JP3466363B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3466363B2
JP3466363B2 JP02964796A JP2964796A JP3466363B2 JP 3466363 B2 JP3466363 B2 JP 3466363B2 JP 02964796 A JP02964796 A JP 02964796A JP 2964796 A JP2964796 A JP 2964796A JP 3466363 B2 JP3466363 B2 JP 3466363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面中の枠内
でデータを表示するウインドウを表示する表示部を備え
た情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表示画面中にウインドウが表示できる情
報処理装置としては、例えばパーソナルコンピュータ、
ワードプロセッサ、電子手帳等がある。従来のこれらの
情報処理装置において、ウインドウ内にデータを表示し
ているとき、例えば、データをもう少し広範囲に見たい
場合には、ウインドウのの一部をウインドウの外側へ
向かって移動させてウインドウを大きくする。逆に、あ
るウインドウを開いていて、例えばその横に別のウイン
ドウを開きたい場合には、はじめのウインドウのをウ
インドウの内側へ向かって移動させてウインドウを小さ
くする。
【0003】このようにウインドウのの一辺を移動さ
せる場合の操作を図11を用いて説明する。同図に示す
ように、表示画面82上にウインドウ83が表示されて
いる。このウインドウ83の境界を示す枠83aは、4
辺、すなわち辺H1、H2、H3、H4からなってい
る。ポインティングデバイスとしてのペン81をこの4
辺のうちの一辺H1の上に持ってきてクリックすること
により、辺H1を直接選択する。そして、ペン81をそ
のまま表示画面82上で移動させることにより、選択し
た辺H1をペン81の動きに従って移動させている。図
では、選択された辺H1が、ペン81の位置P1から位
置P2への移動に従ってH1’へ移動する。ポインティ
ングデバイスとしては上記ペン81の他にマウスやトラ
ックボール等がある。
【0004】なお、特開平6−202800号公報に開
示された情報処理装置においては、図12に示すよう
に、ウインドウの枠の一辺の移動ではなく、全文章領域
92に対する表示領域のスクロールを行っている。表示
領域93、表示領域94はそれぞれ、スクロール前、ス
クロール後の表示領域である。表示領域93の右下の点
95を表示領域の真ん中に移動したい場合には、ペン9
1により、点95上に『+』という形のジェスチャ96
を入力する。このジェスチャの入力により、表示領域9
3は表示領域94まで移動する。この表示領域94で
は、点95が表示領域の中央に位置している。表示領域
93と表示領域94とは同じ形・面積である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置では、ウインドウ枠の一辺を選択した
り、選択したウインドウを移動させたりする場合に、
ポインティングデバイスのマーカーを、該当する枠すな
わち辺の位置に正確に持ってくる必要がある。このた
め、ポインティングデバイスの細かな操作が必要になる
という問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の情報処理装置は、表示画面上でジェスチャ
を入力するジェスチャ入力手段と、上記ジェスチャか
、ジェスチャの入力開始位置から始まる第1の線分
検出する第1検出手段と、第1検出手段が検出した上記
第1の線分と平行になるウインドウ辺のうちで第1の線
ともっとも近いウインドウを選択する選択手段
、上記ジェスチャから、上記第1の線分に引き続く第
2の線分の進行方向と第1および第2の線分同士の交差
角度とを検出する第2検出手段と、上記交差角度からウ
インドウ辺の移動動作を認識して、選択された上記ウイ
ンドウ辺を上記第2の線分の進行方向へ移動する辺移動
手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】上記の構成により、ウインドウのを選択
したい場合、操作者の操作によって例えばポインティン
グデバイス等のジェスチャ入力手段からジェスチャが入
力される。すると、第1検出手段が上記ジェスチャか
ら、ジェスチャの入力開始位置から始まる第1の線分を
検出する。そして選択手段が、上記第1の線分と平行
でもっとも近いウインドウを選択する。
【0008】したがって、該当する辺の位置にポインテ
ィングデバイスのマーカーを正確に持ってくる必要や、
