JP3102977B2 - 画像形成装置のトナーカートリッジ - Google Patents

画像形成装置のトナーカートリッジ

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JP3102977B2
JP3102977B2 JP05282769A JP28276993A JP3102977B2 JP 3102977 B2 JP3102977 B2 JP 3102977B2 JP 05282769 A JP05282769 A JP 05282769A JP 28276993 A JP28276993 A JP 28276993A JP 3102977 B2 JP3102977 B2 JP 3102977B2
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rib
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザープリ
ンタ等の画像形成装置に適用されるトナーカートリッジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に画像形成装置の一般構成を示す。
図において、1は装置本体である。装置本体1には、給
紙部2(用紙カセット3,給紙ローラ4等),画像形成
部5(感光体6,帯電器7,レーザスキャナ8,現像器
11,転写器9等)および定着器17(加熱ローラ1
8,加圧ローラ19等)等が設けられている。
【0003】上記画像形成部5において、給紙部2から
送られてきた用紙P上にトナー像が転写され、当該トナ
ー像は定着器17において定着される。定着後は、用紙
Pは装置本体1外へ排出される。
【0004】ところで、上記画像形成装置では、その使
用が長時間におよぶと現像器11内のトナー量が減少す
るので、適量のトナーを補給する必要がある。そのた
め、従来の現像器11は、図3に示す如く、装置本体1
に装着される現像器本体12と、現像器本体12に取外
し可能に装着されてトナーを補給するトナーカートリッ
ジ20Pとから構成されている。
【0005】現像器本体12には、トナーを収容するト
ナー収容部13,このトナー収容部13内のトナーを静
電潜像が形成された感光体6に付着させる現像ローラ1
4およびブレード15等が設けられている。
【0006】一方、トナーカートリッジ20Pは、図3
および図4(A),(B)に示す如く、現像器本体12
に取外し可能に装着されるトナー補給容器21と、この
トナー補給容器21の開口部周囲に剥離可能に貼着され
たトナーシールフィルム26とから構成されている。
【0007】トナー補給容器21は、現像器本体12に
向かって開口するトナー収容部22を有し、このトナー
収容部22の開口端縁24に沿ってフィルム貼着用のリ
ブ25が形成されている。また、トナーシールフィルム
26は、トナー補給容器21のリブ25に剥離可能に貼
着(溶着)されるとともに剥離方向へ折り返されてい
る。
【0008】したがって、トナーの補給が必要となった
際に、トナーシールフィルム26の折り返し端を図4中
右方向へ引っ張ると、トナーシールフィルム26がリブ
25から剥がれトナー収容部22内のトナーが現像器本
体12内へ補給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、限り
ある資源を有効利用して環境保全を図ることが全世界的
規模で要請されているが、かかる資源の有効利用の一環
として画像形成装置においては消耗部品の再利用化が推
し進められるようになってきつつある。
【0010】そのため、従来、1回の使用で廃棄処分と
していたトナーカートリッジ20Pも再生使用すること
が試みられている。しかし、使用済みのトナー補給容器
21のリブ25には、剥離されたトナーシールフィルム
26のカス等が付着しているため、再生にあたってトナ
ーシールフィルム26を良好な状態で貼着するのが困難
でトナー漏れを起こしやすいという問題が生じる。
【0011】また、トナーシールフィルム26の貼着が
不完全なために、リブ25との間に生じた隙間にトナー
粒子が入り込み、輸送時の振動等によって加圧されて固
まってしまう事態が生じることがある。かかる事態が発
生すると、固化されたトナー粒子が現像器本体12に補
給されて使用されることにより印字品質の低下等が惹起
されることになる。
【0012】そこで、紙やすり等を用いてリブ25から
フィルムカス等を取り除いた後トナーシールフィルム
(26)を貼着することが試みられているが、これでは
手間が掛かるとともにコスト高となり実用的ではない。
【0013】本発明の目的は、上記事情に鑑み、経済性
