JP3465990B2 - シール部材の取付構造 - Google Patents

シール部材の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、複写機・プリンタ・
ファクシミリ・スキャナ・印刷機・OHP・電子黒板
や、それらの複合機などに適用し得る。詳しくは、その
ような事務機器などにおいて、防塵・遮風・遮光・トナ
ー漏れ防止・液漏れ防止等の目的でシール部材を用いる
が、そのシール部材の取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、資源保護や自然環境保護の観点か
ら、部品等をリサイクル使用し、資源の消費を抑えた
り、ゴミの低減を図ったりすることが広まりつつある。
ところが、そのようなリサイクル品には、防塵・遮風・
遮光・トナー漏れ防止・液漏れ防止等の種々の目的で、
シール部材が取り付いていることがある。通常、この種
のシール部材は、ウレタンフォームやフェルトなどでつ
くるから、リサイクル時には風化や劣化し、新しいもの
と交換する必要がある。しかし、新しいものと交換すべ
く古いシール部材を引き剥がすとき、風化や劣化したシ
ール部材が途中でちぎれてしまうことがあり、リサイク
ル時の作業性がきわめて悪かった。 【0003】このため、従来のものの中には、たとえば
特開平6ー138723号公報に示すように、 1)シール部材の一部に非貼着部を設け、そこからシー
ル部材を剥がすようにしたもの 2)シール部材の端部に対応して被貼着面に凹部を形成
し、その端部からシール部材を剥がすようにしたもの 3)シール部材を被取付面に貼り付ける両面粘着テープ
を、一部をシール部材から突出して設け、その突出部分
を持ってシール部材を剥がすようにしたもの 4)同様な両面粘着テープを、被取付面側よりシール部
材側の粘着力を強くし、シール部材を持って剥がすとき
該テープが被取付面側で剥がれるようにしたもの 5)シール部材の被取付面に凹凸を設け、貼着力を弱め
てシール部材が被取付面側から容易に剥がれるようにし
たものなどがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、1)のもの
では非貼着部の位置が判りにくく、2)のものでは凹部
の位置が判りにくく、またともにシール部材を持って引
き剥がすとき依然としてちぎれるおそれがあり、なおリ
サイクル時の作業性が悪い問題点があった。 【0005】3)のものではシール部材と両面粘着テー
プの形状が相違し、一度に型抜きすることができず、ま
た組付けも面倒であるから、4)のものでは両面粘着テ
ープが特殊なものとなるから、5)のものでは凹凸によ
ってシール部材が変形し、それを防止すべく凹部内にコ
ーティングを行うから、いずれもコスト高となる問題点
があった。 【0006】そこで、この発明の目的は、この種のシー
ル部材の取付構造にあって、コスト高を招くことなく、
シール部材を簡単に取り除くことができるようにするこ
とにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】そのため、この発明によ
るシール部材の取付構造は、たとえば以下の図示実施例
に示すとおり、つまむことができる突部30aを有する
シール部材30と、一面をそのシール部材30に貼り付
けるとともに、他面の全面にハクリ紙33を貼り付けて
なり、そのハクリ紙33の、前記突部30aに貼り付け
る非剥離部分33aを他の剥離部分33bと切り離して
設ける一方、前記シール部材30と一度に型抜きした
ープ両面粘着テープ31と、その両面粘着テープ31の
ハクリ紙33の剥離部分33bを剥がして該両面粘着
ープ31の他面を貼り付け、その両面粘着テープ31を
介して前記シール部材30を重ね合わせて保持する被取
付部材35と、を備えてなる、ことを特徴とする。 【0008】 【0009】 【0010】 【作用】そして、請求項1に記載の発明では、シール部
材30を被取付部材35に取り付けるとき、両面粘着テ
ープ31のハクリ紙33の剥離部分33bを剥がし、該
両面粘着テープ31の他面を被取付部材35に貼り付
け、その両面粘着テープ31を介してシール部材30を
被取付部材35に重ね合わせて保持する。他方、被取付
部材35から剥がすとき、被取付部材35に貼り付けて
いない突部30aをつまんでシール部材30を剥がす。 【0011】 【0012】 【0013】 【実施例】図5は、この発明によるシール部材の取付構
造を備えるレーザプリンタで、その内部機構を正面側か
ら見て示す概略構成図である。図中符号10は装置本体
であり、そのほぼ中央にはドラム状の感光体11を備え
る。そして、その感光体11の図中矢印A方向への回転
にともない、その表面を帯電器12で一様に帯電する。
次いで光書込み器13でレーザ光Lを照射して書込みを
行い、感光体11上に静電潜像を形成し、その後現像器
14で現像してその静電潜像を可視像化する。 【0014】他方、感光体11の回転とともに給紙ロー
ラ15を回転し、カセットケース16内から用紙Sを図
中矢印B方向に送り出してレジストローラ対17に当て
て止める。そして、感光体11上に形成した上記可視像
にタイミングを合わせ、それらレジストローラ対17で
感光体11の下側に向けて用紙Sを送り出し、転写器1
8で感光体11上の可視像を用紙Sに転写する。それか
ら、分離器19で感光体11表面から用紙Sを分離し、
定着器20に入れてそこで転写画像を定着する。しかる
後、排出ローラ対21で装置本体10外へと送り出し、
装置本体10に外付けする排紙トレイ22上にスタック
する。 【0015】一方、画像転写後の感光体11表面は、ク
リーニング器23で清掃後、除電器24で除電し、再び
帯電器12で一様に帯電する。 【0016】さて、このようなレーザプリンタでは、近
年、資源保護や自然環境保護の観点から、部品等をリサ
イクル使用し、資源の消費を抑えたり、ゴミの低減を図
ったりすることが行われいる。その手順は、大体以下
のとおりである。 (1)回収………買い替え等で不要となった製品を回収
する。 (2)分別………回収した製品の評価を行い、製品単位