その辺の位置でクリックする必要がない。すなわち、大
まかなポインティングデバイスの操作で入力したジェス
チャによる曖昧な位置情報を利用してウインドウ枠の一
辺を選択することができる。それによって、ポインティ
ングデバイスを細かく操作することなく、所望のウイン
ドウ枠の一辺を選択することができる。
【0009】また、ウインドウから離れた場所でジェ
スチャを入力すればよいので、操作者の視界をペン等の
ポインティングデバイス本体で妨げる不具合を減少させ
ることができる。例えば、選択したい辺の右側に今見た
い情報があり、右手で表示部上でペンを操作する場合、
従来のようにペンを辺に直接当てると、操作者自身の右
手によって、上記の見たい情報が隠されてしまう。しか
しながら、上記本願の構成では、表示画面内において該
当辺の例えば上側や下側で上記ジェスチャを入力しても
よいので、上記の見たい情報を手で遮ってしまうことが
ない。
【0010】また、ジェスチャのうち、第1の線分を縦
すなわち垂直方向に引けば、縦枠の辺のうち第1の線分
に近いいずれか一方を選択できる。同様に、ジェスチャ
のうち、第1の線分を横すなわち水平方向に引けば、横
の辺のうち第1の線分に近いいずれか一方を選択でき
る。それによって、ジェスチャの向きを変えるという簡
単な操作上の違いだけで、ウインドウの4辺のうちの任
意の辺を選択することができる。
【0011】また、ウインドウから離れた場所でジェ
スチャを入力すればよいので、画面からはみ出している
ウインドウ枠の辺をも選択することができる。したがっ
て、辺の選択のためにウインドウ全体をあらかじめ移動
して選択対象の辺を画面に表示させる手間を省くことが
できる。それによって、画面に表示されていない辺の選
択を簡単な操作で行うことができる。
【0012】また、上記の構成により、上記のようにし
てウインドウが選択されたときに、第2検出手段が、
上記ジェスチャから、例えば第1の線分の終端から始ま
る第2の線分の進行方向と上記両線分の交差角度とを検
出する。すると、移動手段が、上記交差角度が所定の
角度、例えば直角に近い場合に、上記ジェスチャがウイ
ンドウの移動を指示するものと判断し、選択した上記
ウインドウを上記第2の線分の進行方向へ移動する。
【0013】したがって、該当する辺の位置にポインテ
ィングデバイスのマーカーを正確に持ってくる必要や、
その辺の位置でクリックする必要や、クリックした辺を
移動させるようにポインティングデバイスを動かす必要
がない。すなわち、大まかなポインティングデバイスの
操作で入力したジェスチャによる曖昧な位置情報を利用
してウインドウ枠の一辺を選択し、選択したウインドウ
を移動することができる。それによって、上記の構成
による効果に加え、ポインティングデバイスを細かく操
作することなく、所望のウインドウ枠の一辺を選択して
移動させることができる。
【0014】また、従来はウインドウ移動にはマーカ
ーの移動、クリック、移動という3つの挙動が必要であ
るが、上記構成では1挙動で処理が完了するため、
動を迅速に行うことができる。
【0015】また、第2の線分をどちらの方向に引くか
によって辺の移動方向が決まる。それによって、ジェス
チャの向きを180°変えるという簡単な操作上の違い
だけで、辺の移動方向を、垂直の辺は左右方向に、水平
の辺は上下方向に設定でき、操作が容易である。
【0016】本発明の情報処理装置は、上記の構成に加
えて、上記第2検出手段が第2の線分の長さを検出し、
上記移動手段が上記ウインドウを上記第2の線分の
進行方向へ第2の線分の長さの分だけ移動することを特
徴としている。
【0017】上記の構成により、上記と同様にしてウイ
ンドウが選択されたときに、第2検出手段が、上記ジ
ェスチャから、第2の線分の進行方向や上記両線分の交
差角度とともに、長さを検出する。すると、移動手段
が、上記交差角度が所定の角度、例えば直角に近い場合
に上記ジェスチャがウインドウの移動を指示するもの
と判断し、選択した上記ウインドウを上記第2の線分
の進行方向へ第2の線分の長さの分だけ移動する。
【0018】したがって、上記第2の線分の長さを操作
者が所望の長さ分だけ引きさえすれば、を移動させた
い位置に正確にポインティングデバイスを移動させる必
要がない。このため、例えば、の左4cmの位置でジ
ェスチャ入力を開始してを右へ3cm移動させたい場
合、第2の線分を7cm引く必要はなく、3cmでよ
い。すなわち、とジェスチャとが比較的離れている場
合でも、長いジェスチャを入力する必要がない。それに
よって、上記の構成による効果に加え、簡単なジェスチ
ャ入力操作で所望のウインドウ枠の一辺を選択して希望
する距離だけ移動させることができる。
【0019】本発明の情報処理装置は、上記の構成に加