を損うことなく、かつ固化トナーの発生を防止しつつ再
利用することができる画像形成装置のトナーカートリッ
ジを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置のトナーカートリッジは、現像器本体に取外し可能に
装着されかつ現像器本体に向かって開口するトナー収容
部を有するとともに容部の開口端縁に沿って閉鎖枠状の
リブが形成されたトナー補給容器と、このトナー補給容
器のリブに剥離可能に貼着されたトナーシールフィルム
とを備えた画像形成装置のトナーカートリッジにおい
て、前記リブの現像器本体側の面に、外方へ行くにつれ
て前記現像器本体から遠ざかるように傾斜しかつ前記ト
ナーシールフィルムを独立して貼着可能な複数の閉鎖枠
状領域が前記開口端縁を重複することなく取り囲むよう
に形成されたフィルム貼着面を設けたことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】上記構成による本発明では、使用済みのトナー
補給容器を再生する場合には、リブのフィルム貼着面に
形成された各閉鎖枠状領域のうち未使用の領域にトナー
シールフィルムを貼着してトナー収容部を密閉する。
【0016】この際、各閉鎖枠状領域は互いに重複しな
いので、使用済みの領域にトナーシールフィルムのカス
等が付着していても,未使用の領域には当該カス等は付
着していない。そのため、未使用の閉鎖枠状領域にトナ
ーシールフィルムを迅速かつ容易に貼着することができ
る。
【0017】また、フィルム貼着面は、外方へ行くにつ
れて現像器本体から遠ざかるように傾斜されており、ト
ナー収容部の開口端縁よりも現像器本体側へは突出して
いないので、未使用の閉鎖枠状領域にトナーシールフィ
ルムを他の閉鎖枠状領域やトナー収容部の開口端縁との
間に隙間を生じさせることなく貼着することができ、輸
送時の振動などによってトナー粒子が隙間に入り込んで
加圧され固まってしまうような事態が生じることはな
い。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本画像形成装置のトナーカートリッジ20は、図
1(A),(B)に示す如く、基本的構成(トナー補給
容器21,トナーシールフィルム26等)が従来例(図
3,図4)と同様とされ、トナー補給容器21のリブ2
5にトナーシールフィルム26貼着用の閉鎖枠状領域
(27a,27b)が複数形成されたフィルム貼着面2
7を設け、各領域(27a,27b)を順次使用してト
ナーシールフィルム26を貼り替えることにより,トナ
ー補給器21を経済性を損なうことなくかつ固化トナー
の発生を防止しつつ再利用できるように構成されたもの
である。なお、従来例(図3,図4)と共通する構成要
素については同一の符号を付し、その説明は省略もしく
は簡略化する。
【0019】まず、トナー補給容器21のリブ25の現
像器本体側の面23には、フィルム貼着面27が設けら
れている。フィルム貼着面27は、外方へ行くにつれて
現像器本体12から遠ざかるように傾斜されており、ト
ナーシールフィルム26を別個独立して貼着可能な複数
の閉鎖枠状領域(27a,27b)が,トナー補給容器
21の開口端縁24を重複することなく取り囲むように
形成されている。
【0020】これにより、フィルムカス等が付着した使
用済みの閉鎖枠状領域(例えば27a)を用いることな
く、フィルムカス等が付着していない未使用の閉鎖枠状
領域(27b)を用いてトナーシールフィルム26を貼
着(溶着)することができる。また、各閉鎖枠状貼着領
域(27a,27b)は、トナー補給容器21の開口端
縁24よりも現像器本体12に対して突出しないので、
トナーシールフィルム26をリブ25との間に隙間を生
じさせることなく各閉鎖枠状領域(27a,27b)へ
貼着(溶着)することができる。
【0021】より具体的には、フィルム貼着面27に
は、利用回数分の閉鎖枠状領域(つまり27a,27
b)が形成されている。本実施例では、再利用回数を1
回としたため、閉鎖枠状領域を初回の1回と合わせて計
2個設けている。2個の閉鎖枠状領域(27a,27
b)は、相互間に所定の間隔が形成されるように形成さ
れている。また、本実施例では、トナーシールフィルム
26は、再利用できるように最外側の閉鎖枠状領域(2
7b)に貼着できる大きさに形成されている。
【0022】次に、この実施例の作用について説明す
る。1回使用したトナー補給容器21を再利用する場合
には、トナー補給容器21のリブ25の各閉鎖枠状領域
(27a,27b)のうち未使用貼着領域27bにトナ
ーシールフィルム26を貼着してトナー収容部22を密