または部品単位で再使用、再利用、廃棄等に分別する。 (3)分解………再使用するユニットや交換部品等を分
解する。 (4)清掃………再使用する部品等を洗浄し、乾燥す
る。 (5)検査………再生品の機能を検査確認して合格品を
出荷する。 【0017】ところが、そのようなリサイクル品には、
防塵・遮風・遮光・トナー漏れ防止・液漏れ防止等の種
々の目的で、シール部材がたとえば両面粘着テープなど
で取り付いていることがある。通常、この種のシール部
材は、発泡ウレタンやフェルトなどでつくるから、長期
間の使用でリサイクル時には風化や劣化し、新しいもの
と交換する必要がある。しかし、分解時に、新しいもの
と交換すべく古いシール部材を引き剥がすとき、風化や
劣化したシール部材が途中でちぎれてしまうことがあ
り、リサイクル時の作業性がきわめて悪かった。 【0018】そこで、この発明によるシール部材の取付
構造では、図1ないし図3に示すごとくとし、リサイク
ル時の作業性を向上してなる。図中符号30は、シール
部材である。シール部材30は、発泡ウレタンやフェル
トなどで枠状につくり、その1のコーナー部に、つまむ
ことができる突部30aを形成してなる。このシール部
材30の一面には、両面粘着テープ31のベース材32
の一面を貼り付ける。該テープ31は、ベース材32と
して方向性のないポリエステルフィルムや縦横強度同等
な不織布などを用いる。そして、ベース材32の他面全
面にハクリ紙33を貼り付け、該ハクリ紙33の、突部
30aに貼り付ける非剥離部分33aを、他の剥離部分
33bとスリット34で切り離して設ける。 【0019】そして、シール部材30を、リサイクル品
であるたとえば被取付部材35に取り付けるときは、図
1に示すように非剥離部分33aを残してスリット34
の位置でベース材32からハクリ紙33の剥離部分33
bを剥がし、図3に示すように両面粘着テープ31の他
面を被取付部材35の窓孔35a周りに貼り付け、該テ
ープ31を介してシール部材30を被取付部材35に重
ね合わせて保持する。 【0020】他方、シール部材30を被取付部材35か
ら剥がすときは、図4に示すように、貼り付いていない
突部30aに指を掛けて被取付部材35から浮かせ、そ
の突部30aをつまんで両面粘着テープ31とともにシ
ール部材30を引き剥がす。 【0021】また、図6および図7に示すごとくとし、
リサイクル時の作業性を向上するようにしてもよい。こ
の例では、シール部材40を発泡ウレタンやフェルトな
どでたとえば同様に枠状につくり、その上枠40aの両
端および下枠40bの中間に、それぞれ係合孔40cを
あける。一方、リサイクル品であるたとえば同様な窓孔
41cを有する被取付部材41には、係合突起41aを
設ける。そして、各係合突起41aの先端には、球状の
拡大部41bを形成してなる。 【0022】そして、シール部材40を被取付部材41
に取り付けるときは、図7に示すように、係合孔40c
に係合突起41aを通して被取付部材41にシール部材
40を重ね合わせ、係合突起41aで保持する。このと
き、係合突起41aの拡大部41bでシール部材40を
圧迫し、シール部材40を被取付部材41に引き寄せ
る。 【0023】他方、被取付部材41から取り外すとき
は、シール部材40を引っ張って係合孔40cから係合
突起41aを抜き出す。 【0024】 【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、シール部材を剥がすとき、剥がしはじめの突部を
すぐに見付けることができ、リサイクル時の作業性がよ
い。また、シール部材には両面粘着テープが付いている
ので、シール部材が風化や劣化していても、剥がすとき
にちぎれることなく、きれいに剥がすことができる。さ
らに、シール部材と両面粘着テープの形状が同一である
から、一度に型抜きすることができ、製造コストも安く
抑えることができる。 【0025】 【0026】
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例であるシール部材の取付構
造を説明するためのもので、両面粘着テープを貼り付
け、そのハクリ紙の剥離部分の一部を剥がして示すシー
ル部材の正面図である。 【図2】ハクリ紙が貼り付いているそのシール部材の断
面図である。 【図3】そのシール部材を被取付部材に貼り付ける状態
を示す斜視図である。 【図4】被取付部材からシール部材を引き剥がすときの
説明斜視図である。 【図5】そのようなシール部材の取付構造を備えるレー
ザプリンタで、その内部機構を正面側から見て示す概略
構成図である。 【図6】他のシール部材の取付構造で、シール部材を被
取付部材に取り付ける状態を示す斜視図である。 【図7】そのシール部材を取り付けた状態における係合
突起部分の断面図である。 【符号の説明】 30 シール部材 30a 突部 31 両面粘着テープ 33 ハクリ紙 33a 非剥離部分 33b 剥離部分 35 被取付部材 40 シール部材 40c 係合孔 41 被取付部材 41a 係合突起 41b 拡大部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 G03G 15/00 G03G 15/00 550 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 21/16 - 21/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 つまむことができる突部を有するシール
    部材と、一面をそのシール部材に貼り付けるとともに、
    他面の全面にハクリ紙を貼り付けてなり、そのハクリ紙
    の、前記突部に貼り付ける非剥離部分を他の剥離部分と
    切り離して設ける一方、前記シール部材と一度に型抜き
    した両面粘着テープと、その両面粘着テープのハクリ紙
    の剥離部分を剥がして該両面粘着テープの他面を貼り付
    け、その両面粘着テープを介して前記シール部材を重ね
    合わせて保持する被取付部材とを備えてなる、シール部
    材の取付構造。
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