えて、上記第2検出手段が第2の線分の終端位置を検出
し、上記移動手段が上記ウインドウを上記第2の線
分の進行方向へ第2の線分の上記終端位置まで移動する
ことを特徴としている。
【0020】上記の構成により、上記と同様にしてウイ
ンドウが選択されたときに、第2検出手段が、上記ジ
ェスチャから、第2の線分の進行方向や上記両線分の交
差角度とともに、終端位置を検出する。すると、移動
手段が、上記交差角度が所定の角度、例えば直角に近い
場合に上記ジェスチャがウインドウの移動を指示する
ものと判断し、選択した上記ウインドウを上記第2の
線分の進行方向へ、上記終端位置まで移動する。
【0021】したがって、移動にあたり、操作者が正
確な移動距離を分かっていなくても、終端位置にさえジ
ェスチャを運べばよい。それによって、上記の構成によ
る効果に加え、簡単なジェスチャ入力操作で所望のウイ
ンドウ枠の一辺を選択して希望する位置にまで移動させ
ることができる。
【0022】本発明の情報処理装置は、上記の構成に加
えて、上記ジェスチャから、第3の線分の有無を検出す
る第3検出手段と、第3の線分の有無に応じて、ウイン
ドウが選択されたときにウインドウも同時に選択する
か否かを切り替えるウインドウ選択切り替え手段を備え
ていることを特徴としている。
【0023】上記の構成により、上記と同様にしてウイ
ンドウが選択されたときに、第3検出手段が、上記ジ
ェスチャから、例えば第2の線分の終端から始まる第3
の線分の有無を検出する。すると、ウインドウ選択切り
替え手段が、第3の線分の有無に応じて、ウインドウの
選択・非選択を切り替える。
【0024】したがって、ウインドウ枠の辺を選択して
もウインドウ自体は選択せずにおくことができる。この
ため、複数のウインドウが表示されているときに、今選
択しているウインドウAとは別のウインドウBの辺を選
択しても、意図しないウインドウB自体が選択されてし
まう不具合を防ぐことができる。それによって、自動的
に選択される意図外のウインドウから所望のウインドウ
に選択しなおす手間を省くことができるので、作業効率
を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0026】本情報端末装置(情報処理装置)のハード
ウエア構成の概略を図1に示す。同図において、CPU
(中央演算処理部)1は本装置の中央処理部であって、
装置全体の情報加工処理や入出力部制御等を行う演算処
理部分である。ROM(リードオンリーメモリ)2は読
み出し専用のメモリであって、この装置の制御プログラ
ム、出力用活字等のフォント情報等を記憶している部分
である。第1検出手段、第2検出手段、第3検出手段、
選択手段、移動手段、およびウインドウ選択切り替
え手段は、上記CPU1および制御プログラムによって
実現される機能モジュールである。RAM(ランダムア
クセスメモリ)3は読み書き可能なメモリであって、こ
の装置にて処理される文章情報、および装置管理に必要
な情報を記憶する部分である。KEY(キーボード)4
は、この装置の入力部の一つである。イメージスキャナ
5は、用紙上に記載されているイメージをこの装置に取
り込む入力部である。
【0027】通信装置6は、他の装置と処理情報の送受
を行う情報入力および情報出力装置である。マウス入力
部7は、ポインティングデバイスの代表的なマウス12
を本装置に接続するための入力部である。記憶装置8
は、フロッピーディスクやハードディスク等に代表され
る記憶部である。ROM2やRAM3がCPU1の制御
空間のなかで管理されているのに対し、記憶装置8は特
定空間の中で外部記憶装置としての位置付けで管理され
る拡張メモリ部である。
【0028】印刷部9は本装置の情報を用紙に印刷出力
する部分である。タブレット制御部10は、タブレット
14とペン13とを制御の上、CPU1に接続する機能
部分である。表示部11は本装置の情報をCRT(陰極
線表示部)またはLCD(液晶表示部)に表示出力する
部分である。マウス12は操作者が操作できるポインテ
ィングデバイスの一つである。上記ペン13は、上記タ
ブレット14の特定座標を指定する座標入力指示棒であ
って、その入力情報がタブレット制御部10で解読され
るようになっている。タブレット14はペン13と組み
合わせて利用され、タブレット制御部10で管理され
る。近年は、タブレット14は表示部11に重ね合わせ
て機能するものが多く、本実施の形態でもそのように構
成されている。したがって、表示部11の表示画面上で
後述のようにペン13等で図形を描くことにより、タブ
レット制御部10を通じて種々のデータを入力すること
ができるようになっている。
【0029】この情報端末装置としては、パーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ、電子手帳等色々あり、