閉する。
【0023】この際、リブ25の閉鎖枠状領域27b
は、未使用でありフィルムカス等が付着していないの
で、トナーシールフィルム26を良好な状態で迅速かつ
容易に貼着することができる。また、フィルム貼着面2
7〔閉鎖枠状領域(27a,27b)〕は、外方へ行く
につれて現像器本体12から遠ざかるように傾斜されて
おり、開口端縁24よりも現像器本体12へは突出して
いないので、閉鎖枠状領域27bに貼着されたトナーシ
ールフィルム26と,内側の閉鎖枠状領域27aとの間
に隙間が生じることはなく、トナー粒子が隙間に入って
加圧され固まってしまうような事態が生じることはな
い。したがって、固化したトナーが現像器本体12内に
補給されることに伴う印字品質の低下等を解消できる。
【0024】しかして、この実施例によれば、リブ25
の現像器本体側の面23に、外方へ行くにつれて現像器
本体12から遠ざかるように傾斜しトナーシールフィル
ム26を独立して貼着可能な複数(2つ)の閉鎖枠状領
域(27a,27b)が開口端縁24を重複することな
く取り囲むように形成されたフィルム貼着面27を設け
た構成としたので、各領域(27a,27b)を順次使
用してトナーシールフィルム26を貼り替えることによ
り、経済性を損うことなく、かつ固化トナーの発生を防
止しつつ再生使用することができる。
【0025】また、トナーシールフィルム26を、最外
側の閉鎖枠状領域(27b)に貼着可能な大きさに形成
したので、当該フィルム26も再利用することができ、
一段と経済性の向上を図ることができる。
【0026】また、リブ25のフィルム貼着面27を外
方へ傾斜する平面状に形成したので、高精度に加工する
ことができ、トナーの入り込みを一段と効果的に防止す
ることができる。また、トナーシールフィルム26剥離
時に、フィルム貼着面27に引っ掛かるようなことはな
く、より一層円滑にトナー補給することができる。
【0027】なお、上記実施例においては、リブ25の
フィルム貼着面27を平面状に形成したが現像器本体1
2に向けて凸となるように曲面状に形成してもよい。か
かる構成により、再生時に外側の閉鎖枠状領域27bに
トナーシールフィルム26を貼着した場合に、当該フィ
ルム26を内側の閉鎖枠状領域27aに強く押し付ける
ことができ、一段と効果的にトナー粒子の入り込みを阻
止して固化トナーの発生を防止することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、前記リブの現像器本体
側の面に、外方へ行くにつれて前記現像器本体から遠ざ
かるように傾斜しかつ前記トナーシールフィルムを独立
して貼着可能な複数の閉鎖枠状領域が前記開口端縁を重
複することなく取り囲むように形成されたフィルム貼着
面を設けた構成としたので、各閉鎖枠状領域を順次使用
してトナーシールフィルムを貼り替えることにより経済
性を損うことなく、かつ固化トナーの発生を防止しつつ
再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図である。
【図2】画像形成装置の一般構成を示す図である。
【図3】同じく、現像器の従来構成を示す側断面図であ
る。
【図4】従来のトナーカートリッジを示す図である。
【符号の説明】
20 トナーカートリッジ 21 トナー補給容器 22 トナー収容部 24 開口端縁 25 リブ 26 トナーシールフィルム 27 フィルム貼着面 27a,27b 閉鎖枠状領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器本体に取外し可能に装着されかつ
    現像器本体に向かって開口するトナー収容部を有すると
    ともにこのトナー収容部の開口端縁に沿って閉鎖枠状の
    リブが形成されたトナー補給容器と、このトナー補給容
    器のリブに剥離可能に貼着されたトナーシールフィルム
    とを備えた画像形成装置のトナーカートリッジにおい
    て、 前記リブの現像器本体側の面に、外方へ行くにつれて前
    記現像器本体から遠ざかるように傾斜しかつ前記トナー
    シールフィルムを独立して貼着可能な複数の閉鎖枠状領
    域が前記開口端縁を重複することなく取り囲むように形
    成されたフィルム貼着面を設けたことを特徴とする画像
    形成装置のトナーカートリッジ。
JP05282769A 1993-11-11 1993-11-11 画像形成装置のトナーカートリッジ Expired - Fee Related JP3102977B2 (ja)

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