、2品種対応型ユニットと
3品種対応型ユニットの二組を使用した5品種対応のプ
レス装置のような5品種以上の多品種対応プレス装置に
も適用可能である。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、複数種類のプレス型を
重ねた型ユニットをプレスするプレス機のラムを、その
下方から複数の油圧シリンダで支持してガイドしつつ上
下動させるようにしたので、ラムの上部スペースからラ
ムを上下駆動させる油圧シリンダを省略できて、プレス
機やプレス装置全体の高さを低くすることができ、高さ
が制限された工場内での使用に適する多段式プレス装置
が提供できる。また、複数の油圧シリンダと油圧供給源
との配管長さを同一に設定して各油圧シリンダを同期さ
せて同速で運転可能にしたので、各油圧シリンダを同期
同速で運転させるための特別なコンピュータ制御の流量
弁等を使用する必要がなく、油圧シリンダの油圧制御系
設備の低コスト化が図れる。 【0034】また、複数本の油圧シリンダの1本を除く
油圧シリンダのシリンダ本体と、このシリンダ本体に連
結されるラム又はベースとの間に、油圧シリンダの発熱
によるラム又はベースの水平方向の熱膨張変位を許容す
る隙間を設けたので、複数の油圧シリンダの発熱に伴う
各構成部材の相対位置ズレ等の不具合発生が防止され
て、プレス動作の安定した高信頼度の多段式プレス装置
が提供できる。 【0035】さらに、4枚ドアの車両であっても、1分
/台タクトの順序生産を1つのドアラインで構成するこ
とが可能なプレス装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すプレス装置の正面図。 【図2】図1のプレス装置の側面図。 【図3】図1のプレス装置のプレス機のラムとこれを支
持する油圧シリンダの部分拡大断面図。 【図4】図1のプレス装置に使用される複数の油圧シリ
ンダの配管例を示すラムの平面図。 【図5】図1のプレス装置に使用される複数の油圧シリ
ンダとラムの結合状態を示すラムの平面図。 【図6】図1のプレス装置の1動作時での部分拡大正面
図。 【図7】図6の連結部材の拡大断面図。 【図8】本発明の前提となる従来のプレス装置の正面
図。 【図9】図8のプレス装置の1動作時の部分正面図。 【符号の説明】 1 上型 2 下型 3 プレス型 4 型ユニット 4’ 型ユニット 5 ベース 6 ラム 7 油圧シリンダ 8 シリンダ本体 9 ピストンロッド 11 油圧供給源 12 プレス機 g 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 明 総社市久代1785番地2 享栄工業株式会 社内 (56)参考文献 特開 平6−277771(JP,A) 特開 平4−253598(JP,A) 特開 平6−91400(JP,A) 特開 平8−206895(JP,A) 特開 昭63−248600(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 1/34 B30B 15/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の上型と下型から成るプレス型の複
    数を上下に重ね、各プレス型のいずれか1つが選択使用
    できるように各プレス型を連結した型ユニットと、この
    型ユニットを適宜位置決め搭載するベース、及び、ベー
    ス上の型ユニットに真上から適宜プレス力を付勢するラ
    ム、及び、ラムを支持して上下駆動させるラム駆動機構
    を有するプレス機を備えた多段式プレス装置において、 プレス機のラム駆動機構が、ラムの離隔した複数箇所と
    ベースとの間の複数箇所に軸方向を上下方向に揃えて配
    置された複数本の油圧シリンダを備え、この複数本の各
    油圧シリンダのピストンロッドを突出退入させるシリン
    ダ本体がラム又はベースに固定され、ピストンロッドが
    ベース又はラムに固定され、複数本の油圧シリンダの1
    本を除くシリンダ本体とこれに固定されたラム又はベー
    スの両者間に、この両者間の水平方向の熱膨張変位を許
    容する隙間を形成し、各油圧シリンダが共通の油圧供給
    源から同一長さの配管で接続されて、各油圧シリンダで
    ベースに対してラムを上下動可能に直接支持すると共
    に、ラム又はベースに隙間無しの状態で結合した1本の
    油圧シリンダを位置決め基準点として、各油圧シリンダ
    でラムの上下動をガイドさせることを特徴とするプレス
    装置。
JP22669296A 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置 Expired - Lifetime JP3466391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22669296A JP3466391B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22669296A JP3466391B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1071493A JPH1071493A (ja) 1998-03-17
JP3466391B2 true JP3466391B2 (ja) 2003-11-10

Family

ID=16849166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22669296A Expired - Lifetime JP3466391B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3466391B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030059923A (ko) * 2002-01-03 2003-07-12 정수봉 일축 이단 프레스장치용 열간 금형
JP4815019B1 (ja) * 2011-01-24 2011-11-16 享栄エンジニアリング株式会社 ハイブリッド式プレス装置
CN112916702B (zh) * 2020-12-28 2022-08-09 陕西兴盛新材料股份有限公司 一种有色金属熔炼电极的制备装置及制备方法
CN112893586B (zh) * 2020-12-28 2022-08-09 陕西兴盛新材料股份有限公司 一种有色金属熔炼电极的压制装置及其压制方法
CN113351756B (zh) * 2021-07-07 2022-12-13 常州赛弗精密模具有限公司 一种带有快速更换模具的冲压机
CN113547030B (zh) * 2021-07-19 2023-06-16 安徽宏宇铝业有限公司 一种隔音铝型材连续压合系统
CN115570813B (zh) * 2022-09-30 2023-11-28 江苏久通汽车零部件有限公司 一种汽车离合器面片加工用成型装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1071493A (ja) 1998-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2798862B2 (ja) 機械式チューブエキスパンダ用高さ調整機構
JP3466391B2 (ja) プレス装置
JP5631669B2 (ja) 多重プレス成形装置
CN110091058B (zh) 激光焊接装置及方法
CN211707847U (zh) 一种用于内高压胀形工艺的下加压液压机
CN215965664U (zh) 一种金属板材折弯成型装置
JP2001001157A (ja) 溶接装置を備えたプレス機
CN215786239U (zh) 一种双工位铆接机构
CN113967828A (zh) 一种机器人柔性压装机构及压装方法
CN211491361U (zh) 一种调节机构、一种调节器及一种立式双运动模组装置
CN219542049U (zh) 一种压紧机构
JP3077589U (ja) 油圧プレス
JP3327108B2 (ja) パネル構造物組立治具
CN211277495U (zh) 张紧式夹具和加工设备
CN215509925U (zh) 一种柔性冲孔焊接工业机器人
CN216324408U (zh) 一种用于双动冲压模具的辅助工装
CN219211202U (zh) 一种用于角钢加工的压力折弯装置
CN216229285U (zh) 地沟顶辅助支撑装置
CN220717359U (zh) 一种中部槽整形工装
CN108284163B (zh) 一种自支撑的冷柜内胆圆角铆接机构
CN214683670U (zh) 一种数控合角机
CN211700889U (zh) 保护门组装装置
CN220050421U (zh) 一种激光复合平板焊接设备
CN218983736U (zh) 油箱箱体拼装工装
CN116967689A (zh) 一种焊接工装

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030819

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term