装置の形態としては機能の一部が省かれたり、他の入出
力仕様で代用されたりして構成される。
【0030】本実施の形態では、マウス入力部7とマウ
ス12とでマウス関連の入力指示部が構成され、タブレ
ット制御部10、ペン13、およびタブレット14でタ
ブレット関連の入力指示機能部が構成されている。CP
U1、RAM3、マウス関連の入力指示部、タブレット
関連の入力指示機能部、および表示部11を用いる基本
的動作について以下に説明する。
【0031】本実施の形態で用いるコンピュータプログ
ラム(以下、プログラムと称する)はROM2の中、あ
るいは記憶装置8から、RAM3へロードされて格納さ
れ、そして実行される。この実行は、マウス12やペン
13からの入力に基づいて処理されるものである。な
お、文章情報とジェスチャ入力情報との重ね合わせ表示
方法は従来通りであり説明は省略するが、これは表示部
にかかわるVRAM(ビデオRAM)管理技術の中で制
御・実現されている。
【0032】このような構成の本情報端末装置におい
て、ウインドウの一辺を選択・移動させるためのジェス
チャが後述のように表示部11上に入力されると、ウイ
ンドウと上記ジェスチャとが表示部11上で重ねて表示
される。このため、常に、どの辺を選択したか、辺をど
のくらい移動するかを把握しながら辺の選択・移動が可
能になっている。
【0033】本情報端末装置の構成を図2に示し、ウイ
ンドウの辺の選択・移動動作の実行時の表示画面の表示
内容を図9に示す。
【0034】図2に示すように、操作者21は、図9
(a)に示す表示画面にジェスチャを入力する手段すな
わちペン31やマウスによって、ウインドウの辺の選択
・移動のジェスチャを入力する。すると、その情報がジ
ェスチャ情報格納手段23すなわちRAM3に記憶され
る。そして、表示手段24すなわち表示部11にて、ジ
ェスチャとウインドウおよび文章を重ね合わせた表示
が、図9(b)に示す表示画面のように表示される。操
作者21はこの表示画面を確認する。ジェスチャ記憶手
段26すなわちROM2には、あらかじめジェスチャ情
報が記憶されている。ジェスチャは一筆書きの構成を取
っているため、ペン13を画面上から離した瞬間がジェ
スチャ入力の終了時であり、そのときの点が最終描画点
となる。
【0035】ジェスチャの入力が終わると、入力された
ジェスチャを解読する手段25が、上記ジェスチャ情報
格納手段23内のジェスチャ情報と、上記ジェスチャ記
憶手段26にあるジェスチャ情報とを比較する。比較し
た結果が辺移動のジェスチャであった場合には、解読し
た内容により辺を選択する手段27と、解読した内容に
より辺を移動する手段28を起動する。そして、指定さ
れた1辺を、後述のように指定された距離だけ移動させ
る。なお、上記手段25、27および28はいずれもC
PU1と前記プログラムによって実現されている。
【0036】ジェスチャにより指令された辺移動がこの
ようにして実行されると、移動後の辺(枠)は、表示手
段24すなわち表示部11に表示され、ジェスチャは画
面から消去される(図9(c))。なお、ここでは、ペ
ン31の最終描画点へ辺を移動させている。
【0037】本実施の形態で使用するジェスチャ編集記
号を図3および図4に示す。
【0038】図3では、4辺に対応した4種類のジェス
チャ編集記号を示している。同図(a)では、ペン等を
用い、図に示す矢印の向きに従い、位置P51からP5
2へ向けての軌跡(第1の線分)およびP52からP5
3へ向けての軌跡(第2の線分)を引くことにより、ジ
ェスチャJ1を入力する。同図(a)では、表示画面中
に2つのウインドウWl、Wrが表示されている。
【0039】ジェスチャJ1により、CPU1は次のよ
うなことを認識する。
【0040】まず、位置P51とP52とを結ぶ軌跡が
4辺のうちのいずれかと平行で、その軌跡とP52とP
53とを結ぶ軌跡とが直角になっていることにより、こ
のジェスチャが辺移動のジェスチャであることが認識さ
れる。次に、P51からP52への軌跡と平行になる辺
のうちでもっとも近い辺が認識される。同図でP51か
らP52への軌跡に平行な辺は、ウインドウWlの辺L
1、L2、ウインドウWrの辺R1、R2の4つがある
が、上記軌跡にもっとも近い辺R1が認識される。この
ように、1画面上に複数のウインドウが表示されている
ときにも、P51からP52への軌跡と平行になってい
るウインドウの辺のなかでもっとも近い辺が選ばれるよ
うになっているため、ただ一つの辺を認識することがで
きる。
【0041】なお、ジェスチャの軌跡の直角度、および
ウインドウとの平行度は、ジェスチャを認識するプログ
ラムにおいて設定する。例えば直角度は、プログラムで
80°から100°までの間と設定すると、P51から
P52への軌跡の線分とP52からP53への軌跡の線
分とのなす角度が80°から100°までの間にある限
り、このジェスチャが辺移動のジェスチャであると認識
される。したがって、操作者は上記角度が直角かどうか
はあまり厳密に考えなくてよいので、作業効率が向上す
る。また平行度は、同じプログラムで0°から10°ま
での間と設定すると、P51からP52への軌跡の線分
とウインドウの枠の1辺とのなす角度が0°から10°
までの間にある限り、このジェスチャがその辺と平行で
あると認識される。したがって、上記同様、操作者は平
行かどうかはあまり厳密に考えなくてよいので作業効率
が向上する。
【0042】同図(b)では、同じくペン等を用い、図
に示す矢印の向きに従い、逆L字型の軌跡を引いてジェ
スチャJ2を入力する。すなわちまず縦線を上から下へ
引き、引き続き横線を右から左へ引く。これによって、
垂直方向の1辺が左に移動する。つまり同図(a)とは
移動方向が180°異なっている。同図(c)では、同
じくペン等を用い、図に示す矢印の向きに従い、L字型
の軌跡を引いてジェスチャJ3を入力する。すなわちま
ず横線を左から右へ引き、引き続き縦線を下から上へ引
く。これによって、水平方向の1辺が上に移動する。同
図(d)では、同じくペン等を用い、図に示す矢印の向
きに従い、逆L字型の軌跡を引いてジェスチャJ4を入
力する。すなわちまず横線を左から右へ引き、引き続き
縦線を上から下へ引く。これによって、水平方向の1辺
が下に移動する。つまり同図(c)とは移動方向が18
0°異なっている。
【0043】なお、第1の線分(P51からP52まで
の軌跡)は、縦の線であれば、上から下へ引いてもよい
し、下から上へ引いてもよい。同様に、横の線であれ
ば、左から右へ引いてもよいし、右から左へ引いてもよ
い。
【0044】以上の事項は、P53でペン先が表示画面
上から離れた瞬間に認識・設定され、実行される。
【0045】認識された辺の移動距離は以下のように2
種類の方法(モード)によって設定される。すなわち、
一つは、図4(a)に示すように、ジェスチャのP52
からP53へかけての軌跡すなわち第2の線分の長さと
同じ距離(図中、lで示す)を設定するモードである。
もう一つは、同図(b)に示すように、ジェスチャの第
2の線分の終端であるP53を辺移動の移動先の点とす
るモードである。これら2つのモードは、以下に述べる
ようにこれらのモードのうちの一つを操作者が設定する
ことにより選択できる。
【0046】このモード設定を行うための一つの方法と
しては、ジェスチャの形を少し変える。図5に示すよう
に、第2の線分(P52からP53までの軌跡)に続け
て、P53からP54への軌跡を追加するか否かによっ
てこのモードを変更するのである。すなわち、P53か
らP54への軌跡は、P51からP52への軌跡と平行
で向きが逆である。
【0047】もう一つの方法としては、このモード設定
専用のアイコンを画面に設ける。
【0048】また、図6に示すように、ウインドウWの
うち、表示画面32に表示されていない辺Hの移動は、
従来であれば、辺移動操作に先立ち、一旦その辺Hを表
示させる操作を行わなければならない。これにはまず、
辺ではなくウインドウW全体を、全体が表示される方向
すなわち図中左方向へ移動させるスクロール操作が必要
になる。しかしながら本実施の形態では、辺移動は、辺
の位置にジェスチャを入力する必要はなく、その辺の近
傍、正確にはすべての辺のうちでその辺がもっとも近く
なる位置にジェスチャを入力すればよいようになってい
る。このため、辺Hをあらかじめ表示させておくための
操作は必要なく、例えばその辺Hが隠れている表示境界
32aに沿って、ジェスチャJ5の第1の線分すなわち
軌跡P51−P52を入力すればよい。したがって、作
業効率が向上する。
【0049】また、一般に、ウインドウを入力可能なア
クティブ状態にするにはウインドウ自体を選択するので
あるが、作業の状態により、辺は選択・移動したいがウ
インドウ自体は選択したくない場合もある。ここでは、
上記ジェスチャを以下のように入力することにより、辺
は選択・移動するがウインドウ自体は選択しないように
設定することができる。すなわち、図7に示すように、
上記同様P53まで入力し、そこからさらに、P53か
ら直角に交差してP51からP52への軌跡と平行で向
きが同じである、P53からP55までの軌跡(第3の
線分)をジェスチャ入力する。このようにジェスチャを
入力したときは、辺は選択・移動するがウインドウ自体
は選択しないように設定されるようになっている。これ
によって、操作者が、ウインドウ自体は選択することな
く辺を選択・移動することができるので、作業効率が向
上する。
【0050】このウインドウ自体の選択・非選択の設定
は、上記の方法とは異なる方法として、画面上に、ウイ
ンドウ選択・非選択の設定専用のアイコン(ウインドウ
選択切り替え手段)を設けてもよい。この場合は、この
アイコンで設定を完了した後に、ジェスチャを通常通り
例えば図3(a)のP51ないしP53の形の通りに入
力すればよい。この場合、アイコンの設定通りに、ウイ
ンドウの選択・非選択が動作する。すなわち、ウインド
ウを選択しないようにアイコンであらかじめ設定してお
けば、辺を選択してもウインドウは選択されない。
【0051】図8に、本実施の形態のジェスチャによる
ウインドウ枠(辺)移動の処理過程のフローチャートを
示す。またこのときの表示例は前記図9の通りである。
【0052】図9(a)に示すように、表示画面32上
にウインドウ33が表示されている。まず、辺の移動距
離を指定するモードは前述のように2種類あり、あらか
じめこのモード設定を行っておく。次に、いくつかある
辺のうちで移動したい辺がもっとも近くなるような場所
に操作者がジェスチャを入力する(S1)。このジェス
チャ入力の軌跡は、図9(b)に示すように、枠や文章
等と同様、表示画面32に表示される(S2)。ジェス
チャ入力が正常に終了し、このジェスチャを認識部とし
てのCPU1がジェスチャと認識する(S3)と、S4
に移る。ジェスチャと認識しなかった場合、すなわちジ
ェスチャ入力が正常に終了しなかった場合には、ペン入
力エラー処理に移行して警告音を発し(S8)、ジェス
チャの表示を消去して(S15)終了する。
【0053】S4にてジェスチャが辺移動のジェスチャ
と認識された場合は、S6へ移行する。認識されなかっ
た場合は他のジェスチャ処理に移行する(S5)。
【0054】S6にて、CPU1が、ジェスチャのP7
1からP72までの軌跡に平行な辺のなかでもっとも近
い辺を認識する。図9(b)中の辺H1がそれに当た
る。そして、軌跡P72−P73の向きにより、辺の移
動方向を認識する(S7)。
【0055】次に、あらかじめ設定しておいた、辺の移
動距離のモードを確認する(S9)。P72からP73
までの軌跡の長さで行うモードであれば、P72とP7
3との間の距離分だけ、上記の認識した辺を移動する
(S10)。S9で、ジェスチャの最終点まで移動させ
るモードであれば、上記の認識した辺を、P73まで移
動する(S11)。
【0056】次に、ジェスチャ中に、P73から軌跡P
71−P72の進行方向と同じ向きに引かれた軌跡P7
3−P74があるかどうかを調べる(S12)。この軌
跡が認識された場合は、上記の辺選択と同時のウインド
ウ選択は行わない(S13)。この軌跡が認識されない
場合は、上記の辺選択と同時のウインドウ選択を行う
(S14)。ただし、前述したように、ウインドウは辺
選択と同時には選択しないことをアイコンで操作者が設
定してある場合は、軌跡P73−P74の有無にかかわ
らずウインドウはここでは選択されない。なお、図9
(b)には軌跡P73−P74を仮想的に図示してあ
る。このあと、ジェスチャの表示を消去して(S15)
終了する。この結果、図9(c)に示すように、ウイン
ドウ33に代わってウインドウ34が表示される。
【0057】次に、本実施の形態を、図10に示す表示
座標を用いて説明する。ウインドウW1の4隅の表示座
標が左上から左回りにそれぞれ(x1,y1),(x
1,y2),(x2,y2),(x2,y1)であると
する。ウインドウ枠の上記座標(x2,y1)と座標
(x2,y2)とを結ぶ線分で表される辺をH1とし、
同じく上記座標(x1,y1)と座標(x1,y2)と
を結ぶ線分で表される辺をH2とする。
【0058】この表示画面上に、ジェスチャJ1を入力
する。ジェスチャJ1を構成する各点の座標はそれぞ
れ、入力順に(x3,y3),(x3,y4),(x
4,y4)とする。ジェスチャJ1の座標(x3,y
3)から座標(x3,y4)へ向かう第1の線分をAと
する。同じく、座標(x3,y4)から座標(x4,y
4)へ向かう第2の線分をBとする。線分Bの入力方向
は、辺H2から辺H1に向かう向きと同じである。な
お、ここでは、第2の線分Bの終端まで辺を移動するも
のとする。
【0059】前述のように、ジェスチャ認識部としての
CPU1は、線分Aと辺H1とが互いに平行であること
を認識する。かつ、線分Aと辺H1との距離のほうが線
分Aと辺H2との距離よりも近いことを認識する。また
線分Bの向きから、このジェスチャJ1が辺を右へ移動
させるものであることを認識する。その結果、ジェスチ
ャJ1が、辺H1をウインドウW1の外側へ移動させる
ジェスチャであることを認識する。また、移動先の点の
x座標がx4であることを認識する。
【0060】このジェスチャにより、CPU1は、辺H
1を右側すなわちウインドウW1の外側へ、辺H1のx
座標がx4になるまで移動する。この結果、同図(b)
に示すように、ウインドウW1は、4隅の座標が左上か
ら左回りにそれぞれ(x1,y1),(x1,y2),
(x4,y2),(x4,y1)となって再表示される
(図中、W2で示す)。
【0061】あるいは、同図(a)に示すように、ジェ
スチャJ1ではなく、ジェスチャJ2を入力する。ジェ
スチャJ2を構成する各点の座標はそれぞれ、入力順に
(x5,y5),(x5,y6),(x6,y6)とす
る。ジェスチャJ2の座標(x5,y5)から座標(x
5,y6)へ向かう第1の線分をCとする。同じく、座
標(x5,y6)から座標(x6,y6)へ向かう第2
の線分をDとする。線分Dの入力方向は、辺H1から辺
H2に向かう向きと同じである。なお、上記同様、第2
の線分Dの終端まで辺を移動するものとする。
【0062】上記同様に、CPU1が、線分Cと辺H1
とが互いに平行であることを認識する。かつ、線分Cと
辺H1との距離のほうが線分Cと辺H2との距離よりも
近いことを認識する。また線分Dの向きから、このジェ
スチャJ2が辺を左へ移動させるものであることを認識
する。その結果、ジェスチャJ2が、辺H1をウインド
ウW1の内側へ移動させるジェスチャであることを認識
する。また、移動先の点のx座標がx6であることを認
識する。
【0063】このジェスチャにより、CPU1は、辺H
1を左側すなわちウインドウW1の内側へ、辺H1のx
座標がx6になるまで移動する。この結果、同図(c)
に示すように、ウインドウW1は、4隅の座標が左上か
ら左回りにそれぞれ(x1,y1),(x1,y2),
(x6,y2),(x6,y1)となって再表示される
(図中、W3で示す)。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置
は、表示画面上でジェスチャを入力するジェスチャ入力
手段と、上記ジェスチャから、ジェスチャの入力開始位
置から始まる第1の線分を検出する第1検出手段と、第
1検出手段が検出した上記第1の線分と平行になるウイ
ンドウ辺のうちで第1の線分ともっとも近いウインドウ
を選択する選択手段と、上記ジェスチャから、上記
第1の線分に引き続く第2の線分の進行方向と第1およ
び第2の線分同士の交差角度とを検出する第2検出手段
と、上記交差角度からウインドウ辺の移動動作を認識し
て、選択された上記ウインドウ辺を上記第2の線分の進
行方向へ移動する辺移動手段とを備えている構成であ
る。
【0065】それゆえ、ポインティングデバイスを細か
く操作することなく、所望のウインドウ枠の一辺を選択
することができるという効果を奏する。
【0066】また、操作者の視界をペン等のポインティ
ングデバイス本体で妨げる不具合を減少させることがで
きるという効果を奏する。
【0067】また、ジェスチャの向きを変えるという簡
単な操作上の違いだけで、ウインドウの4辺のうちの任
意の辺を選択することができるという効果を奏する。
【0068】また、画面に表示されていない辺の選択を
簡単な操作で行うことができるという効果を奏する。
【0069】また、上記の構成による効果に加えて、ポ
インティングデバイスを細かく操作することなく、所望
のウインドウ枠の一辺を選択して移動させることができ
るという効果を奏する。
【0070】また、移動を迅速に行うことができると
いう効果を奏する。
【0071】また、ジェスチャの向きを180°変える
という簡単な操作上の違いだけで、辺の移動方向を、垂
直の辺は左右方向に、水平の辺は上下方向に設定でき、
操作が容易であるという効果を奏する。
【0072】本発明の情報処理装置は、上記の構成に加
えて、上記第2検出手段が第2の線分の長さを検出し、
上記移動手段が上記ウインドウを上記第2の線分の
進行方向へ第2の線分の長さの分だけ移動する構成であ
る。
【0073】それゆえ、上記の構成による効果に加え
て、簡単なジェスチャ入力操作で所望のウインドウ枠の
一辺を選択して希望する距離だけ移動させることができ
るという効果を奏する。
【0074】本発明の情報処理装置は、上記の構成に加
えて、上記第2検出手段が第2の線分の終端位置を検出
し、上記移動手段が上記ウインドウを上記第2の線
分の進行方向へ第2の線分の上記終端位置まで移動する
構成である。
【0075】それゆえ、上記の構成による効果に加え
て、簡単なジェスチャ入力操作で所望のウインドウ枠の
一辺を選択して希望する位置にまで移動させることがで
きるという効果を奏する。
【0076】本発明の情報処理装置は、上記の構成に加
えて、上記ジェスチャから、第3の線分の有無を検出す
る第3検出手段と、第3の線分の有無に応じて、ウイン
ドウが選択されたときにウインドウも同時に選択する
か否かを切り替えるウインドウ選択切り替え手段を備え
ている構成である。
【0077】それゆえ、上記の構成による効果に加え、
自動的に選択される意図外のウインドウから所望のウイ
ンドウに選択しなおす手間を省くことができ、作業効率
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】上記情報処理装置の内部の機能上の関係を示す
ブロック図である。
【図3】表示画面の表示状態を示す説明図であり、同図
(a)はウインドウとジェスチャとを示し、同図(b)
ないし(d)はジェスチャを示すものである。
【図4】辺移動の様子を示す説明図である。
【図5】辺の移動モードを設定するジェスチャの様子を
示す説明図である。
【図6】表示画面外にある辺をジェスチャで選択する様
子を示す説明図である。
【図7】ウインドウの選択モードを設定するジェスチャ
の様子を示す説明図である。
【図8】移動処理手順を示すフローチャートである。
【図9】ウインドウを移動する様子を示す説明図であ
る。
【図10】ウインドウを移動する様子を示す説明図で
ある。
【図11】従来のウインドウを移動する様子を示す説
明図である。
【図12】ウインドウをスクロールさせる様子を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 CPU(第1検出手段、第2検出手段、第3検出
手段、選択手段、移動手段、ウインドウ選択切り替
え手段) 2 ROM(第1検出手段、第2検出手段、第3検出
手段、選択手段、移動手段、ウインドウ選択切り替
え手段) 3 RAM 4 KEY 5 イメージスキャナ 6 通信装置 7 マウス入力部(ジェスチャ入力手段) 8 記憶装置 9 印刷部 10 タブレット制御部(ジェスチャ入力手段) 11 表示部 12 マウス(ジェスチャ入力手段) 13 ペン(ジェスチャ入力手段) 14 タブレット(ジェスチャ入力手段) 31 ペン(ジェスチャ入力手段) 32 表示画面 33 ウインドウ 34 ウインドウ A、B、C、D 線分 H、H’、H”、H1、H2、H3、H4 辺 J1、J2、J3、J4、J5、J6、J7 ジェス
チャ L1、L2 辺 P51、P52、P53、P53’、P54、P55
位置 P71、P72、P73、P74 位置 R1、R2 辺 W、Wl、Wr、W1、W2、W3 ウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/033 - 3/037 G06F 3/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面中の枠内でデータを表示するウイ
    ンドウを表示する表示部を備えた情報処理装置におい
    て、 表示画面上でジェスチャを入力するジェスチャ入力手段
    と、上記 ジェスチャから、ジェスチャの入力開始位置から始
    まる第1の線分を検出する第1検出手段と、 第1検出手段が検出した上記第1の線分と平行になるウ
    インドウ辺のうちで第1の線分ともっとも近いウインド
    を選択する選択手段と 上記ジェスチャから、上記第1の線分に引き続く第2の
    線分の進行方向と第1および第2の線分同士の交差角度
    とを検出する第2検出手段と、 上記交差角度からウインドウ辺の移動動作を認識して、
    選択された上記ウインドウ辺を上記第2の線分の進行方
    向へ移動する辺移動手段と を備えていることを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記第2検出手段が第2の線分の長さを検
    出し、 上記辺移動手段が上記ウインドウ辺を上記第2の線分の
    進行方向へ第2の線分の長さの分だけ移動することを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記第2検出手段が第2の線分の終端位置
    を検出し、 上記辺移動手段が上記ウインドウ辺を上記第2の線分の
    進行方向へ第2の線分の上記終端位置まで移動すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記ジェスチャから、第3の線分の有無を
    検出する第3検出手段と、 第3の線分の有無に応じて、ウインドウ辺が選択された
    ときにウインドウも同時に選択するか否かを切り替える
    ウインドウ選択切り替え手段を備えていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理装
    置。
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